*かぶとうし塾


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2022年11月23日水曜日

◆ドル下落.141円前半  原油.△反発.Lowエリア .80ドル台 令和4.11.23.新嘗祭.Wed

11.22
NYダウ 34,098.10 +397.82 +1.18%
NASDAQ 11,174.40 +149.89 +1.36%
S&P500 4,003.58 +53.64 +1.36%

NYダウ(INDU)⇒ ◇反発.nr.もみあい ⇒ ◆nr.かぶせ調整 ⇒ ▽逆立ち.Highエリア
NASDAQ(COMPQ) ⇒ +▼nr.もみあい調整 ⇒ ◆陰.2gap調整 ⇒ ▽反発.Br10MA
S&P500(SPX) ⇒ +▼nr.もみあい調整 ⇒ ▼nr.2gap調整 ⇒ ▽反発.逆立ち
 
【 SOX指数 】
2,756.82 +80.99 (+3.03%) ⇒ +▼nr.もみあい調整 ⇒ ◆陰.2gap調整 ⇒ ▽逆立ち.Sup10MA

【 VIX恐怖指数 】
21.29 −1.07 (-4.79%) ⇒ ◆陰.下落 ⇒◆切下げ.下落 ⇒ ▲Wr.切下げ.Lowエリア
-4.79P 大幅に連日下げ( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽逆立ち.Highエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
米長期金利の低下で米株の相対的な割高感が薄れ、相場を押し上げた。小売企業の市場予想を上回る決算の発表が相次ぎ、消費関連銘柄株が買われたのも相場を押し上げた。

▽反発.Br10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
アナリストが「強い買い」を強調した半導体のエヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の上げが目立った。

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//◆▽◆◇◇◇//◆▽◆ ドル円 141円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◇◆//◆◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◇◆◆◆//◆◇◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▲◇◆▲▼//_▼△ 原油 80ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル下落.141円前半  原油.△反発.Lowエリア .80ドル台  
11.23
米ドル/円 141.20 141.26
ユーロ/円 145.51 145.57
ユーロ/米ドル 1.0304 1.0306
英ポンド/円 167.81 167.90
豪ドル/円 93.84 93.92
スイスフラン/円 148.32 148.40
原油(WTIC原油先物) 80.95 +0.91 +1.14% ⇒ ▼陰.Lowエリア ⇒ ▼nr.Lowエリア ⇒ △反発.Lowエリア

▽ドル反発.142円前半 原油.◆WR.▼nr.Lowエリア3.80ドル台 
11.22
米ドル/円 142.11 142.12
ユーロ/円 145.51 145.56
ユーロ/米ドル 1.0239 1.0242
英ポンド/円 167.99 168.09
豪ドル/円 93.79 93.83
スイスフラン/円 148.19 148.21
原油(WTIC原油先物) 80.04 -0.07 -0.09% ⇒ ◆WR.Lowエリア.50MA割れ ⇒ ▼陰.Lowエリア ⇒ ▼nr.Lowエリア3

週明け ◆ドルもみあい.140円前半  原油.▼陰.Lowエリア .80ドル台 
11.21
米ドル/円 140.33 140.36
ユーロ/円 144.85 144.94
ユーロ/米ドル 1.0322 1.0326
英ポンド/円 166.80 166.89
豪ドル/円 93.57 93.61
スイスフラン/円 147.08 147.13
原油(WTIC原油先物) 80.14 -1.91 -2.33% ⇒ ◆陰.調整.Sup50MA ⇒ ◆WR.Lowエリア.50MA割れ ⇒ ▼陰.Lowエリア

1.米連邦準備理事会(FRB)がタカ派姿勢を和らげるとの観測から、米長期金利が3.75%前後と前日終値(3.82%)から低下した。

24日は感謝祭の祝日で株式市場は休みとなるため、前倒しで休暇に入った市場関係者は多いようだ。「取引量が通常より少なく、少量の取引でも値幅が大きくなりやすかったのもダウ平均を押し上げた」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との指摘。

