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2024年12月21日土曜日

◆ドルもみあい 円安維持.156円台 原油.▽nr吞込み反発.69ドル台 令和6.12.21.Sat

//◆▽◇◇◇▽//◆◇◆▽☆◆ ドル円 156円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◆▽//◆◇▲◆☆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇▽◆▽//_◆▼◇◆◇ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安維持.156円台 原油.▽nr吞込み反発.69ドル台  
12.21
米ドル/円 156.32 - 156.35
ユーロ/円 163.12 - 163.16
ユーロ/米ドル 1.0429 - 1.0431
英ポンド/円 196.59 - 196.65
豪ドル/円 97.76 - 97.78
スイスフラン/円 175.13 - 175.16
原油(WTIC原油先物) 69.50 +0.33 +0.48% ⇒△nrはらみ ⇒▲nr調整 ⇒▽nr吞込み反発

☆ドル急騰 円全面安.157円台 原油.▲nr調整.69ドル台  
12.20
米ドル/円 157.39 - 157.44
ユーロ/円 163.09 - 163.19
ユーロ/米ドル 1.0362 - 1.0365
英ポンド/円 196.75 - 196.93
豪ドル/円 98.15 - 98.24
スイスフラン/円 175.19 - 175.3
原油(WTIC原油先物) 69.17 -0.25 -0.37% ⇒▼切下げ ⇒△nrはらみ ⇒▲nr調整

▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.△nrはらみ.70ドル台 
12.19
米ドル/円 154.77 - 154.79
ユーロ/円 160.2 - 160.25
ユーロ/米ドル 1.0348 - 1.0354
英ポンド/円 194.59 - 194.65
豪ドル/円 96.27 - 96.29
スイスフラン/円 171.67 - 171.74
原油(WTIC原油先物) 70.02 +0.37 +0.53% ⇒▲nrはらみ ⇒▼切下げ ⇒△nrはらみ

StockCharts ⇒  
12.20
NYダウ   42,840.26 +498.02 +1.18%
NASDAQ 19,572.59 +199.82 +1.03%
S&P500   5,930.85 +63.77 +1.08%

NYダウ(INDU) ⇒▲WR下落.50MA割れ.窓埋め ⇒+▲nrはらみ.様子見 ⇒▽wr吞込み反発.買戻し
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲WR下落.10MA割れ.窓埋めへ ⇒▲もみあい.様子見 ⇒▽wr吞込み反発.買戻し
S&P500(SPX) ⇒▲WR下落.50MA割れ.窓埋めへ ⇒▲もみあい.様子見 ⇒▽wr吞込み反発.買戻し 
【 SOX指数 】
4964.91  +71.44(+1.46%) ⇒▲WR下落.200MA割れ.窓埋め ⇒▲切下げ.調整 ⇒▽wr反発.買戻し

【 VIX恐怖指数 】
18.36 -5.73 (-23.79%) ⇒▽WR上げ ⇒ー△はらみ下げ ⇒▲wr吞込み下げ
⇒-23.79P (15台)
⇒-12.78P (24台)
⇒+74.04P (27台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続伸し498ドル高 PCE物価が予想下回る伸び ナスダックは反発  
▽wr吞込み反発.買戻し
ダウ工業株30種平均は続伸
・朝発表の米物価指標が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)の2025年の利下げペースが鈍化するとの過度な懸念が後退した。主力株に買いが集まり、ダウ平均の上げ幅は870ドルを超える場面があった。


▽wr吞込み反発.買戻し
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発
・米長期金利が前日終値(4.56%)より低い4.5%台前半で推移し、株式の相対的な割高感が薄れたことも追い風だった。
・アルファベットが上げた。
・テスラは下げた。

NYダウは498ドル高、インフレ指標が支え
1.
・一部ハイテク株に売りが先行し寄り付き下落。
・11月個人消費支出(PCE)価格指数がインフレ抑制の進展を示唆したことを支えに上昇した。

・ダウ平均は一時前日比で800ドル超上昇する場面があった。

・本日は株価指数先物と株価指数オプション、個別株オプションの満期日が重なる「トリプルウィッチング」にあたり持ち高調整の売りが見られたほか、政府閉鎖の可能性が投資家心理の重石となり、午後に入り伸び悩んだ。
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・20日発表の11月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.4%上昇し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(2.5%上昇)を下回った。シカゴ連銀のグールズビー総裁は同日の米CNBCの番組で「直近数カ月の経済指標が堅調さを示したことは、(インフレ鈍化の)路線変更というよりは、一時的なものだったと思う」と述べた。今後、政策金利が切り下がる余地があるとの見方も示した。

