*かぶとうし塾


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2021年12月6日月曜日

週明け◇ドル上げる_112円台後半 令和3.12.6.Mon

6日 【日本株】
日経225 27,927.37 -102.20 -0.36%
TOPIX 1,947.54 -10.32 -0.53%
日経平均⇒-◇nr_もみあい⇒+▽bull_反発2⇒-▼nr_もみあい
TOPIX ⇒-◇nr_もみあい⇒+▽bull_反発2⇒-▼nr_もみあい調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 28.94 +3.94 (+15.76%)⇒+◇WR_大幅上げ
日経平均VI 25.00 -1.21 (-4.62%)⇒-▲bear_下落
日経平均VI 26.21 +1.27 (+5.09%)⇒+◆陰線_上げる
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モデルナ社長、既存ワクチンの対オミクロン効果は従来より低いリスク。
米のオミクロン株感染者増加は確実、既に市中感染始まる-ファウチ氏。
米雇用者数、11月は21万人増に減速-失業率は予想以上の低下。
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6日、 日本株は反落、新変異株懸念根強く主力株に売り-ソフトバンクG急落

・6日の東京株式相場は反落。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が広がり、経済に与える悪影響への懸念が根強く残った。
・時価総額の大きな主力株に売りが出て、相場を押し下げた。ソフトバンクグループの株価が大幅に下落したほか、日立製作所も安い。医薬品や自動車株の下げが目立った。

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米国で利上げが前倒しになる懸念を背景にハイテク株が下落し、典型的なリスクオフの動きとなった。
米長期金利が低下する中でもバリュエーションの高い半導体関連などグロース(成長)株に利益確定売りが出た。
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新興企業銘柄で構成する東証マザーズ指数の下げが目立ったのは、12月は新規上場や増資の案件が多く需給が緩みやすいからだ。相場の下落が続き、中小型株を買っている個人投資家に追加証拠金が発生した影響も出ている。
半面、この時期は数兆円もの中間配当を受け取った機関投資家などが再投資することが多く、下支え要因になっている。
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オミクロン変異株の感染拡大に対する懸念が一定程度相場の重しになっている。既存ワクチンの効果についての検証結果などの情報を待っている状況であり、積極的に買いづらい。
米雇用統計を受けて雇用環境が改善しているとの認識が強まり、米金融政策のテーパリング(資産購入の段階的縮小)ペースがやはり早まりそうだとの見方が広がった。
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【個別銘柄】レンゴー 、ソフトバンクG、ファーマFなど

◇レンゴー 850 +24大幅反発。
SMBC日興証券は投資判断を「2」から「1」に、目標株価を1000円から1100円に引き上げた。
先に発表した段ボール原紙・製品の値上げにより23年3月期については最高益更新を予想。
バリューチェーン構築により供給力と価格交渉力が高まり、値上げによる増益効果は一時要因に留まらず利益水準の一段の上昇と維持につながると指摘。
利益水準の上昇は増配期待の高まりにもつながると分析する。

▲ソフトバンクG 5103 -456大幅続落。
出資先企業であるアリババの株価下落が続いており、先週末もADRは前日比8.2%超の下落率。
アリババの主力事業は中国当局の締め付け対象となっていることもあって、足元の売上成長の鈍化が警戒視されている。
、同社が出資している中国配車サービス大手がNY証取の上場廃止を発表していること、アームのエヌビディアへの売却に不透明感が広がっていることなども売り材料視へ。

◆ファーマF 2260 -15反落。
先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は15.7億円で前年同期の14.3億円の赤字から黒字転換、上半期計画の11.1億円を上回った。
定期顧客件数の高水準維持、リピート購入進展などにより、「ニューモ育毛剤」が好調。
コールセンター強化の奏効もあり、通信販売事業は過去最高水準の受注となった。ただ、先週末に急騰したほか、本日の全般の軟調地合もあり、次第に買い見送られる展開。

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12.6動いた株・出来た株
▽デクセリアルズ<4980> 3520 +95 東海東京証券は目標株価を5000円に引き上げ。
▲オリンパス<7733> 2400.0 -76.5 使い捨て内視鏡事業へ参入と報じられるも反応は限定的。
▲セラク<6199> 1690 -55 週足一目均衡表で雲下限割れ以降、下げ基調強まる。
(前場)
▽川崎汽船<9107> 6500 +360 引き続きモルガン・スタンレーMUFG証券の目標株価引き合上げを材料視。
▲マネックスグループ<8698> 780 -83 ビットコイン価格の大幅下落を弱材料視。
▲ソフトバンクグループ<9984> 5148 -411 アリババ株の大幅下落などもネガティブ視へ。
▲ラクス<3923> 3015 -155 米ドキュサイン急落などもDX関連には逆風。
▲レーザーテック<6920> 28760 -815 米半導体関連株の下落が波及の形に。
▲SUMCO<3436> 2390 -104 米半導体関連株下落の流れが波及か。
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NYダウ   ⇒-■WR_値幅調整3 ⇒+◇反発はらみ_出来減⇒-▼Nr_もみあい調整
NASDAQ  ⇒-■WR_値幅調整3 ⇒+◇入首反発⇒-▼呑込_大幅調整_sup75MA
12.3
NYダウ 34,580.08 -59.71 -0.17%
NASDAQ 15,085.47 -295.85 -1.92%
S&P500指数 4,538.43 -38.67 -0.84%⇒-▼かぶせ_調整_sup75MA
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⇒-▼Nr_もみあい調整⇒ダウ工業株30種平均は反落。米国を含む世界各地で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染者が相次いで確認され、感染拡大への懸念が投資家心理を冷やした。ワクチンや治療薬の有効性が確認されるまで米国民が外出などを手控える可能性があり、目先の経済活動の縮小につながるとの懸念が強まった。

