*かぶとうし塾


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2022年9月16日金曜日

◇ドルもみあい.143円台. 原油.◆大幅下落.85ドル台 令和4.9.16.Fri

16日 【日本株】
日経225 27,567.65 -308.26 -1.11%
TOPIX 1,938.56 -11.87 -0.61%
日経平均 ⇒ ◆陰.BigDn.逆立ち.Sup50MA ⇒ +nr.はらみ.様子見.Sup50MA ⇒ ◆nr.BigDn.もみあい
TOPIX ⇒ ◆陰.BigDn.逆立ち.Sup50MA ⇒ +nr.はらみ.様子見.Sup50MA ⇒ -nr.BigDn.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI  21.02 +0.84 +4.16% ⇒ +◆陰上げ.もみあい
日経平均VI 20.18 -0.51 -2.46% ⇒ ◆nr.下げ
日経平均VI  20.69 +2.39 +13.06% ⇒ ◇BigUp.もみあい
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・15日の米10年債利回りは3.45%程度と4ベーシスポイント上昇。
・FOMC利上げ幅予想に揺れ動くトレーダー、やはり75それとも100か。
・フェデックスが通期予想撤回-「マクロ経済トレンドが大幅悪化」。
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16日、日本株は反落、米金融政策や景気を懸念-半導体や自動車関連が安い

・16日の東京株式相場は反落。
・米国で金融引き締めへの警戒を背景に金利が上昇し、半導体関連などのグロース(成長)株中心に売りが出た。
・米物流・運送のフェデックスが収益悪化に伴い通期利益見通しを撤回したことも景気不安を高め、自動車やゴム製品の下げが目立った。
・半面、金利上昇が事業環境の改善につながる銀行や保険など金融株は値上がりした。
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セゾン投信の瀬下哲雄
米長期金利の上昇が世界経済に及ぼす悪影響への不安から、電機や輸送用機器株をはじめ、石油・石炭製品など資源関連に売りが広がる流れになったのだろう。

一方で米長期金利上昇を受けて銀行株には買いが入った。外国為替のドル高・円安が続くことで、日本もいずれ金利のある世界に戻るかもしれないとの期待で買われた可能性がある。

世界経済に対する不安は根強く、株式相場に明るい見通しを持ちにくい。目先は上値が重く下値を探る展開になり得る。

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アセットマネジメントOneの荻原健
手掛かり材料が乏しい中で米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利上げが決まるとの見方が優勢になり、米国株が下落した流れを日本も引き継いだ。

米利上げ幅は0.75ポイントになるとは思うが、今後の利上げ方針に対する不透明感が強く、FOMCで確認してからでないと投資家は動きづらい。

外国為替の円安は追い風だが、輸出は数量ベースで弱含んでいる。中国を中心に外需が弱含んでいるように見える。

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【個別銘柄】 川崎船、スノーピーク など

◆川崎船 7630 -410大幅続落。
本日は海運セクターが下落率のトップになっている。米物流大手フェデックスは6-8月期決算の速報値を前倒しで公表、売上高、EPSは市場予想を下回っている。加えて、23年5月期通期の業績予想の開示を撤回した。
国内外で貨物需要が減少しており、予測がたてられない状況となっているもよう。世界的な貨物需要の減少を意識する動きが強まり、国内海運株への売り材料にもつながっているようだ。

◇スノーピーク 2213 +119大幅反発。
前日に8月の月次動向を発表している。売上高は前年同月比10.1%増、日本の売上高が2ケタ減となったものの、海外各国で大幅な売上成長となっている。
7月は同1.9%増と急速に伸び悩んだことで、その後の株価は大きく調整したものの、2ケタ成長回帰によって過度な先行き懸念が後退する方向のようだ。とりわけ、在庫調整の一巡などによる米国売り上げの回復が寄与したとみられる。