・米長期金利が前日終値(4.56%)より低い4.5%台前半で推移し、株式の相対的な割高感が薄れたことも追い風だった。ダウ平均は18日にかけて下げが続いたあとで、主力株を中心に押し目買いが入りやすかった。市場では「17〜18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場予想以上に(金融緩和に消極的な)タカ派的と受け止められたことから急激に売りが出た分、買いが入りやすかった」(ケース・キャピタル・アドバイザーズのケニー・ポルカリ氏)との声。

・米政府が予算執行を続けるための「つなぎ予算」の期限が20日夜に迫っている。つなぎ予算案が可決されなければ政府機関の一部閉鎖につながる可能性がある。米CNNによれば、共和党の下院トップ、ジョンソン下院議長は「政府機関の閉鎖はない」と述べたものの、今後について詳細は明らかにしなかった。調整が難航しているもようで、投資家心理の重荷となった。


2.
・銀行や不動産、半導体・同製造装置が上昇。
・不動産管理・開発、自動車・自動車部品が下落。


・エヌビディアや、ユナイテッドヘルス・グループ、ゴールドマン・サックスが買われた。
・クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は四半期決算が市場予想を上回る内容で上昇。
・エネルギー資源会社のオキシデンタル・ペトロリアム(OXY)は著名投資家のウォーレン・バフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイ(BRK)が同社株を追加購入したことが当局への報告書の中で明らかになり、買われた。


・メルクやウォルマートは安かった。ナイキも下げた。
・ナイキ(NKE)は前日引け後に市場予想を上回る四半期決算を発表し上昇していたが、その後の電話会議で今四半期は2桁の減収になるとの見通しが示されたことを受け下落。
・鉄鋼会社のUSスチール(X)は前日引け後に今四半期の業績見通しを公表。米国での鉄鋼価格低迷と欧州での需要の弱さを理由に下方修正したほか、予想外の赤字見通しとなったことで売られた。


3.
・フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.46%上げる。
・アルファベットが上げた。
・テスラは下げた。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 197.21 +1.32%
☆ エヌビディア 134.7 +3.08%
◆ ASML 705.68 -0.64%
◇ インテル 19.52 +2.41%
◇ QCOM クアルコム 152.89 +1.66%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 163.59 +1.33%
◇ AMD 119.21 +0.28%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 90.12 +3.48%
◇ テラダイン 125.95 +0.61%
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◆ TSM 194.64 -0.47%
◇ エヌビディア 130.68 +1.37%
◆ ASML 710.26 -1.28%
◆ インテル 19.06 -1.24%
◆ QCOM クアルコム 150.4 -1.73%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 161.44 -2.42%
◆ AMD 118.88 -2.08%
★ MU ミクロン・テクノロジー 87.09 -16.18%
◇ テラダイン 125.19 +1.15%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 195.56 -2.54%
◆ エヌビディア 128.91 -1.14%
◆ ASML 719.49 -2.14%
★ インテル 19.3 -5.58%
★ QCOM クアルコム 153.05 -3.08%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 165.45 -2.87%
★ AMD 121.41 -2.89%
★ MU ミクロン・テクノロジー 103.9 -4.33%
★ テラダイン 123.77 -3.31%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円安維持.156円台
//▽◇◇◇▽//◇◆▽☆◆ 
・ブルームバーグ・ドル指数が下落。--米国債利回りの低下と連動した動きだった。
・主要10通貨の中で円はアウトパフォーム。過度な変動をけん制する発言が日本当局から相次いだ。

ドル円相場は *米東部時間 16時 45 分
⇒¥156.44 -¥1.00 -0.64%
⇒¥157.37 ¥2.57 +1.66%
⇒¥154.69 ¥1.23 +0.80%

12.20
シティのエコノミスト、アンドルー・ホレンホースト氏

PCE価格指数について「根強いインフレに対する米金融当局の懸念とは対照的に、基調的な上昇ペースは2.5%に向けてますます減速、もしくは下回ったようにみえる」とリポート。
「労働市場が予想以上に底堅いとしても、インフレ減速だけでも、当局が市場や金利予測分布図(ドットプロット)が示唆するペースより速く金利を引き下げる根拠になる可能性は高い」と。

