*かぶとうし塾


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2021年2月1日月曜日

週明け◇ドルもみあい_104円台後半 ◆原油_もみあい 令和3.2(如月.1.Mon

1日【日本株】
日経225 28,091.05 +427.66 +1.55%
TOPIX 1,829.84 +21.06 +1.16%
日経平均 ⇒-◇',Nr(出来高増_Sup25MA ⇒■WR(呑込_値幅調整 ⇒□bull(反発_出来少
TOPIX   ⇒-◇',NR(出来高増_Sup25MA ⇒■WR(呑込_値幅調整 ⇒□bull(反発_出来少
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日経平均VI 25.64 -2.99 (-10.44%)⇒-■WR(下落
日経平均VI 28.63 +1.37 (+5.03%)⇒+□WR(連騰_不安大
日経平均VI 27.26 +4.95 (+22.19%)⇒▽,長いひげ(大きく上げる
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エムスリー3Q営業利益は市場予想上回る、1ドル=104円70銭近辺 
◆首相が緊急事態宣言延長の意向をきょうにも表明と報道
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1日-日本株は大幅反発、好決算企業株に押し目買い-円安も追い風


・1日の東京株式相場は大幅に反発。
・午後に一段高となり、日経平均株価は2万8000円を回復した。前週末に大幅安となったことから投資家の押し目買い意欲は強い。
・為替が1ドル=104円台後半で推移していることから自動車や機械などの輸出も買われた。

2.1
◇前週末に大きく調整したことを受けて好決算銘柄を物色するには好ましい水準になっていたと
◇新型コロナワクチンが普及し経済活動の正常化への期待があり、「投資家に押し目買いの意欲もある」と
◇為替相場が1ドル=105円に近づいたことで日本株に買いを入れやすい水準になってきていると



【個別銘柄】ヤマトHD、JR東、TDK、村田製など

◇ヤマトHD 2857 +256大幅反発。
先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は897億円で前年同期比79.2%増益となった。
EC領域への対応力強化などによって宅急便の取扱個数が増加し、収益拡大につながっている。
通期予想は従来の680億円から820億円、前期比83.4%増に上方修正。
年間配当金も32円から35円に引き上げている。期待感などはそれ程反映されていなかったため、ポジティブな反応。

◆JR東 6561 -329大幅続落。
先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業損益は278億円の赤字、第1四半期や第2四半期との比較で、赤字幅は大きく縮小。
一方、通期予想は従来の5000億円の赤字から5350億円の赤字に下方修正、緊急事態宣言の再発出などが影響。
中期業績目標も実質下方修正、23年3月期営業利益5200億円に代えて、26年3月期4500億円目標などが公表されている。

◆TDK 16090 -790大幅続落。
先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は451億円で前年同期比11.6%増、先行投資など販管費の増加もあって、市場予想に近い水準での着地。
通期予想は売上高を上方修正したが、構造改革など一時的費用の計上で、営業益は1100億円、前期比12.4%増を据え置いた。
実質的には上振れとなるが、株価は計画比上振れを織り込んでいたとみられ、出尽くし感なども優勢。

◆村田製 9721 -334大幅続落。
先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は1084億円で前年同期比36.3%増、市場予想を200億円強上回った。通期営業益も2500億円から2900億円に再度の増額修正。
通期見通しも市場予想を200億円程度上回るが、3月からの調整を想定しており、1-3月期の収益水準は前四半期比鈍化を想定している。
足元で業績期待が高かっただけに、短期的な出尽くし感が先行する。

