*かぶとうし塾


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2023年11月24日金曜日

◇ドルもみあい 円安維持 原油(11.22).▼たくり線.調整.77ドル台 令和5.11.24.Fri

24日 【日本株】
日経平均 33,625.53 +173.70 +0.52%
TOPIX 2,390.94 +12.75 +0.54%
日経平均 ⇒◆nr.調整.5MA割れ ⇒△反発.Sup10MA.高値圏 ⇒+◆陰上げ.調整
TOPIX  ⇒▼nr.調整.5MA割れ ⇒◇呑込み.Sup10MA.高値圏 ⇒+◆陰上げ.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.87 -0.50 -2.88% ⇒◆陰.Low
日経平均VI 17.37 -0.50 -2.80% ⇒-◇nr.様子見
日経平均VI 17.87 -0.71 -3.82% ⇒-◇陽下げ
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・ドル・円相場は1ドル=149円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は148円76銭。
・米新規失業保険申請、6月以来の大幅減-継続受給者2カ月ぶり減。
・米耐久財受注、10月は予想以上に減少-民間航空機の受注減で。
・米消費者1年先インフレ期待、7カ月ぶり水準に上昇-ミシガン大 。
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24日、日本株は続伸、円相場が対ドルで今週の安値近辺-輸出企業が高い

・24日の日本株は続伸。
外国為替市場で円相場が対ドルで今週の安値水準で推移し、好感した買いが入った。
・外国為替市場でドル・円相場は149円台と円安に推移し、輸出企業が高かった。

日経平均は続伸、TDKやテルモが2銘柄で約34円分押し上げ
・米10年債利回りが一時4.3%台まで低下したことや原油価格が下落したことは、国内の投資家心理を改善した。
・円高一服感も輸出株などの株価下支え要因となった。ただ、引き続き高値警戒感が意識される中、週末要因も相まって20日高値33853.46円を前に上値の重い展開。
・輸送用機器、保険業、ゴム製品などが上昇。
・パルプ・紙、陸運業、空運業が下落。
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三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフストラテジスト 
・欧米株高を受けて日本株の買い安心感が広がり、円安も追い風になったと。
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【個別銘柄】レオパレス21、王子HD、ダイキン工、三菱重 など 


▽レオパレス21 464 +26大幅反発。
10日に発表した上半期決算や上方修正を受け、その後株価は大きく水準訂正を果たしているが、本日は高値更新と一段高の展開。一部で社長コメントが報じられており、買い材料にもつながったようだ。
大規模な再開発や工場建設の活発化を受けて、建設事業者向け住居の受け皿として法人利用が堅調とコメントしている。法人の場合は賃料単価が高いとされていることで、収益拡大期待の高まりにつながっているようだ。

▲王子HD 570.6 -15.8大幅反落。
大和証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も650円から600円に引き下げている。総合的な収益力の高さには一定程度の評価だが、外部環境の厳しさを背景にバリュエーションの切り上がりは想定し難い状況と判断。
円安進行によるコストアップ、段ボール販売の弱含みなどから、24年3月期営業利益は前期比5%減の810億円に下方修正しているもよう。

▲ダイキン工 23095 -555大幅続落。
大和証券では投資判断を「2」から「3」に、目標株価も30000円から22000円に引き下げた。欧州ヒートポンプ事業の落ち込みによるバリュエーションの低下、利益率の高い中国市場の低迷継続などを懸念要因として業績予想を下方修正。
中計の最終年度目標である26年3月期営業利益5000億円はやや高いハードルになっていると分析。少なくとも来期計画が示されるまで相対的な投資魅力は限定的。

▽三菱重 8824 +529大幅続伸。
一昨日に防衛事業説明会が開催されている。防衛力整備計画における7つの重視分野は全てが同社の正面装備品に関連するとコメントしているようだ。また、24年3月期における防衛・宇宙セグメントの受注高は1.6兆円規模に拡大、来年度も1兆円を超える規模の受注が見込めるとしている。
事業利益率の水準も防衛省の支援策で上昇が想定されるなど、防衛関連分野の拡大期待が再燃する形になっている。

