*かぶとうし塾


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2022年8月3日水曜日

▽ドル上げる 133台 円高一服 原油.+nr.様子見.94ドル台 令和4.8.3.Wed

3日 【日本株】
日経225 27,741.90 +147.17 +0.53%
TOPIX 1,930.77 +5.28 +0.27%
日経平均 ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ◆陰.逆立ち下落. 窓埋めへ ⇒ ◇はらみ.様子見
TOPIX ⇒ ◇逆立ち浮上 ⇒ ◆陰.逆立ち下落 . 窓埋めへ ⇒ ◇下はらみ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.15 -0.45 -2.18% ⇒ ◆陰.はらみ.10MAもみあい
日経平均VI 20.60 +1.64 +8.65% ⇒ △Wr陽.大幅上昇
日経平均VI 18.96 +0.03 +0.16% ⇒ +◆陰上げ.かぶせ
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・ペロシ氏、台湾を見捨てないと明白にするため訪問-蔡総統と会談。
・中国の半導体株が急伸、米中関係緊張で恩恵受けるとの観測。
・台湾巡る混乱、世界サプライチェーンに影響-LNG出荷に迂回や遅れ。
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3日、日本株は反発、円安で機械や電機が高い-台湾巡る地政学リスクは警戒

・3日の東京株式相場は反発。
・外国為替相場が円安に振れ、精密機器や機械、電機など輸出関連を中心に買いが入った。
・米利上げ継続見通しなどを背景に米国株が続落したことに加え、ペロシ米下院議長の台湾訪問を受けた地政学リスクへの警戒も残り、株価指数の上値は重かった。
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SBI証券の鈴木英之
ペロシ米下院議長の台湾訪問を巡る緊張は織り込み済み。前日の米国株は売り優勢だったが、日本株は落ち着きを取り戻した。
外国為替が円安方向に振れていることも支援材料。
ただ地政学リスクは中長期的に高まっており、投資リスクを取りにくい面がある。落ち着くまで神経質な動きが続く可能性がある。
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証券ジャパンの大谷正之
業績を開示したファーストリテイリングやダイキン工業といった個別材料のある銘柄に買いが入った。
外国為替の円安も下支え要因になった可能性はあるが、値下がり銘柄が多く相場に力強さはそれほどない。
ペロシ米下院議長の台湾訪問に伴う地政学リスクへの警戒感が強い。あす発表のトヨタの決算を見極めたいという様子見ムード。
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【個別銘柄】AGC、ダイキン工、三菱UFJ、イビデン など

◆AGC 4720 -90大幅反落。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は1153億円で前年同期比21.1%増益、7月12日に上方修正した水準での着地となる。化学品事業の好調がけん引役。
一方、その時点で未修正だった通期予想は今回、2100億円から2300億円、前期比11.6%増に上方修正している。
上期の上振れ分のみを反映した修正でサプライズは乏しい状況、目先の出尽くし感が優勢となる形。

◇ダイキン工 23910 +910大幅反発。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1079億円で前年同期比1.3%減となったが、上海ロックダウンの影響を加味すると、想定以上に底堅い推移との評価が先行。
各地域でシェアが上昇する形になっている。通期予想は従来の3400億円から3500億円、前期比10.6%増に上方修正しているが、二次値上げの浸透期待などもあるなかでは保守的と捉えられている。

◆三菱UFJ 722.2 -13.3大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表。純利益は1137億円で前年同期比70.3%減益、ユニオンバンク保有の債券や貸出金の時価変動による損失計上が収益を押し下げた。
通期計画1兆円、前期比11.6%減に対する進捗率も低く、売り材料と捉えられているようだ。
ただ、ユニオンバンク株式譲渡時には戻入益が計上されるため、これらの影響を考慮した実質ベースでの進捗率は27%程度となっているもよう。

◇イビデン 4180 +180大幅反発。
前日に第1四半期決算を発表。営業利益は181億円で前年同期比15.1%増となり、160億円程度のコンセンサス、並びに130億円程度とみられる会社計画を上振れた。
通期計画670億円は据え置いているものの、高い進捗率などから上振れの可能性も高まる状況へ。サーバー向けCPU用パッケージの出荷増がけん引しているようだ。先行き懸念で株価が調整していたなか、安心感につながる形。

