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2025年4月16日水曜日

◇ドルもみあい 円もみあい.143円台 原油.▲nr切下げ.61ドル 令和7.4.16.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. ボーイング機追加納入の停止指示
中国は国内の航空会社に対し、米ボーイングの航空機の追加納入を一切受けないよう指示したと、関係者が明かした。~米国が中国製品に課した最大145%の関税への報復だという。中国政府は、米企業からの航空機関連の機器や部品の購入も停止するよう求めた。~関税の導入により、米国製の航空機や部品のコストは2倍以上になるため、中国の航空会社がボーイングの航空機を受け入れることは、非現実的になる。~一方、トランプ米大統領は、激化する米中貿易摩擦の解決に向けた交渉を開始するためには、中国側からの接触が必要だとし、「ボールは中国の側にある」と述べた。

②. 米銀決算
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の1-3月は、株式トレーディング収入が四半期として最高となった。不安定な市場の恩恵を受けた。~主要な収入源である純金利収入は市場予想を上回る伸びとなった。シティグループの1-3月は、トレーディング部門の収入が予想を上回った。~またジェーン・フレーザーCEOが注力する富裕層向け部門の収入は過去最高を記録。リテール事業も良好で、主要な収益目標の達成に一歩近づいた。

③. 米・EU交渉進展なく
欧州連合(EU)は今週、米国と貿易交渉を行ったが、意見の相違を埋められず、ほとんど進展は得られなかった。~シェフチョビッチ欧州委員(通商担当)は14日、ワシントンで約2時間にわたり、ラトニック商務長官とグリア通商代表部(USTR)代表と会談したが、米国の狙いを見極めるのに苦慮したと、協議の内容に詳しい関係者が明らかにした。~90日間の一時停止となっている20%の対EU上乗せ関税や、自動車や鉄鋼・アルミニウムなどセクター別関税について、完全に撤廃されることはないと米国側は示唆したという。

④. フジ株主総会で提案へ
物言う株主(アクティビスト)の米ダルトン・インベストメンツは、フジ・メディア・ホールディングスが6月下旬に開催予定の定時株主総会に向け、12人の取締役候補を提案する方針を明らかにした。~ブルームバーグが入手した資料によると、SBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長やジャパンディスプレイ(JDI)の元社長の菊岡稔氏などを候補に挙げる。ダルトンからは共同創業者のジェイミー・ローゼンワルド氏を含む2人を提案する。~資料の中でダルトンは、フジHDの課題を指摘。ガバナンス改革のほか、不動産事業の切り離しや政策保有株の解消などが必要だとした。

⑤. ホンダはカナダから生産移管検討せず
カナダのカーニー首相は国内での生産継続を条件に、米国製の乗用車やトラックを輸入する際の関税を免除すると発表した。~一方、主力車種の生産をメキシコとカナダから米国に移管する検討に入ったと報じられたホンダは、カナダから生産を移管する計画はないと表明。広報担当者は電子メールで「予見可能な将来において、工場はフル稼働で操業を続け、現時点で変更は検討されていない」とコメントした。~同社のカナダ法人トップは15日、同国のアナンド産業相と会談する予定。カーニー首相は記者会見で、「カナダで生産、雇用、投資を続ける限り、われわれの報復関税は適用されない」と述べた。
16日 【日本株】
日経平均 33,920.40 -347.14 -1.01%
TOPIX 2,498.03 -15.32 -0.61%
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日経平均 ⇒+▼nrもみあい.様子見 ⇒+▼nrもみあい.様子見 ⇒▲切下げ.窓埋め調整
TOPIX ⇒+▼nrもみあい.様子見 ⇒+▼nrもみあい.様子見 ⇒▲切下げ.窓埋め調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 35.20 +0.75 +2.18% ⇒▽反発 ( 35台 )
日経平均VI 34.45 -4.46 -11.46% ⇒▲nr下げ大 ( 34台 )
日経平均VI 38.91 -5.45 -12.29% ⇒▲BigDn ( 38台 )
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16日、超長期金利が急低下、補正見送りと米関税不透明-株下落