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11.24動いた株・出来た株
◇エンプラス<6961> 12380 +1330 高値更新からショートカバーも優勢に。
◇レオパレス21<8848> 466 +28 法人利用が堅調と社長コメント伝わる。
◇ブイ・テクノロジー<7717> 2560 +160 フォトマスク製造装置の受注好調などあらためて材料視。
◇三菱重工業<7011> 8805 +510 防衛事業説明会を受けて期待感が再燃へ。
◇レゾナック・ホールディングス<4004> 2807 +134.5 シリコンバレーへの半導体の研究開発拠点新設など引き続き材料視。
◇群馬銀行<8334> 736.4 +32.7 草津温泉に観光客急増などとも伝わり。
◇SCREENホールディングス<7735> 10340 +445 TSMCのウェイトが相対的に高いことなど優位性か。
◇三菱瓦斯化学<4182> 2348.5 +85 ゴールドマン・サックス証券では目標株価を引き上げ。
◆シャープ<6753> 1020 -26.5 中計期待で急騰した反動が続く形に。
◆王子HD<3861> 571 -15.4 大和証券では投資判断を中立に格下げ。
◆日本製紙<3863> 1318 -35 紙パセクターの一角で投資判断格下げなどあり。
◆ダイキン工業<6367> 23120 -530 大和証券では投資判断を格下げしている。
◆ニトリHD<9843> 16535 -340 円高反転一服で戻り売り優勢。
◆三菱製紙<3864> 551 -11 本日は紙パセクターの軟調推移が目立つ。
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米国株式市場は感謝祭の祝日のため休場(23日)<>
11.22
NYダウ   33,451.83 +97.69 +0.29%
NASDAQ 2,378.19 +10.40 +0.44%
S&P500  21,490.81 +98.13 +0.46%

NYダウ(INDU)⇒◇逆立.高値圏 ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒◇逆立.高値
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇逆立.高値圏 ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒+◆陰上げ.様子見
S&P500(SPX) ⇒◇トリプル.高値圏 ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒+◆陰上げ.様子見
【 SOX指数 】
3,744.96 +12.16 (+0.33%) ⇒◇トリプル.High5 ⇒▼切下げ.Cog ⇒+◆陰はらみ.様子見  

【 VIX恐怖指数 】
12.85 -0.50 (-3.75%) ⇒◆吞込み下落.Low ⇒▲nr下げ ⇒▲nr下げ.Low3
-3.75P 大幅に下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◇逆立.高値 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・8月中旬以来の高値。米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測の後退が株式相場を支えた。米長期金利がこのところ水準を切り下げ、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いが優勢だった。

+◆陰上げ.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数も反発。
・ネット通販のアマゾン・ドット・コムや交流サイトのメタプラットフォームズが買われた。
・半導体のエヌビディアは2%下げた。前日発表の四半期決算と業績見通しは市場予想を上回ったものの、利益確定の売りに押された。

//◆◇▲▽◆▲//◆▲◆▽◇ ドル円 149円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◆◆//◆◆◆◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇=▲▲▽//_◇◆▼_ 原油 77ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドルもみあい 円安維持 原油(11.22).▼たくり線.調整.77ドル台  
11.24
米ドル/円 149.57 149.58
ユーロ/円 163.11 163.18
ユーロ/米ドル 1.0905 1.0909
英ポンド/円 187.40 187.51
豪ドル/円 98.09 98.11
スイスフラン/円 169.16 169.19
原油(11.22)(WTIC原油先物) 77.10 -0.67 -0.86% ⇒▼nrひげ.調整 ⇒▼たくり線.調整

▽ドル反発 円安へ転換 原油.▼たくり線.調整.77ドル台  
11.23
米ドル/円 149.49 149.52
ユーロ/円 162.70 162.77
ユーロ/米ドル 1.0883 1.0887
英ポンド/円 186.76 186.83
豪ドル/円 97.77 97.81
スイスフラン/円 169.10 169.19
原油(WTIC原油先物) 77.10 -0.67 -0.86% ⇒◇切り返し.10MA突破 ⇒▼nrひげ.調整 ⇒▼たくり線.調整

