26日 【日本株】
日経225 29,126.23 +105.60 +0.36%
TOPIX 1,918.15 +3.17 +0.17%
日経平均 ⇒+□反発_出来少 ⇒-◇,陽線はらみ_様子見 ⇒+◇Bull_Reg75MA
TOPIX ⇒+▽,反発_出来少 ⇒-◇,陽線_様子見 ⇒+▼陰線_Sup75MA
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 19.89 -0.11 (-0.55%)⇒-◆nr(下げる
日経平均VI 20.00 +0.52 (+2.67%)⇒+▲はらみ_もみあい
日経平均VI 19.48 -3.08 (-13.65%)⇒-■WR(大きく下落
--------------------------------------------------------------
◇米企業活動の伸び加速-マークイット総合PMI、4月は過去最高水準-
◇米新築住宅販売3月に急回復-
◇米ワクチン接種活動、近く仕上げの段階に移行へ
--------------------------------------------------------------
26日 日本株は反発、緊急事態宣言で悪材料出尽くし-陸運や空運高い
・26日 東京株式相場は反発。
・強い米国の経済指標や国内で緊急事態宣言が再発令されたことで、投資家の注目が感染拡大への懸念から将来の日本経済正常化に移り、陸運や空運、サービスや小売り、情報・通信や機械などが買われた。
・出資先が株式上場を検討しているソフトバンクグループ、JR東海、JR東日本、オリエンタルランド、ANAホールディングスなどの上昇が目立った。
--------------------------------------------------------------
国内は新型コロナウイルス感染拡大が懸念されてきたが、緊急事態宣言が発令されたことでいったん悪材料が出尽くし、今後ワクチン接種が進展すれば経済は回復に向かうという中期思考に戻るきっかけとなり、空運や陸運などが上昇。
◇海外では欧米の購買担当者指数(PMI)の結果が強く、一足先に経済が正常化し脱コロナに向けて加速しつつあることは日本株にとってもプラス。
海外投資家は遅れている日本のワクチン接種のペースが加速するか注目。 ----------------------------------------
◆金融緩和もしており基本的にはリスクオンで、グローバルには上昇基調というのはメインシナリオだが日本がその波に乗るのは難しい。
◆米国の回復もワクチンが普及し正常化してきていると思うが、日本の今の状況を見るとそのペースはあまり進んでおらず、海外と比べると回復に時間がかかるのではないか。
--------------------------------------------------------------
【個別銘柄】エムスリー、ANAなど
◆エムスリー 7589 -469大幅続落。
先週末に21年3月期決算を発表、営業利益は580億円で前期比68.8%増となり、従来計画の343億円を大きく上回った。
メディカルプラットフォーム事業において製薬会社の需要が急激に拡大したことなどが上振れ要因。
コンセンサスも上振れとみられるが、1-3月期は前四半期比で減収減益となったほか、通期見通しも非公表であり、株価水準が割高なこともあって、出尽くし感が先行。
◇ANA 2506.5 +137大幅続伸。
先週末に業績予想の修正を発表している。通期営業損益は従来予想の5050億円の赤字から4650億円の赤字に修正。
運航規模の抑制による変動費の削減や機材費・販売費をはじめとしたコスト削減の徹底などが奏効したもよう。赤字幅は市場想定よりも縮小する形になっており、安心感が強まる状況となっている。
首都圏での緊急事態宣言再発出もあらためての悪材料にはつながっていないようだ。
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日経225 29,126.23 +105.60 +0.36%
TOPIX 1,918.15 +3.17 +0.17%
日経平均 ⇒+□反発_出来少 ⇒-◇,陽線はらみ_様子見 ⇒+◇Bull_Reg75MA
TOPIX ⇒+▽,反発_出来少 ⇒-◇,陽線_様子見 ⇒+▼陰線_Sup75MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.89 -0.11 (-0.55%)⇒-◆nr(下げる
日経平均VI 20.00 +0.52 (+2.67%)⇒+▲はらみ_もみあい
日経平均VI 19.48 -3.08 (-13.65%)⇒-■WR(大きく下落
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◇米企業活動の伸び加速-マークイット総合PMI、4月は過去最高水準-
◇米新築住宅販売3月に急回復-
◇米ワクチン接種活動、近く仕上げの段階に移行へ
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26日 日本株は反発、緊急事態宣言で悪材料出尽くし-陸運や空運高い
・26日 東京株式相場は反発。
・強い米国の経済指標や国内で緊急事態宣言が再発令されたことで、投資家の注目が感染拡大への懸念から将来の日本経済正常化に移り、陸運や空運、サービスや小売り、情報・通信や機械などが買われた。
・出資先が株式上場を検討しているソフトバンクグループ、JR東海、JR東日本、オリエンタルランド、ANAホールディングスなどの上昇が目立った。
