*かぶとうし塾


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2022年11月10日木曜日

◇ドル反発.146円半ば  原油.◆Wr.逆立ち.10MA割れ .85ドル台 令和4.11.10.Thus

10日 【日本株】
日経225 27,446.10 -270.33 -0.98%
TOPIX 1,936.66 -12.83 -0.66%
日経平均 ⇒ ◇陽.High ⇒ ◆拍子木.調整に ⇒ ▼BigDn.Sup20MA
TOPIX  ⇒ ◇陽.High ⇒ ◆陰はらみ.調整に ⇒ -▽BigDn.Sup10MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 21.71 +0.84 +4.02% ⇒ ▽反発.CDT
日経平均VI  20.87 +0.33 +1.61% ⇒ ◇nr.もみあい
日経平均VI  20.54 -0.54 -2.56% ⇒ -◇陽下げ.もみあい
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・米CPI、若干減速の見込み-上振れなら5回連続大幅利上げに道筋。
・米中間選挙の上院選、残る3州のうち2州制した党が多数派に。
・FTX追加資金なければ破産法申請と警告、1.1兆円不足-関係者。
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10日、日本株続落、米インフレ指標警戒や政局不透明感-輸出関連や素材安い

・10日の東京株式相場は続落。
・米国のインフレ指標発表への警戒や中間選挙接戦による政局不透明感、暗号資産(仮想通貨)の急落の余波などを警戒した売りが広がった。
・自動車や電機など輸出関連、ゴム製品や化学など素材関連が値下がりした。
・原油安が嫌気された鉱業など資源関連の下げが大きかった。
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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫
米国で中間選挙の結果が固まらないというところで、マーケットではどういった結果になるかというのを緊張感を持って見守っている段階。米株式市場の参加者としては様子見で、それが株安につながった流れで日本株の下落圧力が波及した。

米消費者物価指数(CPI)によって米国株市場がかなり動くと思う。仮に市場の想定よりも上振れば、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策がさらに引き締め的、タカ派的になるという観測が強まる。

最近は仮想通貨の金融市場全体における存在感が大きくなっているため、仮想通貨でM&A(企業の合併・買収)がうまくいかないというニュースは株式市場に何らかの形で動揺が広がるのではないか。

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【個別銘柄】ホンダ、クボタ 、住友ゴム、神戸鋼 など

◆ホンダ 3289 -138大幅続落。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業益は2312億円で前年同期比16.2%増、第1四半期の同8.6%減から増益に転じた。一方、通期予想は従来の8300億円から8700億円に上方修正したが、9200億円程度のコンセンサス水準には未達。
円安効果への期待もあっただけに、ポジティブ反応は限定的。売上台数下方修正、利益率悪化など四輪事業の苦戦が続いていることをマイナス視する動きに。

◆クボタ 2011.0 -152.5大幅反落。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は624億円で前年同期比2.4%減となり、上半期の同18.0%減からは減益幅が縮小。一方、通期予想は従来の2600億円から2400億円、前期比2.5%減益にまで下方修正した。
主力の北米市場における小型トラクタの需要減少などが主因となっている。来年度にかけての業績回復スピード鈍化なども意識される状況となっている。

◆住友ゴム 1103 -161急落。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業損益は27.4億円の赤字となり、市場予想を60億円程度下回った。通期営業利益予想は従来の280億円から90億円にまで下方修正した。
市場予想は会社計画を上回る水準であったため、想定外の大幅な下方修正と受けとめられている。米国市場における低価格品との競争激化、在庫増による一時的な生産停止に伴う原価率の上昇などが下振れの要因。

◆神戸鋼 601 -49大幅反落。
前日に上半期の決算を発表、経常利益は418億円で前年同期比5.7%減、為替差益の計上などで従来計画の320億円を上回る着地に。一方、通期計画は従来予想の800億円から700億円、前期比24.9%減にまで下方修正している。
石炭市況上昇による電力事業、日野自動車の不正問題による建設機械事業などが下振れの要因のようだ。一過性の面が強いものの、下振れ幅の大きさをネガティブ視する動きが優勢に。

