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2024年8月26日月曜日

◆ドル弱い 円高傾向続く.144円台 原油.▽Wr.買戻し.74ドル台 令和6.8.26.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.中東情勢
イスラエルは48時間の非常事態を宣言した。レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは司令官が先月殺害された報復として、イスラエルへの第1段階の攻撃を実施。イスラエルはレバノン南部にあるヒズボラ拠点に先制攻撃も行った。イスラエル軍はレバノン上空に戦闘機100機を派遣し、イスラエル北部と中部の標的を狙った数千に及ぶロケット発射装置を破壊したと説明。~パレスチナ自治区ガザでの停戦を目指す協議は予定通り25日にエジプトの首都カイロで始まったと、イスラエル首相府が発表。

②.テレグラムCEO逮捕
通信アプリ「テレグラム」のパベル・ドゥーロフ最高経営責任者(CEO)がフランス当局に身柄を拘束されたと、在フランスのロシア大使館が確認した。~テレグラムを使った犯罪を放置した疑いがもたれているという。~逮捕の報道を受け、テレグラムと関連する暗号資産トンコインの価値は一時23%下落した。

③.ロイター記者が負傷・行方不明
ウクライナ東部ドネツク州のクラマトルスクをロシアがミサイルで攻撃したとみられ、ロイター通信の記者2人が負傷、1人が行方不明になっている。~ウクライナ検察当局はテレグラムで、ロシアが24日深夜、同市の住宅街に弾道ミサイル「イスカンデル」を発射したとみられると発表。

④.スペースXが救出
ボーイングの新宇宙船「スターライナー」で6月に国際宇宙ステーション(ISS)に到着したものの、そのまま足止めとなっている飛行士2人を、宇宙開発企業スペースXが来年、同社のカプセルを用いて帰還させることになった。~ライバルのボーイングにとっては新たな打撃となり、米航空宇宙局(NASA)が今後、どのようにISSで人員を配置するのかという疑問も浮上。

⑤.中国とフィリピンまた衝突
中国海警局とフィリピンの船が25日、領有権を争う南シナ海で再び衝突。19日にも衝突があったばかりで、両国の緊張を高める新たな事案となった。~海警局の甘羽報道官はフィリピン船が故意に仙賓礁(サビナ礁、フィリピン名・エスコダ礁)近くの海域で海警局の船と衝突したと非難。~フィリピンは同国の船が中国船から体当たりや放水による「攻撃的で危険な行為」を受けたとして、中国側を批判。
26日 【日本株】
日経平均 38,110.22 -254.05 -0.66%
TOPIX 2,661.41 -23.31 -0.87%
日経平均 ⇒△nr.よこばい ⇒▽nr.様子見 ⇒▼nr.もみあい
TOPIX ⇒◇nr.よこばい ⇒▽nr.様子見 ⇒▼nr.もみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 25.43 +0.05 +0.20% ⇒+▲nr上げ ( 25台 )
日経平均VI 25.38 -1.75 -6.45% ⇒▲陰下げ ( 25台 )
日経平均VI 27.13 +0.08 +0.30% ⇒+▲陰上げ ( 27台 )
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26日、円が143円台に上昇、米利下げ開始を確信-株安・債券高

26日、東京株式相場は反落。
・円高の進行を受けて、業績の先行き懸念から自動車や電機など輸出関連株が売られた。
・医薬品株のほか、金利低下が嫌気された銀行など金融株も安い。

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アセットマネジメントOneの浅岡均シニアストラテジスト

・植田総裁発言を無難に通過し、買い安心感が広がっていると。
・「まだドル・円のボラティリティーが結構高いので、日本株もそれに連れた動きが続いてしまっている」と。

東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

・米国では半導体大手エヌビディアが28日に決算を発表する。アナリストはコンセンサスを大幅に上回る内容となり、同社が利益ガイダンスを引き上げる可能性があると予想。
・今週最大の材料であるエヌビディアの決算を前に相場は大きくは動きづらいと指摘。

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日経平均は3日ぶりに反落、円高が重しも下げ渋り38000円台維持

・米国株は大幅反発となったが、為替が1ドル143円台まで円高ドル安に振れたことから、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・トヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など輸出関連銘柄が総じて下落し日経平均は38000円台を割り込む展開となった。
・ニトリHD<9843>など円高メリット銘柄の一角が買われたほか、円高一服も影響して、後場の日経平均は38000円台を回復。