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国内は新型コロナウイルス感染拡大が懸念されてきたが、緊急事態宣言が発令されたことでいったん悪材料が出尽くし、今後ワクチン接種が進展すれば経済は回復に向かうという中期思考に戻るきっかけとなり、空運や陸運などが上昇。
◇海外では欧米の購買担当者指数(PMI)の結果が強く、一足先に経済が正常化し脱コロナに向けて加速しつつあることは日本株にとってもプラス。
海外投資家は遅れている日本のワクチン接種のペースが加速するか注目。 ----------------------------------------
◆金融緩和もしており基本的にはリスクオンで、グローバルには上昇基調というのはメインシナリオだが日本がその波に乗るのは難しい。
◆米国の回復もワクチンが普及し正常化してきていると思うが、日本の今の状況を見るとそのペースはあまり進んでおらず、海外と比べると回復に時間がかかるのではないか。
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【個別銘柄】エムスリー、ANAなど
◆エムスリー 7589 -469大幅続落。
先週末に21年3月期決算を発表、営業利益は580億円で前期比68.8%増となり、従来計画の343億円を大きく上回った。
メディカルプラットフォーム事業において製薬会社の需要が急激に拡大したことなどが上振れ要因。
コンセンサスも上振れとみられるが、1-3月期は前四半期比で減収減益となったほか、通期見通しも非公表であり、株価水準が割高なこともあって、出尽くし感が先行。
◇ANA 2506.5 +137大幅続伸。
先週末に業績予想の修正を発表している。通期営業損益は従来予想の5050億円の赤字から4650億円の赤字に修正。
運航規模の抑制による変動費の削減や機材費・販売費をはじめとしたコスト削減の徹底などが奏効したもよう。赤字幅は市場想定よりも縮小する形になっており、安心感が強まる状況となっている。
首都圏での緊急事態宣言再発出もあらためての悪材料にはつながっていないようだ。
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NYダウ ⇒+□反発_出来少 ⇒-■,Bear_拍子木 ⇒+□,’Bull_反発
NASDAQ ⇒+□反発_出来少 ⇒-■’,利益だし ⇒+□'bull_高値圏
4.23
NYダウ 34,043.49 +227.59 +0.67%
NASDAQ 14,016.81 +198.40 +1.44%
S&P500指数 4,180.17 +45.19 +1.09%
--------------------------------------------------------------
+□,’Bull_反発 ⇒バイデン米政権が富裕層を対象に、株式などの売却益にかかるキャピタルゲイン課税を引き上げるとの22日の報道をきっかけに売りが先行した。売り一巡後は増税が相場に与える影響は限定的との見方から、前日に大きく下げたハイテク株中心に買いが広がった。
+□'bull_高値圏 ⇒前日に下げたソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルが上昇した。顧客情報管理のセールスフォースも買われた。SNS(交流サイト)のフェイスブックやインターネット通販のアマゾン・ドット・コムが買われた。
SOX指数
SOX指数 3,196.98 +63.82 (+2.04%)( ⇒+□Cog反発 ⇒-■Bear_拍子木 ⇒+□はらみ_様子見
--------------------------------------------------------------
VIX指数
VIX恐怖指数 17.33 −1.38 (-7.38%) ( ⇒-◆はらみ_様子見 ⇒+△Bull_上げる ⇒-■',Wr_下げる
-7.38P 大きく下げる。( 課税制度に意識向かう )
>20を超えると不安心理が高まった状態
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NASDAQ ⇒+□反発_出来少 ⇒-■’,利益だし ⇒+□'bull_高値圏
4.23
NYダウ 34,043.49 +227.59 +0.67%
NASDAQ 14,016.81 +198.40 +1.44%
S&P500指数 4,180.17 +45.19 +1.09%
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+□,’Bull_反発 ⇒バイデン米政権が富裕層を対象に、株式などの売却益にかかるキャピタルゲイン課税を引き上げるとの22日の報道をきっかけに売りが先行した。売り一巡後は増税が相場に与える影響は限定的との見方から、前日に大きく下げたハイテク株中心に買いが広がった。
+□'bull_高値圏 ⇒前日に下げたソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルが上昇した。顧客情報管理のセールスフォースも買われた。SNS(交流サイト)のフェイスブックやインターネット通販のアマゾン・ドット・コムが買われた。
SOX指数
SOX指数 3,196.98 +63.82 (+2.04%)( ⇒+□Cog反発 ⇒-■Bear_拍子木 ⇒+□はらみ_様子見
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VIX指数
