*かぶとうし塾


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2022年8月1日月曜日

週明け◆ドルもみあい 133円台 令和4.8(葉月).1.Mon

1日 【日本株】
日経225 27,993.35 +191.71 +0.69%
TOPIX 1,960.11 +19.80 +1.02%
日経平均 ⇒ +▼陰上げ.もみあい ⇒ ◆陰.もみあい 2 ⇒ ◇クアトロ浮上
TOPIX ⇒ +▼陰上げ.もみあい ⇒ ◆陰. 調整 2 ⇒ ◇逆立ち浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.96 +0.03 +0.16% ⇒ +◆陰上げ.かぶせ
日経平均VI 18.93 -0.55 -2.82% ⇒ ◆陰.Lowエリア
日経平均VI 19.48 -0.78 -3.85% ⇒ ▲nr.BigDn
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・米国株市場は大型テクノロジー株が株高けん引、決算好感でアマゾン・ドット・コムとアップルが買われる。
・米個人消費支出、実質ベースで小幅増にとどまる-インフレが影響。
・中国の回復、引き続き脆弱-製造業も不動産も弱く追加緩和策必要か。
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1日、日本株は反発、米株続伸や底堅い企業業績を好感-景気敏感銘柄が高い

・1日の東京株式相場は反発。
・底堅い企業業績を好感した買いが先行し、TOPIXと日経平均株価の終値は6月9日以来およそ2カ月ぶりの高値を付けた。
・先週末の米国株が大幅に続伸し、海外景気の影響を受けやすい自動車や機械、商社、海運株などに買いが広がった。
・決算を先週発表したキーエンスや信越化学工業、デンソーなどが高く、株価指数を押し上げた。
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ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘
主要企業の4-6月決算は外国為替の円安要因もあって全体観として思ったほど悪くないのが好材料。米国企業よりも日本の方がやや強い印象。
自社株買いを発表する企業が多いこともプラス要素だ。自社の株価を安いと判断しているか先行きに自信があることを示している。
米国経済が金利上昇に耐えられるかをマクロ経済指標で確かめる必要がある。中国経済に力強さがなく、円安が足元では反転していることなども投資判断を難しくしている。
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東海東京調査センターの平川昇二
米景気はリセッション(景気後退)ではないということを株式市場は織り込み始めている。米企業決算は総じてテクノロジー以外も含めて思ったほど悪くない。
米景気に対する悲観の修正はきょうの日本株にとっても株価の押し上げ要因になる。
ただ、日経平均は直近で2回ピークを付けた2万8000円強の水準に接近する場面ではヘッジ売りが出やすい。
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【個別銘柄】東北電力、ZOZO、MRO、商船三井、富士通、ソニーG など

◆東北電力 663 -74急落。
先週末に第1四半期決算を発表、経常損益は286億円の赤字に転落し前年同期比472億円の損益悪化となっている。販売電力量の減少、燃料価格高騰などによる電力調達コストの増加が背景。
未定としていた通期予想を公表、経常損益は2000億円の赤字見通しとしており、年間配当金も無配としている。市場コンセンサスでは通期経常赤字幅は400億円程度とみられていた。

◇ZOZO 3160 +297急伸。
先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は143億円で前年同期比13.7%増となり、市場予想を15億円程度上振れる着地になっている。通期計画515億円、前期比3.7%増に対しても上振れ推移とみられる。
商品取扱高が順調な推移を継続しているほか、市場想定比では販管費の削減なども進んだようだ。目先の安心感が強まったことで、買い戻しの動きが優勢。

◇MRO 2543 +178大幅続伸。
先週末に上半期決算を発表、営業利益は131億円で前年同期比10.4%増となり、従来計画を10億円強上回った。
据え置きの通期計画は244億円で前期比1.0%増だが、第1四半期の10.9%増に続いて4-6月期も9.9%増と推移、上振れ期待が高まる状況になったようだ。
製造業からの受注好調持続による粗利益率の改善などが業績上振れの主因、物流関連コストなどもほぼ想定通りに推移しているもよう。

◇商船三井 3775 +140大幅続伸。
先週末の前引け後に第1四半期決算を発表、その後は買いが優勢で、本日も上げ幅を広げた。経常利益は2842億円で前年同期比2.7倍と大幅増益になったが、先に上方修正を発表済みであり、収益水準に大きなサプライズはない。
市場想定は120億円程度の黒字であったとみられる。入園者数は会社計画を下回っているが、1人当たりの売上などは計画を上回っているもよう。
ただ、新たに配当計画の引き上げを発表しており、利回り妙味は強まったようだ。年間配当金は従来の350円から500円に引き上げ、先週末終値ベースでの配当利回りは13.8%。

◆富士通 17290 -1225大幅続落。
先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は256億円で前年同期比24.1%減となり、市場予想を300億円強下回ったとみられる。通期計画4000億円、前期比82.5%増は据え置いているものの、予想以外の低調スタートと受けとめられる形に。
テクノロジーソリューションの収益性悪化が市場想定比下振れの主因となっている。部材供給問題の影響など響いているもよう。通期業績下振れ懸念が強まる状況。

