*かぶとうし塾


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2022年11月22日火曜日

▽ドル反発.142円前半 原油.◆WR.▼nr.Lowエリア3.80ドル台 令和4.11.22.Tue

22日 【日本株】
日経225 28,115.74 +170.95 +0.61%
TOPIX 1,994.75 +22.18 +1.12%
日経平均 ⇒ ◆吞込み.調整 ⇒ -◆陰上げ.よこばい ⇒ ◇nr.もみあい
TOPIX  ⇒ +◆陰上げ.もみあい調整 ⇒ +nr.よこばい ⇒ ◇陽.Highエリアに
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.15 -0.42 -2.39% ⇒ -nr.Lowエリア
日経平均VI 17.57 -0.63 -3.46% ⇒ ◆陰.Lowエリア
日経平均VI 18.20 -0.30 -1.62% ⇒ ◆切下げ.Lowエリア
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・ドル・円相場は1ドル=141円台後半で推移。
・メスター総裁、12月会合での利上げペース減速に「全く異存ない」。
・中国のコロナ感染拡大止まらず、最多に接近-対策緩和で制御難しく。
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22日、日本株続伸、円安や米利上げペース減速期待-景気敏感の大型銘柄高い

・22日の東京株式相場は続伸。
・外国為替相場の円安や根強い米利上げペース減速期待を背景に、企業業績が改善するとの期待が高まった。
・トヨタ自動車やソニーグループ、三菱商事といった海外景気敏感の大型株に買いが入った。
・業種別では自動車や精密機器、鉄鋼、商社株が高い。銀行や医薬品など内需関連も総じて堅調で、幅広い銘柄が値上がりした。
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SOMPOアセットマネジメントの田中英太郎
為替が円安に振れてきたことが、日本株全体に買い安心感の出る材料だ。米国はインフレが収まりつつあり、金融政策が引き締め型から景気にある程度配慮した方針に変わり景気全体がこれ以上悪くならないとの期待が背景にある。

TOPIX100構成銘柄を見ると、多くの景気敏感株が値上がりした。大型株の中でも特に材料性のある銘柄に、短期目線の投資家などによる買いが入った可能性がある。

年内の日本株が大崩れすることはないだろう。景気下押しリスクが残るため一気に上がるような状況には見えない一方で、バリュエーションは比較的まだ低位にある。

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【個別銘柄】東京電力HD、三菱商事、パナHD、塩野義薬、JR九州 など

◇東京電力HD 479 +15大幅続伸。
本日は大手電力株が全面高、電力・ガスセクターは業種別上昇率のトップになっている。国の認可が必要となる一般家庭向け電気料金の値上げ申請を、月内にも行う方向で調整に入ったと一部で報じられている。
同社など6電力会社が規制料金の値上げを検討しているもよう。23年4月以降の値上げ実施を目指し、値上げ幅は10%以上の幅になる見通しとされている。収益改善につながるとの見方が先行している。

◇三菱商事 4558 +113大幅続伸。
バークシャーの大手商社5社の株式買い増しが伝わったことで前日から強い動きが目立つ展開に。同社の保有比率は以前の公表値5.04%から6.59%にまで上昇している。
影響度の大きい投資家の着実な買い増しの動きを高評価する動きが継続の形に。商社株式取得の背景としてはインフレヘッジとの見方などが強いようだ。また、サウジアラビアの増産否定が伝わって原油相場が下げ渋ったことなども支援になっている。

◇パナHD 1303 +41.5大幅続伸。
省エネ性能の高い「ヒートポンプ暖房」の生産拠点を欧州に新設する検討に入ったと伝わった。これは電力を使って空気中の熱を活用するもので、環境意識が高まるなかで市場が拡大している。
ロシア産燃料への依存から脱却する動きなども市場急拡大の一因となっているようだ。現在、欧州ではチェコ工場で生産しているが、25年度以降に新拠点を建設し、生産規模を足元の6倍の年間100万台程度に高めることを目標。

◇塩野義薬 7171 +193大幅続伸。
新型コロナウイルスの飲み薬について、厚生労働省では本日、専門家の会議を開き、使用を認めるかどうか審議する予定となっているもよう。
承認されれば、国内製薬会社が開発した軽症の段階で使える初めての飲み薬となる。7月には継続審議となっていたが、その後に同社では新たな臨床試験結果を提出していた。承認期待を先取りする動きが先行する形になっているようだ。

◇JR九州 2953 +64大幅続伸。
野村證券は投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3100円から3650円に引き上げている。
同社路線は他社に比べて回復が見込める観光での利用が多いとしているほか、費用削減も先行しているため、業績の回復確度が高いと評価している。23年3月期営業利益は会社計画290億円を上回る297億円、24年3月期は488億円までの拡大を予想している。