VIX恐怖指数 17.33 −1.38 (-7.38%) ( ⇒-◆はらみ_様子見 ⇒+△Bull_上げる ⇒-■',Wr_下げる
-7.38P 大きく下げる。( 課税制度に意識向かう )
>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◆▲◆◆◆◆//◇ ドル円 107円台後半( 金融政策意識 )
//◆◆◆◆▲◇//◆ ユーロ ( 政局と金融政策に注目 )
//◆◆◆◇◆◇//◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◇■■◇◇//_ 62ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替
※◇週明けドルもみあい_107円後半
4.26
米ドル/円 107.90 107.91 -0.01 -0.01%
ユーロ/円 130.47 130.50 -0.09 -0.07%
豪ドル/円 83.57 83.63 -0.02 -0.02%
NZドル/円 77.61 77.66 +0.11 +0.14%
英ポンド/円 149.72 149.77 +0.01 0.01%
スイスフラン/円 118.09 118.12 0.00 0.00%
(4/23)原油(WTI原油先物) 62.04 +0.61 +0.99%( ⇒-■Bear_調整2 ⇒+◇Nr _反発 ⇒+◇nr_上げる
※◆ドル弱い_107円台後半 ◇原油__上げる
4.24
米ドル/円 107.894 107.479 - 108.144 -0.05 (-0.05%)
ユーロ/円 130.508 129.597 - 130.557 +0.82 (+0.63%)
ユーロ/米ドル 1.210 1.2013 - 1.21 +0.01 (+0.68%)
豪ドル/円 83.610 83.11 - 83.737 +0.45 (+0.53%)
NZドル/円 77.640 77.204 - 77.715 +0.26 (+0.34%)
英ボンド/円 149.712 149.66 - 149.712 +0.32 (+0.22%)
スイスフラン/円 118.075 117.533 - 118.204 +0.45 (+0.38%)
原油(WTI原油先物) 62.04 +0.61 +0.99%( ⇒-■Bear_調整2 ⇒+◇Nr _反発 ⇒+◇nr_上げる
※▲ドル弱い_107円台 +◇原油_反発
4.23
米ドル/円 107.957 107.952 - 107.966 +0.01 (+0.01%)
ユーロ/円 129.741 129.726 - 129.741 +0.05 (+0.04%)
ユーロ/米ドル 1.202 1.2017 - 1.2017 +0.00 (+0.02%)
豪ドル/円 83.206 83.117 - 83.226 +0.04 (+0.05%)
NZドル/円 77.323 77.254 - 77.394 -0.06 (-0.07%)
英ボンド/円 149.395 149.33 - 149.432 -1.09 (-0.73%)
スイスフラン/円 117.659 117.659 - 117.672 +0.03 (+0.03%)
原油(WTI原油先物) 61.66 +0.31 +0.51%( ⇒-◆呑込_調整1 ⇒-■Bear_調整2 ⇒+◇Nr _反発
//◆◆◆◆▲◇//◆ ユーロ ( 政局と金融政策に注目 )
//◆◆◆◇◆◇//◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◇■■◇◇//_ 62ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
※◇週明けドルもみあい_107円後半
4.26
米ドル/円 107.90 107.91 -0.01 -0.01%
ユーロ/円 130.47 130.50 -0.09 -0.07%
豪ドル/円 83.57 83.63 -0.02 -0.02%
NZドル/円 77.61 77.66 +0.11 +0.14%
英ポンド/円 149.72 149.77 +0.01 0.01%
スイスフラン/円 118.09 118.12 0.00 0.00%
(4/23)原油(WTI原油先物) 62.04 +0.61 +0.99%( ⇒-■Bear_調整2 ⇒+◇Nr _反発 ⇒+◇nr_上げる
※◆ドル弱い_107円台後半 ◇原油__上げる
4.24
米ドル/円 107.894 107.479 - 108.144 -0.05 (-0.05%)
ユーロ/円 130.508 129.597 - 130.557 +0.82 (+0.63%)
ユーロ/米ドル 1.210 1.2013 - 1.21 +0.01 (+0.68%)
豪ドル/円 83.610 83.11 - 83.737 +0.45 (+0.53%)
NZドル/円 77.640 77.204 - 77.715 +0.26 (+0.34%)
英ボンド/円 149.712 149.66 - 149.712 +0.32 (+0.22%)
スイスフラン/円 118.075 117.533 - 118.204 +0.45 (+0.38%)
原油(WTI原油先物) 62.04 +0.61 +0.99%( ⇒-■Bear_調整2 ⇒+◇Nr _反発 ⇒+◇nr_上げる
※▲ドル弱い_107円台 +◇原油_反発
4.23
米ドル/円 107.957 107.952 - 107.966 +0.01 (+0.01%)
ユーロ/円 129.741 129.726 - 129.741 +0.05 (+0.04%)
