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2024年11月5日火曜日

◆ドル下落 円安一服続く.152円台 原油.▽クアトロ浮上.71ドル台 令和6.11.5.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. アイオワ州でハリス氏リード
アイオワ州発の衝撃が全米に走った。高く信頼されている世論調査の専門家J・アン・セルザー氏の調査をデモイン・レジスター紙とメディアコム・アイオワ・ポールが共同でまとめた結果、同州でのハリス氏の支持率は47%と、トランプ氏の44%を3ポイント上回った。~ アイオワ州では共和党の現職下院議員2氏も窮地に追い込まれた。しかし民主党ではこの熱狂とは裏腹に、ハリス陣営によるアイオワ州軽視に関連した後悔の念も浮上している。同州下院議員選挙に出馬したティアラ・メイズシムズ候補は、ハリス陣営によるアイオワ州への投資は「ゼロだ」と述べた。

②. ロ西部の北朝鮮部隊をウクライナ攻撃
ロシア西部に配置された北朝鮮の部隊をウクライナ軍が初めて攻撃した。ウクライナ国防当局者が明らかにした。~ 北朝鮮は精鋭の特殊部隊を含め約1万人の兵士をロシアに送り込む予定だとされ、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は戦争の「重大なエスカレート」だと表現していた。ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、国民向けの演説で「北朝鮮軍がウクライナを攻撃し始めるのを、誰もが見ているだけだ」と述べていた。

③. S&P500種上昇余地
S&P500種株価指数は今年最終盤に上昇傾向を維持することが可能で、現行水準から5%の上昇もあり得る。モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイク・ウィルソン氏がこうした見方を示した。米大統領選というイベント通過後に投資家が一息つけるほか、年末にはFOMO(取り残される不安)が広がるためだとしている。~ S&P500種について「センチメントが良好なら、6000に届く可能性がある」と予想。6100までの上昇もあり得ると付け加えた。ただ年内にその水準を超えることはないとし、バリュエーションが伸び切っていることなどを理由に挙げた。

④. ダイモン夫人
米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、大統領選でいずれかの候補を公に支持することを控えている。しかし夫人のジュディ・ダイモン氏は民主党候補のハリス副大統領への投票を呼びかけるためミシガン州で戸別訪問を行った。~ ハリス氏陣営の発表文でジュディ氏は「今回の選挙には米国とその理念、安全保障、経済がかかっている」と呼びかけた。ハリス氏は先月、ジェイミー・ダイモン氏の政権入りを望むかどうかを問われたが、政権の陣容はまだ考えていないと述べ、回答を避けた。

⑤. 中国ファンド創業者を米起訴
中国のクオンツファンド、パインストーン・アセットマネジメント(磐松資産)の共同創業者が、企業秘密の窃盗容疑で米国で起訴された。マサチューセッツ州連邦地検によると、起訴されたのは上海出身のシャオ・チャン氏。~ 2021年に同州で勤務していた世界的投資運用会社から、企業秘密を盗んだ疑いがあるという。急成長を遂げたパインストーンの運用資産は、今年2月から2倍強に増加し、100億元(約2140億円)を超えた。
5日 【日本株】
日経平均 38,474.90 +421.23 +1.11%
TOPIX 2,664.26 +20.00 +0.76%
日経平均 ⇒▼nr.調整.Sup20MA ⇒▲Cog.大幅下落.50MAもみあい ⇒▽nrはらみ.様子見
TOPIX ⇒▼nrはらみ.様子見 ⇒▲Cog.大幅下落.50MA割れ ⇒▽nr反発.50MAもみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 27.15 +1.12 +4.30% ⇒+▼nrはらみ上げ ( 27台 )
日経平均VI 26.03 +0.28 +1.09% ⇒▲かぶせ大 ( 26台 )
日経平均VI 25.75 -0.22 -0.85% ⇒▲吞込み ( 25台 )
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5日、株式は反発、債券は中長期債が堅調-米大統領選を見極め

5日、東京株式相場は反発。
・日本の連休期間中の米国株市場が底堅いことなどを好感した買いが入り、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。
・前週末に大きく下げた電機や輸送用機器など輸出関連株、非鉄金属や化学など素材株のほか、証券、商社株などを中心に高い。
・東京証券取引所の取引時間延長を巡っては、引けにかけて変動を引き起こす可能性があるとの警戒感も市場で出ていた。
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T&Dアセットマネジメントの酒井祐輔シニア・トレーダー

・きょうの上昇は前週末に下落した自律反発が主因だと指摘。
・その上で、米大統領選の結果が出る前に株価はそれほど上昇するとは思っていないと。
・「取引時間延長制度変更の初日なので、少し様子見になる。何もトラブルがなければあすから問題ないだろう」と。

