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2025年7月11日金曜日

◆ドルもみあい ◇円もみあい.146円前半 原油.▲Cog.下げ大 令和7.7.11.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年7月11日 6:00 JST  
①. 日産が過去最高利率で外貨建て債発行
日産自動車は外貨建て債発行で総額45億ドル(約6600億円)を調達する。巨額赤字の計上を受けて財務基盤の立て直しを急ぐ中、発行利率は最大8.125%と、同社として過去最高になった。ユーロ建てで13億ユーロ、ドル建てで30億ドルを起債。ユーロ建ては4年債(利率5.25%)と8年債(6.375%)、ドル建ては5年債(7.5%)、7年債(7.75%)、10年債(8.125%)に決まった。これまでの最高利率は1986年に発行した10年債の7.5%だった。信用格付けがジャンク級に引き下げられた同社は、今回これまでで最も高いクーポン(表面利率)を提示。市場では資金調達コストや利払い負担の増加への懸念が強い。

②. FRBのバランスシート政策
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は、FRBが保有する銀行準備金の水準を現在の3兆2600億ドル(約477兆円)から、およそ2兆7000億ドルまで引き下げることが可能との見解を示した。FRBが「十分」と考える銀行準備の下限水準はバランスシート縮小をどこまで進められるかを判断する上で重要な指標。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、年内2回の利下げが依然として可能性の高いシナリオだと指摘。セントルイス連銀のムサレム総裁は、インフレ率には上昇リスクがあると述べた。ただ関税が物価に与える影響が長期化するかどうかは、現時点ではまだ分からないという。

③. 関税後に株価上昇とトランプ氏
トランプ米大統領はエヌビディア株が「トランプ関税以降に47%上昇した」と強調するとともに、FRBは「速やかに利下げすべきだ」と改めて主張。またテクノロジー株や工業株、ナスダック総合指数、暗号資産(仮想通貨)が軒並み最高値を更新しているとしてアピールした。一方、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、市場にはトランプ氏が計画する関税への警戒感が欠けていると懸念を表明。関税のニュースへの反応において、「残念ながら市場には油断がある」と述べた。

④. テスラにGrok搭載
イーロン・マスク氏は、自身が設立した人工知能(AI)企業xAIのAIチャットボット「Grok(グロック)」が近くテスラの車両に搭載されるようになると明らかにした。マスク氏は「Grokが近々テスラ車にやって来る」とX(旧ツイッター)に投稿。「遅くとも来週だ」と続けた。この数時間前、同氏はGrokの新バージョンをビデオライブ配信で紹介。配信では、自身とxAIのチームメンバーが音声会話機能の改善や、オープンAIなど他社のモデルを上回る主要評価項目の結果をアピールしていた。

⑤. OPECプラス
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスは、10月からさらなる供給拡大を休止する方向で協議している。参加国代表らが明らかにした。協議はまだ初期段階で、正式な決定は下されていないものの、OPECプラスは停止していた日量220万バレルの供給を9月に完全に回復させる暫定的な計画をすでにまとめている。その一環で、9月分として最後に日量55万バレルの生産引き上げを実施する見通しだという。
11日 【日本株】
日経平均 39,569.68 -76.68 -0.19%
TOPIX 2,823.24 +10.90 +0.39%
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日経平均 ⇒◇Trs.様子見 ⇒+▼押さえ.様子見 ⇒▲Gap.nr調整 ⇒▲吞込み.調整
TOPIX ⇒◇Trs.様子見 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲Gap.窓埋め調整 ⇒+▼nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.82 +0.13 +0.57% ⇒△上げ ( 22台 )
日経平均VI 22.69 -0.91 -3.86% ⇒▲下げ ( 22台 )
日経平均VI 23.60 -1.92 -7.52% ⇒▲下げ大 ( 23台 )
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11日、円が下落、関税巡る米強硬姿勢を懸念-TOPIXは反発

・11日の東京株式相場はTOPIXが反発。
・米国の底堅い雇用環境や為替の円安推移を材料に自動車など輸出関連株の一角や海運、鉄鋼株などが買われた。
・米金利の上昇と金融株の上昇が後押しし、銀行や保険、証券など金融セクターも堅調。