ユーロ/米ドル 1.202 1.2017 - 1.2017 +0.00 (+0.02%)
豪ドル/円 83.206 83.117 - 83.226 +0.04 (+0.05%)
NZドル/円 77.323 77.254 - 77.394 -0.06 (-0.07%)
英ボンド/円 149.395 149.33 - 149.432 -1.09 (-0.73%)
スイスフラン/円 117.659 117.659 - 117.672 +0.03 (+0.03%)
原油(WTI原油先物) 61.66 +0.31 +0.51%( ⇒-◆呑込_調整1 ⇒-■Bear_調整2 ⇒+◇Nr _反発
1.バイデン政権は今月中にも子育てや介護などの支援を軸とする「米国家族計画」をまとめる見通し。財源として富裕層を対象にキャピタルゲイン課税の最高税率を現行の20%から39.6%へ引き上げる方針だと伝わっている。個人所得税の最高税率の引き上げも検討対象だという。実現すれば含み益のある保有株を増税前に売る動きにつながるとの懸念が高まった。
2.IHSマークイットが発表したユーロ圏の4月の購買担当者景気指数(PMI)や米国の4月の製造業PMIは改善した。新型コロナウイルスのワクチン普及でウイルス感染を抑制するための行動制限が徐々に緩和され、欧米の景気の持ち直しが続くとの見方も投資家心理を上向けた。
3.前日に下げたソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルが上昇。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス、アプライドマテリアルズなど半導体関連株が総じて上昇。2021年4~6月期の1株利益見通しが市場予想を下回った半導体大手のインテルは5%安。
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドル下落、対円では107円後半
//◆◇◆◆◆//
・ドルが主要10通貨に対して全面安。
・世界各国・地域の購買担当者指数(PMI)など堅調な経済指標が好感され、ユーロなどの通貨が買われた。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%低下。
・ドルは対円で0.1%安の1ドル=107円89銭。
・ユーロは対ドルで0.7%高の1ユーロ=1.2097ドル。
【米国株】
▽米国株は反発、小型株主導で-金融や素材が堅調
//◆■▽▲▽//
・23日の米株式相場は反発。
・経済指標が好調な内容となり、景気回復に弾みがついていることが新たに示唆された。
・S&P500種株価指数は金融や素材を中心に、業種別指数の大半が上昇。
・ハネウェル・インターナショナルやアメリカン・エキスプレス(アメックス)、インテルは1-3月(第1四半期)決算を受けて売られ、ダウ工業株30種平均の伸びを抑えた。
・消費財大手キンバリー・クラークの1-3月決算では売上高が急減し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を背景とした特需が終わりを迎えたことが示唆。
・油田サービスのシュルンベルジェは原油需要の緩やかな回復で、年内を通じて国外での事業活動が増えるとの見通しを示した。
・新築一戸建て住宅販売が3月に急増し、2006年以来の高水準となった。製造業・サービス業全体の活動を示す指数は4月に過去最高水準に。
4.23
「米経済が引き続き正しい軌道上を進んでいるのは明確だ」と
「景気モメンタムの継続に市場はこの先注目していく。バリュー株やシクリカル銘柄への物色に向かう一段と持続的な動きの始まりだ」と
【米国債】
▲米国債は下落、10年債利回り1.56%
//▲▽◇▽▲//
・米国債は下落。( 利回上げる )
・
・米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.56%。
【原油】
◇NY原油は続伸、約1週間ぶり大幅高-楽観後退で週間では下落
//◇▲▲◇◇//
・原油先物相場は続伸。週間ベースでは1.6%の下落。
・新型コロナウイルスに関しては欧米で明るい兆しが見られる一方で、インドなどで状況が悪化を続けており、市場の楽観を抑制。
・WTI先物6月限は、前日比71セント(1.2%)高い1バレル=62.14ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限も71セント上昇し、66.11ドル。
【NY金】
▲NY金は続落、強い米指標で景気回復期待さらに高まる
//▲▽▽▲▲//
・金相場は続落。
・強い米経済指標を受けて世界経済の回復期待があらためて高まり、米国債利回りが上昇。金利の付かない金への投資意欲が減退した。バイデン米大統領がキャピタルゲイン増税を提案するとのブルームバーグ報道に対しては、前日の株式相場に動揺をもたらしたものの、金市場の反応は薄かった。
・金先物6月限は、前日比0.2%安い1オンス=1777.80ドル。
【欧州株】
◆株は小反落、週間で8週ぶり下落
//◆■◇◇◆//
・23日の欧州株はストックス欧州600指数が小反落。週間では8週間ぶりに下落した。
・1-3月(第1四半期)決算発表は今のところ好調だが、バイデン米大統領の増税案やアジアでの新型コロナウイルス感染拡大など、上昇相場へのリスクが懸念。
・欧州600指数は0.1%下落。日用品や不動産、ヘルスケアの下げが大きかった。
・決算を材料に前日買われた食品メーカーのネスレも反落した。
・一方、鉱業は上昇。
