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2025年3月15日土曜日

▽ドルとユーロ反発 円高一服.148円後半 原油.▽はらみ反発.67ドル 令和7.3.15.Sat

//◇▲◇▲▲◇//◆◆◇◇◆▽ ドル円 148円台( 金融政策意識 )
//◇◇▽▽▲▽//◆▲▽◇▲▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▲◆▽//_▲▽▽▲▽ 原油 67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドルとユーロ反発 円高一服.148円後半 原油.▽はらみ反発.67ドル  
3.15
米ドル/円 148.62 - 148.65
ユーロ/円 161.68 - 161.76
ユーロ/米ドル 1.0876 - 1.0881
英ポンド/円 192.20 - 192.28
豪ドル/円 93.97 - 94.01
スイスフラン/円 167.86 - 167.95
原油(WTIC原油先物) 67.19 +0.64 (+0.96%) ⇒▽Cog反発大 ⇒▲拍子木.下げ ⇒▽はらみ反発

◆ドルとユーロ下落 円全面高に.147円後半 原油.▲拍子木.下げ.66ドル台  
3.14
米ドル/円 147.87 - 147.89
ユーロ/円 160.44 - 160.55
ユーロ/米ドル 1.0851 - 1.0855
英ポンド/円 191.49 - 191.65
豪ドル/円 92.92 - 92.96
スイスフラン/円 167.55 - 167.61
原油(WTIC原油先物) 66.55 -1.13 -1.67% ⇒▽nr差し込み ⇒▽Cog反発大 ⇒▲拍子木.下げ

◇ドル上げる 円安方向.148円前半 原油.▽Cog反発大.67ドル 
3.13
米ドル/円 148.22 - 148.24
ユーロ/円 161.35 - 161.42
ユーロ/米ドル 1.0882 - 1.0892
英ポンド/円 192.11 - 192.18
豪ドル/円 93.68 - 93.70
スイスフラン/円 168.09 - 168.13
原油(WTIC原油先物) 67.68 +1.43 +2.16% ⇒▲吞込み ⇒▽nr差し込み ⇒▽Cog反発大

StockCharts ⇒  

3.12
NYダウ   41,350.93 -82.55 -0.20%
S&P500   5,599.30 +27.23 +0.48%
NASDAQ 17,648.45 +212.35 +1.22%
--------------------------------------------------------------
3.13
NYダウ   40,813.57 -537.36 -1.30%
S&P500   5,521.52 -77.78 -1.38%
NASDAQ 17,303.01 -345.43 -1.96%
--------------------------------------------------------------
3.14
NYダウ   41,488.19 +674.62 +1.65%
S&P500   5,638.94 +117.42 +2.12%
NASDAQ 17,754.08 +451.07 +2.61%
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NYダウ(INDU) ⇒▲nr切下げ.Low3 ⇒▲切下げ.Low4 ⇒▽買戻し
S&P500(SPX) ⇒+▼nr.買戻し ⇒▲逆立.Low ⇒▽買戻し 
NASDAQ(COMPQ) ⇒+▼nr.買戻し ⇒▲逆立.Low ⇒▽買戻し
【 SOX指数 】
4,598.79 +145.55 +(3.27%) ⇒▽nr反発.買戻し ⇒▲nr反落.様子見 ⇒▽QUAD反発

【 VIX恐怖指数 】
21.77 -2.89 (-11.72%)⇒▲Wr切下げ大 ⇒+▼はらみ上げ ⇒▲逆立.下げ大
⇒-11.72P (21台)
⇒+1.77P (24台)
⇒-9.99P (24台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反発し674ドル高 主力株に自律反発見込んだ買い ナスダックも反発  
▽買戻し
ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発
・ダウ平均は700ドルあまり上昇する場面があった。米国の関税政策による物価の上昇や景気の悪化への警戒から、前日までに米株式相場が大幅に下落したあとで、主力株を中心に自律反発を見込んだ買いが膨らんだ。

▽買戻し
ナスダック総合株価指数は反発
・テスラ(TSLA)は中国での競争激化に対処するため、低価格版の「モデルY」開発する計画を発表し、上昇。
・マイクロン・テクノロジーが6.2%高となるなど半導体株も買われた。

