*かぶとうし塾


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2022年8月2日火曜日

▲ドル大幅下げ 131台.円高に 原油.◆Wr.逆立ち.94ドル台 令和4.8.2.Tue

2日 【日本株】
日経225 27,594.73 -398.62 -1.42%
TOPIX 1,925.49 -34.62 -1.77%
日経平均 ⇒ ◆陰.もみあい 2 ⇒ ◇クアトロ浮上 ⇒ ◆陰.逆立ち下落. 窓埋めへ
TOPIX ⇒ ◆陰. 調整 2 ⇒ ◇逆立ち浮上 ⇒ ◆陰.逆立ち下落 . 窓埋めへ
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.60 +1.64 +8.65% ⇒ △Wr陽.大幅上昇
日経平均VI 18.96 +0.03 +0.16% ⇒ +◆陰上げ.かぶせ
日経平均VI 18.93 -0.55 -2.82% ⇒ ◆陰.Lowエリア
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・ペロシ米下院議長、台湾を訪問の見通し-米中関係の緊張高まる。ペロシ米下院議長の台湾訪問、世界の金融市場動揺-トレーダー警戒。
・ドル・円が130円台に下落、米中緊張の高まり警戒-2カ月ぶり安値。
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2日、日本株は反落、米下院議長訪台の地政学リスク-円高受け機械など安い

・2日の東京株式相場は反落。
・ペロシ米下院議長がきょう台湾を訪問する見通しが明らかになり、地政学リスクを回避する売りが出た。中国人民解放軍は積極的な対応をとると示唆されている。
・為替市場でドル・円相場は一時1ドル=130円台と急速に円高が進み、機械や精密機器株には嫌気した売りが目立った。
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アイザワ証券投資顧問部の三井郁男
短期的な相場の過熱感から利益確定売りが出ている中で、ペロシ米下院議長の訪台による地政学リスクを回避する売りも同時に出ている。
外国為替が円高方向に振れ、外需の影響を受けやすい製造業銘柄を中心に円安メリットがしぼむとの不安が出ている。
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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫
ペロシ議長が台湾を訪問する地政学リスクに投資家の関心が集まり、きょうの株式市場では売りが出た。
中国のエクスポージャーが大きい資本財銘柄が弱含んでいる印象だ。米中関係の緊張が高まれば物流網の滞留などで業績に悪影響が出ると懸念されている。
ただ、日本株安は一時的ではないか。ペロシ議長の訪台が目立った衝突なく終われば、地政学的な不安は早々に収まる可能性もある。
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【個別銘柄】大瓦斯、三越伊勢丹、TDK など

◆大瓦斯 2326 -69大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表。経常利益は134億円で前年同期比67.3%減と大幅減益、フリーポートLNGプロジェクトにおける火災の影響が大きく響いた。通期計画は従来の1150億円から460億円、前期比58.4%減にまで下方修正。
同プロジェクトの影響が約800億円の減益要因となるもようで、これを除いたベースでは想定線であるものの、修正幅・減益幅の大きさをマイナス視する動きが先行。

◆三越伊勢丹 1018 -66大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業損益は40億円の黒字となり、前年同期比100億円の損益改善。
ほぼ市場想定線での着地となっている。一方、通期予想は従来の140億円から170億円、前期比2.9倍の水準に上方修正しているが、190億円超の市場コンセンサス水準には依然として未達。
販売動向などの見方は保守的とも捉えられているようだが、短期的な出尽くし感が先行する形。

◇TDK 4750 +565急伸。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は446億円で前年同期比42.4%増、市場コンセンサスを100億円程度上回る着地になった。
受動部品、センサ応用製品、エナジー応用製品などの売上が2ケタ成長、円安効果が寄与したほか、材料費上昇分の価格転嫁も想定以上に進んだもよう。
通期予想の1850億円は据え置いているものの、材料価格の落ち着きも見られる中で、上振れへの期待が高まる。

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8.2動いた株・出来た株
◆大阪ガス<9532> 2326 -69 プロジェクトでの火災影響大きく大幅減益に下方修正。
(前場)
◇TDK<6762> 4665 +480 第1四半期業績はコンセンサス大きく上振れ。
◇ニトリHD<9843> 14850 +510 為替相場の円高反転の動きをポジティブ視も。
◆ナブテスコ<6268> 3130 -185 決算発表受けて前日は買い優勢の展開となったが。
◆三越伊勢丹<3099> 1030 -54 通期業績上方修正も目先の出尽くし感が先行。
◆TOTO<5332> 4590 -240 前日は第1四半期決算受けて買いが優勢に。
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NYダウ   ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA ⇒ -◇陽はらみ.調整
NASDAQ ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA ⇒ -◇陽はらみ.調整
8.1
NYダウ  32,798.40 -46.73 -0.14%
NASDAQ(COMPQ) 12,368.97 -21.71 -0.18%
S&P500(SPX) 4,118.63 -11.66 -0.28%
⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA ⇒ -◇陽はらみ.調整
 
