6日 【日本株】
日経225 29,331.37 +518.74 +1.80%
TOPIX 1,927.40 +29.16 +1.54%
日経平均 ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear ⇒+□逆立_出来増
TOPIX ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear ⇒+△'逆立_出来増
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.62 -0.21 (-1.06%)⇒-■,呑込(下げる
日経平均VI 19.83 +0.22 (+1.12%)⇒+▲陰線(上げる
日経平均VI 19.61 -0.35 (-1.75%)⇒-■呑込(下げる
--------------------------------------------------------------
◇米ISM非製造業景況指数、予想外に低下も過去2番目の高水準
◇米ADP民間雇用者数、4月は74.2万人増-7カ月ぶり大幅な伸び-
商品価格が急伸、2011年以来の高値-経済回復に悪天候が重なる
◇5日の米国10年債利回りは1.57%と3ベーシスポイント(1bp=0.01%)低下
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6日 日本株反発、米指標やワクチンで正常化期待-自動車など景気敏感主導
・6日 東京株式相場は大幅に反発。
・米指標が景気回復の継続を示した上に、ワクチン接種が進む海外の経済活動正常化への期待が高まった。
・自動車や商社、機械など景気敏感業種を中心に、東証33業種のうち32業種が上昇。
--------------------------------------------------------------
米国は経済指標からみると需要が堅調で、連休明けは投資家がポジションを取りやすくなっている。
海外の経済正常化に向けた動きが日本株にも影響を与え、パルプ・紙や海運など景気に左右される銘柄が上昇。
イエレン米財務長官の発言は米経済がしっかりする中での一般的な発言で、株価にとってポイントとなる実質金利は低下しておりプラス。
----------------------------------------
米国でナスダック総合指数が下げハイテク関連株に手が出しにくい一方で、ダウ工業株30種平均が最高値を更新した安心感から日本でも景気敏感銘柄が買われている。
◇イエレン財務長官の発言を受けてナスダック総合指数は下げたが、発言の修正や米長期金利が大型連休前よりも低下していることが安心感につながっている。
国内では内需やコロナの打撃を受ける業種は厳しいだろうが、消費意欲は旺盛でマイカー移動や屋外などの環境で消費する傾向は強まっている。
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【個別銘柄】カドカワ、第一生命HD、三井物産、日本製鉄、東エレクなど
▲カドカワ 4030 -325大幅反落。
先週末に21年3月期の決算を発表、営業利益は136億円で前期比68.5%増益、第3四半期決算時に上方修正した数値140億円をやや下回る着地。
22年3月期は100-140億円のレンジ予想としており、中心値は前期比2ケタ減の水準となる。市場コンセンサスはレンジ上限値以上の水準でもあった。主力の出版事業、並びに、ゲーム事業の減益を見込んでいる。
◇第一生命HD 2016 +50.5大幅反発。
先週末に、21年3月期連結業績予想を上方修正した。経常収益が6.5兆円から7.8兆円、純利益が2620億円から3630億円へ増額。純利益は市場予想を1000億円程度上回る。
傘下の第一生命保険及び第一フロンティア生命保険において、有価証券売却損益が改善したことが要因。また、良好な金融経済環境に伴う資産運用収益の増加等により収益増加を見込む。これらを好感した買いが集まる形。
◇三井物産 2456 +152.5大幅続伸。
先週末の取引時間中に発表した決算、自社株買いが引き続き評価材料に。21年3月期純利益は2700億円の従来計画を上振れる3355億円で着地、配当金も80円から85円に引き上げ。
22年3月期は4600億円と大幅増を見込むが、鉄鉱石市況前提など保守的な計画と捉えられている。配当金も90円に引き上げ計画。
発行済み株式数の1.8%に当たる3000万株を上限とする自社株買いの実施も発表。
◇日本製鉄 2050 +143大幅続伸。
22年3月期事業利益は前期推定の300億円から急回復し、3000億円台が視野に入りそうだと、1日付の日本経済新聞朝刊で報じられた。
新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた鋼材需要の回復が追い風となるほか、高炉休止などのコスト削減策や中国の減産措置で需給が逼迫することも寄与とされている。
収益改善期待は足元で高まっていたものの、改善ペースは想定以上との評価が高まる方向のようだ。
◆東エレク 48750 +430小反発。
先週末に21年3月期決算を発表、営業利益は3207億円で前期比35.1%増、市場予想を100億円程度上振れた。