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日経平均は大幅反発、買戻し一巡後は米大統領選前で上値重い展開に

・連休明けの東京市場は、先週末の1000円超の下落に対する反動が先行して開始。

・買戻し優勢となった日経平均は38600円台まで上げ幅を拡大する展開となったが、今晩の米大統領選挙の投開票や、6-7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)開催などを控え上値は重く、前日下げ幅の半値戻し水準に留まった。
・なお、本日から大引けの取引時間が30分延長となったことが影響して、連休明けではあるが、プライム市場の売買代金は4兆円台に乗せた。

・大引けの日経平均は前日比421.23円高(+1.11%)の38474.90円。

・証券・商品先物取引、非鉄金属、卸売、その他金融、金属製品などが上昇。
・その他製品、空運、サービス、電気・ガス、石油・石炭などが下落。

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【個別銘柄】住友電工、TDK、野村、三菱ケミG など 


▽住友電工 2579 +247急伸。
先週末に上半期決算を発表、営業利益は1193億円で前期比77.2%増となり、従来計画の1060億円を上振れる着地に。通期予想は従来の2500億円から2600億円、前期比14.7%増に引き上げ。年間配当金計画も72円から77円に増額している。
上方修正幅は限定的であるものの、足元での世界的な自動車生産低調の影響に警戒感も強まっていたとみられ、過度な懸念が大きく払拭される形になっているようだ。

▽TDK 1960 +112大幅続伸。
先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は754億円で前年同期比27.3%増となり、市場予想を80億円程度上振れる着地になっている。通期予想は従来の1800億円から2200億円、前期比27.2%増に上方修正。エナジー事業の好調が業績上振れの主因となっているもよう。
年間配当金も24円から28円に引き上げている。上方修正値は一時的な費用増を除けばコンセンサス水準並みとなるようだ。

▽野村HD 860.1 +82.5急伸。
先週末に第2四半期の決算を発表している。7-9月期純利益は984億円で前年同期比2.8倍、第1四半期の689億円、同3.0倍に続いて大きく拡大。上半期では1673億円で同2.9倍、コンセンサスは300億円以上上回ったとみられる。
中間期末配当金も前年同期の8円から23円にまで引き上げている。主要セグメントが揃って好調、とりわけホールセール部門が大きく収益を伸ばしている。

▽三菱ケミG 859.9 +45.2大幅反発。
先週末の取引時間中に第2四半期決算を発表、その後はやや売り優勢となったが、本日は一転して買い優勢の展開に。7-9月期営業利益は517億円で前年同期比25.0%減となり、通期予想も2100億円から2180億円に上方修正したものの、コンセンサス水準の2600億円程度には未達。
ただ、一段の事業構造改革費用が想定されているもようで、今後の業績改善に対する期待感が優勢となったようだ。

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11.5 動いた株・出来た株
◇住友電気工業<5802> 2609.5 +277.5 ⇒ 業績上方修正で過度な警戒感が後退へ。
◇野村<8604> 840 +62.4 ⇒ 7-9月期も大幅増益基調が継続。
◇TDK<6762> 1978 +130 ⇒ 7-9月期大幅増益決算で通期予想を上方修正。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 2957 +192 ⇒ 半導体関連株は総じて先週末大幅安の反動。
◇デクセリアルズ<4980> 2382.5 +121.5 ⇒ 半導体関連株高で先週末下落の反動。
◆東北電力<9506> 1278.5 -41.5 ⇒ 女川原発2号機の機器トラブルを警戒視。
//◇◇◇◆▲◇//◆◆ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//◇▽◇▽▲◇//+◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▽▽+//_▽ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル下落 円安一服中.152円台 原油.▽クアトロ浮上.71ドル台  
11.5
米ドル/円 152.08 152.12
ユーロ/円 165.42 165.48
ユーロ/米ドル 1.0877 1.0878
英ポンド/円 196.99 197.12
豪ドル/円 100.11 100.19
スイスフラン/円 175.96 176.04
原油(WTIC原油先物) 71.66 +2.37 +3.42%⇒▽nr.買戻し ⇒+▼陰もみあい ⇒▽クアトロ浮上

◆ドルもみあい 円安一服.152前半 原油.+▼陰もみあいあ.69ドル台 
11.4
米ドル/円 152.36 152.41
ユーロ/円 165.74 165.82
ユーロ/米ドル 1.0873 1.0884
英ポンド/円 197.6 197.69
豪ドル/円 100.63 100.83
スイスフラン/円 175.61 175.69
原油(WTIC原油先物) 69.49 +0.23 +0.33% ⇒▽反発.買戻し ⇒▽nr.買戻し ⇒+▼陰もみあい

