*かぶとうし塾


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2025年4月30日水曜日

◇ドルもみあい 円もみあい.142円前半 原油.▲wr.Low.60ドル台 令和7.4.30.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. トランプ氏が自動車関税軽減
トランプ米大統領は自動車と自動車部品を含む関税重複の累積的な影響を避けるための措置に署名した。ホワイトハウスがソーシャルメディア「X(旧ツイッター)」に投稿した。~ この措置により、外国製自動車に対する関税の「スタッキング(重複)」が解消され、米国で製造される自動車に使用される外国製部品への課税も軽減される。米商務省の高官によると、米国内で完成車を生産・販売する自動車メーカーは、車両価値の最大3.75%に相当する控除を申請できるようになる。~またベッセント米財務長官は、日本が米国との貿易交渉で参議院選挙前の合意を望んでいるとの見方を示した。

②. アマゾンが関税費用表示を否定
米アマゾン・ドット・コムはサイト上で関税費用を表示する計画はないと表明した。同社が間もなく関税費用を表示し始めるとの報道を受けて、トランプ政権はアマゾンの行動を「敵対的だ」と非難していた。~ アマゾンは、超低価格ストアのチームが輸入費用表示を検討したことは認めたが、本体のアマゾン・サイトで検討されたことは一度もなく、実施されていないと説明した。~トランプ政権が小口輸入への免税措置を中国・香港に適用しないと発表したことで、アマゾンなどは多くの商品で120%の関税に直面する。

③. ゴールドマンCEO
ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、足元では将来への不確実性により投資銀行業界全体で活動が鈍化しているが、合併・買収(M&A)と新規株式公開(IPO)は満足できる水準で落ち着くだろうとの見方を示した。~「不確実性が現時点からさらに高まれば、現状程度の資本活動が見られなくなる。だが、状況は落ち着くだろう」とブルームバーグテレビジョンとのインタビューで発言。~企業幹部がコスト管理を今年の主要課題に挙げる中で、解雇者数は増加する公算が大きいと予想した。

④. プーチン氏譲らず
ロシアのプーチン大統領は、戦争終結の合意には同国によるウクライナ4州(ドネツク、ルハンシク、ザポリージャ、ヘルソン)の支配が認められる必要があると主張している。~事情に詳しいモスクワの関係者3人が明らかにした。ロシアは同4州を完全に掌握していない。この要求は停戦と恒久的終結を目指すトランプ米大統領にとって打撃であり、交渉進展の停滞に米政権内では不満が高まっている。~モスクワを訪問したウィトコフ米特使は現戦線での停戦案を提示したが、プーチン氏は領土について最大限を要求する姿勢を崩さなかったという。

⑤. 米指標に関税の逆風
4月の米消費者信頼感は約5年ぶりの水準に落ち込んだ。関税を巡って景気と労働市場の先行きに対する悲観的な見方が強まっている。~3月の求人件数は昨年9月以来の低水準。トランプ政権の政策動向がより明確になるまで企業が支出計画を保留する中、労働者の需要が減退していることを示唆している。~3月の財の貿易赤字は過去最大に拡大。これを受けて30日に発表される第1四半期(1-3月)の米国内総生産(GDP)予想を下方修正する動きも出ている。
30日 【日本株】
日経平均 36,045.38 +205.39 +0.57%
TOPIX 2,667.29 +16.68 +0.63%
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日経平均 ⇒▽クアトロ浮上 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽nr.よこばい
TOPIX ⇒▽クアトロ浮上 ⇒▽nr.+test50MA ⇒▽nr.50MA突破
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【日経平均VI】
日経平均VI 27.23 -1.58 -5.48% ⇒▽吞込み ( 27台 )
日経平均VI 28.81 -0.03 -0.10% ⇒▲nrもみあい ( 28台 )
日経平均VI 28.84 -1.22 -4.06% ⇒▲nrもみあい ( 28台 )
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30日、株式が続伸、米自動車関税の負担軽減を好感-円は下落