⇒-▼呑込_大幅調整_sup75MA⇒ナスダック総合株価指数も反落。年初からの上昇率が大きい高PER(株価収益率)のハイテク株中心に売りが優勢。ソフトウエアのマイクロソフトが2%下げた。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムとスマートフォンのアップルの下げも目立った。
SOX指数
SOX指数 3,804.54 −6.28 (-0.16%) ⇒-■Bear_調整2⇒-◇もみあい⇒-▲かぶせ_調整
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VIX指数
VIX恐怖指数 30.67 +2.72 (+9.73%) ⇒+□WR_大幅上げ⇒-◆はらみ_下げへ⇒+△呑込_上げ  
+9.73P 大きく上がる。( 金利政策を意識 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◆◇▲▽▲//◇ ドル円 112円台( 金融政策意識 )
//◆◆▲▲◆//◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◆◆▲//◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_●◆▽◆//_ 66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け◇ドル上げる_112円台後半
12.6
米ドル/円 112.86 112.87 +0.17 0.15%
ユーロ/円 127.58 127.64 +0.03 0.02%
豪ドル/円 78.98 79.07 +0.10 0.13%
NZドル/円 76.20 76.32 +0.22 0.29%
カナダドル/円 87.97 87.99 +0.21 0.24%
英ポンド/円 149.44 149.51 +0.27 0.18%
スイスフラン/円 122.86 123.11 +0.07 0.06%
(12/3現在)原油(WTI原油先物) 66.39 −0.97 −1.44%⇒-◆bear_調整2⇒+▽反発1⇒-◆bear_もみあい調整

▲ドル下げる_112円台 原油_⇒-◆bear_もみあい調整_66ドル台 
12.4
米ドル/円 112.822 112.563 - 113.61 -0.30 (-0.27%)
ユーロ/円 127.602 127.392 - 128.337 -0.26 (-0.20%)
ユーロ/米ドル 1.131 1.1267 - 1.1333 +0.00 (+0.09%)
豪ドル/円 78.932 78.797 - 80.309 -1.29 (-1.61%)
NZドル/円 76.080 75.982 - 77.173 -0.97 (-1.25%)
英ポンド/円 155.144 154.63 - 155.896 -0.56 (-0.36%)
スイスフラン/円 122.873 122.748 - 123.51 -0.01 (-0.01%)
原油(WTI原油先物) 66.39 −0.97 −1.44%⇒-◆bear_調整2⇒+▽反発1⇒-▲bear_もみあい調整

▽ドル反発_113円台 原油_+▽反発1_67ドル台 
12.3
米ドル/円 113.181 113.121 - 113.181 +0.06 (+0.05%)
ユーロ/円 127.900 127.862 - 127.902 +0.04 (+0.03%)
ユーロ/米ドル 1.130  1.1303 - 1.13 +0.00 (+0.01%)
豪ドル/円 80.244 80.28 - 80.269 +0.02 (+0.02%)
NZドル/円 77.120 77.116 - 77.146 +0.07 (+0.10%)
英ポンド/円 155.144 154.63 - 155.896 -0.56 (-0.36%)
スイスフラン/円 122.997 122.962 - 123.025 +0.12 (+0.09%)
原油(WTI原油先物) 67.36 +1.69 +2.57%⇒-■逆立_調整下げ⇒-◆bear_調整2⇒+▽反発1

1.ニューヨーク州などでもオミクロン型の感染者が複数確認され、米国内でも感染が広がっている。米国に隣接するメキシコでも初めて感染者が確認された。ワクチンや治療薬の有効性が確認されるまで米国民が外出などを手控える可能性があり、目先の経済活動の縮小につながるとの懸念が強まった。11月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比21万人増と市場予想(57万3000人増)を大幅に下回った。インフレへの懸念を強める米連邦準備理事会(FRB)は金融政策の正常化を加速させるとの見方が維持されたことも相場の重荷となった。

2.米長期金利の低下を受け、長短金利差の縮小による利ざやの悪化懸念から金融のJPモルガン・チェースなども売られた。一方、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などディフェンシブ株への買いが目立った。