◆ドルもみあい 円もみあい 原油.▼nrひげ.調整.77ドル台 
11.22
米ドル/円 148.29 148.39
ユーロ/円 161.80 161.85
ユーロ/米ドル 1.0904 1.0915
英ポンド/円 185.86 185.96
豪ドル/円 97.21 97.28
スイスフラン/円 167.82 167.88
原油(WTIC原油先物) 77.77 -0.06 -0.08% ⇒▽反発.買戻し ⇒◇切り返し.10MA突破 ⇒▼nrひげ.調整

米国株式市場は感謝祭の祝日のため休場    
1.
・感謝祭前後から始まる年末商戦での強い消費行動への期待に買われ寄り付き後、上昇。

・雇用関連指標や消費者信頼感指数が予想を上回り底堅い景気への期待が一段と強まり続伸した。
・同時に、利上げ終了観測の後退で長期金利が上昇し、ハイテクの上昇は限定的。

・新年度に向けた買いが続き、終日、相場は堅調に推移し終了。

・ダウ平均の上げ幅は一時200ドルを超えたが、買い一巡後はやや伸び悩んだ。米国では23日は感謝祭の祝日で休場となり、24日も短縮取引となる。祝日を前に積極的に上値を追う動きは限られた。

・22日発表の米経済指標は強弱が入り交じる内容だった。週間の新規失業保険申請件数は前週から減り、市場予想を下回った。ミシガン大学が発表した11月の消費者態度指数(確報値)は速報値から上方修正され、市場予想も上回った。一方、10月の耐久財受注額は市場予想以上に減少した。

・景気が減速しつつも一定の底堅さを保ち「米経済のソフトランディング(軟着陸)を見込む市場関係者が増えていることが株買いを支えている」(ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートのスコット・レン氏)との見方があった。

2.
・小売り、家庭・パーソナル用品が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。

・ソフトウエアのマイクロソフトが買われた。資本・業務提携するオープンAIの最高経営責任者(CEO)にサム・アルトマン氏が復帰することが決まり、人工知能(AI)戦略を巡る先行きの不透明感が和らいだとの見方。
・工業製品・事務用品のスリーエムやスポーツ用品のナイキも高い。
・航空会社のユナイテッド(UAL)、デルタ(DAL)は連休を前に運航便の遅れなどの混乱が報告されず、安心感からそれぞれ上昇。

・建機のキャタピラーやドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは売られた。
・農機具メーカーのディア(DE)は四半期決算で利益は予想を上回ったが、穀物価格の値下がりが響き需要鈍化を見込んだ24年度の利益見通しが予想を下回り売られた。


3.
・アマゾン・ドット・コムや交流サイトのメタプラットフォームズが買われた。
・半導体のエヌビディア(NVDA)も四半期決算で、売上の伸びが市場の期待に満たず、下落。

SOX指数 銘柄    
◇ TSM 98.65 +0.24%
◆ エヌビディア 487.16 -2.46%
◇ ASML 684.8 +0.06%
◇ インテル 43.67 +0.07%
◇ QCOM クアルコム 127.5 +0.38%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 149.48 +0.37%
◇ AMD 122.51 +2.32%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 77.1 +0.51%
◇ テラダイン 92.44 +0.74%
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◆ TSM 98.41 -1.55%
◆ エヌビディア 499.44 -0.92%
◆ ASML 684.42 -1.42%
◆ インテル 43.64 -2.46%
◆ QCOM クアルコム 127.02 -1.92%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 149.25 -2.18%
◇ AMD 119.16 +0.07%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 76.71 -2.43%
◆ テラダイン 91.76 -1.42%
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◇ TSM 99.96 +0.38%
◇ エヌビディア 504.09 +2.25%
◇ ASML 694.31 +1.20%
◇ インテル 44.74 +2.12%
◇ QCOM クアルコム 129.51 +0.03%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 152.57 +2.68%
◇ AMD 121.53 +2.23%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 78.62 +1.37%
◇ テラダイン 93.08 +1.08%
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【NY外為】
▽ドル反発 円安へ再び転換
//◇▲▽◆▲//▲◆▽ 
・ドル指数は続伸。---米労働データと米国債利回り上昇を受けて、ドル買いが優勢になった。
・円は対ドルで下落。日米それぞれの祝日を控えて商いは薄かった。円は一時149円75銭まで下げた。

