*かぶとうし塾


アーカイブ

2025年8月15日金曜日

◇ドル強い ◆円下落.147円後半 原油.▽反発.63ドル台 令和7.8.15.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年8月15日 6:00

①. 米政府がインテル出資で協議
トランプ米政権は経営不振に陥っている半導体大手インテルとの間で、米政府が同社に出資する可能性について協議している。事情に詳しい関係者が明らかにした。同社の国内製造拡大の取り組みを支援することになりそうだ。トランプ米大統領は11日、ホワイトハウスでインテルのリップブー・タン最高経営責任者(CEO)と会談。タン氏と閣僚との協議が今後数日続くと明らかにしていた。

②. ベッセント長官が利下げ要求を否定
ベッセント米財務長官は前日のブルームバーグテレビジョンでの発言について、連邦準備制度理事会(FRB)に一連の利下げを要求してはいないと述べ、予測モデルが示す「中立」水準が現行金利より約1.5ポイント低いことを指摘しただけだと説明した。長官は14日、FOXビジネスとのインタビューで「FRBに指図したわけではない」と述べ、「私が言ったのは、金利を中立水準にするには推定150ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の引き下げになるということだ」と話した。その上で「9月の50bp引き下げは恐らく適切だろう」とあらためて述べた。こうした主張は財務長官という立場上ふさわしくないとの声が、エコノミストから上がっている。

③. 米PPIが大幅上昇
7月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.9%上昇と、3年ぶりの大幅上昇となった。前年同月比では3.3%上昇と、エコノミスト予想の2.5%を上回った。関税に関連する輸入コスト上昇を企業が価格に転嫁しつつあることを示唆している。サービス部門のコストは1.1%上昇と、2022年3月以来の大幅上昇を記録。連邦準備制度理事会(FRB)当局者はおおむね、輸入関税が今年後半にインフレを押し上げると予想しているが、これが一時的な調整か、より持続的な影響になるかについては意見が分かれている。

④. 米ロ首脳会談へ
ロシアのプーチン大統領は米ロ首脳会談を翌日に控え、トランプ米大統領との関係強化を目指す姿勢を鮮明にした。ウクライナでの戦争終結を目指すトランプ氏の姿勢を称賛するとともに、両国間の経済協力や新たな軍縮条約の可能性にも言及した。国営タス通信によると、首脳会談は開催地アラスカ州の現地時間午前11時30分(日本時間16日午前4時30分)に開始。まずプーチン、トランプ両氏が1対1で会談し、その後、両国代表団による協議が続く。ロシア大統領府は首脳会談後に共同記者会見を開く予定だとしているが、トランプ氏は14日のFOXニュースの番組で、記者会見は開くが、共同となるかは分からないと述べた。首脳会談が成功しない可能性が「25%ある」ともトランプ氏は述べた。

⑤. ラトニック氏次男を追及
米金融サービス会社キャンター・フィッツジェラルドはトランプ関税に対する訴訟の結果に基づくトレードを、ヘッジファンド向けに仲介する案を社内で協議したことがあったが、実際に取引を行うことなくこの構想は廃案になった。事情を知る複数の関係者が明らかにした。民主党のエリザベス・ウォーレン、ロン・ワイデン両上院議員はこれより先、キャンターのブランドン・ラトニック会長宛てに書簡を送付。同社がトランプ関税に絡んだ金融商品を組成したとされる問題を取り上げ、利益相反やインサイダー取引の可能性を指摘した。ブランドン・ラトニック氏は、トランプ政権の関税政策で重要な役割を担うラトニック商務長官の息子。
15日 【日本株】
日経平均 43,378.31 +729.05 +1.71%
TOPIX 3,107.68 +49.73 +1.63%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽High2.高値 ⇒▽High3.高値 ⇒▲Bear.窓埋め調整 ⇒▽反発.トリプル
TOPIX ⇒▽Gap上げ.高値 ⇒▽nrブル.6up.高値 ⇒▲Bear.窓埋め調整 ⇒▽逆立.高値圏
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 24.61 +0.05 +0.20% ⇒◇吞込み ( 24台 )
日経平均VI 24.56 +0.06 +0.24% ⇒◇nr ( 24台 )
日経平均VI 24.50 -0.16 -0.65% ⇒◆かぶせ下げ ( 24台 )
--------------------------------------------------------------
15日、株式が史上最高値、予想超GDPを好感-円と金利が上昇 ⇒