NYダウは674ドル高、政府機関閉鎖の回避期待が支援

・共和党のつなぎ予算案を巡り反対姿勢を示していた民主党の院内総務が案を支持する姿勢に転じたため期限切れによる政府機関閉鎖を回避する可能性が強まり、寄り付き後、上昇。

・値ごろ感からハイテクの買戻しも続き、相場は続伸した。
・ミシガン大消費者信頼感指数が予想以上に低下したため、伸び悩む局面もあったが国務長官がロシアとのウクライナ停戦を巡る交渉において、注意深く楽観的な感触を示したため期待感を受けた買いも手伝い相場は終日堅調に推移。

・終盤にかけ相場は上げ幅を拡大し、終了。
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1.
・ダウ平均は前日までの4営業日で2000ドル近く下げ、24年9月以来の安値を付けた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は今年2月に付けた最高値から10%下落し、「調整局面」入りとされる水準を付けていた。短期間で売られすぎたとの見方もあり、このところ下げが大きかったハイテク株の上昇が目立った。市場では、「関税に関する新しいニュースがないことも買いにつながりやすかった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。

・14日夜に失効する米連邦政府の現行のつなぎ予算を巡っては、上院民主党トップが13日、連邦議会下院が可決したつなぎ予算の延長法案に賛成する意向を示した。14日夜までに上院が下院案を可決し、トランプ大統領が署名すれば、法案が成立する。政府機関の一部閉鎖が回避される可能性が高まったことも投資家心理の改善につながった

・ウ週末を前に持ち高調整の動きもみられた。来週には米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を公表する。市場ではFRBが政策金利を据え置くとの公算が大きい。併せて公表される政策金利見通し(ドットチャート)やパウエル議長の記者会見から、今後の政策判断のヒントを探りたい姿勢がある。

・ミシガン大学が14日に発表した3月の米消費者態度指数(速報値)は57.9と22年11月以来の低水準となり、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(63.2)を下回った。予想インフレ率は1年先が4.3%から4.9%と2年4カ月ぶりの高水準となった。長期は3.5%から3.9%と93年以来の水準に高まった。景況感の悪化やインフレ再燃への警戒は引き続き相場の重荷となった。


2.
・自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇。
・不動産管理・開発が下落。


・セールスフォースやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムが買われた。
・エヌビディアは5.2%高で終えた。アメリカン・エキスプレスやゴールドマン・サックスも上げた。
・半導体のエヌビディア(NVDA)は来週の開発者会議「gtc 2025」での最高経営責任者(CEO)の基調演説での新製品発表を期待し、買われた。


・ナイキやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ベライゾン・コミュニケーションズは下げた。
・ディスカウント小売のダラー・ゼネラル(DG)は高インフレが低所得者層の支出動向に影響しているとの見通しを示し、アナリストが投資判断を引下げ、下落。


3.
・テスラ(TSLA)は中国での競争激化に対処するため、低価格版の「モデルY」開発する計画を発表し、上昇。
・マイクロン・テクノロジーが6.2%高となるなど半導体株も買われた。
・クラウドベースのサイバーセキュリティ会社、ルーブリック(RBRK)は第4四半期決算で強い第1四半期の見通しを示し、上昇。
・オンライン署名のドキュサイン(DOCU)は四半期決算で人工知能(AI)活用の新契約管理プログラムが奏功した良好な内容が好感され、買われた。