ドル円相場は
⇒¥149.58 ¥1.19 +0.80%
⇒¥148.39 ¥0.00 0.00%
⇒¥148.41 -¥1.22 -0.82%

>>11.20
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの為替戦略世界責任者、ウィン・シン氏

ドルの上昇基調が失速する中、米金融当局の現在のハト派的なシナリオを覆すには、しっかりとした実体部門のデータが必要だと指摘。
「世界の他の地域がリセッションに陥っても、米経済はトレンドを上回る成長を続けている。一方、物価上昇圧力は依然として根強いため、米金融当局は市場が考えているほど早く、大幅な利下げはできないだろう。
とはいえ、市場のセンチメントや期待に変化が見られるまで、ドルは脆弱(ぜいじゃく)なままだ」と。

>>11.20
HSBCの欧州為替調査責任者、ドミニク・バニング氏

「現在、軟調な米経済指標がドルに打撃となっている。
しかし、この弱さがさらに深刻になれば、リスク選好と世界的な成長モメンタムにとって、今よりずっと厳しい状況が生まれる可能性があると考えている。そうなれば、カウンターシクリカルとしての地位が実際にドルを支え始めるだろう」と。

【米国株】
◇反発
//◆▽◇◇◇//◇◆◇ 
・22日の米株式相場は反発。
前日は小幅に下げたものの、11月に入ってからの上昇局面を維持した。

・感謝祭翌日のブラックフライデーや翌週月曜のサイバーマンデーを前にアマゾン・ドット・コムは上昇。
・マイクロソフトも高い。---オープンAIにサム・アルトマン氏が最高経営責任者(CEO)として復帰するとの報道が流れた。
・前日夕に決算を発表したエヌビディアは下落。

11.22
LPLファイナンシャルのチーフ・グローバルストラテジスト、クインシー・クロスビー氏

「消費者はインフレ率が今後1年、そして長期的に上昇するとみている。データに依存する米金融当局にとって、これは良いニュースではない。
歴史的に消費者心理を低インフレの環境に戻すのはかなり難しく、当局は消費者のインフレ期待が抑制されなくなるのを望んでいない」と。

11.22
RBCキャピタル・マーケッツの米株式戦略責任者、ロリ・カルバシナ氏

S&P500種株価指数が来年は過去最高値を更新すると予想。
明るいセンチメントと底堅いバリュエーションに支えられるとの見方を示した。

【米国債】
◆反落
//◇▽▲▽◇//◇◇◆
・米国債は反落。( 利回り上げる )

・ミシガン大学が発表した11月の消費者調査(確定値)で1年先のインフレ期待が7カ月ぶりの水準に上昇したため、売りが優勢になった。

・米10年債利回り
⇒4.41% 1.4 +0.31%
⇒4.39% -2.7 -0.62%
⇒4.42% -1.4 -0.31%
  
>>11.20
プリンシパル・アセット・マネジメント

「米国債は極めて魅力的な利回りを提供している」と指摘。
「景気減速が差し迫った場合、投資資本増加の可能性は限られるかもしれないが、不確実な2024年に向けて安定を優先する投資家にとって、着実な収入をもたらす米国債は堅実な選択肢だ」と。

【原油】
▼下落
//◇◆▲▲▽//◇◆▼ 
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が週末に予定していた会合が延期となり、OPECプラスが供給引き締めに動くとのトレーダーの期待に水を差す格好となった。