・15日の東京株式相場は反発。
・GDP速報値が市場予想を上回ったことが好感され、銀行株や大型株に買い注文が先行。
・三菱UFJフィナンシャル・グループが6%超値上がりして、TOPIX上昇に最も寄与。

大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
GDPについて、設備投資と消費が予想を上回っており、日本経済がしっかしりした足取りになっていくという期待感を高める内容だったと。

大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
「日本へのエクスポージャーを増やす必要性から、大型株を購入する海外投資家の資金が入っているとみられる」と。

インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト
米利下げ期待の強まりでドル安が進むとの観測から、米投資家などが米国外の市場に資金をシフトする動きが出ており、その一環で日本株へも買いが入っているとの見方。

--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅反発、国内景気の底堅さ背景に終日買い優勢の展開 ⇒

・米株式市場の動向を横目に、15日の日経平均は217.12円高の42866.38円と反発して取引を開始。
・その後もプラス圏での推移を継続して43000円を超えると、後場に入っても買い優勢の展開が続いてじりじりと上げ幅を広げた。

・終盤も買い手優位の状況が続き、本日高値付近で取引を終了した。
・前日の米PPIの上振れによる利下げ期待後退というネガティブ要因があったものの、円安進行や2025年4-6月期の国内総生産(GDP)で国内景気の底堅さが意識されたことが追い風となった。
・昨日の日経平均が600円を超す下げとなったことから、直近の急騰場面で買い遅れていた投資家の買いを誘うとの見方もあった。

・大引けの日経平均は前日比729.31円高の43378.31円。

・銀行業、非鉄金属、保険業などが上昇。
・金属製品、水産・農林業、倉庫・運輸関連業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】ギフティ、荏原製、クレセゾン、電通グループ など  ⇒


▽ギフティ 1552 +158急伸。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は17.6億円で前年同期比89.8%増となり、据え置きの通期計画24.1億円、前期比38.1%増に対する進捗率は73%の水準に達している。
個人から法人・自治体まで幅広い需要を取り込み、各サービスが着実に成長しているが、とりわけ、giftee for Businessサービスが牽引役となっている。また、前期末に連結したYGG社も今期より収益貢献している。

▽荏原製 3238 +326急伸。
前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は275億円で前年同期比33.0%増となり、第1四半期の同17.1%増から増益率は拡大した。通期予想は従来の1015億円から1025億円に小幅に上方修正した。
環境事業の見通しを引き上げている。堅調な業績推移に加えて、発行済み株式数の1.97%に当たる909万909株、200億円を上限とする自社株買いの実施も発表、ポジティブ反応が優勢になった。

▲クレセゾン 3731 -389大幅続落。
前日に第1四半期の決算を発表、事業利益は229億円で前年同期比0.3%増と横ばいになり、税引前利益以下は減益となっている。通期事業利益計画960億円、前期比2.5%増は据え置き、進捗率は23.9%に。
ペイメントや不動産担保ローン事業は上振れているが、投資先の評価損やインド事業での与信コスト増加など想定外の損失発生などが影響。業績上振れ期待の後退をマイナス視する動きが先行へ。

▲電通グループ 2752.5 -401.5急落。
前日に第2四半期決算を発表、調整後営業利益は前年同期比1.3%増の336億円となったが、営業損益は620億円の赤字だった。前年同期は112億円の黒字。
通期営業損益予想は従来の660億円の黒字から35億円の赤字に下方修正。のれんの減損損失を計上したことが下振れの背景となる。これにより、中間配当は見送り、期末配当金は未定へと修正された。減損懸念はあったものの、配当計画修正をネガティブ視。