SOX指数 銘柄 ⇒
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☆ TSM 121.67 5.27%
◇ エヌビディア 174.09 1.46%
☆ ASML 53.5 3.10%
☆ インテル 100.79 6.23%
◇ QCOM クアルコム 195.54 2.18%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 43.19 2.47%
☆ AMD 117.94 5.26%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 206.16 2.56%
☆ テラダイン 121.67 5.27%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 171.59 -3.15%
◆ エヌビディア 115.58 -0.14%
◆ ASML 694.59 -1.25%
☆ インテル 23.7 14.60%
◆ QCOM クアルコム 151.94 -0.56%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 149.95 0.60%
★ AMD 98.11 -2.66%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 94.88 -0.79%
★ テラダイン 171.59 -3.15%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 177.17 +3.63%
☆ エヌビディア 115.74 +6.43%
◇ ASML 703.37 +1.91%
☆ インテル 20.68 +4.55%
◆ QCOM クアルコム 152.8 -0.20%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 149.06 +1.41%
☆ AMD 100.79 +4.16%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 95.64 +7.40%
◆ テラダイン 86.74 -0.38%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 170.97 +0.19%
◇ エヌビディア 108.76 +1.66%
◇ ASML 690.21 +1.04%
◆ インテル 19.78 -0.75%
◆ QCOM クアルコム 153.1 -1.21%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 146.99 -2.00%
◇ AMD 96.76 +0.13%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 89.05 +2.26%
★ テラダイン 87.07 -17.05%
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【NY外為】
▽ドルとユーロ反発 円高一服.148円後半
//▲◇▲▲◇//▲◇◇◆▽ 
・ブルームバーグ・ドル・スポット指数が下落。--世界的に株価が値上がりしたほか、米政府機関の閉鎖が回避できる見込みとなり、リスク選好が回復した。週間ベースでもドル指数は2週連続安。
・円は対ドルで下落。一時は148円90銭近くまで売られた。世界的な株高でリスクオンの流れとなり、円やスイス・フランなどの安全通貨が売られた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 54 分
⇒¥148.61 ¥0.80 +0.54%
⇒¥147.82 -¥0.43 -0.29%
⇒¥148.32 ¥0.54 +0.37%

3.14
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のシニア・ストラテジスト、エリアス・ハダッド氏
米消費者マインド統計について「全体的に悪い内容」と。
「インフレ期待の不安定化と消費者信頼感の悪化は米金融当局の仕事を難しくする」とと。

【米国株】
▽反発
//▲▲▽▲▽//▲▲◇▲▽ 

・14日の米国株式相場は反発。
・株式投資家には一定の安心感をもたらした。ただ、関税を巡るトランプ大統領の場当たり的な発言は世界の市場を揺らし、消費者心理にも影響していることが示されている。
・朝方発表された3月の米ミシガン大学消費者マインド指数は2022年11月以来の水準に沈んだものの、相場が崩れることはなかった。また同データでは1年先のインフレ期待が22年以来の高水準、5-10年先のインフレ期待は32年ぶり高水準となった。

・この1週間は、めまぐるしく変化するトランプ大統領の関税に関する発言に振り回される展開となった。さらにリセッション(景気後退)への懸念、地政学情勢、米政府機関の閉鎖リスクといった多くの材料に市場は対応を迫られた。
・この日はハイテク大手が上昇を主導。エヌビディアは5.3%、テスラは3.9%それぞれ値上がりした。


3.14
ヤルデニ・リサーチの創業者エド・ヤルデニ氏
「大きく下げた後の一時的な反発だろうか」とし、「トランプ氏による関税のコメントがない日は市場にとって良い日だ。トランプ氏が関税で再び威嚇した日に株式相場が上昇すれば、底値を付けたとの見方が強まるかもしれない」と。

BMOウェルス・マネジメントのユンユ・マ氏
「株式市場が関税や財政支出の削減、経済指標の弱含みといった逆風に直面する中で、適正な株価水準がどこにあるのか投資家は見極めに苦慮している」と。
「ネガティブなセンチメントが積み上がっており、数日間のリリーフラリー(安心感による相場上昇)が近く起こるかもしれない」と。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのダン・ワントロブスキ氏
「売られ過ぎからの反発の動きが再び出ている」と。
「だが、下げ止まりの初期の兆候を見てすぐに飛び込まないよう注意を促したい。ほぼ誰もが底値を探りながら、どこかで押し目買いを入れることを狙っているが、テクニカル面からみて現在の市場の状況に実質的な改善を示すものはない。単純に非常に売られ過ぎというだけだ」と。

ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「調整局面入りは不安をあおるが、珍しいものではなく、過熱した市場の圧力解放弁として機能することが多い」と。
その上で「強気派が直面しなければならない調整や下落、市場の動揺局面はこれが最後ではなく、当然ながら警戒は必要だ」と。

