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2024年6月1日土曜日

◇ドルもみあい 円安進む 原油.▼陰.調整3.76ドル台 令和6.6(水無月).1.Sat

StockCharts ⇒  
5.31
NYダウ   38,686.32 +574.84 +1.51%
NASDAQ 16,735.01 -2.06 -0.01%
S&P500   5,277.51 +42.03 +0.80%

NYダウ(INDU) ⇒▼Low2.窓埋め ⇒▼Low3.窓埋め ⇒▽wr反発.+Cog
NASDAQ(COMPQ) ⇒-△nr下げ.様子見 ⇒▼クアトロ.10MA割れ ⇒▼nr.たくり線
S&P500(SPX) ⇒◆nr.10MA割れ ⇒▼陰.窓埋め ⇒▽wr反発.たくり線 
【 SOX指数 】
5,123.36 -49.90(-0.96%) ⇒◆nr.調整1 ⇒◆nr.調整2 ⇒▼nr.たくり線

【 VIX恐怖指数 】
12.92 -1.55 (-10.71%) ⇒▽陽.大幅上げ ⇒+▼陰上げ ⇒▲Wr下げ
⇒ ー10.71P
⇒ +1.33P
⇒ +10.53P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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日本経済新聞 電子版 ⇒  
▽wr反発.+Cog ⇒ ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発。
・一日の上げ幅としては2023年6月上旬以来、およそ1年ぶりの大きさだった。朝発表の4月の米個人消費支出(PCE)物価指数がおおむね市場の想定に沿った結果だった。高インフレが続くとの懸念が和らぎ、米長期金利の低下を受けて主力株への買いが膨らんだ。

▼nr.たくり線 ⇒ ナスダック総合株価指数は小幅に3日続落。
・エヌビディアやネットフリックスなどが売られた。
//◆◇◆◇◇◆//◇◆◇◇◆◇ ドル円 157円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇◇◇//◆◇◇◆◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆▼▼▲▽//_=▽▲▲▼ 原油 76ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安進む 原油.▼陰.調整3.76ドル台  
6.1
米ドル/円 157.29 157.37
ユーロ/円 170.54 170.61
ユーロ/米ドル 1.0841 1.0845
英ポンド/円 200.40 200.52
豪ドル/円 104.64 104.68
スイスフラン/円 174.34 174.43
原油(WTIC原油先物) 76.99 -0.92 -1.18% ⇒▲かぶせ.Reg200MA ⇒▼wr.10MA割れ ⇒▼陰.調整3

◆ドル弱い 円安一服.156円後半 原油 ▼wr.10MA割れ.77ドル台 
5.31
米ドル/円 156.80 156.81
ユーロ/円 169.86 169.89
ユーロ/米ドル 1.0833 1.0834
英ポンド/円 199.62 199.68
豪ドル/円 103.99 104.03
スイスフラン/円 173.59 173.62
原油(WTIC原油先物) 77.91 -1.32 -1.67% ⇒▽wr.10MA突破 ⇒▲かぶせ.Reg200MA ⇒▼wr.10MA割れ

◇ドル強い 円安進む .157円半ば 原油.▲かぶせ.Reg200MA.79ドル  
5.30
米ドル/円 157.64 157.66
ユーロ/円 170.23 170.32
ユーロ/米ドル 1.0801 1.0804
英ポンド/円 200.19 200.26
豪ドル/円 104.20 104.25
スイスフラン/円 172.60 172.70
原油(WTIC原油先物) 79.23 -0.60 -0.75% ⇒▽反発.買戻し ⇒▽wr.10MA突破 ⇒▲かぶせ.Reg200MA

NYダウは574ドル高、月末の調整
1.
・4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。

・ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。

・ナスダックは半導体セクターでの利益確定売りに押され大きく下落に転じたあと、下げ幅を縮小し、まちまちで終了。

・米債券市場では長期金利が前日終値(4.54%)を下回る4.50%前後まで低下した。株式の相対的な割高感が薄れたとして、主力株に買いが入った。ダウ平均は今週に入って960ドルほど下落したあとで、週末を控えた持ち高調整の動きもあった。ダウ平均は取引終了にかけて上げ幅を広げる展開だった。