・WTI先物1月限は、前日比67セント(0.9%)安の1バレル=77.10ドル。
・ロンドンICE北海ブレント1月限は0.6%下落して81.96ドル。

11.22
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダーのレベッカ・バビン氏
この日の下落について、OPECプラスが合意に達しなかった場合に何が起き得るかということへの市場の懸念を映し出していると指摘。
「2020年のような事態になることを市場は恐れている」とし、当時OPECプラスは原油価格の下落に歯止めをかけることができず、価格は一時マイナスに転じる場面もあったと。

【NY金】
▲反落
//◇◇◆◇◆//▲▽ 
・米消費者の1年先のインフレ期待上昇がデータで示され、米国債利回りが上昇したことで金は売られた。
・市場は政策金利を巡る米金融当局の次の動きを見極めるべく、今週発表の経済指標に注目している。
・金は先週の初め以降に2.1%余り上昇。米金融当局の利上げが終了したとの観測から米国債利回りとドルが下げ、それが金への追い風となっていた。

・金先物2月限は8.60ドル(0.4%)安の2013.20ドル。

11.22
サクソバンクの商品戦略責任者オレ・スロス・ハンセン氏

金は2000ドルという重要な節目突破に向けた動きが続いており、それにより「今年も力強い水準で年を終える」可能性があるとの見方を示した。
金にとって「最良の時期はまだこれからだ」と指摘。ただそのためには、「新たな需要を引き付ける上で投資家が米利下げに対する確信を強める必要がある」と。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,483.58 +14.07 +0.19%
独DAX指数 15,994.73 +36.91 +0.23%
仏CAC指数 7,277.93 +17.20 +0.24%

⇒▼nrひげ.調整 ⇒◆nr.調整3 ⇒▽nr.様子見
⇒◆nrよこばい.調整 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒◇nr上げ.高値圏 
⇒◆nr.窓埋め調整 ⇒◇逆立.200MA再突破 ⇒◇nr上げ.高値圏

◇上昇
//▽▽◇◆▽//◇◆◇◇
・欧州600指数は0.3%上昇し、2カ月ぶりの高値付近。
・米国市場が感謝祭の祝日で休場となり薄商いだったが、エネルギー株が上昇。

>>11.21
エクイティ・キャピタルの首席マクロエコノミスト、スチュアート・コール氏

「市場に広がっている話題はFRBがインフレとの闘いに勝利したということであり、パウエル議長や当局者らが追加利上げは検討の選択肢としてまだあると言っているにもかかわらず、市場はもうそのメッセージをあまり信じていない」と述べた。

【欧州債】
◆ドイツ・英国債が下落
//◇◇◆◇◇//◆◇◇◆ 
・23日の欧州債市場ではドイツ債、英国債が下落。
・ドイツと英国の購買担当者指数(PMI)が市場予想を上回り、短期金融市場では利下げ見通しが後退。---事情に詳しい関係者の情報を基にドイツは今年の債務上限規則を停止する方針だと伝えると、ドイツ債は下げ幅を拡大した。

・英国債は中期債を中心に下落。英PMI統計を手掛かりにトレーダーが想定するイングランド銀行(英中央銀行)による来年の利下げ幅は縮小。---先週は英小売売上高が予想外に減少したことを背景にトレーダーが早ければ8月の初回利下げを見込み、来年の利下げ幅はほぼ1ポイントと織り込まれていた。

・独国債10年物
⇒2.62% +0.06
⇒2.56% -0.01
⇒2.56% -0.05

・英国債10年物
⇒4.26% +0.10
⇒4.15% +0.05
⇒4.10% -0.02

>>11.21
オッドBHFのチーフエコノミスト、ブルーノ・カバリエ氏

「ECBは2022年のインフレショックを予見できず、対応が遅れたことへの反省から、過度に制限的な金融政策スタンスを維持している。しかしECBには現在、米連邦準備理事会(FRB)よりも多くの利下げ理由があるように見える」と。

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