【米国債】
▲下落
//▽▲◆◇▽//▽▲▲▽▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・米国株が持ち直したことに加え、欧州時間にドイツ国債への売りが膨らんだことも重しとなった。

・米10年債利回り
⇒4.32% 4.8 +1.12%
⇒4.27% -4.6 -1.07%
⇒4.32% 3.6   +0.85%
  
  
>>3.13
コロンビア・スレッドニードルのグローバル金利ストラテジスト、エド・アルフセイニ氏
「株安に対する緩衝材として米国債は素晴らしい役割を果たしている」と。
「これは投資家にとって非常に望ましい兆候だ。株式から国債に資金を振り向ける分散戦略が依然として有効であることを示している。これは非常に重要だ」と。

クレジットサイツの投資適格およびマクロ戦略責任者ザカリー・ グリフィス氏
足元で繰り広げられている関税による脅威が「インフレを押し上げ、政策金利が高止まりするとの懸念に拍車をかけている」と。
「最終的には、景気減速が裏付けられるか、それともその逆を示すデータが出るかによって、10年債利回りが4.25%を継続的に下回るか、あるいは当面4.25-4.75%の間で推移するかを左右するだろう」と。

【原油】
◇上昇
//▲◆▲◇▽//▲◇▽▲◇ 
・米株の反発が材料視された。またロシアとウクライナの和平協議に進展が見られなかったことから、ロシア産原油が近く市場に戻るとの見方が後退した。
・ロシアのプーチン大統領は、同国クルスク州のウクライナ兵の武器放棄を求めたが、ウクライナ側はこの要請を拒否。こうした状況を受け、停戦がいつ実現するのかとの疑問が広がった。


⇒WTI先物4月限は前日比63セント(◇0.9%)高の1バレル=67.18ドル。
⇒WTI先物4月限は前日比1.13ドル(▲1.7%)安の1バレル=66.55ドル。
⇒WTI先物4月限は前日比1.43ドル(▽2.2%)高の1バレル=67.68ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は▽1%上昇し70.58ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は▲1.5%下落し69.88ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント5月限は▽2%上昇し70.95ドル。


3.14
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
現在のところはロシアとウクライナの停戦交渉とマクロ経済面のリスクに投資家の関心が集まっていると。
制裁を巡る動きは、「実際に発動されるまでは全て言葉に過ぎないことから、最近はニュースに対する市場の反応が鈍くなっている」と。

【NY金】
◆4日ぶりに下落
//▽◇◇◇◆//◆▽◇▽◆
・金スポット相場は4日ぶりに下落。この日は史上初めて1オンス=3000ドルを上回ったが、その後下げに転じた。
・金スポットは一時0.5%高の1オンス=3004.94ドルとなった。中央銀行の買い、世界的な経済の脆弱(ぜいじゃく)性、トランプ米大統領の関税政策などが金価格を押し上げる要因となっている。

⇒金先物4月限は9.80ドル(◆0.3%)高の3001.10ドル。
⇒金先物4月限は44.50ドル(▽1.5%)上昇し2991.30ドル。
⇒金先物4月限は25.90ドル(◇0.9%)上昇の2946.80ドル。

3.14
ファースト・イーグル・インベストメント・マネジメントの共同ポートフォリオマネジャー、トーマス・カーツォス氏
「金はマクロ経済のさまざまな大きな混乱の中でも価値を維持できる資産だ」と。
「過去何世紀にもわたり、金はボラティリティーが高い中でも常に平均回帰し、購買力を維持してきた。さらにその間、非常に高い流動性も提供してきた」と。

マイケル・ウィドマー氏率いるバンク・オブ・アメリカ(BofA)のアナリスト
「1オンス=3500ドルに達するには投資需要の10%増が必要だろう。かなりの数字だが不可能ではない」と。2月12日付のリポートに記している。



