*かぶとうし塾


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2024年11月9日土曜日

◆ドルもみあい 円安一服中.152円半ば 原油.▲wr吞込み.70ドル台 令和6.11.9.Sat

//◇◇◇◆▲◇//◆◆◆▽▲◆ ドル円 152円台( 金融政策意識 )
//◇▽◇▽▲◇//+◆◇◇◆▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆▽▽+//_▽◇◆◇▲ 原油 70ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい 円安一服中.152円半ば 原油.▲wr吞込み.70ドル台  
11.9
米ドル/円 152.63 152.65
ユーロ/円 163.59 163.63
ユーロ/米ドル 1.0715 1.0722
英ポンド/円 197.21 197.3
豪ドル/円 100.43 100.54
スイスフラン/円 174.26 174.4
原油(WTIC原油先物) 70.38 -1.73 -2.41% ⇒▼nrもみあい ⇒▽nrもみあい ⇒▲wr吞込み

▲ドル下落 円安一服中.152円後半 原油.▽nrもみあい.72ドル台  
11.8
米ドル/円 152.92 152.94
ユーロ/円 165.2 165.24
ユーロ/米ドル 1.0803 1.0804
英ポンド/円 198.58 198.68
豪ドル/円 102.09 102.19
スイスフラン/円 175.21 175.37
原油(WTIC原油先物) 72.11 +0.30 +0.42% ⇒△nrもみあい ⇒▼nrもみあい ⇒▽nrもみあい

▽ドル強い 円安進む.154半ば 原油.▼nrもみあい.71ドル台 
11.7
米ドル/円 154.55 154.59
ユーロ/円 165.8 165.91
ユーロ/米ドル 1.0728 1.0732
英ポンド/円 199.03 199.13
豪ドル/円 101.49 101.55
スイスフラン/円 176.33 176.49
原油(WTIC原油先物) 71.81 -0.11 -0.15% ⇒▽クアトロ浮上 ⇒△nrもみあい ⇒▼nrもみあい

StockCharts ⇒  
11.8
NYダウ   43,988.99 +259.65 +0.59%
NASDAQ 19,286.77 +17.31 +0.09%
S&P500   5,995.54 +22.44 +0.37%

NYダウ(INDU) ⇒▽High.大幅上昇 ⇒-nr.調整 ⇒△nrクアトロ.高値更新
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽High.大幅上昇 ⇒▽High2.最高値 ⇒△nr.高値更新
S&P500(SPX) ⇒▽High.大幅上昇 ⇒▽High2.最高値 ⇒△nr.高値更新 
【 SOX指数 】
5290.52  -43.47 (-0.81%) ⇒▽陽.10MA突破 ⇒▽High ⇒▲nr.調整

【 VIX恐怖指数 】
14.94 -0.26 (-1.71%) ⇒-◇Low.大きく下落 ⇒▲切下げ.200MA割れ ⇒▼nr下げ
⇒-1.71P (14台)
⇒-6.58P (15台)
⇒-20.60P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反発し259ドル高 次期政権の経済政策を期待した買い 最高値更新   
△nrクアトロ.高値更新 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・ダウは過去最高値を更新した。週間の上げ幅は1936ドルと、2022年5月以来の大きさとなった。米大統領選でトランプ前大統領が勝利を確実にし、次期政権の経済政策が米景気を支えるとの見方が引き続き買いを促した。


△nr.高値更新 ⇒ ナスダック総合株価指数は4日続伸。
・テスラ(TSLA)はマスク最高経営責任者(CEO)が支援していたトランプ氏の勝利を受けて同社が恩恵を受けるとの期待感を受けた買いが継続。
・エヌビディアは下げて終えた。
NYダウは259ドル高、成長期待高まる
1.
・次期大統領に選出されたトランプ氏の成長優先する政策を期待した買いが一段と強まり、寄り付き後、上昇。

