*かぶとうし塾


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2022年11月24日木曜日

▲ドル下落.139円半ば  原油.▼吞込み.Lowエリア .77ドル台 令和4.11.24.Thus

24日 【日本株】
日経225 28,383.09 +267.35 +0.95%
TOPIX 2,018.80 +24.05 +1.21%
日経平均 ⇒ -◆陰上げ.よこばい ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ △nr.高値もみあい
TOPIX  ⇒ +nr.よこばい ⇒ ◇陽.Highエリアに ⇒ △nr.高値もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.51 +0.36 +2.10% ⇒ ◇呑込み.反発
日経平均VI 17.15 -0.42 -2.39% ⇒ -nr.Lowエリア
日経平均VI 17.57 -0.63 -3.46% ⇒ ◆陰.Lowエリア
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・FOMC議事要旨、利上げペース減速が「近く」適切になると判断。
・ミシガン大調査、短期のインフレ期待が後退-マインド指数は上方修正。
・23日のニューヨーク原油先物は3.7%安の1バレル=77.94ドル。
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24日、TOPIX10カ月ぶり高値、FOMC要旨受けリスク志向-電機が高い

・24日の東京株式相場は続伸。
・TOPIXの終値は2000台を回復し、1月12日以来およそ10カ月ぶりの高値を付けた。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が利上げペース減速の方向性を示唆する内容だったため、投資家のリスク志向が強まった。
・米国市場では長期金利の低下を背景にハイテク株中心に値上がりし、日本でも電機など成長株に買いが入った。
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証券ジャパンの大谷正之
FOMCで利上げペース減速が示唆されたことを受けた米国株高の流れを引き継いだ。

為替相場が落ち着き、外国投資家が日本株の下値を幅広く買っている印象だ。いったん円安も止まり、市場マインドも改善。円安は輸出企業にはプラスだったが、それ以外にはマイナスに効いていた。

商社株にはバフェット氏の持ち分上昇を好感した買いが続いた。銀行や保険株は株高に伴う運用利回りの改善期待が追い風になり、インバウンド期待から小売株も強含んだ。

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【個別銘柄】ENEOS、レーザーテック、塩野義薬 など

◇ENEOS 469.7 -3.5反落。
本日は石油セクターが業種別で値下がり率トップとなった。前日のNY原油相場では、WTI先物1月限が1バレル=77.94ドルとなり、前日比3.7%の下落となった。
主要7カ国がロシア産原油の海上輸出価格の上限を65−70ドルのレンジで検討していると伝わったことが売り材料に。現在ロシア産原油はこの価格帯を下回る水準とで、輸出価格の上限設定でも供給量は減少しないとの見方が価格下落につながった。

◇レーザーテック 26565 +1195大幅続伸。
東京市場休場中の米国市場では、クリーブランド連銀総裁のハト派発言、FOMC議事要旨などを受けて金融引き締めペース減速期待が高まり、長期金利が低下し、それに伴いグロース株は買い優勢の展開が続いた。
SOX指数は22日に3%上昇し、23日も1%の上昇と続伸している。東京市場でも同社など半導体関連株に買いが波及する状況となっている。

◇パナHD 1303 +41.5大幅続伸。
省エネ性能の高い「ヒートポンプ暖房」の生産拠点を欧州に新設する検討に入ったと伝わった。これは電力を使って空気中の熱を活用するもので、環境意識が高まるなかで市場が拡大している。
ロシア産燃料への依存から脱却する動きなども市場急拡大の一因となっているようだ。現在、欧州ではチェコ工場で生産しているが、25年度以降に新拠点を建設し、生産規模を足元の6倍の年間100万台程度に高めることを目標。

◇塩野義薬 7190 +19続伸。
厚生労働省では一昨日、同社が開発した新型コロナウイルス治療薬「ゾコーバ」を緊急承認している。専門家分科会が有効性を推定できると判断したようだ。緊急承認制度の適用第1号となり、軽症者にも使える初の国産飲み薬となる。
12月初めにも供給を開始するようだ。業績インパクトを期待する動き優勢だが、今回の緊急承認の可能性は十分に高まっていたため、買い一巡後は出尽くし感もやや強まる形。

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11.24動いた株・出来た株
◇新日本科学<2395> 2778 +173 一昨日には株式新聞で取り上げられている。
◇日本郵船<9101> 2944.5 +174 海運業上昇率トップだが機関投資家などの資金流入か。
◇商船三井<9104> 3250 +125 クルーズ船二隻を発注方針と伝わる。
◆東芝<6502> 4762 -96 日本産業パートナーズ主導の企業連合が買収総額の引き下げを検討と伝わる。
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11.23
NYダウ 34,194.06 +95.96 +0.28%
NASDAQ 11,285.31 +110.91 +0.99%
S&P500 4,027.26 +23.68 +0.59%