・ただ、トランプ米大統領によるカナダへの新たな関税賦課を背景に他国にも強硬な態度を取るとの懸念が相場全体の重しとなり、日経平均は軟調。

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー
米S&P500種株価指数が最高値を更新したことなどが買い安心感を誘う一方、米国への経済的依存が大きいカナダに対する関税の引き上げはかなり大きなリスクとして見られている。

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日経平均は続落、ファーストリテの急落が指数押し下げ

・米株市場を横目に、本日の日経平均は反発して取引を開始。

・朝方の買い一巡後は上げ幅を急速に縮小し、マイナス圏に転落。

・その後は前日終値を挟んでもみ合う展開となったが、大引けにかけてやや下げ幅を広げて39600円手前で取引を終了。
・一方、プライム市場の幅広い銘柄がプラス圏で推移してTOPIX(東証株価指数)は0.39%高で着地した。
・前日に決算を発表したファーストリテ<9983>が市場想定をやや下ぶれ、1銘柄で指数を260円ほど押し下げた。
・ただ、引き続きトランプ米政権の関税政策の不透明感が重しとなるなか、20日に投開票予定の参院選で政権与党の苦戦も一部で伝えられており、投資家心理を慎重にさせている。
・そのほか、週末要因も相まって積極的に買い進む動きは限定的だった。

・大引けの日経平均は前日比76.68円安の39569.68円。

・海運業、鉄鋼、パルプ・紙などが上昇。
・電気・ガス、非鉄金属、サービス業などが下落。

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【個別銘柄】スギHD など 


▽スギHD 3639 +270大幅反発。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は110億円で前年同期比27.9%増となり、市場予想を10億円強上振れている。つれて、通期予想は従来の480億円から490億円、前期比15.1%増に上方修正している。
第1四半期の上振れ分のみを反映したとみられ、一段の上振れも想定できる状況に。ヘルスケアやフードなど物販粗利益率が想定以上に改善し、経費の削減なども進んでいるもよう。

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7.11 動いた株・出来た株
◇セレス<3696> 2714 +254 ⇒ ビットコイン価格の上昇を手掛かりに。
◇マネックスグループ<8698> 787 +37 ⇒ 暗号資産関連の一角は強い動きに。
◇オーエスジー<6136> 1903.5 +148 ⇒ 上半期営業利益は計画下振れも市場想定はやや上振れ。
◇スギHD<7649> 3644 +275 ⇒ 第1四半期は大幅増益で市場想定も上振れ。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1520 +71 ⇒ 特に材料もなく本日は買い戻し優勢か。
◇SUMCO<3436> 1198.5 +47.5 ⇒ 米SOX指数上昇は支援。
◆ビックカメラ<3048> 1652 -74.5 ⇒ 決算発表受けたコジマの下落をマイナス視。
◆古河電気工業<5801> 7065 -250 ⇒ 株式の売出実施を発表。
◆フジクラ<5803> 7515 -245 ⇒ 古河電工の株価下落に連れ安も。
◆日本製鋼所<5631> 7835 -212 ⇒ 25日線割り込んで利食い売り圧力強まるか。
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//◆◆◆◇▽◆//◆◇◆◆ ドル円 146円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇▽◆//◆▽◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇▽◆_//_◇◇▲ 原油  66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい ◇円もみあい.146円前半 原油.▲Cog.下げ大 
7.11
米ドル/円 146.20 - 146.21
ユーロ/円 171.01 - 171.07
ユーロ/米ドル 1.1697 - 1.1700
英ポンド/円 198.55 - 198.61
豪ドル/円 96.32 - 96.38
スイスフラン/円 183.44 - 183.59
原油(WTIC原油先物) 66.86 -1.52 (-2.23%) ⇒◇呑込み ⇒◇切り上げ ⇒◇nr.test200MA ⇒▲Cog.下げ大

