*かぶとうし塾


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2024年4月17日水曜日

▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.+◆陰上げ.もみあい.85ドル台 令和6.4.17.Wed

17日 【日本株】
日経平均 37,961.80 -509.40 -1.32%
TOPIX 2,663.15 -33.96 -1.26%
日経平均 ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆Low.50MA割れ
TOPIX  ⇒+◆nr上げ.様子見 ⇒-▽陽下げ.様子見 ⇒◆wr.Sup50MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 22.77 +0.68 +3.08% ⇒▽wr吞込み
日経平均VI 22.09 +1.29 +6.20% ⇒◇wr大幅上げ
日経平均VI 20.80 +0.83 +4.16% ⇒+◆陰上げ
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・パウエルFRB議長、利下げ開始の先延ばし示唆-インフレ根強く。
・円の急反発、介入リスクへの高まる警戒示唆-昨年10月を想起。
・ドル・円相場は1ドル=154円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は154円35銭。
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17日、日本株は続落、為替介入とパウエル発言-日経平均3万8000円割れ

・17日の東京株式相場は3日続落。
・為替市場で円相場が1ドル=155円の節目に近づき、日本の通貨当局による介入への警戒感が高まった。
・電機など輸出関連株のほか、石油など資源株、電力やサービスなどの内需株と幅広い業種が下げた。
・業種では東京電力の原子力発電所再稼働への思惑からここ数日急騰していた電力株の下げが目立ち、鉱業やエネルギー関連株も安くなった。
・オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングの1-3月(第1四半期)の受注がアナリスト予想を下回ったことから、レーザーテックやアドバンテストといった半導体関連株は午後に下げ幅を広げた。
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いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長
・為替介入への警戒は高まっており、株式相場の重し。
・ただ、円安で日本株高となる構図はまだ残っている。
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日経平均は大幅続落、プライム市場の約9割が下落する全面安の地合い

・米国株が高安まちまちだったなか、前日の大幅安の反動が先行し、東京市場はやや買い優勢で取引を開始。

・日経平均も前日比プラスでスタートしたが、ほぼ寄付きを高値に上げ幅を縮小し一気に前日比マイナス圏に突入。
・売り一巡後は一時切り返す動きもみられたが、14時のオランダ半導体製造装置大手ASMLホールディングスの決算発表を契機に、レーザーテック<6920>が急落。

・東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>など半導体株も下落したことで、日経平均は後場一段安の展開に。
・大引けの日経平均は前日比509.40円安(-1.32%)の37961.80円。

・海運業、その他製品の2セクターのみ上昇。
・電気・ガス業、石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙、証券・商品先物取引業などが下落。

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【個別銘柄】川崎重、オムロン、レーザーテック、レゾナック など 


▽川崎重 4818 +145大幅反発。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「イコールウェイト」に格上げ、目標株価も3000円から5000円に引き上げている。
高稼働率が予想される船舶や活況が見込まれる半導体向けロボットの利益構成比率が上がり、増益のコンビクションが高まったと評価しているようだ。25年3月期事業利益予想は、従来の960億円から1130億円にまで引き上げへ。

▲オムロン 5051 -164大幅反落。
ジェフリーズ証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げ、目標株価も7000円から6000円に引き下げている。中国の回復遅れ、在庫調整の長期化を踏まえて25年3月期の業績予想を引き下げているもよう。
中期的な業績回復は見込まれるものの、目先の回復は緩やかなものに止まり、業績の不透明感は継続するとみているようだ。相対的にファンダメンタルズおよび株価の回復に時間を要すると判断。

▲レーザーテック 37430 -3190大幅続落。
前日の米国市場では半導体関連の一角に押し目買いが優勢となり、SOX指数は0.9%高と3日ぶりの反発となっている。これに伴い、国内半導体関連も総じて買いが先行して始まった。
ただ、日本時間の午後2時に発表した蘭ASMLの決算が市場予想を下回る結果となったため、朝方決算期待が買われていた同社やアドバンテス、東エレクなどの半導体関連株に連想売りが波及し、大引けにかけて下げ幅を拡大させた。

