*かぶとうし塾


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2023年5月29日月曜日

◇ドル強い 円安進む 原油.◇反発.Sup10MA.72ドル台 令和5.5.29.Mon

29日 【日本株】
日経225  31,233.54 +317.23 +1.03%
TOPIX 2,160.65 +14.81 +0.69%
日経平均 ⇒ ◇吞込 ⇒ △nr.上げもみあい ⇒ +◆陰押さえ.高値圏
TOPIX  ⇒ -◇下げ.もみあい ⇒ ◆押さえ.様子見 ⇒ +◆陰押さえ
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【日経平均VI】
日経平均VI 20.21 +0.88 +4.55% ⇒ +◆押さえ(20突破
日経平均VI 19.33 +0.84 +4.54% ⇒ ▽陽.反発
日経平均VI 18.49 -0.51 -2.68% ⇒ ◆下げ
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・バイデン米大統領と下院議長、債務上限問題で関連法案通過に自信。
・米PCE価格指数、上昇ペース加速-FRBは利上げ姿勢維持か。
・米耐久財受注、4月は予想外に増加-コア資本財もプラスに転じる。
・ドル・円相場は1ドル=140円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は139円70銭。
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29日、日経平均33年ぶり高値更新、米債務上限合意-商社や金融などが高い

・29日、東京株式相場で日経平均株価の終値は33年ぶり高値。
米国の債務上限問題で原則合意に達したことや堅調な米経済統計を受け、投資家心理が改善。

・三菱商事など大手商社が一部アナリストの強気判断も追い風となって大幅高。
・銀行や保険、証券・商品先物など金融株にも買いが入った。

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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫
このところグローバル株式相場の重しになっていた米債務上限引き上げ問題が解決に向けて大きく前進したことで、欧米株の上昇が視野に入る。

日本株は元々好調を続けてきたが、そういった期待感がさらに織り込まれて一気に上昇した形になっている。

債務上限問題はまだ大枠で合意ができただけ、上院は特に大きな問題はないが、下院で過半数の票が獲得できるかが焦点。

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【個別銘柄】東エレク、三菱商事、DMG森精機、 など

◇東エレク 19720 +85続伸。
エヌビディアの好決算発表をきっかけに、先週末も米半導体株の上昇が続いており、週明けの東京市場でも、引き続き同社など半導体関連株には買いが先行の展開。
SOX指数は25日の6.8%上昇に続き、26日にも6.3%の上昇となっている。25日に24.4%高となっていたエヌビディアだが、26日も2.5%高と一段の上値追いに。なお、同社株は、昨年6月以来の2万円台回復となっている。

◇三菱商事 5908 +183大幅続伸。
本日はほぼ全てのセクターが値上がりとなっているが、中でも卸売業が業種別上昇率の上位になっている。大手5社は軒並み3%以上の上昇に。野村證券では各社の目標株価を一斉に引き上げ、同社に関しては投資判断「バイ」継続で、目標株価を6580円から7460円にまで引き上げている。
会社計画の大幅な下振れリスクは小さいとしているほか、追加的な株主還元余地はセクター内で最も大きいと評価。

◇DMG森精機 2377 +70大幅反発。
野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2020円から3300円にまで引き上げている。売上の5割を占める欧州では、暖冬によりインフレが落ち着き、マクロ指数も持ち直し傾向であることから、今後の受注が大きく減少するリスクが低下したと判断している。
営業利益は24年12月期の踊り場を経て、25年12月期には605億円、前期比21%増を予想している。

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5.29動いた株・出来た株
ワイエイシイ<6298> 3555 +345 中小型半導体関連として関心が続く。
◇新日本科学<2395> 2310 +175 ジェフリーズ証券では投資判断を格上げ観測。
◇ソシオネクスト<6526> 15700 +1060 中小型の半導体関連株として人気が継続。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 6420 +390 半導体関連株高の流れが続き。
◇Appier Group<4180> 1391 +69 AI関連の一角として資金が向かう形に。
◇アドバンテスト<6857> 17690 +710 米SOX指数連日の急騰で半導体関連買われる。
◇三菱商事<8058> 5925 +200 野村證券では目標株価を引き上げ。
◆日本ペイントホールディングス<4612> 1097 -28 中国経済の先行き懸念などを反映か。
◆レーザーテック<6920> 22810 -125 マッコーリー証券では投資判断を格下げ。
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5.26
NYダウ 33,093.34 +328.69 +1.00%
NASDAQ 12,975.68 +277.59 +2.19%
S&P500 4,205.45 +54.17 +1.30%

