*かぶとうし塾


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2022年9月21日水曜日

◇ドル上げる.143円台. 原油.◆陰.逆立ち.83ドル台 令和4.9.21.Wed

21日 【日本株】
日経225 27,313.13 -375.29 -1.36%
TOPIX 1,920.80 -26.47 -1.36%
日経平均 ⇒ ◆nr.BigDn.もみあい ⇒ +◆陰上げ.様子見 ⇒ ◆陰.Lowエリア
TOPIX ⇒ -nr.BigDn.もみあい ⇒ +◆陰上げ.様子見 ⇒ ◆陰.Lowエリア
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.57 +1.32 +6.21% ⇒ ◇陽.Highエリア
日経平均VI  21.25 +0.23 +1.09% ⇒ ◇nr.よこばい
日経平均VI  21.02 +0.84 +4.16% ⇒ +◆陰上げ.もみあい
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・米国債利回り上昇-米10年債利回り3.56%、2年債利回りは4%接近。
・FRB、利上げ決定とさらなる利上げ見通し発表へ-21日FOMC会合。
・ドル・円相場は1ドル=143円台後半中心に推移、前日の日本株終値時点は143円28銭-日銀が臨時の国債買い入れオペ通知。
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21日、日本株急反落、米利上げや金利上昇を懸念-自動車など景気敏感株売り

・21日の東京株式相場は急反落。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を控え、米国の大幅利上げや金利上昇による景気や株価バリュエーションへの悪影響が懸念。
・自動車や機械など輸出関連、素材、商社といった海外景気敏感業種に売りが優勢となり、輸送用機器は東証33業種下落率首位。空運や陸運など足元上げが目立っていた経済再開関連も安い。
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しんきんアセットマネジメントの鈴木和仁
FOMCでは75ベーシスとみられる利上げ幅、ターミナルレート(利上げの最終到達点)や中立金利の水準、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長会見などが焦点だが、市場では事前に覚悟が進んでいる。株価が徐々に落ち着く可能性が6割程度、不安定さが4割程度の確率と予想している。

日本株は米国株に比べて相対的にしっかりしていた分、きょうは投資家がポジション調整をした後に様子見という状況。

投資家はFOMC後の日銀会合にも今回は注目している。政策変更の可能性は低いと見ているものの、今後の何らかの調整を示唆することでマーケットが反応するかもしれない。

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いちよしアセットマネジメントの秋野充成
今回のFOMCでは75ベーシスの利上げ、当局者が予想するターミナルレートは4.25%になる可能性がある。

米国株はFOMC後にいったんイベント通過で反発するかもしれないが、まだ利上げの途中ということで弱気相場は変わらないだろう。
日本株は米金利上昇が嫌気されるグロース(成長)株、景気懸念から景気敏感業種に売りが出やすい。

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【個別銘柄】 三菱地所、三井ハイテク、トヨタ自、四国電力 など

三菱地所 1956.5 -0.5一時急伸。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も2100円から2350円に引き上げている。
同社株価は米国の長期金利、為替などと相関が高いと指摘。米国の長期金利が想定以上に上昇し、為替が円安に進む可能性をバリュエーションに反映するとしている。
また、早ければ10-11月にも自社株買い発表の可能性があるとみている。

◆三井ハイテク 7600 -370大幅反落。
水戸証券は投資判断を「A」から「B」に2段階格下げ、目標株価も14000円から8300円に引き下げた。
リードフレームとモーターコアの主力2事業の急拡大局面にブレーキがかかっている状況であり、成長期待後退によるバリュエーション調整が必要と指摘。
為替水準が保守的であるとして、23年1月期営業利益は会社計画を上回る262億円を予想しているものの、24年1月期は270億円と増益率縮小を予想。

◆トヨタ自 2000 -48.5大幅反落。
5月19日以来の2000円割れが視野に入っている。前日の米国市場では、フォードが12%超の株価下落となっており、同社など国内自動車株にも売りが波及する展開となっている。
フォードは、サプライチェーンコストなどが予想外に拡大しており、7-9月期の供給コストは見通しを10億ドル程度上回ると発表している。グローバルで自動車業界の部品不足の状況は長期化するとの見方につながっているようだ。

◆四国電力 746 -41大幅反落。
前日に上半期の配当見送りを発表している。従来予想は未定、前年同期は15円であった。燃料価格の先行きが不透明で、通期業績を見通すことが困難であることが配当見送りの要因としている。
期末配当金に関しては引き続き未定を継続。電力業界では配当見送りを発表する企業が多くなっている状況だが、同社は第1四半期黒字を確保していたこともあって、期待感は残っていたと考えられる。