▽レゾナック 3880 +415急伸。
前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の50億円の赤字から140億円の黒字に、24年12月期通期では、上半期の上振れ分のみを反映して280億円から470億円に引き上げ。
為替水準が想定より円安基調で推移していることに加え、半導体材料やHDメディアにおける想定以上の需要回復、足元でのナフサ価格の上昇などが上振れ要因。修正幅の大きさがインパクトにつながっている。

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4.17動いた株・出来た株
◇レゾナック・ホールディングス<4004> 3956 +491 上半期業績予想を想定以上に上方修正。
◇TOWA<6315> 10570 +730 SOX指数上昇で半導体関連の一角に買いが向かう。
◇タツモ<6266> 4380 +280 半導体株高の流れが支援に。
◇野村マイクロ・サイエンス<6254> 5260 +265 前日に下げの目立った半導体関連としてリバウンド。
◇川崎汽船<9107> 2053.5 +95.5 ホルムズ海峡リスクなど意識で海運株に関心。
◇東京応化工業<4186> 4340 +200 UBS証券では目標株価を引き上げ。
◇三菱重工業<7011> 1391 +49 モルガン・スタンレーMUFG証券では目標株価を引き上げ。
◇川崎重工業<7012> 4833 +160 モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を格上げ。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4425 +145 直近ではマッコーリー証券が新規に買い推奨。
◆中部電力<9502> 1945.5 -87 本日は電力株が全面安で業種別下落率トップに。
◆オリエンタルランド<4661> 4525 -187 ジェフリーズ証券では目標株価を引き下げ。
◆さくらインターネット<3778> 5230 -190 リバウンド一巡感による見切り売り優勢の流れ続く。
StockCharts ⇒  
4.16
NYダウ   37,798.97 +63.86 +0.17%
NASDAQ 15,865.25 -19.76 -0.12%
S&P500   5,051.41 -10.41 -0.20%

NYダウ(INDU) ⇒▼Low3 ⇒▲Low4.切下げ ⇒◆nrはらみ.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆陰.窓埋め.10MA割れ ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◆nr.様子見
S&P500(SPX) ⇒◆逆立.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◆nr切下げ.様子見
【 SOX指数 】
4,720.53 +41.43(+0.89%) ⇒▲逆立.Sup50MA ⇒◆wr切下げ.50MA割れ ⇒◇はらみ反発.test50MA

【 VIX恐怖指数 】
18.40 -0.83 (-4.32%) ⇒△wr逆立.大幅上昇 ⇒▽wr切上げ.大幅上昇 ⇒▼かぶせ.Cog
-4.32P 下がる ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆nrはらみ.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発。
・前日まで下げが続いた後で、主力株の一部に押し目買いが入った。もっとも、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が高インフレの継続に懸念を示し、市場では利下げが遅れるとの見方が広がり、ダウ平均の上値は重かった。

◆nr.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続落。
・テスラが続落。
・エヌビディアが上昇。
・半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はアナリストの投資判断引き上げを受けて上昇。
//◇◆▽◇◆//◆▽◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◆▲//◆▽◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇◆◆//+◇+ 原油 85ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い 円安進む.154円後半 原油.+◆陰上げ.もみあい.85ドル台 
4.17
米ドル/円 154.71 154.72
ユーロ/円 164.19 164.28
ユーロ/米ドル 1.0613 1.0617
英ポンド/円 192.26 192.30
豪ドル/円 99.08 99.10
スイスフラン/円 169.45 169.49
原油(WTIC原油先物) 85.36 +0.28 +0.33%⇒+nr ⇒◇nr.よこばい ⇒+◆陰上げ.もみあい

▽ドル反発 円安進む.154円台 原油.◇nr.よこばい.85ドル台  
4.16
米ドル/円 154.22 154.24
ユーロ/円 163.82 163.92
ユーロ/米ドル 1.0623 1.0626
英ポンド/円 191.91 192.04
豪ドル/円 99.31 99.39
スイスフラン/円 169.15 169.22
原油(WTIC原油先物) 85.65 +0.25 +0.29%⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr ⇒◇nr.よこばい