22年3月期は4420億円で市場コンセンサスを450億円程度上回る見通し。会社側では2021年の半導体前工程市場見通しを前回想定から大幅に引き上げ。
決算にはポジティブな評価が優勢だが、連休中の米SOX指数が調整していたことで、株価の好反応は限定的に。
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日経225 29,331.37 +518.74 +1.80%
TOPIX 1,927.40 +29.16 +1.54%
日経平均 ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear ⇒+□逆立_出来増
TOPIX ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear ⇒+△'逆立_出来増
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.62 -0.21 (-1.06%)⇒-■,呑込(下げる
日経平均VI 19.83 +0.22 (+1.12%)⇒+▲陰線(上げる
日経平均VI 19.61 -0.35 (-1.75%)⇒-■呑込(下げる
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◇米ISM非製造業景況指数、予想外に低下も過去2番目の高水準
◇米ADP民間雇用者数、4月は74.2万人増-7カ月ぶり大幅な伸び-
商品価格が急伸、2011年以来の高値-経済回復に悪天候が重なる
◇5日の米国10年債利回りは1.57%と3ベーシスポイント(1bp=0.01%)低下
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6日 日本株反発、米指標やワクチンで正常化期待-自動車など景気敏感主導
・6日 東京株式相場は大幅に反発。
・米指標が景気回復の継続を示した上に、ワクチン接種が進む海外の経済活動正常化への期待が高まった。
・自動車や商社、機械など景気敏感業種を中心に、東証33業種のうち32業種が上昇。
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米国は経済指標からみると需要が堅調で、連休明けは投資家がポジションを取りやすくなっている。
海外の経済正常化に向けた動きが日本株にも影響を与え、パルプ・紙や海運など景気に左右される銘柄が上昇。
イエレン米財務長官の発言は米経済がしっかりする中での一般的な発言で、株価にとってポイントとなる実質金利は低下しておりプラス。
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米国でナスダック総合指数が下げハイテク関連株に手が出しにくい一方で、ダウ工業株30種平均が最高値を更新した安心感から日本でも景気敏感銘柄が買われている。
◇イエレン財務長官の発言を受けてナスダック総合指数は下げたが、発言の修正や米長期金利が大型連休前よりも低下していることが安心感につながっている。
国内では内需やコロナの打撃を受ける業種は厳しいだろうが、消費意欲は旺盛でマイカー移動や屋外などの環境で消費する傾向は強まっている。
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【個別銘柄】カドカワ、第一生命HD、三井物産、日本製鉄、東エレクなど
▲カドカワ 4030 -325大幅反落。
先週末に21年3月期の決算を発表、営業利益は136億円で前期比68.5%増益、第3四半期決算時に上方修正した数値140億円をやや下回る着地。
22年3月期は100-140億円のレンジ予想としており、中心値は前期比2ケタ減の水準となる。市場コンセンサスはレンジ上限値以上の水準でもあった。主力の出版事業、並びに、ゲーム事業の減益を見込んでいる。
◇第一生命HD 2016 +50.5大幅反発。
先週末に、21年3月期連結業績予想を上方修正した。経常収益が6.5兆円から7.8兆円、純利益が2620億円から3630億円へ増額。純利益は市場予想を1000億円程度上回る。
傘下の第一生命保険及び第一フロンティア生命保険において、有価証券売却損益が改善したことが要因。また、良好な金融経済環境に伴う資産運用収益の増加等により収益増加を見込む。これらを好感した買いが集まる形。
◇三井物産 2456 +152.5大幅続伸。
先週末の取引時間中に発表した決算、自社株買いが引き続き評価材料に。21年3月期純利益は2700億円の従来計画を上振れる3355億円で着地、配当金も80円から85円に引き上げ。
22年3月期は4600億円と大幅増を見込むが、鉄鉱石市況前提など保守的な計画と捉えられている。配当金も90円に引き上げ計画。
発行済み株式数の1.8%に当たる3000万株を上限とする自社株買いの実施も発表。
◇日本製鉄 2050 +143大幅続伸。
22年3月期事業利益は前期推定の300億円から急回復し、3000億円台が視野に入りそうだと、1日付の日本経済新聞朝刊で報じられた。
新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた鋼材需要の回復が追い風となるほか、高炉休止などのコスト削減策や中国の減産措置で需給が逼迫することも寄与とされている。
