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2025年5月9日金曜日

☆ドル急騰  ▲円安すすむ.145円後半 原油.▽逆立.60ドル台 令和7.5.9.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 米英が貿易枠組みで合意
米国と英国が貿易枠組みで合意した。上乗せ関税の発表後、米国が貿易協定で合意するのは英国が初めて。~ 合意に基づき、英国は米国からの輸入品の税関手続きを迅速化し、農業、化学、エネルギー、工業製品の輸出に関する障壁を削減する。~ トランプ米大統領は米国産品への障壁を下げ、英市場へのアクセスを拡大する「突破口」になると成果を強調した。スターマー英首相は、英米間の貿易促進や雇用創出、市場アクセス拡大につながると述べた。

②. 対中関税引き下げ検討も
トランプ大統領は、今週末に開始される中国との貿易交渉について、「中身のあるものになる」との見通しを示した。~ 中国側に譲歩する意向があると予測し、交渉が順調に進めば、中国製品の多くに課している145%の関税を引き下げることも検討し得ると述べた。

③. 英中銀利下げ
イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を4.25%に引き下げた。トランプ大統領による世界的な貿易戦争が英経済の重しとなっていることに対応した。~ベイリー総裁は声明で「インフレ圧力の継続的な緩和により、今回は再び利下げが可能になった」と説明。~ただ「ここ数週間は、世界経済がどれほど予測不可能になり得るかが如実に示された。われわれは段階的かつ慎重なアプローチを堅持する必要がある」と強調した。

④. EUの対米関税計画
欧州連合(EU)はトランプ政権との貿易交渉に失敗した場合に備え、米国への追加関税を950億ユーロ(約15兆4800億円)規模に拡大する計画を明らかにした。~欧州委員会が提案した報復措置は、ボーイングの航空機、米国製自動車、バーボンなど、当初リストからは削除された工業製品を特に標的としている。欧州委は今週、米政府との交渉を本格化させ、友好的な解決策を探る方針。~フォンデアライエン欧州委員長は声明で、米国との友好的な合意を目指す姿勢を示しつつ、「同時に、あらゆる可能性に備えて準備を続ける」と強調した。

⑤. トランプ氏が超富裕層への増税求める
トランプ大統領は、看板政策に掲げる大型減税などの原資を確保するため、超富裕層への増税を議会に求めている。~個人で年収250万ドル(約3億6500万円)以上、夫婦で500万ドル以上の高所得層に対して、新たに39.6%の課税枠を設けることをトランプ氏は提案している。事情を知る関係者が明らかにした。
9日 【日本株】
日経平均 37,503.33 +574.70 +1.56%
TOPIX 2,733.49 +34.77 +1.29%
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日経平均 ⇒▲nrかぶせ ⇒▽nrクアトロ ⇒▽High
TOPIX ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽nr切上げ ⇒▽High
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.58 -3.55 -12.62% ⇒-急落 ( 24台 )
日経平均VI 28.13 -1.72 -5.76% ⇒▲nr下げ大 ( 28台 )
日経平均VI 29.85 +3.11 +11.63% ⇒+▼反発大 ( 29台 )
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9日、TOPIX11連騰、関税交渉期待でリスク選好-債券安

9日、東京株式相場は続伸。
・外国為替相場のドル高・円安を好感して、電機や自動車など輸出関連株が買われた。
・金利上昇を追い風に銀行や証券など金融株も高い。

・トヨタ自動車株が3日ぶりに反発。同社は8日に発表した今期(26年3月期)営業利益計画で、米関税の4-5月分の影響見込みとして1800億円を減益要因として織り込んだと説明。
・一方、ニデックが株式公開買い付け(TOB)を撤回すると発表した牧野フライス製作所が急落。一時21%安。
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三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト 
米英の貿易協定合意を受けて米国株が上昇し、週末にスイスで予定される米中高官会談での交渉の進展も期待されると。きょうは幅広いセクターが買われそうだと話していた。