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11.10動いた株・出来た株
◇鹿島<1812> 1517 +98 中間期営業利益15%増と第1四半期の29%減から改善。自社株買いも発表。
◇川崎重<7012> 2857 +143 23年3月期業績予想を上方修正。
◆住友ゴム工業<5110> 1101 -163 予想外の大幅下方修正にネガティブインパクト。
◆横浜ゴム<5101> 2160 -158 住友ゴムの大幅下方修正で連想売りも。
◆TOYO TIRE<5105> 1616 -118 住友ゴムの決算受けてタイヤ株が売られる。
◆神戸製鋼所<5406> 605 -45 上期上振れ着地も通期収益予想は下方修正。
◆クボタ<6326> 2022 -141.5 通期業績下方修正で一転営業減益見通しに。
◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 4430 -270 地合い悪化の中で利食い売りが優勢に。
◆ホンダ<7267> 3250 -177 通期予想上方修正もコンセンサス未達で。
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NYダウ   ⇒ ◇トリプル.200MA突破 ⇒ ◇陽.Highエリア ⇒ ◆Wr.逆立ち.調整.Sup200dMA
NASDAQ ⇒ ◇トリプル ⇒ +◆陰上げ.買戻し.Reg20dMA ⇒ ◆wr.逆立ち.Lowエリア
S&P500 ⇒ ◇トリプル.Reg50dMA ⇒ ◇陽.50dMA突破 ⇒ ◆Wr.逆立ち.調整.Sup20MA
  11.9
NYダウ(INDU)32,513.94 -646.89 -1.95%
NASDAQ(COMPQ) 10,353.17 -263.02 -2.48%
S&P500(SPX) 3,748.57 -79.54 -2.08%
SOX指数
2,424.82 −78.57 (-3.14%) ⇒ ▽反発.逆立ち ⇒ ◇nr.BigUp.50dMA突破 ⇒ ◆陰.調整.Sup50dMA VIX恐怖指数 26.09 +0.55 (+2.15%) ⇒ ◆切り下げ ⇒◇反発.大幅上げ ⇒ ◇切り上げ.トリプル
+4.89P 大幅に上げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆Wr.逆立ち.調整.Sup200dMA ⇒ ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落。
開票が続く米中間選挙は野党・共和党が下院で過半数を奪還する可能性が高いが、上院は接戦となっている。上下両院で共和党が勝利すれば株高につながるとの期待が後退し、幅広い銘柄に売りが出た。

◆wr.逆立ち.Lowエリア ⇒ ナスダック総合株価指数も4営業日ぶりに反落。
半導体のエヌビディアや電気自動車のテスラなど主力株が下げた。大規模な人員削減を発表した交流サイトのメタプラットフォームズは5%上昇。

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//◇▽◆◆◇▲//◇◆◆◇ ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◆◆▽//◆◇◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◆◆◆▽//◆◇◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆▽◇◆▽//_◆◆◆ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル反発.146円半ば  原油.◆Wr.逆立ち.10MA割れ .85ドル台  
11.10
米ドル/円 146.44 146.45
ユーロ/円 146.57 146.63
ユーロ/米ドル 1.0008 1.0013
英ポンド/円 166.30 166.44
豪ドル/円 94.15 94.21
スイスフラン/円 148.70 148.76
原油(WTIC原油先物) 85.83 -3.08 -3.46%⇒ -△陽下げ.もみあい ⇒ ◆Wr.調整.Sup10rMA ⇒ ◆Wr.逆立ち.10MA割れ

◆ドル下落.145円半ば  原油.◆Wr.調整.Sup10rMA .88ドル台  
11.9
米ドル/円 145.60 145.69
ユーロ/円 146.66 146.72
ユーロ/米ドル 1.0072 1.0074
英ポンド/円 168.06 168.14
豪ドル/円 94.60 94.71
スイスフラン/円 147.71 147.80
原油(WTIC原油先物) 88.91 -2.88 -3.14%⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ -△陽下げ.もみあい ⇒ ◆Wr.調整.Sup10rMA

◆ドル下落.146円半ば. 原油.-△陽下げ.もみあい.91ドル台 
11.8
米ドル/円 146.59 146.62
ユーロ/円 146.82 146.90
ユーロ/米ドル 1.0016 1.0019
英ポンド/円 168.74 168.91
豪ドル/円 94.96 95.01
スイスフラン/円 148.22 148.31
原油(WTIC原油先物) 91.79 -0.82 -0.89% ⇒ ◆陰.調整.Sup10/20MA ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ -△陽下げ.もみあい

1.市場では大統領の出身政党と議会の多数党が異なる「ねじれ議会」になれば経験則的に株高になるとの見方から、前日までの3営業日でダウ平均は1150ドルほど上げていた。上下両院で共和党が勝利すれば、増税や金融規制強化など民主党の主張する政策が実現不可能になると期待されていた。「想定通りのねじれ議会にならないとみて、投資家がいったん利益確定の売りを出した」(Bライリーのアート・ホーガン氏)と指摘された。

10日に発表される10月の米消費者物価指数(CPI)を前に持ち高調整の売りも出た。インフレ率が市場予想以上に高まれば、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが強まると警戒された。暗号資産(仮想通貨)価格が連日の大幅安となり、投資家のリスク回避姿勢が強まったのも相場を押し下げた。

2.前日夕に発表した2022年7~9月期決算で売上高と1株利益が市場予想を下回った映画・娯楽のウォルト・ディズニーが13%安となり、ダウ平均の重荷となった。

クレジットカードのビザなど消費関連株が売られた。原油安を受け、石油のシェブロンと化学のダウが大幅安。スマートフォンのアップルなどハイテク株の下げも目立った。

3.半導体のエヌビディアや電気自動車のテスラなど主力株が下げた。

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【NY外為】
▽ドル指数が反発、米CPI控え-ドル・円は146円台前半 
//▽◆◆◇▲//◆◆▽ 
・米CPI発表を控えてリスクを減らす動きとなった。ビットコインや株式相場の下落も影響した。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数が4営業日ぶりに上昇。
・ドルは対円で0.5%高の1ドル=146円46銭。
・ユーロは対ドルで0.7%安の1ユーロ=1.0009ドル。