加藤勝信財務相

「足元では一方的、また急激な動きが見られる」と指摘。
「投機的な動向も含め為替動向を憂慮しており、行き過ぎた動きに対しては適切な対応を取る」と述べた。三村淳財務官も投機的な動きも含めて「為替の動きを憂慮している」と述べた。

【米国株】
▽上昇
//◆◆▽◆◆//◇◆★◆▽ 
・20日の米国株式市場では主要株価指数が上昇。--
・連邦公開市場委員会(FOMC)が来年の利下げに慎重姿勢を強めたことを受け、市場は動揺している。
・最新の経済統計でインフレ懸念がいくらか静まり、この日の株価指数はナスダック100指数を含めて上昇。

・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はインフレ面での進展に焦点を絞っており、低い伸びにとどまった11月の米個人消費支出(PCE)コア指数は、景気が活気を維持しながらも冷え込みつつあることを政策当局者に納得させる可能性が高い。

・米政府機関の閉鎖が迫っていることも、投資家の不安を募らせている。下院共和党は3月14日までの政府運営を可能にするつなぎ予算案を20日中に採決すると明らかにした。災害救済や農家支援も含まれるという。
・この日は個別株と指数、上場投資信託(ETF)のオプション決済が重なる「トリプルウィッチング」に当たる。デリバティブ(金融派生商品)分析会社アシム500によれば、その規模は約6兆5000億ドルに相当し、今年最大となる。


12.20
Bライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏

「18日のFOMC発表に市場はかなり過剰反応したが、過去最高値あるいはその近辺でFOMC会合を迎えたのだから過剰反応はさほど驚くことではない」と。
「FOMCが利下げしない、あるいは利下げペースを落とすということは、より強力な経済データに後押しされているのであれば、実際には良いニュースだ。FOMCはまさにそう言おうとしている」と述べた。

フィッチ・レーティングスの米経済調査担当責任者、オル・ソノラ氏

これでFOMCは向こう数カ月かけて関税と移民の政策がどうなるかを見極めてから、追加利下げの是非を検討する可能性が高くなった。

  モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏

次期政権の政策を巡る不確実性があるため、1月に利下げが見送られる確率は依然高いと。

BFT・IMの調査戦略責任者、ジャンヌ・アセラフビトン氏

「本当の問題は政府機関の閉鎖だ。これは予想外であり、マーケットにはサプライズとなった。FOMCがサプライズだったのと同様だ。今週はおしなべて難しい週だ」と。

【米国債】
◇上昇
//▲◆◆▲▲//◆◇▲▲◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・注目のインフレデータが予想を下回り、来年の利下げ観測を後押しした。相場は取引終盤に高値を離れた。

・米10年債利回り
⇒4.53% -3.4 -0.74%
⇒4.57% 5.2 +1.16%
⇒4.50% 10.5 +2.39%
  
  
12.20
ソシエテ・ジェネラルの米金利戦略責任者、スバドラ・ラジャッパ氏

「来年の利下げはもっと多くなると当社では予想している」と。
同行エコノミストらは来年に25bpの利下げが4回あるとみているという。「経済の展開具合から、成長の減速と雇用の減速、インフレの減速がみられるはずだ」と述べた。

フィデリティ・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、ジュリアン・ポテンザ氏

「FOMCは緩和サイクルが次の段階に移ったことを伝えようとしている」と。
「来年の政策については予想がかなり広く分散しているが、緩やかな緩和サイクルが恐らく続くというのが当社の基本シナリオだ」と述べた。

【原油】
+小反発
//▽◇▽◆▽//◆◆◇◆+ 
・週間ベースでは下落した。
・市場では、米金融当局の利下げを巡る慎重姿勢と、トランプ次期米大統領が発した欧州連合(EU)への警告が意識された。
・トランプ氏は20日、自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、EU加盟国が米国産の石油やガスをより多く購入しなければ関税を課すと脅した。EUは米国産LNGの主要な輸出先。

・原油先物は10月中旬からレンジ相場が続いており、年間では2019年以来の小幅な変動幅になる見通し。中国需要低迷や供給拡大への懸念、イランやロシアに対する制裁強化の見通しなど、さまざまな強弱材料が交錯している。