・さらに、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ると、成長期待に相場は続伸した。

・長期金利の低下も支援し、相場は過去最高値を更新し、終了。
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・トランプ次期政権が打ち出す減税や規制緩和などの経済政策が、米景気を押し上げるとの期待が根強い。市場では、「大統領選を受けた陶酔感が膨らんでおり、トランプ・トレードの流れに乗る投資家が多くみられる」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。米連邦準備理事会(FRB)が7日に追加利下げを決めたことも投資家心理の追い風となった。

・8日にミシガン大学が発表した11月の米消費者態度指数(速報値)は73.0と7カ月ぶりの高水準を付けた。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(71.0)を上回り、前月(70.5)からも改善した。1年先の予想インフレ率は2.6%と前月(2.7%)から低下した。市場では「ゴルディロックス(適温)相場が続く」(LPLファイナンシャルのジェフリー・ローチ氏)との受け止めがあった。ダウ平均の上げ幅は420ドルを超え、4万4000ドル台に上昇する場面もあった。

2.
・自自動車・自動車部品が上昇。
・素材が下落。


・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やホーム・デポ、ウォルマートといった消費関連株の一角が高かった。
・ゴールドマン・サックスやユナイテッドヘルス・グループ、セールスフォースも上昇した。
・航空機メーカのボーイング(BA)は債務負担軽減を目指し傘下のナビゲーション部門ジェプセンを約60億ドルで売却することを検討しているとの報道で、上昇。
・オンライン旅行会社のエクスぺディア(EXPE)は第3四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、上昇。


・キャタピラーやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトは下落。
・サラダレストランチェーンのスウィートグリーン(SG)は第3四半期決算で損失が予想以上に拡大したことが嫌気され、下落。
・マイケル・コースなど衣料ブランド運営のカプリ・ホールディングス(CPRI)は中国などの需要が弱く四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を下回り、下落。


3.
・テスラ(TSLA)はマスク最高経営責任者(CEO)が支援していたトランプ氏の勝利を受けて同社が恩恵を受けるとの期待感を受けた買いが継続。
・エヌビディアは下げて終えた。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 201.2 +0.00%
◆ エヌビディア 147.63 -0.84%
◆ ASML 669.47 -1.14%
◆ インテル 26.2 -0.11%
◆ QCOM クアルコム 170.91 -1.16%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 192.03 -1.06%
◆ AMD 147.95 -1.25%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 111.9 -1.33%
◆ テラダイン 110.89 -0.67%
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☆ TSM 201.19 +4.12%
◇ エヌビディア 148.88 +2.25%
◇ ASML 677.21 +2.39%
☆ インテル 26.23 +4.71%
◆ QCOM クアルコム 172.91 -0.05%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 194.09 +3.50%
☆ AMD 149.82 +3.25%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 113.41 +1.41%
◇ テラダイン 111.64 +2.42%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 193.22 -1.30%
☆ エヌビディア 145.61 +4.07%
◆ ASML 661.43 -2.22%
☆ インテル 25.05 +7.42%
☆ QCOM クアルコム 172.99 +4.27%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 187.52 +0.56%
◇ AMD 145.1 +2.43%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 111.83 +6.01%
☆ テラダイン 109 +3.37%
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【NY外為】
◆ドルもみあい 円安一服中.152円半ば
//◇◇◆▲◇//◆◆▽▲ 
・ドル指数が反発。--トランプ氏の米大統領選勝利やパウエルFRB議長の会見を受けて、エコノミストや市場関係者の間で来年の米利下げ予想が後退したことが背景。
・円は主要10通貨に対して上昇。欧州時間帯には1ドル=152円14銭まで上昇する場面もあった。その後は上げを縮小し、152円台半ば近辺での推移。

ドル円相場は *米東部時間 16時 56 分
⇒¥152.64 -¥0.30 -0.20%
⇒¥152.92 -¥1.71 -1.11%
⇒¥154.64 ¥3.02 +1.99%