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9.16動いた株・出来た株
◇ギフトHD<9279> 3735 +275 第3四半期好決算への評価が続く。
◇スノーピーク<7816> 2188 +94 8月月次売上2ケタ増回復で先行き懸念後退。
◇鳥貴族HD<3193> 2430 +89 「やきとり大吉」の買収発表を引き続き好材料視。
◇F&LC<3563> 2478 +73 当面の底打ち感強まる中でリバウンド期待が継続か。
◇三菱UFJ<8306> 726.5 +2.9 米金融関連株上昇で銀行株が堅調。
◆gumi<3903> 925 -62 目先の上値到達感など広がる形か。
◆アイスタイル<3660> 561 -34 連休控えて短期資金の見切り売りが優勢。
◆メルカリ<4385> 2212 -109 米長期金利上昇などで中小型グロース株は軟化。
◆レーザーテック<6920> 17660 -720 米SOX指数下落に連れ安も。
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NYダウ   ⇒ ◆WR.逆立ち.50MA/10MA割れ ⇒ +nr.もみあい.様子見 ⇒ ◆陰.逆立ち
NASDAQ ⇒ ◆Wr.逆立ち.50MA/10MA割れ⇒ ▽nr.はらみ.様子見 ⇒ ◆陰.逆立ち
9.15
NYダウ(INDU)30,961.82 -173.27 -0.56%
NASDAQ(COMPQ) 11,552.35 -167.32 -1.43%
S&P500(SPX) 3,901.35 -44.66 -1.13%
⇒ ◆WR.逆立ち.50MA/10MA割れ ⇒ ▽nr.はらみ.様子見 ⇒ ◆陰.逆立ち

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⇒ ◆陰.逆立ち ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
米連邦準備理事会(FRB)が利上げを加速するとの警戒感からハイテク株を中心に売られた。市場予想を上回る米小売り統計を受けて消費関連株への買いが先行したものの、午後に失速した。

⇒ ◆陰.逆立ち ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
ネット通販のアマゾン・ドット・コムや交流サイトのメタプラットフォームズが売られた。

SOX指数
2,549.54 −41.97 (-1.62%) ⇒ ◆wr.逆立ち.10MA割れ ⇒ ▽Nr.はらみ.様子見 ⇒ ◆陰.逆立ち
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VIX指数
26.27 +0.11 (+0.42%) ⇒ ◇WR.逆立ち.10MA突破 ⇒ ◆はらみ.様子見 ⇒ ◇nr.もみあい.様子見  
+0.42P もみあい( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◆◆▽▽◇▲//◆◇▽▲◇ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
//◆◆▽▽◇◆//◇◇◆▲◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◆▽◇◆◇//◇◇◆◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//__◇▲◇▽//_◇◆◇▲ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい.143円台. 原油.◆大幅下落.85ドル台   
9.16
米ドル/円 143.46 143.47
ユーロ/円 143.30 143.38
ユーロ/米ドル 0.9993 0.9994
英ポンド/円 164.37 164.46
豪ドル/円 96.01 96.07
スイスフラン/円 149.11 149.23
原油(WTIC原油先物) 85.10 -3.38 -3.82% ⇒ ◆陰.調整.Reg20MA ⇒ ◇nr.クアトロ浮上 ⇒ ◆wr.逆立ち

▲ドル下落.143円台.  原油.◇nr.クアトロ浮上.88ドル台  
9.15
米ドル/円 143.01 143.02
ユーロ/円 142.72 142.78
ユーロ/米ドル 0.9980 0.9984
英ポンド/円 165.05 165.09
豪ドル/円 96.56 96.60
スイスフラン/円 148.63 148.65
原油(WTIC原油先物) 88.48 +1.17 +1.34% ⇒ ◇陽3.切り返し ⇒ ◆陰.調整.Reg20MA ⇒ ◇nr.クアトロ浮上