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NYダウ   ⇒■WR(値幅調整_sup75MA ⇒△'bull_反発_Sup25MA ⇒▼,WR_値幅調整
NASDAQ ⇒▼,Wr(値幅調整_sup25MA ⇒△’Nr_はらみ ⇒■WR_値幅調整   
1.29
NYダウ 29,982.62 -620.74 -2.03%
NASDAQ 13,070.70 -266.46 -2.00%
S&P500指数 3,714.24 -73.14 -1.93%
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▼,WR_値幅調整 ⇒節目の3万ドルを下回って終えるのは、2020年12月14日以来、1カ月半ぶり。個人投資家による投機的な取引が市場の混乱を招くとの警戒感から幅広い銘柄に売りが優勢となった。空売りを出していた複数のヘッジファンドは損失限定の買い戻しを迫られると同時に、損失を埋めるため保有する主力株に換金売りを出したとの観測が広がった。

■WR_値幅調整 ⇒主力ハイテク株も軟調で、スマートフォンのアップルが4%近く下落。ソフトウエアのマイクロソフトは3%下げた。電気自動車(EV)のテスラが5%下げたほか、インテルなど半導体株も総じて安い。
SOX指数
SOX指数 2,887.08 −48.04 (-1.64%)( ⇒■'Bear_調整3 ⇒△’Nr_反発 ⇒■bear_調整
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VIX指数
VIX恐怖指数 33.09 +2.88 (+9.53%)(  ⇒☆WR_急騰 ⇒-◆',はらみ_様子見 ⇒+◆陰線_押さえ
+9.53P 高値圏でもみあい。( 証券売買セオリー混乱中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//▽◆◆▽▽▽//◇ ドル円 104円台( 金融政策意識 )
//▽◆◇◇▽▽//◇ ユーロ ( 政局と金融政策に注目 )
//▲◆◇◆◇◆//◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//■◇◇◆◆◆//◆ 50ドル越え続く (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け◇ドルもみあい_104円台後半 ◆原油_もみあい  
2.1
米ドル/円 104.76 104.79 +0.08 0.08%
ユーロ/円 127.07 127.13 +0.07 0.06%
豪ドル/円 79.90 79.93 0.00 0.00%
NZドル/円 75.11 75.16 +0.04 0.05%
英ポンド/円 143.56 143.64 +0.05 0.03%
スイスフラン/円 117.52 117.69 +0.02 0.02%
原油(WTI原油先物) 52.14 -0.2 -0.38%( ⇒▲Nr_調整3 ⇒▲nr_調整4 ⇒-△nr_調整5

▽ドル反発_104円台後半に ◆原油_下落 
1.30
米ドル/円 104.724 104.226 - 104.939 +0.52 (+0.50%)
ユーロ/円 127.067 126.33 - 127.341 +0.75 (+0.59%)
ユーロ/米ドル 1.213 1.2095 - 1.2156 +0.00 (+0.10%)
豪ドル/円 80.015 79.816 - 80.642 +0.02 (+0.02%)
NZドル/円 75.196 74.728 - 75.637 +0.50 (+0.66%)
英ボンド/円 143.400 142.97 - 143.953 +0.33 (+0.23%)
スイスフラン/円 117.525 117.325 - 117.992 +0.27 (+0.23%)
原油(WTI原油先物) 52.09 -0.76 -1.44%( ⇒◇Nr_調整2 ⇒▲Nr_調整3 ⇒▲nr_調整4

▽ドル反発_104円台 ◆原油_もみあい続く 
1.29
米ドル/円 104.221 104.235 - 104.248 +0.01 (+0.01%)
ユーロ/円 126.385 126.33 - 126.417 +0.07 (+0.05%)
ユーロ/米ドル 1.213 1.2121 - 1.2126 +0.00 (+0.04%)
豪ドル/円 80.038 80.039 - 80.084 +0.04 (+0.05%)
NZドル/円 74.791 74.779 - 74.85 +0.09 (+0.12%)
英ボンド/円 143.110 142.155 - 143.271 +0.64 (+0.45%)
スイスフラン/円 117.301 117.343 - 117.338 +0.04 (+0.04%)
原油(WTI原油先物) 52.63 +0.02 +0.04%( ⇒+◆bear_よこばい調整 ⇒◇Nr_調整2 ⇒▲Nr_調整3