30日、東京株式相場は小幅続伸。
・トランプ大統領が4月初めに発表した関税による下落分を取り戻し、TOPIXと日経平均は2025年初の月間上昇を記録した。

・最近の急落で割安になった銀行や保険、医薬品株が買われ、電機も上昇。
・半導体子会社の株式上場を前提としたスピンオフ(分離・独立)を検討していることが明らかになったソニーグループがTOPIXの上昇に最も寄与。
・商船三井の業績見通しが市場予想を大きく下回ったため、米関税が海運業界に与える影響が懸念され、TOPIXの業種別指数で海運が下落率1位。
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員  
トランプ政権への警戒感が薄れて4月中盤から薄商いの中での買い戻しが相場を支えたと。
ただ、不透明感は続くためここから上がる説明が難しいとの見方。
月間下落率が大きかった銀行株は、日本銀行の金融政策正常化の方向性が変わるとは考えにくく、金融政策決定会合後に買い戻しの動きが出る可能性があると。

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日経平均は5日続伸、一カ月ぶりに終値で36000円台を回復

・堅調な米国株の動きを背景に、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・足元の上昇ピッチの速さや日米協議などが意識されたほか、指数インパクトが大きいファーストリテ<9983>が前日比2%超下落したことなども影響し日経平均は上値の重い展開となった。

・大引けにかけてじりじりと値を切り上げた結果、終値ベースでは3月28日以来となる36000円台乗せとなった。
・大引けの日経平均は前日比205.39円高(+0.57%)の36045.38円。

・その他製品、サービス、医薬品、銀行、保険などが上昇。
・海運、石油・石炭、輸送用機器、パルプ・紙、陸運などが下落。

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【個別銘柄】ソニーG、OLC、ニコン など 


▽ソニーG 3771 +251大幅反発。
半導体子会社であるソニーセミコンダクタソリューションズの株式上場を前提としたスピンオフを検討と報じられている。年内にも上場する可能性があり、親会社が子会社の一部株式を保有し続けられる「パーシャルスピンオフ」と呼ばれる手法の活用を考えているもようだ。
経営の効率化につながるとみられるほか、再編による企業価値の顕在化が株価の見直し要因につながっていくとの期待も先行。

▲OLC 3033 -112大幅反落。
28日に25年3月期の決算を発表、営業利益は1721億円で前期比4.0%増となったが、26年3月期は1600億円で同7.0%減と想定外の減益ガイダンスに。コンセンサスは1900億円近いレベルであったとみられる。
入園者計画が弱いほか、先行投資負担増が減益要因につながる見通しのようだ。なお、長期経営戦略も発表、こちらは積極的な成長投資や株主還元強化などポジティブな見方も多いもよう。

▲ニコン 1369.5 -140大幅続落。
28日に25年3月期の業績下方修正を発表。営業利益は従来予想の190億円から25億円に引き下げ、コンセンサスは210億円程度であったとみられる。
固定資産の減損、棚卸資産評価損、構造改革費用などの一時費用を142億円計上したことが主因だが、映像事業とデジタルマニュファクチャリング事業の売上高下振れなども織り込んだ。年間配当金も従来計画の55円から前期比横ばいの50円に引き下げ。