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11.22動いた株・出来た株
◇三菱自動車工業<7211> 614 +23 リスク回避のドル高進行で自動車株に買い優勢。
◇パナHD<6752> 1308 +46.5 ヒートポンプ暖房の生産拠点新設と伝わる。
◇東京電力HD<9501> 479 +15 月内にも規制料金の値上げ申請を実施と伝わる。
◇三菱商事<8058> 4562 +117 バークシャーの買い増しを引き続き材料視。
◇塩野義<4507> 7190 +212 コロナ飲み薬の承認期待を先取りへ。
◆Sansan<4443> 1643 -52 米グロース株のさえない動きに連れ安。
◆ダブル・スコープ<6619> 1755 -45 25日線割れによる見切り売り圧力も。
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11.21
NYダウ 33,700.28 -45.41 -0.13%
NASDAQ 11,024.51 -121.55 -1.09%
S&P500 3,949.94 -15.40 -0.39%

NYダウ(INDU)⇒ -▽陽下げ.調整.Sup10MA ⇒ ◇反発.nr.もみあい ⇒ ◆nr.かぶせ調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒ -△陽下げ.調整.sup50MA ⇒ +▼nr.もみあい調整 ⇒ ◆陰.2gap調整
S&P500(SPX) ⇒ -▽陽下げ.調整.Sup10MA ⇒ +▼nr.もみあい調整 ⇒ ▼nr.2gap調整
 
【 SOX指数 】
2,675.83 −48.20 (-1.77%) ⇒ ▽入首.反発.Sup10MA ⇒ +▼nr.もみあい調整 ⇒ ◆陰.2gap調整

【 VIX恐怖指数 】
22.36 −0.76 (3.29%) ⇒ -▲nr.上ひげ.下落 ⇒ ◆陰.下落 ⇒◆切下げ.下落
-3.29P 大幅下げ( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆nr.かぶせ調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
中国での新型コロナウイルスの感染拡大を背景に石油株やハイテク株の一角が売られた。ただ、経営幹部の交代を発表した映画・娯楽のウォルト・ディズニーが買われ、ダウ平均を支えた。

◆陰.2gap調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
電気自動車のテスラが大幅安となり、交流サイトのメタプラットフォームズも売られた。

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//◆▽◆◇◇◇//◆▽ ドル円 142円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◇◆//◆◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◇◆◆◆//◆◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▲◇◆▲▼//_▼ 原油 80ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発.142円前半 原油.◆WR.▼nr.Lowエリア3.80ドル台 
11.22
米ドル/円 142.11 142.12
ユーロ/円 145.51 145.56
ユーロ/米ドル 1.0239 1.0242
英ポンド/円 167.99 168.09
豪ドル/円 93.79 93.83
スイスフラン/円 148.19 148.21
原油(WTIC原油先物) 80.04 -0.07 -0.09% ⇒ ◆WR.Lowエリア.50MA割れ ⇒ ▼陰.Lowエリア ⇒ ▼nr.Lowエリア3

週明け ◆ドルもみあい.140円前半  原油.▼陰.Lowエリア .80ドル台 
11.21
米ドル/円 140.33 140.36
ユーロ/円 144.85 144.94
ユーロ/米ドル 1.0322 1.0326
英ポンド/円 166.80 166.89
豪ドル/円 93.57 93.61
スイスフラン/円 147.08 147.13
原油(WTIC原油先物) 80.14 -1.91 -2.33% ⇒ ◆陰.調整.Sup50MA ⇒ ◆WR.Lowエリア.50MA割れ ⇒ ▼陰.Lowエリア

◇ドル強い.140円前半  原油.▼陰.Lowエリア .80ドル台  
11.19
米ドル/円 140.35 140.38
ユーロ/円 144.90 144.94
ユーロ/米ドル 1.0324 1.0325
英ポンド/円 166.79 166.94
豪ドル/円 93.63 93.68
スイスフラン/円 146.96 147.06
原油(WTIC原油先物) 80.14 -1.91 -2.33% ⇒ ◆陰.調整.Sup50MA ⇒ ◆WR.Lowエリア.50MA割れ ⇒ ▼陰.Lowエリア

1.中国で新型コロナの新規感染者数が増え、一部の主要都市でロックダウン(都市封鎖)を実施したと伝わった。中国で経済活動が鈍るとの観測から米原油先物相場が大きく下げ、一時1バレル75ドル台と期近物として1月以来の安値を付けた。

2.経営幹部の交代を発表した映画・娯楽のウォルト・ディズニーが6%高と上げが目立った。ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスや飲料のコカ・コーラなど、業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株が買われたのも相場を支えた

顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップルが下落し、半導体のインテルも売られた。景気懸念からクレジットカードのビザやスポーツ用品のナイキなど消費関連株も安い。