11.8
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のアナリストであるデレク・ハルペニー氏、リー・ハードマン氏、アブドゥルアハド・ロックハート氏 

「米大統領選に勝利したトランプ氏は、選挙戦で掲げた公約の実現に向けて非常に強い信任を得た」とリポート。
「投資家はそれらが迅速に実施されることを見越してポジションを構築する可能性が高く、それが国債利回りを支え、ドルを押し上げる」と予想。

マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏

ロバート・ライトハイザー氏がトランプ次期政権の米通商代表部(USTR)代表への就任を要請されたという英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)報道を受け、上げ幅を拡大した。この報道について、「トランプ氏の公約を裏付ける人事だ。選挙戦で主張してきた貿易政策を同氏が積極的に追求することを示している」と分析。これが「ドル上昇に少し勢いを与えている」と述べた。
ライトハイザー氏はトランプ政権1期目にUSTR代表を務め、共和党の保護主義的な通商政策を主導してきた。

【米国株】
◇上昇
//◇◇◆▲△//◆▽▽◇◇ 
・8日の米株式相場は上昇。
・次期大統領となるトランプ氏の景気拡大策が米企業収益を押し上げるとの見方が背景。
・この日発表された経済指標も景気の底堅さを示唆した。

・この日はディフェンシブ銘柄が堅調だった。--一部の銘柄が売られ過ぎの領域にあったことが背景。


11.8
カルベイ・インベストメンツのクラーク・ゲラネン氏

S&P500種が「心理的に重要な節目」である6000の大台に乗せたと。
「マネー・マーケット・ファンド(MMF)と債券市場に依然として大規模な資金が滞留しており、株式に対する投資家の関心はさらに高まる可能性がある」と。

ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏  

「利下げ見送りのサインはない。米金融当局が労働市場の低迷をハリケーンやストのせいにしなかったのは良いことだ。労働市場がおおむね緩和してきたとの判断を維持している。声明は12月の利下げ見送りを想起させない」と。
同氏はまた、選挙後の株高には一段の上昇余地がありそうだとした上で、年末に向けて相場が再び上昇傾向となる前に勢いが一服しても驚かないと付け加えた。

【米国債】
◇上昇
//▲◇◆◇▲//▽◇▲▽◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・トランプ氏の勝利が明らかになった後、同氏の政策がインフレを加速させるとの懸念から米長期債利回りは大幅に上昇したが、その後は低下している。

・米10年債利回り
⇒4.30% -2.1 -0.49%
⇒4.33% -10.6 -2.39%
⇒4.43% 16.3 +3.81%
  
  
11.8
みずほインターナショナルの金利ストラテジスト、エブリン・ゴメスリヒティ氏

「政策措置は従来想定されていたほど早期に導入されることはないかもしれないと、市場参加者は考えている」と。

【原油】
▲反落
//▲◆▽▽◇//▽◇◆◇▲ 
・中国の景気刺激策が期待外れとなった。ただ、7月以来の小幅な取引レンジから大きく逸脱するほどではなかった。
・中東での紛争やイラン産原油の輸出に同氏がどう対応するのか不透明な中、ボラティリティーが高まり、流動性が低下している。
・ただしこの日は、世界最大の原油消費国である中国の需要を巡る懸念が再燃し、売りが優勢となった。

⇒WTI先物12月限は、前日比1.98ドル(▲2.7%)安の1バレル=70.38ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比67セント(◇0.9%)高の1バレル=72.36ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比30セント(◆0.4%)安の1バレル=71.69ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は1.76ドル(▲2.3%)下げて、73.87ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は◆0.8%下落し74.92ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は◇0.6%上昇し75.53ドル。

11.8
みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏 

「原油にとってトランプ氏の勝利が吉と出るか凶と出るか、市場は見極めようとしている。中心となるテーマが形成されて、トレンドが確立するまで、ボラティリティーの高い状況が続く」と。
「目先は中国の需要崩壊が材料になりそうだ」と述べた。

