*かぶとうし塾


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2022年8月4日木曜日

◇ドル上げる 133台後半 原油.▲クアトロ下落.90ドル台 令和4.8.4.Thus

4日 【日本株】
日経225 27,932.20 +190.30 +0.69%
TOPIX 1,930.73 -0.04 0.00%
日経平均 ⇒ ◆陰.逆立ち下落. 窓埋めへ ⇒ ◇はらみ.様子見 ⇒ ◇トリプル浮上
TOPIX ⇒ ◆陰.逆立ち下落 . 窓埋めへ ⇒ ◇下はらみ.様子見 ⇒ ◆陰.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.25 -0.90 -4.47% ⇒ ◆陰. 窓埋め下落
日経平均VI 20.15 -0.45 -2.18% ⇒ ◆陰.はらみ.10MAもみあい
日経平均VI 20.60 +1.64 +8.65% ⇒ △Wr陽.大幅上昇
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・米ISM非製造業景況指数、7月は予想外に上昇-3カ月ぶり高水準。
・3日のニューヨーク原油先物は4%安の1バレル=90.66ドル-ロシアがウクライナを侵攻する前の2月初旬以来の安値。
・トヨタ、4-6月期営業利益42%減5787億円-市場予想を大幅に下回る。
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4日、日経平均は続伸、米景気期待や円高一服で電機など上昇-トヨタは安い

・4日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。
・米供給管理協会(ISM)非製造業総合景況指数が予想外に改善し、投資家心理が上向いた。
・外国為替で円高が一服し、電機や精密機器、海運、素材株の一角に好感した買いが入った。
・国際原油相場が下落し、鉱業や商社など資源関連には嫌気した売りが出た。午後に減益決算を発表したトヨタ自動車も安い。
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大和証券の細井秀司
将来的な米金利低下観測が強まり、グロース(成長)株の見直し買いにつながっている。
米金融当局者がインフレ退治は終わっていないと市場にクギを差していることが株式市場のかく乱要因。ただ、インフレ退治が前倒しされれば先行きの米利下げを見込みやすくなる。
トヨタ自動車の決算では円安効果があってもそれを打ち消すほど原燃料高の影響が強いことが確認できた。通期営業利益計画を変えなかったため、上方修正を期待していた株式市場ではネガティブな反応。
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JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾
良好な米ISM非製造業の結果を受けて米景気懸念が緩和された。同価格指数が大きく低下し、インフレ観測が和らいだ。
外国為替の円安に加え、台湾を巡る中国の動きへの不安が後退していることも好材料。
5日発表の雇用統計の結果で雇用者数の伸び幅が適度に縮小し、平均時給も落ち着けば楽観的な見方がもう一段強まる可能性。
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【個別銘柄】オリックス、花王、クボタ、住友電工、JFE など

◆オリックス 2230 -112大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、純利益は619億円で前年同期比5.1%減となった。通期予想は非公表であるが、通期市場コンセンサスは3150億円程度とみられ、やや低調スタートと捉えられている。
売却益の計上が低水準であったほか、米国不動産やオリックス生命事業が伸び悩んでいるもよう。生命保険に関しては、足元でのコロナ感染再拡大の影響なども警戒される格好。

◆花王 5726 -24反落。
前日に第2四半期決算を発表。4-6月期営業利益は307億円で前年同期比22.5%減益、第1四半期に続く2割超の減益。市場予想も50億円程下振れ。
原材料費上昇などが影響した。つれて、通期計画は従来の1600億円から1450億円、前期比1.0%増に下方修正。値上げ効果による下期以降の業績反転に期待は残るものの、株価も高値圏にあることで、短期的な売り材料へとつながっている。

◆クボタ 2080.5 -102.5大幅反落。
前日に第2四半期決算を発表。4-6月期営業利益は546億円で前年同期比21.8%減となり、第1四半期の同14.6%減から減益率が拡大。
通期予想は従来の2500億円から2600億円に上方修正したが、2800億円程度のコンセンサス水準には未達。
為替レート変更による円安効果が上方修正要因だが、固定費や販売費などのコスト負担も従来比で増大するようで、実質的な下方修正が嫌気された。

◇住友電工 1554.5 +87.5大幅反発。
前日に第1四半期決算を発表。営業益は190億円で前年同期比34.4%減、据え置きの通期計画1600億円に対して低進捗となった。
ただ、ハーネスなど自動車関連事業に対する事前の警戒感は強かったとみられ、会社側でも想定線での推移としている。
情報通信やエレクトロニクスなど自動車以外の事業は総じて好調、自動車関連も今後は生産回復や値上げ進展が想定され、当面の悪材料出尽くしとの見方。

◆JFE 1414 -60大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表、税引前利益は1134億円で前年同期比32.7%増となり、市場予想を300億円程度上回った。
鋼材価格上振れによる鉄鋼部門の好調が背景。一方、通期予想を公表しているが、税引前利益は2200億円で前期比43.4%減としている。
コンセンサス並みの水準だが、業績ピークアウトがあらためて意識される形のようだ。なお、上半期末配当金は前期比20円減配の40円。