1.節目の3万ドルを下回って終えるのは、2020年12月14日以来、1カ月半ぶり。空売りを出していた複数のヘッジファンドは損失限定の買い戻しを迫られると同時に、損失を埋めるため保有する主力株に換金売りを出したとの観測が広がった。ヘッジファンドなどプロの投資家は取引を続けることができたことに対し、米国では世論や政治家から批判が相次いでいる。問題の解決には時間がかかるとの見方も投資家心理に影を落とした。

2.29日発表の20年10~12月期決算が市場予想を下回った石油のシェブロンが4%超下落。化学のダウや機械のハネウェル・インターナショナルなど景気敏感株も売られた。

 3.電気自動車(EV)のテスラが5%下げたほか、インテルなど半導体株も総じて安い。

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【NY外為】

▽ドル上昇、対円104円後半

//◆◆▽◇▽//
・ドル指数が上昇。週間ベースでは10月以来の大幅高。
・主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.3%上昇。

・ドルは対円で0.5%高の1ドル=104円74銭。
・ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.2132ドル。


【米国株】

▲米国株は大幅反落、ダウ620ドル安-S&P500は年初来マイナス

//◇◆★▽▲//
・29日の米株式相場は大幅反落。
・一部の個人投資家による取引が市場に大混乱を引き起こしているとの懸念が続く中、あらゆる業種が広範に売られた。
・大きく空売りされている銘柄に個人投資家が買いを入れる中、ヘッジファンドが市場エクスポージャーを減らす必要に迫られるとの観測が強まった。


1.29
新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の先行きも意識された。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)による1回接種型のワクチンは大規模な後期の臨床試験で高い効果を示したが、南アフリカ型変異株に対しては有効性が比較的低かった。
「ロックダウン(都市封鎖)の長期化および厳格化は、景気にとって良い前触れだとは言えない」と


【米国債】

▲米国債は下落、10年債利回り1.08% 

//▽◇◇▲▲//
・米国債は下落。( 利回り上げる )

・米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.08%。  


【原油】

◆NY原油は続落、需要懸念戻る-週間でも下げ

//◇◆◆◆◆//
・原油先物相場は続落。
・株式をはじめ幅広い資産が売られる中、石油需要の回復状況も依然として不確実な状況となっている。

・WTI先物3月限は14セント(0.3%)安の1バレル=52.20ドルで終了。
・ロンドンICEの北海ブレント4月限は6セント安の55.04ドル。


【NY金】

▽NY金は反発、1オンス=1850.30ドルで終了 

//◆▲▲▲▽//
・金先物相場は反発。

・金先物4月限は0.5%高の1オンス=1850.30ドルで終了。


【欧州株】

▲下落、週間で10月以来の大幅安 

//▲▽★◇▲//
・29日の欧州株は下落。
・デイトレーダーに仕掛けられたヘッジファンドによるショートカバーで売り長の銘柄がこのところ上昇していたが、この日は反落。
・欧州600指数は1.9%安で終了。全ての業種が下落した。週間では3.1%安と昨年10月以来の大幅下落。
・新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)強化やワクチン接種の遅れ、米国株のボラティリティーが問題となる中で、月間でも3カ月ぶりに下落した。
・PS:「1月末は11月や12月に利益が出ている場合を中心に、利益確定の時期になりやすい。少しの売りが、さらなる売りを誘うこともある。だが、28日に一部の取引で見られたように、買いの好機にもなり得る」と

【欧州債】

◆フランス債など軟調 

//▽▽▽▽◆//
・ドイツ債とフランス債が下げを削った。イタリア債は小幅安だった。
・短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げの時期は9月と、28日の7月から後退。
・ECB政策委員会メンバーでアイルランド中銀総裁のマクルーフ氏は、現時点で利下げの必要はないとの考えを示した。