◆ドルもみあい 円安一服.153円前半 原油.+nr.85ドル台  
4.15
米ドル/円 153.04 153.13
ユーロ/円 162.77 162.85
ユーロ/米ドル 1.0634 1.0637
英ポンド/円 190.51 190.64
豪ドル/円 98.96 99.03
スイスフラン/円 167.62 167.73
原油(WTIC原油先物) 85.63 +0.24 +0.34%⇒◆拍子木 ⇒▲長ひげ.もみあい ⇒+nr

良好な経済成長期待が下支え
1.
・国際通貨基金(IMF)による経済成長率の上方修正や予想を下回った住宅関連指標を受け、寄り付き後、まちまち。

・その後、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長がインフレが長期化した場合の高金利長期化の可能性を指摘すると金利が上昇し、相場の上値が抑制された。
・さらに、パウエル議長は経済が強く、利下げに向けたインフレの進展が不十分で現行の金利を想定以上に長く維持する可能性に言及したため売り材料となった。

・ただ、次の行動が利下げであることには変わりはなく、また、良好な成長期待に終盤にかけてダウは再び買われ底堅く推移。
・金利高が重しとなりナスダックは下落となり、まちまちで終了。

・ダウ平均は前日までの6営業日で1168ドル下落し、15日には1月以来の安値を付けていた。16日は短期的に下げすぎとみた買いが主力株の一部で優勢となった。

・もっとも、米株への買いの勢いは限られた。FRBのパウエル議長は16日にシンクタンク主催の討論会に参加し、最近の労働指標の強さなどを踏まえ「今年は今のところ、インフレ率が目標の2%に回帰することにおいてさらなる進展を欠いている」と述べた。金融政策について「必要な限り現在の制限的な水準を維持できる」との考えも示した。

・市場では「FRBが利下げを急いでいないということを示す、かなりタカ派的な発言だった」(SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)との声が聞かれた。米債券市場では長期金利が4.6%台後半に上昇(前日終値は4.60%)した。金利と比べた株式の相対的な割高感が意識されたのもダウ平均の上値を抑えた。

2.
・半導体・同製造装置、ヘルスケア機器・サービスが上昇。
・不動産管理・開発が下落。

・ユナイテッドヘルス・グループが大幅高。
・セールスフォースやボーイング、IBMが上昇。
・管理医療会社のユナイテッドヘルス(UNH)は第1四半期決算でサイバー攻撃による影響で警戒されていたほど、内容が悪化せず安心感から買われた。
・金融のモルガンスタンレー(MS)は第1四半期決算でトレーディング収入が予想を上回り14%増益を計上し、上昇。
・航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後に決算を発表。調整後の1株損失が予想ほど悪化せず、時間外取引で買われている。

・ジョンソン・エンド・ジョンソンやアップルが下げた。
・製薬会社のJ&J(JNJ)は第1四半期決算でほぼ予想に一致する内容で、失望感から売られた。
・銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は第1四半期決算で不良債権貸し倒れ償却が予想以上となったことが嫌気され、下落。

3.
・テスラが続落。
・エヌビディアが上昇。
SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 139.8 -0.24%
◇ エヌビディア 874.15 +1.64%
◇ ASML 976.92 +2.31%
◆ インテル 36.26 -0.14%
◆ QCOM クアルコム 168.58 -0.74%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 209.48 +1.85%
◆ AMD 163.46 -0.29%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 121.77 +0.33%
◇ テラダイン 104.93 +0.49%
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◆ TSM 140.14 -1.67%
◆ エヌビディア 860.01 -2.48%
◆ ASML 954.82 -0.73%
◇ インテル 36.31 +1.74%
◆ QCOM クアルコム 169.84 -0.85%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 205.68 -1.05%
★ AMD 160.32 -3.31%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 121.37 -0.94%
◆ テラダイン 104.42 -1.37%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 142.52 -3.18%
★ エヌビディア 881.86 -2.68%
★ ASML 961.84 -3.06%
★ インテル 35.69 -5.16%
◆ QCOM クアルコム 171.29 -2.19%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 207.86 -2.40%
★ AMD 163.28 -3.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 122.52 -3.91%
★ テラダイン 105.87 -3.28%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドル強い 円安進む
//◇◆◇◇◇//▽◇ 
・円は対ドルで下げを埋めて上昇したが、すぐに下落を再開した。
・円は対ドルで一時154円04銭まで急速に跳ね上がった後、直ちに反転し、パウエル議長の発言中には154円79銭まで下落。約34年ぶりの円安水準を更新した。

