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2024年10月2日水曜日

◆ドルもみあい 円高含みへ.143円台 原油.▽wr.大幅反発.69ドル台 令和6.10.2.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. イランがイスラエルを直接攻撃
イスラエルに向けてイランが100発以上のミサイルを発射したと、イスラエル軍が発表した。イスラエルへの直接攻撃は今年に入って2度目。ミサイルの多くは迎撃されたが、イスラエル南部や中部で一部が着弾した。 ~ ブルッキングス研究所中東政策センターのブルース・リーデル氏は「少なくともイスラエルとヒズボラの全面戦争が始まる瀬戸際にある。そうなればレバノンには壊滅的な被害が及び、イスラエルには多大な苦痛が伴うだろう」と発言。「イランが参戦すれば、中東全域にリスクが及ぶ」と述べた。

②. 石破首相の就任会見
石破茂首相は就任会見で、デフレ脱却の実現に向けて金融緩和の基本的な基調は維持されるべきだとの考えを表明。 ~ 経済運営を担う赤沢亮正経済再生担当相も利上げに慎重な対応を求めており、金融政策の正常化を模索する日本銀行にとって逆風となりかねない。 ~ 首相は日銀に委ねられるべきものだとの考えを示した上で「デフレを脱却していくために、現在の姿勢というものを期待感を持って見ている」と述べた。発言を受けて、市場では日銀の利上げペースが緩やかになるとの見方が強まる可能性もある。

③. 米経済指標
米国の求人件数は8月に増加し、3カ月ぶり高水準となった。労働需要の減速を示す他の指標と相反する内容となった。前月も上方修正された。~ 一方で供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業総合景況指数は、6カ月連続で活動縮小を示し、エコノミストの予想中央値を下回った。受注の低迷や雇用活動の低下を反映した。仕入価格指数は2023年5月以来の大幅な下げを記録し、今年初めて縮小の水準。

④. 台風に備える台湾
大型台風18号の接近を控えた台湾では、2兆5000億ドル(約360兆円)規模の株式市場が休場になる。台湾証券取引所の発表によると、2日は株式と通貨、債券の取引が停止される。~ 主要工業都市の高雄市を含む南部や東部ではすでに1日の段階で学校が休校となり、オフィスも閉鎖。アップルやエヌビディアから半導体製造を受託する台湾積体電路製造(TSMC)は、島内の全施設で台風警戒態勢に入った。操業に有意な影響はないとみている。

⑤. ボーイングが少なくとも100億ドル調達
米航空機・防衛大手のボーイングは新株発行を通じて少なくとも100億ドル(約1兆4400億円)の調達を検討している。~ 現在も続くストライキによって一段と減少した手元資金を補いたい考えだという。アドバイザーと共に選択肢を模索しているボーイングは、ストが財務に及ぼす影響を正確に把握したいと考え、スト解決を前提に1カ月間は増資を行わない可能性が高いと関係者は述べた。
2日 【日本株】
日経平均 37,808.76 -843.21 -2.18%
TOPIX 2,651.96 -38.82 -1.44%
日経平均 ⇒▲wr逆立.10MA割れ ⇒▽はらみ反発 ⇒▲逆立.10MA割れ
TOPIX ⇒▲wr逆立.10MA割れ ⇒▽はらみ反発⇒▲nr.BigDn.10MAもみあい
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【日経平均VI】
日経平均VI 27.85 +3.10 +12.53% ⇒◇nr.BigUp ( 27台 )
日経平均VI 24.75 -3.48 -12.33% ⇒▲wr下げ ( 24台 )
日経平均VI 28.23 +1.72 +6.49% ⇒▽wr大幅上げ ( 28台 )
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2日、株式反落、中東情勢緊迫でリスク回避-債券上昇し円軟調

2日、東京株式相場は大幅反落。
・中東情勢の悪化で世界経済が不安定化するとの懸念から投資家のリスク志向が後退。
・半導体関連やバリュエーションの高いグロース(成長)株が大きく下げた。

・防衛関連株も下落した。地政学リスクの高まりや石破政権による防衛費増額への期待から三菱重工業や川崎重工業などは逆行高となる場面があったが、投資家の利益確定売りに押された。
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大和証券の細井秀司シニアストラテジスト

・イスラエルとイランの対立が激化すれば原油価格や輸送コストの上昇などにつながってくるとし、「世界経済的にはいい方向ではない」と指摘。
・成長株が売られているのもリスク回避の「教科書的な動き」だと。

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日経平均は大幅反落、中東情勢が嫌気されて買い手控えの状況に

