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2024年10月28日月曜日

◇ドル強い 円安維持.152円台 原油.▽wr反発.test50MA.71ドル台 令和6.10.28.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 衆院選結果
27日の衆院選は、自民・公明両党で過半数の233議席に届かなかった。石破茂首相の責任論が浮上し、経済政策を含めた政権運営に混乱が生じかねない事態となりそうだ。~ 石破首相は「与党で過半数」を勝敗ラインに掲げていた。特別国会での首相指名選挙に向けて無所属や野党に協力を得る多数派工作が必要となり、首相の責任を問う声が上がる可能性もある。経済対策や防衛増税の開始時期を巡る議論への影響も避けられない。減税などを求める野党の主張を受け、財政拡大への圧力が強まりそうだ。共同通信によると、自民党は191議席、公明党は24議席となった。自民党の小泉選挙対策委員長は石破首相に辞意を伝えたと、時事通信が報じた。

②. イスラエルがイランに限定報復
イスラエル軍は26日、イランによる今月1日のミサイル攻撃への報復として、同国の軍事施設を空爆した。米国との調整を経て、ミサイルおよび防空施設に限定した攻撃は、多くの予想より抑制されたものとなり、人質解放やレバノンとパレスチナ自治区ガザでの戦闘収拾に向けた外交努力を後押しする可能性がある。~ ブリンケン米国務長官がワシントンに戻るまで、イスラエルは反撃を見合わせた。数十機のイスラエル軍戦闘機が数千キロを飛行。イランの軍事施設を標的に空爆を行った。一方で、バイデン米政権の要請に応じ、石油と核関連施設、民間インフラへの攻撃は控えた。

③. 中国の景気刺激策
中国財政省の廖岷次官は25日、同国が最近打ち出している景気刺激策は、内需拡大と年間成長目標の達成を主な目的としていると述べた。11月4-8日に開催予定の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会で、重要な財政パッケージの詳細発表が見込まれている。~ 中国の工業セクターの企業利益は、9月の減少ペースが8月から加速した。デフレ圧力が企業財務の健全性を損なう状況が背景にある。

④. 米大統領選が終盤に
トランプ前大統領は27日夕、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで集会を開く。民主党候補のハリス副大統領は激戦州ミシガン州で、オバマ元大統領夫人であり、民主党支持者の間で人気の高いミシェル・オバマ氏と初めて並び、支持を呼び掛けた。~ ハリス氏は初めて住宅を購入する人や起業を志す人への支援を含む「機会の経済」という幅広いビジョンを示しており、トランプ氏が浸透を図る黒人層に支持を訴えた。

⑤. ボーイング宇宙事業の行方
ボーイングは問題を抱えた宇宙船「スターライナー」プロジェクトの将来について、複数の選択肢を検討している。ボーイングは現時点では宇宙事業の売却を模索しておらず、同事業を継続する可能性もあるという。~ スターライナーは6月に宇宙飛行士2人を国際宇宙ステーション(ISS)に移送したが、スターライナーで技術的な不具合が相次ぎ、2人は予定期間を過ぎてもISSに足止めされている。今回の選択肢検討で、米航空宇宙局(NASA)はイーロン・マスク氏率いるスペースXへの依存を強める可能性がある。
28日 【日本株】
日経平均 38,605.53 +691.61 +1.82%
TOPIX 2,657.78 +39.46 +1.51%
日経平均 ⇒▽nr入首.Sup50MA ⇒-▼nrはらみ.様子見 ⇒▽wr逆立.+test50MA
TOPIX ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒-▼nrはらみ.様子見 ⇒▽wr逆立.+test20MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 32.14 +4.34 +15.61% ⇒+▼はらみ上げ ( 32台 )
日経平均VI 27.80 0.00 0.00% ⇒▲wrかぶせ ( 27台 )
日経平均VI 25.86 -6.28 -19.54% ⇒◆大幅下落 ( 25台 )
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28日、円一時1%安、政局不透明で153円台-株は反発、債券安

