*かぶとうし塾


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2022年8月17日水曜日

▽ドル反発. 134円台  原油.大幅下げ◆Low.86ドル台 令和4.8.17.Wed

17日 【日本株】
日経225 29,222.77 +353.86 +1.23%
TOPIX 2,006.99 +25.03 +1.26%
日経平均 ⇒ ◇陽.トリプル ⇒ -nr.高値もみあい ⇒ ◇逆立ち
TOPIX ⇒ ◇陽.トリプル ⇒ -nr.はらみ ⇒ ◇逆立ち
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.58 +0.31 +1.70% ⇒ ▽陽.反発
日経平均VI 18.27 -0.79 -4.14% ⇒ ◆ 陰.トリプル下落
日経平均VI 19.06 +0.67 +3.64% ⇒ +nr.上げもみあい
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・米住宅着工件数、7月は昨年2月以来の低水準-許可件数も減少。
・米製造業生産指数、7月は3カ月ぶりに上昇-自動車生産が急回復。
・ドル・円相場は1ドル=134円台前半を推移、前営業日の日本株終値時点は133円30銭。
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17日、日経平均7カ月ぶり2万9000円台、米利上げ懸念後退-輸出関連が高い

・17日の東京株式相場は反発。日経平均株価の終値は2万9000円を約7カ月ぶりに上回った。
・米連邦準備制度理事会(FRB)の過度な米利上げ懸念が後退。
・企業業績の改善を期待した買いも入った。円安も追い風になり、自動車や機械などの輸出関連銘柄が高かった。
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楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦
日経平均が高値を更新してきた背景には米金融当局が来年にも利下げに転じるとの期待がある。米金利の低下に伴い株式市場のバリュエーションは引き上がり、株式相場の水準は上昇しやすくなるからだ。

企業業績が改善するとの期待も買いに拍車をかけている。難しい事業環境下にあった4-6月期の決算は全体的に堅調な印象だった。足元で原材料価格が落ち着き、供給網も改善している。これまで以上のネガティブサプライズは出てこないとの見方から企業業績の改善が期待されているかもしれない。
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【個別銘柄】ファーストリテ、INPEX など

◇ファーストリテ 88130 +2400大幅続伸。
前日に発表された米ウォルマートやホーム・デポの5-7月期決算は揃って、市場予想を上回る堅調なものだった。
米個人消費の力強さが確認されたことで、米国景気の後退への警戒感が後退したことがプラスに作用下形だ。
この流れが東京市場にも波及し、米国でも小売事業を展開する日本企業にも好影響が波及する流れとなり、好感される流れとなっている。

INPEX 1469 +3一時下落。
NY原油先物価格の下落基調が連日で株価の重石となっている。米中2大国の経済指標の予想以上の悪化を受けて景気後退懸念が強まり、原油需要の鈍化が意識されている。
イランが核合意の再建草案について米国との合意に近づいていると伝わったことも、供給増への思惑も価格下落圧力として働いたようだ。
8日に業績予想の上方修正をしたため、目先の出尽くし感からり、上値の重い展開。

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8.17動いた株・出来た株
◇東電力HD<9501> 510 +18 原子力規制委員会が柏崎刈羽原発のテロ対策施設の設置計画を正式に許可。
(前場)
◇クロスマーケ<3675> 948 +81 前日に200日線上回り先高期待高まる。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 3320 +150 国内証券が目標株価引き上げ。
◇ファーストリテ<9983> 87780 +2050 昨日の米市場で消費関連株が物色され刺激材料に。
◇商船三井<9104> 3695 +85 前日大幅安で押し目買い。
◇日産自<7201> 536.5 +8.8 米EV購入の税額控除適用車種は日本メーカーでは日産の「リーフ」のみと報道。
◇パナHD<6752> 1146.5 +13.5 米テスラ向けEV用電池の生産能力を約1割高めると報道。
◇凸版印刷<7911> 2282 +22 半導体素材の生産設備増強に乗り出すと報道。
◆東エレク<8035> 46060 -370 米市場でSOX指数下落し買い手控えムード。
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NYダウ   ⇒ ◇陽.クアトロ浮上 ⇒ ◇切り返し.Reg200MA ⇒ ◇陽3.Br200MA
NASDAQ ⇒ ◇陽.逆立ち ⇒ ◇切り返し ⇒ ◆nr.はらみ
8.16
NYダウ(INDU)34,152.01 +239.57 +0.71%
NASDAQ(COMPQ) 13,102.54 -25.50 -0.19%
S&P500(SPX) 4,305.20 +8.06 +0.19%
⇒ ◇陽.クアトロ浮上 ⇒ ◇切り返し ⇒ ◇nr.Reg200MA
 