◆ドルもみあい ◇円安一服.146円前半 原油.◇nr.test200MA.68ドル台  
7.10
米ドル/円 146.27 - 146.28
ユーロ/円 171.47 - 171.53
ユーロ/米ドル 1.1721 - 1.1728
英ポンド/円 198.75 - 198.87
豪ドル/円 95.60 - 95.67
スイスフラン/円 184.17 - 184.32
原油(WTIC原油先物) 68.18 +0.26 (+0.38%) ⇒◆nrはらみ ⇒◇呑込み ⇒◇切り上げ ⇒◇nr.test200MA

◇ドルもみあい ◆円安維持.146円半ば 原油.◇切り上げ.68ドル台  
7.9
米ドル/円 146.54 - 146.65
ユーロ/円 171.74 - 171.92
ユーロ/米ドル 1.1720 - 1.1723
英ポンド/円 199.05 - 199.24
豪ドル/円 95.63 - 95.84
スイスフラン/円 184.12 - 184.33
原油(WTIC原油先物) 68.29 +0.37 (+0.54%) ⇒▽wr逆立 ⇒◆nrはらみ ⇒◇呑込み ⇒◇切り上げ

StockCharts ⇒  

7.7
NYダウ   44,406.36 -422.17 -0.94%
S&P500   6,229.98 -49.37 -0.78%
NASDAQ 20,412.51 -188.58 -0.91%
--------------------------------------------------------------
7.8
NYダウ   44,240.76 -165.60 -0.37%
S&P500   6,225.52 -4.46 -0.07%
NASDAQ 20,418.46 +5.94 +0.02%
--------------------------------------------------------------
7.9
NYダウ   44,458.30 +217.54 +0.49%
S&P500   6,263.26 +37.74 +0.60%
NASDAQ 20,611.33 +192.87 +0.94%
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7.10
NYダウ   44,650.64 +192.34 +0.43%
S&P500   6,280.46 +17.20 +0.27%
NASDAQ 20,630.66 +19.32 +0.09%
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NYダウ(INDU) ⇒▲Cog.調整へ ⇒▲nr.調整 ⇒◇nr.もみあい ⇒▽切上げ  
S&P500(SPX) ⇒▲Cog.調整へ ⇒▲nr.調整 ⇒◇nr.もみあい ⇒▽nr切上げ  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲Cog.窓埋め調整へ ⇒+nr.調整 ⇒▽QURD ⇒▽nr.高値圏
【 SOX指数 】
5,708.28 +42.29 (+0.75%) ⇒▲Cog.調整へ ⇒▽反発.窓埋め ⇒◇nr.様子見 ⇒+nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
15.78 -0.16 (-1.00%) ⇒▽BigUp ⇒▲反落下げ ⇒▲切下げ ⇒▲nr切下げ
⇒-1.00P (15台)
⇒-5.18P (15台)
⇒-5.51P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ続伸し192ドル高 消費関連株に買い、ナスダックは連日最高値 
▽切上げ
ダウ工業株30種平均は続伸
・同日発表の米経済指標や、デルタ航空の四半期決算などが米景気の底堅さを示したと受け止められた。ハイテク株に出遅れ気味だった消費関連株や景気敏感株などが物色され、指数を押し上げた。

▽nr.高値圏
ナスダック総合株価指数は3日続伸
・アナリストが投資判断を引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が上昇。
・テスラ(TSLA)はサンフランシスコやアリゾナでのロボタクシーサービス拡大計画が好感され、上昇。

NYダウは192ドル高、一部航空会社決算やFRB理事のハト派発言が支援

・ブラジルからの輸入品への50%関税発表などを受けトランプ関税策への懸念が存続したほか、週次失業保険申請件数の予想外の減少で早期利下げ期待が後退し、寄り付き後、まちまち。



・その後、ダウは航空会社デルタの好決算を好感した買いに上昇に転じた。
・ナスダックは長期金利の上昇を警戒し上値が抑制されたが、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事のハト派発言を受け買いに転じ、連日で史上最高値を更新し、終了。
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1.
・朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が22万7000件と前週から減り、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(23万5000件)を下回った。6月上旬に25万件まで高まった後、減少している。前週発表の6月の米雇用統計も想定以上に好調な内容で、足元で労働市場の減速への懸念が薄れている。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、デルタ航空が10日に発表した2025年4〜6月期決算で売上高などが市場予想を上回り、公表を再開した25年12月期通期見通しは中央値が市場予想以上だった。トランプ減税の恒久化を含む減税・歳出法が成立したうえ、関税政策への過度な警戒が薄れ、旅行需要が回復しているという。デルタ航空に加えてユナイテッド航空ホールディングスやアメリカン航空グループなども大幅高となった。