2.長期金利が下がると買われやすいハイテクなど高PER(株価収益率)株が買われ、顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップルなどが上昇。

ホームセンターのホーム・デポやスポーツ用品のナイキなど消費関連株の上げも目立った。売上高が市場予想を上回った企業が相次いだ。家電量販店のベストバイとスポーツ用品店のディックス・スポーティング・グッズは通期の売上高予想を上方修正した。年末商戦は堅調との見方から、消費関連株全般に買いが広がった。

米原油先物相場が一時は3%近く上昇し、石油のシェブロンが買い直された。原油高になると買われやすい化学のダウや建機のキャタピラーも高い。

3.長期金利が下がると買われやすいハイテクなど高PER(株価収益率)株が買われた。
アナリストが「強い買い」を強調した半導体のエヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)の上げが目立った。

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【NY外為】
◆ドルが反落、対円で141円台前半-利回り低下が背景 
//◇◆◇◇◇//◇◆ 
・ドル指数が反落。この日は利上げペースの減速を示唆する新たな米金融当局者発言を受け、国債利回りが低下した。
・原油や米株が上昇する中、主要通貨ではノルウェー・クローネの対ドル上昇が目立った。
・ドルは対円で0.7%安の1ドル=141円20銭。
・ユーロは対ドルで0.6%高の1ユーロ=1.0302ドル。

11.22
米クリーブランド連銀のメスター総裁は22日、「物価安定の回復は引き続き連邦公開市場委員会(FOMC)の最も重要な焦点だ」と言明した。

トロント・ドミニオン銀行の外国為替戦略責任者マーク・マコーミック氏は、「円は来年、大きく上昇する通貨の一つになる」とブルームバーグテレビジョンに対し発言した。

【米国株】
▽米株反発、主要指数が軒並み1%超える上昇-見通し再調整で 
//◆◇◆▼◇//◆▽ 
・22日の米株式相場は反発。
・利上げは続けるがペースの減速にはオープンだと示唆する米金融当局者発言を受け、見通しを再調整する動きが広がった。
・S&P500種株価指数は前日比1.4%高の4003.58。
・投資家は政策金利の見通しを巡る当局者発言を注視している。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、金融政策の効果が経済に行き渡るには時間差が伴うことに当局者らは留意する必要があると発言。一方、クリーブランド連銀のメスター総裁は利上げペースを減速させることに異存はないとの立場を表明した。

11.22
エバコアISIのアナリスト、クリシュナ・グハ氏は「米金融当局の指導部は、これまで続けてきた1会合で75bpずつという利上げペースから抜け出したいのだと思う。ただ金融情勢を抑制した状態に保ちながらそうするのが容易ではないことも当局は認識している」とリポートで指摘。当局は「なおも『タカ派的なペース減速』に向かっているのだろう。少なくともわれわれが重要と考えるのは、その減速という部分だ」と述べた。

【米国債】
▽米国債は上昇、10年債利回り3.76%に低下 
//◆▽▽▲▲//◆▽
・米国債は大幅高。( 利回り下げる )
・利上げは続けるがペースの減速にはオープンだと示唆する米金融当局者発言を受け、見通しを再調整する動きが広がった。
・米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.76%。

【原油】
△NY原油は反発、増産観測の否定で値を戻す 
//▲◇◆▲▼//▼△
・原油先物は反発。
・供給見通しが不明瞭な中、ロシア産原油の上限価格案をめぐる欧州連合(EU)の動向も注目されている。前日には石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」が増産を検討しているとの一部報道で、原油は一時大きく下落。サウジアラビアをはじめ複数国がこの観測を否定し、この日の価格は上昇した。
・一方でEUはロシア産原油に上限価格を設定する最新の制裁案について、完全導入を延期し、出荷に関する主要な条項を緩める案をまとめていることが分かった。
・WTI先物1月限は、前日比91セント(1.1%)高い1バレル=80.95ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は91セント(1%)上昇の88.36ドル。