・中東情勢悪化が嫌気されて、東京市場は売り優勢で取引を開始。

・為替は1ドル143円台後半と前日比で、さほどリスク回避の円買いは入っていない様子だが、日経平均は前日の上昇分を吐き出す格好に。
・一部では石破政権が掲げる政策に独自色がないことから、買いが入りにくくなっているとの声も聞かれ、後場の日経平均は下げ幅を広げ、一段安となった。

・大引けの日経平均は前日比843.21円安(-2.18%)の37808.76円。

・鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、不動産業、水産・農林業の5セクターのみ上昇。
・空運業、電気機器、銀行業、保険業、小売業などが下落。

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【個別銘柄】大阪チタ、村田製、INPEX など 


▽大阪チタ 2719 +177大幅続伸。
イランによるイスラエルへの弾道ミサイル発射など、中東情勢の一段の緊迫化を映して、防衛関連の一角として関心が高まっているもようだ。米国市場でも、RTXやノースロップ・グラマン、ボーイングなど防衛関連が買われている。
スポンジチタンは戦闘機やヘリコプター、戦車など防衛関連分野で用途が広いとされており、中期的な需要の高まりが意識される状況にも。

▲村田製 2778.5 -114大幅反落。
新スマートフォン「iPhone16」の売れ行きが伸び悩んでいると伝わった。一部アナリストによると、予約販売開始直後の週末に売れた16シリーズは、前年同時期の「15」シリーズに比べ販売台数が12%以上減少しているもよう。
値段の高い「16 Pro」の販売が大幅な下振れのようだ。これを受け、米アップル株は前日の米国市場で約3%下落しており、国内アップル関連銘柄にも影響が強まった。

▽INPEX 2058.5 +87大幅続伸。
NY原油相場が上昇、WTI先物11月限は2.44%高で通常取引を終了しており、本日は同社など石油関連に買いが優勢となっている。
イランがイスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したと発表、今後はイスラエルによる報復なども想定される状況となっている。産油国であるイランの直接関与を受け、今後の原油供給混乱の可能性などが懸念される展開となっているようだ。

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10.2 動いた株・出来た株
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 2775 +233 ⇒ 防衛関連の一角としてスポンジチタンに関心も。
◇東邦チタニウム<5727> 1206 +59 ⇒ 大阪チタニウムの株高に追随。
◇石油資源開発<1662> 1124 +76 ⇒ イランのイスラエル攻撃受けて原油相場が上昇。
◇INPEX<1605> 2069.5 +98 ⇒ 中東情勢の緊迫化を受けて原油相場が上昇。
◇出光興産<5019> 1064.5 +37.5 ⇒ 原油高受けて石油株も全般買われる。
◇住友金属鉱山<5713> 4568 +122 ⇒ 非鉄金属市況の上昇手掛かりにも。
◆TDK<6762> 1851 -96.5 ⇒ シティグループ証券やゴールドマン・サックス証券が目標株価下げ。
◆三越伊勢丹<3099> 2233.5 -111.5 ⇒ 9月の既存店伸び率鈍化をマイナス視。
◆村田製作所<6981> 2759 -133.5 ⇒ 米アップルの株価下落で国内関連銘柄が軟調。
◆レーザーテック<6920> 22865 -1070 ⇒ 米SOX指数は3%近い下落となり。
◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 3125 -140 ⇒ リスクオフの中で半導体製造装置も全般売り優勢。
◆ソニーグループ<6758> 2716 -118 ⇒ マッコーリー証券やJPモルガン証券では目標株価引き下げ。
◆チェンジHD<3962> 1390 -60 ⇒ 政策期待株として直近で急伸の反動も。
//◆◆▽◇▲//◇▽◆ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
//▲◇◇▽▲//◇◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//◆◇▲▲◇//_◆▽ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円高含みへ.143円台 原油.▽wr.大幅反発.69ドル台 
10.2
米ドル/円 143.5 143.52
ユーロ/円 158.84 158.88
ユーロ/米ドル 1.1069 110.70%
英ポンド/円 190.6 190.64
豪ドル/円 98.76 98.78
スイスフラン/円 169.54 16961.00%
原油(WTIC原油先物) 69.83 +1.66 +2.44% ⇒◇入首反発 ⇒▲nrもみあい ⇒▽wr.大幅反発

▽ドル上昇 円安含み.143円半ば 原油.▲nrもみあい.68ドル台  
10.1
米ドル/円 143.6 143.61
ユーロ/円 159.94 159.97
ユーロ/米ドル 1.1135 111.41%
英ポンド/円 192.05 192.16
豪ドル/円 99.3 99.38
スイスフラン/円 169.86 16989.00%
原油(WTIC原油先物) 68.17 -0.01 -0.01% ⇒▲wr切下げ ⇒◇入首反発 ⇒▲nrもみあい