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-◇陽はらみ.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落。
前週までの上昇で相場の短期的な過熱感が意識され、利益確定売りが優勢だった。米中間の地政学リスクの高まりも投資家心理の重荷となった。

-◇陽はらみ.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落。
検索サイトのアルファベットが下げた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムは上昇。

SOX指数
2,978.32 +11.18 (+0.38%) ⇒ ◇呑込み.トリプル2 ⇒-◇nr.Reg100MA ⇒ ◇nr.100MAもみあい
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VIX指数
22.84 +1.51 (+7.08%) ⇒ ◆陰.逆立ち② ⇒ ◆陰.Lowエリア ⇒ ◇陽.大幅反発  
+7.08P 大きく上げる( 金利政策を意識&ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◇▽◆▲▲//◆▲ ドル円 131台( 金融政策意識 )
//◇◇▲◇▲▲//◇▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◇◇▲◆//◆◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▽▲◇▲△//_▲ 原油 94ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル大幅下げ 131台.円高に 原油.◆Wr.逆立ち.94ドル台 
8.2
米ドル/円 131.65 131.66
ユーロ/円 135.05 135.08
ユーロ/米ドル 1.0258 1.0260
英ポンド/円 161.27 161.34
豪ドル/円 92.51 92.54
スイスフラン/円 138.59 138.62
原油(WTIC原油先物) 94.07 -4.55 -4.61% ⇒ +nr.よこばい ち ⇒ △陽.トリプル浮上 ⇒ ◆Wr.逆立ち

週明け◆ドルもみあい 133円台  
8.1
米ドル/円 133.20 133.23
ユーロ/円 136.14 136.23
ユーロ/米ドル 1.0221 1.0225
英ポンド/円 162.17 162.30
豪ドル/円 92.99 93.14
スイスフラン/円 139.92 139.96
07/29)原油(WTIC原油先物) 98.30 +1.88 +1.95% ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ +nr.よこばい ち ⇒ △陽.トリプル浮上

▲ドル下げる 133台.円強含み 原油.◇陽.トリプル浮上.98ドル台
7.30
米ドル/円 133.23 133.33
ユーロ/円 136.09 136.18
ユーロ/米ドル 1.0218 1.0222
英ポンド/円 162.04 162.12
豪ドル/円 93.03 93.08
スイスフラン/円 139.93 140.03
原油(WTIC原油先物) 98.30 +1.88 +1.95% ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ +nr.よこばい ち ⇒ ◇陽.トリプル浮上

1.ペロシ米下院議長が2日に台湾を訪問する見通しだと複数の米メディアが報じた。実現すれば米下院議長として25年ぶりで、訪問に反対する中国との間で緊張が高まるリスクがある。警戒感から積極的な買いを見送る投資家も多かった。
ダウ平均は上昇する場面もあった。米サプライマネジメント協会(IMS)の7月の米製造業景況感指数は52.8と市場予想(52.1)を上回った。

2.米景気の底堅さを意識した買いが入った。世界的な景気減速を意識した原油先物相場の下落を受け、石油のシェブロンが売られた。原油安になると売られやすい化学のダウと建機のキャタピラーも安い。
航空機のボーイングが前週末比6%高。米当局が同社の主力中型機「787ドリームライナー」の納入再開に向けた検査計画を承認したとの報道が材料。日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など業績が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株も総じて買われた。

3.前週に決算を好感した買いで上げたハイテク株が利益確定売りに押された。検索サイトのアルファベットが下げた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムは上昇。

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【NY外為】
▲円は対ドルで4日続伸、2月以来最長-131円台後半 
//◇◇◆▲▲//▲ 
・ドルが主要10通貨の大半に対して下落。ISM製造業指数が前月に続き低下したことなどが背景。
・円は対ドルで2月以来最長の4営業日続伸。東京時間からの円買い基調が続き、131円台後半で推移。
・ドルは対円で1.2%安の1ドル=131円62銭。
・ユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.0260ドル。
8.1
キット・ジャックス氏らソシエテ・ジェネラルのストラテジストは「円のパフォーマンスは何よりも、国外金融政策期待のシフトを反映している。日本銀行は円安に関する懸念をより頻繁に表明しているものの、今のところはイールドカーブ・コントロールと金融緩和政策にコミットしている。市場が米金融当局と欧州中央銀行(ECB)の政策軌道を見直すのに伴い、円への下向き圧力も弱まり、多くのショートポジションで身動きが取れなくなっている」と。