11.22
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は「原油価格はまだ、前日に広がったOPEC増産のうわさから反転する過程にある」と指摘。「中国のコロナ感染事情は心配だが、過去2営業日に見られた急激な価格変動は確かに行き過ぎだった」と述べた。
【NY金】
◇NY金は小反発、FOMC議事要旨待ちのレンジ取引 
//◇◇◆◆◆//◆◇  
・金相場はわずかながら反発し、4営業日続いた下落にブレーキがかかった。
・米金融当局者のコメントで利上げペース減速への期待があらためて高まり、ドル指数が下げたことが背景。11月のFOMCの議事要旨発表が23日に控える中、狭いレンジ取引が続いている。
・金先物2月限は、前日比20セント(0.01%)高の1オンス=1754.80ドル。

11.22
ヘレウス・プレシャス・メタルズのシニアトレーダー、タイ・ウォン氏は「間違いなく様子見モードだ。商いは非常に薄い」と述べた。

米利上げペースが減速する可能性があるとはいえ、金融引き締めが続くということは、金価格がここから大きく上昇する可能性は低いという意味だと、シティー・インデックスの市場アナリスト、ファワド・ラザクザダ氏は指摘する。「インフレがピークを付けたという論拠は強まっているものの、米国をはじめ各国で金利上昇はまだ終わっていないという現実は、金の保有に依然として機会コストを負担させる。国債を持っていれば稼げたはずの利息が付かないからだ」とリポートで説明。

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【欧州株】
▽3カ月ぶり高値に上昇
//◇◇◆◆◇//◆▽ 
・22日の欧州株は上昇して3カ月ぶりの高値水準となった。この日は商品銘柄が買いを集めた。
・金融政策の引き締め軟化や中国の新型コロナウイルス対策の制限緩和に対するリスクも意識された。
・欧州600指数は0.7%高。エネルギー、鉱業株が上昇。
・消費財や不動産関連銘柄は下落。

【欧州債】
◇ドイツ債小幅高
//◇◇◇◆◇//◇◇ 
・欧州債市場ではドイツ債が小幅高。
・短期金融市場ではECBの利上げ観測が後退、一時3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。市場が織り込むピーク金利は来年7月までに3%。来月は前日と同じ59bpの利上げが見込まれている。
・英国債は中期債中心に上昇した。5年債と30年債のイールドカーブは1週間ぶりにスティープ化。2年債と10年債のイールドカーブは3月以来最長となる6日連続のフラット化となった。

22日 【日本株】
日経225 28,115.74 +170.95 +0.61%
TOPIX 1,994.75 +22.18 +1.12%
日経平均 ⇒ ◆吞込み.調整 ⇒ -◆陰上げ.よこばい ⇒ ◇nr.もみあい
TOPIX  ⇒ +◆陰上げ.もみあい調整 ⇒ +nr.よこばい ⇒ ◇陽.Highエリアに
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.15 -0.42 -2.39% ⇒ -nr.Lowエリア
日経平均VI 17.57 -0.63 -3.46% ⇒ ◆陰.Lowエリア
日経平均VI 18.20 -0.30 -1.62% ⇒ ◆切下げ.Lowエリア
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・ドル・円相場は1ドル=141円台後半で推移。
・メスター総裁、12月会合での利上げペース減速に「全く異存ない」。
・中国のコロナ感染拡大止まらず、最多に接近-対策緩和で制御難しく。
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22日、日本株続伸、円安や米利上げペース減速期待-景気敏感の大型銘柄高い