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8.4動いた株・出来た株
◆トヨタ<7203> 2091.5 -64.5 第1四半期営業利益42%減。
(前場)
◇SUBARU<7270> 2359 +159.5 説明会受けて決算をポジティブ方向へ見直しの動きに。
◇マネックスグループ<8698> 481 +32 TradestationのSPAC上場計画破棄をプラス評価へ。
◇ダブル・スコープ<6619> 2076 +125 ショートカバー優勢の流れが継続へ。
◇住友電気工業<5802> 1545 +78 第1四半期大幅減益決算も当面の悪材料出尽くし感。
◇スノーピーク<7816> 2776 +126 グロース株高の流れに乗る。
◇川崎汽船<9107> 9970 +380 還元策拡大などをあらためて評価の動きに。
◇日本郵船<9101> 10970 +220 前日は決算発表後に売り優勢の展開となったが。
◆太陽誘電<6976> 4460 -240 第1四半期営業益は市場予想を下振れ着地。
◆クボタ<6326> 2074 -109 円安効果で上方修正も市場想定水準までは未達。
◆オリックス<8591> 2232.5 -109.5 第1四半期最終減益決算をネガティブ視。
◆JFE<5411> 1411 -63 通期大幅減益見通しを公表。
◆三菱ケミカルグループ<4188> 712.3 -28.4 前日は決算後に一時上昇し上値でしこり残す。
◆INPEX<1605> 1435 -46 原油市況の下落を売り材料視。
◆任天堂<7974> 56650 -50 第1四半期はやや想定比下振れもネガティブ反応限定的。
◆花王<4452> 5706 -44 4-6月期は市場想定下振れで通期予想を下方修正。
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NYダウ   ⇒ -◇陽はらみ.調整 ⇒ ◆陰.Cog.調整入り ⇒ ◇トリプル浮上.Br100MA
NASDAQ ⇒ -◇陽はらみ.調整 ⇒ -◇陽下げ.もみあい ⇒ ◇逆立ち.Br100MA
8.3
NYダウ  32,812.50 +416.33 +1.29%
NASDAQ(COMPQ) 12,668.15 +319.40 +2.59%
S&P500(SPX) 4,155.17 +63.98 +1.56%
⇒ -◇陽はらみ.調整 ⇒ ◆陰.Cog.調整入り ⇒ ◇逆立ち.Br100MA
 
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◇トリプル浮上.Br100MA ⇒ ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。
3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の非製造業景況感指数が市場予想に反して上昇し、米景気の底堅さが意識された。米中関係への過度の懸念がひとまず和らいだのも買い安心感につながった。

◇トリプル浮上.Br100MA ⇒ ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発。
主力株は軒並み上げ、ネット通販のアマゾン・ドット・コムが4%高、交流サイトのメタプラットフォームズが5%上昇。

SOX指数
3,053.46 +78.72 (+2.65%) ⇒ ◇nr.100MAもみあい ⇒ -◇nr.よこばい調整 ⇒◇逆立ち浮上
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VIX指数
21.95 −1.98 (-8.27%) ⇒ ◇陽.大幅反発 ⇒ ◇nr.Reg25MA ⇒ ◆逆立ち.10MA割れ  
-8.27P 大きく下げる( 金利政策を意識&ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◇▽◆▲▲//◆▲▽◇ ドル円 133台( 金融政策意識 )
//◇◇▲◇▲▲//◇▲◇◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◇◇▲◆//◆◆◆▽ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▽▲◇▲△//_▲◇▲ 原油 90ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル上げる 133台後半 原油.▲クアトロ下落.90ドル台  
8.4
米ドル/円 133.99 134.01
ユーロ/円 136.11 136.19
ユーロ/米ドル 1.0159 1.0163
英ポンド/円 162.64 162.73
豪ドル/円 93.06 93.13
スイスフラン/円 139.34 139.42
原油(WTIC原油先物) 90.66 -3.76 -3.98% ⇒ ◆Wr.逆立ち ⇒ +nr.様子見 ⇒ ▲クアトロ下落.Lowエリア

▽ドル上げる 133台 円高一服 原油.+nr.様子見.94ドル台
8.3
米ドル/円 133.05 133.07
ユーロ/円 135.26 135.33
ユーロ/米ドル 1.0166 1.0170
英ポンド/円 161.86 161.93
豪ドル/円 92.06 92.12
スイスフラン/円 138.97 139.03
原油(WTIC原油先物) 94.42 +0.53 +0.56% ⇒ △陽.トリプル浮上 ⇒ ◆Wr.逆立ち ⇒ +nr.様子見

▲ドル大幅下げ 131台.円高に 原油.◆Wr.逆立ち.94ドル台 
8.2
米ドル/円 131.65 131.66
ユーロ/円 135.05 135.08
ユーロ/米ドル 1.0258 1.0260
英ポンド/円 161.27 161.34
豪ドル/円 92.51 92.54
スイスフラン/円 138.59 138.62
原油(WTIC原油先物) 94.07 -4.55 -4.61% ⇒ +nr.よこばい ち ⇒ △陽.トリプル浮上 ⇒ ◆Wr.逆立ち