▽ドル上昇.144円台.  原油.◆陰.調整.Reg20MA.87ドル台
9.14
米ドル/円 144.70 144.73
ユーロ/円 144.29 144.38
ユーロ/米ドル 0.9972 0.9976
英ポンド/円 166.34 166.41
豪ドル/円 97.43 97.48
スイスフラン/円 150.52 150.61
原油(WTIC原油先物) 87.31 -0.47 -0.54% ⇒ ◇Wr.大幅反発 ⇒ ◇陽3.切り返し ⇒ ◆陰.調整.Reg20MA

1.FRBがインフレ抑制のため利上げを急ぐとの見方を映し、米長期金利は3.45%前後で推移(前日終値は3.40%)した。長期金利の上昇局面で割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られ、相場の重荷となった。

15日発表の8月の米小売売上高は前月比0.3%増と、横ばいを見込んでいた市場予想を上回った。一方、変動の大きい自動車・同部品を除くベースでは減少した。朝方は消費関連株への買いが先行したが、市場では「強弱まちまちの結果」(JPモルガンのダニエル・シルバー氏)との見方も出た。

2.ダウ平均構成銘柄では、顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトの下落が目立った。
一方、米長期金利の上昇を受け、利ざやが改善するとの見方からJPモルガン・チェースなど金融株に買いが入った。医療保険のユナイテッドヘルス・グループなどディフェンシブ株も上昇した。

3.ネット通販のアマゾン・ドット・コムや交流サイトのメタプラットフォームズが売られた。一方、アナリストが投資判断を引き上げた動画配信のネットフリックスは大幅高。

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【NY外為】
◇ドル小幅高、市場は来週の日米金融政策決定会合を意識 
//◆▽▽◇//◆▽◆◇ 
・ドルと円が共に方向感を欠く展開。来週に相次いで開かれる日米の金融政策決定会合に投資家は備えている。ストラテジストらは市場で見込まれている米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での大幅な追加利上げがドルの支援材料になるとみている。
・一方でトレーダーの間では、日銀が「レートチェック」を実施した翌日に動きを見せなかったことで、ファンドなどがドルの買い持ちを再び増やしているとの声が聞かれる。レートチェックは実際の介入の一歩手前の段階で、一方的な取引を避けるよう、トレーダーに一種の警告を発することになる。
・ドルは対円で0.3%高の1ドル=143円46銭。
・ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=0.9997ドル。

9.15
FPマーケッツのアジア太平洋最高経営責任者(CEO)、ニック・トワイデール氏は「日銀が口先だけではなく行動で証明する兆候がないか、市場は目を光らせている」と。このままだと「今後数日でドル・円相場が145円に再び向かっても驚かない」と。

【米国株】
◆米国株は反落、S&P500種は7月18日以来の安値 
//_◆◇◇◇//◇▲◇◆
・15日の米株式相場は反落。S&P500種株価指数は前日比1.1%下げて3901.35と、7月18日以来の安値。
・この日発表された一連の経済指標は強弱まちまちで、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合に対する市場の見方にほとんど変化はなかった。
・ソフトウエアメーカーのアドビが急落。同社はソフトウエア設計を手掛けるスタートアップ企業、米フィグマを約200億ドル(約2兆8700億円)で買収することで合意。
 ・米国の住宅ローン金利はほぼ14年ぶりに6%を上回った。フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の15日発表によると、30年物固定金利は平均6.02%と、前週の同5.89%から上昇した。6%を超えるのは2008年11月以来。

9.15
シティー・インデックスのシニアアナリスト、フィオナ・シンコッタ氏は「市場は次の材料待ちだ」と指摘。「13日の株価急反落は米金融政策見通しの変化が要因だった。米金融当局の見解を実際に聞くまで、相場に明確な方向性は出てこないだろう」と。

現在2.25-2.5%のフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は、来年に4.5%近くでピークに達するとトレーダーらは見込んでいる。ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者のレイ・ダリオ氏は、この水準まで金利が上昇すれば株価の20%近い下落につながる可能性があるとみている。