--------------------------------------------------------------
8.15 動いた株・出来た株
◇荏原製作所<6361> 3212 +300 ⇒ 堅調決算に加えて自社株買いの実施も発表。
◇ギフティ<4449> 1535 +141 ⇒ 上半期大幅増益で好進捗に。
◇三井金属鉱業<5706> 8331 +645 ⇒ 決算評価の流れが続く中で買い戻しも優勢に。
◇レーザーテック<6920> 17190 +1120 ⇒ トランプ政権がインテルへの出資検討かなどと報じられ。
◇古河電気工業<5801> 8758 +547 ⇒ ジェフリーズ証券では新規に買い推奨観測。
◇三井E&S<7003> 3975 +240 ⇒ 地合い改善の中で値幅取り資金の流入活発化も。
◇ソフトバンクグループ<9984> 16340 +815 ⇒ ドイツ銀行が目標株価を引き上げ観測。
◇りそなHD<8308> 1528.5 +63.5 ⇒ GDP堅調で日銀の利上げ期待も高まるか。
◆クレディセゾン<8253> 3776 -344 ⇒ 第1四半期事業利益は横ばいにとどまる。
◆電通グループ<4324> 2927 -227 ⇒ 減損計上で通期営業損益は赤字見通しに修正。
--------------------------------------------------------------
//◆◆◇◆◆◇//◆▽◆◆◇ ドル円 147円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇▽◆◇//◆◇◇◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲▲◆◆//_◇▲◆▽ 原油  63ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い ◆円下落.147円後半 原油.▽反発.63ドル台 
8.15
米ドル/円 147.77 - 147.79
ユーロ/円 172.15 - 172.20
ユーロ/米ドル 1.1650 - 1.1652
英ポンド/円 199.89 - 200.00
豪ドル/円 96.01 - 96.05
スイスフラン/円 182.82 - 182.98
原油(WTIC原油先物) 63.93 +1.28 (+2.04%) ⇒▽nr.反発 ⇒▲Low ⇒◆nr ⇒▽反発

◆ドル下落 ◇円強含む.147円前半 原油.◆nr.62ドル台  
8.14
米ドル/円 147.27 - 147.32
ユーロ/円 172.38 - 172.45
ユーロ/米ドル 1.1705 - 1.1706
英ポンド/円 199.94 - 200.02
豪ドル/円 96.34 - 96.42
スイスフラン/円 182.88 - 183.07
原油(WTIC原油先物) 62.74 +0.09 (+0.14%) ⇒▲nr.Low3下げ ⇒▽nr.反発 ⇒▲Low ⇒◆nr

◆ドル下落 ◇円高方向.147円半ば.147円半ば 原油.▲Low.63ドル台 
8.13
米ドル/円 147.78 - 147.84
ユーロ/円 172.49 - 172.57
ユーロ/米ドル 1.1672 - 1.1673
英ポンド/円 199.47 - 199.60
豪ドル/円 96.46 - 96.51
スイスフラン/円 183.17 - 183.27
原油(WTIC原油先物) 63.08 -0.88 (-1.38%) ⇒▲Low2下げ ⇒▲nr.Low3下げ ⇒▽nr.反発 ⇒▲Low

StockCharts ⇒  

8.11
NYダウ   43,975.09 -200.52 -0.45%
S&P500   6,373.45 -16.00 -0.25%
NASDAQ 21,385.40 -64.61 -0.30%
--------------------------------------------------------------
8.12
NYダウ   44,458.61 +483.52 +1.10%
S&P500   6,445.76 +72.31 +1.13%
NASDAQ 21,681.90 +296.50 +1.38%
--------------------------------------------------------------
8.13
NYダウ   44,922.27 +463.66 +1.04%
S&P500   6,466.58 +20.82 +0.32%
NASDAQ 21,713.14 +31.23 +0.14%
--------------------------------------------------------------
8.14
NYダウ   44,911.26 -11.01 -0.02%
S&P500   6,468.54 +1.96 +0.03%
NASDAQ 21,710.67 -2.47 -0.01%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲nr拍子木.調整 ⇒▽逆立.20MA突破 ⇒▽High ⇒ーnr.様子見  
S&P500(SPX) ⇒◆はらみ.様子見 ⇒▽クワトロ.高値圏 ⇒◇nr.様子見 ⇒◇nr2.様子見  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆はらみ.様子見 ⇒▽クワトロ.高値圏 ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒ーnr.様子見 
【 SOX指数 】
5,885.49 -7.12 (-0.12%) ⇒+◆押さえ.様子見 ⇒▽クワトロ.高値圏 ⇒◇nr.様子見 ⇒ー▽nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
14.83 +0.34 (+2.35%) ⇒▽反発上げ ⇒▲wr下げ大 ⇒◆nr下げ ⇒◇nr上げ
⇒+2.35P (14台)
⇒-1.63P (14台)
⇒-9.35P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ反落し11ドル安 PPI上振れが重荷 S&P500種は3日連続最高値
ーnr.様子見
ダウ工業株30種平均は3日ぶりに小幅反落
・朝発表の7月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る伸びとなり、インフレ懸念が改めて広がった。もっとも、9月の利下げ観測は根強かった。売り一巡後は下げ渋り、ダウ平均は小幅に上昇する場面もあった。