1.FRBの利上げ減速観測の後退も株売りを招いた。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は2日、インフレ抑制に向けた政策運営について「終わりは程遠い」と述べた。同総裁以外にもインフレ警戒を改めて強調するFRB高官が相次ぎ「断固としたタカ派姿勢」(エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏)が再確認された。米債券市場で中期債と長期債の利回りが急上昇したのも株式相場の重荷となった。

2.航空機のボーイングやクレジットカードのビザなど景気敏感株が安い。四半期決算で売上高が市場予想を下回った建機のキャタピラーは6%安と大幅に下げた。ソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルも利益確定売りが優勢。

3.ネット通販のアマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックスが下げた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど半導体株の一角は上げた。

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【NY外為】
◇ドル・円は上昇、一時134円台半ば-予想上回るISM指数など支え 
//◇◇◆▲▲//▲▽◇ 
・ドル指数が上げを消した。ドルは対円では上昇。
・ISM非製造業指数が予想より良かったことを受けて、さらなる利上げの可能性が織り込まれたことなどが、ドルを支えた。
・ドルは対円で0.6%高の1ドル=133円90銭。
・ユーロは対ドルでほぼ変わらずの1ユーロ=1.0168ドル。

【米国株】
▽米国株は反発、予想を上回る企業決算や経済指標を好感 
//◇◆▽▽▽//◆◆▽
・3日の米株式相場は3営業日ぶりに上昇。
・企業決算や経済指標が予想を上回ったことが好感された。
・モデルナやペイパル・ホールディングスの堅調な決算に支えられ、ナスダック100指数は2.7%上昇の13253.26と、5月以来の高値。
・7月のISM非製造業総合景況指数は、市場予想に反して3カ月ぶりの高水準に上昇した。業況と受注の指数が堅調さを増し、景気減速への懸念が和らいだ。
8.3
B. ライリー・ウェルスのチーフ・マーケット・ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「この決算発表シーズンの70%が過ぎた今、多くが恐れていた『決算のアルマゲドン』ではないと断言できる。それは重要なことだ」と。

【米国債】
◇米国債は高安まちまち、10年債利回り2.70% 
//◆◆▽▽◇//◇◆◇
・米国債は高安まちまち。( 利回り下げる )
・2年債利回りは2bp上昇の3.07%。
・米10年債利回りは5bp低下の2.70%。

【原油】
▲NY原油は大幅反落、2月以来の安値-米ガソリン需要が減少 
//▽▲◇◆◇//▲◇▲ 
・原油先物相場は大幅反落。
・米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計で需要の減速が示唆された。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は9月の供給について、小幅な引き上げで合意。
・WTI先物9月限は、前日比3.76ドル(4%)安の1バレル=90.66ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント10月限は3.76ドル下げて96.78ドル。

【NY金】
◇NY金スポットは小幅高、米中の緊張で-FRBのタカ派姿勢も意識 
//◆◆◇◇◇//◇◇◇
・金スポット相場は小幅上昇。
・米中の緊張や、米金融当局がタカ派姿勢に転じたと見受けられることが意識された。
・金先物12月限は、0.7%安の1オンス=1776.40ドル。

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【欧州株】
◇上昇、米ISM統計を材料視
//◇◆◇◇◇//◆◆◇ 
・3日の欧州株は上昇。企業決算が引き続き注目を集めたほか、経済統計で示された米景気の強さも材料視された。
・欧州600指数は0.5%上昇。米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業総合景況指数は市場予想に反して上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。業況と受注の指数が堅調さを増し、景気減速への懸念が和らいだ。
・この日はテクノロジー株が上昇。ナスダック100指数に連れ高となった。利回り上昇に反応し、保険、銀行株も高い。
・ヘルスケアや公益事業、通信株は下落。

【欧州債】
◆ドイツ債と英国債が下落
//◆◇◆◇◇//◇◇◆ 
・欧州債市場ではドイツ債と英国債が下落した。米ISM統計を手掛かりに一時下げ幅が拡大したが、その後にやや戻した。
・イタリア債は上昇。ドイツ債との10年債利回り差は11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小し、214bpとなった。
・短期金融市場で欧州中央銀行(ECB)による年内の利上げは計102bpが織り込まれている。前日は100bpだった。イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ幅見通しは計155bpと、前日の151bpから拡大した。
・英国債は利回り曲線がベアフラット化。5年債と30年債の利回り差は7.5bp縮小して57.6bp、6月30日以来の小幅となった。
8.3
ユニオン・バンケール・プリヴェのポートフォリオマネジャー、モハメド・カズミ氏は、ペロシ氏の訪台で「米中間の緊張が大幅にエスカレートした場合の影響は大きいが、市場は現時点ではそのようなエスカレートの可能性は低いとみている」と。

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