*かぶとうし塾


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2023年4月11日火曜日

▽ドル反発 円一段安に 原油.▲陰.調整.79ドル台 令和5.4.11.Tue

11日 【日本株】
日経225  27,923.37 +289.71 +1.05%
TOPIX 1,991.85 +15.32 +0.78%
日経平均 ⇒ +◆nr.はらみ.Low ⇒ +◆nr.もみあい ⇒ △nr.出来少ない
TOPIX  ⇒ +◆nr.はらみ.Low ⇒ +◆nr.もみあい ⇒ +nr.出来少ない
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【日経平均VI】
日経平均VI 16.90 -0.24 -1.40% ⇒ -▽陽.下げ
日経平均VI 17.14 -0.16 -0.92% ⇒ ◆nr.下げもみあい
日経平均VI 17.30 -0.42 -2.37% ⇒ ◆nr.下げもみあい
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・バフェット氏が日本株の追加投資検討と報道ー商社株が急伸。
・YCCとマイナス金利は継続適当、現状維持の姿勢示す-植田総裁。
・植田総裁のYCC継続姿勢で円安・債券高も、なお疑心暗鬼-市場の声。
・ドル・円相場は1ドル=133円台前半で推移、前日の日本株終値時点は132円60銭。
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11日、日本株3日続伸、日銀新総裁発言を好感-バフェット氏報道で商社高い

・11日の東京株式相場は3営業日続伸。日本銀行の植田和男総裁が就任会見で金融緩和政策の維持が適当だとの見解を示し、買い安心感が広まった。
・景気敏感株を中心に買いが入り、非鉄金属や鉄鋼、ゴム製品など素材関連が高い。

・外国為替市場の円安進行も好感され、電機や機械株なども堅調だった。

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証券ジャパンの大谷正之
日銀は植田新総裁が就任し黒田前総裁の路線を維持したため、早急な金融引き締めは避けられると買い安心感が広がった。

雇用統計発表後の米国株が落ち着いた値動きだったことや、為替が円安に振れていることも追い風。バフェット氏の報道も買い手掛かりになった。

14日のオプション特別清算値(SQ)算出を控えた株価指数先物買いも需給面でプラス材料。

ディフェンシブ銘柄が軟調で、グロースや景気敏感銘柄が堅調だった。原油高で恩恵を受ける銘柄に買いが入っているようにも見える。

ただ、今週は米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公表を控えて投資家は慎重姿勢を取り薄商いになった。

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【個別銘柄】東エレク、コスモス薬品、SHIFT など

◇東エレク 15890 +565大幅反発。
本日は同社を筆頭に半導体関連株の強い動きが目立っている。米国市場ではマイクロンやWDが8%超の急伸となるなどSOX指数が1.8%高と5日ぶりに反発、東京市場の関連銘柄にも波及する形となっている。
米半導体株の上昇に関しては、サムスン電子が半導体の減産を表明したことが材料視されている。供給過剰の緩和によって半導体市況の下げ止まりにつながるとみられている。

◇コスモス薬品 12380 +550大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は222億円で前年同期比1.2%増、12-2月期は同2.0%減と減益に転じ、市場予想もやや下回ったもよう。
ただ、会社側の通期計画300億円、前期比0.7%増との比較からはサプライズもなく、株価の下落基調が続いていた中で、過度な警戒感の後退につながった。また、3月の既存店売上高が前年同月比2.5%増と3カ月ぶりにプラス転換していることも安心感に。

◇SHIFT 25870 +3530急騰。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は50.8億円で前年同期比32.8%増となり、従来予想の42億円を大きく上回る着地に。第1四半期の減益決算から一転して大幅増益となる形にも。不採算案件の一巡などによって粗利益率が大幅に改善しているもよう。
エンジニアの採用ペースなども復調してきているようだ。通期予想の94億円、前期比36.0%増は据え置いているが、コンセンサスは切り上がる方向。

