*かぶとうし塾


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2023年3月13日月曜日

週明け▲ドル弱い.対ドル円強い 原油(3.10).▽反発.Cog.76ドル台 令和5.3.13.Mon

13日 【日本株】
日経225  27,832.96 -311.01 -1.11%
TOPIX 2,000.99 -30.59 -1.51%
日経平均 ⇒ +◆nr.Highエリア ⇒ ◆Wr.調整へ ⇒ ◆BigDn.窓埋め
TOPIX  ⇒ ◇nr.Highエリア ⇒ ◆Wr.調整へ ⇒ ◆BigDn.窓埋め
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【日経平均VI】
日経平均VI 18.61 +0.72 +4.02% ⇒ ◇クアトロ浮上
日経平均VI 17.89 -0.05 -0.28% ⇒ ◆nr.もみあい
日経平均VI 17.94 +0.62 +3.58% ⇒ ◇nr.BigUp
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・金融市場、さらなるショックに身構える-ポジション構築困難とも。
・SVBショック波及、ファーストRなど銀行株急落。
・米雇用者数が予想上回る増加、賃金は伸び鈍化-FRB判断難しく。
・ドル・円相場は1ドル=134円台前半で推移、10日の日本株終値時点は136円64銭。
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13日、日本株は大幅続落、米SVB破綻でリスク回避-プライム89%値下がり

・13日の東京株式相場は大幅に続落。米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻を受け、国内にも悪影響が波及するとの懸念から投資家心理が冷え込んだ。

・銀行や保険、証券株の下げが大きかった。景気敏感株にも売りが広がり、鉄鋼や非鉄金属といった素材関連が下落。
・機械や自動車株も安かった。東証プライム市場では、値下がり銘柄が全体の89%を占めた。

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ピクテ・ジャパンの松元浩
米銀行を巡る不安材料で持ち高を減らす動きが出ている。日本株は先週の上昇を一気に吐き出しているようにも見える。

底割れするまでには至っていない。後場にやや下げ渋ったのは、米株価指数先物やビットコインなどが値を戻しているのが背景。
米国は財務省などが一体となって問題に対処していることから、システミックリスクにならないのではないかとの期待感がある印象。
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大和証券の壁谷洋和
銀行の破綻の話が嫌気されていることに加え、為替もかなり円高に進み、相場の重し。短期的には日本株にとってネガティブな話だろう。

今後の米金融政策に対する見通しについては引き締めのペースが弱まるとの観測も出てきており、むしろポジティブな面もある。
大手銀行にまで影響が波及していくことはないというのがマーケットの見方だろう。
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【個別銘柄】三菱UFJ、三菱自 など

◆三菱UFJ 900.3 -32.4大幅続落。
銀行をはじめ金融関連セクターが軒並み下落率の上位になっている。米シリコンバレーバンク(SVB)が先週末に事業停止、FDICの管理下に入った。破綻規模はリーマン・ショックの2008年以降で最大。
これを受けた米銀行株の下落が国内金融関連株にも波及する格好に。米国の金融政策にも影響するとの見方から、先行きの金利上昇期待の後退にもつながっているとみられる。

◆三菱自 521 -36大幅続落。
為替市場でのドル安円高進行が嫌気されて、輸送用機器セクターは全面安の展開になっている。シリコンバレーバンクの経営破綻、雇用統計における失業率の悪化などを背景に、米国では10年債利回りが3.7%を割り込む水準にまで低下しており、ドル安の流れへとつながっている。
自動車株の中でも、円安効果の営業増益に占めるウェイトが高いとみられる同社には相対的に売り圧力が強まっているようだ。

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3.10動いた株・出来た株
◆日本郵船<9101> 3395 -239 昼休みに発表した中期経営計画が前向き評価されずとの見方。
◆みずほ<8411> 2115 -109 日銀の緩和政策維持で金融株全般に売り圧力。
◇凸版印刷<7911> 2830 +213 大日本印刷の急騰に連れ高へ。
◇大日本印刷<7912> 4080 +290 大規模自社株買い買いによる需給改善を期待。
◇菱洋エレクトロ<8068> 2733 +181 リョーサンの持分法適用会社化で今期経常益は大幅増見通し。
◇ノーリツ鋼機<7744> 2433 +60 野村證券では目標株価を引き上げ。
◆メルカリ<4385> 2445 -147 前日の後場に大きく上昇した反動安。
◆7&iHD<3382> 6253 -336 イトーヨーカ堂店の追加閉店など正式発表も利食い先行。
◆GMOインターネットグループ<9449> 2605 -125 ビットコイン価格の下落など影響も。
◆東邦チタニウム<5727> 2435 -115 スポンジチタン値上げ効果期待で直近上昇の反動。
◆三菱UFJ<8306> 965.1 -28.5 米金融関連株下落の影響波及で銀行株が安い。
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3.10
NYダウ 31,909.64 -345.22 -1.07%
NASDAQ 11,138.88 -199.46 -1.76%
S&P500 3,861.59 -56.73 -1.45%