ーnr.様子見
ナスダック総合株価指数は3日ぶりに小幅に反落
・テスラやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)、パランティア・テクノロジーズが下落。
・アプライド・マテリアルズ(AMAT)は取引終了後に第3四半期決算を発表。増収増益となったが第4四半期の純売上見通しが予想を下回り、時間外取引で売られている。

NYダウは11ドル安、インフレ加速で大幅利下げ期待後退

・生産者物価指数(PPI)が3年ぶり大幅な伸びとなったため、大幅利下げ期待の後退で寄り付き後、下落。

・終日軟調に推移も、利下げ軌道は変わらずとの見方やアマゾン(AMZN)などのハイテクが強く、相場を支えた。

・終盤にかけて下げを縮小し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・PPIの上昇率は前月比0.9%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.2%)を上回った。市場では「関税引き上げの影響が企業の利益を圧迫しているとみられる。懸念が強まれば、割高感のある米株相場には好ましい状況ではない」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との見方があった。

・12日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)がほぼ市場予想の範囲内だったと受け止められた後で、米政権の関税政策がインフレ圧力の上昇につながるとの懸念が再燃した。市場の一部で意識されていた9月の大幅利下げ観測は後退。その後の利下げペースが緩やかになる可能性も意識され、株式相場の重荷となった。

・ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前日、連日で最高値を更新した。ダウ平均も高値圏で推移するなか、前日までの2日間で940ドルあまり上昇していた。短期的な過熱感が意識されやすかった。15日には7月の米小売売上高と8月の米消費者態度指数の発表を控え、米経済を支える消費の動向を見極めたい雰囲気も株式の買い手控えにつながった。

・ダウ平均の下げ幅は200ドルを超える場面があったが、売り一巡後は下げ渋った。PPIの発表後も、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの見方は根強く、株買いを支えた。直近の相場上昇でやや出遅れ感のあったマクドナルドやJPモルガン・チェース、キャタピラーなどが買われた。

2.セクター別では
・小売・銀行が上昇。
・耐久消費財・アパレルが下落。

・出遅れ感のあったマクドナルドやJPモルガン・チェース、キャタピラーなどが買われた。
・前日に生鮮食品の配達サービスの強化を発表したアマゾン・ドット・コムへの買いが続く。
・エヌビディアやマイクロソフトも上昇。
・半導体インテル(INTC)はトランプ政権が同社株の取得も協議したとの報道で、上昇。

・マイクロソフトやシスコシステムズが下げた。
・スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)やディスカウント小売のウォルマート(WMT)は競争激化を警戒しそれぞれ売られた。
・カジュアルレストランチェーン、カバ・グループ(CAVA)は第2四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回ったが売り上げ鈍化を背景に通期見通しを引下げ、大幅安。

3.
・スリーエムやホーム・デポが下落。
・前日に四半期決算を発表したシスコシステムズも売られた。
・農機具メーカーのディア(DE)は第3四半期決算で減収減益となったほか、通期の利益見通し下方修正が嫌気され、下落。
・高級ブランドのコーチ、ケイト・スペードを展開するタペストリー(TPR)は通期業績見通しが関税などの影響がひびき、市場予想に満たず売られた。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 241 -0.18%
◇ エヌビディア 182.02 0.26%
◆ ASML 755.21 -0.05%
☆ インテル 23.86 7.38%
◇ QCOM クアルコム 158.09 0.96%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 188.24 -0.93%
◆ AMD 180.95 -1.84%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 125.29 0.82%
◆ テラダイン 111.82 -1.92%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 241.44 -1.17%
◆ エヌビディア 181.59 -0.83%
◇ ASML 755.57 1.86%
◇ インテル 22.22 1.88%
◇ QCOM クアルコム 156.59 1.86%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 190.03 0.84%
☆ AMD 184.42 5.41%
★ MU ミクロン・テクノロジー 124.27 -2.72%
◇ テラダイン 114.01 2.13%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 244.29 0.91%
◇ エヌビディア 183.16 0.55%
☆ ASML 741.79 2.84%
☆ インテル 21.81 5.46%
☆ QCOM クアルコム 153.73 3.89%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 188.45 2.21%
◇ AMD 174.95 1.55%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.75 3.23%
☆ テラダイン 111.63 6.64%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 PPI加速で早期利下げ観測後退-金利上昇、円下落 ⇒