◇ドルもみあい +円もみあい.142円半ば 原油.◇入首反発.68ドル台  
9.30
米ドル/円 142.55 142.57
ユーロ/円 159.2 159.25
ユーロ/米ドル 1.1168 111.69%
英ポンド/円 190.7 190.79
豪ドル/円 98.57 98.61
スイスフラン/円 169.5 16958.00%
原油(WTIC原油先物) 68.18 +0.51 +0.75% ⇒▲wr下落 ⇒▲wr切下げ ⇒◇入首反発

StockCharts ⇒  
10.1
NYダウ   42,156.97 -173.18 -0.41%
NASDAQ 17,910.35 -278.81 -1.53%
S&P500   5,708.75 -53.73 -0.93%

NYダウ(INDU) ⇒△nr長ひげ.様子見 ⇒▽nr長ひげ.よこばい ⇒▼nr長ひげ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼切下げ.窓埋め調整 ⇒▽反発.Sup10MA ⇒▼wrクアトロ.10MA割れ
S&P500(SPX) ⇒▼切下げ.調整 ⇒▽吞込反発.Sup10MA ⇒▼wr.10MAもみあい 
【 SOX指数 】
5024.94  -148.11 (-2.86%) ⇒▲切下げ.調整へ ⇒-▽BigDn.窓埋め調整 ⇒▲wrクワトロ.10MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
19.26 +2.53 (+15.12%) ⇒▽wr.大幅上げ ⇒▲nrかぶせ ⇒▽wrクアトロ浮上
⇒+15.12P
⇒+10.34P
⇒+0.26P

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反落し173ドル安 中東緊張でリスク回避 ナスダックは1.5%安 ⇒  
▼nr長ひげ.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落。
・イスラエルとイランを巡る中東情勢の緊張が高まっている。投資家がリスク回避の姿勢を強め、ハイテク株や景気敏感株を中心に売りが出た。ダウ平均の下げ幅は380ドルを超える場面があった。

▼wrクアトロ.10MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は反落。
・エヌビディアやマイクロン・テクノロジーといった半導体株の下落が目立った。
NYダウは173ドル安、中東の緊迫化を警戒
1.
・連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを急がない姿勢を受けた売りが続き、寄り付き後、下落。

・港湾労働者のスト突入で東海岸の港が閉鎖、9月ISM製造業景況指数が予想を下回り景気減速への懸念を受けた売りやハイテクが重しとなり相場をさらに押し下げた。
・その後、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃が報じられると中東情勢悪化が警戒され、売りが一段と加速。

・攻撃終了とともに終盤にかけ下げ幅を縮小し、終了。
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・朝方から主力株に売りが先行した。イランがイスラエル攻撃を始める準備をしていると伝わった。午後にはイランがイスラエルに向けてミサイルを発射したとイスラエル軍が発表した。大半を迎撃したというが、イスラエルは反撃の構えを示しているもよう。軍事衝突の拡大や長期化への警戒から、株売りが優勢となった。市場では「現時点で株価や原油相場にどの程度の影響を与えるのか予想しにくい」(ウェドブッシュ証券のスティーブ・マソッカ氏)との受け止めがあった。

・米原油先物相場は一時、前日比5%あまり上昇した。「恐怖指数」とも呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は急上昇し、不安心理が高まった状態を示すとされる20を上回る場面があった。ダウ平均は前日まで連日で過去最高値を更新した後で、主力株に持ち高調整や利益確定目的の売りが出やすかった面もある。

・売り一巡後は、ダウ平均は下げ渋った。景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ株の一部に買いが入った。地政学リスクへの警戒から、軍需・防衛関連や資源関連の銘柄にも買いが入り、ダウ平均を支えた。

2.
・エネルギーが上昇。
・半導体・同製造装置が下落。


・ボーイングとシェブロンが上昇。
・メルクやトラベラーズといったディフェンシブ株の一角にも買いが入った。
・防衛のRTX(RTX)やノースロップ・グラマン(NOC)などは地政学的リスク上昇で、買われた。
・航空機メーカー、ボーイング(BA)は新株発行で最低100億ドル調達計画が報じられ売られたが、中東情勢悪化で上昇。
・カジノを運営するラスベガスサンズ(LVS)や自動車メーカーのフォード(F)はアナリストの投資判断を引き上げ、上昇。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は取引終了後に四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回ったほか、中国の売り上げ回復で、時間外取引で買われている。


