*かぶとうし塾


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2022年9月22日木曜日

▽ドル強い.144円台.  原油.▲陰.切り下げ.82ドル台 令和4.9.22.Thus

22日 【日本株】
日経225 27,153.83 -159.30 -0.58%
TOPIX 1,916.12 -4.68 -0.24%
日経平均 ⇒ +◆陰上げ.様子見 ⇒ ◆陰.Lowエリア ⇒ -◇陽下げ.Lowエリア
TOPIX ⇒ +◆陰上げ.様子見 ⇒ ◆陰.Lowエリア ⇒ -◇陽下げ.Lowエリア
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【日経平均VI】
日経平均VI  21.61 -0.96 -4.25% ⇒ ◆陰.呑込み
日経平均VI 22.57 +1.32 +6.21% ⇒ ◇陽.Highエリア
日経平均VI  21.25 +0.23 +1.09% ⇒ ◇nr.よこばい
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・パウエル議長、さらなる「痛み」への覚悟促す-積極利上げ継続へ。
・米積極利上げでハイテク株売り-時間外でアマゾンやアップル一段安。
・ドル・円相場は1ドル=144円台前半で推移、前日の日本株終値時点は143円97銭。
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22日、日本株急反落、米利上げや金利上昇を懸念-自動車など景気敏感株売り

・22日の東京株式相場は続落し、TOPIXと日経平均株価は7月19日以来2カ月ぶりの日中安値を付けた。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定を受け、積極的な利上げ継続に伴う景気後退への不安が広がっている。
・電機や機械、海運といった海外景気の影響を受けやすい業種が下落。時価総額の大きい医薬品や情報・通信株などを中心に売りが出て内外需銘柄ともに安い。
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東洋証券の大塚竜太
FOMCの結果でドットチャートの今後の見通しが大幅に上方修正されたのを織り込む値動きになりやすい。

きょう政策発表がある日銀の金融政策決定会合は何も出ないとの見方は多いが、何かあるかもしれないといった不透明さもある。

午後になれば日銀会合の結果が分かるため、買い戻しなどがそれなりに入る可能性もある。

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野村証券の伊藤高志
FOMCでタカ派的な米金融政策の継続が決まり、日本株は下落。FOMCメンバーは景気や物価見通しで厳しい見方を示し、嫌気される内容だった。金利の先高観が強まり、グロース株を中心に売りが出るだろう。

日本株の下げは米国株に比べると限定的になりそうだ。円安の追い風や経済再開、挽回生産などが日本固有の好材料だ。

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【個別銘柄】 三菱重、WSCOPE、ソフトバンクG など

◇三菱重 5221 +107大幅反発。
防衛関連としての関心の高まりが下支えになっているもよう。プーチン大統領が国民向けのテレビ演説において、戦地に派遣する兵士について予備役を部分的に動員する大統領令に署名したことを明らかにしている。
また、核戦略の使用も辞さない構えも示している。あらためて世界的な地政学リスクが高まる状況となっており、日本の防衛予算拡充の方向性などもより強まるとみられているようだ。

◆WSCOPE 1550 -29続落。
韓国子会社の公開価格が想定を下振れたことから足元で株価が急落、前日まで3日連続ストップ安となっていた。
9月15日の高値から本日安値まで下落率は一時55.6%にまで達しており、本日の売り一巡後は短期リバウンド期待や売り方の買い戻しなどが優勢となった。
目先的には、9月30日に予定されている子会社の韓国証券取引所上場後の価格形成が注目材料で、次第に買い見送られる。

◆ソフトバンクG 5343 -110大幅続落。
孫社長が近く韓国を訪問し、傘下の英アームを巡る戦略的提携でサムスン電子と協議することが分かったと伝わった。
サムスンとの提携によって中核企業のアームの成長を加速させる方針。アームの企業価値向上につながるとの期待もあるが、本日は、FOMCを受けた米国株安が売り材料になった。
FOMCでの0.75%の利上げ決定は想定線であったが、ドットチャートの上方修正などがマイナス視される形に。

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9.22動いた株・出来た株
◇東芝<6502> 5218 +134 革新機構がベインと連合を組む方向で調整と伝わる。
◇三菱重<7011> 5172 +58 プーチン大統領の予備役導入表明など手掛かりにも。
◇トヨタ自動車<7203> 2006.5 +6.5 自己株式の取得期間延長を発表。
◇レノバ<9519> 3650 +145 前日の下ひげで調整一巡感も。
新光電気工業<6967> 3455 -125 SOX指数下落などで半導体関連上値重い。
◆川崎汽船<9107> 7290 -250 コンテナ船市況の先行き懸念強く戻り売り優勢。
◆ダブル・スコープ<6619> 1558 -21 安寄り後はリバウンド狙いの買いも優勢で一時急伸となったが。
◆ソフトバンクグループ<9984> 5327 -126 FOMCを受けての米国株安をマイナス視。
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NYダウ   ⇒ ◇呑込み.反発 ⇒ ▼陰.逆立ち ⇒ ◆Wr.逆立ち.Lowエリア
NASDAQ ⇒ ◇呑込み.反発 ⇒ ◆nr.はらみ.様子見 ⇒ ▲Wr.逆立ち.Lowエリア
9.21
NYダウ(INDU)30,183.78 -522.45 -1.70%
NASDAQ(COMPQ) 11,220.19 -204.85 -1.79%
S&P500(SPX) 3,789.93 -66.00 -1.71%
⇒ ◇呑込み.反発 ⇒ ◆陰.はらみ.様子見 ⇒ ▲Wr.逆立ち.Lowエリア