・もっとも、ダウ平均は下げる場面もあった。市場では「四半期決算を受け前日に急落したセールスフォースなどの影響で、人工知能(AI)関連の業績寄与が期待されているハイテク株を中心に売り圧力が意識された」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。米連邦準備理事会(FRB)が利下げ転換に慎重になっているとの観測が根強いのも重荷だった。

・4月のPCE物価指数の上昇率は前月比で0.3%と、3月と同水準を見込んでいた市場予想に一致した。エネルギーと食品を除くコア指数の伸びも同0.2%と、市場予想通りだった。「市場では今年ずっと物価高が心配されていたため、結果を受けて安堵感が広がった」(インディペンデント・アドバイザー・アライアンスのクリス・ザッカレリ氏)という。

2.
・エネルギーや電気通信サービスが上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・ユナイテッドヘルス・グループやボーイング、シェブロンが上昇。セールスフォースには押し目買いが入った。
・カジュアル衣料小売りのギャップ(GPS)は第1四半期決算の1株利益が予想を上回ったほか、通年の業績見通し引き上げが好感され、上昇した。
・ビールメーカーのボストン・ビア(SAM)は、ジンビームを運営するサントリーが同社を買収する方向で協議を進めているとの報道を受け、上昇。
・ソフトウエアメーカーのオートデスク(ADSK)は取引終了後に決算を発表、内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。

・アマゾン・ドット・コムとキャタピラーは下落。
・会員制倉庫卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)は四半期決算の内容が予想を上回ったが、会員費の据え置きが嫌気され、売られた。
・ソフトウエア・ソリューション会社のスノーフレーク(SNOW)は大規模なデータ侵害を報告し顧客への影響も警戒され、売られた。
・コンピュ―ターメーカーのデル・テクノロジーズ(DELL)は四半期決算で、人工知能(AI)サーバーの売り上げが冴えず、売られた。

3.
・エヌビディアは5営業日ぶりに反落。
・アルファベットやメタプラットフォームズが安い。
SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 151.04 -1.26%
◆ エヌビディア 1096.33 -0.78%
◆ ASML 960.35 -0.60%
◇ インテル 30.85 +2.19%
◆ QCOM クアルコム 204.05 -0.37%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 215.08 -0.67%
◇ AMD 166.9 +0.09%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 125 -1.02%
◆ テラダイン 140.94 -0.23%
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◆ TSM 152.96 -0.89%
★ エヌビディア 1105 -3.77%
◇ ASML 966.12 +0.86%
◇ インテル 30.19 +0.20%
◆ QCOM クアルコム 204.8 -1.26%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 216.54 -1.15%
◇ AMD 166.75 +0.97%
★ MU ミクロン・テクノロジー 126.29 -4.02%
◆ テラダイン 141.27 -0.42%
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★ TSM 154.34 -3.18%
◇ エヌビディア 1148.25 +0.81%
★ ASML 957.88 -3.42%
★ インテル 30.13 -2.99%
◆ QCOM クアルコム 208.26 -2.26%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 219.05 -1.03%
★ AMD 165.14 -3.77%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 131.58 -0.82%
◆ テラダイン 141.87 -2.31%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安進む
//◇◆◇◇◆//_◇◇◆◇ 
・PCEコア価格指数の伸びが市場予想に一致し、米金融当局が年内に利下げに動くとの見方が強まった。
・円は対ドルで下落し、1ドル=157円台前半。午前中に一時156円56円まで上昇する場面もあった。

ドル円相場は
⇒¥156.88 -¥0.76 -0.48%
⇒¥157.70 ¥0.53 +0.34%
⇒¥157.24 ¥0.42 +0.27%

5.31
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の外為ストラテジスト、アタナシオス・バンバキディス、クラウディオ・パイロン両氏
「米データは非常に強い水準からではあるがやや軟化しており、市場は景気が加速していないとして安心している」と指摘。 
また「想定よりも時間はかかったが、米金融当局者は追加利上げ期待を押し返して次の動きは利下げだと強調。これもドルの軟化を後押しした」と記した。