28日、日本株は小幅安で寄り付いた後、上昇に転換。
・衆院選の通過で投資家の様子見姿勢が後退し、ここ2週間ほどの相場下落の反動を狙った買いが入った。
・半導体関連株や、自動車など輸出関連株に為替の円安推移を好感した買いが入ったことも相場全体を押し上げ、日経平均は一時800円以上上げる場面があった。

・市場関係者の間では、選挙前の下げでたまっていたショート(売り)が材料出尽くしでカバーされているとの見方が出ていた。
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岡三証券の大下莉奈シニアストラテジスト

・半導体は在庫調整の一巡で需要の拡大局面に入ったと言われており、「半導体市況が良くなってきているのが今回の決算でも確認できるのではないかという期待がある」と。

大和証券の細井秀司シニアストラテジスト

・株価の上昇は 「予想外の反応」とし、「市場でも過半数割れをある程度織り込んでいたのではないか」と指摘。
 ・その上で、円安進行を評価する動きもある一方、イベント通過で「ポジションを戻しているだけの可能性もあり、今後どうなるかはまだもう少し見てみないと分からない」と。

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日経平均は大幅反発、選挙結果は織り込み済みで買戻しが先行

・まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の日経平均は、週末の衆議院選挙で与党が過半数を割り込んだことから売りが先行で開始。

・ただ、先週時点で既に、衆院総選挙に対する警戒感が強まる形で与党の過半数割れの織り込みが進んでいた可能性があり、朝方の売りが一巡した後は切り返して上げ幅を大きく広げる展開となった。
・また、国内政治の不透明感から日銀が早期に追加利上げに動くのは難しくなったとの見方も広がり、為替が1ドル153円台後半までドル高円安が進行。

・株の買戻しと円安を材料に、日経平均は一時38700円台まで上昇した。
・大引けの日経平均は前営業日比691.61円高(+1.82%)の38605.53円。

・輸送用機器、医薬品、海運業、証券・商品先物取引業、電気機器などが上昇。
・鉱業、化学、石油・石炭、精密機器の4セクターのみ下落。

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【個別銘柄】キッコマン、オリンパス、ファナック、信越化 など 


▽キッコマン 1795 +90大幅反発。
発行済み株式数の1.15%に当たる1100万株、150億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は11月8日から25年3月31日まで。
市場環境が想定以上に堅調に推移したほか、価格改定効果なども奏効したもよう。第1四半期実績から上振れ自体は想定線だが、上半期の上振れ幅の大きさは期待以上と捉えられる。経営環境の変化に応じた機動的な資本政策を遂行することを取得目的としている。
当面の需給面での下支え効果と期待されるほか、足元の業績好調なども実施の背景として意識される形に。また、来年発表予定の新中計に対する期待にもつながっているとみられる。

▽ファナック 4016 +129大幅続伸。
先週末に上半期決算を発表、営業利益は756億円で前年同期比13.6%増となり、従来計画の686億円を上振れた通期予想を1430億円から1508億円に上方修正した。通期市場コンセンサスは1480億円程度であったとみられる。
ロボマシンのIT向け需要改善など背景に。受注高は前四半期比で減少しているが、下期の為替前提保守的など、通期業績のさらなる上振れ期待は高まる状況のようだ。

▲オリンパス 2678 -160大幅続落。
シュテファン・カウフマンCEOが辞任したと発表している。違法薬物を購入していた疑いが出ているもようで、内部調査の結果、行動規範と相いれない行為をしていた可能性が高いと判断し、取締役会が辞任するよう求めたようだ。
当面の間は、竹内会長がCEOの役務を担うとされている。今後の経営に与える影響やコンプライアンスに対する信頼感の低下などを警戒する動きが先行へ。

▲信越化 5593 -167大幅続落。
先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業益は2147億円で前年同期比12.3%増となり、市場予想を100億円程度上回った。一方、2025年3月期見通しは7350億円、前期比4.8%増を据え置き。為替想定の円高への見直しなどを反映する形に。
なお、米国の塩ビ樹脂、ウエハー需要などの短期的な鈍化見通しを示していること、期待された自社株買いの発表がなかったことなどがマイナス材料に。