・関税が米物価上昇や景気減速を招き、企業収益を圧迫するとの警戒は根強い。トランプ米大統領は9日夕にブラジルに対する相互関税を50%にすると明らかにした。銅・銅製品への50%の関税を8月1日に発動する方針も示した。

・一方、「関税率は最終的には許容される水準に落ち着くだろう」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との見方があり、市場参加者はトランプ政権と貿易相手国・地域との交渉次第で相互関税に低下余地があるとみている。米経済への影響が大きい銅関税についても引き下げの可能性が意識されているもようだ。数日以内に米政府と欧州連合(EU)が貿易協定で合意する可能性が伝わるなど交渉進展への期待も強い。

・ダウ平均ではアメリカン・エキスプレスやマクドナルドが買われた。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェース、キャタピラーも高い。エヌビディアも連日で上場来高値を更新し、時価総額が同日終値時点で4兆ドルを上回った。半面、セールスフォースやウォルマート、ユナイテッドヘルス・グループなどが売られた。

2.
・運輸、自動車・自動車部品が上昇。
・電気通信サービスが下落。

・アメリカン・エキスプレスやマクドナルドが買われた。
・ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェース、キャタピラーも高い。
・エヌビディアも連日で上場来高値を更新。
・航空会社のデルタ(DAL)は第2四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、貿易協議や大型減税策成立で消費者の懸念が緩和し旅行需要が回復しつつあると撤回していた通期利益見通しを改めて示したことが好感され、上昇。
・ユナイテッド(UAL)や旅行関連でクルーズ船運営のノルウェージャン・クルーズ(NCLH)などもそれぞれ需要回復期待に買われた。

・セールスフォースやウォルマート、ユナイテッドヘルス・グループなどが売られた。

3.
・アナリストが投資判断を引き上げたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が上昇。
・テスラ(TSLA)はサンフランシスコやアリゾナでのロボタクシーサービス拡大計画が好感され、上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◆ TSM 229.76 -0.90%
◇ エヌビディア 164.1 0.75%
◇ ASML 802.09 0.28%
◇ インテル 23.82 1.62%
◆ QCOM クアルコム 159.09 -0.16%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 198.03 1.35%
☆ AMD 144.16 4.15%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 123.11 0.71%
☆ テラダイン 98.62 6.29%
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◇ TSM 231.84 1.75%
◇ エヌビディア 162.88 1.80%
◇ ASML 799.83 0.72%
◆ インテル 23.44 -0.64%
◆ QCOM クアルコム 159.35 -0.06%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 195.39 0.21%
◇ AMD 138.41 0.43%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.24 -1.75%
◇ テラダイン 92.78 0.61%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 227.86 -0.57%
◇ エヌビディア 160 1.11%
◇ ASML 794.1 1.15%
☆ インテル 23.59 7.23%
◇ QCOM クアルコム 159.45 0.86%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 194.99 2.21%
◇ AMD 137.82 2.24%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 124.42 3.75%
◇ テラダイン 92.22 1.80%
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【米国市況】 ⇒ Bloomberg

【NY外為】 ◆ドルもみあい ◇円もみあい.146円前半
//◆◆◇▽◆//▽◇◆◆ 
・ドル指数は朝方、失業保険申請統計を受けて下げを埋めた。

・円は対ドルで小じっかりとなった。主要10通貨ではスイス・フランが軟調だった。

ドル円相場は 米東部時間 17時 00 分
⇒¥146.27 ¥0.01 +0.01%
⇒¥146.31 -¥0.27 -0.18%
⇒¥146.55 ¥0.50 +0.34%