【NY外為】 ◇ドル強い ◆円下落.147円後半
//◆◇◆◆◇//▽◆◆◇ 
・ブルームバーグ・ドル・スポット指数は上昇。

・円は対ドルで下落し、一時0.4%安の1ドル=147円96銭まで売られた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 41 分
⇒¥147.77 ¥0.39 +0.26%
⇒¥147.33 -¥0.51 -0.34%
⇒¥147.84 -¥0.31 -0.21%

8.14
コメリカ銀行のチーフエコノミスト、ビル・アダムズ氏
「関税は企業間取引での価格引き上げをもたらしている。いずれは消費者物価の上昇となって表れるだろう」と指摘。 「9月の利下げに反対する要因が今回の統計で一つ増えたが、FRBの次の政策判断に大きく影響するのはインフレ統計よりも、今後発表される雇用統計になる」と。

【米国株】
◆下落
//▽◆◇◆◇//◆▽◇◆

・米株式相場は失速。
・S&P500種株価指数はほぼ変わらずで終了。
・大手テクノロジー株の大半は上昇。

・インテルは急伸。トランプ米政権は経営不振に陥っている同社との間で、米政府が同社に出資する可能性について協議している。

・市場は米家計が景気をどう感じているか探るため、15日発表の7月の小売売上高と8月のミシガン大学消費者マインド指数に目を向けている。

8.14
カルベイ・インベストメンツのクラーク・ゲラネン氏
「PPIが予想以上に強く、CPIが比較的落ち着いているという事実は、企業が関税コストの多くを消費者に転嫁せず、自ら負担していることを示唆している」と。

シティー・インデックスのマーケットアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏
投入コストの上昇は7-9月(第3四半期)および10-12月(第4四半期)の企業業績に影響を及ぼす可能性があると指摘。ただし、株価の下げ幅は限定的で、投資家がまだそれほど懸念していないことが示唆されると。
「FRBは今回のインフレ上昇を一時的なものと見なし、雇用市場への懸念から9月の利下げ再開に前向きになる可能性がある」と。

【米国債】
▲下落
//▽◆▲◆▲//◇◆▽▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・7月の米生産者物価指数(PPI)がインフレの加速を示したことから、早期利下げの観測が後退。

・米10年債利回り
⇒4.29% 5.4   +1.28%
⇒4.23% -5.4 -1.27%
⇒4.29% 0.2 +0.04%
  
・米30年債利回り
⇒4.88% 5.0 +1.04%
⇒4.83% -5.2 -1.07%
⇒4.88% 2.5 +0.52%
  
8.14
ノースライト・アセット・マネジメントのクリス・ザッカレリ最高投資責任者
消費者はまだ実感していなくとも、インフレが経済全体に行き渡っていることを示していると。
「CPIの数字が抑制されていたことを踏まえれば、今回のPPIは極めて好ましくない上振れサプライズだ。来月の『確実視された』利下げへの楽観論はいくらか後退する可能性が高い」と。

JPモルガン・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プリヤ・ミスラ氏
「この日のPPIは市場に対し、一歩引いて状況を再評価させる内容だ」とブルームバーグテレビジョンで指摘。「スタグフレーション的なショックのただ中にある」と。

TJMインスティテューショナル・サービシズの金利ストラテジスト、デービッド・ロビン氏
「PPIは全体的なシナリオを変えるものではないが、市場が想定していた50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げ観測はいくらか後退させる」と。

【原油】
▽反発
//▲▲▲◆◆//◇▲◆▽ 
・原油先物相場は薄商いのなか反発。
・市場は15日に米アラスカ州で開催される米ロ首脳会談の行方を注視している。
・会談の結果次第では、ロシア産原油に対する制裁が緩和、または強化される可能性がある。