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◇陽3.Br200MA ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続伸。
小売り大手の決算が市場予想を上回り、消費関連銘柄や景気敏感株が買われた。半面、金利上昇をきっかけにハイテク株は売りに押された。

◆nr.はらみ ⇒ ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落。
米長期金利が上昇し、長期金利上昇の局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は売られた。交流サイトのメタプラットフォームズや半導体のエヌビディアなど主力株が下げた。

SOX指数
3,045.64 −31.68 (-1.03%) ⇒ ◇陽.クアトロ浮上 ⇒ ◇nr.切り返し ⇒ ▲nr.トリプル.Sup10MA
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VIX指数
19.69 −0.26 (-1.30%) ⇒ ◆陰.逆立ち下落 ⇒ +◆陰上げ ⇒ ◆切返し.下げ  
-1.30P 下げる( 金利政策を意識&ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◆◇▲◇◇//◆◆▽ ドル円 134円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▲◇◆//◆▲▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇▽◆◆◇◇//◆▲◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▽◆◇◇◆//_▼▲ 原油 86ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発. 134円台  原油.大幅下げ◆Low.86ドル台
8.17
米ドル/円 134.23 134.26
ユーロ/円 136.51 136.59
ユーロ/米ドル 1.0170 1.0174
英ポンド/円 162.36 162.42
豪ドル/円 94.24 94.28
スイスフラン/円 141.32 141.41
原油(WTIC原油先物) 86.53 -2.88 -3.22% ⇒ ◆陰.はらみ調整.Reg20MA ⇒ ▼ひげ.逆立ち ⇒ ◆Lowエリア

◆ドルもみあい 133円台 原油.▼ひげ.逆立ち.89ドル台 
8.16
米ドル/円 133.14 133.15
ユーロ/円 135.34 135.40
ユーロ/米ドル 1.0165 1.0169
英ポンド/円 160.54 160.59
豪ドル/円 93.48 93.54
スイスフラン/円 140.70 140.77
原油(WTIC原油先物) 89.41 -2.68 -2.91% ⇒ ◇陽.Br10MA ⇒ ◆陰.はらみ調整.Reg20MA ⇒ ▼ひげ.逆立ち

週明け ◆ドルもみあい. 133円台  8/12.原油.◆陰.はらみ調整.92ドル台 
8.15
米ドル/円 133.47 133.55
ユーロ/円 136.91 137.00
ユーロ/米ドル 1.0258 1.0262
英ポンド/円 161.93 162.02
豪ドル/円 94.92 95.07
スイスフラン/円 141.72 141.81
8/12)原油(WTIC原油先物) 92.09 -2.25 -2.38% ⇒ ▽陽.トリプル浮上 ⇒ ◇陽.Br10MA ⇒ ◆陰.はらみ調整.Reg20MA

1.朝方に発表した2022年5~7月期決算が市場予想を上回る増収増益となった小売りのウォルマートとホームセンターのホーム・デポが大幅高となり、2銘柄でダウ平均を130ドル近く押し上げた。両社の決算を受け、景気が減速する中でも消費は堅調と受け止められた。

市場では「米景気の後退入りは回避できそうだ」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との見方が強まった。

2.消費関連銘柄ではドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスやスポーツ用品のナイキが買われた。ディスカウントストアのターゲットや百貨店のメーシーズも大幅に上げた。
化学のダウや航空機のボーイングなど景気敏感株の一角にも買いが広がった。

3.米長期金利が上昇し、長期金利上昇の局面で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は売られた。顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトが安い。交流サイトのメタプラットフォームズや半導体のエヌビディアなど主力株が下げた。

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【NY外為】
◇ドル指数ほぼ変わらず、対円で一時1%高の134円68銭 
//◆◇▲◇◇//◆◇ 
・好調な米企業決算と世界経済の先行き不安が交錯し、荒い値動きとなった。
・主要10通貨の中では円とスイス・フランの下げが目立った。
・ドルは対円で92銭(0.7%)高い1ドル=134円24銭。
・ユーロは対ドルで0.1%上昇し1ユーロ=1.0170ドル。