SBI証券の鈴木英之投資情報部長 
時価総額上位企業の決算発表が終了したことは、一つのイベントリスクが後退したことを意味すると。

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日経平均は大幅続伸、米国関税交渉の進展を材料に後場一段高

・米国株高や為替の円安推移など外部環境を材料に、9日の東京市場は買い優勢で取引を開始。

・5月限オプション特別清算指数(SQ値は速報値37572.13円)算出に絡んだ売買で買いが多かったとの観測も加わり、日経平均は取引時間中としては3月28日以来となる37000円台を回復。
・その後も上げ幅をじりじりと広げる展開となり、後場一段高の展開となった。

・大引けの日経平均は前日比574.70円高(+1.56%)の37503.33円。

・倉庫・運輸、銀行、保険、繊維、情報・通信などが上昇。
・機械、医薬品、その他製品、パルプ・紙、海運などが下落。

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【個別銘柄】味の素、イビデン、トヨタ自、ダイキン工 など 


▽味の素 3238 +223大幅続伸。
前日に25年3月期の決算を発表、事業利益は1593億円で前期比7.9%増となり、従来想定線での着地となる。26年3月期は1800億円で同13.0%増の見通しで、コンセンサスの範囲内とみられる。
また、発行済み株式数の5.03%に当たる5000万株、1000億円上限の自社株買いを発表、市場の期待以上の水準とみられる。本社ビルの譲渡も発表しており、還元余力の拡大につながるとの見方。

▽イビデン 4824 +700ストップ高。
前日に25年3月期決算を発表、営業利益は476億円で前期比0.1%増となり、市場予想を30億円程度上振れた。一方、26年3月期は480億円で同0.8%増の見通し。
従来は400-520億円のレンジ想定であったため、500億円程度のコンセンサスは下振れも、ネガティブなインパクトは乏しいもよう。とりわけ、電子セグメントは従来想定を上振れとなっており、安心感につながる形のようだ。

▽トヨタ自 2719.5 +48急反発。
前日の取引時間中に25年3月期決算を発表、前日はその後に売りが先行したが、本日は買い優勢の展開に。営業益は4兆7956億円で前期比10.4%減となり、市場予想線上での着地。
一方、26年3月期は3兆8000億円で同20.8%減を見込み、コンセンサスを1兆円近く下回るものの、円高進行や米関税策の影響が警戒されていた中、サプライズにはつながらず。なお、関税影響は2カ月分のみ織り込んでいる。

▲ダイキン工 16000 -910大幅反落。
前日に25年3月期決算を発表。営業利益は4017億円で前期比2.4%増となり、従来予想の4280億円を下振れた。一方、26年3月期は4350億円で同8.3%増の見通し、4500億円程度のコンセンサスを下回る。
米関税政策による影響額として約470億円を見込んでいるもようだが、価格転嫁やコストダウンでの吸収を見込む。会社側が想定する拡販効果達成については、ややハードルが高いとの見方も。

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5.9 動いた株・出来た株
◇イビデン<4062> 4809 +685 ⇒ 決算は想定線で買い安心感が優勢に。
◇栗田工業<6370> 5171 +530 ⇒ 想定以上の大幅増益ガイダンスや自社株買いを評価。
◇資生堂<4911> 2487.5 +129.5 ⇒ 花王が好決算発表で上昇しており。
◇ルネサスエレクトロニクス<6723> 1800.5 +88 ⇒ SOX指数上昇などは支援にも。
◇NTT<9432> 156.5 +7.6 ⇒ グループ再編の動きをポジティブに評価へ。
◆ダイキン工業<6367> 16060 -850 ⇒ 前期業績下振れに加え今期ガイダンスもコンセンサス下振れ。
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//◆▲▽☆◆//▲◆◇☆ ドル円 143円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇▽◆//▲◆◇▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆▲◇▲//◆◇▲▽ 原油 60ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
☆ドル急騰  ▲円安すすむ.145円後半 原油.▽逆立.60ドル台 
5.9
米ドル/円 145.82 - 145.88
ユーロ/円 163.73 - 163.77
ユーロ/米ドル 1.1224 - 1.1229
英ポンド/円 193.15 - 193.24
豪ドル/円 93.34 - 93.42
スイスフラン/円 175.28 - 175.61
原油(WTIC原油先物) 60.12 +2.05 (+3.53%) ⇒+▼反発.様子見 ⇒▲Cog.-窓埋め ⇒▽逆立.10MA突破


