*かぶとうし塾


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2022年5月11日水曜日

◆ドルもみあい 130円台前半  原油.◆陰.下げ.99ドル台 令和4.5.11.Wed

11日 【日本株】
日経225 26,213.64 +46.54 +0.18%
TOPIX 1,851.15 -11.23 -0.60%
日経平均 ⇒ ◆Wr.逆立ち下げ ⇒-▽nr.陽下げ.もみあい ⇒ ◇呑込.出来増
TOPIX ⇒ ◆Wr.逆立ち下げ ⇒ -nr.下げもみあい ⇒ ◆Nr.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 28.59 -1.12 (-3.77%)⇒ ◆陰.大幅下げ
日経平均VI 29.71 -0.65 (-2.14%)⇒ ▲呑込.押さえに 
日経平均VI 30.36 +2.63 (+9.48%)⇒ △陽.大きく上げる
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・トヨタは今期2割営業減益見込む、原材価格上昇が直撃-株価下落。
・FRB当局者が50bp利上げ相次ぎ支持、メスター総裁は75bpに含み。
・ドル・円相場は1ドル=130円台前半で推移、前日の日本株終値時点は130円35銭。
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11日、TOPIX3日続落、米物価指標の発表前に買い控え-成長銘柄は上昇

・11日の東京株式市場はTOPIXが3営業日連続で下落。日経平均株価は上昇。
・日本時間で今晩の米消費者物価指数(CPI)の公表を前に買い控えムードが強まった。
・米長期金利が3%を下回り、銀行や保険など金融株の下げが目立った。
・金利低下を受けて、電機や精密機器などの成長(グロース)株には買いが入った。
・減益見通しを発表したトヨタ自動車の株価が急落。自動車関連に売りが広がった。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
米CPI発表を前にポジション調整が出やすい中で、米長期金利の低下を受けて保険や銀行株に売りが出た。
トヨタの決算が市場予想よりも厳しい内容だったことも株式相場の重しになった。自動車セクター全体の業績見通しを慎重にみざるを得ず、関連銘柄に売りが広がった。
自己資本利益率(ROE)や株価純資産倍率(PBR)の高い銘柄は上昇。前日の米グロース銘柄が相対的に資金が向かった流れを引き継ぎ、日本でも精密機器株が上昇。
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【個別銘柄】ソニーG、日本製鉄、住友鉱、リコー、横河電 など

◇ソニーG 10720 +220反発。
前日に22年3月期決算を発表、営業利益は1兆2023億円で前期比25.9%増益、市場想定線並みの着地。
23年3月期は1兆1600億円で同3.5%減益の見通しとしており、ややコンセンサスを下回る水準のもよう。
為替前提は123円/ドル、135円/ユーロとなっている。ただ、自社ソフト開発費用やM&A関連費用などを計上していることもあり、ネガティブなインパクトも限定的。

◇日本製鉄 2073 +134.5大幅反発。
前日に22年3月期決算を発表、事業利益は9381億円で前期比8.5倍となり、従来計画8000億円を大きく上振れた。年間配当金も従来の140円から160円に増額。
23年3月期見通しは配当予想含めて非開示だが、JFEHDの予想非開示から警戒感は先行していたようだ。
一過性要因を除いたベースでの事業利益6000億円以上目標(前期は6931億円)と掲げていることは安心感につながった。

◆住友鉱 5003 -217大幅続落。
前日に22年3月期決算を発表、税引前利益は3574億円で前期比2.9倍となり、従来予想の3140億円を超過。年間配当金も従来計画の258円に対して301円と発表した。
23年3月期税引前利益は1940億円で同45.7%の大幅減を見込むとし、年間配当金も大幅減の175円と計画。
市況前提などは保守的とみられるが、利益水準はコンセンサスを400億円程度下振れており、ネガティブに働いた。

◇リコー 1042 +52大幅反発。
前日に22年3月期決算を発表。営業利益は401億円で前期比855億円の損益改善。従来計画の500億円は下回ったが、下振れ自体は想定線と捉えられた。
23年3月期は900億円で同2.2倍の見通しで、市場予想は100億円程上回る水準に。年間配当計画も前期比8円増配の34円と。さらに、発行済み株式数の7.5%に当たる4800万株、300億円を上限とする自社株買いの実施も発表。

◇横河電 2264 +257急伸で年初来高値を更新。
前日に22年3月期決算を発表。営業利益は307億円で前期比2.9%減益となり、従来予想の275億円を上回る着地。
ロシア関連の引当金計上などもカバーした。23年3月期は370億円で同20.6%増益の見通し、ほぼ市場予想並みの水準だが、ロシア事業の警戒感も強まっていたため、安心感につながっている。足元の制御事業の受注が高水準であることも評価されている。