16日、東京株式相場は下落。日経平均の下げ幅は午後に一時600円を超えた。
・米エヌビディアに対する対中規制強化による業績への影響が懸念され、人工知能(AI)関連株が下落して全体の足を引っ張った。
・金利低下を受けて銀行株の下げも目立った。
・エヌビディアに製品を提供しているアドバンテストが一時7.8%安、ディスコやルネサスエレクトロニクス、ソシオネクスト、SUMCOも日経平均の値下がり率上位に入った。
・オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが発表した1-3月(第1四半期)の受注が市場予想を下回ったことを受けて、こうした銘柄は午後に下げを拡大する場面があった。

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アシンメトリック・アドバイザーズの日本株式ストラテジスト、アミール・アンバーザデ氏 
エヌビディアはAI分野の先行指標だとして、半導体「H20」製品に米政府が対中輸出許可が必要になるというニュースの悪影響が「まだ市場に十分に理解されていないだろう」と。
「半導体製造装置の輸出規制はさらに厳しくなることが予想できる」と。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト 
開始予定の日本と米国の関税交渉への懸念も全体的なセンチメントに重くのしかかっていると。
「為替が議題に上がるだろうという思惑がある。為替が円高気味で動いており、それが日本株にとって上値を抑えるところになっている」と。

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日経平均は3日ぶりに反落、半導体株売りで後場一段安の場面も

・米国株が下落したことで、東京市場はやや売り優勢で取引を開始。

・日経平均は前日終値水準でスタートした後は、為替が1ドル142円台半ばまで円高が進行したことで34000円水準まで下落。

・売り一巡後はこう着感が強まったものの、14時過ぎに伝わったオランダ半導体製造大手ASMLホールディングスの決算内容がネガティブ視されて半導体株が一段安の展開に。
・値がさ株が下げたことで日経平均は下げ幅を広げ、一時33600円台まで下落。
・大引けの日経平均は前日比347.14円安(-1.01%)の33920.40円。

・空運、建設、水産・農林、倉庫・運輸、不動産などが上昇。
・海運、非鉄金属、銀行、精密機器、繊維製品などが下落。

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【個別銘柄】ホンダ、大阪チタ、アドバンテス など 


▲ホンダ 1356.5 -10.5反落。
米国による自動車関税発動を受けて、主力車種の生産をカナダとメキシコから米国に移管する検討に入ったと伝わっている。2-3年かけて米国で最大3割増産し、米国の販売台数の9割を現地生産で賄えるようにするようだ。
追加関税の影響は大幅に減少するものの、生産コストは増加することになり、トランプ大統領の関税政策の先行きにも不透明感が強い状況下、ポジティブ反応は限定的にもなっている。

▲大阪チタ 1497 -130大幅続落。
中国政府は航空会社に米企業の航空機や部品の購入停止を要請と伝わった。トランプ政権が中国に課した高関税への報復との見方が強い。ボーイングの1-3月期の中国納入機数は18機で全世界の13.8%を占める。
これまでも中国が世界最大の市場となると予測しており、影響が長期化した際の懸念が強まる形に。同社に関しても、スポンジチタンの輸出の5割がボーイング向けとみられ、影響波及が警戒された。

▲アドバンテス 5423 -380大幅続落。
米エヌビディアでは、中国向けに設計したAI半導体「H20」が米政府による輸出規制の対象になったと発表している。つれて、2--4月期に最大55億ドルの費用を計上するもよう。
これを受けて、エヌビディアは時間外取引で6%超の下落となっている。今後も対中半導体規制の流れは強まるとの見方もあって、同社やディスコなど国内半導体大手にも本日は売りが先行する展開に。