収益改善期待は足元で高まっていたものの、改善ペースは想定以上との評価が高まる方向のようだ。
◆東エレク 48750 +430小反発。
先週末に21年3月期決算を発表、営業利益は3207億円で前期比35.1%増、市場予想を100億円程度上振れた。
22年3月期は4420億円で市場コンセンサスを450億円程度上回る見通し。会社側では2021年の半導体前工程市場見通しを前回想定から大幅に引き上げ。
決算にはポジティブな評価が優勢だが、連休中の米SOX指数が調整していたことで、株価の好反応は限定的に。
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NYダウ ⇒+□'逆立_出来少 ⇒+▽,反発 ⇒+△'nr高値
NASDAQ ⇒-■bear_値幅調整 ⇒-▼Wr_値幅調整2 ⇒-■',bear_もみあい調整
5.5
NYダウ 34,230.34 +97.31 +0.29%
NASDAQ 13,582.42 -51.08 -0.37%
S&P500指数 4,167.59 +2.93 +0.07%_+◆Nrもみあい
--------------------------------------------------------------
+△'nr高値 ⇒2週間半ぶりに過去最高値を更新した。商品相場の上昇を受け、景気敏感のエネルギーや素材、資本財関連を中心に買いが優勢になった。米景気の回復観測の高まりも株高を支えた。
-■',bear_もみあい調整 ⇒ハイテク株はやや売り優勢だった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックスの下げが目立った。
SOX指数
SOX指数 3,042.88 +18.57 (+0.61%)( ⇒-■bear_調整5 ⇒-▼ながひげ ⇒+◆陰線_調整7
--------------------------------------------------------------
VIX指数
VIX恐怖指数 19.15 −0.33 (-1.69%) ( ⇒-◆nr_高値よこばい ⇒+△Wr ⇒-▽'陽線はらみ
-1.69P 下げる。( 再び金利上昇に警戒 )
>20を超えると不安心理が高まった状態
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NASDAQ ⇒-■bear_値幅調整 ⇒-▼Wr_値幅調整2 ⇒-■',bear_もみあい調整
5.5
NYダウ 34,230.34 +97.31 +0.29%
NASDAQ 13,582.42 -51.08 -0.37%
S&P500指数 4,167.59 +2.93 +0.07%_+◆Nrもみあい
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+△'nr高値 ⇒2週間半ぶりに過去最高値を更新した。商品相場の上昇を受け、景気敏感のエネルギーや素材、資本財関連を中心に買いが優勢になった。米景気の回復観測の高まりも株高を支えた。
-■',bear_もみあい調整 ⇒ハイテク株はやや売り優勢だった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックスの下げが目立った。
SOX指数
SOX指数 3,042.88 +18.57 (+0.61%)( ⇒-■bear_調整5 ⇒-▼ながひげ ⇒+◆陰線_調整7
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VIX指数
VIX恐怖指数 19.15 −0.33 (-1.69%) ( ⇒-◆nr_高値よこばい ⇒+△Wr ⇒-▽'陽線はらみ
-1.69P 下げる。( 再び金利上昇に警戒 )
>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇▽▽◆▽▽//◆◆◇◆ ドル円 109円台( 金融政策意識 )
//◆◇▽◇◇◆//◇◆◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇▽◇◇◆//◇◇◆◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◇△□■//_▽□◆ 63ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
※◆ドルもみあい_109円前半 ◆原油は下げる_調整1
5.6
米ドル/円 109.189 109.189 - 109.215 +0.01 (+0.01%)
ユーロ/円 131.087 131.091 - 131.118 +0.01 (+0.00%)
ユーロ/米ドル 1.201 1.2005 - 1.2006 +0.00 (+0.03%)
豪ドル/円 84.592 84.589 - 84.631 +0.02 (+0.02%)
NZドル/円 78.769 78.774 - 78.806 +0.01 (+0.01%)
英ボンド/円 151.830 151.76 - 151.883 +0.06 (+0.04%)
スイスフラン/円 119.566 119.592 - 119.648 -0.02 (-0.01%)