【米国債】
◆米2年債利回りは2007年以来の高水準-長短逆転続く 
//_◆◇◆◆//◆▲◇◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )
・米国債利回りは幅広い年限で上昇。中でも短期金利の上昇が目立ち、金融政策に敏感な2年債利回りは一時8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して3.87%。
・米10年債利回りは4bp上昇の3.44%、30年債利回りは1bp上昇の3.47%。

【原油】
▲NY原油は急反落、85ドル台-世界的な需要不安が台頭 
//_◇▲◇▽//◇◆◇▲
・原油先物相場は大幅反落。
・米エネルギー省は戦略石油備蓄(SPR)の補充計画でトリガー価格は設定されていないと説明し、政府購入による価格下支え観測が後退した。
・中国は国内製油業者による輸出拡大の容認を検討していると関係者が明らかにし、新型コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)で需要がどれほど縮小しているのかという疑問が浮上した。
・WTI先物10月限は、前日比3.38ドル(3.8%)安の1バレル=85.10ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント11月限は3.26ドル安の90.84ドル。
9.15
プライス・フューチャーズ・グループのシニア市場アナリスト、フィル・フリン氏は「SPRに関するホワイトハウスのメッセージが首尾一貫せず、それが相場の上下動を促している」と。「原油購入の可能性が相場にどう影響するか見極めようと、上げておいた観測気球を今になって引き降ろしている」と。

【NY金】
◆NY金先物は3日続落、米大幅利上げ観測が重し 
//_◇◇◆◇//◇◆◆◆
・金先物相場は3日続落。
・この日発表された一連の米経済指標は強弱まちまちな内容だったが、より大幅な米利上げが決まるとの観測で売りが出た。
・金先物12月限は、前日比1.9%安の1オンス=1677.30ドル。

9.15
サクソバンクの商品戦略責任者オーレ・ハンセン氏は「来週1ポイントの米利上げが決まる可能性と、ターミナルレート(利上げの最終到達点)が4.5%近辺となる可能性」を織り込む動きが相場へのダメージになっていると。8月の米小売売上高が市場予想に反して増加したことについては、米金融政策の決定に与え得る影響を考えると「良い統計ではない」と。
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【欧州株】
▲3日続落、根強いインフレでタカ派懸念
//◆◇◆◇▽//▽▲▲◆ 
・15日の欧州株は3日続落。
・根強い高インフレによって各国・地域の中央銀行はより長期的にタカ派的な姿勢を維持するとの懸念が広がり、割安な銘柄にも買いが集まらなかった。
・欧州600指数は0.7%安。銀行株はアウトパフォームし、6月上旬以来の高値に上昇した。一方、エネルギーや消費財、テクノロジー銘柄は下落した。
・株式相場の次の手掛かりは9月20ー21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合だ。市場では大幅利上げの見方が強まっている。フェデラルファンド(FF)金利先物の動向によれば、今月の会合での0.75ポイント利上げは完全に織り込まれており、1ポイント利上げも約3分の1の確率で織り込まれている。

9.14
ベレンバーグ・バンクのマルチアセット戦略・調査の責任者、ウルリッヒ・ウルバーン氏は「中央銀行は年末にかけてタカ派を維持するだろう」とした上で、「ベース効果でインフレが減速し、利上げが一服する機会があるかもしれない」と。景気は弱まりつつある可能性が高いと。

【欧州債】
◆英独債下落
//◆◇◇◆◆//◆◆◇◆ 
・ドイツ2年債利回りが2011年以来初めて1.5%を上回った。
・トレーダーの間では、来年6月までの欧州中央銀行(ECB)による利上げを計195ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込んでおり、前日からは9bp上昇した。ECB当局者のタカ派的な発言が響いた。
・ 英国債も下落。トレーダーによる英中銀の利上げ観測は後退した。来週発表される政策金利は65bpの引き上げが織り込まれているが、前日からは3bpの低下。

9.15
ECBホルツマン氏、インフレはさらに加速する可能性高いと。ECBカザークス氏、来年2月以降も利上げを継続する可能性-MNI。

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