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10.28 動いた株・出来た株
◇SHIFT<3697> 14685 +845 ⇒ グロース株高で先週末大幅下落の反動も。
◇キッコーマン<2801> 1802 +97 ⇒ 自己株式の取得実施発表を好感。
◇芝浦メカトロニクス<6590> 10590 +540 ⇒ 本日は半導体関連株が総じて買い優勢となり。
◇レーザーテック<6920> 22285 +1045 ⇒ SOX指数上昇なども支援に本日は半導体関連がリード役に。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 2877 +135 ⇒ 半導体製造装置各社の強い動きが支援。
◆信越化学工業<4063> 5517 -243 ⇒ 目先の需要鈍化見通しなどマイナス視先行。
◆日本製鋼所<5631> 5091 -236 ⇒ 防衛関連の一角として売りが向かう格好に。
◆IHI<7013> 7545 -222 ⇒ 政府与党の過半数割れで防衛費拡充に不透明感も。
◆川崎重工業<7012> 5620 -170 ⇒ 選挙結果を受けて防衛関連に売り圧力強まる。
◆古河電気工業<5801> 3434 -88 ⇒ 特に材料見当たらず信用買い方の手仕舞いなど需給要因か。
//◇▽▽▽◆▽//◇ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◆◇//◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▽◆◆▽//_ 原油 71ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い 円安維持.152円台 原油.▽wr反発.test50MA.71ドル台 
10.28
米ドル/円 152.75 152.77
ユーロ/円 164.89 164.93
ユーロ/米ドル 1.0795 1.0796
英ポンド/円 198.01 198.08
豪ドル/円 100.89 100.94
スイスフラン/円 175.96 176.04
原油(WTIC原油先物) 71.78 +1.59 +2.27% ⇒▼はらみ調整 ⇒▲切下げ ⇒▽wr反発.test50MA

▽ドル強い 円安転換に.152円台 原油.▽wr反発.test50MA.71ドル台  
10.26
米ドル/円 152.26 152.34
ユーロ/円 164.38 164.45
ユーロ/米ドル 1.0793 1.0797
英ポンド/円 197.37 197.47
豪ドル/円 100.56 100.6
スイスフラン/円 175.62 175.78
原油(WTIC原油先物) 71.78 +1.59 +2.27% ⇒▼はらみ調整 ⇒▲切下げ ⇒▽wr反発.test50MA

◆ドルもみあい 円安一服.151円台 原油.▲切下げ.70ドル台  
10.25
米ドル/円 151.74 151.75
ユーロ/円 164.3 164.33
ユーロ/米ドル 1.0828 1.0829
英ポンド/円 196.87 196.93
豪ドル/円 100.73 100.75
スイスフラン/円 175.28 175.31
原油(WTIC原油先物) 70.19 -0.58 -0.82% ⇒▽wr切り上げ.+test50MA ⇒▼はらみ調整 ⇒▲切下げ

StockCharts ⇒  
10.25 
NYダウ   42,114.40 -259.96 -0.61%
NASDAQ 18,518.60 +103.12 +0.56%
S&P500   5,808.12 -1.74 -0.02%

NYダウ(INDU) ⇒▼wrクアトロ.大幅調整 ⇒▼nr切下げ.調整 ⇒▲wr切下げ.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼wr逆立.大幅調整 ⇒▽nrはらみ反発 ⇒+▲nr上げ.様子見
S&P500(SPX) ⇒▼wrクアトロ.調整 ⇒+▼nrはらみ反発 ⇒▲nrもみあい.様子見 
【 SOX指数 】
5212.83  +55.22 (+1.07%) ⇒▼wrクアトロ.調整 ⇒+▼nrはらみ反発 ⇒+▲nr上げ.10MAもみあい

【 VIX恐怖指数 】
20.33 +1.25 (+6.55%) ⇒△wr反発 ⇒▲nrはらみ ⇒▽wr反発
⇒+6.55P (20台)
⇒+5.71P (19台)
⇒-0.93P (18台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し259ドル安 ハイテクへの買いは支え ナスダックは続伸 ⇒  
▲wr切下げ.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は5日続落。
・週間では1161ドル安と、7週間ぶりに下落した。米長期金利が上昇し、株式相場の重荷となった。一方、米経済の底堅さや主要ハイテク企業の好業績への期待を背景にした買いが相場を支えた。