◆「決算発表は堅調に始まったが、好決算に対する株価の反応は冷ややかだ」と「テクニカル分析では失敗の余地がほとんどない状態になっており、リフレトレード疲れの兆しも見られる」と
【欧州債】
◇ドイツ債ほぼ変わらず
//◆▽▽◇◇//
・欧州債市場ではドイツ債がほぼ変わらず。
・4月のユーロ圏PMIが市場予想を上回ったことを受けて一時上昇していたが、引けまでに失速。
・イタリア債の利回りは小幅に上昇。欧州中央銀行(ECB)の当局者は、6月の会合では債券購入ペースを巡り難しい議論になるとみていると複数の当局者が明らかにした。
2.IHSマークイットが発表したユーロ圏の4月の購買担当者景気指数(PMI)や米国の4月の製造業PMIは改善した。新型コロナウイルスのワクチン普及でウイルス感染を抑制するための行動制限が徐々に緩和され、欧米の景気の持ち直しが続くとの見方も投資家心理を上向けた。
3.前日に下げたソフトウエアのマイクロソフトとスマートフォンのアップルが上昇。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス、アプライドマテリアルズなど半導体関連株が総じて上昇。2021年4~6月期の1株利益見通しが市場予想を下回った半導体大手のインテルは5%安。
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【NY外為】
◆ドル下落、対円では107円後半
//◆◇◆◆◆//
・ドルが主要10通貨に対して全面安。
・世界各国・地域の購買担当者指数(PMI)など堅調な経済指標が好感され、ユーロなどの通貨が買われた。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%低下。
・ドルは対円で0.1%安の1ドル=107円89銭。
・ユーロは対ドルで0.7%高の1ユーロ=1.2097ドル。
【米国株】
▽米国株は反発、小型株主導で-金融や素材が堅調
//◆■▽▲▽//
・23日の米株式相場は反発。
・経済指標が好調な内容となり、景気回復に弾みがついていることが新たに示唆された。
・S&P500種株価指数は金融や素材を中心に、業種別指数の大半が上昇。
・ハネウェル・インターナショナルやアメリカン・エキスプレス(アメックス)、インテルは1-3月(第1四半期)決算を受けて売られ、ダウ工業株30種平均の伸びを抑えた。
・消費財大手キンバリー・クラークの1-3月決算では売上高が急減し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を背景とした特需が終わりを迎えたことが示唆。
・油田サービスのシュルンベルジェは原油需要の緩やかな回復で、年内を通じて国外での事業活動が増えるとの見通しを示した。
・新築一戸建て住宅販売が3月に急増し、2006年以来の高水準となった。製造業・サービス業全体の活動を示す指数は4月に過去最高水準に。
4.23
「米経済が引き続き正しい軌道上を進んでいるのは明確だ」と
「景気モメンタムの継続に市場はこの先注目していく。バリュー株やシクリカル銘柄への物色に向かう一段と持続的な動きの始まりだ」と
【米国債】
▲米国債は下落、10年債利回り1.56%
//▲▽◇▽▲//
・米国債は下落。( 利回上げる )
・
・米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.56%。
【原油】
◇NY原油は続伸、約1週間ぶり大幅高-楽観後退で週間では下落
//◇▲▲◇◇//
・原油先物相場は続伸。週間ベースでは1.6%の下落。
・新型コロナウイルスに関しては欧米で明るい兆しが見られる一方で、インドなどで状況が悪化を続けており、市場の楽観を抑制。
・WTI先物6月限は、前日比71セント(1.2%)高い1バレル=62.14ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限も71セント上昇し、66.11ドル。
【NY金】
▲NY金は続落、強い米指標で景気回復期待さらに高まる
//▲▽▽▲▲//
・金相場は続落。
・強い米経済指標を受けて世界経済の回復期待があらためて高まり、米国債利回りが上昇。金利の付かない金への投資意欲が減退した。バイデン米大統領がキャピタルゲイン増税を提案するとのブルームバーグ報道に対しては、前日の株式相場に動揺をもたらしたものの、金市場の反応は薄かった。
・金先物6月限は、前日比0.2%安い1オンス=1777.80ドル。
【欧州株】
◆株は小反落、週間で8週ぶり下落
//◆■◇◇◆//
・23日の欧州株はストックス欧州600指数が小反落。週間では8週間ぶりに下落した。
・1-3月(第1四半期)決算発表は今のところ好調だが、バイデン米大統領の増税案やアジアでの新型コロナウイルス感染拡大など、上昇相場へのリスクが懸念。
・欧州600指数は0.1%下落。日用品や不動産、ヘルスケアの下げが大きかった。
・決算を材料に前日買われた食品メーカーのネスレも反落した。
・一方、鉱業は上昇。
◆「決算発表は堅調に始まったが、好決算に対する株価の反応は冷ややかだ」と「テクニカル分析では失敗の余地がほとんどない状態になっており、リフレトレード疲れの兆しも見られる」と
【欧州債】
◇ドイツ債ほぼ変わらず
//◆▽▽◇◇//
・欧州債市場ではドイツ債がほぼ変わらず。
・4月のユーロ圏PMIが市場予想を上回ったことを受けて一時上昇していたが、引けまでに失速。
・イタリア債の利回りは小幅に上昇。欧州中央銀行(ECB)の当局者は、6月の会合では債券購入ペースを巡り難しい議論になるとみていると複数の当局者が明らかにした。