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4.16 動いた株・出来た株
◇GMOインターネット<4784> 2394 +378 ⇒ 新規材料ないが値幅取り狙った短期資金の売買中心か。
◇東宝<9602> 7888 +252 ⇒ 決算説明会受けて見直しの動きへ。
◇清水建設<1803> 1365.5 +32.5 ⇒ 内需株への資金シフトか建設株堅調推移。
◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1540 -87 ⇒ 中国政府が米航空機購入停止要請と。
◆東邦チタニウム<5727> 927 -41 ⇒ 大阪チタと同様に中国の米航空機輸入停止要請を材料視。
◆アドバンテスト<6857> 5496 -307 ⇒ エヌビディアが輸出規制嫌気で時間外下落。
◆キオクシアHD<285A> 1848 -96 ⇒ 半導体株安から見切り売り再度強まる。
◆SUMCO<3436> 876.3 -34.1 ⇒ 半導体関連株が幅広く売られる展開で。
◆ソシオネクスト<6526> 1464 -58 ⇒ 他の半導体関連同様に売り圧力強まる。
//▲▽▲▽▲◆//◇◆◇ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
//▲▽▲▽◇▽//◆◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆▲▽◆◇//_◇◆ 原油 61ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円もみあい.143円台 原油.▲nr切下げ.61ドル  
4.16
米ドル/円 143.22 - 143.27
ユーロ/円 161.60 - 161.69
ユーロ/米ドル 1.1283 - 1.1286
英ポンド/円 189.37 - 189.56
豪ドル/円 90.82 - 90.88
スイスフラン/円 173.94 - 174.06
原油(WTIC原油先物) 61.48 -0.05 (-0.08%) ⇒▽はらみ ⇒+▼nrもみあい ⇒▲nr切下げ

◆ドルもみあい 円高維持.143円台 原油.+▼nrもみあい.61ドル台  
4.15
米ドル/円 143.11 - 143.16
ユーロ/円 162.42 - 162.46
ユーロ/米ドル 1.1348 - 1.1351
英ポンド/円 188.65 - 188.73
豪ドル/円 90.44 - 90.49
スイスフラン/円 175.60 - 175.74
原油(WTIC原油先物) 61.56 +0.05 (+0.07%) ⇒◆かぶせ調整 ⇒▽はらみ ⇒+▼nrもみあい

◇ドルもみあい  円もみあい.143円半ば 原油.▽はらみ.61ドル 
4.14
米ドル/円 143.51 - 143.61
ユーロ/円 162.99 - 163.06
ユーロ/米ドル 1.1360 - 1.1370
英ポンド/円 188.51 - 188.61
豪ドル/円 90.78 - 90.80
スイスフラン/円 175.88 - 176.00
原油(WTIC原油先物) 61.50 +1.43 (+2.38%) ⇒▽Cog.吞込み.超 ⇒◆かぶせ調整 ⇒▽はらみ

StockCharts ⇒  

4.11
NYダウ   40,212.71 +619.05 +1.56%
S&P500   5,363.36 +95.31 +1.80%
NASDAQ 16,724.45 +337.14 +2.06%
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4.14
NYダウ   40,524.79 +312.08 +0.78%
S&P500   5,405.97 +42.61 +0.79%
NASDAQ 16,831.48 +107.02 +0.64%
--------------------------------------------------------------
4.15
NYダウ   40,368.96 -155.83 -0.38%
S&P500   5,396.63 -9.34 -0.17%
NASDAQ 16,823.16 -8.31 -0.05%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽吞込み.様子見 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲nr吞込み.調整  
S&P500(SPX) ⇒▽吞込み.様子見 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲nr切下げ.調整 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽吞込み.様子見 ⇒+▼陰.test20MA ⇒▲nr切下げ.調整
【 SOX指数 】
4,021.89 +18.67 (+0.47%) ⇒▽切り込み ⇒+▼陰.Sup10MA ⇒+はらみ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
30.12 -0.77 (-2.49%) ⇒▲かぶせ下げ ⇒▲逆立 ⇒▲nr下げ
⇒-2.49P (30台)
⇒-17.76P (30台)
⇒-7.76P (37台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反落し155ドル安 関税巡る不透明感が重荷 ナスダックは小反落 
▲nr吞込み.調整
ダウ工業株30種平均は反発
・米政権の関税政策の内容を見極めたい雰囲気から売りが優勢となった。ダウ平均は前日までの2営業日で900ドルあまり上昇した後で、持ち高調整の売りも出やすかった。一方、市場予想を上回る四半期決算を発表した米銀行の株高が市場心理の支えとなり、下値を抑えた。

▲nr切下げ.調整
ナスダック総合株価指数は続伸
・アルファベットやメタプラットフォームズが下げた。
・動画配信のネットフリックス(NFLX)は決算を控えた買いや2030年までに収益倍増させる強い目標設定に期待感が広がり、上昇。