NYダウ(INDU) ⇒ ◆4Crow.Low ⇒ ▼ひげ.Sup200MA ⇒ ▽反発.2Gap.〃
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ◆nr調整.Sup10MA ⇒ ◇BigUp.上もみあい ⇒ ◇上放れ.High 
S&P500(SPX) ⇒ ◆陰.調整4 ⇒ +◆陰上げ.反発 ⇒ ◇上放れ.クアトロ
 
【 SOX指数 】
3,336.72 +212.63 (+6.81%) ⇒ -◇陽下げ.もみあい.Sup10MA ⇒ ◇High.高値発 ⇒ ◇High2.Wr

【 VIX恐怖指数 】
17.27 -1.19(-6.22%) ⇒ ◇大幅上昇 ⇒ ◆はらみ.下げ ⇒ ▼wr.大幅下落
-6.22P 大幅下落、20割る  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽反発.2Gap.〃  ⇒ ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発。
米政府の債務上限問題を巡る協議が進展していることへの期待から、買いが優勢だった。朝発表の経済指標が米経済の底堅さを示したことも、相場を支えた。

◇上放れ.High ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
前日発表の四半期決算が好調だった半導体のマーベル・テクノロジーは3割超上昇。同業のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコムにも買いが波及した。
25日に自動車大手のフォード・モーターとの提携を発表した電気自動車のテスラも買われた。

//◇◇◇▽▽◆//◆◇◆▽▽◇ ドル円 140円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◇◆//◇◆◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◆◆//_◇△◇▼◇ 原油 72ル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◇ドル強い 円安進む 原油.◇反発.Sup10MA.72ドル台  
5.29
米ドル/円 140.74 140.75
ユーロ/円 150.92 150.98
ユーロ/米ドル 1.0723 1.0727
英ポンド/円 173.79 173.83
豪ドル/円 91.80 91.84
スイスフラン/円 155.45 155.49
原油(WTIC原油先物) 72.67 +0.84 +1.17% ⇒ ◇陽3.Test50MA ⇒ ▼陰.大幅調整.Sup10MA ⇒ ◇反発.Sup〃

◇ドル強い 円安進む 原油.◇反発.Sup10MA.72ドル台  
5.27
米ドル/円 140.62 140.65
ユーロ/円 150.80 150.86
ユーロ/米ドル 1.0724 1.0726
英ポンド/円 173.57 173.65
豪ドル/円 91.64 91.68
スイスフラン/円 155.26 155.36
原油(WTIC原油先物) 72.67 +0.84 +1.17% ⇒ ◇陽3.Test50MA ⇒ ▼陰.大幅調整.Sup10MA ⇒ ◇反発.Sup〃

◇ドル強い 円安進む 原油.▼陰.大幅調整.Sup10MA.71ドル台 
5.26
米ドル/円 140.01 140.03
ユーロ/円 150.13 150.21
ユーロ/米ドル 1.0723 1.0727
英ポンド/円 172.52 172.56
豪ドル/円 91.03 91.08
スイスフラン/円 154.55 154.64
原油(WTIC原油先物) 71.83 -2.51 -3.38% ⇒ △陽.Cog ⇒ ◇陽3.Test50MA ⇒ ▼陰.大幅調整.Sup10MA

エヌビディアの強い決算が下支え    
1.米政府の資金繰り策が行き詰まるとされる「Xデー」が迫るなか、バイデン大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長の協議は続いている。米メディアによると、交渉は合意に近づいており、2年程度の引き上げを軸に26日にも妥結する可能性があるという。合意に至った場合は30日に下院、31日に上院それぞれで可決できるとして、市場ではリスク回避の姿勢が和らいだ。