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◆Wr.逆立ち.Lowエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
米連邦準備理事会(FRB)は21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを決め、インフレ抑制に向け当面は大幅利上げを続ける方針を示した。一段の金融引き締めが米景気の悪化を招くとの見方から、景気敏感株を中心に売られた。

▲Wr.逆立ち.Lowエリア ⇒ナスダック総合株価指数は続落。
長期金利の上昇局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株売り。

SOX指数
2,514.96 −24.54 (-0.97%) ⇒ ◇陽.切り返し ⇒ ◆陰.はらみ.様子見 ⇒ ▲陰.逆立ち
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VIX指数
27.99 +0.83 (+3.06%) ⇒ ◆呑込み ⇒ ◇陽.反発 ⇒ +nr.高値もみあい  
+3.06P 上げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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◆◇▽▲◇◆//◇◇▽ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
◇◇◆▲◇◆//◇◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
◇◇◆◆◆◇//◇◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
_◇◆◇▲◇//▽◆◆ 原油 82ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル強い.144円台.  原油.▲陰.切り下げ.82ドル台
9.22
米ドル/円 144.07 144.09
ユーロ/円 141.75 141.83
ユーロ/米ドル 0.9839 0.9843
英ポンド/円 162.40 162.48
豪ドル/円 95.50 95.57
スイスフラン/円 149.06 149.15
原油(WTIC原油先物) 82.94 -1.00-1.19% ⇒ ▽たくり線 ⇒ ◆陰.逆立ち ⇒ ▲陰.切り下げ

◇ドル上げる.143円台. 原油.◆陰.逆立ち.83ドル台   
9.21
米ドル/円 143.72 143.73
ユーロ/円 143.26 143.33
ユーロ/米ドル 0.9968 0.9972
英ポンド/円 163.48 163.55
豪ドル/円 96.15 96.17
スイスフラン/円 148.92 149.01
原油(WTIC原油先物) 83.94 -1.42 -1.66% ⇒ +nr.はらみ.様子見 ⇒ ▽たくり線 ⇒ ◆陰.逆立ち

◇ドルもみあい.143円台.  原油.▽たくり線.85ドル台  
9.20
米ドル/円 143.27 143.28
ユーロ/円 143.62 143.70
ユーロ/米ドル 1.0025 1.0029
英ポンド/円 163.82 163.88
豪ドル/円 96.36 96.43
スイスフラン/円 148.52 148.60
原油(WTIC原油先物) 85.36 +0.60 +0.71% ⇒ ◆wr.逆立ち ⇒ +nr.はらみ.様子見 ⇒ ▽陽.反発

1.FOMCでは3カ月ごとにまとめる委員らの政策金利見通しと経済見通しも公表した。政策金利は2022年末で4.4%、23年末は4.6%を見込む。前回6月会合の予想(それぞれ3.4%、3.8%)から引き上げた。年内は残り2回の会合で1.25%の大幅な利上げを見込んでいることになる。来年末の水準は市場予想(4.4%程度)を上回り、想定よりタカ派的と受け止められた。

会合後、議長は会見でインフレ抑制に向け「仕事が終わるまで(金融引き締めを)続ける」との考えを改めて強調した。市場では「金融引き締め長期化で経済的なダメージが今後強まるとの見方を市場は改めて意識した」(グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツのウォルター・トッド氏)との声。

2.景気敏感株や消費関連株の下げが目立った。建機のキャタピラーやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス、銀行のJPモルガン・チェースが売られた。スポーツ用品のナイキや化学のダウも安い。

3.長期金利の上昇局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株にも売り。スマートフォンのアップルなどハイテク株も売られた。

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【NY外為】
▽ドル指数が一時過去最高値、対円で一時144円70銭 
◆▽◆◇◆//◇◇▽ 
・ドル指数が一時1%上昇、過去最高値を付けた。
・FOMCの利上げと追加利上げ示唆が背景。同指数の上げ幅はパウエル議長の発言後に縮小した。
・ドルは対円で0.2%高の1ドル=144円01銭。
・ユーロは対ドルで1.3%安の1ユーロ=0.9845ドル。

9.21
スコシアバンクのショーン・オズボーン氏はリポートで「ドルは短期的には堅調に推移するとみているが、ここからの持続的なドル高を想定することにはなお消極的だ」と