・大引けの日経平均は前営業日比254.05円安(-0.66%)の38110.22円。

・パルプ・紙、空運業、不動産業、水産・農林業、陸運業などが上昇。
・輸送用機器、銀行業、ゴム製品、保険業、非鉄金属などが下落。

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【個別銘柄】三越伊勢丹、H.I.S.、Sansan、三井E&S、マツダ など 


▲三越伊勢丹 2177.5 -150大幅続落。
為替の円高進行で自動車株などの下げも目立っているが、同社などインバウンド関連の一角も先行き警戒感が強まる流れとなっているようだ。
同社など8月前半の免税売上高は7月と比べて低めの水準ともなってきており、円高のマイナス影響も出てきている可能性が指摘されている。一段の円高進行に伴う今後の業績鈍化など意識される状況。

▲マツダ 1191.5 -41.5大幅反落。
為替市場での円高進行を受けて、本日は同社など自動車株の下げが目立っている。先週末のジャクソンホール会合では、パウエルFRB議長が9月の利下げを示唆し、米長期金利の低下、ドル安円高が進むこととなっている。
同社など8月前半の免税売上高は7月と比べて低めの水準ともなってきており、円高のマイナス影響も出てきている可能性が指摘されている。一段の円高進行に伴う今後の業績鈍化など意識される状況。

▽H.I.S. 1865 +114前日比変わらずを挟んで大幅続伸。
為替市場での円高進行を背景に、日本人の海外旅行需要増加が期待される展開になっているもよう。同社のほか、オープンドアやエアトリなどの旅行会社も高い。
ドル・円相場は143円台にまで低下しており、先週末から2円ほどの大幅な円高が進んでいる。円高に伴う今期業績コンセンサスの下振れが意識される展開。

▽Sansan 2454 +193大幅続伸で高値更新。
本日は同社のほか、SHIFT、ギフティ、JMDC、ラクスルといった中小型グロース株の一角が多く上昇率上位に名を連ねている。
パウエルFRB議長のジャクソンホール会議での講演を受けて米長期金利が低下しており、グロース株の買い安心感につながっているようだ。また、為替市場では円高が進行しているため、為替の影響が乏しい内需系のグロース株が人気となる格好。

▽三井E&S 1223 +86続伸。
米クレーン特需で日本に商機と報じられており、関連銘柄としての関心も高まる展開のようだ。港湾用クレーン産業は世界で中国製品のシェアが高まっているが、安全保障上の懸念が出ており、米政権では中国製追い出しを念頭に、3兆円規模の港湾インフラ投資を決めている。
同社は米国で港湾用クレーンを手掛けるのは35年ぶりとなるが、既に複数の案件が走っているとのCFOコメントも伝わっている。

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8.26 動いた株・出来た株
◇M&A総研<9552> 3220 +335 ⇒ JPXプライム150指数組み入れなども材料視へ。
◇Sansan<4443> 2452 +191 ⇒ 米長期金利低下で中小型グロース株が買われる。
◇エイチ・アイ・エス<9603> 1859 +108 ⇒ 円高メリット株として旅行株の一角に買い向かう。
◇SHIFT<3697> 13070 +750 ⇒ 中小型グロース株代表銘柄の一つで。
◇住友林業<1911> 6079 +247 ⇒ 長期金利低下による米住宅需要の拡大期待で。
◆三越伊勢丹<3099> 2189.5 -138 ⇒ 円高によるインバウンド需要の先行き懸念で。
◆太陽誘電<6976> 3481 -193 ⇒ 自動車株と同様に電子部品株も円高の影響を警戒視。
◆古河電気工業<5801> 3420 -186 ⇒ 特に個別材料観測されないが主力株安の流れに引きずられる。
◆DMG森精機<6141> 3300 -175 ⇒ 円高ユーロ安のマイナス影響が大きいとみられ。
◆TOWA<6315> 6960 -300 ⇒ 円高によるハイテク株安で半導体関連も全般軟調。
◆SUMCO<3436> 1732 -75 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では目標株価を引き下げ。
◆TDK<6762> 9587 -401 ⇒ 海外売上高比率高く円高をマイナス視。
//◇▲◆◆▽▲//◆ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◇◇◆//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▲▽▽//_ 原油 74ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル弱い 円高傾向続く.144円台 原油.▽Wr.買戻し.74ドル台 
8.26
米ドル/円 144.03 144.08
ユーロ/円 161.18 161.26
ユーロ/米ドル  1.1190 1.1194
英ポンド/円 190.26 190.35
豪ドル/円 97.83 97.90
スイスフラン/円 169.87 170.07   
原油(WTIC原油先物) 74.83 +1.82 +2.49% ⇒▲wr.安値圏 ⇒▽拍子木.買戻し ⇒▽Wr.買戻し