・アップル(AAPL)は部品メーカーが第4四半期の新型アイフォーン生産を300万台程削減する可能性をアナリストが指摘し、売られた。
・アナリストが投資判断を引き下げたウォルト・ディズニーも安かった。
・インテルとマイクロソフトも売られた。


3.
・エヌビディアやマイクロン・テクノロジーといった半導体株の下落が目立った。
・フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.8%安。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 172.07 -0.92%
★ エヌビディア 117 -3.66%
◆ ASML 822.35 -1.31%
★ インテル 22.69 -3.28%
★ QCOM クアルコム 165.78 -2.51%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 197.2 -2.40%
★ AMD 159.75 -2.64%
★ MU ミクロン・テクノロジー 100.31 -3.28%
★ テラダイン 128.99 -3.69%
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◆ TSM 173.67 -2.42%
◇ エヌビディア 121.44 +0.03%
◆ ASML 833.25 -0.99%
◆ インテル 23.46 -1.88%
◆ QCOM クアルコム 170.05 -0.05%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 202.05 -1.40%
◆ AMD 164.08 -0.16%
★ MU ミクロン・テクノロジー 103.71 -3.53%
◆ テラダイン 133.93 -0.53%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 177.97 -4.74%
◆ エヌビディア 121.4 -2.13%
◆ ASML 841.54 -1.28%
◆ インテル 23.91 -0.04%
◆ QCOM クアルコム 170.13 -1.47%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 204.92 -2.24%
◆ AMD 164.35 -1.87%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 107.5 -2.17%
◆ テラダイン 134.64 -2.02%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円高含みへ
//◆◆▽◇▲//▽◆ 
・ドルが主要10通貨のうち、カナダ・ドルを除く全てに対して上昇。--イランがイスラエルに大規模なミサイル攻撃を仕掛け、中東情勢が緊迫化した。
・円は対ドルでほぼ変わらず。ニューヨーク時間の午前中には、イランがイスラエルへのミサイル攻撃を準備中との報道に反応して一時142円98銭まで上げたが、その後は前日の終値を挟んでもみ合う展開。

ドル円相場は *米東部時間 16時 58 分
⇒¥143.54 -¥0.09 -0.06%
⇒¥143.62 ¥1.41 +0.99%
⇒¥142.26 -¥2.55 -1.76%

10.1
TDセキュリティーズのFXストラテジスト、ジャヤティ・バラドワジ氏 

「中東情勢の緊迫化に伴う世界的なリスクオフの動きで、ドルは上昇している」と。
「この状況を受け、最近まで米利下げの織り込みや中国刺激策のニュースの恩恵を受けてきたリスクに敏感な主要通貨に、一定の下落のリスクが生じている」と。

【米国株】
▲下落
//◇◇◆◇◆//◇▲ 
・1日の米国株相場は反落。
・中東での対立が激化し、安全資産を求める動きが強まった。

・イスラエルによるレバノンでの攻撃を受けて、イランはイスラエルに大規模なミサイル攻撃を仕掛けた。これより先の一部報道によれば、米国はこの攻撃に対するイスラエルの防衛準備を積極的に支援している。

・アップルは2.9%、エヌビディアは3.7%それぞれ下落した。ナスダック100指数は1.4%安。一時は2%余り下げたが、午後に下げを縮めた。

10.1
XTBの調査ディレクター、キャスリーン・ブルックス氏

「市場は様子見モードになっている」と分析。「この状況がどこまでエスカレートするのか、そして安全資産への急速な逃避が正当化されるのかどうかを見極める上で、今後24時間が極めて重要になる」と述べた。
同氏は、この対立が収束すれば、相場全体とハイテク銘柄は回復すると予想している。この日はハイテク銘柄の下げがきつい。

エバコアISIのエコノミスト、スタン・シップリー氏

「きょうの経済指標は10年債利回りやドル、さらに雇用サービス関連株への重しになるだろうが、(4日に発表される)雇用統計の方が影響力は大きい」と分析。その上で、「米国債市場にとっては中東の地政学情勢に関するニュースがより重要だ」と。

パイパー・サンドラーのチーフ投資ストラテジスト、マイケル・カントロウィッツ氏

株式相場について、「完璧な経済見通し」を反映していると指摘。「この先、株式相場が大きく上昇する上で問題になるのは、相場に基本的に全くリスクが織り込まれていないということだ」と。

【米国債】
▽上昇
//◆▽▲◆▽//▲
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・中東での緊張激化を受けて逃避需要から買われた。