【米国株】
◆米国株は続落、FOMC発表後に乱高下 
◇▲◇◆▼//▽◆◆
・21日の米株式相場は荒い値動きの末に続落。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見に関する多くの見出しがトレーダーを圧倒。積極的な引き締め継続が示唆され、経済のソフトランディング(軟着陸)の可能性がますます低くなったと受け止められた。
・S&P500種株価指数はFOMCの発表後に乱高下し、前日比1.7%安の3789.93で終了。
・地政学的展開も注目を集めた。ロシアはウクライナの親ロシア派支配地域を併合しようと、形式的な住民投票の手続きを急いでいることがこの日は伝わった。

9.21
プリンシパル・グローバル・インベスターズのチーフストラテジスト、シーマ・シャー氏は「パウエル議長にポール・ボルカー(元FRB議長)が降霊したかのようだ。米金融当局がこれまで取ってきた、そして今後も続けるであろう強力かつ迅速な各措置について語っている。厄介なインフレ圧力を退治し、後で一段と悪いシナリオに陥るのを回避しようとしている」と。
「最新の金利予測を見る限り、米金融当局はハードランディングを図っている。ソフトランディングはほとんど論外だ」と。

【米国債】
◆米2年債利回りが4%突破、10年債利回りは3.53% 
◆▲◇◆◇//◇◆◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )
・2年債利回りが4%を突破し、2007年以来となる高水準。
・米10年債利回りは3bp低下の3.53%。

【原油】
▲NY原油は続落、景気減速の連鎖的影響に不安強まる 
◇◆◇▲◇//▽▲▲
・原油先物相場は続落。
・ロシアが戦争をエスカレートさせることで供給が乱れる可能性が意識されたが、FOMCの利上げ後、景気減速の連鎖的影響への不安が相場により大きく響いた。
・米エネルギー情報局(EIA)の統計によると、先週の原油在庫は114万バレル増加。ディーゼルを含む留出油の需要(4週平均)は減少し、この時期としては約10年ぶりの低水準となった。
・WTI先物11月限は、前日比1ドル(1.2%)安の1バレル=82.94ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント11月限は79セント安の89.83ドル。
9.21
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「景気が減速しても一段の利上げでインフレを抑制していく姿勢を米金融当局が示唆し、原油は重い相場展開が続いた」と。

【NY金】
◇金スポット上昇-利上げ幅が大方の予想通りで 
◇◆◆◆◇//◆◆◇
・金スポット相場はFOMC政策発表直後の一時的な下落から切り返し。
・米金融当局の利上げ幅は大方の予想通りとなり、一部で見込まれていた一段と大幅な利上げへの懸念がひとまず解消された。
・金先物12月限はFOMC政策発表前に、0.3%高の1オンス=1675.70ドル。

9.21
RJOフューチャーズのシニアマーケットストラテジスト、ロバート・ヘイバーコーン氏は「一部では1ポイント幅の利上げになるかもしれないとの声もあったが、大方の予想通りの結果になったことで金は買われ、上昇に転じた」と。

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【欧州株】
◇反発
▽▲▲◆▲//◆◆◇ 
・20日の欧州株は下落、7月上旬以来の安値に下げた。
・防衛銘柄や石油株が上昇したのが相場全体を支えた。
・ロシアのプーチン大統領が軍の部分動員令に署名し、西側による「核の脅し」を批判したとの報道でSTOXX欧州600種指数は一時下落する場面があった。
・防衛銘柄ではフランスの防衛・電子機器大手タレス、英防衛大手BAEシステムズ、イタリアの航空防衛大手レオナルド、ドイツの防衛機器大 手ラインメタルが4.0%─9.3%上昇。
・欧州600種石油・ガス株指数は1.55%上げた。ロシアの部分動員令の報道を受けて原油価格が上昇したのが材料視された。

9.21
この日大幅利上げを決めるとみられているFRBの連邦公開市場委員会(FOMC)の発表が注目されており、HYCMのチーフマーケットアナリスト、ジャイルズ・コグラン氏は「現段階で75ベーシスポイント(bp)の利上げは織り込み済みだが、関心はターミナルレート(政策金利の最終到達点)がどうなるかだ」と指摘。

【欧州債】
◇長期債に買いが入り、利回りが低下
◆◆◇◆◇//◆◆◇ 
・ロシアのプーチン大統領が軍の部分動員令に署名し、西側が「核の脅し」を続ければ兵力の全てを用いて対応すると警告したことを受け、安全資産に資金が流入した。
・独2年債利回りは4.5ベーシスポイント(bp)上昇の1.75%。一時は1.77%と、11年ぶり高水準を付けた。独10年債利回りは5bp低下の1.88%。ただ、2014年1月に付けた高水準(1.954%)からそれほど乖離していない。
・イタリア10年債利回りは5bp低下の4.14%。独伊10年債利回り格差は223bp。

9.21
INGのシニア金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「市場では紛争激化が懸念されているが、短期的な懸念の度合いを現時点で推し測るのは難しい」とし、「米連邦準備理事会(FRB)のこれまでのタカ派的な姿勢を踏まえると、債券を保有する意欲はまだかなり限定されるとみられる」と。

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