*かぶとうし塾


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2023年1月27日金曜日

▽ドル反発 原油◇反発.81ドル台 令和5.1.27.Fri

27日 【日本株】
日経225 27,382.56 +19.81 +0.07%
TOPIX 1,982.66 +4.26 +0.22%
日経平均 ⇒ ◇切り返し.Sup50MA ⇒ ◆かぶせ.調整へ ⇒ +◆nrはらみ.調整
TOPIX  ⇒ ◇切り返し.Reg突破 ⇒ ◆かぶせ.調整へ ⇒ +◆nr.よこばい調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 17.00 -0.29 -1.68% ⇒ ◆切下げ
日経平均VI 17.29 -0.22 -1.26% ⇒ ◆吞込み
日経平均VI 17.51 -0.18 -1.02% ⇒ ◆陰.もみあい
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・米GDP、FRBが望む形で減速-なお残る景気後退のリスク。
・1月の東京消費者物価41年8カ月ぶり高水準、予想上振れで円上昇。
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27日、日本株は小反発、米経済底堅く景気懸念が和らぐ-素材や金融が高い

・27日の東京株式市場は小幅に反発。東京CPI発表後に外国為替市場で円相場が強含み、嫌気した売りも出た。

・2022年10-12月期の米経済成長率が市場予想を上回る伸びとなり、投資家の景気懸念が後退した。

・化学や鉄鋼、繊維製品といった素材株の上げが目立った。

・朝方発表のあった東京都区部の消費者物価指数(CPI)が市場予想から上振れ、銀行や保険株には日本銀行の政策修正を期待した買いが入った。
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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
米国株高を好感した買いと円高を嫌気した売りが交錯した。米国でGDPが市場予想を上回り景気懸念が一部の投資家で和らいだ一方、企業決算ではインテルが発表した売り上げ見通しが厳しくネガティブ材料もあった。

銀行株が高かったのは、東京CPIの高い伸びを意識した買いが集まったからだ。市場予想から上振れ、日銀が金融政策を修正するとの観測が強まった。

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三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩
米GDPの伸び率が市場予想を上回り、景気はそこまで冷え込んでいないと受け止められたのが株式相場を支える要因。利上げの効果がじわじわと効いていることが分かる内容で、利上げ懸念が後退した。

一方、円高が過度に進行すると製造業にはマイナス要因。企業にとって厳しい事業環境が続いており、マクロ環境の改善が見えることが目先は必要。

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【個別銘柄】信越化、郵船、日東電、邦チタニウム など

◇信越化 18305 +720大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表。10-12月期営業利益は2720億円で前年同期比49.7%増となり、通期予想は従来の9400億円から9950億円に上方修正した。
市場予想を200億円強上回る水準となる。年間配当金も従来計画の450円から500円に引き上げへ。全般的に外部環境が悪化する中での想定を上回る上方修正に、ポジティブなインパクトが強まる状況へ。1:5の株式分割も発表。

◆郵船 3040 -125大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表。10-12月期営業利益は2720億円で前年同期比49.7%増となり、通期予想は従来の9400億円から9950億円に上方修正した。
コンテナ船の需給見通しは想定以上に厳しいとの見方に変更、23年度以降のONEの赤字転落シナリオを織り込む流れに

◆日東電 8120 -40反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は454億円で前年同期比27.9%増となったが、通期予想は従来の1600億円から1450億円下方修正。
1-3月期営業利益は80億円弱にとどまる想定に。ノートPC及びタブレット向けの偏光板、HDD向けのプリント回路などの需要減少が主因。想定以上の業績悪化見通しだが、発行済み株式数の4.73%を上限とする自社株買いを発表しており、下支えに。

◆信邦チタニウム 2420 -275急落。
前日に第3四半期の決算を発表、累計経常利益は73.9億円で前年同期比92.0%増と大幅増益になっているが、10-12月期は9.8億円の水準にとどまり、7-9月期の34.5億円から大きく減速している。
販売量減少に伴う触媒事業の伸び悩みのほか、原材料やエネルギーコストの上昇が響く形に。金属チタン事業の好調に伴う業績の一段の上振れ期待などは大きく後退する状況となっているようだ。

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1.27動いた株・出来た株
◇コシダカHD<2157> 937 +43 決算受けた急落後のリバウンドが続く形に。
◇信越化学工業<4063> 18210 +625 想定以上の業績・配当予想上方修正を発表。
◇安川電機<6506> 5030 +160 UBS証券では投資判断を格上げ観測。
◇ギフティ<4449> 2145 +67 リオープニング関連のグロース株として見直し続く。
◇日本電産<6594> 7385 +214 決算嫌気売り一巡後は見直しの動きに。
◆東邦チタニウム<5727> 2408 -287 10-12月期の収益水準鈍化を嫌気。
◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 3670 -235 決算受けた東邦チタの株価下落に連れ安。
◆日本郵船<9101> 3018 -147 モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を2段階格下げ。
◆商船三井<9104> 3130 -155 日本郵船と同様に投資判断2段階格下げ。
◆川崎汽船<9107> 2645 -109 モルガン・スタンレーMUFG証券ではセクター判断2段階格下げ。
◆ダブル・スコープ<6619> 1450 -58 前日はテスラ株高など刺激に強い動きも戻り売り。
◆ヤクルト本社<2267> 9090 -310 目先のショートカバーの動きなどにも一巡感か。
◆日東電工<6988> 8160 第4四半期は想定以上の悪化見通しも自社株買いが支えに。
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1.26
NYダウ 33,949.41 +205.57 +0.61%
NASDAQ 11,512.41 +199.05 +1.76%
S&P500 4,060.43 +44.21 +1.10%