◆ソニーG 11320 -375大幅反落。
先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は3070億円で前年同期比9.6%増、市場コンセンサスを200億円程度上回った。通期計画は従来予想の1兆1600億円から1兆1100億円に下方修正。
Bungie買収前倒し完了による買収関連費用の増加に加えて、アドオンコンテンツを含む自社制作以外のゲームソフトウェア販売減少の影響で、ゲーム&ネットワークスサービス分野が下振れるもよう。

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8.1動いた株・出来た株
(前場)
◇ZOZO<3092> 3185 +322 第1四半期業績は市場想定を上振れ着地。
◇MonotaRO<3064> 2599 +234 上半期業績は従来計画を上振れ着地。
◇TOTO<5332> 4805 +300 第1四半期営業利益は会社計画を上振れ着地に。
◆東北電力<9506> 662 -75 今期は想定以上の赤字見通しで配当も無配に。
◆LIXIL<5938> 2528 -210 第1四半期大幅減益決算を嫌気。
◆富士通<6702> 17135 -1380 第1四半期は想定以上の低調スタートに。
◆ソニーグループ<6758> 11015 -680 ゲーム事業下振れによる通期営業益下方修正を嫌気。
◆レーザーテック<6920> 18690 -645 ゴールドマン・サックス証券では投資判断を格下げ。
◇商船三井<9104> 3775 +140 配当引き上げによる利回り妙味の一段の上昇評価が続く。
◇デンソー<6902> 7563 +329 先週末は決算発表を受けて大幅安となったが。
◆日立<6501> 6530 -174 通期業績上方修正だがコンセンサスには未達。
◆JT<2914> 2337 -50.5 決算を受けてロシア事業の先行き懸念を再度意識も。
◆KDDI<9433> 4230 -62 第1四半期は小幅ながら営業減益決算に。
◇新光電工<6967> 3570 +175 第1四半期は市場想定を大幅上振れ着地に。
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NYダウ   ⇒ ◇陽.逆立ち ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA
NASDAQ ⇒ ◇陽.逆立ち ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA
7.29
NYダウ  32,845.13 +315.50 +0.97%
NASDAQ(COMPQ) 12,390.68 +228.09 +1.88%
S&P500(SPX) 4,130.29 +57.86 +1.42%
⇒ ◇陽.逆立ち ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ ◇陽.トリプル2.Reg100MA
 
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◇陽.トリプル2.Reg100MA ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続伸。
前日夕に発表したハイテク大手の決算が堅調だったと受け止められ、投資家心理が一段と改善した。原油高を受けて29日朝発表の決算が大幅増収増益となった石油のシェブロンも買われ、ダウ平均を押し上げた。

◇陽.トリプル2.Reg100MA ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続伸。
前日夕の決算で売上高が市場予想を上回ったネット通販のアマゾン・ドット・コムは10%高。

SOX指数
2,967.14 +22.63 (+0.77%) ⇒ ◇Wr.逆立ち ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ ◇呑込み.トリプル2
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VIX指数
21.33 −1.00 (-4.48%) ⇒ ◆wr.逆立ち ⇒ ◆陰.逆立ち② ⇒ ◆陰.Lowエリア  
-4.48P 大きく下げる( 金利政策を意識&ウクライナ情勢 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◇▽◆▲▲//◆ ドル円 133台( 金融政策意識 )
//◇◇▲◇▲▲//◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◇◇◇▲◆//◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▽▲◇▲△//_ 原油 98ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け◆ドルもみあい 133円台  
8.1
米ドル/円 133.20 133.23
ユーロ/円 136.14 136.23
ユーロ/米ドル 1.0221 1.0225
英ポンド/円 162.17 162.30
豪ドル/円 92.99 93.14
スイスフラン/円 139.92 139.96
07/29)原油(WTIC原油先物) 98.30 +1.88 +1.95% ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ +nr.よこばい ち ⇒ △陽.トリプル浮上

▲ドル下げる 133台.円強含み 原油.◇陽.トリプル浮上.98ドル台
7.30
米ドル/円 133.23 133.33
ユーロ/円 136.09 136.18
ユーロ/米ドル 1.0218 1.0222
英ポンド/円 162.04 162.12
豪ドル/円 93.03 93.08
スイスフラン/円 139.93 140.03
原油(WTIC原油先物) 98.30 +1.88 +1.95% ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ +nr.よこばい ち ⇒ ◇陽.トリプル浮上

▲ドル下げる 134台.円全面高に 原油.+nr.よこばい.97ドル台 
7.29
米ドル/円 134.46 134.47
ユーロ/円 137.00 137.09
ユーロ/米ドル 1.0190 1.0194
英ポンド/円 163.59 163.68
豪ドル/円 94.01 94.06
スイスフラン/円 140.73 140.85
原油(WTIC原油先物) 97.3 +0.04 +0.04% ⇒ ▲陰.行って来い ⇒ ◇陽.トリプル浮上 ⇒ +nr.よこばい

1.市場予想を上回る決算が目立ち、業績悪化への過度の警戒感が和らいでいる。「決算シーズン前に持ち高を売りに傾けていた投資家の買い戻しが膨らんでいる」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との指摘があった。景気減速が強まるようなら、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方も投資家心理を支えた。