5.31
UBSセキュリティーズのFX・マクロストラテジスト、バシーリ・セレブリアコフ氏
「米金融当局としては、利下げを検討する前にインフレの面でさらなる改善を目にする必要がある」とし、「最短で9月に利下げを開始できるかもしれないが、その前にも多くのデータが発表される」と述べた。

【米国株】
◇反発
//◇◇◆▲▽//_=▲▲◇ 
・31日の米株式市場でS&P500種株価指数は3日ぶりに反発。
・日中は軟調な展開が続いたが、最終盤に上昇に転じた。テクノロジーと他の業種の間でローテーションが見られた。
・米金融当局がインフレ目標の基準とする個人消費支出(PCE)価格指数の発表を翌日に控える中、1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から下方修正となった。

・S&P500種は小高く始まったが、テクノロジー株が売られる中で下げに転じて5200を割り込む場面もあった。その後、銀行やエネルギーといった他のセクターが上昇し、指数は終盤再び上げに転じた。

5.31
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト
テクノロジー大手が米株高をけん引し続けると見込んでいる投資家は、他のセクターが遅れを取り戻し始める際に厳しい状況に置かれる可能性があると。
上昇銘柄の裾野が広がり成長株に対してバリュー株がアウトパフォームすれば、投資家にとって次の「ペイントレード(痛みを伴う取引)」になる恐れがあると、リポートで指摘。

5.31
ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏
「相場の上昇を引っ張ってきた分野の一部で、当初見られた支援要素が途切れつつある。これから6月に入るが、米国株は総じて不安定な展開が続くと予想される」と述べた。

5.31
シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「テクノロジー株は伸長し過ぎているようで、調整が近いことが示唆される」と分析。
「ここ数カ月にわたって大きく上昇してきたが、新たな強気材料は見当たらず、調整局面が訪れても意外ではない」と語った。

【米国債】
▽上昇
//▲▽◆▲◇//_▲▲▽▽
・米国債は上昇。( 利回り下がる )

・米個人消費支出(PCE)コア価格指数は市場予想と一致し、今年に入って最も低い伸びとなった。またインフレ調整後の実質PCEは0.1%減と、予想外のマイナスとなった。

・米10年債利回り
⇒4.50% -4.4 -0.96%
⇒4.55% -6.4 -1.38%
⇒4.61% 6.4 +1.40%
  
5.31
eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
「消費減速は望ましいものではないが、個人消費支出の軟化は今年下期における利下げの可能性を強める上で助けとなろう」としつつ、「まだ利下げする状況にはないが、今回のインフレデータは前向きな第一歩だった」と述べた。

【原油】
▼続落
//◆▼▼▲▽//_▽▲▲▼ 
・株価につれ安した。市場の関心は週末のOPECプラス会合に向けられている。
・OPECプラスは6月2日の会合で最終合意に達するために、非公式な協議を進めている。米テキサス州ヒューストンで取引されるWTIミッドランド原油は今月、順ざやに転換し弱気相場を示唆した。世界の原油供給を抑えたいOPECプラスに、新たな課題を与えている。
・OPECプラスは日量200万バレルの減産を今年下期も継続する是非を話し合う。加盟国代表らによれば、減産措置の一部を2025年に延長する可能性も検討されている。

・WTI先物7月限は、前日比92セント(1.2%)安い1バレル=76.99ドル。
・ロンドンICE北海ブレント8月限は0.9%下げて81.11ドル。

>>5.28
みずほ銀行のアジア経済戦略責任者、ビシュヌ・バラサン氏
「地政学的なリスクから在庫積み崩し、OPECが減産維持に傾いていると見られることなど、さまざまな要因が重なり、原油価格は上振れしやすくなっていると思われる」と指摘。
しかしながら「ガザの状況は積極的なショートに対する警告にすぎず、大胆な強気サインとはまったく異なる」と述べた。