・米10年債利回り
⇒3.73% -5.3 -1.40%
⇒3.78% 3.2 +0.86%
⇒3.75% -4.6 -1.20%
  
  
>>9.30
バイタル・ナレッジのアダム・クリサフルリ氏

「パウエル氏の発言はわずかにタカ派寄りだったが、FOMCはまだ多くの利下げを行う必要がある」と。
その上で、パウエル氏の発言は、年内残りの期間について市場が合計0.75ポイントではなく0.5ポイントの利下げを考えるべきだということを示唆しているように聞こえると付け加えた。

BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏

パウエル氏の講演前にリポートで、「パウエル氏の午後の講演で利下げ幅が25bpになるか50bpになるかの議論が終わることはない。少なくとも、終わる可能性は極めて低いといえるだろう」と。
10月4日発表の雇用統計が今週のメーンイベントだとした上で、1日に発表される8月の求人件数は、「労働市場の減速が新常態になったという見方を改めて裏付けるだろう」と。

【原油】
▽大幅上昇
//◆▽▲▲◇//◆▽ 
・イランがイスラエルをミサイル攻撃したことを受け、供給混乱のリスクが高まった。中東は世界の原油供給で3分の1を占める。


⇒WTI先物11月限は1.66ドル(▽2.4%)高の1バレル=69.83ドル。
⇒WTI先物11月限は◆1セント安の1バレル=68.17ドル。
⇒WTI先物11月限は51セント(◇0.8%)高の1バレル=68.18ドル。


・ロンドンICE北海ブレント12月限は0.2%高の71.70ドル。

10.1
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのトレーディング担当シニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏 

「状況がより詳しく分かるようになるまで、向こう数日、神経質な取引が続く公算が大きい」と。

シティー・インデックスのアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏 

「停戦の動きが見られなければ、原油価格は今後数日でさらに5ドル上昇する可能性がある」と。
その上で「しかし、供給が実際に混乱しない限り、需要に対する懸念とリスクテーク意欲の減退が上値余地を限定する」と予想した。

【NY金】
▽反発
//◇◇◇◇▲//◆▽
・金相場は反発。
・イランからミサイル攻撃を受けたとイスラエル軍が発表したことを受け、中東の緊張が激化する可能性が意識された。


⇒金先物12月限は30.90ドル(▽1.2%)高の2690.30ドル。
⇒金先物12月限は8.70ドル(◆0.3%)安の2659.40ドル。
⇒金先物12月限は26.80ドル(▲1%)安の2668.10ドル。

10.1
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏

「金市場は、こうしたニュースが流れた時に想定される動きをしている」と。

UBSグループの貴金属担当ストラテジスト、ジョニ・テベス氏

地政学的リスクに関する報道に金相場が条件反射的に反応する可能性はあるが、金にとってより長期的に重要なのは実質金利だと。
米金融当局が利下げモードに入り、実質金利が低下する中、「金相場はこれまで大幅には下落していないため、投資家が上値を追い続けなければならなくなる。それがリスクだ」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,276.65 +39.70 +0.48%
独DAX指数 19,213.14 -111.79 -0.58%
仏CAC指数 7,574.07 -61.68 -0.81%
⇒▽トリプル.Sup10MA ⇒▲wr逆立.10&50MA割れ ⇒△nrはらみ反発 
⇒▽wr.High2 ⇒▲Cog.はらみ調整 ⇒▲wr切下げ.調整2
⇒▽nr.High2 ⇒▲Cog.調整 ⇒▲nr.窓埋め調整2

▲下落 
//◇◇◆▽◇//▲▲
・1日の欧州株は下落。-- イスラエルを近く攻撃するためにイランが準備を進めていると、米当局者が述べたことに反応した。
・ストックス欧州600指数は0.4%下落。
・銀行、一般消費財関連銘柄が特に売られた。

【欧州債】
◇上昇 
//◇◇◆◆◇//◇◇ 
・欧州債市場ではフランス債が上昇。ユーロ圏の他国債のパフォーマンスを上回った。バルニエ首相が打ち出した支出削減と一部増税案が好感された。
・ドイツ債は逃避需要の買いで上昇。短期金融市場では、イランのイスラエル攻撃が注視され、欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しが加速。
・英国債は上げ幅を縮小。トレーダーは年末までのイングランド銀行(英中央銀行)による利下げを37bpと想定。

・独国債10年物
⇒2.04% -0.09
⇒2.12% -0.01
⇒2.13% -0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒3.94% -0.06
⇒4.00% +0.03
⇒3.98% -0.03
---------------------------

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