▲ドル弱い 円安圏上げ.144円台 原油.▽Wr.買戻し.74ドル台  
8.24
米ドル/円 144.34 144.45
ユーロ/円 161.55 161.64
ユーロ/米ドル  1.1188 1.1193
英ポンド/円 190.70 190.85
豪ドル/円 98.06 98.13
スイスフラン/円 170.15 170.31   
原油(WTIC原油先物) 74.83 +1.82 +2.49% ⇒▲wr.安値圏 ⇒▽拍子木.買戻し ⇒▽Wr.買戻し

▽ドル反発 円安維持.146円台 原油.▽拍子木.買戻し.73ドル台  
8.23
米ドル/円 146.25 146.27
ユーロ/円 162.51 162.54
ユーロ/米ドル  1.1111 1.1112
英ポンド/円 191.48 191.51
豪ドル/円 98.05 98.07
スイスフラン/円 171.65 171.68   
原油(WTIC原油先物) 73.01 +1.08 +1.50% ⇒◆切下げ ⇒▲wr.安値圏 ⇒▽拍子木.買戻し

StockCharts ⇒  
8.23
NYダウ   41,175.08 +462.30 +1.14%
NASDAQ 17,877.79 +258.44 +1.47%
S&P500   5,634.61 +63.97 +1.14%

NYダウ(INDU) ⇒+▼nr上げ.様子見 ⇒▼吞込み.調整 ⇒▽クアトロ.高値圏
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nr逆立 ⇒▲Wr吞込み.調整.Sup50MA ⇒◇はらみ反発
S&P500(SPX) ⇒▽nr逆立 ⇒▲wr吞込み.調整 ⇒▽はらみ.強気 
【 SOX指数 】
5228.65 +141.75 (+2.79%) ⇒▽nr逆立+test50MA ⇒▲Wr吞込み.Reg50MA ⇒◇はらみ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
15.86 -1.69 (-9.63%) ⇒+nr上げ ⇒▽wr上げ ⇒▲wr下げ
⇒ -9.63P
⇒+7.87P
⇒+2.46P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽クアトロ.高値圏 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・同日のパウエル議長の発言を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が一段と高まった。米経済がソフトランディング(軟着陸)に向かっているとの見方から、幅広い銘柄に買いが広がった。

◇はらみ反発 ⇒ ナスダック総合株価指数は反発。
・長期金利下落で、ハイテク買戻し。
・テスラやエヌビディアが大幅高となった。
NYダウは462ドル高、パウエルFRB議長の利下げ支持で買い安心感
1.
・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会議での講演で速やかな利下げ軌道を明らかにしたため利下げ期待を受けた買いが加速し、寄り付き後、上昇。

・不透明感の払拭で買い安心感が広がり終日堅調に推移した。

・終盤にかけ相場は上げ幅を拡大し、終了。
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・パウエル議長は午前にカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演し、米国のインフレについて「(物価目標である)2%に持続的に戻る軌道にあるという自信が深まっている」と語った。その上で「政策を調整する時期が来ている」とも述べ、近く利下げに踏み切る姿勢を示した。市場では「これ以上ないくらいの明言だった」(LPLファイナンシャルのジェフリー・ローチ氏)との声が聞かれた。

・発言を受け、米長期金利は前日終値(3.85%)より低い3.80%程度に低下。金利と比べた株式の相対的な割高感が薄れたのも主力株への買いを誘った。シカゴ連銀のグールズビー総裁は同日の米CNBCの番組で、パウエル議長の講演について「我々が待ち望んでいたことのすべてが起こるための道筋」を示したと語った。

・FRBによる9月の利下げ転換が確実視され、今後の経済指標次第では0.5%の大幅利下げもあり得るとの観測が広がった。米経済が大幅な悪化を避けられるとの見方から株買いが膨らんだ。市場では「パウエル議長が経済の鈍化を懸念していると述べなかったことも好感された」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との指摘があった。ダウ平均は取引時間中に最高値を上回る場面があった。