◇ドル反発 円安ぎみ.143円後半 原油.▲Cog.-窓埋め.57ドル台  
5.8
米ドル/円 143.76 - 143.80
ユーロ/円 162.62 - 162.72
ユーロ/米ドル 1.1310 - 1.1315
英ポンド/円 191.10 - 191.20
豪ドル/円 92.37 - 92.46
スイスフラン/円 174.53 - 174.64
原油(WTIC原油先物) 57.95 -1.14 (-1.93%) ⇒▲nr.Low ⇒+▼反発.様子見 ⇒▲Cog.-窓埋め
◆ドル弱い 円もみあい.143円台 原油.+▼反発.59ドル台  
5.7
米ドル/円 143.01 - 143.06
ユーロ/円 162.09 - 162.22
ユーロ/米ドル 1.1336 - 1.1338
英ポンド/円 190.99 - 191.20
豪ドル/円 93.06 - 93.10
スイスフラン/円 173.14 - 173.49
原油(WTIC原油先物) 59.01 +1.88 (+3.29%) ⇒▲はらみ.様子見 ⇒▲nr.Low ⇒+▼反発.様子見

StockCharts ⇒  

5.6
NYダウ   40,829.00 -389.83 -0.95%
S&P500   5,606.91 -43.47 -0.76%
NASDAQ 17,689.65 -154.58 -0.87%
--------------------------------------------------------------
5.7
NYダウ   41,113.97 +284.97 +0.70%
S&P500   5,631.28 +24.37 +0.43%
NASDAQ 17,738.16 +48.50 +0.27%
--------------------------------------------------------------
5.8
NYダウ   41,368.45 +254.48 +0.62%
S&P500   5,663.94 +32.66 +0.57%
NASDAQ 17,928.13 +189.97 +1.07%
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NYダウ(INDU) ⇒▲Cog.窓埋めへ ⇒▽nr反発 ⇒▽nrトリプル 
S&P500(SPX) ⇒-△nrもみあい.窓埋めへ ⇒▽nr反発 ⇒+nrトリプル  
NASDAQ(COMPQ) ⇒-△下げ.窓埋めへ ⇒▽nr反発 ⇒▽nrトリプル
【 SOX指数 】
4,430.44 +44.08 +(1.00%) ⇒-△下げ.窓埋めへ ⇒▽反発.sup50MA ⇒+▼nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
22.48 -1.07 (-4.54%) ⇒▽反発 ⇒▲切落し ⇒▲nr.Low
⇒-4.54P (22台)
⇒-4.89P (23台)
⇒+4.74P (24台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続伸し254ドル高 米英の貿易合意を好感 
▽nrトリプル
ダウ工業株30種平均は続伸
・米英の関税交渉が成立したのに加え、米中貿易摩擦が緩和に向かうとの期待が投資家心理を支えた。ダウ平均の上げ幅は一時650ドルを超えたが、引け間際に伸び悩んだ。

▽nrトリプル
ナスダック総合株価指数は続伸
・テスラが高い。
・パランティア・テクノロジーズも上げた。

NYダウは254ドル高、対英通商協定の合意を好感

・対英通商協定合意を好感した買いに寄り付き後、上昇。

・雇用関連指標が依然労働市場の底堅さを証明したほか、トランプ大統領が協議次第で対中関税の引き下げの可能性に言及したため通商協議の進展期待に相場は一段高となった。

・終盤にかけて、対中協議への懸念が完全には払しょくできず上げ幅を縮小し終了。
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1.
・トランプ米大統領が8日、英国との貿易協定を結ぶことで合意したと発表した。米国の英国に対する相互関税は4月2日に発表した税率と同じ、上乗せ分のない10%となる。英国からの輸入自動車については低関税枠を設け、鉄鋼への追加関税は0%とする。英国は非関税障壁を見直す。詳細については今後数週間以内に発表があるという。

