*かぶとうし塾


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2022年9月14日水曜日

▽ドル上昇.144円台.  原油.◆陰.調整.Reg20MA.87ドル台 令和4.9.14.Wed

14日 【日本株】
日経225 27,818.62 -796.01 -2.78%
TOPIX 1,947.46 -39.11 -1.97%
日経平均 ⇒ ◇陽3.Br20MA ⇒ ◇nr.4Up ⇒ ◆陰.BigDn.逆立ち.Sup50MA
TOPIX ⇒ +◆陰上げ.もみあい ⇒ ◇陽.クアトロ浮上 ⇒ ◆陰.BigDn.逆立ち.Sup50MA
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【日経平均VI】
日経平均VI  20.69 +2.39 +13.06% ⇒ ◇BigUp.もみあい
日経平均VI  18.30 -0.85 -4.44% ⇒ ◆Low.下落
日経平均VI 19.15 -0.34 -1.74% ⇒ -nr.下げ
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・米CPI、8月は予想上回る伸び-大幅利上げの可能性強まる。
・ウォール街は1ポイント利上げの可能性も検討開始-CPI統計受け。
・サマーズ氏、自分なら1ポイント利上げ選ぶ-9月のFOMC会合巡り。
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14日、日本株は大幅反落、予想超の米物価高を嫌気-プライム銘柄の9割下落

・14日の東京株式相場は大幅安となり5営業日ぶりに反落。
・8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想以上の伸びとなり、米金融引き締めに伴った景気後退への懸念が高まった。
・金利の先高観が強まり、電機や精密機器などグロース(成長)株を中心に幅広い銘柄が売られた。
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岡三アセットマネジメントの前野達志
午後の日本株は外国為替相場で円高に振れたことを嫌気し、再び売り圧力が強まったもようだ。

8月の米CPIでこれまで考えられていたよりもインフレが根強いことが確認された。米国で利上げの加速により経済がハードランディングする懸念が強まり、日本株にも売りが波及した。

金利が上昇し、電機や精密機器などのグロース株が安い。半面、インバウンドや水際対策緩和による業績改善期待から空運株には買いが入っているようだ。

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【個別銘柄】 H.I.S.、三井ハイテク など

◇H.I.S. 2310 +117大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表。累計営業損益は391億円の赤字だった一方、5-7月期は110億円の赤字で、前四半期比では50億円の損益改善だった。HTBエナジーの売却などでエネルギー事業の損益が改善。
一方、旅行事業の赤字は拡大するなど決算自体にはポジティブなインパクトは限定的。ただ、今後は旅行支援策なども本格化する見込みで、業績回復確度は高い状況にあり、目先の悪材料出尽くしと捉えられた。

三井ハイテク 8980 +10もみ合い。
前日に上半期決算を発表。営業利益は129億円で前年同期比2.2倍となり、通期予想は従来の204億円から250億円に上方修正した。為替相場の円安進行を主な上方修正要因としており、市場コンセンサスを20億円程上回る水準となっている。
自動車の挽回生産の遅れなどが懸念されていたなか、ポジティブな評価が先行。ただ、地合いの悪化でグロース株主導で相場が急落するなか上昇も限定的となっている。

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9.14動いた株・出来た株
◇エイチ・アイ・エス<9603> 2278 +85 決算サプライズ限定的もあく抜け期待優勢に。
◇東邦チタニウム<5727> 2758 +79 高値接近で買い戻しも優勢に。
◇三菱自動車工業<7211> 616 +1 再度のドル高円安進行で。
◇三井ハイテック<6966> 9140 +170 市場想定上回る水準に業績上方修正。
◇レノバ<9519> 3955 +90 取り組み妙味強く売り方の買い戻し優勢か。
◇日本航空<9201> 2644 +6 旅行関連の一角には上値追い継続も。
◆マネックスグループ<8698> 486 -26 ビットコイン価格の下落なども重し。
◆オムロン<6645> 7062 -306 モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断格上げも目標株価下げ。
◆レーザーテック<6920> 18875 -270 SOX指数は6%超の下落に。
◆リクルートHD<6098> 4500 -163 グロース株安に引きずられる。
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NYダウ   ⇒ ◇陽4.50MA突破 ⇒ ▽切り返し.Reg10MA ⇒ ◆WR.逆立ち.50MA/10MA割れ
NASDAQ ⇒ ◇陽3.Br10MA.test50MA ⇒ ◇陽4.50MA突破.Reg20MA ⇒ ◆Wr.逆立ち.50MA/10MA割れ
9.13
NYダウ(INDU)31,104.97 -1,276.37 -3.94%
NASDAQ(COMPQ) 11,633.57 -632.83 -5.16%
S&P500(SPX) 3,932.69 -177.72 -4.32%
⇒ ◇陽3.Br10/50MA ⇒ ◇陽4.test20MA ⇒ ◆WR.逆立ち.50MA/10MA割れ