+▲nr上げ.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
・金利上昇が重荷となって伸び悩んだ。
・テスラには買いが続き、3.3%高。
・メタプラットフォームズやアルファベットも上げた。
NYダウは259ドル安、主要ハイテク企業決算への期待が下支え
1.
・ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回りソフトランディング期待に買われ、寄り付き後、上昇。

・その後、ダウはマクドナルド(MCD)の下落が重しとなったほか、長期金利上昇を警戒した売りに下落に転じ、終盤にかけて下げ幅を拡大。
・ナスダックは来週の主要ハイテク企業の決算に期待した買いに終日堅調に推移し、まちまちで終了。
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・25日の米債券市場では、長期金利が4.2%台半ばまで上昇する場面があった。金利の上昇で、株式の相対的な割高感を意識した売りが出やすかった。ダウ平均の構成銘柄では、マクドナルドが2.9%安で終え、指数を押し下げた。同社の商品による大腸菌の集団感染を巡り、米疾病対策センター(CDC)は24日までに75人の感染が報告されたと25日に発表。感染者の増加を嫌気した売りが出た。

・買いが優勢となる場面もあった。朝発表の9月の米耐久財受注額は前月比0.8%減と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(1.0%減)ほど減らなかった。変動の大きい輸送関連を除くと0.4%増だった。

・ミシガン大学が同日公表した10月の米消費者態度指数(確報値)は70.5と市場予想(69.0)や9月(70.1)を上回った。市場では、「米経済の底堅さが改めて意識され、株買いにつながった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。

2.
・不動産管理・開発が大幅上昇。
・電気通信サービスが下落。


・マイクロソフトやアップル、アマゾン・ドット・コムが上昇。
・インテルやセールスフォース、アムジェンも買われた。
・テクノロジー関連不動産管理会社のデジタル・リアルティー・トラスト(DLR)はアナリストの目標株価引き上げで、上昇。
・靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は四半期決算で純売上が予想を上回ったほか、通期の見通し引き上げで、上昇。


・ディフェンシブ株や消費関連株の一角が下落。
・ダウやトラベラーズ、メルクやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などが下げた。
・ファーストフードチェーンを運営するマクドナルド(MCD)は食品医薬品局(FDA)がさらなる集団食中毒患者数を発表し、下落。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は宇宙船事業を巡り売却を含め様々な選択肢を検討していると報じられ、下落。


3.
・金利上昇が重荷となって伸び悩んだ。
・来週に四半期決算を発表する大型ハイテク株には、好決算を期待した先回りの買いが入った。
・テスラには買いが続き、3.3%高。
・メタプラットフォームズやアルファベットも上げた。

SOX指数 銘柄 ⇒
☆ TSM 203.44 +2.78%
◇ エヌビディア 141.54 +0.80%
◇ ASML 711.7 +0.13%
◇ インテル 22.68 +1.52%
◇ QCOM クアルコム 170.27 +1.29%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 186.52 +1.51%
◇ AMD 156.23 +1.82%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 107.91 +0.99%
◇ テラダイン 111.75 +0.93%
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◆ TSM 197.93 -1.46%
◇ エヌビディア 140.41 +0.61%
◇ ASML 710.81 +0.31%
◇ インテル 22.34 +1.64%
◇ QCOM クアルコム 168.1 +0.90%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.75 +0.57%
◇ AMD 153.44 +0.35%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 106.85 +1.71%
★ テラダイン 110.72 -11.02%
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◇ TSM 200.86 +1.20%
★ エヌビディア 139.56 -2.81%
◆ ASML 708.62 -1.70%
◆ インテル 21.98 -1.88%
★ QCOM クアルコム 166.6 -3.80%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 182.7 -0.16%
◆ AMD 152.91 -0.77%
★ MU ミクロン・テクノロジー 105.05 -2.57%
◆ テラダイン 124.43 -0.74%
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【NY外為】
▽ドル強い 円安転換に.152円台
//▽▽▽◆▽// 
・ドルは他の主要10通貨全てに対して値上がり。-- トランプ前大統領の勝利を見込んだ「トランプトレード」の追い風を受けている。
・衆議院選の投開票を27日に控え、円は対ドルで下落。午後に入って円売り・ドル買いの流れが強まり、一時は152円38銭まで売られた。
自民・公明の連立与党が2009年以来の過半数割れとなれば、円が一段と売られる可能性がある。