29日【日本株】
日経225 27,663.39 -534.03 -1.89%
TOPIX 1,808.78 -30.07 -1.64%
日経平均 ⇒+▲'Nr(よこばい_出来増 ⇒-◇',Nr(出来高増_Sup25MA ⇒■WR(呑込_値幅調整
TOPIX  ⇒+◇,Nr(よこばい_出来増 ⇒-◇',NR(出来高増_Sup25MA ⇒■WR(呑込_値幅調整
--------------------------------------------------------------
日経平均VI 28.63 +1.37 (+5.03%)⇒+□WR(連騰_不安大
日経平均VI 27.26 +4.95 (+22.19%)⇒▽,長いひげ(大きく上げる
日経平均VI 22.31 -0.51 (-2.23%)⇒-△"はらみ(下落_Sup25MA
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投機色強い米銘柄が時間外で反発-ロビンフッド取引制限緩和発表で 
◆アジア時間29日の米国株先物は大幅安、東エレクやキヤノンなど安い
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29日-日本株は大幅続落、米国株不安定さ響きリスク回避-輸出中心広く売り


・29日の東京株式相場は大幅続落。
・電機や機械、輸送用機器など輸出関連中心に内外需とも売られ、東京エレクトロンやキヤノン、日本電産など直近決算銘柄も安い。


1.29
◆「ロビンフッダーVSヘッジファンドの構図が市場で注目されている。損失を抱えたヘッジファンドの売りがまだ残っているのではないか」と
◆日本株には直接的に影響はないとしながらも、「ファンドフローを通じて間接的に影響する。このところは米株が日本株を左右しているため、米国株が落ち着かないと日本株は買いづらい」と
◆「まだ火種は残っており、今後も極端な動きが出れば投資家のバブルへの警戒心が戻る可能性はある」と



【個別銘柄】HOYA、アドバンテス、富士通、アンリツなど

◇HOYA 13395 +445急反発。
前日の取引時間中に10-12月期決算を発表、本日は評価の動きが一段と強まった。
税引前利益は458億円で前年同期比19.5%増となり、市場予想を30億円強上振れた。ライフケアや情報通信などが想定以上だった。
発行済み株式数の0.89%に当たる330万株、400億円を上限とする自社株買いの実施も発表。上半期決算時に発表し、その後取得を完了したばかりで、株主還元姿勢への評価も高まった。

◇富士通 16020 +240急反発。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は935億円で前年同期比85.5%増、市場予想を300億円以上上回り、採算改善が大きく寄与する形となった。通期予想は従来の2120億円から2370億円に上方修正。
構造改革などの追加費用を計上したうえでの増額となっているが、市場予想を100億円程度上振れた。想定以上の収益水準の高まりをポジティブ視する動きが優勢。

◆アドバンテス 8290 -160急反発後に下げに転じる。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は152億円で前年同期比6.9%増と増益転換、市場予想も20億円程度上振れた。通期予想は従来の525億円から670億円に上方修正した。
市場予想を100億円程度上回る。想定以上の収益拡大を評価する動きが先行して急反発スタートとなったが、その後は全体の地合い悪もあり下げに。

◆アンリツ 2583 -165反落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は42.1億円で前年同期比10.0%減と減益に転じた。市場予想も若干下振れたもよう。
計測事業をけん引役に通期業績予想は従来の175億円から190億円に上方修正した。年間配当金も31円から37円に引き上げた。
上方修正含めて大きなサプライズは乏しく、足元では決算期待も先行していたとみられ、短期的な出尽くし感が優勢の形。

◆キヤノン 2294.5 -182.0大幅続落。
前日に20年12月期決算を発表、営業益は1105億円で前期比36.7%減、先に上方修正を発表しており、実績値にはサプライズなし。21年12月期は1585億円で同43.4%増益を見込む。
市場予想は150億円程度上回るが、同予想に前期業績の上方修正は反映されておらず、実際は2000億円程度の水準が期待されていたようだ。出尽くし感からの利食い売りが優勢で、直近の株価急伸の反動が強まった。