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◆WR.逆立ち.50MA/10MA割れ ⇒ ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに急反落。
下落幅、下落率ともに今年最大だった。朝方発表の8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る上昇率となり、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速を警戒した売りが強まった。急激な利上げが米景気悪化につながるとの見方から、幅広い銘柄が売られた。

◆Wr.逆立ち.50MA/10MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに急反落。
長期金利上昇で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られた。交流サイトのメタプラットフォームズなど主力株が軒並み下落した。クアルコムやエヌビディアなど半導体関連も総じて下げた。

SOX指数
2,562.27 −168.82 (-6.18%) ⇒ ▽反発.トリプル浮上 ⇒ ◇nr.もみあい.様子見 ⇒ ◆wr.逆立ち.10MA割れ
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VIX指数
27.27 +3.40 (+14.24%) ⇒ ◆呑込.大幅下落 ⇒ ◇nr.反発 ⇒ ◇WR.逆立ち.10MA突破  
14.24P 大幅に大きく上げる( 金利政策を意識&ロシア_ウクライナ情勢&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◆◆▽▽◇▲//◆◇▽ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◆◆▽▽◇◆//◇◇◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◆▽◇◆◇//◇◇◆ 豪ドル ( 資源リンク )
//__◇▲◇▽//_◇◆ 原油 87ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▽ドル上昇.144円台.  原油.◆陰.調整.Reg20MA.87ドル台
9.14
米ドル/円 144.70 144.73
ユーロ/円 144.29 144.38
ユーロ/米ドル 0.9972 0.9976
英ポンド/円 166.34 166.41
豪ドル/円 97.43 97.48
スイスフラン/円 150.52 150.61
原油(WTIC原油先物) 87.31 -0.47 -0.54% ⇒ ◇Wr.大幅反発 ⇒ ◇陽3.切り返し ⇒ ◆陰.調整.Reg20MA

◇ドルもみあい.142円台. 原油.◇陽3.切り返し.87ドル台   
9.13
米ドル/円 142.71 142.74
ユーロ/円 144.42 144.51
ユーロ/米ドル 1.0120 1.0124
英ポンド/円 166.69 166.78
豪ドル/円 98.28 98.36
スイスフラン/円 149.67 149.72
原油(WTIC原油先物) 87.78 +0.99 +1.14% ⇒ ◇自立反発 ⇒ ◇Wr.大幅反発 ⇒ ◇陽3.切り返し

週明け ◆ドルもみあい.142円台  (9/9)原油.◇Wr.大幅反発.86ドル台  
9.12
米ドル/円 142.47 142.48
ユーロ/円 143.64 143.72
ユーロ/米ドル 1.0082 1.0086
英国 英ポンド/円 165.58 165.67
豪ドル/円 97.53 97.58
スイスフラン/円 148.53 148.57
9/9)原油(WTIC原油先物) 86.79 +3.25 +3.89% ⇒ ◆大幅下げ.-Low ⇒ ◇自立反発 ⇒ ◇Wr.大幅反発

1.CPIは前年同月比8.3%上昇と上昇率は7月(8.5%)から減速したが、市場予想(8.0%)を上回った。エネルギーと食品を除くコア指数の上昇率は6.3%と7月(5.9%)から加速し、市場予想(6.0%)も上回った。家賃や医療サービスなど幅広い項目で上昇がみられ「高物価が米経済に定着しつつあることを浮き彫りにした」(エバコアISI)との指摘。

インフレ抑制に向け、FRBが利上げを加速するとの見方が強まった。米金利先物市場では20~21日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍にあたる1.0%の利上げを決めるとの観測が急浮上。午後に入り下げが加速した。短期投資家の投げ売りが加速したとの見方に加え、ロイター通信が「米政府は中国による台湾侵攻を阻止するため、対中制裁を検討する」と報じた。地政学リスクが高まるとの懸念も投資家心理の悪化につながった。

2.長期金利上昇で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られ、スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトはともに6%下落した。積極的な利上げが景気を冷やすとの見方から航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株の下げも目立った。

3.交流サイトのメタプラットフォームズなど主力株が軒並み下落した。クアルコムやエヌビディアなど半導体関連も総じて下げた。

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【NY外為】
▽ドル全面高、米CPI発表後に上げ拡大-対円で144円台半ば 
//◆▽▽◇//◆▽ 
・ドルが主要10通貨の全てに対して上昇。
・米CPI統計を受け、大幅な米追加利上げの見通しが持続した。米国債利回りが上昇する中、ノルウェー・クローネなどのリスクに敏感な通貨は大きく下げた。
・ドルは対円で1.2%高の1ドル=144円56銭。
・ユーロは対ドルで1.5%安の1ユーロ=0.9973ドル。