⇒WTI先物2月限は、前日比8セント(+0.1%)高の1バレル=69.46ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比67セント(◆1%)安の1バレル=69.91ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比50セント(◇0.7%)高の1バレル=70.58ドル。

⇒ロンドンICEICEの北海ブレント2月限も+0.1%上昇し、72.94ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は51セント(◆0.7%)下げて72.88ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は20セント(◇0.3%)上昇し73.39ドル。


12.20
TDセキュリティーズの商品戦略責任者、バート・メレク氏 

FOMCが来年の利下げ回数の見通しを減らしたことは「リスク資産にとってあまり前向きな展開ではなく、原油も例外ではない」と

【NY金】
▽上昇
//▽▽▽▲▲//◇◆◆▲▽
・米PCEコア価格指数を受けたドル下落と米国債利回りの低下が支援材料となった。

・金利の上昇は通常、利子を生まない金の投資妙味を相対的に弱める。
⇒金先物2月限は37ドル(▽1.4%)上昇し、2645.10ドル。
⇒金先物2月限は45.20ドル(▲1.7%)下落し、2608.10ドル。
⇒金先物2月限はFOMC発表前に同8.70ドル(◆0.3%)安の2653.30ドル。

>>12.19
サクソ・マーケッツのチーフ投資ストラテジスト、チャル・チャナナ氏

「来年を展望すると、地政学的な問題だけでなく、米金融当局内での見解の相違やトランプ次期大統領がもたらし得る混乱からも、不確実性が高まると予想される」と指摘。
「資産ポートフォリオを安定させる上で、金は重要な要素であり続けるだろう」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,084.61 -20.71 -0.26%
独DAX指数 19,884.75 -85.11 -0.43%
仏CAC指数 7,274.48 -19.89 -0.27%
⇒△入首 ⇒▲Wrクアトロ.Low ⇒▼nrもみあい.様子見  
⇒▲nr.調整5 ⇒▲BigDn.もみあい.Sup20MA ⇒-▽nr下落.様子見.Sup50MA
⇒▽nrもみあい.+test50MA ⇒-△BigDnもみあい.-20MA割れ ⇒-▽下落.様子見

◆下落
//◇▲◇◆◆//◆◆◇▲◆
・ストックス欧州600指数は0.9%安。
・デンマークの医薬品メーカー、ノボ・ノルディスクは21%下落。次世代薬「カグリセマ」の臨床試験結果が期待外れとなり、失望売りに押された。 --ノボはカグリセマの試験の結果、患者の体重減少効果が予想の25%を下回る22.7%だったと発表し、株価は2023年8月以来の安値で引けた。 --同社は時価総額が欧州最大で、ストックス600指数への寄与度は2番目に大きい。
【欧州債】
◇上昇
//◆◆◆▲▲//▲◆◆◆◇ 
・20日の欧州国債市場は、米国の11月の個人消費支出(PCE)統計が予想を下回る結果となったことを受け、米国債の上昇に伴い英国債やドイツ債が買われた。
・英国債利回りは、イールドカーブ全体で6-7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。それでも、前週比で10年債利回りは11bp上昇し、4.52%となった。
・トレーダーらはイングランド銀行(英中銀)の追加利下げの観測を強め、2025年末までの追加利下げの見通しは前日より6bp増の63bp。


・独国債10年物
⇒2.29% -0.02
⇒2.31% +0.06
⇒2.25% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.51% -0.07
⇒4.58% +0.02
⇒4.56% +0.03
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 円が5カ月ぶり安値に下落
19日のニューヨーク外国為替市場で、円はドルに対して一段安。5カ月ぶりの安値を付けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合と日本銀行の金融政策決定会合を経て、円は一段と下げを拡大。~ 一時1.9%余り下げ、1ドル=157円81銭を付けた。~ 後藤祐二朗氏と宮入祐輔氏を含む野村証券のストラテジストは「ドル・円相場は現在、しばらく沈黙していた日本の財務省が口先介入を始め得る水準にある」とリポートで指摘。

②.トランプ氏が債務上限問題への対処要求
トランプ次期米大統領がすでにワシントンを揺るがしている。つなぎ予算案への反対を表明したのに続き、自身の就任前に連邦債務上限の問題に対処するよう共和党議員に圧力をかけた。トランプ氏はABCに対し、債務上限が撤廃されるか、引き上げられない限り、「政府機関は閉鎖されるだろう。~ しかし、それはバイデンのせいだ」と述べた。これに先立ち、債務上限の撤廃を支持する考えも示していた。政府機関閉鎖を回避するための期限が20日に迫る中、ジョンソン下院議長の苦境は深まっており、共和党内からは来年の新議会で、マスク氏を下院議長に推す声も出ている。