3.米国市場での上場を廃止すると3日に発表した中国の配車アプリ最大手滴滴出行(ディディ)が22%安と急落。電気自動車のテスラが6%安と下げが目立った。2日に米連邦取引委員会(FTC)が半導体設計の英アームの買収を阻止する目的で提訴すると発表した画像処理半導体のエヌビディアも4%下げた。

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【NY外為】
▲逃避先通貨が上昇、米雇用統計受け-円は対ドル112円台後半
//◇◆▲▽▲//
・円とスイス・フランが上昇。米雇用統計を受けて、リスクテーク意欲が減退した。ドル指数は前日比でほぼ変わらず。
・バレンティン・マリノフ氏は「ドルは日中を通して、他通貨に対する金利面での優位性を失った。為替の見通しは金利市場が米国の早期利上げを引き続き織り込むかどうかに左右される」と。
・ドルは対円では0.3%安の1ドル=112円79銭。
・ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.1310ドル。

【米国株】
▲米国株は反落、大型ハイテク中心に売り-週間ベースの下げ拡大
//▽▲▲▽▲//
・3日の米株式相場は反落。大型テクノロジー株が大きく売られ、相場全体を押し下げた。
・強弱まちまちの内容となった米雇用統計は、一段のボラティリティーを回避するきっかけにはならなかった。同統計はゲームチェンジャーにはならないとの見方が理由だ。
・米金融当局はインフレ高進を背景に、資産購入のテーパリング(段階的縮小)を加速させる可能性が高い。
・テスラは6.4%安。フェイスブック親会社のメタ・プラットフォームズは最近記録した最高値から19.7%下落し、弱気相場入りに近づいた。アップルも安い。
12.3
ジェイミー・コックス氏は「この日の雇用統計は複雑だ。スタグフレーションの警鐘を大きく鳴らすのは来月発表の修正値を待ってからで良さそうだ。ただし、パウエルFRB議長が今週言及したテーパリングの加速が、今回の統計によって押し戻されると考えるのは間違いだろう」と。

【米国債】
▽米国債は上昇、米雇用統計に反応-10年債利回り1.35%に低下
//▲▽▽▲▽//
・米国債相場は上昇。( 利回り下げる )
・米雇用統計発表直後は荒い値動きとなったが、その後は一本調子に上げた。
・10年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.35%。

【原油】
◆NY原油は小反落、週間ベースでは6週連続の下げ
//▽▲◆▽◆//
・原油先物相場は小反落。
・オミクロン変異株を巡る懸念で市場が揺らいだことに加え、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が今週、生産引き上げ計画の継続を決めたことが背景。
・WTI先物1月限は、前日比24セント(0.4%)安の1バレル=66.26ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント2月限は前日比21セント上昇し、69.88ドル。

【NY金】
▽NY金は反発、雇用統計後に債券利回り低下
//◆◆◇▲▽//
・金相場は反発。
・雇用統計が強弱まちまちの内容となる中、債券利回り低下を受けて金が買われた。
・金先物2月限は1.2%高の1783.90ドル。

【欧州株】
◆続落
//◇▲◇◆◆//
・新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の影響への懸念や、米連邦準備理事会(FRB)の最近のタカ派的な姿勢を背景に、朝方に上昇していたSTOXX欧州600種指数は終値でマイナス圏に転じた。激動の週となり、週間ベースでは0.28%下げた。
・米雇用統計の雇用者数の増加幅は予想を大幅に下回ったが、FRBが金利引き締め推進を検討する可能性があるという見方に拍車を掛けた。
・IHSマークイットの調査によると、ユーロ圏の企業活動は先月加速したが、これは一時的になる可能性がある。需要の伸びが弱まり、オミクロン株への懸念が楽観的見方に歯止めを掛けているためだ。
・源株指数は2.53%下がり、銅と鉄鉱石の価格軟化が響いた。テクノロジー株指数は1.18%下落。

12.2
「オミクロン株について詳細が分かるまで、ある日は上昇し、その翌日は下降するというパターンが続くだろう」と-デービッド・マデン氏。「この新変異株の影響が確実になり、ロックダウン(都市封鎖)の実施に進むかどうかが明確になるまでは、欧州株が11月のように上昇することはないだろう」と

【欧州債】
▽南欧債利回りが低下
//◆▽▲▽▽//
・ECBのラガルド総裁は3日、不確実性の高まりを踏まえ、12月の理事会では比較的短期の政策を設定する可能性があると述べた。
・ アントワーヌ・ブーベ氏はこの日の南欧債利回りの低下はラガルド総裁の発言が「ややハト派的」と受け止められたためと指摘。ただ「(量的緩和に関する)長期的な判断が先送りされることが市場にとって良いニュースだというのは偽りだ。不確実な期間が長引き、現在の感染波が収束すれば、よりタカ派的な判断を下すかもしれない」と述べた。
・みずほの金利ストラテジスト、ピーター・マッカラム氏は失業率の改善の受け「見通しはそれほど変わっていない」と指摘。「市場は今週のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派発言をすでに織り込んでおり、おそらくこの方向が維持されるだろう」と述べた。

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