・朝発表の経済指標が米経済の強さを示したことも株買いを誘った。ミシガン大学が発表した5月の消費者態度指数(確報値)は59.2と市場予想(57.7)を上回った。4月の個人消費支出(PCE)物価指数は、変動が大きい食品とエネルギーを除くコアの上昇率が前年同月比4.7%と、市場予想(4.6%)を上回った。
・市場では「金融引き締めが続くなかでも米景気の力強さが意識され、景気が悪化するとの見方が弱まった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声。

2.セクター別ではソフトウェア、景気敏感株が上昇。ヘルスケアが下落。

・顧客情報管理のセールスフォースやスマートフォンのアップルが買われた。アナリストが高評価を示したクレジットカードのアメリカン・エキスプレスの上昇も目立った。
・製薬のメルクや医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンは売られた。

3.四半期決算が好調だった半導体のマーベル・テクノロジーは3割超上昇。同業のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコムにも買いが波及。
自動車大手のフォード・モーターとの提携を発表した電気自動車のテスラも買われた。

TSM 103.21 +2.24%
エヌビディア 389.46 +2.54%
ASML 735.93 +3.87%
インテル 29.00 ▽5.84%
アプライド・マテリアルズ 136.06 +4.28%
AMD 127.03 +5.55%
ミクロン・テクノロジー 73.93 ▽6.21%
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TSM 100.95 ▽12.00%
エヌビディア 379.80 ▽24.37%
ASML 708.48 ▽6.25%
インテル 27.40 ▲5.52%
アプライド・マテリアルズ 130.47 ▽7.18%
AMD 120.35 ▽11.16%
ミクロン・テクノロジー 69.61 ▽4.63%
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TSM 90.13 −0.34%
エヌビディア 305.38 −0.49%
ASML 666.79 ▲2.15%
インテル 29.00 −1.73%
アプライド・マテリアルズ 121.73 ▲2.22%
AMD 108.27 +0.14%
ミクロン・テクノロジー 66.53 +0.79%
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【NY外為】
◇ドル強い 
//◇◇▽▽◆//◇◆▽▽◇ 
・ドル指数はPCE統計を受けて下げ渋る展開となった。
・円は一時、1ドル=140円73銭と、昨年11月23日以来の安値を付けた。

ドル円相場は
⇒¥140.61 ¥0.55 0.39%
⇒¥140.06 ¥0.59 0.42%
⇒¥139.45 ¥0.86 0.62%

>>5.25
カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマースの外為戦略責任者ビパン・ライ
「140円台への動きはドルの材料によるもので、円の材料ではない」と指摘。

【米国株】
▽上昇 
//◇◆▽▽◆//◆▲◆▽▽ 
・人工知能(AI)を巡る熱狂が続いたほか、米国の債務上限交渉が合意に至るとの見方が強まったことも買いを誘った。

・ナスダック100指数は2.6%上昇。半導体メーカーのマーベル・テクノロジーは2024年1月通期のAI関連製品の売上高が前年比で「少なくとも2倍」になるとの見通しを明らかにし、同業のエヌビディアと同じように強気の見解を示した。マーベルは32%高。
・債務交渉で、2年間の債務上限引き上げと連邦支出制限で合意に近づいていることも支援材料。

5.26
マクロ・リスク・アドバイザーズのジョン・コロボス
「この日は債務上限問題のニュースが買いを誘ったほか、AIへの熱狂も続いている」と指摘。

【米国債】
▽反発
//◆◆◆◆◆//◆◇◆▲▽
・米国債は反発。( 利回りは下げる )

・2年債利回りは11営業日連続で上昇し、昨年9月以来の長期上昇局面となった。経済指標を受け、FOMCが6月あるいは7月に利上げを実施する可能性が高まった。

・米10年債利回り
⇒3.80% -1.9 -0.50%
⇒3.82% 7.7 2.07%
⇒3.74% 4.6 1.25%

・-3月(第1四半期)の実質GDP改定値は上方修正された。新規失業保険申請件数は予想を下回った。

5.26
UBSチーフ・インベストメント・オフィスのエコノミスト、ブライアン・ローズ 
「FOMC会合までに債務協議で妥結する可能性が高いとみているが、どのような合意であれ財政引き締めを含むことはほぼ確実で、そうなれば利上げの必要性が低下するはずだ」と発言。
「米政府の資金が尽きるXデーを迎えるようなことになれば、影響は深刻で、FOMCが利上げを実施する確率はほぼゼロになる」と述べた。

