*かぶとうし塾


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2022年5月12日木曜日

◆ドル下落 129円台  原油.◇呑込.反発.105ドル台 令和4.5.12.Thus

12日 【日本株】
日経225 25,748.72 -464.92 -1.77%
TOPIX 1,829.18 -21.97 -1.19%
日経平均 ⇒-▽nr.陽下げ.もみあい ⇒ ◇呑込.出来増 ⇒ ◆陰.逆立ち下げ. 窓埋めへ
TOPIX ⇒ -nr.下げもみあい ⇒ ◆Nr.もみあい ⇒ ◆Low.下げ. 窓埋めへ
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【日経平均VI】
日経平均VI 29.50 +0.91 (+3.18%)⇒ ▽陽.上げる
日経平均VI 28.59 -1.12 (-3.77%)⇒ ◆陰.大幅下げ
日経平均VI 29.71 -0.65 (-2.14%)⇒ ▲呑込.押さえに 
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・米消費者物価指数、4月は予想以上の伸び-インフレ長期化を示唆。
・アトランタ連銀総裁、「さらなる行動」を支持-インフレ高止まりなら。
・11日のニューヨーク原油先物は6%高の1バレル=105.71ドルと3営業日ぶりに反発。
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12日、日本株は下落、米物価高騰で景気悪化を警戒-ソフトバンクGが大幅安

・12日の東京株式相場は下落。4月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回り、米国の金融引き締め強化により景気が悪化する警戒が高まった。
・米国市場でハイテクなどの成長株が下落した流れを受けて、国内でも情報・通信や電機株に売りが出た。
・取引終了後に業績を発表するソフトバンクグループの下げが目立った。

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アイザワ証券投資顧問部の三井郁男
4月の米物価上昇率が高止まりし、米金融引き締めリスクを回避する動きが優勢になった。株式市場ではバリュエーションの高い銘柄に売りが出た。
米CPIが市場で期待のあったインフレのピークアウトを示す内容にはならず、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ対応の遅れや不十分さも着目されている。
日本株は欧米株に比べて円安による業績上方修正期待などがあるために底堅い。TOPIXのPER(株価収益率)は12倍台前半まで下がっており、押し目買いが入っても良いレベル。
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【個別銘柄】 トヨタ自、オリンパス、オリックス、花王、シャープ など

◆トヨタ自 2050 -32大幅続落。
前日後場に決算発表、その後は売り優勢となり、本日も軟調な展開が続いた。22年3月期営業益は2兆9956億円で前期比36.3%増、国内企業での過去最高を更新。
23年3月期は2兆4000億円で同19.9%減を見込み、市場コンセンサスは3兆3000億円程度。為替前提115円などから保守的と受けとめられているが、原材料費上昇の影響は想定以上に大きいとのネガティブな見方が優勢。

◇オリンパス 2539.5 +256.5急伸。
前日に22年3月期の決算を発表、営業利益は1539億円で前期比87.7%増益、市場想定を100億円程度上振れている。
23年3月期は2060億円で同33.9%増の見通し、コンセンサスを300億円強上回る水準となっている。
内視鏡事業や治療機器事業の売上成長などを見込んでいるもよう。懸念された中国売上も第4四半期にかけてマイナス幅が大きく縮小、想定以上の好決算をストレートに評価。

◆オリックス 2241.5 -52大幅続落。
前日に決算を発表したが、同時に株主優待制度を2024年3月末で廃止すると発表した。優待への注目度は上場企業の中でもトップクラスであったため、ネガティブ視された。今後は配当などによる利益還元に集約する方針。
前期決算の上振れ着地、発行済み株式数の3.3%に当たる4000万株、500億円を上限とする自社株買い、25年3月期純利益4400億円とする強気な中計発表などは下支え。

◆花王 4904 -329大幅続落。
前日に第1四半期決算を発表。営業利益は230億円で前年同期比25.8%減益。社内計画は上回ったとされているようだが、市場予想は70億円程下振れた。
通期計画は1600億円で前期比11.5%増、従来計画を据え置いている。原材料価格上昇のマイナス影響を引き上げる一方で、値上げやコスト削減で吸収する方針のもようだが、下振れ懸念は強まる展開。

◆シャープ 1014 -90急落。
前日に22年3月期決算を発表、営業益は847億円で前期比1.9%増となり、市場予想水準並みで着地した。23年3月期の業績見通しは1カ月後をめどに開示する予定。
同時に発表した堺ディスプレイプロダクト(SDP)の6月30日付買収発表がネガティブ視される展開。協議開始が伝わった2月にも株価は急落したが、業績変動リスクの高まりや財務負担増などを警戒する動きが再燃。