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4.30 動いた株・出来た株
◇住友化<4005> 343.7 +16.2 ⇒ 25年3月期業績見込みを上方修正。
◇ソニーグループ<6758> 3700 +180 ⇒ 半導体子会社のスピンオフ検討報道伝わる。
◇TDK<6762> 1530 +70.5 ⇒ 決算発表受けて過度な警戒感後退も。
◇リクルートHD<6098> 7876 +316 ⇒ 新規の材料ないが、過度な米国景気の先行き懸念後退映す。
◆ニコン<7731> 1369.5 -140 ⇒ 一過性費用計上などによる大幅下方修正を発表。
◆オリエンタルランド<4661> 2959 -186 ⇒ 今期の営業減益ガイダンスをマイナス視。
◆日立製作所<6501> 3578 -169 ⇒ 今期業績見通しはコンセンサス下振れ。
◆商船三井<9104> 4739 -533 ⇒ 26年3月期営業利益33.7%減予想。
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//◆▽◇◆▽//◆▲ ドル円 142円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◇//◆◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇◆◇◇//_◆ 原油 61ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円高維持.142円前半 原油.▲wr.Low.60ドル台  
4.30
米ドル/円 142.28 - 142.34
ユーロ/円 161.89 - 162.18
ユーロ/米ドル 1.1383 - 1.1390
英ポンド/円 190.67 - 190.94
豪ドル/円 90.81 - 90.99
スイスフラン/円 172.56 - 172.82
原油(WTIC原油先物) 60.14 -1.91 (-3.08%) ⇒◇吞込み ⇒▲wr吞込み ⇒▲wr.Low

▲ドル弱い 円高すすむ.142円前半 原油.▲wr吞込み.61ドル台  
4.29
米ドル/円 142.17 - 142.18
ユーロ/円 162.34 - 162.37
ユーロ/米ドル 1.1417 - 1.1422
英ポンド/円 191.08 - 191.10
豪ドル/円 91.40 - 91.46
スイスフラン/円 173.31 - 173.35
原油(WTIC原油先物) 61.88 -1.14 (-1.18%) ⇒+▼はらみ上げ ⇒◇吞込み ⇒▲wr吞込み

◆ドルもみあい  ◇円強含む.143円半ば 原油.◇吞込み.63ドル台 
4.28
米ドル/円 143.55 - 143.66
ユーロ/円 162.97 - 163.24
ユーロ/米ドル 1.1360 - 1.1364
英ポンド/円 190.84 - 191.16
豪ドル/円 91.84 - 92.05
スイスフラン/円 172.84 - 173.91
原油(WTIC原油先物) 63.22 +0.43 (+0.68%) ⇒▲Cog下落 ⇒+▼はらみ上げ ⇒◇吞込み

StockCharts ⇒  

4.25
NYダウ   40,113.50 +20.10 +0.05%
S&P500   5,525.21 +40.44 +0.73%
NASDAQ 17,382.93 +216.89 +1.26%
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4.28
NYダウ   40,227.59 +114.09 +0.28%
S&P500   5,528.75 +3.54 +0.06%
NASDAQ 17,366.13 -16.80 -0.10%
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4.29
NYダウ   40,527.62 +300.03 +0.75%
S&P500   5,560.83 +32.08 +0.58%
NASDAQ 17,461.31 +95.18 +0.55%
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NYダウ(INDU) ⇒▽nr.様子見 ⇒▽nr.トリプル ⇒▽トリプル 
S&P500(SPX) ⇒▽nrトリプル.様子見 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽吞込み.クアトロ 
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽トリプル浮上 ⇒▼nr.様子見 ⇒▽吞込み.クアトロ
【 SOX指数 】
4,196.75 -38.87 (-0.92%) ⇒▽切上げ ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒-△nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
24.17 -0.98 (-3.90%) ⇒▲切下げ ⇒+▼はらみ上げ ⇒▲nr.Low
⇒-3.90P (24台)
⇒+1.25P (25台)
⇒-6.16P (24台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続伸し300ドル高 関税巡る交渉の進展期待 ナスダックは反発 
▽nr.トリプル
ダウ工業株30種平均は6日続伸
・米国と貿易相手国との関税交渉の進展期待が引き続き相場を支えた。決算を発表した銘柄に買いが入ったことも指数を押し上げ、ダウ平均の上げ幅は400ドルを超える場面があった。