NYダウ(INDU)⇒ ◆nr.かぶせ調整 ⇒ ▽逆立ち.Highエリア ⇒ ◇nr.Highもみあい
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆陰.2gap調整 ⇒ ▽反発.Br10MA ⇒ ◇陽.トリプル浮上.Sup10MA
S&P500(SPX) ⇒ +▼nr.もみあい調整 ⇒ ▼nr.2gap調整 ⇒ ◇陽.Pre週突破
 
【 SOX指数 】
2,786.42 +29.60 (+1.07%) ⇒ ◆陰.2gap調整 ⇒ ▽逆立ち.Sup10MA ⇒ △陽.窓埋め浮上

【 VIX恐怖指数 】
20.35 −0.94 (-4.42%) ⇒◆切下げ.下落 ⇒ ▲Wr.切下げ.Lowエリア ⇒ ◆陰.切下げ.Lowエリア2
-4.42P 大幅に連日下げ( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽逆立ち.Highエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は続伸。
午後に公表された11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、多くの参加者が利上げ減速を支持していることがわかった。金融引き締めへの警戒感が後退し、買いが優勢となった。半面、米株相場の高値警戒感から上値は重かった。

◇陽.トリプル浮上.Sup10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
アナリストが投資判断を引き上げた電気自動車のテスラが大幅高となった。エヌビディアなど半導体株の上昇も目立った。

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//◆▽◆◇◇◇//◆▽◆▲ ドル円 139円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◇◆//◆◇◇◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◇◆◆◆//◆◇◇◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▲◇◆▲▼//_▼△▼ 原油 77ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル下落.139円半ば  原油.▼吞込み.Lowエリア .77ドル台 
11.24
米ドル/円 139.56 139.60
ユーロ/円 145.04 145.14
ユーロ/米ドル 1.0393 1.0397
英ポンド/円 168.16 168.27
豪ドル/円 93.88 93.95
スイスフラン/円 147.98 148.10
原油(WTIC原油先物) 77.84 -3.01 -3.72% ⇒ ▼nr.Lowエリア ⇒ △反発.Lowエリア ⇒ ◆吞込み.Lowエリア

◆ドル下落.141円前半  原油.△反発.Lowエリア .80ドル台  
11.23
米ドル/円 141.20 141.26
ユーロ/円 145.51 145.57
ユーロ/米ドル 1.0304 1.0306
英ポンド/円 167.81 167.90
豪ドル/円 93.84 93.92
スイスフラン/円 148.32 148.40
原油(WTIC原油先物) 80.95 +0.91 +1.14% ⇒ ▼陰.Lowエリア ⇒ ▼nr.Lowエリア ⇒ △反発.Lowエリア

▽ドル反発.142円前半 原油.◆WR.▼nr.Lowエリア3.80ドル台 
11.22
米ドル/円 142.11 142.12
ユーロ/円 145.51 145.56
ユーロ/米ドル 1.0239 1.0242
英ポンド/円 167.99 168.09
豪ドル/円 93.79 93.83
スイスフラン/円 148.19 148.21
原油(WTIC原油先物) 80.04 -0.07 -0.09% ⇒ ◆WR.Lowエリア.50MA割れ ⇒ ▼陰.Lowエリア ⇒ ▼nr.Lowエリア3

1.米長期金利が3.70%前後に低下(前日終値は3.76%)し、金利低下局面で買われやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が上昇。

議事要旨によると「かなり大部分」の参加者が「利上げペースの減速が間もなく適切になる」と判断したようだ。ほぼ予想通りの内容だが「12月のFOMCでの利上げ幅が0.5%に縮まる」(パンセオン・マクロエコノミクスのイアン・シェパードソン氏)との見方が改めて意識された。

2.顧客情報管理のセールスフォースとソフトウエアのマイクロソフトが高い。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのビザなど消費関連株も買われた。

ディフェンシブ株の一角は売られた。バイオ製薬のアムジェンと通信のベライゾン・コミュニケーションズが下落。

3.長期金利が下がると買われやすいハイテクなど高PER(株価収益率)株が買われた。
ディフェンシブ株の一角は売られた。バイオ製薬のアムジェンと通信のベライゾン・コミュニケーションズが下落。

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【NY外為】
▲ドルが議事要旨公表後に一段安、139円台-利回り低下で 
//◇◆◇◇◇//◇◆▲ 
・ドルが下落。議事要旨公表後の国債利回り低下を受け、主要通貨の大半に対し下げ幅を拡大した。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.8%低下。
・ドルは対円で1.2%安の1ドル=139円53銭。
・ユーロは対ドルで0.9%高の1ユーロ=1.0400ドル。