2.
・自動車・自動車部品、半導体・同製造装置の上昇が特に目立った。


・ホーム・デポやキャタピラー、ダウなど景気敏感株が上昇。
・セールスフォースやゴールドマン・サックスも買われた。
・地銀のPNCファイナンシャル(PNC)、金融のゴールドマンサックス(GS)、銀行のJPモルガン(JPM)は利下げがより確実になったため、それぞれ上昇。
・住宅建設会社のレナー(LEN)やKBホームズ(KBH)も住宅金利の低下で売上が増加するとの期待に、買われた。
・配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)は自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のクルーズとの提携で、来年顧客にオプションとして自動走行車を提示する計画を発表し、上昇。


・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)とビザは下げた。


3.
・長期金利下落で、ハイテク株買い戻し。
・テスラやエヌビディアが大幅高となった。

SOX指数 銘柄 ⇒
☆ TSM 171.28 +2.91%
☆ エヌビディア 129.37 +4.55%
◆ ASML 907.26 -0.05%
◇ インテル 20.54 +2.19%
☆ QCOM クアルコム 173.5 +2.66%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 202.67 +1.23%
◇ AMD 154.98 +2.16%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 102.85 -1.35%
☆ テラダイン 135.94 +3.61%
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★ TSM 166.44 -2.92%
★ エヌビディア 123.74 -3.70%
★ ASML 907.71 -3.80%
★ インテル 20.1 -6.12%
★ QCOM クアルコム 169 -3.00%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 200.2 -4.08%
★ AMD 151.7 -3.87%
★ MU ミクロン・テクノロジー 104.26 -3.76%
★ テラダイン 131.2 -3.11%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 171.44 -0.35%
◇ エヌビディア 128.5 +0.98%
◇ ASML 943.61 +1.88%
◇ インテル 21.41 +2.00%
◇ QCOM クアルコム 174.22 +1.23%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 209.12 +1.44%
◇ AMD 157.81 +0.90%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 108.33 +0.31%
☆ テラダイン 135.41 +2.79%
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【NY外為】
▲ドル弱い 円安圏での急騰
//▲◆◆▽▲// 
・ドル指数が下落し、1月以来の安値。--年次シンポジウムで、主要政策金利を引き下げる時が来たと発言。9月利下げ開始に関してこれまでで最も明確なシグナルを送ったと、市場が受け止めた。
・円は対ドルで一時1.5%上昇し、1ドル=144円05銭を付けた。パウエル氏の講演開始前に小幅に下落する場面もあったが、その後はじりじりと上値を伸ばした。

ドル円相場は *米東部時間 16時46分
⇒¥144.40 -¥1.89 -1.29%
⇒¥146.27 ¥1.06 +0.73%
⇒¥145.25 -¥0.01 -0.01%

8.23
バークレイズの外為ストラテジスト、スカイラー・モンゴメリー・コニング氏

「パウエル議長の講演が市場の緩和シナリオを後押しし、ドルを圧迫した」と。

ラボバンクの外国為替戦略責任者ジェーン・フォーリー氏

「米当局の重点がインフレ対応から2つの責務のバランスを取る方へとシフトしたことを、パウエル議長は明確にした」と。
「9月により大きな幅で利下げをする可能性を低くする内容は講演に含まれていなかった」と分析。

ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏

「ドル売りの勢いは続く公算が大きい」と。
9月上旬の「非農業部門雇用者数の発表まで、米国の経済活動とインフレ動向を測るデータをそれほど得られない」と。

【米国株】
▽上昇
//◇◆▽▲▽// 
・23日の株式相場はパウエル議長の発言を好感し、反発。
・市場は9月利下げ開始を既に織り込んでいたが、利下げの時が来たという議長のコメントがそうした見方を裏付けた。
・パウエル議長はインフレ鈍化の面で進展が見られるとの認識を示したほか、「労働市場環境の一段の冷え込みは望みも歓迎もしない」と述べ、労働市場の減速は「明白だ」と付け加えた。

・S&P500種株価指数は1%を超える上昇率。S&P500種の主要な業種別指数は全て上げた。
・小型株で構成されるラッセル2000指数は3.2%上昇した。

8.23
インディペンデント・アドバイザー・アライアンス(IAA)のクリス・ザッカレリ氏

「市場はこの講演に満足しているはずだ。決してタカ派的ではなく、25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げにゴーサインを出した。その上、必要になれば、より大きな利下げ幅にする可能性も残した」と。

【米国債】
▽上昇
//◇▽◇▲▽//
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は翌日の講演で、年内の積極的利下げを示唆することはないとの見方が広がった。