+▼nr.様子見
ナスダック総合株価指数は反発
・メタプラットフォームズやテスラが上昇。

NYダウは300ドル高、通商協議の進展や減税に期待

・関税を巡る不透明感に寄り付き後、まちまち。

・その後もJOLT求人件数や消費者信頼感指数が予想以上に悪化したため成長減速を警戒した売りに伸び悩んだ。

・ベッセント財務長官が今後数週間で17か国との会合を予定しており、通商交渉が進展していることを明かにしたほか、商務長官がインタビューで最初の貿易協定を巡り相手国の首相、議会の承認待ちであることを明らかにし貿易摩擦への懸念が緩和し、買戻しが優勢となり、相場は上昇に転じた。
・終盤にかけ、トランプ大統領も国民の税負担を軽減すると減税策成立を公約し、上げ幅を拡大し、終了。
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1.
・ベッセント米財務長官は29日朝の記者会見で、貿易交渉を巡りインドとの取引成立が近づいていると語った。日本との交渉についても実質的な協議を進めていると説明した。ラトニック米商務長官は同日午後の米CNBCの番組で、具体名に言及しなかったものの、「一つの合意が成立した」と述べた。

・トランプ米政権は29日、自動車・部品関税の負担軽減措置を発表した。米国内で生産する完成車を対象に、生産に使った輸入部品にかかる関税を一部免除する。市場では「米政権の関税に対する強硬姿勢が和らいでおり、株買いの安心感につながっている」(マーフィー・アンド・シルヴェスト・ウェルス・マネジメントのポール・ノルティ氏)との指摘があった。

・ハネウェル・インターナショナルが5.3%高で終えた。29日朝に発表した2025年1〜3月期決算で売上高と特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った。25年12月期通期見通しがほぼ市場予想の範囲にとどまったことも好感された。決算を発表したシャーウィン・ウィリアムズも4.7%上昇した。

・ダウ平均は伸び悩み、小幅に下げる場面があった。29日午前発表の4月の米消費者信頼感指数は86.0と前月から悪化し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(87.3)も下回った。関税政策を巡る不透明感が消費者心理を悪化させているとの見方は相場の重荷だった。


2.
・自動車・自動車部品、各種金融が上昇。
・不動産管理・開発が下落。


・ハネウェル・インターナショナルが5.3%高--1株利益が市場予想を上回った。
・塗料会社のシャーウィン・ウィリアムズ(SHW)は第1四半期の調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期の見通しを維持し、上昇。
・アムジェンやメルクが上昇した。IBMも買われた。
・銀行のウェルズファーゴ(WFC)は新たに400億ドル規模の自社株買い計画を発表し、上昇。


・ユナイテッドヘルス・グループとマクドナルドが下げた。
・自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は第1四半期決算で減益を発表、さらに、トランプ政権の関税策を受けた先行き不透明で通期見通しを撤回、アナリスト向け説明会を延期したほか、自社株買い計画を停止したため下落。


3.
・メタプラットフォームズやテスラが上昇。
・半導体メーカーのNXPセミコンダクターズ(NXPI)は内容が予想に一致したが、最高経営責任者(CEO)が非常に不透明な環境にあると慎重な見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 164.48 0.66%
◇ エヌビディア 109.02 0.27%
◆ ASML 666.11 -0.99%
◆ インテル 20.34 -0.83%
◆ QCOM クアルコム 146.88 -0.50%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 149.55 -0.82%
◆ AMD 96.06 -0.34%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 76.88 -2.14%
★ テラダイン 74.89 -2.53%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 163.4 -1.03%
◆ エヌビディア 108.73 -2.05%
◆ ASML 672.76 -0.38%
◇ インテル 20.51 2.29%
◆ QCOM クアルコム 147.62 -0.63%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 150.79 -0.50%
◆ AMD 96.39 -0.26%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 78.56 -1.53%
◆ テラダイン 76.83 -0.38%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 165.1 0.56%
☆ エヌビディア 111.01 4.30%
◇ ASML 677.27 0.34%
★ インテル 20.05 -6.70%
◇ QCOM クアルコム 148.56 0.92%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 151.55 0.92%
◇ AMD 96.64 2.30%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 79.78 3.05%
◆ テラダイン 77.12 -0.23%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円もみあい.142円前半
//▲▽◇◆▽//▲◇ 
・ドルが主要通貨全てに対して上昇。--トランプ政権が自動車業界に影響を及ぼしている関税の負担を軽減するとの報道が好感された。
・円は対ドルで値下がり。一時1ドル=142円76銭まで下げた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 45 分
⇒¥142.37 ¥0.36 +0.25%
⇒¥142.08 -¥1.59 -1.11%
⇒¥143.78 ¥1.15 +0.81%