【米国株】
◇米国株は続伸、ハイテク株は午後に下落に転じる 
//◆◆▽◆▽//◇◇
・16日の米国株式相場は続伸。
・景気減速への警戒を強めつつ、相次いだ好調な決算を見極める展開となった。ハイテク株は午後の取引で突然下落に転じた。
・7月の米住宅着工件数は市場の予想以上に減少した一方、同月の米製造業生産指数は3カ月ぶりに上昇。
・ウォルマートの決算でリスクセンチメントが改善する場面もあった。同社の利益はすでに引き下げられていた市場予想を上回り、業績見通しも従来予想から若干引き上げられた。減速の兆しが見られる米住宅市場をよそに、ホーム・デポの決算も予想を上回った。

8.16
インテグリティ・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジョー・ギルバート氏は「取引終盤の下げは主にテクニカル要因によるものだ。S&P500種が200日移動平均に到達すると、騰勢を失いはじめ、ショート筋は上向きのモメンタムに闘いを挑んだ」と。
「現実的にみれば、今の水準ではレンジから抜けられない。最新の経済データを米金融当局がどのように認識し、どんな経済的結果がもたらされるか見通せないからだ。これだけ不確定要素があれば、市場はこのレンジを上抜けるのに十分な自信を持てない」と。

【米国債】
◆米国債は軟調、経済統計受け-利回り曲線は平坦化 
//▽◆◇◆◇//◇◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )
・朝方に発表された一連の経済統計を受けて、米国債相場は軟調に推移した。
・米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い2.81%。

【原油】
▲NY原油3日続落、景気懸念などで6カ月超ぶり安値 
//_◆◇◇◆//▼▲ 
・原油先物相場は3日続落。
・世界的な景気減速懸念が強まる中で、イランからの原油輸出が増えるとの思惑が下げ圧力になった。
・WTI先物9月限は、前日比2.88ドル(3.2%)安の1バレル=86.53ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント10月限は2.76ドル下げて92.34ドル。
8.16
オアンダのシニア市場アナリスト、クレイグ・アーラム氏は「核合意再建の可能性は既に相場に織り込まれており、週内に最終合意に至った場合、原油価格は上下どちらにも動くリスクがある」と。「相場を90ドル近辺かそれ以下に抑えるであろう主因は、世界各国でのリセッション(景気後退)の脅威と中国のロックダウン(新型コロナウイルス感染対策の都市封鎖)だ」と。

【NY金】
◆NY金は続落、ドル高と米金利上昇が重しに 
//◇◇◇◆◇//◆◆
・金相場は続落。
・前週まで4週連続で上昇したものの、今週に入り上昇は一服している。
・金先物12月限は1.0%安の1798.10ドドル。

8.16
MKSパンプで貴金属ストラテジーを率いるニッキー・シールズ氏は「ドルの高止まりと米金利の上昇が金の上値を抑えている」と。
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【欧州株】
◇5営業日続伸
//◇◆◇◇◇//◇◇ 
・ディフェンシブや資源銘柄が買われたのが相場を支えた。ただ、景気後退への懸念も根強く、上昇は抑えられた。
・資源株指数は3.23%高。好決算も好感された英豪系資源大手BHPグループは5.5%上昇。
・景気の先行きが不透明な中で比較的安全とみなされる通信株指数、公益事業株指数はそれぞれ1.65%、1.29%上げた。
・ドイツの欧州経済センター(ZEW)が16日発表した8月のドイツ景気期待指数は前月から小幅に低下した。生活費の上昇で個人消費が 打撃を受けるとの懸念を背景に、欧州最大の経済大国ドイツが景気後退に向かっていることを示唆。

8.16
キャピタル・エコノミクスの欧州担当チーフエコノミスト、アンドリュー・ケニンガム氏は「エネルギー価格の高騰が家計と産業の両方に影響を及ぼすため、今年下半期に景気後退が避けられないと考えている」と指摘。
【欧州債】
◆ドイツ債利回りが上昇
//◆◆◇◆◆//◇◆ 
・ドイツ債利回りが上昇した。新たな経済指標の発表を受け、インフレ懸念とリセッション(景気後退)に対する警戒感を巡る議論が焦点となった。
・英国立統計局(ONS)が16日発表した4─6月の失業率は3.8%で、3─5月から横ばいとなり、半世紀ぶりの低水準付近を維持し た。
・ ドイツ10年債利回りは9ベーシスポイント(bp)上昇の0.989%。

8.16
INGのシニア金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「労働市場が引き続き逼迫していることから、英中銀が9月に0.50% ポイントの利上げを決定するとの見方が強まっており、英国債に最も売り圧力がかかった」と。

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