2.相場をけん引したのはハイテク大手だ。前日夕に市場予想を上回る決算を発表したスマートフォンのアップルが3%上昇。石油株も買われ、シェブロンは9%高で終えた。来週に決算を発表する建機のキャタピラーも資源高が業績の追い風になりやすく、石油株の連想買いで6%高。

28日夕発表の決算が市場予想を大幅に下回り、最終赤字に転落した半導体のインテルは9%近く下げた。ドル高や原材料高が収益を圧迫するとの見方を示した日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も6%下落。

3.前日夕の決算で売上高が市場予想を上回ったネット通販のアマゾン・ドット・コムは10%高で終えた。

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【NY外為】
▲ドル・円は下落、133円台前半-ドル指数は月末で荒い動き 
//◇◇◆▲▲// 
・ドル指数が小幅安。円は対ドルで上昇を維持。7月の最終営業日で荒い動きとなる中、一時は上昇していたが、下げに転じた。
・主要通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。
・ドルは対円で0.8%安の1ドル=133円23銭。
・ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.0226ドル。
7.29
門田真一郎氏らバークレイズのストラテジストはドル・円について、「広範な円安に一服感が出る中、短期的には引き続き下向き圧力にさらされる可能性がある」と。来週発表の米雇用統計などが予想を下回れば、ドル・円への下向き圧力が強まるリスクがあると。

【米国株】
▽米国株は3日続伸、大型ハイテク中心に買い-決算好感 
//◇◆▽▽▽//
・29日の米株式相場は3日続伸。
・大型ハイテク企業の決算が底堅い内容となったことで、世界経済の先行きなどを巡る警戒感が和らいだ。
・この日は大手テクノロジー株が上昇を主導し、前日の決算で売上高が市場予想を上回ったアマゾン・ドット・コムとアップルが買われた。
7.29
アイキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏は「恐れていたほど業績が悪くないという事実は市場にとって非常に前向きなことだ」と。「景気減速のシナリオを既にかなり織り込んでいるという事実もリスクを取り除く格好となっている。今後数週間に起こり得ることは、米金融当局の次の行動あるいは次のインフレ指標を待つ間、テクニカル的なモメンタムで株高が続くということだ」と。

【米国債】
◇米国債は長期債が上昇、10年債利回り2.65%に低下 
//◆◆▽▽◇//
・米国債は下落。( 利回り下げる )
・2年債利回りは2bp上昇の2.887%。
・米10年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.65%。

【原油】
◇NY原油は反発、月間では2020年以来の2カ月連続安 
//▽▲◇◆◇// 
・原油先物相場は反発。週間ベースでは約4%上昇した。
・月間では2カ月連続の下落。タイトな供給を巡る懸念はあるものの、需要見通し悪化がより強く意識された。
・WTI先物9月限は、前日比2.20ドル高の1バレル=98.62ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント9月限は2.87ドル(2.7%)高の110.01ドル。
7.28
VettaFiのエネルギー調査責任者、ステイシー・モリス氏は「リセッション懸念が再燃する中、前日の強気な在庫統計は影を潜めつつある」と。

【NY金】
◇NY金は3日続伸、週間ベースで3月以来の大幅上昇 
//◆◆◇◇◇//
・金先物相場は3日続伸。
・前日に発表された米国内総生産(GDP)統計で2四半期連続の経済縮小が示され、利上げペースが鈍るとの観測が広がったことから買われた。ドル安も金相場にプラスに働いた。
・金先物12月限は、0.7%高の1オンス=1781.80ドル。
7.28
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「ウォール街は米金融当局が9月に引き締めペースを落とす可能性が高いと判断している」と。「米経済の予想外の縮小は国債利回りのピークと金相場底打ちの両方を意味する。スタグフレーションのシナリオは金価格にとっては強材料だ」と。

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【欧州株】
◇株は月間で20年11月以来の大幅高
//◇◆◇◇◇// 
・29日の欧州株は上昇。月間ベースでは2020年11月以来の大幅な上げとなった。
・企業決算に楽観的な見方が強まったほか、リセッション(景気後退)懸念を背景に米利上げペースが減速するとの観測が買いを誘った。
・欧州600指数は前日比1.3%高。金融サービス、エネルギー、建設銘柄が特に買いを集めた。一方、ヘルスケアは売られた。

【欧州債】
◇イタリア債が上昇
//◆◇◆◇◇// 
・イタリア債が上昇。一時の下げを埋め、10年債利回りは今月1日以来の低水準となった。イタリアの次期首相候補として有力視されている極右政党の党首が欧州連合(EU)の財政規律を順守する計画だと、ブルームバーグが報じたことが手掛かりとなった。
・ドイツ債は利回り曲線がツイストフラット化。7月の米シカゴ製造業景況指数が市場予想を下回ると、ドイツ債は下げを埋めた。7月のユーロ圏のインフレ率が過去最高を更新し、4-6月(第2四半期)の域内総生産(GDP)が予想上回ったことに反応し、10年債利回りは一時上昇していた。

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