>>4.25
マネックスのストラテジスト
「米中間の協議に関するさまざまな臆測や進展の可能性に関わらず、市場は現在、中国当局が米国からの一部輸入品に対する125%の関税の停止を検討しているとの報道を歓迎している」と。
「明確な進展はないものの、二大経済大国が少なくとも共通点を探り、市場全体にわたる損害を軽減しようとしている兆候を受けて、ここ数日間は安堵(あんど)感が広がっている」と。

【米国株】
◇上昇
//▲▽◇◇◇//◇◇ 

・米国株は続伸。
・ウォール街のトレーダーは慎重ながらも株式に一段の資金を投じ、相場の回復を後押ししている。米企業が経済成長の鈍化や関税に伴う業績混乱を乗り越えるとし、リスクの高い賭けに出ている。

・朝方に発表された消費者信頼感指数と求人件数は共に低調な内容だったものの、S&P500種株価指数は6営業日続伸。
・貿易戦争の影響を巡る不透明感から一部大手企業が業績予想を撤回する中、株式相場は一時下落する場面もあった。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)がリセッション(景気後退)を防ぐため利下げに動くとの見方も広がっており、リスク資産に投資する論拠が強まる可能性もある。

4.29
ナットアライアンス・セキュリティーズのアンドルー・ブレナー氏
「リセッションや株価のさらなる下落を予想する声はなお多いが、株式市場には『トランプ・プット』が、経済には『FRBプット』が現実的だとわれわれは考えている」と。
「相場の展開中に天井と底を見極めるのは難しいが、最悪期は過ぎたと、われわれは考えている」と。

レイモンド・ジェームズのラリー・アダム最高投資責任者
「関税に関しては、不確実性のピークは過ぎた」としつつも、「経済については、これから不確実性のピークに近づいていくと思われる」と。
同氏はS&P500種の年末までの目標である5800を維持しつつ、その水準に達するには長い時間がかかると。
「その間は、私なら慎重姿勢を強める。この先、経済の減速を裏付けるより明確なデータを目にすると考えられるためだ」と。

HSBCホールディングスのストラテジスト
S&P500種の年末目標を6700から5600に引き下げた。関税と予想を下回る米経済成長が、企業利益を圧迫するとみている。

ニコル・イヌイ氏らストラテジスト
「関税による混乱が落ち着き、米連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げに踏み切るまで、ないしインフレ圧力が強まらない間は、市場のシナリオはリセッションとスタグフレーションの間を行き来するだろう」と。

【米国債】
◇上昇
//▲▽▽▽▽//◇◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・トランプ政権の関税政策により経済が減速すると、投資家はみている。

・米10年債利回り
⇒4.17% -3.9 -0.91%
⇒4.20% -3.1 -0.73%
⇒4.25% -6.4 -1.49%
  
  
4.29
BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略責任者イアン・リンジェン氏
「われわれは短期的に経済データのさらなる軟化を警戒しており、成長見通しに対する投資家の不安が強まる中、金利低下を見込むスタンスに傾いている」と。

【原油】
▲反落
//▲◇▲◇◇//▲▲ 
・大幅続落。
・経済指標が米経済軟化の兆しを示し、世界的な貿易戦争が需要の見通しを悪化させ、売りが優勢になった。


⇒WTI先物6月限は前日比1.63ドル(▲2.6%)安の1バレル=60.42ドル。
⇒WTI先物6月限は前営業日比97セント(▲1.5%)安の1バレル=62.05ドル。
⇒WTI先物6月限は前日比23セント(◇0.4%)高の1バレル=63.02ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント6月限は▲2.4%安の64.25ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント6月限は▲1.01ドル安の65.86ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント6月限は◇32セント高の66.87ドル。