ドル円相場は
⇒¥154.71 ¥0.43 +0.28%
⇒¥154.27 ¥1.04 +0.68%
⇒¥153.26 -¥0.01 -0.01%

4.16
野村の為替ストラテジスト、後藤祐二朗、宮入祐輔、 茂木仁の3氏
「節目の155円の水準に近づく中で、市場はドル・円相場の突然の下落に敏感になっている」と述べた。
リポートではドル・円相場が一瞬急落した後に、下落が続かなかった点をより重視していると指摘。今回の急激な動きは市場に介入の可能性を一段と意識させ、継続している円安のペースを制限するかもしれないとの考えを示した。

【米国株】
◆続落
//◆◇▲▽▲//▲◆ 
・S&P500種株価指数は5050付近に下落。
・強い小売売上高を受けた米国債利回りの上昇を背景に、マイクロソフト、アップル、エヌビディアなど金利動向に敏感なハイテク銘柄の下げがきつかった。
・恐怖指数として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は年初来の高水準をつけた。

・バンク・オブ・アメリカ(BofA)は不良債権の貸倒償却が予想を上回ったことから、株価が下落。
・モルガン・スタンレーは上昇。トレーディング収入が好調だった。
・ユナイテッドヘルス・グループは決算を好感され、ダウ工業株30種平均の上昇を率いた。

4.16
米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長
インフレ鈍化でこれまで相当な進展があったとしつつ、インフレ率を持続的に2%に下げるという金融当局の仕事は「まだ終わっていない」と述べた。

4.16
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのローリ・ハイネル氏
6月にも金利が引き下げられるとの逆張り的な予想を維持している。
11月の大統領選挙よりずっと前に利下げが開始するとしたステート・ストリートの確信に揺らぎはない。--連邦公開市場委員会(FOMC)が選挙結果に影響を与えていると見られるのを避けるためだと述べた。
金融政策が実際の効果を及ぼすまでに長い時間が要すること、さらに最近のデータの質が低いことを考えれば、インフレの状況はなお利下げを正当化するという。


4.16
メイン・ストリート・リサーチの最高投資責任者(CIO)、ジェームズ・デマート氏
「目の前で起きている株式市場の調整は、中東の緊張と債券利回り上昇、そして利下げ先送りに対する不安が引き金となった」と解説。
「株式市場はもうかなり前から、反落の時期を迎えている」と述べた。

4.16
ブラックロックの共同創業者であるロバート・カピート社長
市場は復活の準備が整っているとみている。同氏はシンポジウムで、マネー・マーケット・ファンド(MMF)には現在9兆ドル(約1389兆円)近く、銀行の現金代替口座にも同額が眠っていると語った。

4.16
メイン・ストリート・リサーチのデマート氏
「経済と企業の力強さが原因で、予測可能な将来における利下げの数が減る、あるいはゼロになる可能性があっても、それが今の新たな強気市場を損なうことにはならない」と述べた。
「新しいビジネスサイクルの早期段階においては、米金融政策ではなくて企業決算が株価の原動力になる。企業決算は予想を大きく上回る好調となっており、決算発表が最盛期を迎えれば同様の結果が得られるとわれわれは想定している」と結論付けた。

【米国債】
▲下落
//◆◇▲◆▽//▲
・米国債は下落。( 利回り上がる )

・世界最大の規模を持つ米国債市場がまた揺れた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げを急がない当局の姿勢を示唆し、2年債利回りは一時5%台に乗せた。