③.英中銀据え置き
イングランド銀行(英中央銀行)は、政策金利を4.75%で据え置くと発表した。据え置き決定は6対3で、3人は4.5%への利下げを主張した。~ ベイリー総裁は声明で「今後の利下げについては段階的なアプローチが依然として正しいと考えている」とした上で、「経済の先行き不透明感が高まっているため、今後1年間の利下げの時期と規模の約束はできない」と述べた。投資家は、投票結果と総裁のコメントを驚くほどハト派的と受け止め、短期金融市場が織り込む来年3回目の0.25ポイント利下げの確率は上昇。

④.米GDP上方修正
7-9月(第3四半期)の米実質GDP確報値は前期比年率3.1%増と、従来推計を上回るペースで拡大した。個人消費が昨年1-3月(第1四半期)以来の大幅な伸びとなったほか、輸出の上方修正も寄与した。~ 先週の新規失業保険申請件数は前週比2万2000件減少の22万件。前の週は大きく増加していた。年末のホリデーシーズンを控え、季節的な変動の激しさが続いている。~ 11月の中古住宅販売件数は6カ月ぶりに400万戸を上回った。住宅購入希望者が6%を超える住宅ローン金利を渋々受け入れていることがうかがえる。

⑤.ブラジル・レアルと韓国ウォン
ブラジル・レアルは上昇。ブラジル中央銀行が通貨安に歯止めをかけるべく、80億ドル(約1兆2600億円)のドル売り入札を実施した。~ ブルームバーグがまとめた中銀データによると、1日の規模としては同国が変動相場制に移行した1999年以降で最大となった。中銀は2024年と25年の同国経済成長予測を引き上げた。~ 一方、韓国ウォンは下げを拡大。同国の年金基金による最大約500億ドル相当の強制的な外貨資産売却が発動される水準に達した。関係者が明らかにした。
20日 【日本株】
日経平均 38,701.90 -111.68 -0.29%
TOPIX 2,701.99 -11.84 -0.44%
日経平均 ⇒▲BigDnもみあい.10MA割れ ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒▼かぶせ.test50MA.様子見
TOPIX ⇒▲nr.20MAもみあい ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒▼かぶせ.test20MA.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.68 -0.22 -0.92% ⇒▼下げる ( 23台 )
日経平均VI 23.90 +2.78 +13.16% ⇒▽大幅に上げ ( 23台 )
日経平均VI 21.12 +1.55 +7.92% ⇒▲下げる ( 21台 )
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20日、金利低下、植田総裁予想以上にハト派-当局は円安けん制

20日、株価指数は方向感を欠く動きになっている。
・低金利がハイテクや自動車株の追い風になる一方、金融株が下落している。
・トヨタ自動車とソニーグループがTOPIXの上げに寄与し、銀行株は足を引っ張っている。

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SMBC日興証券投資情報部の太田千尋部長

全体的に株価は堅調に推移しているとして、円安は市場全体にとって利益で特にグローバルに事業を展開する企業には有益だとした。
同時に銀行が弱いのでTOPIXが影響を受けているとした。低金利の恩恵で不動産株は高い。
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日経平均は6日続落、金融株下落で安値引けに

・米国株は高安まちまちも為替の円安推移を材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・日経平均は一時39000円台を回復する場面も見られた。ただ、昨日の植田和男日本銀行総裁の記者会見での発言から、来年1月利上げも難しいとのムードが強まり、メガバンクなど金融株が下落。
・買い一巡後の日経平均の上値は重く、前日終値水準でのもみ合いに。

・後場は積極的な買いが手控えられて、日経平均は9月の7日続落以来となる6日続落となり安値引けとなった。
・大引けの日経平均は前日比111.68円安(-0.29%)の38701.90円。

・不動産、石油・石炭、輸送用機器、建設、ガラス・土石などが上昇。
・銀行、その他製品、空運、海運、精密機器などが下落。

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【個別銘柄】ENEOS、住友不、三井E&S、カドカワ など 