11.9
ルデアのストラテジストは、最近見られたドル売りは「ファンダメンタルズの変化よりもむしろ、戦術的なポジション形成の反映だ」と指摘。米利上げペースの減速がどこかの段階で起きる前に、ドルの過剰なエクスポージャーを減らす理由を投資家は探っていると説明。

SPIアセット・マネジメントのマネジングパートナー、 スティーブン・イネス氏は、中間選挙を受けて「ねじれ議会となれば、米政策金利への期待をあおるような拡張的財政に向かう確率は低下する」とリポートで指摘。

【米国株】
▲米国株は大幅反落、仮想通貨安や企業業績で地合い悪化 
//◆◆▲◆◇//◇◇▲
・9日の米株式相場は大幅反落。
・重要なインフレ指標の発表を控える中、前日の取引終了後に発表された低調な企業決算や暗号資産(仮想通貨)売りの拡大が、リスクセンチメントを圧迫した。
・S&P500種株価指数は前日比2.1%安の3748.57と、4営業日ぶりに下落。
・決算が予想に届かなかったウォルト・ディズニーとニューズ・コーポレーションは下落。仮想通貨が全面安となり、ビットコインは1万6000ドルを割り込んだ。
・中間選挙で共和党の大勝が実現せず、投資家の関心は米金融政策引き締め経路の見極めで手掛かりとなり得る米消費者物価指数(CPI)に移っている。

11.9
トゥルーイスト・ウェルスの共同最高投資責任者(CIO)、キース・ラーナー氏は「選挙は重要だが、市場と経済にとっては他の要素がより重要だ」とリポートで指摘。「インフレや金利、金融政策、経済、そして企業決算の行方は、今後1年の金融市場に最も大きな影響を及ぼし続けるだろう」と述べた。

【米国債】
▽米国債は短期債中心に上昇、10年債利回り4.06%に低下 
//▲◆◆◆◆//◆▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下げる )
・10年債入札への投資家需要が低調だったことから、年限が長めの国債は比較的振るわなかった。
・米10年債利回りが6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.06%。

【原油】
◆NY原油は3日続落、米在庫の増加と中国感染拡大で 
//◆▽◇◆▽//◆◆◆
・原油先物相場は3日続落。
・米国の原油在庫が2021年7月以来の水準に増加したことから、売りが膨らんだ。北京市で新型コロナウイルスの新規感染者数が約5カ月半ぶりの高水準となるなど、感染拡大から中国の需要見通しが厳しいことも悪材料。
・WTI先物12月限は、前日比3.08ドル(3.5%)安の1バレル=85.83ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.71ドル安の92.65ドル。

11.9
IBCプライベート・ウェルス・マネジメントのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は、週間の在庫統計よりも「中国のマクロデータの方がはるかにネガティブだ」と指摘。

【NY金】
◆NY金は小反落、1カ月ぶり高水準付近-CPIに注目 
//◆◇◇◆◇//◆◇◆  
・金相場は小反落。
・1カ月ぶり高水準付近にとどまった。今後の方向感を占う上で、10日のCPIに注目が集まっている。
・金先物12月限は、前日比2.30ドル(0.1%)安の1オンス=1713.70ドル。

11.9
MKSパンプの金属戦略責任者、ニッキー・シールズ氏はリポートで、「米実質金利の低下とドル軟化の傾向を背景に転換点が訪れ、安心してショートにする自己勘定のトレーダーがいなくなった」と指摘。「(1700ドル台の上限あるいは下限のどちらに向かうのか)CPIがその方向感に関する手掛かりを示すことになるだろうが、以前ほど影響力はない。75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げの脅威が弱まっているためだ」と説明。

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【欧州株】
◆反落、米CPI統計控え慎重な見方広がる
//◇◇◆◆▽//◇◇◆ 
・9日の欧州株は4日ぶりに下落。
・10日発表の米インフレ統計を前に慎重な見方が広がった。
・欧州600指数は0.3%安。ロシアがウクライナ南部の都市ヘルソンからの軍撤退を命じたとの報道を受け、下げ幅を縮小する場面もあった。
・鉱業、旅行・娯楽、エネルギー株が特に下げた。
・一方、公益事業やヘルスケアは上昇し。

【欧州債】
◇国債上昇
//◆◇◆◆◆//◆◇◇ 
・ドイツ債が引けにかけ上昇、10年債利回りは1週間ぶり低水準に下げた。
・短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測が後退。欧州債市場でも米消費者物価指数(CPI)統計に注目が集まっている。
・英国債も終盤に上昇。リセッション(景気後退)懸念を背景に長期債が買われた。10年債と30年債のイールドカーブはここ3週間で最もフラット化した。

>>11.9
イングランド銀のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は、リスクはインフレ加速に傾いていると警告。

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