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9.21動いた株・出来た株
◇コシダカHD<2157> 940 +44 高値圏でショートカバーが優勢の展開か。
◇千葉興業銀行<8337> 290 +6 米長期金利上昇で低位の銀行株として物色。
◇T&DHD<8795> 1555 +32 米長期金利上昇が買い手掛かりに。
◇三菱UFJ<8306> 737.5 +3.7 米長期金利上昇で銀行株が堅調推移。
◇商船三井<9104> 3320 +40 米長期金利上昇や中間期末接近で権利取りの動きも。
◆ダブル・スコープ<6619> 1579ウ - 韓国子会社の公開価格決定以降は見切り売り殺到。
◆ギフティ<4449> 2172 -138 中小型グロース株の中では最近の上昇が目立っていたが。
◆四国電力<9507> 744 -43 中間期配当見送りの発表を嫌気。
◆レノバ<9519> 3405 -180 買い戻し一巡による直近一段高の反動が続く。
◆マネックスグループ<8698> 455 -22 リスクオフの状況下でビットコイン価格も下落。
◆トヨタ自動車<7203> 2001.5 -47 米フォードの株価下落で連想売りも。
◆ダイキン<6367> 23160 -935 メリルリンチ日本証券では投資判断格下げ。
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NYダウ   ⇒ ◆nr.Lowエリア ⇒ ◇呑込み.反発 ⇒ ▼陰.逆立ち
NASDAQ ⇒ -▽nr.Lowエリア ⇒ ◇呑込み.反発 ⇒ ◆nr.はらみ.様子見
9.20
NYダウ(INDU)30,706.23 -313.45 -1.01%
NASDAQ(COMPQ) 11,535.02 +86.61 +0.76%
S&P500(SPX) 3,899.89 +26.56 +0.69%
⇒ ▼nr.Lowエリア ⇒ ◇呑込み.反発 ⇒ ◆陰.はらみ.様子見

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▼陰.逆立ち ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め観測を受けて米長期金利が11年ぶりの高水準を付け、株売りを促した。21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表を控え、タカ派姿勢が改めて示されるとの警戒感も相場の重荷だった。

◆nr.はらみ.様子見 ⇒ナスダック総合株価指数も反落。
長期金利の上昇局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株にも売りが目立った。

SOX指数
2,539.50 −38.45 (-1.49%) ⇒ ▽nr.反発.様子見 ⇒ ◇陽.切り返し ⇒ ◆陰.はらみ.様子見
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VIX指数
27.16 +1.40 (+5.43%) ⇒ +▲陰上げ. ⇒ ◆呑込み ⇒ ◇陽.反発  
+5.43P 大幅上げ( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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◆◇▽▲◇◆//◇◇ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
◇◇◆▲◇◆//◇◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
◇◇◆◆◆◇//◇◆ 豪ドル ( 資源リンク )
_◇◆◇▲◇//▽◆ 原油 83ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル上げる.143円台. 原油.◆陰.逆立ち.83ドル台   
9.21
米ドル/円 143.72 143.73
ユーロ/円 143.26 143.33
ユーロ/米ドル 0.9968 0.9972
英ポンド/円 163.48 163.55
豪ドル/円 96.15 96.17
スイスフラン/円 148.92 149.01
原油(WTIC原油先物) 83.94 -1.42 -1.66% ⇒ +nr.はらみ.様子見 ⇒ ▽たくり線 ⇒ ◆陰.逆立ち

◇ドルもみあい.143円台.  原油.▽たくり線.85ドル台  
9.20
米ドル/円 143.27 143.28
ユーロ/円 143.62 143.70
ユーロ/米ドル 1.0025 1.0029
英ポンド/円 163.82 163.88
豪ドル/円 96.36 96.43
スイスフラン/円 148.52 148.60
原油(WTIC原油先物) 85.36 +0.60 +0.71% ⇒ ◆wr.逆立ち ⇒ +nr.はらみ.様子見 ⇒ ▽陽.反発

◆ドル下落.142円台.  原油.+nr.はらみ.様子見.85ドル台
9.17
米ドル/円 142.91 142.96
ユーロ ユーロ/円 143.12 143.23
ユーロ/米ドル 1.0015 1.0019
英ポンド/円 163.09 163.20
豪ドル/円 96.04 96.10
スイスフラン/円 148.09 148.21
原油(WTIC原油先物) 85.11 +0.01 +0.01% ⇒ ◇nr.クアトロ浮上 ⇒ ◆wr.逆立ち ⇒ +nr.はらみ.様子見

1.長期金利は一時、前日比0.11%高い3.60%と11年ぶりの水準に上昇した。金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りは3.99%と15年ぶりの高水準をつけた。

FOMCでは3会合連続で0.75%の大幅利上げを決め、委員らの政策金利見通し(ドットチャート)も引き上げられる見込みだ。「パウエル議長が記者会見でインフレ抑制に向け断固たる姿勢を改めて示せば、株売りが強まる」(CFRAのサム・ストーバル氏)と警戒された。ダウ平均の下げ幅は550ドル強に拡大する場面もあった。

2.FRBの急激な金融引き締めが景気を冷やすとの見方から景気敏感株や消費関連株が売られた。

3.長期金利の上昇局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株にも売りが目立った。

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【NY外為】
◇ドル上昇、逃避需要集める-対円で143円台後半 
◆▽◆◇◆//◇◇ 
・ドルが大半の通貨に対して上昇。FOMC政策発表を控え資産価格が低下したのが背景にある。
・ロシアがウクライナの一部併合を急いでいると伝わり、ユーロは売り圧力に押された。
・ドルは対円で0.3%高の1ドル=143円66銭。
・ユーロは対ドルで0.5%安の1ユーロ=0.9977ドル。