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5.11動いた株・出来た株
◆トヨタ自<7203> 2082.0 -96.5 今期計画は市場予想を大幅に下振れ。
(前場)
◇レノバ<9519> 1798 +282 今期大幅増益見通しなどで買い安心感。
◇横河電機<6841> 2304 +297 今期の大幅増益見通し受けて安心感が先行。
◇日本製鉄<5401> 2064.5 +126 今期の事業利益目標値掲げられ安心感にも。
◆りそなHD<8308> 519.6 -26.3 三井住友トラストの保有比率低下。
◆T&DHD<8795> 1604 -72 米債利回りの上昇一服などで。
◆太陽誘電<6976> 5010 -220 決算インパクト限定的も村田製作所の株価下落に連れ安も。
◇任天堂<7974> 57610 +1250 1:10の株式分割実施による流動性向上期待も。
◇ソニーG<6758> 10770 +270 決算サプライズ限定的だが短期的な安心感が先行。
◇ダイキン<6367> 20535 +910 今期の増益計画をポジティブに評価。
◆住友鉱<5713> 5019 -201 今期の大幅減益・減配見通しをネガティブ視。
◆伊藤忠<8001> 3548 -145 自社株買い見送りなどマイナス視か。
◇リコー<7752> 1046 +56 今期大幅増益見通しや高水準の自社株買いを発表。
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NYダウ   ⇒ -▽nr陽下げ.様子見 ⇒ ◆陰.Low.売り ⇒ ◆陰.Lowエリア
NASDAQ ⇒ ◆nr.もみあい.様子見 ⇒ ◆陰.Low.売り ⇒ +◆陰もみあい.Lowエリア
5.10
NYダウ 32,160.74 -84.96 -0.26%
NASDAQ 11,737.67 +114.42 0.98%
S&P500指数  4,001.05 +9.81 0.25%
⇒ ◆nr.もみあい.様子見 ⇒ ◆陰.Low.売り ⇒ +◆陰もみあい.Lowエリア

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◆陰.Lowエリア ⇒ ダウ工業株30種平均は4日続落。
米金融引き締めへの警戒感が強く、11日の4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて買いに慎重な姿勢。米長期金利の低下を受けて高PER(株価収益率)のハイテク株は買い直され、ダウ平均を下支えした。

+◆陰もみあい.Lowエリア ⇒ ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発。
米長期金利が10日は3%を下回って推移し、足元で売り込まれていたハイテク株が買い直された。
力株が軒並み買われた。エヌビディアが4%高となるなど半導体株も総じて買われた。

SOX指数
SOX指数 2,900.13 +71.02 (+2.51%) ⇒ ◆Wr.Sup割れ.売り ⇒ ▼wr.大幅調整 ⇒ +◆陰もみあい.Lowエリア  
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VIX指数
VIX恐怖指数 32.99 −1.76 (-5.06%) ⇒ -▲陰.かぶせ ⇒ ◇陽.クアトロ上げ ⇒ ◆陰はらみ.様子見  
-5.06P 下げる( 金利政策を意識&ウクライナ情勢 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇◇◆▲▽◇//◇◆◆ ドル円 130円台( 金融政策意識 )
//◇◆◇◇◆◇//◆◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◇◆◇▽◆◆//◆◆▲ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◇◆▽△◇//_▲◆ 原油 99ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドルもみあい 130円台前半  原油.◆陰.下げ.99ドル台 
5.11
米ドル/円 130.29 130.30 -0.14 -0.11%
ユーロ/円 137.20 137.26 -0.10 -0.07%
豪ドル/円 90.34 90.38 -0.11 -0.12%
NZドル/円 81.95 81.97 -0.04 -0.05%
カナダドル/円 100.00 100.02 -0.12 -0.12%
英ポンド/円 160.39 160.49 -0.33 -0.21%
スイスフラン/円 130.81 130.89 -0.09 -0.07%
原油(WTI原油先物)99.43 -3.66 -3.55% ⇒ ◇nr.トリプル浮上 ⇒ ◆WR.Cog下げ調整 ⇒ ◆陰.下げ

◆ドルもみあい.130円台 原油.◆WR.Cog下げ調整.102ドル台
5.10
米ドル/円 130.42 130.44 +0.17 0.13%
ユーロ/円 137.65 137.72 +0.17 0.12%
豪ドル/円 90.64 90.68 +0.05 0.06%
NZドル/円 82.45 82.48 +0.03 0.04%
カナダドル/円 100.21 100.24 +0.10 0.10%
英ポンド/円 160.77 160.85 +0.16 0.10%
スイスフラン/円 131.21 131.27 +0.17 0.13%
原油(WTI原油先物)102.35 -7.42 -6.76% ⇒ △nr.高値もみあい ⇒ ◇nr.トリプル浮上 ⇒ ◆WR.Cog下げ調整

週明け◇ドル強い 130円後半  
5.9
米ドル/円 130.73 130.74 +0.17 0.13%
ユーロ/円 137.73 137.81 -0.01 -0.01%
豪ドル/円 92.24 92.28 -0.15 -0.16%
NZドル/円 83.61 83.65 -0.05 -0.06%
カナダドル/円 101.20 101.23 +0.07 0.07%
英ポンド/円 161.19 161.28 +0.14 0.09%
スイスフラン/円 132.21 132.26 +0.21 0.16%
5/6)原油(WTI原油先物)110.61 +2.35 +2.17% ⇒ ◇陽.逆立ち ⇒ △nr.高値もみあい ⇒ ◇nr.トリプル浮上

