*かぶとうし塾


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2022年11月25日金曜日

▲ドル下落.138円半ば 感謝祭の祝日で米株式・債券市場は休場  令和4.11.25.Fri

25日 【日本株】
日経225 28,283.03 -100.06 -0.35%
TOPIX 2,018.00 -0.80 -0.04%
日経平均 ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ △nr.高値もみあい ⇒ ◆呑込み.調整
TOPIX  ⇒ ◇陽.Highエリアに ⇒ △nr.高値もみあい ⇒ ◆かぶせ.調整へ
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.49 -0.02 -0.11% ⇒ ◆nr.もみあい
日経平均VI 17.51 +0.36 +2.10% ⇒ ◇呑込み.反発
日経平均VI 17.15 -0.42 -2.39% ⇒ -nr.Lowエリア
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・北京市民、移動規制で配達アプリ一斉利用-中国の新規感染3万人突破。
・全国旅行支援、年明け以降も継続-観光庁。
・東電HDなど電力株が上昇、値上げによる業績改善に期待。
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25日、日本株反落、ゴム製品や鉄鋼に中国懸念の売り-旅行関連や電力は高い

・25日の東京株式相場は反落。
・前日までのTOPIX(東証株価指数)が5営業日連続で上昇したこともあり、戻り売りが出た。
・中国での新型コロナウイルス感染拡大への懸念は根強く、ゴム製品や鉄鋼など景気敏感銘柄が安かった。電機や精密機器、機械株の下げも目立った。
・半面、陸運や空運株は上昇。観光庁が感染症の影響を見極めた上で全国旅行支援を年明け以降も継続すると25日発表し、旅行需要を期待した買いが入った。料金値上げによる業績改善期待から電力株も高かった。
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三菱UFJ国際投信の石金淳
日経平均株価は8月の高値が視野に入りつつあり、利益確定売りが出やすい水準だ。月末が近づき、持ち高調整の売りも出るかもしれない。

半導体関連株の下げが目立ったのは、リバウンドに一服感が出たのだろう。半導体サイクルが上向くのには時間がかかりファンダメンタルズは引き続き悪い。

もっとも株式相場の需給調整が終われば、来週は底堅い展開になりそうだ。6月以降の資源価格が下落しているのに加え、円安が一服しているため、見直し買いが入りやすい環境。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
中国経済との感応度が高い商社株は、中国のコロナ感染者増が引き続き売り材料になっている印象だ。北京の感染者が足元で増加し、買い控えムードが出ている。

前日の米国休場ではっきりとした動きが出にくい。騰落レシオが過熱気味を示す120を上回った中で利益確定売りの動きになりやすい。

東京の消費者物価指数(CPI)の伸びは事前予想を上回ったが、日本銀行が金融政策を転換するきっかけになるとの連想は働きにくく、現時点では株式相場への影響は出ないだろう。

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【個別銘柄】マキタ、川崎重、SANKYO など

◆マキタ 3055 -65大幅反落。
SMBC日興証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も2900円から2000円にまで引き下げている。業績は第2四半期がボトム圏とみられるが、今後の回復力には乏しく、24年3月期も低水準の業績が続くと予想。
ROE水準が低いためPBR1倍水準は下支えにならず、競合比でみてPERも割高感と指摘。主力である西欧市場の需要減退はしばらく続くとの見方になっているもよう。

◇川崎重 2888 +100大幅反発。
SMBC日興証券では投資判断「2」を継続ながら、目標株価を3100円から3500円に引き上げている。業績予想の上方修正が背景で、23年3月期営業利益は658億円から794億円に、24年3月期は724億円から826億円に引き上げ。
コンセンサスはそれぞれ、691億円、725億円となっているようだ。為替前提の円安変更、新興国でのモーターサイクル事業の堅調な売上回復などを見込んでいるもよう。

◇SANKYO 5290 +250大幅反発。
大和証券では投資判断「3/中立」を継続、目標株価を4700円から5300円に引き上げた。「PゴジラVSエヴァンゲリオン~G細胞覚醒~」の販売好調を主因に、業績予想は再度引き上げられる可能性大と判断。
24年3月期も良好な販売モメンタムが維持できるとみている。上方修正に併せた配当金の増額も期待されるほか、PBR1.0倍以下の場合には自己株式の取得が行われる可能性もあるとみているようだ。