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4.11動いた株・出来た株
◇SHIFT<3697> 26320 +3980 上半期営業益は一転大幅増益で計画上振れ。
◇ライフコーポレーション<8194> 2760 +232 前期上振れ着地や今期の増配計画を好感。
◇MonotaRO<3064> 1739 +77 前日に発表の月次動向を買い材料視も。
◇東京エレクトロン<8035> 15995 +670 米半導体株の上昇で国内関連株にも波及。
◇コスモス薬品<3349> 12310 +480 第3四半期決算受けたあく抜け感や既存店プラス転換で。
◇良品計画<7453> 1463 +56 決算発表接近での買い戻しなど優勢か。
◇三井ハイテック<6966> 8800 +330 トヨタのEV戦略などを期待材料視か。
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4.10
NYダウ 33,586.52 +101.23 +0.30%
NASDAQ 12,084.35 -3.60 -0.03%
S&P500 4,109.11 +4.09 +0.09%

NYダウ(INDU) ⇒ ◇nrよこばい.様子見 ⇒ ◇nrよこばい ⇒ ▽反発
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▼陰.調整2.Sup10MA ⇒ ◇反発 ⇒ -▽もみあい
S&P500(SPX) ⇒ ▼nrもみあい.調整 ⇒ ◇呑込み反発 ⇒ ▽切り返し
 
【 SOX指数 】
3,126.97 +55.21 (+1.80%) ⇒ ▼nrもみあい.Sup50MA ⇒ -◇もみあい.Sup50MA ⇒ ◇呑込み反発

【 VIX恐怖指数 】
18.97 +0.57 (+3.10%) ⇒ +◆陰押さえ.よこばい ⇒ ▲逆立ち.Low ⇒ +▲陰上げ.様子見
+3.10P 上げる、20割れ続く  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▽反発 ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続伸。
前週末発表の3月の米雇用統計を受け、米景気悪化への過度な懸念が和らいだ。景気敏感株に買いが入り、ダウ平均を支えた。
一方、ハイテク株は売りが優勢となり、相場の重荷となった。

-▽もみあい ⇒ ナスダック総合株価指数は小幅に反落。
ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズが売られた。
一方、韓国サムスン電子の半導体減産の方針を受け、半導体のマイクロン・テクノロジーは8%高。

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//◇◆◆◆◇◇//◇▽ ドル円 133円台( 金融政策意識 )
//▽◆◆▲◇◇//◇▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//▽◇◇◆◇_//_◆ 原油 79ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル反発 円一段安に 原油.▲陰.調整.79ドル台 
4.11
米ドル/円 133.58 133.61
ユーロ/円 145.07 145.15
ユーロ/米ドル 1.0860 1.0864
英ポンド/円 165.39 165.48
豪ドル/円 88.70 88.74
スイスフラン/円 146.79 146.94
原油(WTIC原油先物) 79.74 -0.96 -1.19% ⇒ ▼nr.よこばい調整 ⇒ ▽nrもみあい ⇒ ▲陰.調整

◇ドルもみあい.円安続く 原油.▽nrもみあい.80ドル台  
4.10
米ドル/円 132.14 132.19
ユーロ/円 144.03 144.14
ユーロ/米ドル 1.0900 1.0904
英ポンド/円 164.12 164.23
豪ドル/円 88.01 88.16
スイスフラン/円 145.90 146.21
原油(WTIC原油先物) 80.70 +0.09 +0.11% ⇒ ◇nrもみあい.様子見 ⇒ ▼nr.よこばい調整 ⇒ ▽nrもみあい

◇ドル強い 円安続く 原油.▽nrもみあい.80ドル台  
4.8
米ドル/円 132.13 132.16
ユーロ/円 143.98 144.07
ユーロ/米ドル 1.0908 1.0912
英ポンド/円 164.01 164.10
豪ドル/円 87.84 87.91
スイスフラン/円 145.87 146.02
原油(WTIC原油先物) 80.70 +0.09 +0.11% ⇒ ◇nrもみあい.様子見 ⇒ ▼nr.よこばい調整 ⇒ ▽nrもみあい