【欧州株】

3.12
英FTSETM100指数 8,540.97 +44.98 +0.53%
独DAX指数 22,676.41 +347.64 +1.56%
仏CAC指数 7,988.96 +47.05 +0.59%
--------------------------------------------------------------
3.13
英FTSETM100指数 8,542.56 +1.59 +0.02%
独DAX指数 22,567.14 -109.27 -0.48%
仏CAC指数 7,938.21 -50.75 -0.64%
--------------------------------------------------------------
3.14
英FTSETM100指数 8,632.33 +89.77 +1.05%
独DAX指数 22,986.82 +419.68 +1.86%
仏CAC指数 8,028.28 +90.07 +1.13%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nrはらみ反発.様子見 ⇒+nr.様子見 ⇒▽wr反発.50MA突破
⇒▽nrはらみ反発.様子見 ⇒◆はらみ.様子見 ⇒▽wr逆立.10/20MA突破
⇒+▼nrはらみ反発.様子見 ⇒▲切下げ.Sup50MA ⇒▽wr吞込み反発  

▽上昇
//▽▲▽◆▲//▲▲▽◆▽
・欧州株は上昇幅を拡大。
・ストックス欧州600種指数は1.1%上昇。
・ 部門別では工業製品と銀行が最も上昇した。
・中国当局が17日に消費拡大策に関する記者会見を計画しているとの報道を受け、鉱業株も上昇。

【欧州債】
◆もみあい
//▲◆▲◆◇//◇▲◇◇◆ 
・14日の欧州債券市場では、ドイツの次期首相候補のメルツ・キリスト教民主同盟 (CDU)党首が、国防費支出の増加などを含めた財政パッケージを巡り緑の党と合意に達したことを受け、ドイツ国債が下げ幅を縮小。
・英国の1月の国内総生産(GDP)が予想に反して縮小したことを受け、英国債は全年限で上昇し、ドイツ国債や米国債をアウトパフォームした。


・独国債10年物
⇒2.88% +0.02
⇒2.86% -0.02
⇒2.88% -0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.67% -0.01
⇒4.68% -0.05
⇒4.72% +0.05
---------------------------

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 欧州ワインに関税200%
トランプ米大統領は欧州連合(EU)が米国産ウイスキーへの課税に踏み切れば、その報復として欧州産のワインやシャンパンなどアルコール飲料に200%の関税を課す方針だと明らかにした。「これは米国のワイン、シャンパン業界にとって素晴らしいことだ」と投稿した。これを受けて欧州のワインメーカーの間で株安が広がった。~ トランプ氏はさらに、今週導入した鉄鋼・アルミニウム関税を撤回するつもりはなく、世界の貿易相手国に対して4月2日にも発動する包括的な報復関税について譲歩する気もないと明言。 「われわれは長年、かもにされてきた。もう、かもにはされない」と語った。

②. ドル下落は「自然な調整」と米財務長官
ベッセント米財務長官は最近の市場でドルが下落しているのは自然な「調整」だと述べ、懸念していないとの考えを明らかにした。「トランプ大統領の当選と共和党の大勝利を受けて、ドルは多くのことを織り込んだ」とベッセント長官は経済専門局CNBCとのインタビューで発言。~ 「調整されるのは自然なことだ」と述べた。長官はトランプ政権の成長推進政策に向けて「市場は様子見姿勢に入った」と指摘。「この先はデトックスの期間になる」とした先週の発言については、リセッション(景気後退)が迫っているという警告ではないとも述べた。

③. プーチン氏は停戦合意急がず
ロシアのプーチン大統領はウクライナでの停戦案について、トランプ米大統領との話し合いを望むと述べた上で、停戦するのであれば戦争の長期解決につながる必要があると警告した。「考え自体は正しいものであり、われわれが支持しているのも確かだが、話し合うべき問題がある」と記者会見で述べた。~ 一方でトランプ氏は「ロシアでは順調に事が運んでいるという情報を得ている」と語った上で、ロシアが停戦案に合意しなければ「世界にとって非常に残念な瞬間となるだろう」とも述べた。プーチン氏は13日に米国のウィットコフ中東担当特使との協議を予定している。

④. 米PPI横ばい
2月の米生産者物価指数(PPI)は前月比横ばいとなった。サービスコストの低下が寄与した。~ しかし食品とエネルギーを除く財価格が大幅に上昇した上、米金融当局が物価指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数に反映されるカテゴリーはおおむね上昇した。~ 食品価格は1.7%上昇と、3カ月ぶりの強い伸びとなった。卵価格が引き続き上昇していることが影響した。