23日 【日本株】
日経225 29,020.63 -167.54 -0.57%
TOPIX 1,914.98 -7.52 -0.39%
日経平均 ⇒-◆BigDn_75MA割れ ⇒+□反発_出来少 ⇒-◇,陽線はらみ_様子見
TOPIX ⇒-◆BigDn_75MA割れ ⇒+▽,反発_出来少 ⇒-◇,陽線_様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 20.00 +0.52 (+2.67%)⇒+▲はらみ_もみあい
日経平均VI 19.48 -3.08 (-13.65%)⇒-■WR(大きく下落
日経平均VI 22.56 +2.54 (+12.69%)⇒+◇nr,(大きく上げる
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◆米大統領が富裕層キャピタルゲイン増税提案へ、2倍に-
◆日電産:通期営業利益予想、市場予想下回る-
◇SMC:通期営業利益予想を上方修正-市場予想上回る
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23日 日本株反落、米増税懸念や物足りない決算-日電産など景気敏感安い
・23日 東京株式相場は反落。
・キャピタルゲイン増税の計画が明らかになった米国株が下げたことが響いたほか、日本電産など企業決算が事前期待ほどではないとの見方も重しとなった。
・機械や電機などの輸出関連、素材株など景気敏感業種が安い。市場予想を上回る前期利益増額を発表したSMCも反落。
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◆大型株で決算が良好とみられていた銘柄で、半導体不足や新型コロナ感染拡大などから期初計画が慎重になるガイダンスリスクが表面化。
◆日本企業の1株利益上昇に対する期待は3月中旬までかなり織り込まれたが、決算本格化を前にそうした期待がはく落。
企業業績に対する見方を変えるほどの悪さではないが、市場が現実目線になることで今後株価の上値を抑える一因になりそう。 ----------------------------------------
◆米国では過去にキャピタルゲイン課税を行った後は株価のパフォーマンスが悪いという経験則がある。もし富裕層に導入されればそれに伴って増税前の売却圧力が高まる。
◆米国は来年に2兆ドルの財政の崖が予想される中、増税の規模と時期の行方次第では成長度合いが鈍化しかねない。
◆日本電産などの主要企業決算は市場の期待値が高いだけに、相当強い新たな材料がなければ株価がプラスに反応するのは難しい。
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【個別銘柄】マネックスG、日本電産など
◆マネックスG 801 -100大幅反落。
暗号資産価格の下落を受けて関連銘柄として売りが集まる展開になっている。
前日のビットコイン価格は一時8%安と急落、バイデン米大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン税の税率をほぼ2倍に引き上げることを提案する見通しと伝わったことが売り材料になった。
キャピタルゲイン課税の大幅な引き上げが取引量の減少につながり、暗号資産取引所の収益減退が想定される状況。
◆日本電産 13255 -715大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1600億円となり、従来予想の1550億円を上回った。
22年3月期は1800億円で前期比12.5%増を見込むとしているが、2000億円程度であった市場予想を下回る水準に。
部品不足による自動車生産の停滞などを想定した保守的な計画となっているようだが、業績成長期待の高い代表的な銘柄でもあり、コンセンサス下振れ見通しを弱材料視する動き。
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22日 【日本株】
日経225 29,188.17 +679.62 +2.38%
TOPIX 1,922.50 +34.32 +1.82%
日経平均 ⇒-■,Bear(調整_Sup75MA ⇒-◆BigDn_75MA割れ ⇒+□反発_出来少
TOPIX ⇒-■,Bear(調整_Sup75MA ⇒-◆BigDn_75MA割れ ⇒+▽,反発_出来少
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.48 -3.08 (-13.65%)⇒-■WR(大きく下落
日経平均VI 22.56 +2.54 (+12.69%)⇒+◇nr,(大きく上げる
日経平均VI 20.02 +1.72 (+9.40%)⇒+△Bull(大きく上げる
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◇米S&P500種株価指数は0.9%高と3営業日ぶりに反発-10年債利回りはほぼ変わらずの1.56%-
◇蘭ASML、2021年通期の30%増収見込む-半導体不足で需要拡大-
◇米フィラデルフィア半導体株指数は2.8%高と1日以来の上昇率
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22日 日本株は急反発、米国株落ち着きやASML決算-半導体など広く上げ
・22日 東京株式相場は大幅続落。主要株価指数の上昇率は3月1日以来の大きさ。
