*かぶとうし塾


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2023年3月18日土曜日

▲ドル暴落.円強い 原油.◆吞込.Low.66ドル台 令和5.3.18.Sat

3.17
NYダウ 31,861.98 -384.57 -1.19%
NASDAQ 11,630.51 -86.76 -0.74%
S&P500 3,916.64 -43.64 -1.10%

NYダウ(INDU) ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発 ⇒ ◆拍子木
NASDAQ(COMPQ) ⇒ ▽陽.もみあい.Reg10MA ⇒ ▽Wr.切り返し.10MA突破 ⇒ ◆はらみ上寄り.調整
S&P500(SPX) ⇒ -▽陽下げ.もみあい ⇒ ▽逆立ち.200MA突破 ⇒ ◆半値戻し.調整
 
【 SOX指数 】
3,083.52 -14.55 (-0.47%) ⇒ -▽nr下げ.Reg10MA ⇒ ▽逆立ち.10MA突破 ⇒ ◆nrかぶせ.調整

【 VIX恐怖指数 】
25.51 +2.52 (+10.96%) ⇒ △Wr.反発 ⇒ ▲Wr.下落 ⇒ ▽Wr.反発
+10.96P 大幅に上げる  ( 金利政策を意識&米中 )

>20を超えると不安心理が高まった状態

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◆拍子木 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
米地域銀行の経営不安がくすぶる中、銀行の融資態度の厳格化につながり、景気を冷やすとの見方から株が売られた。金融株を中心に幅広く売られた。

◆はらみ上寄り.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落。
SNS(交流サイト)のメタプラットフォームズが5%安と下げが目立った。
半面、ソフトウエアのマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットは上げて終えた。

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//◇◆▽◇▲▲//▲◆▽▼◇▲ ドル円 131円台( 金融政策意識 )
//◇◇◆◇◆◆//◆◇▽▲◇▲ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//_◇▲◆◆▽//_▼▲▼◇◆ 原油 66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
▲ドル暴落.円強い 原油.◆吞込.Low.66ドル台  
3.18
米ドル/円 131.79 131.84
ユーロ/円 140.57 140.67
ユーロ/米ドル 1.0666 1.0670
英ポンド/円 160.45 160.57
豪ドル/円 88.23 88.29
スイスフラン/円 142.29 142.41
原油(WTIC原油先物) 66.93 -1.42 -2.08% ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発 ⇒ ◆吞込.Low

◇ドル反発 円弱まる 原油.+▼はらみ.反発.68ドル台 
3.17
米ドル/円 133.59 133.62
ユーロ/円 141.75 141.84
ユーロ/米ドル 1.0611 1.0615
英ポンド/円 161.76 161.83
豪ドル/円 88.86 88.91
スイスフラン/円 143.61 143.74
原油(WTIC原油先物) 68.35 +0.74 +1.09% ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low ⇒ +▼はらみ.反発

▲ドル下落.円強い 原油.▼WR.切下げ.Low.67ドル台  
3.16
米ドル/円 133.34 133.39
ユーロ/円 141.05 141.15
ユーロ/米ドル 1.0577 1.0583
. 英ポンド/円 160.67 160.77
豪ドル/円 88.18 88.24
スイスフラン/円 142.87 142.98
原油(WTIC原油先物) 67.61 -3.72 -5.22% ⇒ ▼逆立ち下落 ⇒ ▲WR.Low ⇒ ▼WR.切下げ.Low

金融不安定化の景気への影響を警戒    
1.16日に米大手銀11行が米地銀のファースト・リパブリック・バンクに預金の形で資金支援すると発表したものの、金融システムの不安定化への懸念は収まらず、金融株が売り直された。ファースト・リパブリックは3割強下げて終えた。ダウ平均の構成銘柄では金融のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが下げを主導した。

・市場では「地銀への支援策が不十分かもしれないとの見方から、投資家が用心深くなっている」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があった。リスク回避姿勢を強めた投資家が資金を株式から相対的に安全とされる米国債に移したとの見方。銀行が流動性確保のため貸し出しに慎重になれば米景気悪化に拍車をかけかねない。

2.航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株が総じて下げた。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジッドカードのアメリカン・エキスプレスなど消費関連株も安い。

・長期金利の低下で相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株の一角は買われた。

3.SNS(交流サイト)のメタプラットフォームズが5%安と下げが目立った。半面、ソフトウエアのマイクロソフト、グーグルの親会社アルファベットは上げて終えた。

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【NY外為】
▲ドル下落 円強い 
//◆▽◇▲▲//◆◇◆◇▲ 
・ドルは主要10通貨のほぼ全てに対して下落。米銀救済計画で世界的な不安が和らぎ、逃避需要が後退した。