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11.25動いた株・出来た株
◇旅工房<6548> 401 +24 国交相が「全国旅行支援」を年明け以降も続けると表明したと伝えられ旅行関連銘柄に資金向かう。
◇チェンジ<3962> 2291 +166 ポートとWeb3.0技術を活用した地方×DX事業検討開始。
◇ギフティ<4449> 2286 +117 チェンジの上昇などでふるさと納税関連として関心も。
◇SANKYO<6417> 5310 +270 大和証券では目標株価を引き上げ。
◇東京電力HD<9501> 521 +21 東北電力の規制料金値上げ申請を引き続き材料視か。
◇ヤクルト本社<2267> 8810 +350 みずほ証券では投資判断を格上げ。
◇川崎重工業<7012> 2901 +113 SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◇ふくおか<8354> 2752 +100 本日は地銀株が総じて強い流れに。
◇エイチ・アイ・エス<9603> 1988 +63 年末年始の海外旅行予約が好調。
◆電通グループ<4324> 4375 -180 五輪巡る談合疑惑で家宅捜索と伝わる。
◆ブリヂストン<5108> 5212 -114 メリルリンチ日本証券では投資判断を格下げ観測。
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感謝祭の祝日で米株式・債券市場は休場
11.23
NYダウ 34,194.06 +95.96 +0.28%
NASDAQ 11,285.31 +110.91 +0.99%
S&P500 4,027.26 +23.68 +0.59%

NYダウ(INDU)⇒ ◆nr.かぶせ調整 ⇒ ▽逆立ち.Highエリア ⇒ ◇nr.Highもみあい
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆陰.2gap調整 ⇒ ▽反発.Br10MA ⇒ ◇陽.トリプル浮上.Sup10MA
S&P500(SPX) ⇒ +▼nr.もみあい調整 ⇒ ▼nr.2gap調整 ⇒ ◇陽.Pre週突破
 
【 SOX指数 】
2,786.42 +29.60 (+1.07%) ⇒ ◆陰.2gap調整 ⇒ ▽逆立ち.Sup10MA ⇒ △陽.窓埋め浮上

【 VIX恐怖指数 】
20.35 −0.94 (-4.42%) ⇒◆切下げ.下落 ⇒ ▲Wr.切下げ.Lowエリア ⇒ ◆陰.切下げ.Lowエリア2
-4.42P 大幅に連日下げ( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽逆立ち.Highエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
午後に公表された11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、多くの参加者が利上げ減速を支持していることがわかった。金融引き締めへの警戒感が後退し、買いが優勢となった。半面、米株相場の高値警戒感から上値は重かった。

◇陽.トリプル浮上.Sup10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
アナリストが投資判断を引き上げた電気自動車のテスラが大幅高となった。エヌビディアなど半導体株の上昇も目立った。

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//◆▽◆◇◇◇//◆▽◆▲▲ ドル円 138円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◇◆//◆◇◇◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◇◆◆◆//◆◇◇◇◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▲◇◆▲▼//_▼△▼_ 原油 77ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル下落.138円半ば  (11.23)原油.▼吞込み.Lowエリア .77ドル台 
11.25
米ドル/円 138.57 138.58
ユーロ/円 144.22 144.28
ユーロ/米ドル 1.0408 1.0411
英ポンド/円 167.85 167.90
豪ドル/円 93.71 93.75
スイスフラン/円 146.95 147.02
11.23) 原油(WTIC原油先物) 77.84 -3.01 -3.72% ⇒ ▼nr.Lowエリア ⇒ △反発.Lowエリア ⇒ ◆吞込み.Lowエリア

▲ドル下落.139円半ば  原油.▼吞込み.Lowエリア .77ドル台 
11.24
米ドル/円 139.56 139.60
ユーロ/円 145.04 145.14
ユーロ/米ドル 1.0393 1.0397
英ポンド/円 168.16 168.27
豪ドル/円 93.88 93.95
スイスフラン/円 147.98 148.10
原油(WTIC原油先物) 77.84 -3.01 -3.72% ⇒ ▼nr.Lowエリア ⇒ △反発.Lowエリア ⇒ ◆吞込み.Lowエリア

◆ドル下落.141円前半  原油.△反発.Lowエリア .80ドル台  
11.23
米ドル/円 141.20 141.26
ユーロ/円 145.51 145.57
ユーロ/米ドル 1.0304 1.0306
英ポンド/円 167.81 167.90
豪ドル/円 93.84 93.92
スイスフラン/円 148.32 148.40
原油(WTIC原油先物) 80.95 +0.91 +1.14% ⇒ ▼陰.Lowエリア ⇒ ▼nr.Lowエリア ⇒ △反発.Lowエリア

1.米長期金利が3.70%前後に低下(前日終値は3.76%)し、金利低下局面で買われやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が上昇。

議事要旨によると「かなり大部分」の参加者が「利上げペースの減速が間もなく適切になる」と判断したようだ。ほぼ予想通りの内容だが「12月のFOMCでの利上げ幅が0.5%に縮まる」(パンセオン・マクロエコノミクスのイアン・シェパードソン氏)との見方が改めて意識された。

2.顧客情報管理のセールスフォースとソフトウエアのマイクロソフトが高い。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのビザなど消費関連株も買われた。

ディフェンシブ株の一角は売られた。バイオ製薬のアムジェンと通信のベライゾン・コミュニケーションズが下落。

3.長期金利が下がると買われやすいハイテクなど高PER(株価収益率)株が買われた。
ディフェンシブ株の一角は売られた。バイオ製薬のアムジェンと通信のベライゾン・コミュニケーションズが下落。