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5.12動いた株・出来た株
◇第一生命HD<8750> 2565.0 +88.0 今期ガイダンスは市場予想上回り、増配も計画。
(前場)
◇オリンパス<7733> 2532 +249 前期実績・今期見通しともにコンセンサス上振れ。
◇IHI<7013> 3260 +165 足元の底堅い業績推移を引き続き評価。
◆シャープ<6753> 1005 -99 SDP買収発表をネガティブ視。
◆エムスリー<2413> 3602 -324 グロース株安の流れがストレートに波及の格好で。
◆レーザーテック<6920> 16840 -1285 米ナスダック安でグロース株には全般売り。
トヨタ自動車<7203> 2092 +10 原材料高影響大きく今期業績見通しはコンセンサス下振れ。
◆ソフトバンクグループ<9984> 4578 -305 米ナスダックの大幅安を反映へ。
◇INPEX<1605> 1500 +22 通期業績予想を上方修正している。
◇SCREEN<7735> 11020 +320 今期営業利益はコンセンサス水準上振れ。
◆花王<4452> 4890 -343 第1四半期大幅減益決算をマイナス視。
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NYダウ   ⇒ ◆陰.Low.売り ⇒ ◆陰.Lowエリア ⇒ ▲陰.Lowエリア3
NASDAQ ⇒ ◆陰.Low.売り ⇒ +◆陰もみあい.Lowエリア ⇒ ▲陰.Lowエリア3
5.11
NYダウ 31,834.11 -326.63 -1.02%
NASDAQ 11,364.24 -373.44 -3.18%
S&P500指数 3,935.18 -65.87 -1.65%
⇒ ◆陰.Low.売り ⇒ +◆陰もみあい.Lowエリア ⇒ ▲陰.Lowエリア3

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▲陰.Lowエリア3 ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続落。
11日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを警戒した売りが強まった。

▲陰.Lowエリア3 ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
金利上昇局面で相対的な割高感が意識される高PER(株価収益率)のハイテク株が売られた。
電気自動車のテスラが8%安、半導体のエヌビディアが5%安と下げが目立った。

SOX指数
SOX指数 2,811.94 −88.19 (-3.04%) ⇒ ▼wr.大幅調整 ⇒ +◆陰もみあい.Lowエリア ⇒ ▲陰.Lowエリア3  
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VIX指数
VIX恐怖指数 32.56 −0.43 (-1.30%) ⇒ ◇陽.クアトロ上げ ⇒ ◆陰はらみ.様子見 ⇒ ◆陰.下げ  
-1.30P 下げる( 金利政策を意識&ウクライナ情勢 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◇◆▲▽◇//◇◆◆◆ ドル円 129円台( 金融政策意識 )
//◇◆◇◇◆◇//◆◆◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◆◇▽◆◆//◆◆▲◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◇◆▽△◇//_▲◆▽ 原油 105ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル下落 129円台  原油.◇呑込.反発.105ドル台  
5.12
米ドル/円 129.96 129.97 0.00 0.00%
ユーロ/円 136.61 136.65 +0.01 0.01%
豪ドル/円 90.15 90.21 0.00 0.00%
NZドル/円 81.74 81.80 -0.12 -0.15%
カナダドル/円 100.02 100.03 +0.03 0.03%
英ポンド/円 159.15 159.21 -0.05 -0.03%
スイスフラン/円 130.64 130.66 -0.03 -0.02%
原油(WTI原油先物)105.59 +5.83 +5.84% ⇒ ◆WR.Cog下げ調整 ⇒ ◆陰.下げ ⇒ ◇呑込.反発

◆ドルもみあい 130円台前半  原油.◆陰.下げ.99ドル台 
5.11
米ドル/円 130.29 130.30 -0.14 -0.11%
ユーロ/円 137.20 137.26 -0.10 -0.07%
豪ドル/円 90.34 90.38 -0.11 -0.12%
NZドル/円 81.95 81.97 -0.04 -0.05%
カナダドル/円 100.00 100.02 -0.12 -0.12%
英ポンド/円 160.39 160.49 -0.33 -0.21%
スイスフラン/円 130.81 130.89 -0.09 -0.07%
原油(WTI原油先物)99.43 -3.66 -3.55% ⇒ ◇nr.トリプル浮上 ⇒ ◆WR.Cog下げ調整 ⇒ ◆陰.下げ

◆ドルもみあい.130円台 原油.◆WR.Cog下げ調整.102ドル台
5.10
米ドル/円 130.42 130.44 +0.17 0.13%
ユーロ/円 137.65 137.72 +0.17 0.12%
豪ドル/円 90.64 90.68 +0.05 0.06%
NZドル/円 82.45 82.48 +0.03 0.04%
カナダドル/円 100.21 100.24 +0.10 0.10%
英ポンド/円 160.77 160.85 +0.16 0.10%
スイスフラン/円 131.21 131.27 +0.17 0.13%
原油(WTI原油先物)102.35 -7.42 -6.76% ⇒ △nr.高値もみあい ⇒ ◇nr.トリプル浮上 ⇒ ◆WR.Cog下げ調整

1.4月のCPIは前年同月比8.3%上昇し、上昇率は市場予想(8.1%)を上回った。食品とエネルギーを除くコア指数も上昇率は6.2%と市場予想(6.0%)以上だった。「長期的なインフレの高止まりが意識され、FRBの金融引き締めを後押しする内容だった」。