4.29
ナターシャ・カネバ氏率いるJPモルガン・チェースのアナリスト
サウジアラビアを含む主要なOPECプラス加盟国が5月5日の次回会合で、計画されている生産拡大を加速させる可能性が「高まっている」と。

A/Sグローバル・リスク・マネジメントのチーフアナリスト、アルネ・ローマン・ラスムッセン氏
「ここ数カ月の成長は主に在庫積み増しと関税前の買いだめに支えられてきたことが明確になりつつある」と。
「その効果は薄れつつあり、消費が生産拡大ではなく既存の在庫を崩し始めることで、米経済の成長は著しく鈍化する可能性がある」と。

【NY金】
◆下落
//▽◆▲▽▲//▽◆
・金相場は反落。
・トランプ大統領が自動車業界への関税負担を軽減するとの期待からドルが上昇し、安全資産である金への需要が後退。

・トレーダーの間では、貿易戦争によるリセッション(景気後退)を防ぐために金融当局が予想より早く利下げに踏み切るとの見方が強まっている。これは利息を生まない金にとっては追い風となる。

⇒金先物6月限は14.10ドル(◆0.4%)安の3333.60ドル。
⇒金先物6月限は49.30ドル(▽1.5%)高の3347.70ドル。
⇒金先物6月限は50.20ドル(▲1.5%)安の3298.40ドル。

4.29
ペッパーストーングループのリサーチストラテジスト、ディリン・ウー氏
「交渉の進展はゆっくりかもしれないが、ホワイトハウスが再び交渉に前向きな姿勢を示したことで、市場のセンチメントはパニック売りから慎重な楽観へとシフトし、金価格に下押し圧力をかけている」と。
それでも今週発表される米経済指標に労働市場悪化を示す兆候が見られた場合、「6月の米利下げ観測が強まり、金の上昇局面が復活する可能性は高い」と。

【欧州株】

4.25
英FTSETM100指数 8,415.25 +7.81 +0.09%
独DAX指数 22,242.45 +177.94 +0.81%
仏CAC指数 7,536.26 +33.48 +0.45%
--------------------------------------------------------------
4.28
英FTSETM100指数 8,417.34 +2.09 +0.02%
独DAX指数 22,271.67 +29.22 +0.13%
仏CAC指数 7,573.76 +37.50 +0.50%
--------------------------------------------------------------
4.29
英FTSETM100指数 8,463.46 +46.12 +0.55%
独DAX指数 22,425.83 +154.16 +0.69%
仏CAC指数 7,555.87 -17.89 -0.24%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nr.よこばい ⇒△nr.もみあい ⇒▽反発
⇒▽nr.様子見 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽nr.クアトロ 
⇒+▼nr.様子見 ⇒△nr.クアトロ ⇒▲nr.様子見   

◇上昇
//_◇▽◇◇//◇◇
・29日の欧州株は上昇。--企業決算や最新の米 関税措置の動向が注視された。
・ストックス欧州600指数は0.4%高。
・ヘルスケア関連銘柄が買いを集めた。
・消費財・サービス株は下落。


【欧州債】
◇上昇
//_▽▲▽◆//◆◇ 
・欧州債はドイツ債が上昇。
・域内他国の国債や英国債も同様の動きを見せた。
・トレーダーの関心は30日に発表されるフランス、ドイツの経済成長および物価統計に集中している。両国のインフレ率はいずれも減速が予想されている。


・独国債10年物
⇒2.52% +0.05
⇒2.47% +0.02
⇒2.44% -0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.51% +0.03
⇒4.48% -0.02
⇒4.50% -0.05
---------------------------

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