◇ドルもみあい 円安維持.152円後半 原油.+▼陰もみあいあ.69ドル台  
11.2
米ドル/円 152.95 153.05
ユーロ/円 165.74 165.8
ユーロ/米ドル 1.0834 1.0835
英ポンド/円 197.74 197.84
豪ドル/円 100.34 100.4
スイスフラン/円 175.8 175.91
原油(WTIC原油先物) 69.49 +0.23 +0.33% ⇒▽反発.買戻し ⇒▽nr.買戻し ⇒+▼陰もみあい

StockCharts ⇒  
11.4
NYダウ   41,794.60 -257.59 -0.61%
NASDAQ 18,179.98 -59.93 -0.33%
S&P500   5,712.69 -16.11 -0.28%

NYダウ(INDU) ⇒▲Low.50MA割れ ⇒△反発.Sup50MA ⇒▼陰.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲Low.大幅下落 ⇒△はらみ反発.様子見 ⇒▼nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒▲Low.Sup50MA ⇒△nrはらみ反発.様子見 ⇒▼nr.様子見 
【 SOX指数 】
4973.99  -27.43 (-0.55%) ⇒▲Low.Sup200MA ⇒△nrはらみ反発.様子見 ⇒▲nr吞込み.様子見

【 VIX恐怖指数 】
21.98 +0.10 (+0.46%) ⇒▽High.大幅上昇 ⇒▲はらみ ⇒+▲nrはらみ
⇒-5.53P (19台)
⇒+5.22P (20台)
⇒-2.32P (19台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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ダウ反落し257ドル安 大統領選前に持ち高調整 ナスダックも反落   
▼陰.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
・5日投開票の米大統領・議会選挙を前に主力株の一部に持ち高調整や利益確定目的の売りが出た。ダウ平均の下げ幅は400ドルを超える場面があった。


▼nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数も反落。
・メタプラットフォームズやアルファベットが下げた。
NYダウは257ドル安、大統領選挙控えた調整
1.
・大統領選挙を控えた不透明感に手仕舞い売りが先行したと見られ、寄り付き後、下落。

・ダウは終日軟調に推移した。

・ナスダックは長期金利の低下が支援したほか、エヌビディア(NVDA)の上昇が下支えとなり下げ止まり、終了。
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・米大統領選の世論調査では、民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領の支持率が拮抗している。接戦になるとみられ、結果判明に時間がかかる可能性がある。市場では「投資家の様子見姿勢が強い」(ジョーンズ・トレーディングのマイケル・オルーク氏)との指摘があった。

・週末に公表された世論調査の一部の結果を受けて、賭けサイトではトランプ氏が勝利する確率が下がった。トランプ氏が規制緩和を進めることで恩恵を受けるとみられていた金融株に売りが出た。ダウ平均ではJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが下げた。4日の米原油先物相場が3%近く上昇し、原油高も投資家心理の重荷となった。

・1日夕にS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは、8日からダウ平均の構成銘柄にエヌビディアと塗料メーカーのシャーウィン・ウィリアムズを加え、インテルと化学のダウを除外すると発表した。インテルとダウが下げる一方、エヌビディアとシャーウィン・ウィリアムズが上昇。

2.
・エネルギーや不動産が上昇。
・自動車・自動車部品や銀行が下落。


・ダウ平均の構成銘柄にエヌビディアと塗料メーカーのシャーウィン・ウィリアムズを加え上昇。
・セールスフォースとホーム・デポが上昇。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は労組執行部と暫定合意に達した新たな労働協約案を巡り組合員投票を実施する計画で、スト終結期待に堅調。


・インテルと化学のダウを除外すると発表し、インテルとダウが下げる。
・アップル(AAPL)は著名投資家バフェット氏が運営する保険会社のバークシャー・ハサウェイ(BRK)が保有する同社株の一部を追加売却したとの報道で下落。
・ユナイテッドヘルス・グループとトラベラーズも安かった。