【米国株】
◆米国株は反落、FRB当局者発言やISM指数など消化 
//◇◆▽▽▽//◆
・1日の米株式相場は4営業日ぶりに下落。
・米金融当局者による週末のタカ派的な発言に加え、ISM製造業景況指数が拡大ペース鈍化を示したことを消化する動きとなった。
・ISM製造業景況指数では積極的な米金融引き締めで経済成長が減速し始めていることが新たに示唆された。
8.1
エンベストネットのデイナ・ダーリア共同最高投資責任者(CIO)は「7月には米金融当局者発言のハト派的な解釈や、ハイテク決算が想定してたほど暗い内容ではなかったことを背景に、リリーフラリーが起きた。そうしたパフォーマンスの後に調整が見られるのは意外ではない」と。「今も金利上昇の環境は変わっておらず、経済は恐らくテクニカル的にはリセッション(景気後退)入りしているだろう」と。

【米国債】
◇米国債は長期債中心に上昇、10年債利回り2.58%に低下 
//◆◆▽▽◇//◇
・米国債は長期債中心に上昇。( 利回り下げる )
・ペロシ米下院議長が台湾を訪問する可能性に関連した逃避需要にも支えられた。
・米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.58%。

【原油】
▲NY原油は大幅反落、中国減速で需要減少への警戒強まる 
//▽▲◇◆◇//▲ 
・原油先物相場は大幅反落。
・中国をはじめ世界的に製造業活動の指標が低調な内容となったことから、景気減速で原油需要が落ち込むとの警戒が強まった。中国や韓国の製造業購買担当者指数(PMI)が低下したほか、ユーロ圏の主要4カ国でも同指数は軟化した。
・WTI先物9月限は、前週末比4.73ドル(4.8%)安の1バレル=93.89ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント10月限は9.98ドル安の100.03ドル。

【NY金】
◇NY金は続伸、新たな米経済指標の発表待ち 
//◆◆◇◇◇//◇
・金相場は4営業日続伸。
・米経済の現状に関する新たなデータを待つ展開となった。こうしたデータは利上げペースを示唆する可能性がある。。
・金先物12月限は、0.3%高の1オンス=1787.70ドル。
7.28
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「ウォール街は米金融当局が9月に引き締めペースを落とす可能性が高いと判断している」と。「米経済の予想外の縮小は国債利回りのピークと金相場底打ちの両方を意味する。スタグフレーションのシナリオは金価格にとっては強材料だ」と。

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【欧州株】
◆4営業日ぶりに反落
//◇◆◇◇◇// 
・中国の経済指標の不振やユーロ圏の7月の製造業景況感指数の低下で世界経済の減速が懸念される中、石油・ガス関連銘柄が売られた。
・世界的な需要低迷と中国での新型コロナウイルス対策の規制で生産が減速する中、米国、欧州、アジアの7月の製造業の指標は勢いに欠いており、景気後退の懸念が高まった。
・欧州600種石油・ガス株指数は1.62%安と、7営業日ぶりに反落。製造業の低調な指標が発表されたことで需要懸念が再燃し、原油価格が急落した。
・ドイツの6月小売売上高指数は前年比で1994年の統計開始以来、最大の落ち込みとなった。インフレやウクライナでの戦争、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が響いた。
8.1
エクイティ・キャピタルの首席マクロエコノミスト、スチュアート・コール氏は「描かれている状況は欧州連合(EU)にとってますます暗くなりつつあり、数字を掘り下げると売り上げの減少、新規受注や輸出の減少などを示している」と。「製造業は今後さらに生産を減らしていくと予想される」と。

【欧州債】
◇イタリア10年債利回りが5月末以来の低水準
//◆◇◆◇◇// 
・イタリア10年債利回りは16ベーシスポイント(bp)低下の2.992%と5月31日以来の低水準。ドラギ首相後任の最有力候補となっているイタリアの極右政党「イタリアの同胞」率いるジョルジャ・メローニ党首が7月29日に欧州連合(EU)の予算規則に従うと述べ、イタリアがEUから距離を置くとの懸念が後退した。
・アナリストによると、欧州中央銀行(ECB)が利上げ方針を再考するとの見方を再び織り込んでいることがイタリア債を支援しているという。
・ドイツ10年債利回りは5bp低下の0.78%。一時0.76%と4月14日以来の低水準。
・S&Pグローバルが1日発表した7月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.8と、前月の52.1から低下し、2020年6月以来初めて好不況の分かれ目となる50を下回った。

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