NYダウ(INDU) ⇒ ▼nr.様子見 ⇒ ◆Wr吞込.Low ⇒ ◆陰.Low
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽nrはらみ.様子見 ⇒ ◆Wr吞込.Sup50MA ⇒ ◆陰.Low.50MA割れ
S&P500(SPX) ⇒ ▽nrはらみ.様子見 ⇒ ◆Wr吞込.Low ⇒ ◆陰.Low.3850Sup
 
【 SOX指数 】
2,923.93 -56.28 (-1.89%) ⇒ ◇逆立ち.Sup10MA ⇒ ◆拍子木.Sup10MA ⇒ ◆切下げ.調整

【 VIX恐怖指数 】
24.80 +2.19 (+9.69%) ⇒ ◆かぶせ ⇒ ◇WR.急上昇 ⇒ △High.連騰
+9.69P 大幅に連日上がる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆陰.Low ⇒ ダウ工業株30種平均は4日続落。
米中堅金融SVBファイナンシャル・グループの傘下銀行が10日、経営破綻した。金融システム全体に波及することへの警戒感から、金融株を中心に売りが膨らんだ。

◆陰.Low.50MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
半導体のエヌビディアや検索サイトのアルファベットなどが下げた。

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//◇◆▽◇▲▲//▲ ドル円 136円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_ 原油 76ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
週明け▲ドル弱い.対ドル円強い 原油(3.10).▽反発.Cog.76ドル台  
3.13
米ドル/円 133.91 133.97
ユーロ/円 142.85 142.94
ユーロ/米ドル 1.0694 1.0699
英ポンド/円 161.96 162.08
豪ドル/円 88.39 88.55
スイスフラン/円 145.79 146.08
3.10)原油(WTIC原油先物) 76.68 +0.96 +1.27%⇒ ▼陰.10MA割れ ⇒ ▲陰.3dn ⇒ ▽反発.Cog

▲ドル弱い.対ドル円強い 原油.▽反発.Cog.76ドル台  
3.11
米ドル/円 134.98 135.01
ユーロ/円 143.66 143.72
ユーロ/米ドル 1.0637 1.0648
英ポンド/円 162.35 162.44
豪ドル/円 88.78 88.82
スイスフラン/円 146.46 146.56
原油(WTIC原油先物) 76.68 +0.96 +1.27%⇒ ▼陰.10MA割れ ⇒ ▲陰.3dn ⇒ ▽反発.Cog

▲ドル下落 円買い 原油.▲陰.3dn.75ドル台 
3.10
米ドル/円 136.13 136.16
ユーロ/円 144.04 144.14
ユーロ/米ドル 1.0581 1.0585
英ポンド/円 162.24 162.38
豪ドル/円 89.70 89.78
スイスフラン/円 145.98 146.07
原油(WTIC原油先物) 75.72 -0.94 -1.23%⇒ ◆Wr.50MA割れ ⇒ ▼陰.10MA割れ ⇒ ▲陰.3dn

米銀破綻報道    
1.朝方に発表された2月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月に比べ31万1000人増と市場予想(22万5000人増)を上回った。一方、失業率は3.6%と、市場予想(3.4%)より悪化。平均時給の伸び率が前月比0.2%となり、市場予想(0.4%)に届かなかった。米連邦準備理事会(FRB)が21~22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を再び0.5%に拡大するほどではないと受け止められ、ダウ平均は上昇する場面もあった。

・米連邦預金保険公社(FDIC)は10日、SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレーバンクが経営破綻し事業を停止したと発表した。市場では「他の銀行でも経営破綻が起きかねないとの不安が広がっている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があり、銀行株が全般に下げた。リスク回避姿勢を強めた投資家が資金を株式から相対的に安全とされる米国債に移した面もあった。

2.建機のキャタピラーやホームセンターのホーム・デポ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど景気敏感株と消費関連株の売りが目立った。


・バイオ製薬のアムジェンや医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンなどのディフェンシブ株の一角が買われた。

3.半導体のエヌビディアや検索サイトのアルファベットなどが下げた。

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【NY外為】
▲ドル安、円やスイス・フランが上昇  
//◆▽◇▲▲// 
・SVBの破綻を背景に、安全な逃避先としての買いが入った。米国債利回りの低下に伴い、ドルは総じて下落した。