・米10年債利回り
⇒3.80% -5.3 -1.38%
⇒3.86% 5.5 +1.44%
⇒3.80% -0.8 -0.20%
  
  
8.23
プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏

「パウエル議長は利下げサイクル開始の鐘を鳴らした」と。
「議長は50bp利下げを事前にコミットしていない。ただ間違ってはいけない。労働市場が一段と鈍化の兆しを示したら、米金融当局は確信を持って引き下げるだろう」と。

ルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏

9月上旬に発表される雇用データの方がもっと重要だろうと指摘。「米金融当局の行動を決定づけることになるのは労働市場のデータだ。当局者がこれまでにそう言ってきている」と。

【原油】
▽続伸
//▲◆▲▽▽// 
・利下げの時が来たとするパウエル議長の発言を受けてリスク選好ムードが広がる中、買いが優勢になった。
・金利低下は経済成長を促し、原油需要の増加につながると、原油トレーダーはおおむね予想している。

⇒WTI先物10月限は前日比1.82ドル(▽2.5%)高の1バレル=74.83ドル。
⇒WTI先物10月限は前日比1.08ドル(▽1.5%)高の1バレル=73.01ドル。
⇒WTI先物10月限は前日比1.24ドル(▲1.7%)安い1バレル=71.93ドル。
・原油は週間ベースでは下落。主要国の景気見通しの弱さが重しとなった。今週公表されたS&Pグローバルの米製造業購買担当者指数(PMI)速報値は、8月上旬に活動が縮小したことを示し、今年の最低水準となった。欧州では主要な産業用燃料であるディーゼルの先物が14カ月ぶりの安値に下げている。


・ロンドンICE北海ブレント10月限は2.3%上げて79.02ドル。

>>8.21
TDセキュリティーズのコモディティー(商品)ストラテジスト、ダン・ガリ氏

ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が1バレル=72ドルを割り込んだことで、トレンドフォローのアルゴリズム取引による売りが加速したと。

【NY金】
▽上昇
//▲▽◆▲▽// 
・パウエル議長の発言を受けて一段高となり、スポット相場はオンス当たり2500ドル台で推移した。
・米国債利回りとドルが下げたことで、金の投資妙味が相対的に高まった。


⇒金先物12月限は29.60ドル(▽1.2%)高の2546.30ドル。
⇒金先物12月限は30.80ドル(▲1.2%)安の2516.70ドル。
⇒金先物12月限は3.10ドル(◆0.1%)安の2547.50ドル。


8.23
TDセキュリティーズの商品戦略責任者バート・メレク氏

「パウエル氏の講演は金や銅、リスク資産全般に歓迎されているようだ」と。
「パウエル氏は労働市場のさらなる冷え込みを望んでいない。それは9月に利下げを実施する用意があることを示唆する。労働市場が想定以上に弱いとなれば、25bpよりも積極的な利下げとなるかもしれない」と。
パウエル氏の講演は金利が下がっていくという金トレーダーの予想を裏付けるものだったと、メレク氏は付け加えた。
金はさらに上値を伸ばし2700ドルを超えるとTDでは見込んでいる。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,327.78 +39.78 +0.48%
独DAX指数 18,633.10 +139.71 +0.76%
仏CAC指数 7,577.04 +52.93 +0.70%
⇒△nr入首 ⇒△nr.様子見 ⇒▽陽.Sup10MA
⇒▽はらみ浮上 ⇒△nr.様子見 ⇒▽陽.F_Reg突破
⇒△反発.+test50MA ⇒▲nr.調整 ⇒▽クアトロ

▽上昇 
//◇▲▽◇▽//
・23日の欧州株は上昇。
・週間ベースでは3週連続高となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が主要政策金利を引き下げる時が来たと述べたことに反応。
・ストックス欧州600指数は0.5%高。
・小売りや不動産関連銘柄が買いを集めた。
・テクノロジー株は下落。

【欧州債】
▽上昇 
//◇◇◇▲▽// 
・欧州債ではドイツ債の利回り曲線がブルスティープ化した。
・英国債の利回り曲線はブルフラット化。短期金融市場が織り込むイングランド銀行(英中央銀行)の今年の追加利下げは3bp引き上げられた。

・ポンドは対ドルで大幅上昇。英中銀の利下げは米金融政策当局よりも緩やかに進むとの見方が広がり、ドルに対して上昇が続いている。

・独国債10年物
⇒2.23% -0.02
⇒2.24% +0.05
⇒2.19% -0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.91% -0.05
⇒3.96% +0.07
⇒3.89% -0.02
---------------------------

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