*かぶとうし塾


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2022年12月6日火曜日

▽ドル大幅上げ.136円台  原油.▲wr.逆立ち.10dMA割れ .76ドル台 令和4.12.6.Tue

6日 【日本株】
日経225 27,885.87 +65.47 +0.24%
TOPIX 1,950.22 +2.32 +0.12%
日経平均 ⇒ ▼逆立ち.20MA割れ ⇒ ◇nr.もみあい ⇒ ◇呑込み
TOPIX  ⇒ ▼逆立ち.20MA割れ ⇒ ◆nr.もみあい ⇒ ◇反発
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.43 +4.04 +21.97% ⇒ ▽WR.時間外急騰
日経平均VI 18.39 -1.50 -7.54% ⇒ ◆Wr.20MA割れ
日経平均VI 19.89 +1.05 +5.57% ⇒ ◇Wr.20dMA突破
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・ドル・円相場は1ドル=137円近辺で推移、前日の日本株終値時点は134円55銭。
・中国、10に上る新たなコロナ措置を7日にも発表の可能性-報道。
・米ISM非製造業景況指数、予想外に上昇-業況指数が急激な伸び。
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6日、日本株は上昇、円高一服や中国景気の持ち直し期待-商社や素材が高い

・6日の東京株式相場は上昇。
・外国為替相場の円高が一服し、自動車や機械株の一角が値上がりした。
・中国の「ゼロコロナ」政策の緩和を受けて、鉄鋼などの素材株や商社株には同国の景気持ち直しを期待した買いが入った。
・米金利上昇を追い風に銀行や保険など金融株も堅調だった。
・半面、海外商品市場での原油安が嫌気され、鉱業や石油・石炭製品株は下落。
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SOMPOアセットマネジメントの狩野泰宏
やはり円安は、企業業績全体で言えばメリットがある。為替は一方的に円高に行くというよりは行ったり来たりになるのではないか。

中国はゼロコロナの見直し方向に動いている。中国経済が良くなってくるなら米国より日本のほうがメリットは大きい。

米経済は今はかなり強いものの、米政策金利が高水準でしばらく張り付くとすれば、景気サイクルなどから考えて経済や企業業績はいずれ厳しくなってくる可能性はある。

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【個別銘柄】ヤマハ発、NRI、ダイコク電 など

◇ヤマハ発 3315 +65急反発。
モルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断「オーバーウェイト」、目標株価4500円でカバレッジを開始。
自動車セクターレベルの相対的に低いバリュエーションが付与されてきたが、今後、高成長・高単価の製品・販売戦略を追求するプレミアム戦略による利益成長がマリン・二輪車事業で達成された際は、バリュエーションの上昇が期待できると強調。また、来年度営業益はコンセンサスを10%程度上回る水準と予想。

◇NRI 3275 +170大幅続伸。
3696万8100株の株式売出、並びに、554万5200株を上限とするオーバーアロットメントによる売出に関して、前日に売出価格が3011円と決定しており、買い戻しの動きが優勢となっている。
売出の発表後、株価は一時9.9%の下落となっていた。受渡日は12月12日となるが、自社株買いの取得も予定されているなど、その後の需給改善を期待する動きなども優勢。

◇ダイコク電 1727 +175大幅反発。
前日に23年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の11億円から18.5億円、前期比55.3%増に引き上げ、スマート遊技機の市場投入が順調に始まり、同遊技機に必要なユニット「VEGASIA」などの販売好調が継続の見通し。
上半期は2ケタ減益決算であり、大幅な上方修正にポジティブなインパクト。また、年間配当金も従来計画の40円から60円にまで引き上げ。

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12.6動いた株・出来た株
◇ヤマハ発動機<7272> 3315 +65 バリュエーション上昇期待で外資系証券が新規に買い推奨。
◇野村総合研究所<4307> 3220 +115 売出価格決定で買い戻しの動きが優勢に。
◇マツダ<7261> 1052 +31 円安反転の動きで自動車株に見直しも。
◇川崎汽船<9107> 2556 +73 米経済指標上振れなどでバリュー株に関心向かう。
◇三菱UFJ<8306> 748.7 +6.8 米長期金利上昇で本日は銀行株に買い。
◆ソフトバンクグループ<9984> 5936 -132 JPモルガン証券では投資判断格下げ観測。
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12.5
NYダウ 33,947.10 -482.78 -1.40%
NASDAQ 11,239.93 -221.56 -1.93%
S&P500 3,998.84 -72.86 -1.79%

NYダウ(INDU)⇒ ▼はらみ.Highエリア ⇒ ▽nr.反発.Sup10MA ⇒ ▼wr.クアトロ.10MA割れ  
NASDAQ(COMPQ) ⇒ +nr.もみあい.Highエリア ⇒ -◇陽下げ.Sup10MA ⇒ ▼wr.Sup10MA
S&P500(SPX) ⇒ ◆nr.もみあい.Highエリア ⇒ -◇陽下げ.Sup10MA ⇒ ▼wr.クアトロ.10MA割れ
 