7.10
スコシアバンクのショーン・オズボーン、エリック・セオレ両氏
「円には貿易摩擦による圧力がかかっている」と指摘。「貿易動向は日銀にとって重要な判断材料だ。不確実性を一因に、日銀は政策引き締めを中断せざるを得ないでいる」と。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの市場戦略グローバル責任者ウィン・シン氏
「米国の労働市場はなお持ちこたえている」と指摘。「市場は静観しているが、『解放の日』のようなメルトダウン再来に向かって突き進んでいるとの感触を私は得ている」と。

ゴールドマン・サックス・グループのアナリスト
米ドルがここ数週間、落ち着いた値動きを見せているものの、再び「リスク資産的」な通貨として取引される可能性があると指摘。

【米国株】
▽反発
//◇◇◇▽_//▲◆▽▽

・米株式相場は続伸。
 ・トレーダーは企業の業績見通しを吟味しながら、比較的落ち着いた1日を過ごした。S&P500種株価指数は過去最高値で引けた。

 ・この日はデルタ航空が明るい需要見通しを示し、航空株が上昇した。
 ・テスラをはじめ大型ハイテク株に買いが入った。
7.10
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEO
市場にはトランプ大統領が計画する関税への警戒感が欠けているとの考えを示した。ダイモン氏はアイルランドのダブリンで開かれた同国のハリス副首相とのイベントで、欧州連合(EU)と米国との間で合意に達することが重要だとし、関税の枠組みを「まとめる必要がある」と述べた。

ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」のトム・エッセイ氏
「8月1日までに関税の状況が明確になるチャンスはゼロだ。それが7月の利下げを不可能にしている」と指摘。「関税政策が次々と先送りされる現実は、9月利下げのチャンスを低下させ、高金利の長期化につながり得ると同時に、景気減速の可能性を高める」と。

モルガン・スタンレーのウェルス・マネジメント・マーケット調査・戦略チームを率いるダニエル・スケリー氏
「今後数週間、ホワイトハウスからの発表に事欠かないと思われるが、8月1日が関税問題の終わりになるとは考えにくい」と話す。「主要株価指数が年内はレンジ取引を続けるとみられ、銘柄選別の巧拙がより重要になるような環境を予想している」と。
近く到来する決算シーズンに向けて、利益とキャッシュフローに上方向のサプライズが期待できる銘柄に注目しつつ、米国外の株式やコモディティー、エネルギーインフラ、ヘッジファンドへの分散も検討するのが望ましいとスケリー氏は指摘。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル氏
「貿易交渉の継続に伴い、関税に関する状況はより明確になるはずだ」と話す。「過去の例でみると、政策面での不確実性低下は株式への追い風となる。米国の通商政策は今年下期、安定性を増す方向に動くと考えている」と。

【米国債】
◆下落
//▽◆▲▲_//▲◆▽◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・米国債市場は総じて軟調。30年債は一時買われる場面があったが、前日とほぼ同水準で引けた。この日の30年債入札では強い需要が見られた。

・米10年債利回り
⇒4.35% 1.6 +0.36%
⇒4.33% -6.7 -1.53%
⇒4.40% 2.4 +0.54%
  
・米30年債利回り
⇒4.87% 0.0 +0.00%
⇒4.87% -5.7 -1.16%
⇒4.93% 1.1 +0.23%
  
7.10
JPモルガン・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プリヤ・ミスラ氏
「米財政軌道について懸念する声が多いが、10年債と30年債の入札は問題なく通過し、市場では入札前の大幅なコンセッション(事前調整)もなかった」と。

ミシュラー・ファイナンシャル・グループのマネジングディレクター、トム・ディガロマ氏
「今週は長期債に関して投資家の前向きな姿勢が見られた」と指摘。「とりわけ30年債利回りが5%に近い時に、長期債の購入に尻込みする投資家はいない」と。

【原油】
▲下落
//◆◇▽◆_//▽◇◇▲ 
・原油先物相場は反落。--石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが供給拡大を休止する可能性が報じられたが、需要減退の兆しと解釈され、売りが優勢になった。易戦争の悪化も売り材料。