NYダウ(INDU)⇒ ◇切返.Reg10MA ⇒ ▽陽4.もみあい50MA ⇒ ▽トリプル浮上  
NASDAQ(COMPQ) ⇒ -◇陽ハラミ.もちあい調整 ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽トリプル浮上
S&P500(SPX) ⇒ -◇陽ハラミ.もちあい調整 ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽トリプル浮上
 
【 SOX指数 】
2,966.60 +47.61 (+1.63%) ⇒ -◇陽ハラミ.もちあい調整 ⇒ ▽吞込.もみあい ⇒ ▽トリプル浮上

【 VIX恐怖指数 】
18.73 -0.35(-1.83%) ⇒ ◆陰.トリプル下落 ⇒ ▲切下げ下落 ⇒ ▲切下げ下落
-1.83P 下げ 20台割れ続く( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽トリプル浮上   ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続伸。
朝方発表の2022年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回り、米景気の減速懸念が和らいだ。25日夕に決算を発表した電気自動車(EV)のテスラが大幅に上昇し、ハイテク株全般に買いが及んだ。

▽トリプル浮上 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発。
交流サイトのメタプラットフォームズやネット検索のアルファベットが上昇。

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//◆◇◆◇◆▽//◇▽◆◆◇ ドル円 130円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇◇▽//◇▽◆◆◇ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇◇◆◆▽//◇▽◆◇◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◇◆◇▽//_◆▲+◇ 原油 81ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発 原油◇反発.81ドル台 
1.27
米ドル/円 130.22 130.25
ユーロ/円 141.80 141.88
ユーロ/米ドル 1.0889 1.0893
英ポンド/円 161.56 161.68
豪ドル/円 92.56 92.63
スイスフラン/円 141.45 141.53
原油(WTIC原油先物) 81.01+0.86 +1.07% ⇒ ▲Cog.下落 ⇒ +nr.はらみ ⇒ ◇反発

◆ドル下げる 原油.+nr.はらみ.80ドル台  
1.26
米ドル/円 129.57 129.59
ユーロ/円 141.41 141.47
ユーロ/米ドル 1.0914 1.0917
英ポンド/円 160.56 160.63
豪ドル/円 91.98 92.02
スイスフラン/円 141.08 141.21
原油(WTIC原油先物) 80.15+0.02 +0.02% ⇒ ◆nr.調整へ ⇒ ▲Cog.下落 ⇒ +nr.はらみ

◆ドルもみあい 原油.▲Cog.下落.80ドル台  
1.25
米ドル/円 130.17 130.21
ユーロ/円 141.70 141.80
ユーロ/米ドル 1.0885 1.0891
英ポンド/円 160.47 160.64
豪ドル/円 91.73 91.80
スイスフラン/円 141.01 141.10
原油(WTIC原油先物) 80.13 -1.49 -1.83% ⇒ ▽nr.トリプル浮上 ⇒ ◆nr.調整へ ⇒ ▲Cog.下落

1.朝方発表の2022年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)が市場予想を上回り、米景気の減速懸念が和らいだ。実質GDPは前期比2.9%増(年率換算)と22年7~9月期からは減速したものの、市場予想(2.8%増)は上回った。米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待が高まり、投資家心理の改善につながった。

決算を受けてEV需要の鈍化懸念が後退したテスラは11%高となった。他のハイテク株にも買いが広がり、米株相場を下支えした。

2.顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトの上げが目立った。

人員削減の方針を示したIT(情報技術)のIBMが売られ、重荷となった。

3.交流サイトのメタプラットフォームズやネット検索のアルファベットが上昇。

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【NY外為】
◇ドル高、円下落、対ドル130円台  
//◇◆◇◆◇//◇◆◆◇ 
・ドルが高安まちまち。米国株の上昇を背景に、リスクに敏感な通貨が上げに転じた。

・円は対ドルで下落し、1ドル=130円台。米国債利回りの上昇などを背景に、一時は130円62銭を付ける場面もあった。
ドル円相場は+0.5%、1ドル=130.23円。

>>1.25
アンドルー・ケルビン氏らトロント・ドミニオン銀行のアナリストは、この日のカナダ中銀利上げは予想通りだったとし、「もっと注目すべき展開」は年内の追加利上げのハードルが高くなったことだと話した。