原油(WTI原油先物) 65.31 -0.38 -0.58%( ⇒+▽反発_上げる ⇒+□Bull2 ⇒-◆Bear _調整1
※◇ドルもみあい +□原油__上げる
5.5
米ドル/円 109.298 109.293 - 109.35 -0.03 (-0.03%)
ユーロ/円 131.283 131.295 - 131.37 -0.04 (-0.03%)
ユーロ/米ドル 1.201 1.2011 - 1.2014 -0.00 (-0.01%)
豪ドル/円 84.255 84.266 - 84.301 +0.01 (+0.02%)
NZドル/円 78.078 78.093 - 78.168 -0.01 (-0.01%)
英ボンド/円 151.740 151.69 - 151.828 +0.03 (+0.02%)
スイスフラン/円 119.624 119.624 - 119.652 -0.02 (-0.02%)
原油(WTI原油先物) 66.15 +1.66 +2.57%( ⇒-■Bear _調整1 ⇒+▽反発_上げる ⇒+□Bull1
※◆ドル下落_109円前半 +▽原油_反発
5.4
米ドル/円 109.042 109.045 - 109.098 -0.01 (-0.01%)
ユーロ/円 131.524 131.531 - 131.595 -0.06 (-0.04%)
ユーロ/米ドル 1.206 1.2061 - 1.2064 -0.00 (-0.01%)
豪ドル/円 84.635 84.637 - 84.674 -0.01 (-0.01%)
NZドル/円 78.540 78.53 - 78.575 +0.04 (+0.05%)
英ボンド/円 151.653 151.61 - 151.755 +0.68 (+0.45%)
スイスフラン/円 119.646 119.693 - 119.78 -0.07 (-0.06%)
原油(WTI原油先物) 64.5 +0.92 +1.45%( ⇒+□Bull3 ⇒-■Bear _調整1 ⇒+▽反発_上げる
//◆◇▽◇◇◆//◇◆◆◆ ユーロ ( コロナと金融政策に注目 )
//◆◇▽◇◇◆//◇◇◆◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◇△□■//_▽□◆ 63ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
※◆ドルもみあい_109円前半 ◆原油は下げる_調整1
5.6
米ドル/円 109.189 109.189 - 109.215 +0.01 (+0.01%)
ユーロ/円 131.087 131.091 - 131.118 +0.01 (+0.00%)
ユーロ/米ドル 1.201 1.2005 - 1.2006 +0.00 (+0.03%)
豪ドル/円 84.592 84.589 - 84.631 +0.02 (+0.02%)
NZドル/円 78.769 78.774 - 78.806 +0.01 (+0.01%)
英ボンド/円 151.830 151.76 - 151.883 +0.06 (+0.04%)
スイスフラン/円 119.566 119.592 - 119.648 -0.02 (-0.01%)
原油(WTI原油先物) 65.31 -0.38 -0.58%( ⇒+▽反発_上げる ⇒+□Bull2 ⇒-◆Bear _調整1
※◇ドルもみあい +□原油__上げる
5.5
米ドル/円 109.298 109.293 - 109.35 -0.03 (-0.03%)
ユーロ/円 131.283 131.295 - 131.37 -0.04 (-0.03%)
ユーロ/米ドル 1.201 1.2011 - 1.2014 -0.00 (-0.01%)
豪ドル/円 84.255 84.266 - 84.301 +0.01 (+0.02%)
NZドル/円 78.078 78.093 - 78.168 -0.01 (-0.01%)
英ボンド/円 151.740 151.69 - 151.828 +0.03 (+0.02%)
スイスフラン/円 119.624 119.624 - 119.652 -0.02 (-0.02%)
原油(WTI原油先物) 66.15 +1.66 +2.57%( ⇒-■Bear _調整1 ⇒+▽反発_上げる ⇒+□Bull1
※◆ドル下落_109円前半 +▽原油_反発
5.4
米ドル/円 109.042 109.045 - 109.098 -0.01 (-0.01%)
ユーロ/円 131.524 131.531 - 131.595 -0.06 (-0.04%)
ユーロ/米ドル 1.206 1.2061 - 1.2064 -0.00 (-0.01%)
豪ドル/円 84.635 84.637 - 84.674 -0.01 (-0.01%)
NZドル/円 78.540 78.53 - 78.575 +0.04 (+0.05%)
英ボンド/円 151.653 151.61 - 151.755 +0.68 (+0.45%)
スイスフラン/円 119.646 119.693 - 119.78 -0.07 (-0.06%)
原油(WTI原油先物) 64.5 +0.92 +1.45%( ⇒+□Bull3 ⇒-■Bear _調整1 ⇒+▽反発_上げる