【 SOX指数 】
2,738.05 −33.19 (1.20%) ⇒ ◆nr.もみあい.Highエリア ⇒ -◇陽下げ.Sup10MA ⇒ ◆はらみ.10MAもみあい

【 VIX恐怖指数 】
20.75 +1.69 (+8.87%) ⇒▲逆立ち.切下げ.3dn ⇒▲WR.大幅下げ ⇒◇反発.Reg10dMA
+8.87P 大幅に上げる.20台( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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▼wr.クアトロ.10MA割れ ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
11月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が広がった。米長期金利の上昇も株式の相対的な割高感につながった。

▼wr.Sup10MA ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
中国・上海工場の生産縮小が報じられた電気自動車のテスラが大幅安だった。ネット通販のアマゾン・ドット・コムの下げも目立った。

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//◇◆◆◆▲▲//◇▽ ドル円 136円台( 金融政策意識 )
//◆◆◆◇◆◆//◇▽ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆▲◇▽▲◆//◆◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_▽△◇△◆//_▲ 原油 76ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル大幅上げ.136円台  原油.▲wr.逆立ち.10dMA割れ .76ドル台 
12.6
米ドル/円 136.70 136.78
ユーロ/円 143.40 143.48
ユーロ/米ドル 1.0488 1.0496
英ポンド/円 166.62 166.77
豪ドル/円 91.68 91.73
スイスフラン/円 145.00 145.11
原油(WTIC原油先物) 76.93 -3.05 -3.81% ⇒ △陽.Reg20dMA ⇒ ◆吞込み.調整 ⇒ ▲wr.逆立ち.10dMA割れ

週明け ◇ドルもみあい.134円半ば  原油.◆吞込み.調整 .79ドル台 
12.5
米ドル/円 134.50 134.57
ユーロ/円 141.55 141.66
ユーロ/米ドル 1.0530 1.0536
英ポンド/円 164.72 164.88
豪ドル/円 91.09 91.31
スイスフラン/円 143.15 143.36
原油(WTIC原油先物) 79.98 -1.24 -1.53% ⇒ ◇陽.Br10dMA ⇒ △陽.Reg20dMA ⇒ ◆吞込み.調整

◆ドル下落 円強い 原油.◆吞込み.調整 .79ドル台  
12.3
米ドル/円 134.30 134.33
ユーロ/円 141.53 141.61
ユーロ/米ドル 1.0530 1.0534
英ポンド/円 165.01 165.17
豪ドル/円 91.18 91.22
スイスフラン/円 143.31 143.41
原油(WTIC原油先物) 79.98 -1.24 -1.53% ⇒ ◇陽.Br10dMA ⇒ △陽.Reg20dMA ⇒ ◆吞込み.調整

1.米ウォール・ストリート・ジャーナルは5日、13~14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅が縮小される一方、来年の政策金利見通しが9月から引き上げられる可能性があると報じた。FRBが一段と政策金利を引き上げ、米景気や企業業績の悪化を招くとの警戒も投資家心理の重荷だった。長期金利は前週末終値の3.49%から一時3.6%台に上昇。

ISM非製造業指数は56.5と10月(54.4)から改善し、市場予想(53.7)も上回った。前週末発表の11月の米雇用統計では雇用者数や賃金の伸びが市場予想を上回り、労働市場の引き締まりによるインフレ圧力の根強さを示したと受け止められていた。

2.長期金利上昇でソフトウエアのマイクロソフトなどPER(株価収益率)が高いハイテク株全般に売りが優勢。顧客情報管理のセールスフォースが7%あまり下げ、ダウ平均を押し下げた。

原油安を受けて石油のシェブロンも安い。インフレが消費を抑えるとの見方から、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連銘柄も売られた。

3.中国・上海工場の生産縮小が報じられた電気自動車のテスラが大幅安だった。ネット通販のアマゾン・ドット・コムの下げも目立った。

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【NY外為】
▽ドルが買われ、主要10通貨の大半に対して値上がり。 
//◆◆◆◆◆//▽ 
・ISM非製造業景況指数で米景気の堅調維持が示唆されたことが支え。
・一方、円は大きく売られ、対ドルで一時1.9%安の136円86銭を付けた。米国債利回りの上昇や、新たに構築された投機的な円ロングポジションを削減する動きが重しになった。
・ドル円相場は1.8%下落、1ドル=136.77円。

12.5
BBVAのストラテジスト、ロベルト・コボ氏は「ドルはデータ発表後にこの日の高値に急伸したが、持続可能な反発なのか、あるいは先週2日の雇用統計後のように一時的な日中の上振れにとどまるのかはまだ分からない」と指摘。
「実際のところ、米国の景気サイクルは金融引き締めへの耐性が比較的強く、少なくとも12月連邦公開市場委員会(FOMC)にかけてドルの大幅安を防ぐはずだ」と述べた。