【NY金】
◆反落
//+◇◇▲◆//◆◇▲▽◆
・米金利の道筋やトランプ氏の大統領当選がもたらす影響が意識された。
・この日はドルが中国人民元に対してさらに上昇。中国の景気刺激策が市場の失望を招いたことが背景にある。ドル高は、ドル建ての金の妙味低下につながる。


⇒先物12月限は11ドルちょうど(◆0.4%)安の2694.80ドル。
⇒金先物12月限はFOMCの政策発表前に29.50ドル(▽1.1%)高の2705.80ドル。
⇒金先物12月限は73.40ドル(▲2.7%)下落し2676.30ドル。

11.8
ジョバンニ・スタウノボ氏らUBSのストラテジスト

米政府の借り入れ増加に伴うインフレ圧力に対するヘッジとして、金は支えられる可能性が高いと指摘。
米選挙の翌日に金価格が大幅安となったのは「驚きかつ行き過ぎだった」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,072.39 -68.35 -0.84%
独DAX指数 19,215.48 -147.04 -0.76%
仏CAC指数 7,338.67 -86.93 -1.17%
⇒▲nrもみあい.様子見 ⇒▲陰.調整 ⇒▲wr.Low安値  
⇒▲wr吞込み.調整 ⇒▽逆立.10MA突破 ⇒▲wrかぶせ.調整
⇒▲wr吞込み.調整 ⇒▽反発はらみ ⇒▲wr吞込み.調整

▲反落 
//◇◆▲▲▽//▲◇◆▽▲
・中国政府の財政刺激策が期待に届かず、中国関連の銘柄に売りが膨らんだ。
・トランプ前米大統領の2期目就任後の関税措置を巡る懸念もあり、STOXX欧州600種指数(.STOXX), opens new tabは週間で0.84%安と、3週連続で下げた。
・金属価格が値下がりし、資源株指数は8日に3.92%安。
・スイスの商品取引・資源大手グレンコアは5.0%下落。
・中国市場の動向に業績を左右されやすいSTOXX欧州高級品株10種指数も3.25%下落。

【欧州債】
◇国債利回りが低下
//◇◆◆◆◆//◇◇◇◆◇ 
・市場は、主要中銀による政策決定や米大統領選、ドイツの連立政権崩壊など、目まぐるしい今週の動きを消化する動きとなった。
・ここ数日間不安定な動きをみせていたドイツ10年債利回りは、終盤では8ベーシスポイント(bp)低下の2.363%となった。

・独国債10年物
⇒2.36% -0.08
⇒2.45% +0.04
⇒2.41% -0.02
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・英国債10年物
⇒4.43% -0.06
⇒4.50% -0.07
⇒4.56% +0.03
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. FOMCは2会合連続で利下げ
米連邦公開市場委員会(FOMC)は主要政策金利を0.25ポイント引き下げることを決定した。着実な景気拡大の維持を引き続き支援する。フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは4.5-4.75%となった。決定は全会一致。~ 声明では、インフレが持続的に2%に向かいつつあることに関して「自信を深めている」との文言が削除され、インフレは当局の目標に向けて「進展した」と記した。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は会見で、大統領選で当選を確実にしたトランプ前大統領から辞任を求められても応じるつもりはないと述べた。

②. 英中銀も0.25ポイント利下げ
イングランド銀行(英中央銀行)は今年2回目となる利下げを実施した。政策金利を0.25ポイント引き下げ4.75%とすることを8対1で決定。0.25ポイント利下げはエコノミストの間で広く予想されていた。決定発表後、ポンドは上昇し、2年物英国債は上げを維持した。~ ベイリー総裁は声明で「金利はここから緩やかに低下し続ける公算が大きい」との認識を示した。四半期金融政策報告では、8月時点の中銀の予測と比較して、労働党政権の予算案がインフレ率を約0.5ポイント押し上げると推計。