【米国株】
◇上昇、大型ハイテク中心に買い 
//_◆◆◆◇//◇◇◇◇ 
・26日の米株式相場は上昇。大型ハイテク株が主導した。

・この日発表された経済指標ではソフトランディング(軟着陸)を達成する道は残されているものの、年内のリセッション(景気後退)リスクはまだ十分あることが示唆された。

・テスラを中心にハイテク銘柄中心のナスダック100指数も高い。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、今年は状況次第で200万台近く生産し、大幅値下げの影響を最小限に抑えるのも可能との認識を示した。

・引け後に決算を発表したインテルは通常取引終了後の時間外取引で下落。売上高見通しが期待に届かなかった。

・昨年10ー12月(第4四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は、予想よりも速いペースで増加した。ただ、米金融当局による積極的な利上げで今年の成長率は減速するリスクがあり、基調的な需要には減速の兆候が表れている。

1.26
インディペンデント・アドバイザー・アライアンスのクリス・ザッカレリ氏は、利上げが進む中でも米景気は引き続き非常に底堅いが、前途には多くのリスクが待ち構えていると指摘。従って、「問題は何もなくなったと早計に判断することはしない」と述べた。
一方で「今年の株式相場上昇は目覚ましく、無視できない」ともザッカレリ氏は語った上で、「残念ながら、米金融当局は早ければ来週にも再び口先で相場を押し下げ始める可能性が高い。そのため、ボラティリティーに備えなければならない。ハリケーンの目の中に入っており、まだ完全に危機を脱したわけではないかもしれない」と付け加えた。

TIAAバンクの世界市場担当社長クリス・ギャフニー氏は、「当局はうまくやっているが、やるべき仕事はまだ残っていることをデータは示している」と述べた。

ドイツ銀行のビンキー・チャダ氏率いるチームは、S&P500種が3月末までに現水準から約12%高い4500に上昇するとの見方を維持している。ただ、その後は景気が縮小する中で下落するとみている。同指数は1月として2019年以降で最大の上昇へと向かっている。
チャダ氏のチームは「上昇相場はまだ続くとみている」とリポートに記述。「一部の先行指標が急激に低下し、警告を発してはいるものの、予想されるリセッションの時期を引き続き先送りしていると考えられる理由がいくつかある」と指摘した。

【米国債】
◆米国債は下落
//_◆▽◆◆//◆◇◇◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )

・7年債入札は堅調も株高が重し。

・米10年債利回りは、+5.68ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.50%。

1.26
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のメガン・スワイバー氏らは、力強い入札の結果につながった米国債買いの動きは続くとし、金利エクスポージャーを増やす必要がある投資家や、日本以外の米国外からの需要に支えられるとリポートで指摘。「ドルの軟調や金利ボラティリティーの低下が支えとなり」、日本を除いた他の国外投資家による買いが入っていると説明した。

【原油】
◇上昇
//_◇◆◇◇//◆▲+◇ 
・朝方には一時2.5%高まで買い進まれたものの、まだら模様となった経済指標を消化する中で不安定な値動きとなり、1バレル=81ドル付近での推移となった。

・先物3月限は、前日比86セント(1.1%)高の1バレル=81.01ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.35ドル(1.6%)高の87.47ドル。

1.26
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は強弱混在となった米経済統計について、「インフレとの闘いを終えるには経済にリセッションが必要」であることを示していると述べた。

【NY金】
◆反落
//_◆◆◇◇//◇◇◇◆ 
・この日発表された米経済指標で景気が引き続き堅調であることが示され、金融当局が早期に利下げに転じるとの見方が弱まった。

・金相場はここ数週間、年内に利下げが行われる可能性を見込んだ動きで上昇し、9カ月ぶり高値を付けていた。

・金先物4月限は、前日比12.70ドル(0.7%)安の1オンス=1946.70ドル。

>>1.25
コムトレンズ・リスク・マネジメント・サービシズのディレクター、グナナセカー・ティアガラジャン氏は「投資家の多くは今週の米経済成長率のデータを前に大きな賭けに出ることを控えている。一方で米利上げペース減速への期待が金相場を下支えている」と述べた。

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【欧州株】
◇3日ぶり反発
//◇◇◇◆◇//◇◆◆◇
・26日の欧州株は3日ぶりに反発。企業の好決算が相次ぎ、一部業種の利益や利益率は景気減速でも底堅さを保つ可能性が示唆された

・欧州600指数は0.4%高。小売りや金融サービス、銀行がアウトパフォームした。
・昨年10-12月(第4四半期)の営業利益が予想を上回ったフィンランドの通信機器メーカー、ノキアが上昇。
・同四半期の増収を発表した半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクスも急騰した。自動車業界からの需要が堅調だった。
・公益は軟調。酒造メーカーの英ディアジオは2020年8月以来の大幅安。

【欧州債】
◆好調な米GDPで債券下落
//〃◇◇◆◆//◆◇◆◆ 
・ドイツ債が中期債を中心に下落。

・米国の実質国内総生産(GDP)速報値が予想を上回る伸びだったことを受け、英国債やイタリア債も売られた。

・ドイツ10年債利回りは+0.06の2.22%。
・英国債10年債利回りは+0.07の3.32%。

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