【NY金】
▲反落
//◇◆▲▲◇//_◇▲◇▲
・朝方のPCE統計を受けた上昇を帳消しにした。週間ベースでも下げた。

・金先物8月限は20.70ドル(0.9%)下げて2345.80ドル。

・金は年初から約14%上昇し、先週には過去最高値を更新。今年は米金融政策が緩和に転換されるとの楽観が、最大の上昇要因だった。ウクライナと中東での戦争に起因する逃避に加え、中央銀行や中国消費者の買いにも支えられてきた。
5.31
TDセキュリティーズの商品戦略責任者、バート・メレク氏
PCE統計はエコノミストが予想した通りの内容で、米国のインフレ圧力が弱まりつつあるとしたFRBの仮説を裏付けると。
「弱いPCEの数字と相まって、夏にかけて利下げの余地が出てきたと私は考えている」とメレク氏。
「貴金属市場に投機マネーが吸い寄せられる可能性が高まるだろう。そうなればアジアでの強い需要とともに、貴金属相場には大きな好材料となるはずだ」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,275.38 +44.33 +0.54%
独DAX指数 18,497.94 +1.15 +0.01%
仏CAC指数 7,992.87 +14.36 +0.18%
⇒▲陰.調整6 ⇒▽反発.買戻し ⇒▽陽.買戻し2
⇒▲wr陰.調整.20MA割れ ⇒▽nr反発.買戻し ⇒▼nrよこばい 
⇒▲Wr.Low ⇒▽反発.買戻し ⇒▽nr.買戻し2

◇続伸
//◇◆◆+◆//▽◆▲▽◇
・31日の欧州株は続伸。ストックス欧州600指数は0.3%高で取引を終えた。
 ・米国で発表された米個人消費支出(PCE)価格指数は食品とエネルギーを除くコアベースで、4月に伸びが前月比で鈍化したことから、年内の米利下げ観測に対する楽観が強まった。
・公益事業、ヘルスケア関連銘柄が上昇。
・テクノロジー株は下落。

【欧州債】
◆下落 
//◆◇▲◆◆//◇◆◆◇◆ 
・欧州債市場ではユーロ圏国債が下落、英国債は上昇した。
・欧州連合(EU)の統計局(ユーロスタット)が発表した5月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)は予想以上に伸びが加速した。

・独国債10年物
⇒2.66% +0.01
⇒2.65% -0.04
⇒2.69% +0.10
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・英国債10年物
⇒4.32% -0.03
⇒4.35% -0.05
⇒4.40% +0.12
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①.インフレ率低下は続くとNY連銀総裁
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、今年下期にインフレ率の低下が続くとみていると述べた。インフレ率は依然として高過ぎるものの、金融政策は良好な状態にあり、需給の不均衡は是正に向かっていると発言。

②.1-3月米GDP下方修正
1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から下方修正となった。主に個人消費の伸びが鈍ったことを反映した。

③.ゴールドマン社長
ゴールドマン・サックス・グループのジョン・ウォルドロン社長は、米金融当局に対し、インフレ抑制の闘いから焦点を外さないよう促した。

④.中東向けAIチップ足止め
エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)による中東向け人工知能(AI)アクセラレーター出荷に対し、米政府当局者はライセンスの発行を遅らせている。

⑤.トランプ氏裁判評決
トランプ前米大統領が不倫口止め料を不正に処理したとして罪に問われている刑事裁判で、トランプ氏が有罪か無罪かを判断する陪審員団は30日、評決をまとめるのに至った。
31日 【日本株】
日経平均 38,487.90 +433.77 +1.14%
TOPIX 2,772.49 +46.29 +1.70%
日経平均 ⇒▲逆立.10MA割れ ⇒▲Low.BigDn ⇒▽反発.買戻し
TOPIX  ⇒▲逆立.10MA割れ ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒▽逆立反発.10MA突破
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.84 -0.78 -4.43% ⇒▲陰下げ
日経平均VI 17.62 +0.82 +4.88% ⇒◇BigUp
日経平均VI 16.80 +0.57 +3.51% ⇒▽吞込み
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31日、債券が再び売られる、金融株買われTOPIX3月来高値