1.ダウ平均は不安定な値動きだった。市場では「ウクライナ情勢の不透明感からインフレや金融政策動向を見極めづらく、買いに積極的になれない」。11日発表のCPIを見極めたいという市場参加者が多かった。
米金融引き締めへの警戒感が強く、11日の4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて買いに慎重な姿勢。

2.IT(情報技術)のIBMが4%下落した。米長期金利の低下で利ざや拡大の見方が後退したJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株も安い。景気敏感株の一角への売りも続き、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)や建機のキャタピラーが下げた。


3.米長期金利が10日は3%を下回って推移し、足元で売り込まれていたハイテク株が買い直された。顧客情報管理のセールスフォースとソフトウエアのマイクロソフトはともに2%上げ、スマートフォンのアップルも買われた。

主力株が軒並み買われた。エヌビディアが4%高となるなど半導体株も総じて買われた。

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【NY外為】
◇ドル指数4日続伸、金融当局者の発言消化
//▽◆▲▽◇//◆◇
・ドル指数が4営業日続伸。米CPI発表を11日に控え、複数の米金融当局者の発言を消化する中で上昇。
・資源国通貨は軟調。
・要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。
・ドルは円に対して0.1%高の1ドル=130円45銭。
・ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.0530ドル。

【米国株】
◇米国株はS&P500種とナスダックが反発、ダウ平均続落
//▽◇▽▲◆//▲◇
・10日の米株式市場ではS&P500種株価指数が4営業日ぶりに反発。
・米消費者物価指数(CPI)の発表を翌日に控え、この日相次いだ米金融当局者の発言内容を消化しようと、前日終値を挟んでもみ合う場面が目立った。
・11日に発表される4月のCPIは、物価上昇圧力が依然として強いことを示すとみられるが、前年同月比の伸びは3月からの鈍化が予想されている。
5.9
ホライゾン・インベストメンツのスコット・ラドナー最高投資責任者(CIO)は「CPI発表を翌日に控え、売りと買いのポジションを均衡させようという行動。CPIは伸び鈍化が広く予想されており、ショートスクイーズを避けるために投資家はショートにしたくないようだ」と

【米国債】
◇米国債は2年債除いて上昇-10年債利回り低下3%割れ 
//◆◇◇▲▲//◇◇
・米国債は上昇。( 利回り下げる )
・米国債相場は2年債を除いて上昇。
・10年債利回りは5bp低下の2.99%。

【原油】
◆NY原油が100ドル割れ、リセッションを警戒-ドル上昇も背景 
//◇◆◇◇◇//▲◆ 
・原油先物相場は続落。4月下旬以来の100ドル割れとなった。
・米国でインフレが加速し、リセッション(景気後退)入りのリスクを伴う対応を当局が余儀なくされるとの懸念が広がった。ドル上昇もドル建てで取引される原油の投資妙味を弱めた。
・全米自動車協会(AAA)のデータによると、米ガソリンおよびディーゼル平均小売価格は過去最高値を更新した。
・WTI先物6月限は、前日比3.33ドル(3.3%)安の1バレル=99.76ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は前日比3.48ドル安の102.46ドル。

【NY金】
◆NY金は続落、ドル上昇で-インフレ統計発表控え 
//◆◇◇◆◇//◆◆
・金先物相場は続落。
・各種インフレ統計の発表を控える中でドルが小幅上昇し、逃避資産としての金の投資妙味が後退。
・金先物6月限は、前日比1%安の1オンス=1841ドル。

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【欧州株】
◇株反発-リスク資産に回帰
//◆◇◆◆▲//▲◇ 
・10日の欧州株は反発。
・リセッション(景気後退)と金融引き締めへの懸念から前日までに4日連続で大きく下げていたため、割安感からリスク資産に資金が戻った。
・欧州600指数は0.7%高。前日は2カ月ぶりの安値に落ち込んでいた。金融サービスや保険が上げを主導。メディアや鉱業株は下落した。

【欧州債】
◇イタリア債など債券上昇
//◆◇◆◆◆//◆◇ 
・イタリア債が上昇。経済見通しを巡る懸念に後押しされ世界的に債券が買われる中で、イタリア10年債利回りは一時21ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。
・ドイツ10年債利回りは一時11bp上昇して1.16%。イタリア10年債利回りは一時12bp上げて3.16%となった。
・英国債の利回り曲線はスティープ化。償還期限の短い国債の相場が上昇した。
5.10
ウクライナでの戦争や中国のロックダウン(都市封鎖)などのリスクが世界の金融政策正常化を鈍化させることが懸念されていると、ウニクレディト調査部門の債券ストラテジスト、フランチェスコ・マリア・ディベラ氏は指摘。
「現時点で、イタリア債のパフォーマンスは同国の特定要因ではなく、欧州中央銀行(ECB)に関する思惑でほぼ動いている」と

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