・トランプ氏はベッセント米財務長官らと中国高官が今週末にスイスで行う協議についても「良い週末になるだろう」と楽観的だった。記者団に対し、145%の対中関税が「これ以上上がることはない」とも語った。中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と直接対話することにも前向きだった。

・トランプ政権がバイデン前政権の人工知能(AI)半導体の輸出規制案の見直しを検討していると7日午後にブルームバーグ通信が報じ、米商務省が認めた。AI開発で米企業が競争力を維持できるとの見方から、半導体関連株にも買いが続いた。

・主要株価指数は伸び悩んで終えた。ダウ平均は4月8日に付けた直近の安値から前日までに3400ドルあまり上昇していた。関税交渉の一段の進展を確認したい投資家が多く、持ち高調整や利益確定の売りが出た。


2.
・半導体・同製造装置が上昇。
・メディア・娯楽が下落。


・ボーイングが高い。米英の貿易合意に伴い、英国が100億ドル程度のボーイング機を購入することが明らかになった。
・ウォルト・ディズニーやゴールドマン・サックスも買われた。
・アマゾン・ドット・コムなどハイテク株も全般に高かった。
・アップル(AAPL)はスマートグラスと人工知能(AI)サーバーに特化した半導体を開発中との報道で買われた。
・配車サービスのリフト(LYFT)は取引終了後に決算を発表。予想外の黒字を計上したほか、自社株買い計画が好感され、時間外取引で買われている。


・ディフェンシブ株が売られ、メルクやコカ・コーラが下げた。
・半導体のアーム・ホールディングス(ARM)は弱い見通しが嫌気され、下落。



3.
・テスラが高い。
・パランティア・テクノロジーズも上げた。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 175.22 0.39%
◇ エヌビディア 117.37 0.26%
◇ ASML 708.03 1.09%
☆ インテル 21 3.40%
◇ QCOM クアルコム 145.1 0.55%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 156 0.12%
◇ AMD 101.7 1.34%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 85.15 3.06%
◇ テラダイン 76.84 2.33%
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◇ TSM 174.54 1.31%
☆ エヌビディア 117.06 3.10%
☆ ASML 700.39 3.00%
◇ インテル 20.31 1.86%
☆ QCOM クアルコム 144.3 3.15%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 155.81 1.82%
◇ AMD 100.36 1.76%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 82.62 2.62%
◇ テラダイン 75.09 1.38%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 172.28 -2.34%
◆ エヌビディア 113.54 -0.25%
◆ ASML 679.99 -0.49%
◆ インテル 19.94 -1.63%
◇ QCOM クアルコム 139.9 0.33%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 153.03 -1.02%
◆ AMD 98.62 -1.96%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 80.51 0.11%
◆ テラダイン 74.07 -1.82%
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【NY外為】
☆ドル急騰  ▲円安すすむ.145円後半
//▲◇▽☆◆//▲◆◇☆ 
・為替市場ではドルが上昇。--対中関税の引き下げに含みを持たせたトランプ氏の発言が意識された。
・円の下落率は1.6%に達し、一時1ドル=146円18銭と4月10日以来の円安・ドル高水準。

ドル円相場は 米東部時間 16時 45 分
⇒¥145.84 ¥2.01 +1.40%
⇒¥142.41 -¥1.29 -0.90%
⇒¥143.73 -¥1.23 -0.85%

>>5.6
ブラウン・ブラザース・ハリマンのシニアストラテジスト、エリアス・ハダッド氏
「ファンダメンタル面ではドルに厳しい環境が続いている」と分析。
「トランプ政権はドル安への暗黙の支持を示唆しており、米経済はスタグフレーションのリスクに直面している。貿易戦争によって米政策の信頼性も損なわれている」と。