・対ドルでは円が最も上昇。一時1.6%上げて131円56銭となった。
ドル円相場は¥131.82 -¥1.92 -1.44%。

3.17
ウニクレディとのストラテジストらはリポートで、「投資家は株式相場が落ち着きを取り戻せるのか、そしてFOMCやスイス中銀、イングランド銀行といった主要中銀が来週の政策会合で、ECBの利上げにどのように反応するのかを見極めてから、ポジションの方向を明確にしたいと考えているだろう」と述べた。

【米国株】
◆反落 
//◆▲◇▲◆//◆▽◆▽◆ 
・17日の米国株式相場は反落。今週は世界的にマーケットが荒れ、その動揺による恩恵はハイテク株が受けた。
銀行セクターを揺さぶった問題が世界経済をリセッション(景気後退)に追い込む可能性がますます懸念されている。

・ナスダック100指数は週間で5.8%上昇し、昨年11月以来の大幅高。マイクロソフトやアルファベットといった昔ながらのハイテク大型株が買われた。連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げ軌道を修正するとの観測が背景にある。

3.17
JPモルガンやシティグループを含む大手銀行は前日、ファースト・リパブリックへの支援で連帯。センチメントは一時的に明るくなったものの、パーシング・スクエア創業者のビル・アックマン氏は危機が伝染するリスクを懸念している。
一方で米連邦準備制度理事会(FRB)が最後の貸し手として提供する2つの貸出制度を通じた銀行の借り入れは、15日までの1週間に計1648億ドル(約22兆円)に達した。シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻の影響で資金調達状況が悪化したことを示すものだ。

3.17
オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「既に利上げサイクルが景気抑制の実感を伴っていたところに、さらなる銀行救済や信用基準の厳格化が進むリスクが高まり、経済成長見通しはかなり厳しくなった」とリポートで指摘。
「来週は重大な局面となる。FOMCが利上げを継続するのか、あるいは今週の銀行騒動を考慮して利上げを見送るのか、市場は確信を持っていないからだ」と述べた。

【米国債】
▽大幅高
//◆◆◆◇▽//▽▲▽▲▽
・米国債は上昇。( 利回りは下げる )

・クレディ・スイスを巡る報道後も上げは続いた。市場は前日に欧州中央銀行(ECB)が発表した0.5ポイント利上げも消化しようとしている。

・米10年債利回りは、-14.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の3.43%。

3.17
FOMCがどちらの方向に動くのか、ウォール街の見解は二分されているとアイキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏は指摘する。0.25ポイントの利上げとなった場合にFOMCが市場に送る信頼感のメッセージは「あまり効果がない」として、「利上げを休止しなくてはならない」という。
「状況に適応しているというメッセージこそ、信頼感を示す最大の意思表示になるだろう。時間を置いて、正しいアプローチを取ったことを確信してから、利上げサイクルを再開するという意思表示だ。私にはそれが最善のアプローチと思われる」とブルームバーグテレビジョンで話した。

【原油】
▼反落
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・週間ベースではコロナ禍初期以来の大きな下落率となった。銀行セクターを巡る混乱でセンチメントが悪化した。

・WTI先物4月限は、前日比1.61ドル(2.4%)安い1バレル=66.74ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.73ドル(2.3%)安の72.97ドル。

3.17
CIBCプライベート・ウェルスのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏は「今週の原油相場の動きは、マクロ経済イベントによって原油が急激に打撃を受ける可能性があることを、多くの市場参加者に思い起こさせた」と指摘した。

【NY金】
◇上昇
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・ドル安と米国債利回り低下を受け、スポット価格は11カ月ぶりの高値を付けた。

・金先物6月限は、前日比2.6%高の1990.20ドル。

>>3.15
アルファグレップのポートフォリオマネジャー、ジョー・ハーメンジアン氏は「市場の状況は変化しつつある。金利上昇に経済が対応できないため、米金融当局は方針を転換する」と予想。「実際のところ金利が5%であっても金相場はかなりの支えを得られるが、政策が転換されたら2000ドルを超えるだろう」と述べた。

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【欧州株】
▲下落
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・17日の欧州株は下落。週間ベースで昨年9月下旬以来の大幅安。投資家はリセッション(景気後退)リスクや銀行セクターを巡る健全性を意識した。