5.26
PGIMフィクスト・インカムのストラテジスト、ロバート・ティップ 
「金利が上昇している理由は2つある。米国はデフォルト(債務不履行)に陥らないとの楽観と景気の下振れリスクが弱まっていることだ」と語った。

【原油】
◇反発
//◇◆▽◆◆//◇◇◇▼◇ 
・週間ベースでは2週連続高。
・米デフォルトを回避するための債務上限交渉で進展があったとの見方が広がった。
引き続き市場の焦点は供給のダイナミクスに絞られている。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」が追加減産に動くかどうかを巡り、サウジアラビアとロシアは正反対の立場だ。サウジのアブドルアジズ・エネルギーは空売り投資家に対し「気をつけろ」と述べたが、ロシアのノバク副首相は追加減産の可能性は低いとの見解を示した。

・WTI先物7月限は前日比84セント(1.2%)高い1バレル=72.67ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は69セント上昇し76.95ドル。

5.26
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ
「米債務上限を巡る交渉の行方と6月4日のOPECプラス会合を控えた不透明感が続いているため、原油価格はなかなか方向性が定まらない」と指摘。
「米経済の底堅さも原油を巡る状況を複雑にしている。需要が少し押し上げられても、追加利上げによる経済圧迫は必然だと考えられるからだ」と述べた。

【NY金】
◇小じっかり
//◇◆◆◆◇//◆◆◆◆◇ 
・週間ベースでは3週連続安で引けた。
米経済の底堅さが経済統計で示され、金融引き締め政策が継続する可能性が高まった。
4月のPCE統計では、インフレと消費者の支出が共に加速したことが示された。

・金先物8月限は、前日比80セント(0.1%未満)高い1オンス=1963.10ドル。

>>5.25
スタンダードチャータード銀行のスキ・クーパー
「近づく債務上限のデッドラインに対し、市場の不安は強まっている」と指摘。「今回の場合は金のポジショニングと上場投資信託(ETF)保有額がそれぞれの高水準を大きく下回っており、金利はピークに達した可能性が高い。従って金には有利に働く可能性があると考えられる」と述べた。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,627.20 +56.33 +0.74% ⇒ ◆Wr.大幅調整 ⇒ ◆陰.調整3 ⇒ ◇反発.拍子木
独DAX指数 15,983.97 +190.17 +1.20% ⇒ ◆Wr.窓埋め調整 ⇒ ▼nr.調整3 ⇒ ▽反発.2Gap
仏CAC指数 7,319.18 +89.91 +1.24% ⇒ ◆Wr.50MA割れ.Low ⇒ ▼nr.Low ⇒ ▽反発.2Gap

▽上昇
//◇◆◆◇◇//◆◆▲◆▽
・26日の欧州株は反発。
米債務上限交渉で合意を巡る楽観が高まった。テクノロジー株は続伸した。

・欧州600指数は1.2%上昇。週間ベースでは1.6%安に下げ幅を縮小した。
・鉱業株は上昇。鉱山大手リオ・ティントは米モルガン・スタンレーによる投資判断の引き上げが好感されて値上がりした。

【欧州債】
▽英国債は反発
//◆◆◇◆◇//◇◆▲◆▽ 
・ドイツ債が小幅安。

・英国債は反発した。トレーダーの間では引き続き、イングランド銀行(英中央銀行)による今年の追加利上げ幅は100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と見込まれている。
ハント英財務相はリセッション(景気後退)を引き起こしても、インフレ抑制のための利上げを支持するとの考えを示した。

>> 5.23
IMF
英国の成長予測を上方修正したが、インフレに対処するため金利をさらに引き上げ、高水準で維持する必要があるかもしれないと警告した。

・独国債10年物
⇒2.54% +0.02
⇒2.52% +0.05
⇒2.47% +0.00

・英国債10年物
⇒ 4.33% -0.04
⇒ 4.36% +0.16
⇒ 4.21% +0.06

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