ダラ・マハー氏らHSBCのストラテジスト
「ドルは概ね横ばいの動きを続けており、市場参加者は4月の混乱の後、真に決定的な材料を見つけられずにいる」と。
「7日のFOMC政策決定を前に市場は様子見姿勢にもなっている。投資家は、関税による供給ショックに伴うインフレと経済成長のバランスを米金融当局がどう調整していくのかについて、より明確な見通しが得られることを望むだろう」と。

【米国株】
◇続伸
//◇◇◇◇▽//◆◆◇◇

・8日の米金融市場はリスクオンの波が広がった。
・トランプ大統領が英国との貿易協定合意を発表し、対中関税が引き下げられる可能性にも言及したことが背景。
・株式市場では幅広い銘柄に買いが入ったが、特に景気敏感なセクターが上昇を主導した。

・パウエル議長の会見に先立って発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、「景気見通しに関する不確実性は一段と増している」と指摘。
・失業率はなお低く需要も安定する中、金融当局者らはこれまで、経済の行方をより明確に把握するまで政策金利を据え置くことに問題はないとの姿勢を示している。

5.8
ミラー・タバクのマット・メイリー氏
「米英貿易協定の詳細がさらに明らかになり、最重要の貿易協定に向けて米中間の交渉がどの程度進展しているかが今週末に分かれば、貿易問題が今後の米国および世界経済にどの程度の影響を与えるかについて、より明確な見通しが得られるはずだ」と。

シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
局面を大きく変えるのは対中協議の進展だが、そこがなお不透明な部分だと。
「今週末の米中協議は突破口というより、むしろ外交的雪解けのようなものだろう。長期にわたって続く交渉局面となるかもしれず、リスク資産の上昇余地は限られるかもしれない」と。

プリンシパル・アセット・マネジメントのマーティン・フランセン氏
「世界的な貿易戦争の緩和に向けて徐々に進展している可能性はあるが、個別の合意をまだ必要としている国が多いことを考えると、不確実性は依然として多く残っている」と。
「消費者や企業の信頼感が回復する前に、市場は不確実性のピークが過ぎたというさらなる証拠を必要とするだろう」と。

【米国債】
▲下落
//◇◇◇▲▲//◆▽◇▲
・米国債は、上昇。( 利回り、上昇 )

・雇用に関する指標や米英貿易協定の合意を受けたリスク選好の高まりに押された。

・米10年債利回り
⇒4.39% 12.1 +2.83%
⇒4.27% -2.7 -0.63%
⇒4.30% -4.7 -1.08%
  
  
5.8
DWSアメリカズの債券責任者、ジョージ・カトランボーン氏
「ハードデータはまだソフトデータほど悪くなっていない。米英貿易協定は合意に至った。投資家のリスク許容度は改善し、FRBは急いでいない」と。こうした背景から市場の利下げ期待が後退していると。

ブラックロックでファンダメンタル債券グループのポートフォリオマネジャーを務めるデービッド・ローガル氏
「予防的な利下げという選択肢は検討されていない。つまり、何かが起きた際には対応がやや遅れる可能性があるということだ」と。
「どちらの方向にも多くの不確実性が存在している」と。

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のダン・アイバシン最高投資責任者
米国がリセッション(景気後退)に陥る確率はここ数年で最も高い水準にあるとの見解。

【原油】
▽急反発
//▲▲▲◇▲//▲▽▲▽ 
・トランプ米大統領が発表した英国との通商協定枠組みを受けて、将来の合意を慎重ながらも楽観するようになった。

・投資家の間では英米の合意を受けて、米中などより複雑な貿易交渉でも合意に達するとの見方が高まった。米中は今週末、正式な貿易交渉をスタートする。トランプ氏は交渉が順調ならば、中国への関税率145%を引き下げることはあり得ると述べた。