2.金利上昇局面で相対的な割高感が意識される高PER(株価収益率)のハイテク株が売られた。スマートフォンのアップルが5%安、ソフトウエアのマイクロソフトと顧客情報管理のセールスフォースはともに4%安。
インフレが消費を冷やすとの見方も強まり、映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス、スポーツ用品のナイキなど消費関連株も下げた。

3.金利上昇局面で相対的な割高感が意識される高PER(株価収益率)のハイテク株が売られた。

電気自動車のテスラが8%安、半導体のエヌビディアが5%安と下げが目立った。

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【NY外為】
◇ドル指数が続伸、ドル・円は130円ちょうど近辺
//▽◆▲▽◇//◆◇◇
・ドルが小幅に続伸。円やカナダ・ドルは対米ドルで上昇。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%未満の上昇。一時は0.5%下げた。
・ドルは円に対して0.3%安の1ドル=130円02銭。
・ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.0511ドル。

【米国株】
▲米国株は下落、CPI受け金融引き締め強化を警戒
//▽◇▽▲◆//▲◇▲
・11日の米株式相場は下落。
・同日発表された米消費者物価指数(CPI)で、インフレがしばらく高水準にとどまる可能性が示された。金融当局が引き締め策強化を余儀なくされ、リセッション(景気後退)に陥りかねないとの懸念が強まった。
・4月の米CPIは前年同月比の上昇率が3月に比べてやや鈍化したが、前月比の伸びは市場予想を上回った。
5.11
アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレが高止まりした場合、経済成長を抑制する水準にまで政策金利を引き上げることを支持する考えを示したと
5.11
アリアンツ・インベストメント・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、チャールズ・リプリー氏は「インフレが経済の多くの分野に根付いたようにみえる。インフレがピークを付けたかどうかにかかわらず、非常にゆっくりとしたペースでのインフレ率低下は、リセッション入りを防ぎながら物価上昇の抑制を図る米金融当局にとって、より大きな問題となるだろう」と

【米国債】
◇米国債は利回り曲線フラット化、10年債利回り2.93% 
//◆◇◇▲▲//◇◇
・米国債は上昇。( 利回り下げる )
・年限が短い債券の利回りが上昇し、イールドカーブがフラット化。
・10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、2.93%。

【原油】
▽NY原油反発、ドライブシーズン前に燃料在庫減少 
//◇◆◇◇◇//▲◆▽ 
・原油先物相場は3日ぶりに反発。
・欧州連合(EU)はロシア産原油の禁輸案を巡る加盟国間の調整をなお続けている。
・米国では夏季のドライブシーズンを前に、燃料在庫が大幅に減少したことが分かった。米国のガソリンとディーゼル油の小売価格は過去最高値を付けた。
・WTI先物6月限は、前日比5.95ドル(6%)高の1バレル=105.71ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は5.05ドル高の107.51ドル。

【NY金】
◇NY金先物は反発して0.7%高、CPI消化 
//◆◇◇◆◇//◆◆◇
・金先物相場は反発。

・金先物6月限は、前日比0.7%高の1オンス=1853.70ドル。
5.11
オアンダのシニア市場アナリスト、エド・モヤ氏は、米CPIの中身を確認した投資家は「この統計が米金融政策を短期的に変えるものではないと判断した。これまでの数週間に金がひどく売り込まれてきたことを考えると、この水準付近が一定の支えになっているようだ」と

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【欧州株】
◇大幅続伸、相場水準に投資妙味
//◆◇◆◆▲//▲◇◇ 
・11日の欧州株は大幅に続伸し、ストックス欧州600指数は6週間ぶりの上昇率。前日比1.7%高。
・4月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る伸びとなったものの、週間ベースで4週にわたり株価下落が続いていたため、バリュエーション面で投資妙味が増した。
5.11
リベラム・キャピタルの戦略・アカウンティング・サステナビリティー責任者、ヨアヒム・クレメント氏は、米CPIについて「ピークアウトの暫定的な兆しがいくらか表れている。ただ、予想されたほどではなかった」と
「米連邦準備制度の政策措置が効いていることを示しているため、全体として市場をやや支援するはずだ。現時点で市場にとっての問題は、過度の利上げによるリセッション(景気後退)が織り込まれていること。今回の統計で若干のインフレ鈍化が示されたが、この不安は緩和されないだろう」と

【欧州債】
◇イタリア債上昇
//◆◇◆◆◆//◆◇◇ 
・ドイツ債がほぼ変わらずで取引を終えた。予想を上回る米インフレ率の発表を受けて下落したが、下げを埋めた。
・イタリア債は大きく上昇。リスク志向が高まる中で、同国2年債利回りは一時12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り低下した。
5.11
欧州中央銀行(ECB)による資産の純購入終了見通しなどが年内、イタリア債に打撃となる可能性が大きいと、BNPパリバのエコノミストは指摘と

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