金利先高観が上値抑制    
1.ダウ平均は売りが先行し、上昇に転じた後も上値が重い展開が続いた。12日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控える。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を探るうえで、内容を見極めたい雰囲気が強かった。

・市場では3月に金融システム不安が広がった後で「今週末に相次ぐ米大手銀の決算発表を確かめたい投資家が多い」(ボケ・キャピタル・パートナーズのキム・フォレスト氏)との声。

2.建機のキャタピラーは3%高、化学のダウは2%高となり、景気敏感株の上昇が目立った。

・消費関連株にも買いが入り、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやスポーツ用品のナイキが高い。
・1~3月期のパソコンの出荷台数が前年同期比で大きく減ったスマートフォンのアップルが2%下げた。ソフトウエアのマイクロソフトも安い。

3.ネット検索のアルファベットや交流サイトのメタプラットフォームズが売られた。
韓国サムスン電子の半導体減産の方針を受け、半導体のマイクロン・テクノロジーは8%高。

TSM 89.02 −1.35%
エヌビディア 275.79 +2.00%
ASML 661.64 +0.69%
インテル 32.52 −0.88%
アプライド・マテリアルズ 116.50 +1.79%
AMD 95.48 +3.26%
ミクロン・テクノロジー 63.27 +8.04%
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【NY外為】
▽ドル反発 円安続く 
//◆◆◆◇//▽ 
・ドル指数が上昇。雇用統計を受け、米利上げがあと1回行われるとの見方が市場に織り込まれた。
・円は対ドルで下落。日銀の植田新総裁は記者会見で、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策とマイナス金利政策について、いずれも継続が適当との見解を示した。発言を受け、一時は1.3%安の1ドル=133円87銭まで円安が進んだ。

ドル円相場は
⇒¥133.61 ¥1.45 1.10%
⇒¥131.78 ¥0.46 0.35%
⇒¥131.33 -¥0.38 -0.29%

4.10
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略担当グローバル責任者ウィン・シン
「欧州市場の多くがまだ休みで、明日になるまで全体像は得られないかもしれないが、今のところドルが運転席に戻ったようだ」と。
ドルの強さは「7日の米雇用統計を引き継いだものと言えそうだが、欧州市場が明日再開したときには買いがさらに膨らむ可能性がある」と。

【米国株】
◇小幅高 
//◇◆◆◇//◇ 
・10日の米株式市場では、S&P500種株価指数がわずかに上昇。
イースターマンデーで欧州市場の多くが休場で、取引は薄かった。7日の米雇用統計を受けて、市場にはあと1回の利上げが織り込まれている。

・追加利上げ観測を背景にテクノロジー株は全般に軟調。アップルのパソコン(PC)出荷台数が急減したとの報道も重しとなった。再び値下げを発表したテスラも安い。
一方でマイクロン・テクノロジーなどの半導体株は上昇。競合する韓国サムスン電子がメモリー半導体の減産を先週明らかにしたことが手掛かり。

4.10
BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略責任者イアン・リンジェン
3月の米雇用統計について、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で0.25ポイント利上げを決定する上で「何ら障害はない」とリポートで指摘。
「世界で引き締め策が累積的に実施されてきたにもかかわらず、雇用状況は驚くほど堅調さを維持している。米金融当局の政策金利判断は、ほぼ全て3月のCPI次第となるだろう」と。

4.10
RBCキャピタル・マーケッツのロリ・カルバシナ
「気の毒なことに金融業界は常に早い時期に苦境に立たされる。従って他の業種が適応できるようになる前に、幾分か打撃を被る羽目になる」と。

【米国債】
◆下落
//◇◇◇◇//◆
・米国債は下落。( 利回りは上がる )