・米10年債利回り
⇒4.67% 6.8 +1.48%
⇒4.60% 8.0 +1.76%
⇒4.52% -6.7 -1.46%
  
4.16
LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏
パウエル氏のコメントについて、当初想定していたよりも長期にわたって金利を据え置く可能性が高くなったことの表れだと解釈した。

4.16
ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券責任者、アンドルー・ブレナー氏
「パウエル氏の発言はタカ派的だ。利下げをさらに先送りしている」と指摘。 「データを確認する必要があるのだろう」と述べた。

【原油】
+ほぼ変わらず
//◆◆◇◆△//◆+ 
・イランから直接攻撃を受けたイスラエルの反応が引き続き意識される中、狭いレンジで一進一退の動きが続いた。
・イスラエルの軍当局者は15日、対抗措置を取る以外に選択肢はないと主張。一方、西側とアラブ諸国は、過剰な反応はイスラエルの利益にならないとネタニヤフ首相を説得しようとしている。

・WTI先物5月限は前日比5セント(0.1%)安の1バレル=85.36ドル。
・ロンドンICE北海ブレント6月限は8セント(0.1%)下落し、90.02ドル。

4.16
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
攻撃がエスカレートするか、あるいは「原油生産施設の破壊につながらない限り、攻撃による価格への影響は限定されるだろう」と指摘。
「それでも、緊張緩和の兆しがなければ、原油には約7-10ドルの地政学リスクプレミアムが反映され続ける可能性が高い」と述べた。

【NY金】
◇もみ合い
//◇◇▲▽◆//◇◇
・米金融当局が利下げを急ぐことはないとの観測が広がる中、パウエル議長らの発言が意識された。
・米利下げ開始は9月になるとトレーダーらは見込んでおり、開始時期予想がわずか1週間前の7月から後ずれしている。
・一方で、地政学的情勢が緊迫化する中、金は数週間にわって上昇トレンドが継続。中央銀行による活発な購入や中国消費者の需要増加なども金価格を支えている。

・金先物6月限は24.80ドル(1%)高の2407.80ドル。

>>4.15
ペッパーストーン・グループの調査責任者クリス・ウェストン氏
中東情勢の緊迫化は「それ自体が金を買う理由だ」と指摘。「地政学的なプレミアムが値動きにかなり織り込まれている」とし、中期的な相場の道筋はより高くなる公算が大きいと付け加えた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 7,820.36 -145.17 -1.82%
独DAX指数 17,766.23 -260.35 -1.44%
仏CAC指数 7,932.61 -112.50 -1.40%
⇒△逆立 ⇒◆はらみ.調整 ⇒▲wr逆立.50MA割れ  
⇒▲nrもみあい・様子見 ⇒△nr反発.test10MA ⇒▲逆立.Sup50MA 
⇒◆wr吞込み.Reg10MA ⇒+▲nrはらみ.様子見 ⇒-△陽Low.50MA割れ

▲大幅安
//▽◆◆◆◆//◇▲
・16日の欧州株は下落。
・ストックス欧州600指数は1.5%安。
・中東情勢の緊迫化や金利高止まりの可能性が懸念された。この日は鉱業、銀行株が特に売られた。

【欧州債】
◆ドイツ債が続落
//◆◇◆◆◇//◆◆ 
・ドイツ債が続落。10年債利回りは一時、2月以来となる2.50%超となった。米金融政策当局者の発言に反応し、短期金融市場で織り込まれている年内の欧州中央銀行(ECB)の利下げ幅は78ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、5bp後退した。

>>4.12
ファン・ランスショット・ケンペンのシニア投資ストラテジスト、ユースト・バン・レンダース氏
「イスラエルとイランの動向が注視される中、市場は地政学的リスクの影響を通常よりも大きく受けている」と。中東情勢の緊迫化を受け安全資産に対する需要が高まる中、金価格が最高値を更新するなどの動きが出ている。


・独国債10年物
⇒2.49% +0.05
⇒2.44% +0.08
⇒2.36% -0.10
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・英国債10年物
⇒4.30% +0.06
⇒4.24% +0.10
⇒4.14% -0.06
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