3.
・エヌビディア(NVDA)はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが同業のインテル(INTC)に代わり同社をダウ工業株30種平均の構成銘柄に採用すると発表し、上昇。
・メタプラットフォームズやアルファベットが下げた。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 191.56 -0.72%
◇ エヌビディア 136.05 +0.48%
◆ ASML 671.16 -0.53%
★ インテル 22.52 -2.93%
◆ QCOM クアルコム 165.18 -0.05%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 181.82 -0.85%
◆ AMD 140.71 -0.81%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 101.73 +2.01%
◆ テラダイン 104.27 -2.08%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 192.95 +1.26%
◇ エヌビディア 135.4 +1.99%
◇ ASML 674.73 +0.32%
☆ インテル 23.2 +7.81%
◇ QCOM クアルコム 165.27 +1.54%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.38 +0.99%
◆ AMD 141.86 -1.53%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 99.73 +0.08%
◇ テラダイン 106.49 +0.26%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 190.54 -2.03%
★ エヌビディア 132.76 -4.72%
◆ ASML 672.55 -1.65%
★ インテル 21.52 -3.50%
★ QCOM クアルコム 162.77 -2.89%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 181.58 -2.01%
★ AMD 144.07 -3.05%
★ MU ミクロン・テクノロジー 99.65 -4.26%
★ テラダイン 106.21 -2.99%
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【NY外為】
◆ドル下落 円安一服続く.152円台
//◇◇◆▲◇//◆ 
・ドルが主要通貨に対して全面安。--アイオワ州での世論調査結果を受けて、トランプ氏が大統領選に勝利するとの見方が後退したことが影響。
・円は欧州時間帯にはドルに対して一時1%近く上昇。その後は上げ幅を縮小し、152円台前半での推移となった。

ドル円相場は *米東部時間 16時 46 分
⇒¥152.15 -¥0.86 -0.56%
⇒¥152.98 ¥0.95 +0.62%
⇒¥152.01 -¥1.41 -0.92%

11.4
マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏 

「アイオワの世論調査が、いわゆるトランプトレードの巻き戻しを促している」と指摘。
トランプトレードとは、トランプ氏が大統領に就任した場合に見込まれる大規模な歳出と関税引き上げへのヘッジとして、ドル高と米国債利回りの上昇に賭ける取引。
同氏はその上で、「実際の結果が伴わなければ、これ以上顕著なドル安にはならないだろう」と予想。

バークレイズの通貨ストラテジスト、スカイラー・モンゴメリー・コーニング氏 

「ハリス氏に有利な世論調査結果を踏まえてドルが圧迫されている」と指摘。
「外為市場は両候補いずれの勝利も完全に織り込む状況には全く至っていないので、注意が必要だ。このイベントがどちらに転んでも、為替相場は大きく動く可能性が高い。トランプ氏が勝てばドルは上昇し、ハリス氏勝利ならドルは下落するだろう」と述べた。

カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)のストラテジスト、マキシミリアン・リン氏 

トランプ氏勝利の場合のドル・円相場について、「為替介入への警戒感から上値は160円に抑えられる」と予想。

TDセキュリティーズのストラテジスト 

「日本銀行は増大する財政刺激策を引き続き相殺する必要があり、利上げと円相場の上昇が望ましいと考えるだろう」と、リポート。

【米国株】
◆反落
//◇◇◆▲△//◆ 
・米株式相場は反落。
・大統領選と連邦公開市場委員会(FOMC)会合を週内に控え、S&P500種株価指数は方向感を欠く展開となった。

・共和党候補のトランプ氏と民主党候補のハリス氏が依然、接戦を演じていることを示唆する。選挙結果の確定に時間がかかり、相場のボラティリティーが高まる可能性も市場では意識されている。
・選挙の投開票日の後には、FOMCとパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見があり、これらも相場を動かす材料になり得る。。

・前日の決算が好感されたアマゾン・ドット・コムやインテルは急伸。
・エクソンモービルとシェブロンはいずれも純利益と生産量、売上高がアナリスト予想を上回った。
・長引くストライキの終結が近いとの楽観から、ボーイングも値上がり。
・慎重な業績見通しを示したアップルは下落。


11.4
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏

「通常ならFOMCによる金利政策発表がその週の話題を独占するだろうが、今週は通常の週ではない」と指摘。
「選挙結果を早く知りたいと待ち望んできたトレーダーや投資家は、結果確定が遅れる可能性と、その不透明感が市場に及ぼし得る影響に備えなければならない」と述べた。

アメリプライズのアンソニー・サグリンビーン氏  

「もちろん今週は、金融市場への影響という点で米選挙が顕著な役割を果たすだろう」と指摘。
「しかし、FOMCの政策決定や週内に公表される経済指標、S&P500種構成企業の約2割が発表を予定する第3四半期決算も、株式相場の行方をそれなりに左右するはずだ」と述べた。