③. トランプ氏は民主牙城NYでも善戦
トランプ前米大統領は、今回の選挙で自身の出身地ニューヨーク州を制することができると述べていた。実現はならなかったが、同州は右傾化し、トランプ氏はこの民主党の牙城をじわり切り崩しつつある。~ ニューヨーク市および州の選挙管理委員会によると、開票率97%の時点で、トランプ氏はニューヨーク市で30.5%、同州では43.3%の票を獲得。共和党の候補者としては少なくとも1996年以降で最高だ。民主党の地盤であるマンハッタンでさえ、ハリス副大統領は民主党候補としては2000年のアル・ゴア氏以来の低い得票数にとどまった。

④. 米経済指標
米労働コストは7-9月(第3四半期)に前期比年率1.9%上昇し、市場予想を上回る伸びとなった。4-6月分は従来値から大きく上方修正された。インフレ圧力の強まりにつながるリスクがある。7-9月のインフレ調整後の時間当たり報酬は同3%上昇に加速。~ 報酬の上昇ペースがインフレを上回ったのはこれで7四半期連続となった。先週の米新規失業保険申請件数は小幅に増加したものの、新型コロナ禍前の平均水準近くにとどまった。

⑤. ドイツ政局
ドイツのショルツ首相は、来週前半までに信任投票に応じるべきだとする野党の要求を拒否した。信任投票の実施は、2025年1月半ばにも総選挙が行われる可能性に道を開く。社会民主党(SPD)出身のショルツ首相は6日、連立政権を組んでいた自由民主党(FDP)のリントナー財務相の解任を発表。緑の党、FDPとの3党連立に終止符を打っていた。~ ショルツ氏は、苦境に立たされているSPDに回復する時間を与えるため、総選挙を3月まで回避したい考えだ。
8日 【日本株】
日経平均 39,500.37 +118.96 +0.30%
TOPIX 2,742.15 -0.93 -0.03%
日経平均 ⇒▽wr.10/20MA突破 ⇒▼nrかぶせ.様子見 ⇒+▲nrかぶせ.様子見
TOPIX ⇒▽wr.10/20MA突破 ⇒▽nrよこばい.高値 ⇒▼かぶせ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 26.04 -1.48 -5.38% ⇒▼BigDn ( 26台 )
日経平均VI 27.52 +4.43 +19.19% ⇒▲nrはらみ ( 27台 )
日経平均VI 23.09 -4.06 -14.95% ⇒▲吞込み ( 23台 )
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8日、日経平均反発、米イベント過ぎ決算に関心-債券と円上昇

・8日、日経平均が反発した半面、TOPIXは午後に0.3%安まで下げる場面があった。
・大統領選やFOMCといった米国のイベントを通過し、市場の関心は企業決算に向かっている。

・米テクノロジー株の上昇を追い風に電機や情報・通信株が堅調。
・古河電気工業や味の素など好決算銘柄の上げが目立った。
・為替相場の円高傾向が重しとなり、自動車株が安い。
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三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフ・マーケット・ストラテジスト

・米国の重要イベントを通過した安心感が日本株相場を支える要因としつつ、日本企業の業績は低迷しており、通期予想もやや保守的だと。

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日経平均は反発、売り買い一巡後は決算銘柄に関心は集中

・米国株まちまちもナスダックの強い動きを材料に、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・朝方に入った11月限オプションSQ(特別清算指数)算出に絡んだ売買がやや買いに傾いたことなども影響し、日経平均は39818.41円まで上げ幅を広げたが、昨日の高値39884.01円には届かなかったことなどから上げ幅をじりじりと縮小。
・引き続き決算発表銘柄に関心が向かい、売り買い一巡後の日経平均は39500円水準でのもみ合いとなった。なお、SQ値は概算39901.35円。

・大引けの日経平均は前日比118.96円高(+0.30%)の39500.37円。

・サービス、その他金融、情報・通信、精密機器、証券・商品先物取引などが上昇。
・パルプ・紙、輸送用機器、ゴム、鉱業、ガラス・土石などが下落。

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【個別銘柄】味の素、古河電工、太陽誘電、ローム、資生堂、日産自 など 