9.13
カナダ・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CIBC)の外国為替戦略責任者、ビパン・ライ氏は「ドルの強さを見限るのは時期尚早だ」とし、「実質政策金利はなおも大幅なマイナス圏にあり、金融状況は緩和的過ぎる。市場はこのことを一部織り込んでいるが、ターミナルレート(利上げの最終到達点)がどこに落ち着くかについては疑問が残り、これが引き続きドルをしっかり支えるだろう」と。

【米国株】
▲米国株は急反落、S&Pが約2年ぶりの大幅安-CPI嫌気 
//_◆◇◇◇//◇▲
・13日の米株式相場は大幅反落。幅広い銘柄が売られ、S&P500種株価指数は約2年ぶりの大幅な下げとなった。
・8月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びを示したことから、米連邦公開市場委員会(FOMC)が来週の会合で大幅利上げを実施するとの観測が一段と強まった。
・全面安の様相となり、中でも金利に敏感な銘柄が売り込まれた。大型ハイテク銘柄中心のナスダック100指数の下落率は5%を超えた。

9.13
ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズの調査ディレクター、マット・ペロン氏は「CPI統計は株式市場にとって明白なマイナス要因だ」とし、「予想を上回る伸びは、利上げを通じた米金融当局からの圧力が続くことを意味する。当局が方向転換するとの市場の期待も押し返される」と。

【米国債】
▲米国債は短期債が大幅下落、10年債利回りは3.42% 
//_◆◇◆◆//◆▲
・米国債は下落。( 利回り上げる )
・金融政策に敏感な2年債の利回りは一時22bp上昇。
・米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.42%。

9.13
ブラックロックのグローバル債券担当最高投資責任者(CIO)、リック・リーダー氏は「経済成長と物価上昇圧力に関連する指標の大半が若干の減速を示唆するような傾向があったが、この日はその逆で意表を突いた。当局の任務が完遂していないのは明らかだ」と。
「米金融当局による利上げが年末にも打ち止めになる可能性があると当社はみているが、当局は今や、引き締め政策スタンスに到達した後、もう少し様子を見なければならなくなったのかもしれない」と。

【原油】
◆NY原油、反落-米備蓄補充の報道で下げ縮小 
//_◇▲◇▽//◇◆
・原油先物相場は反落。
・バイデン米政権は原油価格が1バレル=80ドル程度に下落した段階で、戦略石油備蓄(SPR)の補充を始める可能性があるとブルームバーグが報じた後は下げ幅を縮小し、1週間ぶり高値近辺で終えた。
・WTI先物10月限は、前日比47セント(0.5%)安の1バレル=87.31ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント11月限は83セント安の93.17ドル。
9.13
CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は米政府による原油購入の可能性について、「1バレル=100ドル台回復のきっかけにはならないかもしれないが、市場が懸念する下振れリスクに対する緩衝材にはなる」と。

【NY金】
◆NY金は反落、米金融当局のタカ派路線続くとの見方 
//_◇◇◆◇//◇◆
・金相場は反落。
・米CPIの伸びが予想を上回り、米金融当局が積極的な利上げを継続するとの見方から売りが出た。
・金先物12月限は、1.3%安の1717.40ドル。

9.12
サクソバンクの商品戦略責任者、オーレ・ハンセン氏は「ファンドによる最近の空売りに若干のドル軟調が加わり、上昇が勢いづいた」と。
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【欧州株】
▲4営業日ぶりに反落
//◆◇◆◇▽//▽▲ 
・8月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比の伸び率が市場予想を上回り、FRBによる大幅利上げ観測が強まったのが売りを促した。
・電力会社の資金難による破綻を防ぎ、エネルギー料金の高騰から家計を守るために、EU加盟国が打ち出している数十億ユーロ規模の救済策が注目されている。
・金利に敏感な欧州600種テクノロジー株指数が3.21%下落。不動産株指数も3.86%下げた。

9.13
プルリミ・ウェルスの最高投資責任者(CIO)、パトリック・アームストロング氏は「FRBは米国の中央銀行だが、世界の中央銀行でもある。FRBが流動性を吸い上げれば、あらゆる所の資産の評価に影響を与える」と指摘。「テクノロジー株など欧州の金利敏感株は大きな打撃を受けた。金利の上昇はそうした企業の潜在的な成長力を変える」との見方。

【欧州債】
◆国債利回りが上昇
//◆◇◇◆◆//◆◆ 
・8月の米CPIの伸びが予想ほど鈍化しなかったことを受け、FRBが積極的な利上げを継続するとの見方が確定的になったことが背景。
・独10年債利回りは8.5ベーシスポイント(bp)上昇の1.728%。独2年債利回りは9.5bp上昇の1.39%。
・ イタリア10年債利回りは4.5bp上昇の3.985%。独10年債との利回り格差は225bpに縮小した。

9.13
ING(ロンドン)のシニア金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「市場が吸収しなくてはならない大量の債券が発行された。全般的にボラティリティーが高まる中、タカ派的だった欧州中央銀行(ECB)理事会を受け、債券に買いを入れることに神経質になるのは当然だ」と。

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