◆東エレク 39810 -2060伸び悩んで続落。
前日に10-12月期決算を発表、営業益は629億円で前年同期比2.8%減となり、700億円程度の市場コンセンサスを下回った。
通期予想は従来の2810億円から3060億円に上方修正。2900億円程度の市場予想を上回っており、決算トータルではポジティブと捉える動きが優勢だった。
半導体関連の主力として期待感は相当程度織り込まれていたため、次第に出尽くし感が強まっていた。

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28日【日本株】
日経225 28,197.42 -437.79 -1.53%
TOPIX 1,838.85 -21.22 -1.14%
日経平均 ⇒◆Nr(調整_出来増 ⇒+▲'Nr(よこばい_出来増 ⇒-◇',Nr(出来高増_Sup25MA
TOPIX   ⇒◆'Nr(調整_出来増 ⇒+◇,Nr(よこばい_出来増 ⇒-◇',NR(出来高増_Sup25MA
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日経平均VI 27.26 +4.95 (+22.19%)⇒▽,長いひげ(大きく上げる
日経平均VI 22.31 -0.51 (-2.23%)⇒-△"はらみ(下落_Sup25MA
日経平均VI 22.82 +1.92 (+9.19%)⇒+□Bull(上げる_Br75
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◆米S&P500種は2.6%安、ゲームストップ急騰など一部銘柄混乱続く 
◆米アップルは経営陣が慎重見通し、米テスラは利益が予想に届かず
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28日-日本株は大幅反落、米株下落や米決算反応低調-電機など広く売り


・28日の東京株式相場は大幅反落し、日経平均株価は一時2万8000円を割り込む場面もあった。
・米国株の大幅安やボラティリティー(変動性)上昇、米アップルやテスラなどの低調な決算反応が懸念され、電機や自動車など輸出、情報・通信、金融株を中心に幅広く売られた。


1.28
「米国株市場では個人投資家による投機的な動きがロング・ショートなどのファンドが損切りする事態や規制強化観測につながり、ボラティリティーを上げてしまった」と
◇「今回の急落は景気や業績など株式の本質的な価値を左右するものではなく、一時的だろう」と
「過剰流動性の中での短期売買や一部銘柄の投機など複合的な要因で利益確定売りに回った」と



【個別銘柄】オムロン、三越伊勢丹、信越化、ファナックなど

◇オムロン 9610 +10続伸。
前日に10-12月期の決算を発表、営業利益は前年同期比75.6%増の335億円となり、市場コンセンサスを100億円以上上回っている。
通期予想は従来の400億円から560億円、前期比2.3%増に上方修正している。上方修正値は市場予想の520億円程度も上振れ。
中国市場の回復、血圧計などコロナ禍における高利益率製品の需要増などが業績上振れの背景となっている。

◇三越伊勢丹 671 +36大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は149億円の赤字となったが、10-12月期は29億円の黒字に転じている。
通期予想は足元の販売鈍化を受けて売上高は下方修正しているが、営業損益は330億円の赤字見通しを維持。
実績値にサプライズは限定的だが、営業黒字化をポジティブ視する動きが優勢に。決算を通過したことで、今後は緊急事態宣言明け後の販売回復期待が高まるとの見方。

◆信越化 18770 -460続落。
前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は1007億円で前年同期比6.9%減、1050億円程度の市場予想を下回った。シリコーンの回復が想定よりも鈍かったようだ。
通期計画は3770億円で前期比7.2%減益予想を据え置き。
米シンテックの寄与も高まることで、上振れの可能性高いとみられていたが、半導体関連として業績期待も織り込まれてきており、実績値の想定比下振れが嫌気される。

◆ファナック 27520 -280急反落。
前日に10-12月期決算を発表、営業益は329億円で前年同期比68.2%増となり、通期予想は従来の854億円から1058億円に上方修正。市場予想も従来会社計画並み。
ロボット事業を中心に足元の受注が想定以上に好調、10-12月期受注高は前年同期比44%増、前四半期比でも35%増となった。ただ、連騰疲れから大引けにかけては利食い売りが増加。

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