⑤. 押し目買いは非常態
ウォール街では過去20年にわたって、相場が下げれば押し目の好機というムードがほぼ常態化していた。しかしこの常態は数週間前から、トランプ米大統領によって打ち消された。~ 代わりに台頭してきたのは、利益を確定して、トランプ氏の貿易戦争がもたらす混沌(こんとん)が経済見通しを一変させるのをじっと見守ろうという声だ。~ 「今押し目で買いを入れるのは、誰が演奏するのか分からないコンサートのチケットを割引価格で買うようなものだ」とラウンドヒル・インベストメンツのデーブ・マッツァ最高経営責任者(CEO)は話した。
14日 【日本株】
日経平均 37,053.10 +263.07 +0.72%
TOPIX 2,715.85 +17.49 +0.65%
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日経平均 ⇒▽nr上げ.様子見 ⇒▲かぶせ.様子見 ⇒▽反発.買戻し
TOPIX ⇒▽反発.買戻し ⇒+▲陰上げ.様子見 ⇒▽吞込み反発.買戻し
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.77 -2.14 -7.95% ⇒▲wr切落し ( 24台 )
日経平均VI 26.91 -0.88 -3.17% ⇒-△陽下げ ( 26台 )
日経平均VI 27.79 -1.35 -4.63% ⇒▲下げ大 ( 27台 )
--------------------------------------------------------------
14日、株は上昇、春闘への期待と円下落で輸出株買い-債券高い

14日、株式相場は上昇。
・トヨタ自動車の株価は一時2%超値上がりし、三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株も高い。

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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト
取引開始後に円安が進み、特に輸出企業にとって追い風になったようだと。
最近の日本株の下げを買いの好機と捉える向きもいるかもしれないと。
春闘の回答集計結果に対する期待も市場のセンチメントの押し上げ要因になっている可能性があると。
ただ、米国の関税や欧州による報復関税を巡る懸念は残っているとし、日本株が完全に反発したと判断するのはまだ早いとの見方。

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日経平均は反発、後場一段高で37000円台を回復も商いは閑散

・米国株安を受けて東京市場は売り優勢で取引を開始。

・日経平均は前日比マイナスでスタートしたが、為替が1ドル148円台で推移していたことなどから切り返し、後場、37000円台に乗せた後はしっかりとした推移となった。
・ただ、来週に日米中銀会合を控えていることなどが影響して様子見姿勢は強く、積極的な買いは手控えられた。

・寄付きで算出された3月限先物・オプション特別清算指数(SQ値)は、36483.79円(概算値)となった。
・大引けの日経平均は前日比263.07円高(+0.72%)の37053.10円。

・非鉄金属、銀行、繊維、機械、保険などが上昇。
・海運、サービス、空運、ゴム製品、陸運などが下落。

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【個別銘柄】コーセー など 


▽コーセー 6812 +372大幅反発。
ジェフリーズ証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「ホールド」に格上げ、目標株価を6000円としている。
25年12月期に国内での値上げを検討していることを明らかにしており、日本における前年比ハードルが高いという懸念は緩和されるとみているもよう。25年12月期営業利益は212億円を予想、会社計画200億円は上回るとみているようだ。

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3.14 動いた株・出来た株
◇キオクシアHD<285A> 2927 +184 ⇒ 米WDとの再編思惑などが継続する形か。
◇フジクラ<5803> 6010 +261 ⇒ 半導体株堅調な地合いのなかでリバウンド意識。
◇アドバンテスト<6857> 8144 +314 ⇒ 半導体関連は全般的にリバウンドの動き継続へ。
◇東京電力HD<9501> 435 +14.1 ⇒ 1000億円規模の収支改善を進めるなどと報じられる。
◆ANYCOLOR<5032> 3270 -170 ⇒ 通期業績上方修正で前日は大幅高に。
◆gumi<3903> 533 -22 ⇒ 11-1月期決算を好感して前日は大幅高も。
◆リクルートHD<6098> 8465 -261 ⇒ ブロック取引での売出観測などが上がる。
◆ニトリHD<9843> 15200 -370 ⇒ ドル円相場の下げ止まりなど弱材料視も。
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