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8.3動いた株・出来た株
◇イビデン<4062> 4180 +180 第1四半期は想定上回る好決算に。
(前場)
◇ダイキン工業<6367> 24100 +1100 第1四半期底堅く推移で通期予想は小幅上方修正。
◇MonotaRO<3064> 2599 +98 グロース株上昇が支援に。
◆ビックカメラ<3048> 1118 -54 ケーズHDの業績悪化で連想売りも。
◆三菱UFJ<8306> 720.4 -15.1 損失計上先行により第1四半期は低進捗率に。
◆東京電力HD<9501> 494 -14 第1四半期はコンセンサスを上回る赤字幅に。
◇三菱商事<8058> 4110 +115 第1四半期の高い進捗率を評価。
◇JR西<9021> 5083 +125 第1四半期は3期ぶり営業黒字に。
◆AGC<5201> 4645 -165 通期予想上方修正も想定線で出尽くし感先行。
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NYダウ   ⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA ⇒ -◇陽はらみ.調整 ⇒ ◆陰.Cog.調整入り
NASDAQ ⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA ⇒ -◇陽はらみ.調整 ⇒ -◇陽下げ.もみあい
8.2
NYダウ  32,396.17 -402.23 -1.23%
NASDAQ(COMPQ) 12,348.75 -20.21 -0.16%
S&P500(SPX) 4,091.19 -27.44 -0.67%
⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA ⇒ -◇陽はらみ.調整 ⇒ ◆陰.Cog.調整入り
 
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◆陰.Cog.調整入り ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
ペロシ米下院議長が2日に台湾を訪問し、米中間の緊張の高まりを懸念した売りが出た。米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方が後退したことも株売りを誘った。

-◇陽下げ.もみあい ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
ネット通販のアマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックスが下げた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど半導体株の一角は上げた。

SOX指数
2,974.75 −3.57 (-0.12%) ⇒-◇nr.Reg100MA ⇒ ◇nr.100MAもみあい ⇒ -◇nr.よこばい調整
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VIX指数
23.93 +1.09 (+4.77%) ⇒ ◆陰.Lowエリア ⇒ ◇陽.大幅反発 ⇒ ◇nr.Reg25MA  
+4.77P 大きく上げる( 金利政策を意識&ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◇▽◆▲▲//◆▲▽ ドル円 133台( 金融政策意識 )
//◇◇▲◇▲▲//◇▲◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◇◇▲◆//◆◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▽▲◇▲△//_▲◇ 原油 94ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル上げる 133台 円高一服 原油.+nr.様子見.94ドル台
8.3
米ドル/円 133.05 133.07
ユーロ/円 135.26 135.33
ユーロ/米ドル 1.0166 1.0170
英ポンド/円 161.86 161.93
豪ドル/円 92.06 92.12
スイスフラン/円 138.97 139.03
原油(WTIC原油先物) 94.42 +0.53 +0.56% ⇒ △陽.トリプル浮上 ⇒ ◆Wr.逆立ち ⇒ +nr.様子見

▲ドル大幅下げ 131台.円高に 原油.◆Wr.逆立ち.94ドル台 
8.2
米ドル/円 131.65 131.66
ユーロ/円 135.05 135.08
ユーロ/米ドル 1.0258 1.0260
英ポンド/円 161.27 161.34
豪ドル/円 92.51 92.54
スイスフラン/円 138.59 138.62
原油(WTIC原油先物) 94.07 -4.55 -4.61% ⇒ +nr.よこばい ち ⇒ △陽.トリプル浮上 ⇒ ◆Wr.逆立ち

週明け◆ドルもみあい 133円台  
8.1
米ドル/円 133.20 133.23
ユーロ/円 136.14 136.23
ユーロ/米ドル 1.0221 1.0225
英ポンド/円 162.17 162.30
豪ドル/円 92.99 93.14
スイスフラン/円 139.92 139.96
07/29)原油(WTIC原油先物) 98.30 +1.88 +1.95% ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ +nr.よこばい ち ⇒ △陽.トリプル浮上

1.FRBの利上げ減速観測の後退も株売りを招いた。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は2日、インフレ抑制に向けた政策運営について「終わりは程遠い」と述べた。同総裁以外にもインフレ警戒を改めて強調するFRB高官が相次ぎ「断固としたタカ派姿勢」(エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏)が再確認された。米債券市場で中期債と長期債の利回りが急上昇したのも株式相場の重荷となった。
2.航空機のボーイングやクレジットカードのビザなど景気敏感株が安い。四半期決算で売上高が市場予想を下回った建機のキャタピラーは6%安と大幅に下げた。ソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルも利益確定売りが優勢。

3.ネット通販のアマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックスが下げた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やエヌビディアなど半導体株の一角は上げた。

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【NY外為】
▽ドルは上昇、133円台前半-米利回り上昇など支え 
//◇◇◆▲▲//▲▽ 
・ドルが主要10通貨に対して上昇。米国債利回りの上昇を背景に、ドルは対円で値上がり。
・米金融当局者らが金融政策引き締めにおける道のりはまだ長いと示唆したことから、早ければ来年にも利下げがあり得るとの期待はしぼんだ。
・ドルは対円で1.1%高の1ドル=133円11銭。
・ユーロは対ドルで0.9%安の1ユーロ=1.0167ドル。
8.1
キット・ジャックス氏らソシエテ・ジェネラルのストラテジストは「円のパフォーマンスは何よりも、国外金融政策期待のシフトを反映している。日本銀行は円安に関する懸念をより頻繁に表明しているものの、今のところはイールドカーブ・コントロールと金融緩和政策にコミットしている。市場が米金融当局と欧州中央銀行(ECB)の政策軌道を見直すのに伴い、円への下向き圧力も弱まり、多くのショートポジションで身動きが取れなくなっている」と。