3.電気自動車のテスラが大幅安となり、交流サイトのメタプラットフォームズも売られた。

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【NY外為】
◇ドルが上昇、142円台-中国ロックダウン懸念で 
//◇◆◇◇◇//◇ 
・ドルが上昇。米国の祝日を控えたヘッジが入ったほか、中国でコロナ関連の厳しい制限が復活する可能性が意識された。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%上昇。
・ドルは対円で1.2%高の1ドル=142円08銭。
・ユーロは対ドルで0.8%安の1ユーロ=1.0239ドル。

11.21
ソシエテ・ジェネラルのチーフ為替ストラテジスト、キット・ジャックス氏は顧客向けリポートで「本日は中国コロナ懸念で市場のムードが暗くなったが、欧州経済指標の改善や持ち高削減志向を反映し、ドルは週央までに下落に後戻りするはずだ」と指摘。

【米国株】
◆米株反落、金融当局者発言を意識-ハイテク株の下げ目立つ 
//◆◇◆▼◇//◆ 
・21日の米株式相場は反落。
・米金融当局者が概してインフレ抑制のために断固たる取り組みを続けるとの認識を示していることに、投資家は注目した。
・中国の当局が新型コロナウイルス関連の制限措置を強化するとの懸念の高まりも、投資家心理を圧迫し続けた。
・S&P500種株価指数は前日比0.4%安3949.94。日中安値から下げ幅を縮小した。
・投資家は政策金利の見通しを巡る当局者発言を注視している。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、金融政策の効果が経済に行き渡るには時間差が伴うことに当局者らは留意する必要があると発言。一方、クリーブランド連銀のメスター総裁は利上げペースを減速させることに異存はないとの立場を表明した。

11.21
リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズの債券ディレクター、マイケル・コントプロス氏はデーリー総裁の発言について、「政策転換だとか、何か目新しいものと受け止めるべきではない」と指摘。「真の政策転換というのは米利下げが開始する時や、量的引き締め(QT)が休止する時であって、それはまだ全く見通しが立たない」と語った。

【米国債】
◆米国債は小動き、10年債利回り3.83% 
//◆▽▽▲▲//
・米国債は小動き。( 利回り上げる )

・米10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満上昇の3.83%。

【原油】
▼NY原油は小幅続落、OPECプラスの生産巡る材料意識し乱高下 
//▲◇◆▲▼//▼
・原油先物相場は小幅続落。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の12月の会合に向けて増産が協議されているとの一部報道と、サウジアラビアによる同報道否定を受けて乱高下した末、前週末比ほぼ変わらずとなった。
・WTI先物1月限は7セント下げて1バレル=80.04ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は17セント安の87.45ドル。

11.21
CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「商品市場のヘッドラインリスクが極めて高く多額の資金を投じづらくなり、2022年を通じて出来高および未決済建玉 (オープンインタレスト)が落ち込む結果を招いたとの見方を、この日の5%という取引レンジは裏付けている」とコメント。
【NY金】
◆金が続落、約1週間ぶりの安値-中国の制限強化警戒でドル上昇 
//◇◇◆◆◆//◆  
・金相場は続落し、約1週間ぶりの安値。
・中国で新型コロナウイルス感染による死者が約6カ月ぶりに報告されたことなどから、制限が再び強化されるとの警戒が強まり、逃避買いでドルが上昇。ドル建てで取引される金を圧迫した。
・金先物2月限は、前週末比14.40ドル(0.8%)安の1754.60ドル。

>>11.18
RJオブライアン・アンド・アソシエーツのシニアマーケットストラテジスト、ロバート・ヘイバーコーン氏は「金相場がどちらに動くかの鍵は金相場は続落し、約1週間ぶりの安値ているようなものだ」と指摘。利上げ幅が0.5ポイントになるか0.75ポイントになるか、「次の会合ではこの0.25ポイントの違いが非常に重要だ」と話した。

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【欧州株】
◆小幅安、中国のリスクを見極め
//◇◇◆◆◇//◆ 
・21日の欧州株は小幅安。先週までは5週連続で上昇していた。
・原油価格の急落でエネルギー株が下落したほか、中国が新型コロナウイルス対策を再び厳格化する可能性があるとの懸念で売りが膨らんだ。
・欧州600指数は0.1%未満の下げ。業種別株価指数でエネルギー株が一時2カ月ぶりの大幅安となった。テクノロジー株も値下がりした。
・ヘルスケア、メディア、食品・飲料関連銘柄は上昇。

【欧州債】
◇英国債上昇
//◇◇◇◆◇//◇ 
・英国債が上昇した。短期金融市場が織り込むイングランド銀行(英中央銀行)による今後3会合での合計利上げ幅の予測は2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。
・英2年債と10年債のイールドカーブは5営業日連続でフラット化した。
・ドイツ債は10年債を中心に小幅高となった。イタリア債は下落。ドイツ債とのスプレッドは10月31日以来の大幅となった。

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