ドル円相場は *米東部時間 16時 48 分
⇒¥152.34 ¥0.51 +0.34%
⇒¥151.82 -¥0.94 -0.62%
⇒¥152.76 ¥1.68 +1.11%

10.25
クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏 

向こう2カ月における企業のドル売りヘッジ需要が例年よりも少ない可能性が高く、「米大統領選でトランプ前大統領が返り咲けば、米上下両院議会とも共和党が制覇する展開も合わせ、ドル高の号砲となり得ることを示唆している」と。

【米国株】
◆下落
//◆◆▲◇◆// 
・25日の米国株式市場ではS&P500種株価指数が失速。
・ハイテク株は買われたものの、銀行株が売られ相場の足かせとなった。


・市場予想に届かなかった業績見通しが嫌気され、地銀持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)が8.3%急落。
・ゴールドマン・サックス・グループは2.3%、JPモルガン・チェースは1.2%それぞれ下落。
・制裁破りとマネーロンダリング防止法に違反した疑いで、米当局がテザーを調査しているとの米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)報道を受けて、暗号資産(仮想通貨)関連株は売り込まれた。
・ハイテク7社「マグニフィセント・セブン」の株価に連動する指数は1.3%上昇。ここ2日間の上げが2月以来の大きさとなった。

・マグニフィセント・セブンのうち5社が来週決算を発表する。アルファベットとメタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コムは広告収入の増加により、利益が2桁の伸びとなる見通し。
・アップルは中国での新型iPhone販売が追い風となり、業績が伸びる可能性がある。
・マイクロソフトは決算会見で、人工知能(AI)分野で競合に後れを取っているとの懸念払拭(ふっしょく)に努めるかもしれない。

10.25
ドイツ銀行のヘンリー・アレン氏

「一連の企業決算、11月1日発表の10月雇用統計、米大統領選と向こう数週間はイベントが目白押しで、投資家は小幅な上昇であっても慎重な姿勢を崩していない」と。
「それらの内容が幾分明らかになるまで上値を追う雰囲気は乏しい。そのすべてが来年に向けての見通しを立てる上で重要な影響を与えるためだ」と。

アメリプライズのアンソニー・サグリンビーン氏

来週相次ぐハイテク大手の決算について「投資家が7-9月(第3四半期)の決算シーズンを総括する上で重要な役割を果たす可能性が高い」と。
「ファンダメンタルズが堅調である限り、強気相場は短期的なセンチメントの浮き沈みを経ながら、上昇を続けるだろう」と。

LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏

米ミシガン大学消費者マインド統計について「パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長ら金融当局者にとって間違いなく朗報だ」と。
「消費者はインフレが鈍化しているとの確信を得ている。米金融当局がソフトランディング(軟着陸)の実現を目指す中で、投資家は11月1日に発表される10月の雇用統計に注目している」と述べた。

【米国債】
▲下落
//▲◆◆▽▲//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・10年債利回りは7月以来の高水準となる4.2%の水準を再び上抜けた。新たな材料に乏しい中で米利下げペースを見直す動きが続いているほか、米選挙が近づいていることが背景。
・米国債市場は今後、雇用統計から米大統領選、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合まで数多くのイベントを乗り越える必要があり、今週の不安定な動きはこの先もボラティリティーが高まることを示唆している。

・米10年債利回り
⇒4.24% 2.8 +0.67%
⇒4.21% -3.4 -0.80%
⇒4.25% 3.8 +0.90%
  
  
10.25
ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、トレイシー・チェン氏

「ボラティリティー高止まりという新たな時代に突入した。過去10年はこのような状況ではなかった」と指摘。
「選挙が近づくにつれ、ボラティリティーのさらなる上昇が予想される」と述べた。