ジェフリーズの為替ストラテジスト、ブラッド・ベクテル氏は「現在の資産市場は相互の関連性が非常に高い。米国で良好なデータが公表されると、株式が売られ、金利は上昇、それに伴いドルも値上がりする。逆の場合もしかりだ」と電子メールで指摘。「米消費者物価指数(CPI)の発表が近づくにつれ、過去数週間に見られた動きの多くはやや巻き戻され始めるだろう。CPIに先立ち、投資家がポジションをスクエアにするためだ」と続けた。

【米国株】
▲株下落、ISM統計で利上げ継続警戒 
//▲◆▽◆◆//▲ 
・5日の米株式相場は下落。
・米供給管理協会(ISM)の非製造業総合景況指数が予想外に上昇したことを受けて、米金融当局が根強いインフレを抑え込もうと政策引き締めを続けるとの観測が強まった。
・売りは業種を問わず幅広く広がった。テスラは6.4%安。中国・上海工場で減産に踏み切る方針だと、関係者が明らかにした。
・一連の景気リスクを踏まえれば、先週S&P500種が主要なテクニカル指標を上回った上昇局面は行き過ぎだったとの見方も相場の重しになった。

12.5
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「良い経済ニュースは株式にとって悪いニュースだ。金利が来年に一段と上昇せざるを得なくなるリスクが高いまま続くためだ」と述べた。

米株に懐疑的なことで知られるモルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は、最近は当面の上昇継続を予想していたが、その上昇が終わったとの見方から、投資家は利益を確定した方が良いと指摘。ウィルソン氏を含む同行ストラテジストは「われわれは再び売り手になった」とし、先週に200日移動平均を上回ったS&P500種の下落が再開すると予想した。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル最高投資責任者(CIO)は「市場はボラティリティーの高い状況が続く可能性が高い。持続的な反発に向けた経済的環境はまだ整っていないと考える」と発言。「米利上げの累積的な影響が活動への重しとなる中、経済成長は来年に一段と減速する可能性が高いというのが当社の見解だ」と続けた。

【米国債】
◆米国債相場はあらゆる年限で下落 
//◇▲▽▽◇//◆
・米国債は下落。( 利回り上げる )
・近い将来の米金融政策行動により敏感な2年債利回りは上昇を維持した。
・米10年債利回りは3.58%。

>>12.2
米シカゴ連銀のエバンス総裁は、金融当局は利上げペースを落としているものの、インフレ退治のため政策金利のピークは高めの水準にする必要があると述べた。
【原油】
▲原油先物はここ2週間余りで最大の下げ 
//▽△▽△▼//▲
・株式相場が広範に大きく下げたほか、リスク回避を目指す投資家が年末を控えて原油のポジションを減らしたことが背景にある。
・この日は米経済データが予想より良い内容となったことで、金融当局がインフレと闘うため政策引き締めを継続するとの見方が強まり、ドル指数が上昇。
・先物1月限は前営業日比3.05ドル(3.8%)安の1バレル=76.93ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント2月限は2.89ドル下げて82.68ドル。

12.5
CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏はニュース関連のノイズがトレーダーを市場から遠ざけていると分析。「完全な様子見を決め込んだトレーダーも多い。2023年まで待つのが賢明との見方から、商いは薄く、ポジションも大きく減っている」と述べた。

【NY金】
◆金相場は続落 
//◆◇◇◇◆//◆  
・米国債利回りとドルの上昇が背景にある。トレーダーは今後の米金利政策に関する手掛かりを求めて新しい経済データに注目しているほか、中国のゼロコロナ政策緩和の状況も見極めようとしている。
・11月のISM非製造業総合景況指数が市場予想に反して上昇したことから、長期にわたり高めの金利が維持される可能性が強まった。これは金利の付かない金にはマイナスとなる。同指標の発表後、米国債利回りとドルは上げを拡大した。
・金先物2月限は1.6%下落の1781.30ドル。

12.5
TDセキュリティーズのシニア商品ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏は「金市場では買い疲れの兆候が見られる。ただ商品投資顧問(CTA)のトレンドをフォローする投資家が売りを再開するのは、明白な値固めが見られてからだろう」と分析。

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【欧州株】
◆続落、経済成長リスクや金融政策を意識
//◆◆◇◇◆//◆ 
・5日の欧州株は続落。
・投資家は経済成長や中央銀行による金融政策の見通しに慎重になった。
・欧州600指数は0.4%安。鉱業株が上昇した一方、食品・飲料、メディア関連銘柄は下落。


12.5
スイスクオート・バンクの上級アナリスト、イペク・オズカルデスカヤ氏は、この先投資家は「注意する必要がある」と述べ、「株上昇が続くようにも見え、変動が激しかった今年の最後の数週間はドル安で推移する可能性もあるが、1月最初の数週間には確実にこの流れが反転するとみている」と述べた。

【欧州債】
◆ドイツ債下落
//▼◇◇◇◆//◆ 
・ドイツ10年債利回りが2営業日連続で上昇。米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業総合景況指数が市場予想に反して上昇したことに反応した。
・短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)による今月の利上げ観測が後退。
・ECBの政策委員会メンバー、ビルロワドガロー・フランス中銀総裁が利上げ幅の0.5ポイントへの減速に支持を表明した。

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