・22日の東京株式相場は続伸。
・外国為替相場の円安や根強い米利上げペース減速期待を背景に、企業業績が改善するとの期待が高まった。
・トヨタ自動車やソニーグループ、三菱商事といった海外景気敏感の大型株に買いが入った。
・業種別では自動車や精密機器、鉄鋼、商社株が高い。銀行や医薬品など内需関連も総じて堅調で、幅広い銘柄が値上がりした。
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SOMPOアセットマネジメントの田中英太郎
為替が円安に振れてきたことが、日本株全体に買い安心感の出る材料だ。米国はインフレが収まりつつあり、金融政策が引き締め型から景気にある程度配慮した方針に変わり景気全体がこれ以上悪くならないとの期待が背景にある。

TOPIX100構成銘柄を見ると、多くの景気敏感株が値上がりした。大型株の中でも特に材料性のある銘柄に、短期目線の投資家などによる買いが入った可能性がある。

年内の日本株が大崩れすることはないだろう。景気下押しリスクが残るため一気に上がるような状況には見えない一方で、バリュエーションは比較的まだ低位にある。

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【個別銘柄】東京電力HD、三菱商事、パナHD、塩野義薬、JR九州 など

◇東京電力HD 479 +15大幅続伸。
本日は大手電力株が全面高、電力・ガスセクターは業種別上昇率のトップになっている。国の認可が必要となる一般家庭向け電気料金の値上げ申請を、月内にも行う方向で調整に入ったと一部で報じられている。
同社など6電力会社が規制料金の値上げを検討しているもよう。23年4月以降の値上げ実施を目指し、値上げ幅は10%以上の幅になる見通しとされている。収益改善につながるとの見方が先行している。

◇三菱商事 4558 +113大幅続伸。
バークシャーの大手商社5社の株式買い増しが伝わったことで前日から強い動きが目立つ展開に。同社の保有比率は以前の公表値5.04%から6.59%にまで上昇している。
影響度の大きい投資家の着実な買い増しの動きを高評価する動きが継続の形に。商社株式取得の背景としてはインフレヘッジとの見方などが強いようだ。また、サウジアラビアの増産否定が伝わって原油相場が下げ渋ったことなども支援になっている。

◇パナHD 1303 +41.5大幅続伸。
省エネ性能の高い「ヒートポンプ暖房」の生産拠点を欧州に新設する検討に入ったと伝わった。これは電力を使って空気中の熱を活用するもので、環境意識が高まるなかで市場が拡大している。
ロシア産燃料への依存から脱却する動きなども市場急拡大の一因となっているようだ。現在、欧州ではチェコ工場で生産しているが、25年度以降に新拠点を建設し、生産規模を足元の6倍の年間100万台程度に高めることを目標。

◇塩野義薬 7171 +193大幅続伸。
新型コロナウイルスの飲み薬について、厚生労働省では本日、専門家の会議を開き、使用を認めるかどうか審議する予定となっているもよう。
承認されれば、国内製薬会社が開発した軽症の段階で使える初めての飲み薬となる。7月には継続審議となっていたが、その後に同社では新たな臨床試験結果を提出していた。承認期待を先取りする動きが先行する形になっているようだ。

◇JR九州 2953 +64大幅続伸。
野村證券は投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も3100円から3650円に引き上げている。
同社路線は他社に比べて回復が見込める観光での利用が多いとしているほか、費用削減も先行しているため、業績の回復確度が高いと評価している。23年3月期営業利益は会社計画290億円を上回る297億円、24年3月期は488億円までの拡大を予想している。

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11.22動いた株・出来た株
◇三菱自動車工業<7211> 614 +23 リスク回避のドル高進行で自動車株に買い優勢。
◇パナHD<6752> 1308 +46.5 ヒートポンプ暖房の生産拠点新設と伝わる。
◇東京電力HD<9501> 479 +15 月内にも規制料金の値上げ申請を実施と伝わる。
◇三菱商事<8058> 4562 +117 バークシャーの買い増しを引き続き材料視。
◇塩野義<4507> 7190 +212 コロナ飲み薬の承認期待を先取りへ。
◆Sansan<4443> 1643 -52 米グロース株のさえない動きに連れ安。
◆ダブル・スコープ<6619> 1755 -45 25日線割れによる見切り売り圧力も。
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