モルガン・スタンレーの米国株担当チーフストラテジスト、マイク・ウィルソン氏

S&P500種は今年最終盤に上昇傾向を維持することが可能で、現行水準から5%の上昇もあり得ないわけではないとブルームバーグテレビジョンで述べた。米大統領選というイベント通過後に投資家が一息つけるほか、年末にはFOMO(取り残される不安)が広がるためだとしている。
同氏はその上で、株価を押し上げる明確な材料は見当たらないとし、年が明ければ株式市場の熱は冷める公算が大きいと警鐘を鳴らした。

【米国債】
▽上昇
//▲◇◆◇▲//▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・アイオワ州でハリス氏がトランプ氏をリードしているという世論調査結果が影響した。

・米10年債利回り
⇒4.28% -9.9 -2.26%
⇒4.38% 9.7 +2.27%
⇒4.29% -1.4 -0.33%
  
  
>>11.1
ブラックロックのリック・リーダー氏

「最終的には、この日の雇用統計に留意することになるが、天候の影響が不透明なため、これに執着することはない」と指摘。
「結局、FOMCは来週25bpの利下げを実施し、恐らく12月にも行うと当社では考えている。しかし今後数日、数週間にわたって発表される一連のデータや情報にもわれわれは対応する準備ができている」と。

【原油】
▽4日続伸
//▲◆▽▽◇//▽ 
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国で構成される「OPECプラス」が12月に予定していた生産引き上げを1カ月先送りすることで合意したため、買いが膨らんだ。
・イスラエルによる空爆に対し、イランが反撃の可能性を示唆したことも買い材料。
・米大統領選を控えた不安定な取引に備える動きも見られた。

⇒WTI先物12月限は、前営業日比1.98ドル(▽2.9%)高の1バレル=71.47ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比23セント(◇0.3%)高の1バレル=69.49ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比65セント(▽1%)高の1バレル=69.26ドル。


⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は2.7%上昇し75.08ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は29セント(◇0.4%)上昇し73.10ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は65セント(▽0.9%)上昇し72.81ドル。

11.4
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏 

「石油市場にとって、選挙の不確実性に巻き込まれていることが問題だ」と語った。
選挙が「必ずしも価格を動かしているわけではないが、投資家心理に影響を与えている」と述べた。

【NY金】
◆続落
//+◇◇▲◆//◆
・金スポット相場はほぼ変わらず。
・米大統領選とFOMC会合に備え、底堅く推移した。


⇒金先物12月限は3ドル(◆0.1%)下落し2746.20ドル。
⇒金先物12月限は◆10セント下落し2749.20ドル。
⇒金先物12月限は51.50ドル(▲1.8%)下落し2749.30ドル。

11.4
INGグループのコモディティーストラテジスト、エワ・マンティー氏

「金の前向きな勢いは短中期的に継続する」と予想。金利低下に加え、地政学的緊張の中での外貨準備の分散投資が進んでおり、マクロ的な背景は引き続き良好な状態が続く可能性が高いとの見方。
「これらの要因は、大統領選で誰が勝利を収めるかにかかわらず続くだろう」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,184.24 +7.09 +0.09%
独DAX指数 19,147.85 -107.12 -0.56%
仏CAC指数 7,371.71 -37.40 -0.50%
⇒▲Low2.安値 ⇒▽自立反発 ⇒△nr買戻し  
⇒▲Low2.Sup50MA ⇒▽反発.Sup50MA ⇒▲nrはらみ.様子見
⇒▲Low2.安値 ⇒▽自立反発 ⇒▲nrはらみ.様子見

▲反落 
//◇◆▲▲▽//▲
・欧州株は反落。--米大統領選挙の接近で警戒感の強い相場だった。
・ストックス欧州600指数は0.3%安。
・デンマークの製薬会社ノボ・ノルディスクが売られ、指数を押し下げた。
・原油高を追い風に、石油株にも買いが入った。

【欧州債】
◇上昇
//◇◆◆◆◆//◇ 
・4日の欧州債市場では、ドイツ債が5営業日ぶりに上昇。
・米大統領選挙の世論調査で、共和党候補のトランプ前大統領が2016年と20年に勝利したアイオワ州で民主党候補のハリス副大統領のリードを示すデータが出たことにより、いわゆる「トランプトレード」の一部が巻き戻され、米国債は欧州債以上に上昇している。

>>10.30
バンガード・ヨーロッパのシニアエコノミスト、シャーン・レイササ氏

「予算案は実際、大型の財政拡張だ」と指摘。
「本日の発表の結果、インフレ率と英中銀金利の低下はより緩やかになるだろう。短期的な成長加速で、コアインフレには上振れ圧力がかかる」と述べた。

・独国債10年物
⇒2.40% -0.01
⇒2.41% +0.02
⇒2.39% +0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.46% +0.01
⇒4.45% 0.00
⇒4.45% +0.09
---------------------------

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