・堅調な内容だった雇用統計を受け、5月に再び0.25ポイントの利上げが決定されるとの観測が引き続き強まった。

・米10年債利回り
⇒3.41% 2.3 0.66%
⇒3.30% -1.1 -0.34%
⇒3.31% -3.0 -0.89%

4.10
ゴールドマン・サックス・グループとバークレイズのストラテジスト
市場が米政策金利の一段の引き上げを織り込む中で、利回りはさらに上昇する可能性があるとの見方。

【原油】
◆反落
//▽◇◆◇//◆ 
・原油相場は過去3週間で約20%上昇したが、この日はリスク資産を敬遠する動きが見られた。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が今月初旬に減産を発表したことで原油に対する強気な見方が広がったが、一部指標は需要の弱さを示唆している。

・WTI先物5月限は、前営業日比96セント(1.2%)安い1バレル=79.74ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント6月限は94セント下げ、84.18ドル。

4.10
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのトレーディング担当シニアバイスプレジデント、デニス・キスラー
「ドル上昇が原油相場の微調整につながった」と指摘。
「根強いインフレが一段の米利上げを促すはずだ。それはドルにとって強材料で、原油にとっては短期的にマイナスだ」と。

4.10
シティグループの商品調査グローバル責任者、エド・モース
「経済の実情を見極めようとしているが、回復は緩慢だ」と。

【NY金】
◆続落
//◇▽◇◆//◆ 
・米雇用統計で追加利上げ観測が補強されたと投資家は受け止めた。

・金先物6月限は、前営業日比1.1%下げて2003.80ドル。

>>4.5
ジョバンニ・シュトーノボ氏らUBSグループのストラテジスト
「金はポートフォリオにおけるヘッジ先として常に認識してきた。最近市場が不安定になり、その逃避先としての質の高さはあらためて輝きを増した」とリポートで指摘した。2024年の早い時期までに過去最高値を更新し、2200ドルを試すと予想。

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【欧州株】
英FTSETM100指数 7,741.56 +78.62 +1.03% ⇒ ◆拍子木.調整へ ⇒ ◇反発 ⇒ ◇逆立ち浮上
独DAX指数 15,597.89 +77.72 +0.50% ⇒ ▲nr.よこばい調整2 ⇒ ◆陰.窓埋め調整
仏CAC指数 7,324.75 +8.45 +0.12% ⇒ ▲nr.よこばい調整2 ⇒ ◆陰.窓埋め調整

◇上昇
//◆◆◆◇//
・6日の欧州株はイースター(復活祭)の連休を控えて上昇。
トレーダーは7日発表の米雇用統計が米金融政策に及ぼす影響を見極めたい考え。

・欧州600指数は0.5%高。
不動産、銀行、保険株が上昇。
消費関連銘柄は下落。

>>4.3
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのチーフエコノミスト、ポール・ドノバン
OPECプラスのニュースを手掛かりに原油価格が上昇したものの、「1年前と比べて著しく値下がりしており、この水準では引き続きディスインフレ圧力だ」と。

【欧州債】
◇英独債ほぼ変わらず
//◇◇◇◇// 
・ドイツ債と英国債がほぼ変わらず。
今年の米新規失業保険申請件数はこれまでに発表されたよりもずっと多かったことが、米労働省の発表で明らかになった。

・ドイツ10年債は引けにかけて上げを縮小した。利回りは2.18%。

・独国債10年物
⇒2.18% +0.00
⇒ 2.18% -0.07
⇒2.25% -0.01

・英国債10年物
⇒ 3.43% +0.00
⇒ 3.43% -0.01
⇒ 3.43% +0.00

>> 3.30
ロベコのマルチアセット戦略責任者、コリン・グラハム
「中銀は銀行の潜在的な流動性問題とソルベンシー(支払い能力)問題とを切り離すよう市場を説得した。中銀には銀行危機のリスクに対応する手段がある」とし。
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