11.22
JPモルガン・チェースは2023年に最も有望とみるマクロ要因に基づいた為替取引について、「ドルの強さは持続すると予想されるが、サイクル後期のダイナミクスが鍵となる」と22日のリポートで指摘。
円を含む低金利通貨への影響は22年よりも遮断されるとし「円の安いバリュエーションに加えて、年後半に利回りが低下する見通しは、円を魅力的な候補にする」とした。

【米国株】
◇米株続伸、FOMC議事要旨公表後に日中高値 
//◆◇◆▼◇//◆▽◇ 
・23日の米株式相場は続伸。
・この日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、今月1、2日の会合では、利上げのペースを落とすことが近く適切になると当局者らが判断した。12月会合での利上げ幅を0.5ポイントに減速する方向に傾いていることが示唆された。
・S&P500種は前日比0.6%高の4027.26。
・「恐怖指数」と呼ばれるCBOEのボラティリティー指数(VIX)は約3カ月ぶりの低水準となった。

11.23
インフラストラクチャー・キャピタル・アドバイザーズのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は議事要旨について、「消費需要の弱まりと世界的な経済・金融情勢の引き締まりを認識しており、ハト派的だった」と分析した。
またスティーフル・ニコラウスのチーフエコノミスト、リンジー・ピエグザ氏は、利上げの「ペースを落とす必要性の受け入れが広がっている」とし、金融当局者の間では0.5ポイントへの減速に顕著な傾きが見られると述べた。

【米国債】
▽米国債続伸、10年債利回りは3.69%に低下 
//◆▽▽▲▲//◆▽▽
・米国債は続伸。( 利回り下げる )

・米10年債利回りが6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.69%。

【原油】
▼NY原油は2カ月ぶり安値近辺、EUのロシア産上限水準案を意識 
//▲◇◆▲▼//▼△▼
・原油先物相場は反落。
・2カ月ぶりの安値近辺となった。欧州連合(EU)が検討しているロシア産原油の上限価格が予想されたよりも高いバレル当たり65-70ドルだと明らかになり、トレーダーはこの影響の見極めに努めた。関係者によると、23日夕方のEU大使会合では上限価格水準を巡って意見が分かれ、協議が行き詰まった。
・WTI先物1月限は、前日比3.01ドル(3.7%)安の1バレル=77.94ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.95ドル安い85.41ドル。

11.23
RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、マイケル・トラン氏は、「価格上限設定がロシア締め付け強化策として効果的かどうかが、市場にとっての大きな疑問点だ」と指摘。「こうした政策措置は、流動性が低くリスクテークに向かない局面に立たされている石油トレーダーにしてみれば、ポジショニングの決断が下せない状態を一層強めるものだ」と語った。

【NY金】
◇金スポット一段高、議事要旨受け-利上げ減速が適切との当局者判断 
//◇◇◆◆◆//◆◇◇  
・金相場は続伸。
・利上げペース減速が近く適切になるとの当局者判断がFOMC議事要旨で明らかとなり、ドルが下げを拡大。金スポットが押し上げられた。
・金先物2月限は議事要旨の公表前に、前日比5.60ドル(0.3%)高の1オンス=1760.40ドル。

11.23
ヘレウス・プレシャス・メタルズのシニアトレーダー、タイ・ウォン氏は、議事要旨には「タカ派的サプライズ」が一切なく、それは「買い」を意味すると指摘。金の取引レンジとしてはオンス当たり1700-1800ドルを見込み、12月のFOMC会合まではさらに上振れる可能性もあると話した。

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【欧州株】
◇続伸
//◇◇◆◆◇//◆▽◇ 
・資源株などが買われたのが相場をけん引し、欧州600種指数は3カ月超ぶりの高値を付けた。
・資源株指数は1.77%高。旅行・娯楽関連株指数は1.87%、小売株指数は1.66%それぞれ上昇。
・S&Pグローバルが発表した11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は46.3と前月から低下。金利上昇に伴う需要鈍化を背景に、景気拡大・縮小の節目の50を5カ月連続で下回った。
・ユーロ圏の11月PMI速報値は47.8と50を下回ったが、予想に反して前月から上昇した。

【欧州債】
◇国債利回りが低下
//◇◇◇◆◇//◇◇◇ 
・欧州債市場ではドイツ債が小幅高。
・経済指標で経済が引き続き弱体化していることが示され、主要中央銀行がインフレ抑制に成功し、来年には利上げを停止できるとの見方が広がった。
・独10年債利回りは5ベーシスポイント(bp)低下の1.933%。
・イタリア10年債利回りは15bp低下の3.77%と、8月31日以来の低水準を付けた。

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