NYダウは155ドル安、中国との対立深刻化が重し

・主要銀行決算を好感した買いに寄り付き後、上昇。

・その後、政府報道官がトランプ大統領の見解として、中国には取引する必要性があるが、我々にはないと強気の姿勢を表明したため、米中貿易摩擦の悪化、長期化する可能性が警戒され、下落に転じた。

・終盤にかけ、下げ幅を拡大し終了。
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1.
・個別ではボーイングが2.3%安となった。中国が同国の航空会社に対してボーイング機の追加納入を受け入れないように命じたと米ブルームバーグ通信が15日に伝えたことが売り材料と受け止められた。米政権による追加関税への報復措置として、中国政府は米企業からの航空機関連の機器や部品の購入も停止するよう求めたという。

・米商務省は14日、半導体と医薬品の関税導入に向けた調査を始めたと明らかにし、関税政策を巡る不透明感が根強いことが相場の重荷となった。市場では、「関税政策や経済への影響、米企業の収益見通しなどの不確実性が残る限り、相場は大きく上昇しづらい状態が続くだろう」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。

・ダウ平均は一時、260ドルあまり上昇した。構成銘柄ではないが、バンク・オブ・アメリカが3.5%高、シティグループが1.7%高で終えた。15日朝発表した2025年1〜3月期決算で収益指標や1株利益がいずれも市場予想を上回った。経済の不確実性が高いなかでも経営陣が前向きな姿勢をみせたことも好感され、投資家心理の支えとなった。この日まで出そろった米金融大手6社の決算が軒並み市場予想を上回る内容となったことから、ダウ平均の構成銘柄ではゴールドマン・サックスが買われた。

・米政権は前週に一部の国・地域を対象に相互関税を90日間停止した後、電子関連製品を相互関税の対象から除外した。14日には自動車関税を巡る救済措置を検討しているとも伝わった。貿易相手との交渉が進むとの期待もあり、相場の下値は堅かった。「恐怖指数」とも呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は15日、8営業日ぶりの低水準となる場面があった。

・15日発表の3月の米輸入物価指数は前月比0.1%下落し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(横ばい)を下回った。4月のニューヨーク連銀製造業景況指数はマイナス8.1と市場予想(マイナス12.4)ほど悪化しなかった。インフレや景気に対する過度な懸念が和らいだことも相場の追い風となった。


2.
・不動産管理・開発や銀行が上昇。
・小売が下落。


・ゴールドマン・サックスが買われた。
・エヌビディアやアメリカン・エキスプレス、IBMが上昇。
・半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
・銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は第1四半期決算で純金利収入が予想を上回ったほか、株式トレーディング収入も前年同期比17%増となり、1株当たり利益が予想を上回り、上昇。
・航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後に四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で買われている。


・キャタピラーやアマゾン・ドット・コム、シャーウィン・ウィリアムズが売られた。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は中国が国内航空会社に同社の航空機受け取り停止を指示したとの報道で、警戒感が広がり、下落。


3.
・アルファベットやメタプラットフォームズが下げた。
・半導体のエヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
・動画配信のネットフリックス(NFLX)は決算を控えた買いや2030年までに収益倍増させる強い目標設定に期待感が広がり、上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 157.33 0.96%
◇ エヌビディア 112.2 1.35%
◇ ASML 683.16 1.53%
◆ インテル 19.85 -2.26%
◆ QCOM クアルコム 138.6 -0.42%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 145.45 0.64%
◇ AMD 95.29 0.84%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 71.04 0.03%
◇ テラダイン 74.06 0.27%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 155.84 -0.79%
◆ エヌビディア 110.71 -0.20%
◇ ASML 672.87 0.61%
☆ インテル 20.31 2.89%
◆ QCOM クアルコム 139.19 -0.04%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 144.53 -0.28%
◇ AMD 94.5 1.18%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 71.02 2.11%
◇ テラダイン 73.86 0.29%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 157.08 3.94%
☆ エヌビディア 110.93 3.12%
☆ ASML 668.81 2.97%
◆ インテル 19.74 -0.70%
☆ QCOM クアルコム 139.25 3.61%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 144.94 4.85%
☆ AMD 93.4 5.30%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 69.55 -0.71%
◇ テラダイン 73.65 1.88%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい.143円台
//▽▲▽▲◆//◆ 
・ドル指数が6営業日ぶりに上昇。--この日発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数は2カ月連続で縮小圏だったものの、市場予想以上の改善を示した。
・円は対ドルで、ニューヨーク市場の前日終値を挟んだ推移となり、小幅安。朝方に142円60銭まで買われ、その後143円20銭台に下げるなど、方向感に乏しい展開だった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 52 分
⇒¥143.24 ¥0.18 +0.13%
⇒¥143.09 -¥0.45 -0.31%
⇒¥143.62 -¥0.83 -0.57%