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【NY外為】
▲ドルが議事要旨公表後に一段安、139円台-利回り低下で 
//◇◆◇◇◇//◇◆▲ 
・ドルが下落。議事要旨公表後の国債利回り低下を受け、主要通貨の大半に対し下げ幅を拡大した。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.8%低下。
・ドルは対円で1.2%安の1ドル=139円53銭。
・ユーロは対ドルで0.9%高の1ユーロ=1.0400ドル。

11.22
JPモルガン・チェースは2023年に最も有望とみるマクロ要因に基づいた為替取引について、「ドルの強さは持続すると予想されるが、サイクル後期のダイナミクスが鍵となる」と22日のリポートで指摘。
円を含む低金利通貨への影響は22年よりも遮断されるとし「円の安いバリュエーションに加えて、年後半に利回りが低下する見通しは、円を魅力的な候補にする」とした。

【米国株】
◇米株続伸、FOMC議事要旨公表後に日中高値 
//◆◇◆▼◇//◆▽◇ 
・23日の米株式相場は続伸。
・この日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、今月1、2日の会合では、利上げのペースを落とすことが近く適切になると当局者らが判断した。12月会合での利上げ幅を0.5ポイントに減速する方向に傾いていることが示唆された。
・S&P500種は前日比0.6%高の4027.26。
・「恐怖指数」と呼ばれるCBOEのボラティリティー指数(VIX)は約3カ月ぶりの低水準となった。

11.23
インフラストラクチャー・キャピタル・アドバイザーズのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は議事要旨について、「消費需要の弱まりと世界的な経済・金融情勢の引き締まりを認識しており、ハト派的だった」と分析した。
またスティーフル・ニコラウスのチーフエコノミスト、リンジー・ピエグザ氏は、利上げの「ペースを落とす必要性の受け入れが広がっている」とし、金融当局者の間では0.5ポイントへの減速に顕著な傾きが見られると述べた。

【米国債】
▽米国債続伸、10年債利回りは3.69%に低下 
//◆▽▽▲▲//◆▽▽
・米国債は続伸。( 利回り下げる )

・米10年債利回りが6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.69%。

【原油】
▼NY原油は2カ月ぶり安値近辺、EUのロシア産上限水準案を意識 
//▲◇◆▲▼//▼△▼
・原油先物相場は反落。
・2カ月ぶりの安値近辺となった。欧州連合(EU)が検討しているロシア産原油の上限価格が予想されたよりも高いバレル当たり65-70ドルだと明らかになり、トレーダーはこの影響の見極めに努めた。関係者によると、23日夕方のEU大使会合では上限価格水準を巡って意見が分かれ、協議が行き詰まった。
・WTI先物1月限は、前日比3.01ドル(3.7%)安の1バレル=77.94ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.95ドル安い85.41ドル。

11.23
RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、マイケル・トラン氏は、「価格上限設定がロシア締め付け強化策として効果的かどうかが、市場にとっての大きな疑問点だ」と指摘。「こうした政策措置は、流動性が低くリスクテークに向かない局面に立たされている石油トレーダーにしてみれば、ポジショニングの決断が下せない状態を一層強めるものだ」と語った。

【NY金】
◇金スポット一段高、議事要旨受け-利上げ減速が適切との当局者判断 
//◇◇◆◆◆//◆◇◇  
・金相場は続伸。
・利上げペース減速が近く適切になるとの当局者判断がFOMC議事要旨で明らかとなり、ドルが下げを拡大。金スポットが押し上げられた。
・金先物2月限は議事要旨の公表前に、前日比5.60ドル(0.3%)高の1オンス=1760.40ドル。

11.23
ヘレウス・プレシャス・メタルズのシニアトレーダー、タイ・ウォン氏は、議事要旨には「タカ派的サプライズ」が一切なく、それは「買い」を意味すると指摘。金の取引レンジとしてはオンス当たり1700-1800ドルを見込み、12月のFOMC会合まではさらに上振れる可能性もあると話した。

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【欧州株】
◇続伸、米利上げペース減速見通しでドル下落
//◇◇◆◆◇//◆▽◇ 
・24日の欧州株は続伸。利上げペースが減速する兆候を背景に買いが続いた。
・欧州600指数は0.5%上昇し、8月16日以来の高水準。不動産、化学、基礎資源銘柄が上昇した。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)が23日公表した議事要旨によれば、当局者は利上げのペースを落とすことが近く適切になると判断。

【欧州債】
◇ドイツ債は上げ縮小
//◇◇◇◆◇//◇◇◇◇ 
・ドイツ債がFOMC議事要旨後の上げを削った。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が利上げペースを減速させるのは時期尚早かもしれないと示唆すると、短期金融市場では利上げ観測が再び高まった。
・英国債は10年債が小幅安。イングランド銀行(英中央銀行)が実施した保有国債の売却が響いた。

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