【米国株】
◆米国株は続落、金融当局者の発言で-地政学的緊張も重し 
//◇◆▽▽▽//◆◆
・2日の米市場では国債が急落。株価も下落した。
・インフレが抑制されるまで利上げを進める米金融当局の決意は変わっていないと、複数の当局者が示唆したことが響いた。
・S&P500種株価指数は前日比0.7%安の4091.19。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.3%下落。地政学リスクのくすぶりや米金融当局者の発言で神経質な動きが続き、両指数ともに日中は一進一退の展開。
8.2
PGIMフィクスト・インカムのエコノミスト、エレン・ギャスキー氏は「現時点において、米金融当局がブレーキを踏むと発表する可能性は低い」と。「当局者らは、まだ鈍化が見られないインフレの数字になお注目している」と。

【米国債】
◆米国債は下落、10年債利回り急伸-一時2.77% 
//◆◆▽▽◇//◇◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )
・10年債利回りは一時20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.77%となった。
・米10年債利回りは17bp上昇の2.74%。

【原油】
◇NY原油は反発、OPECプラスの会合待ちで荒い動き 
//▽▲◇◆◇//▲◇ 
・原油先物相場は反発。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」の会合を待つ中、日中は荒い動きとなった。OPECプラスは3日にバーチャル形式で会合し、9月の生産方針を決定する予定。
・WTI先物9月限は、前日比53セント(0.6%)高の1バレル=94.42ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント10月限は51セント上げて100.54ドル。

【NY金】
◇NY金スポットは下落、米中緊張で一時4週ぶり高値付近 
//◆◆◇◇◇//◇◇
・金スポット相場は下落。
・ペロシ議長の訪台で米中関係が波乱含みになるとの見方から、金は一時上昇していた。この日はドルが上昇し、貴金属全般が下落。
・金先物12月限は、0.1%高の1オンス=1789.70ドル。
7.28
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「ウォール街は米金融当局が9月に引き締めペースを落とす可能性が高いと判断している」と。「米経済の予想外の縮小は国債利回りのピークと金相場底打ちの両方を意味する。スタグフレーションのシナリオは金価格にとっては強材料だ」と。

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【欧州株】
◆続落
//◇◆◇◇◇//◆◆ 
・製造業の指標が世界的に低迷して景気減速の懸念が高まった上、台湾を巡る米中間の緊張の高まりに市場は神経質な反応を示した。
・1日発表されたユーロ圏の7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が低調で、世界経済の冷え込みが懸念された。
・欧州600種資源株指数は1.55%安。トレーダーがより安全な資産に投資を振り向けたことで、コモディティー(商品)価格が下落した。
・半導体製造装置メーカーASMLホールディングは2.2%安。ともに同業のASMインターナショナル、BEセミコンダクターは それぞれ1.2%、2.4%下げた。
8.2
エクイティ・キャピタルの市場アナリスト、デービッド・マデン氏は「バイデン米政権の動きは中国との経済関係をやや複雑にしている」と。
証券売買仲介企業のXMの主席投資アナリスト、ラフィ・ボヤジアン氏は「昨日の世界的なPMI指標の下振れを受けて景気後退への不安が再燃したタイミングと重なり、投資家は中国が米国の輸入品に新たな貿易制限を加えて報復する可能性に神経質になっている」と。

【欧州債】
◇不安定な地合いの中、域内国債利回りが上昇
//◆◇◆◇◇//◇◇ 
・米中間の緊張激化に対する懸念から取引序盤には債券など安全資産に資金が向かった。
・中国の張軍国連大使は1日、ペロシ米下院議長が台湾を訪問すれば中米関係を損なうと述べていた。 ただ、トレーダーによると、外交的手段により何かしらの成果が得られるとの見方から懸念が和らいだという。
・ドイツ10年債利回りは5bp低下の0.78%。一時0.76%と4月14日以来の低水準。
・S&Pグローバルが1日発表した7月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.8と、前月の52.1から低下し、2020年6月以来初めて好不況の分かれ目となる50を下回った。
8.3
ユニオン・バンケール・プリヴェのポートフォリオマネジャー、モハメド・カズミ氏は、ペロシ氏の訪台で「米中間の緊張が大幅にエスカレートした場合の影響は大きいが、市場は現時点ではそのようなエスカレートの可能性は低いとみている」と。

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