4.15
BofAが実施したファンドマネジャー調査
ドル軟調予想が2006年5月以来の高水準となった。向こう1年でドルが下落すると見込む回答者の割合は約61%に達した。

クレディ・アグリコルのストラテジスト、バレンティン・マリノフ氏
「ポンドがきょう相対的にアウトパフォームしている理由の一つは、米英貿易協定の可能性が大いにあるとしたバンス米副大統領の発言のようだ」と。
「英メディアの大半でこれがメインの記事となっており、ユーロなど他の通貨と比べたポンドの優位性を浮き彫りにしている」と。

【米国株】
◆反落
//◆▲▽▲◇//◇◆ 

・15日の米株式相場は小反落。
・トランプ米大統領が仕掛ける関税戦争には沈静化の兆しがほとんど見られず、相場が前日まで2営業日続伸していたこともあり、過大なリスクを取りたくないとのムードが強かった。
・この日発表された米銀大手の決算は、株式トレーディングの好調および、消費者と企業がなお健全さを保っていることを示唆した。しかし、株式相場は取引終盤にかけて軟調な展開となった。

・中国は国内の航空会社に対し、米ボーイングの航空機の追加納入を一切受けないよう指示した。米国が中国製品に課した最大145%の関税への報復だとして、事情に詳しい関係者が明らかにした。

4.15
チャールズ・シュワブのシニア投資ストラテジスト、ケビン・ゴードン氏
「貿易戦争が米国の輸出業者にも打撃を及ぼしている事実を示す」と。
輸出は米国内総生産(GDP)の11%を占めると説明し、「米国が課した関税措置に伴い外需が弱まれば、米国の経済成長も押し下げられる」と。
また、欧州連合(EU)は今週、米国と貿易交渉を行ったが、意見の相違を埋められず、ほとんど進展は得られなかったと。

アメリプライズのアンソニー・サグリンビーン氏
「関税を巡る動向が最終的に経済と企業利益にどのような影響を及ぼすかについて、性急な思い込みを避けるよう投資家に助言する。中期的に起き得るさまざまな結果に備えることを勧める」と。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)が毎月実施しているファンドマネジャー
経済見通しに対する投資家のセンチメントが過去30年で最も悲観的になっていることが分かった。ただ、そうした見方は資産配分にまだ十分には反映されていないため、米国株の一段安につながる可能性がある。
マイケル・ハートネット氏ら同行ストラテジストはリポートで、「ファンドマネジャーはマクロ経済に対して極端に弱気だが、市場に対してはそこまでではない」と。

【米国債】
▽上昇
//▲▲▲▲▲//▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・米国債市場への補完的レバレッジ比率(SLR)規制の緩和を検討しているという米当局者の発言が好感された。実現すれば、銀行の取引コストは低下する可能性がある。

・米10年債利回り
⇒4.33% -4.3 -0.98%
⇒4.38% -10.8 -2.40%
⇒4.50% 7.1 +1.59%
  
  
>>4.14
ミシュラー・フィナンシャル・グループのマネジングディレクター、トム・ディガロマ氏
相場は「確かに落ち着いている」とした上で、「ホワイトハウスから何か新しい情報を聞くまでは」そうした状況が続く可能性が高いと。

ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏
「恐らく過去1週間に米国債売りを余儀なくされたことが買いの機会を生んだ」と分析。「そうした売りが全て終わったかは」定かでないとし、「現段階では様子見を続ける」と述べた。