⇒WTI先物8月限は、前日比1.81ドル(▲2.6%)下落し、1バレル=66.57ドル。
⇒WTI先物8月限は、前日比5セント(◇0.1%)上昇し、1バレル=68.38ドル。
⇒WTI先物8月限は、前日比40セント(◇0.6%)上昇し、1バレル=68.33ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は▲2.2%安の68.64ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は◇4セント高の70.19ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は◇0.8%高の70.15ドル。

7.10
サクソバンクの商品戦略責任者、オレ・ハンセン氏
OPECプラスの協議について、「市場がこれ以上、原油の供給増に対応できない」兆候と解釈された可能性が高いと指摘。需要のピーク期が過ぎると「供給過剰になるリスクがある」と。

【NY金】
◇続伸
//◇▽◇◆_//◆◆◇◇
・金相場は続伸。--トランプ大統領が前日に発表した新たな関税措置を受け、長期的な影響に関する不透明感の高まりから安全資産としての金需要が高まった。

⇒金先物8月限は4.70ドル(◇0.1%)高の3325.70ドル。
⇒金先物8月限は4.10ドル(◇0.1%)高の3321ドル。
⇒金先物8月限は25.90ドル(◆0.8%)安の3316.90ドル。

>>7.8
MKS・PAMPの金属戦略責任者、ニッキー・シールズ氏
「貴金属を含む商品市場に圧力をかけているのは為替市場と債券市場だ」と指摘。

INGグループのストラテジスト、エワ・マンティー氏
「経済環境の不確実性が依然として続く中、ドルから他の資産への分散を目指す動きから、中銀は金保有を引き続き増やす可能性が高い」と。

【欧州株】 財政懸念から独10年債利回り2.71%-FTSE100最高値 ⇒

7.7
英FTSETM100指数 8,806.53 -16.38 -0.19%
独DAX指数 24,073.67 +286.22 +1.20%
仏CAC指数 7,723.47 +27.20 +0.35%
--------------------------------------------------------------
7.8
英FTSETM100指数 8,854.18 +47.65 +0.54%
独DAX指数 24,206.91 +133.24 +0.55%
仏CAC指数 7,766.71 +43.24 +0.56%
--------------------------------------------------------------
7.9
英FTSETM100指数 8,867.02 +12.84 +0.15%
独DAX指数 24,549.56 +342.65 +1.42%
仏CAC指数 7,878.46 +111.75 +1.44%
--------------------------------------------------------------
7.10
英FTSETM100指数 8,975.66 +108.64 +1.23%
独DAX指数 24,456.81 -92.75 -0.38%
仏CAC指数 7,902.25 +23.79 +0.30%
--------------------------------------------------------------

⇒▲nr.調整 ⇒▽QUAD反発 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▽wrクアトロ.高値圏
⇒▽逆立 ⇒▽nr.高値圏 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▲押さえ調整.高値圏 ⇒▽nr反発 ⇒▽トリプル.50MA突破 ⇒▽High.高値圏 ⇒+▼nr.高値圏

▽上昇
//▲▲◇◇▲//▽◇▽◇
・欧州株は4営業日連続で上昇。
・ストックス欧州600指数は0.5%上昇。
・鉱業株で構成されるストックス600基礎資源指数は3.2%高で、全業種で最大の上げとなった。
・中国政府が産業の過剰生産能力の削減に改めて取り組むとの期待が高まり、鉄鉱石価格が上昇したことが追い風。
・投資家が米国の貿易交渉に対して楽観的な見方を強めていることを背景に、今週の欧州株は上昇基調にある。投資家はこれまで上昇していた金融株などから資金を移し、景気循環株やリスクの高い戦略へのシフトを進めている。

【欧州債】
◆下落
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・10日の欧州債券市場は、ドイツ国債と英国債で動きが分かれた。
・ドイツ債は財政懸念が依然として根強く、長期債が割安となった。ドイツ10年債は4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、2.71%。
・英10年債は2bp下落し4.6%。


・独国債10年物
⇒2.71% +0.03
⇒2.67% -0.01
⇒2.69% +0.04
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・英国債10年物
⇒4.60% -0.02
⇒4.61% -0.02
⇒4.63% +0.05
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