・31日の東京株式市場でTOPIXは1カ月ぶりの上昇率で3月27日以来の高値を付けた。
・国内金利が高水準を維持する中、銀行や証券といった金融株が買われた。

・MSCIの銘柄入れ替えに伴う売買で東証プライムの売買代金は7兆円超と、市場再編以降の最大を記録した。
・シティグループ証券が投資判断を引き上げた大和証券グループ本社を中心に証券株が軒並み高。
・東京電力ホールディングスなど電力株の上げも目立ち、自社株買いを発表した関西ペイントは大幅高。
・米ハイテク株安を受けて東京エレクトロンやレーザーテックなど半導体関連株の一角は安い。
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しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネジャー
・投資家は下落局面で買ってはいるが、株価が安く見えるからといって飛びつくことはないと指摘。
・日本の金融政策には不透明感があり、10年債利回りが30日に1.1%まで上昇したことで様子見ムードだと。
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日経平均は4日ぶりに反発、9割超が上昇する全面高の地合いに

・米国株は下落したものの、セールスフォースによる影響が大きいことは既に織り込まれていたことから、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・日経平均は前日の下落に対する反動が先行し前日比プラス圏で推移。
・朝方、「政府が公務員年金など100兆円規模の公的マネーを積極運用に回す」と報じられたことも買い材料視された。
・値がさ半導体株の下落が日経平均の上値を抑えた一方、幅広い銘柄が買われる全面高の地合いとなったことでTOPIX優位の一日となった。

・大引けでMSCI定期見直しに関するリバランスが入ったことから、プライム市場の売買代金は7.7兆円と、2022年4月の市場区分以降で最大の売買代金を記録した。
・大引けの日経平均は前日比433.77円高(+1.14%)の38487.90円。

・証券・商品先物取引業、電気・ガス業、石油・石炭製品、不動産業、鉄鋼の上げが目立った。


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【個別銘柄】三浦工、関西ペイント など 


▽三浦工 3240 +46続伸。
ダイキン工業との資本業務提携と発表している。発行済み株式の4.67%に当たる自己株式をダイキンに売却し、ダイキンが実質的な筆頭株主となる。
一方、同社はダイキンの完全子会社であるダイキンアプライドシステムズに出資する。ダイキンの大型空調設備、同社の工場向け産業用ボイラーなど、工場の脱炭素ニーズに対応して両社の省エネ機器を組み合わせ、提案力を高めていく計画のよう。

▽関西ペイント 2620 +317.5急伸。
発行済み株式数の19.01%に当たる4000万株、800億円を上限とした自己株式の取得実施を発表している。取得期間は5月31日から25年5月30日まで。約150億円は立会外取引での取得を予定しているもよう。
資本効率の向上、株主還元の拡充を図ることを取得目的としており、取得した自己株式は消却を予定のようだ。大規模な自社株買いによる需給面での好影響、1株当たりの価値向上が意識される展開に。

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5.31動いた株・出来た株
◇関西ペイント<4613> 2581.5 +279 ⇒ 高水準の自己株式取得を発表で。
◇ヤマトHD<9064> 1807.5 +79 ⇒ 安値圏での底堅さも意識され。
◇日本新薬<4516> 3030 +130.5 ⇒ 目先の底打ち感から買い戻しが優勢か。
◆東京エレクトロン<8035> 33360 -1140 ⇒ 主力の半導体関連には総じて売り優勢。
◆レーザーテック<6920> 39960 -820 ⇒ 米SOX指数下落で半導体関連が軟調。
◆ニデック<6594> 7705 -140 ⇒ 米ナスダック安など映して主力ハイテクの一角には売り。
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