【原油】
◆小幅安
//◆▲▽▲◇//◇◆ 
・原油先物は小幅安。
・恒常的な供給過剰が続くとの見方が強まり、売りが優勢になった。貿易戦争における米国の最新の動きにも注目が集まった。

・国際エネルギー機関(IEA)は今年の石油需要予測を下方修正し、供給過剰は2026年まで続くと予測した。

⇒WTI先物5月限は、20セント(◆0.3%)安い1バレル=61.33ドル。
⇒WTI先物5月限は、3セント(◇0.1%)高い1バレル=61.53ドル。
⇒WTI先物5月限は、前日比1.43ドル(◇2.4%)高い1バレル=61.50ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント6月限は◆0.3%安の64.67ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント6月限は◇12セント上げて64.88ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント6月限は◇2.3%上げて64.76ドル。


4.15
キム・フュスティエ氏を含むHSBCホールディングスのアナリスト
「2025年の石油市場の余剰は拡大している」と。
「需要の低迷に、OPECプラスによる生産増加の加速が組み合わさり、数カ月前の予測よりも2025年の余剰が大きくなることが示唆されている」と。

【NY金】
◇反発
//▽◆◇▲▲//◆◇
・トランプ政権が貿易戦争の拡大につながり得る調査を進める中、買いが優勢となった。前日の取引時間中に付けた最高値に近づく場面もあった。

・商務省は14日、関税賦課の前段階として、半導体および医薬品の輸入が国家安全保障に及ぼす影響に関する調査を開始したと発表した。
・世界最大の金塊市場である中国での強い需要が支援材料となる可能性もある。貿易戦争が激化するにつれ、投機的な取引が急増し、現地のETFへの資金流入も増加している。


⇒金先物6月限は14.10ドル(◇0.4%)高い3240.40ドル。
⇒金先物6月限は18.30ドル(◆0.6%)安い3226.30ドル。
⇒金先物6月限は67.10ドル(◇2.1%)高い3244.60ドル。

4.15
グローバル・エックスETFのアナリスト、ジャスティン・リン氏
「人民元の切り下げやマクロ経済の変動、脱ドル化の議論の高まりは、中国における金需要の典型的で強力な推進要因だ」と。
世界的に見ると、「さらなる上昇には、連邦準備制度理事会(FRB)のハト派への方針転換あるいは米経済の大幅な減速の明確な兆候が必要になるだろう」と。

【欧州株】

4.11
英FTSETM100指数 7,964.18 +50.93 +0.64%
独DAX指数 20,374.10 -188.63 -0.92%
仏CAC指数 7,104.80 -21.22 -0.30%
--------------------------------------------------------------
4.14
英FTSETM100指数 8,134.34 +170.16 +2.14%
独DAX指数 20,954.83 +580.73 +2.85%
仏CAC指数 7,273.12 +168.32 +2.37%
--------------------------------------------------------------
4.15
英FTSETM100指数 8,249.12 +114.78 +1.41%
独DAX指数 21,253.70 +298.87 +1.43%
仏CAC指数 7,335.40 +62.28 +0.86%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nr切上げ ⇒▽wr切上げ.+Cog ⇒▽切上げ.Sup10MA
⇒▲切下げ.窓埋め調整へ ⇒▽nr.10MAもみあい ⇒▽切上げ.Sup10MA
⇒▲切下げ.窓埋め調整へ ⇒▽nr.+test10MA ⇒▽切上げ.Sup10MA   

▽上昇
//▲▽▲◇◆//▽▽
・15日の欧州株は上昇。--
・大手米銀の良好な決算を好感し、銀行株が買いを集めた。
・米関税一時停止への期待から、自動車関連株も高い。
・ストックス欧州600指数は1.6%高。


【欧州債】
◆下落
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・欧州債はリスク回避の緩和に伴い下落したが、下げ幅を縮小。
・米国は欧州からの輸入品に対する関税措置を維持する可能性が高いとの見方が広がった。
・英国債は上昇。--同国の雇用統計は強弱が混在した内容で、イングランド銀行(英中央銀行)の利下げ見通しが強まった。


・独国債10年物
⇒2.53% +0.02
⇒2.51% -0.06
⇒2.57% -0.01
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・英国債10年物
⇒4.65% -0.01
⇒4.66% -0.09
⇒4.75% +0.11
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