・欧州600指数は1.2%安。業種別ではこの日は銀行株が特に売られ、年初からの上げをほぼ失った。米株式市場でファースト・リパブリック・バンクが再び急落したことが手掛かりとなった。
・クレディ・スイス・グループは市場の信頼を取り戻せず、一時の上げを失い、8%安で取引を終えた。同行はこの週末に複数回の会議を開き、幾つかのシナリオを検討すると、ロイター通信が事情に詳しい複数の関係者の話を基に報じた。

【欧州債】
▽ドイツ債上昇
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・ドイツ債が中期債を中心に上昇。10年債利回りは週間で過去最大となる40ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げた。

・英国債は利回り曲線がブルスティープ化。イングランド銀行(英中央銀行)が実施した調査では今後12カ月間のインフレ率見通しは3.9%と、11月調査時の4.8%から低下した。

・独国債10年物 2.11% -0.18。
・英国債10年物 3.28% -0.14。

17日 【日本株】
日経225  27,333.79 +323.18 +1.20%
TOPIX 1,959.42 +22.32 +1.15%
日経平均 ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上
TOPIX  ⇒ +▼陰はらみ ⇒ -▽陽下げ.Low ⇒ ▽反発浮上
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.45 -2.12 -9.83% ⇒ ◆BigDn
日経平均VI 21.57 +2.15 +11.07% ⇒ +◆陰上げ
日経平均VI 19.42 -2.10 -9.76% ⇒ ◆nr.BigDn
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・ファースト・リパブリック、複数銀行が300億ドル預金へ-株価は変動。
・FRBから1週間で22兆円借り入れ-銀行が流動性の最終手段に殺到。
・ECB、計画通り0.5ポイント利上げ-今後の金利動向は示唆せず。
・ドル・円相場は1ドル=133円ちょうど付近で推移、前日の日本株終値時点は132円73銭。
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17日、日本株は反発、米地銀支援策を好感し主力銘柄に買い-電機や陸運高い

・17日の東京株式相場は反発。米地銀ファースト・リパブリック・バンクの支援策がまとまり、投資家心理が改善した。

・米ハイテク高を受けて、半導体関連を中心に電機や精密機器株の上げが目立った。
・陸運や空運株、医薬品株も高い。
・銀行など金融株は下げに転じる場面もあった。

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T&Dアセットマネジメントの浪岡宏
きょうはPBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)の高い成長銘柄に買いが集まった。業種別の騰落率ランキングで上位になった精密機器や電機といった半導体関連セクターは年初からのリターンがアンダーパフォームしていたものが多い。

欧米の金融システミック不安の懸念が後退する中で、年度末に向けた持ち高調整でアンダーパフォーム銘柄に買いが入っている面もありそう。

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岡三証券の大下莉奈
きょうはグロース(成長)株の上げがバリュー(割安)株よりも大きい。週末要因に加え、年初からバリュー株有利の動きが継続していた反動が出やすい。低金利環境が続くとの見方などから、銀行株の戻りは鈍いとみている。

TOPIX銀行業指数は日本銀行が金融緩和を修正した昨年12月からの上昇を打ち消す水準まで下落したため、値頃感から買いは入りやすいが、次回の日銀会合まで時間がある。外部環境や金融政策に関する要人発言に神経質な動きになりそう。

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【個別銘柄】日立、 SHIFT, など

◇日立 6845 +218大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断「買い」でカバレッジを再開、コンビクションリストに新規採用した。目標株価は9200円に設定。DX・GXといった世界的なトレンドの追い風をフルに受け、グローバルで競争力を持つ企業へと変化しつつあることを評価。
23年3月期から26年3月期の年平均営業利益成長率は11%を予想しているほか、高いFCFイールドを背景にさらなる株主還元余地も残る。

◇SHIFT 23950 +1460大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断「オーバーウェイト」、目標株価29000円で新規カバレッジを開始している。足元の需要環境は良好であり、M&Aの継続的な実施が高成長を支えるとして、27年8月期までの年平均成長率を売上高で36%、営業利益で53%と予想。
クオリティ株としての位置づけを考慮すれば、高いバリュエーションは正当化可能ともしている。

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3.17動いた株・出来た株
◇冨士ダイス<6167> 1158 +115 新合金開発を手掛かり材料視する動きが続く形に。
◇マネーフォワード<3994> 5100 +275 中小型グロースのコア銘柄として買い優勢。
◇レーザーテック<6920> 22575 +720 米SOX指数の大幅高を反映。
◇HOYA<7741> 14350 +610 半導体関連株高の流れが波及へ。
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