▽味の素 6316 +425急伸。
前日に上半期の決算を発表している。事業利益は869億円で前年同期比13.5%増となり、通期計画は従来の1580億円から1600億円、前期比8.3%増に上方修正している。電子材料等の増収効果を反映して、ヘルスケア等セグメントの見方を引き上げているようだ。
また、発行済み株式数の1.98%に当たる1000万株、400億円を上限とする自社株買いの実施も発表。今期2度目の自社株買い実施となる。

▽古河電工 4731 +700買い気配。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は140億円で第1四半期35億円から大きく拡大。通期予想は従来の250億円から380億円、前期比3.4倍にまで上方修正。
市場コンセンサスは従来会社計画レベルであり、予想外の大幅上方修正にインパクトが強まる。自動車部品・電池や機能部品などが上振れるもよう。また、年間配当金も従来計画の60円から90円に引き上げ。

▲太陽誘電 2336.5 -444売り気配。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は49.5億円で前年同期比81.8%増となり、65億円程度の市場予想を下振れ。また、通期予想は従来の200億円から76億円、前期比16.3%減に下方修正
低調な需要動向を反映して、第3四半期以降の稼働率低下を想定しているもよう。実績値の下振れは想定の範囲内とみられるが、下半期はほぼ収支均衡の水準にまで落ち込む見通しであり、ネガティブサプライズが先行。

▲ローム 1563.5 -156.5売り気配。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業損益は22億円の赤字となり、市場予想20億円の黒字を下振れ。実績値は想定の範囲内とはみられるものの、通期予想は従来の140億円の黒字から一転、150億円の赤字に下方修正しており、ネガティブなインパクトにつながっている。
車載、産機、民生機器などの各市場で事業環境が厳しく、下期においても生産調整を続けるもようだ。

▲資生堂 2959 -223急落。
前日に第3四半期の決算を発表している。累計のコア営業利益は274億円で前年同期比25.6%減となり、通期予想は従来の550億円から350億円、前期比12.2%減に下方修正している。
TR・中国・北米などの事業の回復が遅れているもよう。回復時期には不透明感も残り、悪材料出尽くしにも至らず。なお、追加の固定費削減策などを計画しているもよう。

▲日産自 385.2 -24.8急落。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は319億円で前年同期比84.7%減となり、市場予想を200億円程度下振れる着地になっている。また、通期予想は従来の5000億円から1500億円、前期比73.6%減にまで下方修正している。
コンセンサスは3500億円程度であった。台数減や販売費用増に加えて、為替相場の円高修正(155円→149円)も下方修正要因としている。

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11.8 動いた株・出来た株
◇古河電工<5801> 4731カ - ⇒ 想定以上の大幅上方修正がサプライズに。
◇味の素<2802> 6400 +509 ⇒ 業績上方修正や自社株買いの発表を好感。
◇SHIFT<3697> 16540 +1100 ⇒ 米利下げによる長期金利低下でグロース株高へ。
◇Sansan<4443> 2305 +141 ⇒ 中小型グロースの代表格として買い。
◆太陽誘電<6976> 2368.5 -412 ⇒ 業績大幅下方修正にネガティブなサプライズ先行。
◆TOWA<6315> 1853 -217 ⇒ 受注の下振れ傾向などネガティブ視。
◆ローム<6963> 1604.5 -115.5 ⇒ 下方修正幅の大きさにネガティブインパクト。
◆日産自動車<7201> 384.3 -25.7 ⇒ 想定以上の業績下方修正をネガティブ視。
◆資生堂<4911> 2962 -220 ⇒ 業績下方修正でコア営業益は一転2ケタ減益に。
◆フジクラ<5803> 5536 -272 ⇒ 業績・配当上方修正で買い先行も出尽くし感優勢に。
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