・米エネルギー情報局(EIA)が公表した週間統計によると、原油在庫は前週、約300万バレル増加し、2カ月ぶりの高水準となった。

⇒WTI先物9月限は、前日比1.31ドル(▽2.1%)高の1バレル=63.96ドル。
⇒WTI先物9月限は、前日比52セント(◆0.8%)安の1バレル=62.65ドル。
⇒WTI先物9月限は、前日比79セント(▲1.2%)安の1バレル=63.17ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は▽1.8%上昇し66.84ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は◆0.7%下落し65.63ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は▲0.8%下落し66.12ドル。

8.14
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダーのレベッカ・バビン氏
市場はおおむね様子見姿勢だと指摘。米ロ首脳会談については「決定的な停戦合意も、トランプ氏が厳しい制裁措置を科すこともないというのがコンセンサスだ」と。

【NY金】
▲反落
//◇◇◆◇▽//▲◆◇▲
・金相場は反落。
・PPI統計を受けた利下げ観測後退が響いた。利息のつかない金は通常、金利が下がると恩恵を受ける。

・金は年初来で27%値上がり。地政学リスクや貿易摩擦を背景とする逃避買いに加え、中央銀行による買いも押し上げ要因。

⇒金先物12月限は、前日比25.10ドル(▲0.7%)安の1オンス=3383.20ドル。
⇒金先物12月限は、9.30ドル(◇0.3%)高の3408.30ドル。
⇒金先物12月限は、5.70ドル(◆0.2%)安の3399.00ドル。

>>8.13
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏
「スタグフレーション(景気停滞下の物価上昇)のリスクや、利下げを促す人物がいずれFRB議長に就任する可能性を踏まえると、金価格は上昇基調にある」と。

【欧州株】 米PPI大幅上昇受け債券売られる-株は3営業日続伸 ⇒

8.11
英FTSETM100指数 9,129.71 +33.98 +0.37%
独DAX指数 24,081.34 -81.52 -0.34%
仏CAC指数 7,698.52 -44.48 -0.57%
--------------------------------------------------------------
8.12
英FTSETM100指数 9,147.81 +18.10 +0.20%
独DAX指数 24,024.78 -56.56 -0.23%
仏CAC指数 7,753.42 +54.90 +0.71%
--------------------------------------------------------------
8.13
英FTSETM100指数 9,165.23 +17.42 +0.19%
独DAX指数 24,185.59 +160.81 +0.67%
仏CAC指数 7,804.97 +51.55 +0.66%
--------------------------------------------------------------
8.14
英FTSETM100指数 9,177.24 +12.01 +0.13%
独DAX指数 24,377.50 +191.91 +0.79%
仏CAC指数 7,870.34 +65.37 +0.84%
--------------------------------------------------------------

⇒▽反発.test10MA ⇒◇nr.10MA突破 ⇒◇nr.3up ⇒◇nr.4up
⇒▲吞込み.調整 ⇒▲切下げ.調整3 ⇒◇nrトリプル.様子見 ⇒▽QURD  
⇒▲wr吞込み.調整 ⇒▽はらみ反発.様子見 ⇒▽High.窓突破 ⇒▽High2.高値

◇上昇
//▽◇◇▽◇//+◇▽◇
・欧州株は3営業日続伸。--- 保険会社の好決算が、一部企業の低調な決算を相殺した。
・ストックス欧州600指数は0.5%上昇。--- 米PPIの発表を受け、一時上げ幅を縮小したが、その後持ち直した。
・保険部門は、アビバやアドミラル・グループなどの好調な決算を受け、0.9%上昇。公益事業株や自動車株も堅調。
・エネルギーや素材は売られた。

【欧州債】
◆下落
//▽◆◆◇◆//◆◆◇◆ 
・14日の欧州債券市場は、米国債の動きに連動し下落。
・7月の米生産者物価指数(PPI)が3年ぶりの大幅上昇となったことで、企業が関税による輸入コスト上昇分を価格転嫁していることが示され、インフレ圧力が意識されたた。
・英国債は他の欧州債を下回るパフォーマンスで、利回りはイールドカーブ全体で4-6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。
・ドイツ債利回りは長期ゾーンを中心に1-3bp上昇した。欧州中央銀行(ECB)の年末までの利下げ見通しは14bpと横ばいだった。


・独国債10年物
⇒2.71% +0.03
⇒2.68% -0.06
⇒2.74% +0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.64% +0.05
⇒4.59% -0.04
⇒4.63% +0.06
---------------------------

Powered By Blogger