⇒WTI先物6月限は、前日比1.84ドル(▽3.2%)高の1バレル=59.91ドル。
⇒WTI先物6月限は、前日比1.02ドル(▲1.7%)安の1バレル=58.07ドル。
⇒WTI先物6月限は、前日比1.96ドル(▽3.4%)高い1バレル=59.09ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限は▽2.8%上げて62.84ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.03ドル(▲1.7%)下落し、61.12ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限は▽3.2%上げて62.15ドル。


5.8
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「この日のリスク資産を動かした実質的材料は、米中貿易交渉で進展が得られるという楽観が戻ってきたことのようだ」と。
「原油のセンチメントが依然として圧倒的に弱気であることは、留意しておくべきだろう」と。

エリック・リー氏らシティグループのアナリスト
米政府は8日、「ティーポット製油所」と呼ばれる中国の独立系小規模製油所を含め、複数の組織がイランと関係があるとして制裁対象に加えた。米国とイランは4回目となる核協議を控えている。
交渉決裂の場合にはブレント原油がバレル当たり70ドルに向けて急伸するとの分析をリポートに記した。

【NY金】
▲大幅続落
//▽◆◆▲◆//▽▽▲▲
・金相場は大幅続落。
・トランプ米大統領が対英通商協定の枠組み合意を発表したことを受け、ドルが上昇し、世界的な関税戦争を懸念した金への逃避が鈍った。
・貿易に関する緊張の緩和が金続落の背景にある。トランプ氏は今週末にスタートする中国との通商交渉が、身のある結果を伴うとの見方を示し、交渉が順調なら多くの中国産品を対象に145%の関税率を引き下げることも検討すると続けた。

⇒金先物6月限は、85.90ドル(▲2.5%)安の3306.00ドル。
⇒金先物6月限は、30.90ドル(▲0.9%)安の3391.90ドル。
⇒金先物6月限は、100.50ドル(▽3%)高い3422.80ドル。

>>4.30
FTSEラッセルのグローバル投資調査部門ディレクター、ロビン・マーシャル氏
「金は国境を持たないグローバル資産で、米国債やドイツ国債のように国家と強く結びついたソブリン資産とは違う」と。
こうした国境を超えた独立性が投資家を引き寄せているとの認識

【欧州株】

5.6
英FTSETM100指数 8,597.42 +1.07 +0.01%
独DAX指数 23,249.65 -94.89 -0.41%
仏CAC指数 7,696.92 -31.01 -0.40%
--------------------------------------------------------------
5.7
英FTSETM100指数 8,559.33 -38.09 -0.44%
独DAX指数 23,115.96 -133.69 -0.58%
仏CAC指数 7,626.84 -70.08 -0.91%
--------------------------------------------------------------
5.8
英FTSETM100指数 8,531.61 -27.72 -0.32%
独DAX指数 23,352.69 +236.73 +1.02%
仏CAC指数 7,694.44 +67.60 +0.89%
--------------------------------------------------------------

⇒+nr.もみあい ⇒▲nr.調整へ ⇒▲nr.調整2
⇒▲nrかぶせ.調整へ ⇒▲nr.調整2 ⇒▽nr.様子見  
⇒▲吞込み.調整へ ⇒▲nr.調整3 ⇒▽nr反発.Reg50MA   

◇反発
//◇◇◇_▽//◇▲▲◇
・欧州株式は2日連続の下落から反発。
・トランプ米大統領が米英貿易協定の合意を発表し、投資家の信頼感が回復した。
・ストックス欧州600指数は、0.4%上昇。
・工業、テクノロジー、旅行、小売、銀行などの景気敏感株が上昇をけん引した。
・公益事業、医療、不動産などは下落。


【欧州債】
▲下落
//◆◇_◆◆//◇◆▽ 
・8日の欧州債券市場は、英国債のイールドカーブが急速にフラット化した。
・イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げたことを受け、安全資産からの資金流出が進んだ。
・安全資産からの資金流出が加速する中、ドイツ国債はイールドカーブ全体で下落した。


・独国債10年物
⇒2.54% +0.06
⇒2.48% -0.07
⇒2.54% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.55% +0.09
⇒4.46% -0.05
⇒4.51% +0.01
---------------------------

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