・円は対ドルで1ドル=134円台後半に上昇。一時は134円12銭を付ける場面もあった。
ドル円相場は¥135.10 -¥1.05 -0.77%。

3.10
ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、ジョーダン・ロチェスター氏は来週の欧州中央銀行(ECB)政策決定について、最近の堅調なコアCPIの数字を受けて、タカ派的なトーンを示す可能性が高いと指摘。対ドルでユーロのロングを勧めた。目標は6月までに1ユーロ=1.11ドル。

【米国株】
◆続落 
//◆▲◇▲◆// 
・10日の米株式相場は続落。S&P500種株価指数は週間ベースで昨年9月以来の大幅安。
米金融当局が過去数十年で最も積極的な金融引き締めを進める中、SVBファイナンシャル・グループの混乱を受けて新たな動揺が走った。

・ウォール街の「恐怖指数」として知られるCBOEボラティリティー指数(VIX)は一時29と、昨年10月以来の高水準となった。
 シリコンバレー銀行(SVB)はカリフォルニア州の金融保護当局によって閉鎖され、連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置かれた。過去10年余りで最大の米銀破綻。
米銀の経営難が明らかになったのは今週に入って2例目。銀行持ち株会社シルバーゲート・キャピタルは8日、銀行業務の縮小と清算計画を公表していた。

3.10
マン・ソリューションズのぺーター・ファン・ドーイエべールト氏は、「量的引き締めの市場や経済への影響がまさに表れ始めている」と指摘。「従って、次回の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ幅は、わずか数日前には50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)がほぼ確実視されていたが、25bpが再び優勢になっているようだ。最悪のシナリオは金融安定を巡る問題の兆候があるにもかかわらず、来週のCPIが高い数字になり、米当局が行動を強いられることだ」と述べた。

3.10
マイケル・ハートネット氏率いるバンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは、過去1年間の利上げは景気が過度に過熱も冷え込みもしない安定したゴルディロックスではなく、「ハードランディングと信用イベント」への序曲だったとリポートに記した。

【米国債】
▽大幅上昇
//◆◆◆◇▽//
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・SVBの破綻を受けて、安全性を求める買いが強まった。2月の米雇用統計が利上げペース再加速はないとの期待を抱かせる内容だったことも買いを誘った。

・米10年債利回りは、-20.6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.70%。

3.10
ブラックロックのシニアポートフォリオマネジャー、ジェフリー・ローゼンバーグ氏は、14日のCPIが予想を上回る伸びとなれば、利回りは再び上昇する可能性があると指摘。
【原油】
▽反発
//◇▲◆◆▽// 
・市場参加者が中国の需要動向を見極めようとする中、マクロ経済面の逆風に押された格好。

・WTI先物4月限は前日比96セント(1.3%)高の1バレル=76.68ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.19ドル(1.5%)高の82.78ドル。

>>3.9
TDセキュリティーズの商品戦略グローバル責任者、バート・メレク氏はこの日終盤の下げについて、利益確定の売りに加え、リスクテーク意欲が全般的に薄れていることが原因だと指摘。

>> 3.9
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「週次統計の新規失業保険申請件数が本当の意味で状況を変え始めるには、もっとずっと高い水準へとトレンドが変わり始める必要がある」と述べた。

【NY金】
◇続伸
//◆◆◆◇◇// 
・2月雇用統計が強弱混在の内容となる中、米銀の経営難が相次いだことで逃避先資産として金を買う動きが強まった。

・金先物4月限は、前日比32.60ドル(1.8%)高の1オンス=1867.20ドル。

3.10
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「ウォール街は金への回帰を急いでいる。雇用統計がまちまちな内容となったことで米利上げ見通しが後退したこと、銀行セクターの苦境は始まったばかりだとの警戒感が背景にある」と述べた。

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【欧州株】
▲大幅安、SVBショック
//◆◆◇◆▲//
・10日の欧州株は下落。約2カ月ぶりの大幅安となった。
米シリコン・バレー・バンク(SVB)の問題から米金融セクターに対する懸念が広がり、銀行株が売られた。

・欧州600指数は1.4%安。銀行、金融サービス株が特に売られた。
一時は2月の米雇用統計を手掛かりに下げ幅を縮小する場面もあった。

【欧州債】
◇軒並み上昇
//◆◇◇◇◇// 
・金融株の急落で安全資産への逃避需要が高まった。

・ドイツ2年債利回りは18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下と、昨年7月28日以降で最も下げた。
・英国債の利回り曲線はブルスティープ化。2年債利回りは2月2日以来の大幅な低下となった。

・独国債10年物 2.51% -0.14。
・英国債10年物 3.64% -0.16。

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