▽ENEOS 807.5 +22.6大幅反発。
大和証券では投資判断を「3」から「2」へ、目標株価も670円から1010円に引き上げた。中計の目標ROE10%に向けて、純利益拡大と自己資本抑制の両面から取り組むことを標榜していることを踏まえると、足元の高水準の株主還元には一定の持続性があると判断している。
なお、前日にはJX金属のIPOに際して保有株式の5-7割前後を売り出す方向で検討と伝わっており、株主還元拡充への期待もある。

▽住友不 4781 +249大幅反発。
同社のほか三菱地所や三井不動産が大幅高、業種別上昇率では不動産がトップになっている。
前日まで開催された日銀金融政策決定会合では、市場の想定通り追加利上げの見送りが発表されているが、その後の総裁会見では想定以上にスタンスがハト派と意識されたようだ。これに伴い、1月利上げ実施の可能性についても後退との見方が強まっているもよう。金利上昇デメリットセクターである不動産株に買いが優勢。

▽三井E&S 1724 +120大幅反発。
ベトナムで港湾クレーンの製造に乗り出すと伝わった。中国からの生産移転先として有望な東南アジアで港湾整備が進んでいるほか、中国製クレーンを避ける動きなどにより、世界的にクレーン需要が高まっており、海外での生産能力確保から脱中国需要を取り込んでいく方針のようだ。
現地企業と連携し、2-3年以内に年間30基ほど供給する体制を目指すとしている。あらためて港湾用クレーンの成長期待が高まる展開に。

▲カドカワ 3689 -700ストップ安比例配分。
ソニーGとの資本業務提携及び第三者割当実施を発表。来年1月7日実施の第三者割当増資をソニーGが引き受け、約10%の株式を保有する筆頭株主となる。コンテンツ分野での共同出資を検討するほか、コンテンツ制作の担い手発掘などで連携へ。
11月にはソニーGが同社買収に向け協議と伝わっていたため、その後は買収プレミアム期待が反映されていたが、追加出資の範囲にとどまったことがネガティブに。

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12.20 動いた株・出来た株
◇三井E&S<7003> 1754 +150 ⇒ ベトナムで港湾クレーンの生産に乗り出すと伝わる。
◇住友不動産<8830> 4781 +249 ⇒ 日銀総裁のハト派スタンス意識し不動産株株が高い。
◇三菱地所<8802> 2162.5 +101.5 ⇒ 日銀総裁のハト派姿勢で利上げ先送り観測も。
◇三越伊勢丹<3099> 2477 +114 ⇒ 円安の進行でインバウンド関連として買いも。
◇サワイグループHD<4887> 2146.5 +96.5 ⇒ 後発薬メーカーへの優遇制度など引き続き期待視も。
◇関電工<1942> 2392.5 +98 ⇒ 新規買い材料見当たらないが11月高値更新などで上値妙味。
◇トヨタ自動車<7203> 2796.5 +72.5 ⇒ 為替相場での一段の円安進行を材料視。 ◆KADOKAWA<9468> 3689ウ - ⇒ ソニーGへの割当増資発表で買収プレミアム期待が剥落。
◆りそなHD<8308> 1110.5 -54.5 ⇒ 日銀の利上げペース想定より緩やかとの見方に。
◆三菱UFJ<8306> 1785 -49.5 ⇒ 日銀総裁のハト派姿勢でメガバンクは軟調。
◆みずほ<8411> 3762 -95 ⇒ 日銀決定会合を受けて銀行株は売り優勢に。
◆楽天銀行<5838> 4387 -141 ⇒ 銀行株安の地合いに押される格好へ。
◆7&iHD<3382> 2388.5 -101.5 ⇒ クシュタールの逆買収を一時検討などとも伝わっており。
◆神戸物産<3038> 3442 -136 ⇒ 一段の円安進行をマイナス視も。
◆九州電力<9508> 1333.5 -42.5 ⇒ 11月安値を割り込んで見切り売りが優勢に。
◆IHI<7013> 8365 -239 ⇒ SMBC日興証券では投資判断を格下げ。
◆HOYA<7741> 19650 -565 ⇒ 半導体株軟調で戻り売り優勢に。
◆平和<6412> 2340 -70 ⇒ アコーディア・ゴルフの買収を材料視して前日急伸の反動。
◆資生堂<4911> 2693 -70 ⇒ ベイリー・ギフォードの保有比率低下。
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