・米国株の落ち着きや半導体製造装置メーカーの蘭ASMLの好決算を受けて業績期待が高まり、レーザーテックや東京エレクトロンなど半導体関連が軒並み上昇。
・素材や海運など景気敏感業種や好業績株を中心に、内外需が広く上げた。
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過去2日間は緊急事態宣言に関連した動きを受けて相当下げ、突っ込み警戒感が出ている上に米国株も落ち着いたので順当なリバウンド。
緊急事態宣言の期間が2−3週間に収まれば、対象地域が全国ではないという点もあって1回目ほどの落ち込みにならない。
----------------------------------------
◇米国では目立った材料に乏しい中、債券市場の落ち着きを受けて足元の企業業績の改善傾向を評価する流れが出ている。
◇米企業のリビジョン・インデックスから見ると米景気への懸念は杞憂(きゆう)である可能性があり、日本株の下げにも歯止めがかかりそう。
◇ASMLは予想通りの好決算、半導体業界全体もさらに業績先行きに対して思惑が働きやすい。
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【個別銘柄】レーザーテック、商船三井、東芝など
◇レーザーテック 19710 +1260大幅反発。
蘭半導体製造装置大手のASMLが前日に1-3月期の決算を発表、想定を上回る好決算となり、通期売上高見通しを上方修正、株価は6%超の大幅高となっている。
国内半導体製造装置大手は総じて買い優勢となっているが、とりわけ、EUV露光用フォトマスク欠陥検査装置で圧倒的なシェアを占める同社には、ストレートにASMLの好決算が反映されやすい状況。
◇商船三井 4085 +150大幅反発。
野村證券では投資判断「バイ」を継続で、目標株価を5400円から6300円に引き上げた。
ドライバルク船、自動車船の利益回復に加えて、コンテナ船の運賃が高水準を維持することで、22年3月期経常利益は前期比47%増になると予想。
23年3月期から配当性向30%程度を前提にするとしている。野村では他の海運大手の目標株価も引き上げており、本日は海運セクターが業種別上昇率トップ。
◇東芝 4350 +145大幅反発。
ベインキャピタルが同社買収案の策定を検討していることが分かったと一部で報じられている。
前日には、英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズから買収の検討を中断するとの書面を受け取ったと発表し、プレミアム期待後退で大幅安となっていた。
本日は一転して期待が再燃する展開になっている。なお、ベインでは以前にCVCから共同提案を持ちかけられたが、関心を示していなかったもよう。
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日経225 29,020.63 -167.54 -0.57%
TOPIX 1,914.98 -7.52 -0.39%
日経平均 ⇒-◆BigDn_75MA割れ ⇒+□反発_出来少 ⇒-◇,陽線はらみ_様子見
TOPIX ⇒-◆BigDn_75MA割れ ⇒+▽,反発_出来少 ⇒-◇,陽線_様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.00 +0.52 (+2.67%)⇒+▲はらみ_もみあい
日経平均VI 19.48 -3.08 (-13.65%)⇒-■WR(大きく下落
日経平均VI 22.56 +2.54 (+12.69%)⇒+◇nr,(大きく上げる
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◆米大統領が富裕層キャピタルゲイン増税提案へ、2倍に-
◆日電産:通期営業利益予想、市場予想下回る-
◇SMC:通期営業利益予想を上方修正-市場予想上回る
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23日 日本株反落、米増税懸念や物足りない決算-日電産など景気敏感安い
・23日 東京株式相場は反落。
・キャピタルゲイン増税の計画が明らかになった米国株が下げたことが響いたほか、日本電産など企業決算が事前期待ほどではないとの見方も重しとなった。
・機械や電機などの輸出関連、素材株など景気敏感業種が安い。市場予想を上回る前期利益増額を発表したSMCも反落。
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◆大型株で決算が良好とみられていた銘柄で、半導体不足や新型コロナ感染拡大などから期初計画が慎重になるガイダンスリスクが表面化。
◆日本企業の1株利益上昇に対する期待は3月中旬までかなり織り込まれたが、決算本格化を前にそうした期待がはく落。
企業業績に対する見方を変えるほどの悪さではないが、市場が現実目線になることで今後株価の上値を抑える一因になりそう。 ----------------------------------------
◆米国では過去にキャピタルゲイン課税を行った後は株価のパフォーマンスが悪いという経験則がある。もし富裕層に導入されればそれに伴って増税前の売却圧力が高まる。
◆米国は来年に2兆ドルの財政の崖が予想される中、増税の規模と時期の行方次第では成長度合いが鈍化しかねない。
◆日本電産などの主要企業決算は市場の期待値が高いだけに、相当強い新たな材料がなければ株価がプラスに反応するのは難しい。
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【個別銘柄】マネックスG、日本電産など