【原油】
▽3日ぶりに上昇
//▽▽▲◆▽// 
・週間ベースでも堅調だった。中東での紛争が激化するリスクのほか、相場を動かし得る多くの材料を注視する展開が続いている。
・米国はサウジアラビアに対し、中東情勢がエスカレートした場合に同国を守る用意があることを示唆した。ニューヨーク・タイムズ紙は、イラン当局が戦争の準備を自国軍に命じたと報じた。戦争回避に努めることも同時に求めたという。
・市場関係者はこのほか、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国で構成される「OPECプラス」による生産計画変更の可能性や、米選挙見通しなども注視している。


⇒WTI先物12月限は、前日比1.59ドル(▽2.3%)高の1バレル=71.78ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比58セント(◆0.8%)安の1バレル=70.19ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比97セント(▲1.4%)安の1バレル=70.77ドル。


・ロンドンICE北海ブレント12月限は1.67ドル(2.2%)高の76.05ドル。

10.25
USバンクのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏 

「停戦交渉に進展があったなら市場は恐らくもう少し落ち着いただろうが、進展はない」と。
「従って市場は週末を控えて緊張感を高めざるを得ない」と述べた。

【NY金】
◇続伸
//◇◇▲◇◇//
・金スポット相場は続伸。
・ミシガン大消費者マインド指数が6カ月ぶりの高水準に達し、米当局が金融緩和を慎重に進めるとの見方が強まったが、相場は上昇。

・このところの経済統計は米景気の底堅さを浮き彫りにし、金融市場では積極的利下げ観測が後退している。利息の付かない金投資では、金利低下が追い風になることが多い。-- ドルと米国債利回りは最近上昇傾向にあり、これは通常、金相場を押し下げる方向に働く。

⇒金先物12月限は5.70ドル(◇0.2%)高の2754.60ドル。
⇒金先物12月限は19.50ドル(◇0.7%)高の2748.90ドル。
⇒金先物12月限は30.40ドル(▲1.1%)安の2729.40ドル。

10.25
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏

「市場の典型的な相関関係が崩れていることは、共和党がホワイトハウスと上下両院を制する『レッドスイープ』シナリオに対する投資家のヘッジを示唆する」と。
こうした政治シフトが現実のものとなった場合、財源が示されない歳出や債務の対国内総生産(GDP)比率上昇につながり、長期的な財政の持続可能性に対する懸念が強まり得ると述べた。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト

インフレとポピュリズムに対するヘッジ手段として金への投資拡大が続いていると指摘。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,248.84 -20.54 -0.25%
独DAX指数 19,463.59 +20.59 +0.11%
仏CAC指数 7,497.54 -5.74 -0.08%
⇒▲切下げ ⇒△nrはらみ.様子見 ⇒▲nr逆立.調整  
⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒△nr反発.様子見 ⇒▽nr上げ.様子見
⇒-▽nr.様子見 ⇒+▼nr上げ.様子見 ⇒-▽nr下げ.様子見

◆ほぼ変わらず 
//▲◆◆◇◆//
・25日の欧州株はストックス欧州600指数がほぼ変わらず。--
・旅行や保険、建設の下げが目立った。
・ドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツグループなど主力企業の低調な決算が地合いに響き、今後に控える複数のリスクイベントも意識された。
・メルセデスの業績は中国需要の冷え込みで打撃を受けた。
・スウェーデンの家電メーカー、エレクトロラックスが大幅安。北米事業が振るわず、決算が市場予想を下回った。
・フランスの製薬会社サノフィは上昇。季節性ワクチンの需要で利益が押し上げられた。

【欧州債】
◆下落
//◆◆◇◇◆// 
・欧州債は、週間で英10年債利回りがおよそ18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、1月以来の大幅上昇となった。
-- 世界的な債券安に加え、来週30日の予算案発表を前に投資家が神経をとがらせている。
・ドイツ10年債利回りは週間で11bp上昇して2.29%。この上昇幅は4月以来の大きさ。

・独国債10年物
⇒2.29% +0.03
⇒2.27% -0.04
⇒2.30% -0.01
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・英国債10年物
⇒4.23% 0.00
⇒4.24% +0.04
⇒4.20% +0.03
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