【米国株】
◆米国株は反落、利上げ警戒-S&P500業種別指数が全て下落 
◇▲◇◆▼//▽◆
・20日の米株式相場は反落。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を翌日に控える中での米国債利回り上昇が重しとなった。米金融当局がタカ派姿勢を取り、2008年金融危機前の水準にまで政策金利を引き上げるとの警戒感が広がった。
・S&P500種株価指数は前日比1.1%安の3855.93。構成銘柄の約93%が下げ、業種別指数が全て下落。
・地政学的展開も注目を集めた。ロシアはウクライナの親ロシア派支配地域を併合しようと、形式的な住民投票の手続きを急いでいることがこの日は伝わった。

9.20
今週のFOMCについて、市場の大方は0.75ポイントの利上げが決まると予想している。ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのクロスアセット・ストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏は、1ポイント利上げの確率は市場で十分に織り込まれていないとの見方だ。米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったほか、ジャクソンホール会合でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演した8月末以降、労働市場と賃金の「過熱」状態が続いていると。

ブラックロックのiシェアーズ投資戦略米州責任者、ガルギ・チャウドリ氏は、FOMCが「金利を引き上げて程なく、2023年半ばに利下げに転じるだろうとの見方は、もう倉庫にしまうべきだろう」と。「金融当局の強硬姿勢が必要だと、最近のデータは示している」と。

【米国債】
◆米10年債利回り3.56%、2年債利回りは4%近くに上昇 
◆▲◇◆◇//◇◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )
・2年債利回りは4%に接近した。
・米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.56%。

【原油】
▲NY原油は反落、週内に複数の中銀が利上げの見通し 
◇◆◇▲◇//▽▲
・原油先物相場は反落。
・今週は米金融当局のほか、欧州やアジアなど複数の国・地域で中銀の政策決定会合が開催され、利上げが実施されると予想されている。市場では流動性が低下し、大きな価格変動につながっているほか、ドル上昇で向かい風が強まっている。
・WTI先物10月限は前日比1.28ドル(1.5%)安い1バレル=84.45ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント11月限は1.38ドル安の90.62ドル。
9.20
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は「米金融当局が今週利上げを実施する見通しだというマクロ経済の圧力が米株式市場を再び圧迫しており、それが原油の上値を抑えているようだ」と。「短期的には、原油価格は米利上げと11月まで予定されている戦略石油備蓄(SPR)追加放出の影響を受けやすい」と。

【NY金】
◆NY金は下落、2年ぶり安値に近づく-米利上げに注目 
◇◆◆◆◇//◆◆
・金相場は下落。
・21日にはFOMCが利上げを決定すると予想されている。この日はドルと米インフレ連動債の利回りが上昇したことで、一段の金売り圧力がかかった。
・金先物12月限は、0.4%安の1オンス=1671.10ドル。

9.20
RJオブライアン・アンド・アソシエーツのシニアマーケットストラテジスト、ロバート・ヘイバーコーン氏は利上げの可能性を市場は正確に織り込んでいるとみており、金価格は政策発表直後に下落した後、上昇すると予想している。「0.75ポイントの利上げが実施され、金はその事後に恐らく上昇するというのが私の予想だ」と。「1ポイントの利上げでも、金は発表直後には下落するだろうが、その後は週末にかけて上昇し始める」と。

ウェイン・ゴードン氏らUBSウェルス・マネジメントのストラテジストは「オンス当たり1500ドル台半ばへの一段安もあり得る」とリポート。米10年物の米実質利回り期待が1%を超え、ドルが上昇する中、今後数カ月に上場投資信託(ETF)や先物からのさらなる資金流出が想定される」と。

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【欧州株】
◆下落、主要中銀の政策決定に備える動き
▽▲▲◆▲//◆◆ 
・20日の欧州株は下落、7月上旬以来の安値に下げた。
・投資家は今週主要な中央銀行が行う政策金利に関する決定に備えている。今後の引き締めペースが示唆されるとみられている。
・欧州600指数は1.1%安。不動産、建設株を中心に売られた。
・スウェーデン中銀が大幅利上げに踏み切ったことを手掛かりに同国の銀行株が上昇。欧州銀行株指数はアウトパフォームした。

【欧州債】
◆国債も下落
◆◆◇◆◇//◆◆ 
・欧州債はベアスティープ化の動きの中で下落。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を21日に控え、スウェーデンの大幅利上げやドイツの生産者物価指数(PPI)の大幅上昇が材料視された。
・欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁は、ECBの政策金利はユーロ圏の景気拡大を抑える水準には程遠いとの考えを示した。
・英国債は下落。前日はエリザベス女王国葬に伴う公休日で休場だった。

9.19
ECBのデギンドス副総裁は、ユーロ圏の景気減速はそれ自体で消費者物価を抑制するには十分ではないとの考えを示した。ECB政策委員会メンバー、スペイン銀行(中銀)のデコス総裁はインフレを2%の物価目標に「急速に収束させる」ことに注意を呼び掛けた。

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