◆マネックスG 801 -100大幅反落。
暗号資産価格の下落を受けて関連銘柄として売りが集まる展開になっている。
前日のビットコイン価格は一時8%安と急落、バイデン米大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン税の税率をほぼ2倍に引き上げることを提案する見通しと伝わったことが売り材料になった。
キャピタルゲイン課税の大幅な引き上げが取引量の減少につながり、暗号資産取引所の収益減退が想定される状況。
◆日本電産 13255 -715大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1600億円となり、従来予想の1550億円を上回った。
22年3月期は1800億円で前期比12.5%増を見込むとしているが、2000億円程度であった市場予想を下回る水準に。
部品不足による自動車生産の停滞などを想定した保守的な計画となっているようだが、業績成長期待の高い代表的な銘柄でもあり、コンセンサス下振れ見通しを弱材料視する動き。
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22日 【日本株】
日経225 29,188.17 +679.62 +2.38%
TOPIX 1,922.50 +34.32 +1.82%
日経平均 ⇒-■,Bear(調整_Sup75MA ⇒-◆BigDn_75MA割れ ⇒+□反発_出来少
TOPIX ⇒-■,Bear(調整_Sup75MA ⇒-◆BigDn_75MA割れ ⇒+▽,反発_出来少
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.48 -3.08 (-13.65%)⇒-■WR(大きく下落
日経平均VI 22.56 +2.54 (+12.69%)⇒+◇nr,(大きく上げる
日経平均VI 20.02 +1.72 (+9.40%)⇒+△Bull(大きく上げる
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◇米S&P500種株価指数は0.9%高と3営業日ぶりに反発-10年債利回りはほぼ変わらずの1.56%-
◇蘭ASML、2021年通期の30%増収見込む-半導体不足で需要拡大-
◇米フィラデルフィア半導体株指数は2.8%高と1日以来の上昇率
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22日 日本株は急反発、米国株落ち着きやASML決算-半導体など広く上げ
・22日 東京株式相場は大幅続落。主要株価指数の上昇率は3月1日以来の大きさ。
・米国株の落ち着きや半導体製造装置メーカーの蘭ASMLの好決算を受けて業績期待が高まり、レーザーテックや東京エレクトロンなど半導体関連が軒並み上昇。
・素材や海運など景気敏感業種や好業績株を中心に、内外需が広く上げた。
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過去2日間は緊急事態宣言に関連した動きを受けて相当下げ、突っ込み警戒感が出ている上に米国株も落ち着いたので順当なリバウンド。
緊急事態宣言の期間が2−3週間に収まれば、対象地域が全国ではないという点もあって1回目ほどの落ち込みにならない。
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◇米国では目立った材料に乏しい中、債券市場の落ち着きを受けて足元の企業業績の改善傾向を評価する流れが出ている。
◇米企業のリビジョン・インデックスから見ると米景気への懸念は杞憂(きゆう)である可能性があり、日本株の下げにも歯止めがかかりそう。
◇ASMLは予想通りの好決算、半導体業界全体もさらに業績先行きに対して思惑が働きやすい。
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【個別銘柄】レーザーテック、商船三井、東芝など
◇レーザーテック 19710 +1260大幅反発。
蘭半導体製造装置大手のASMLが前日に1-3月期の決算を発表、想定を上回る好決算となり、通期売上高見通しを上方修正、株価は6%超の大幅高となっている。
国内半導体製造装置大手は総じて買い優勢となっているが、とりわけ、EUV露光用フォトマスク欠陥検査装置で圧倒的なシェアを占める同社には、ストレートにASMLの好決算が反映されやすい状況。
◇商船三井 4085 +150大幅反発。
野村證券では投資判断「バイ」を継続で、目標株価を5400円から6300円に引き上げた。
ドライバルク船、自動車船の利益回復に加えて、コンテナ船の運賃が高水準を維持することで、22年3月期経常利益は前期比47%増になると予想。
23年3月期から配当性向30%程度を前提にするとしている。野村では他の海運大手の目標株価も引き上げており、本日は海運セクターが業種別上昇率トップ。
◇東芝 4350 +145大幅反発。
ベインキャピタルが同社買収案の策定を検討していることが分かったと一部で報じられている。
前日には、英投資ファンドCVCキャピタル・パートナーズから買収の検討を中断するとの書面を受け取ったと発表し、プレミアム期待後退で大幅安となっていた。
本日は一転して期待が再燃する展開になっている。なお、ベインでは以前にCVCから共同提案を持ちかけられたが、関心を示していなかったもよう。
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