1.5日にロンドンの銅3カ月先物は10年3カ月ぶり、アルミニウム3カ月先物は3年ぶりの高値を付けた。商品市況が一段と強含み、石油のシェブロンや化学のダウ、鉱山機械を手掛ける建機のキャタピラーの上げが目立った。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した4月の非製造業景況感指数は62.7と過去最高だった前月から1.0ポイント低下したが、好不況の境目である50を大きく上回った。
2.経済活動の正常化を見込み、金融や消費関連株が高い。金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェース、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが買われた。自動車のゼネラル・モーターズ(GM)が4%高と上昇が目立った。5日発表した1~3月期決算で、半導体不足が懸念される中で通期見通しを据え置いたのが好感された。
3.前日に売りが目立ったスマートフォンのアップルは買い直され、小幅高。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックスの下げが目立った。
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◆ドルほぼ変わらず、対円109円前半-資源国通貨が堅調
//◇▽◆▽▽//◆◇◆
・ドルはほぼ変わらず。
・ニュージーランド・ドルとオーストラリア・ドルが他の主要10通貨に対して堅調。銅相場が急伸し、主要な商品指数が2015年以来の高水準となったことが背景。
・ドルは対円で0.1%安の1ドル=109円21銭。
・ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.2005ドル。
【米国株】
▲米国株はS&P500が小反発、ダウ最高値-ナスダック続落
//▽◆◆▽▲//◇▲▲
・5日の米株式相場は、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が小幅上昇。
・堅調な企業決算や経済指標を巡る楽観で日中は買いが優勢だったが、テクノロジー株の下落で取引終盤に上げ幅を縮小。
・商品市場では銅と材木が上昇し、インフレ懸念が強まった。
・
5.5
◆キャリアの大半をデフレ傾向の中で過ごしてきたファンドマネジャーらは、直ちに頭を切り替える必要があると指摘。さもなければ、ポートフォリオが「インフレショック」のリスクにさらされるとの見方を示した
「失業率がまだ高い水準にあることや、約10年にわたってインフレがアンダーシュートしていることを踏まえれば、中央銀行はインフレ上昇を容認し、それを一時的と考える可能性が高い」と
【米国債】
◆米国債は上昇、10年債利回り1.57%
//▲▲◇▲◇//▽◇◆
・米国債は上昇。( 利回り下げる )
・
・米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.57%。
【原油】
◆NY原油は小反落、米ガソリン在庫増で-ブレント70ドル超えず
//◆◇▽▽▲//▽▽◆
・原油先物相場は小反落。
・米エネルギー情報局(EIA)の週間統計では、ガソリン在庫が5週連続で増加した。ここ数営業日で原油価格がボリンジャーバンド上限を試していることも、相場が調整局面に向かう兆候を示している。
・WTI先物6月限は6セント(0.1%)安の1バレル=65.63ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は8セント高の68.96ドル。
【NY金】
▽NY金は反発、インフレリスク重く見ない米当局者見解で
//◇◇▽▲◆//▽▲▽
・金先物相場は反発。
・新型コロナ危機への対応策として承認された政府支出は大規模だが、米国のインフレ状況が制御不能に陥る可能性は低いとの米金融当局者発言を受け、低金利環境が持続するとの観測が広がった。
・金先物6月限は0.5%高の1784.30ドル。
【欧州株】
▽反発して取引を終えた
//◇_◇_◆//▲▽
・反発。資源株が10年ぶりの高値を付けた。好調な指標も買い材料だった。
・欧州欧州600種資源株指数は4.74%上昇し、10年ぶりの高値。
・世界経済が素早く回復するとの期待から銅価格が10年ぶりの高値を付け、ロンドン株式市場の鉱業株を中心に値上がりした。
石油・ガス株指数は3.23%上昇し、伸びは2月中旬以来の大きさとなった。需要が回復するとの見通しから原油価格が上がったのが押し上げ要因となった。
【欧州債】
◆域内国債利回りが上昇
//◆_◆_◇//◇◆
・株式市場の回復を受けた。前日は株価急落により、安全資産である国債が買われ、利回り が急低下していた。
2.経済活動の正常化を見込み、金融や消費関連株が高い。金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェース、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが買われた。自動車のゼネラル・モーターズ(GM)が4%高と上昇が目立った。5日発表した1~3月期決算で、半導体不足が懸念される中で通期見通しを据え置いたのが好感された。
3.前日に売りが目立ったスマートフォンのアップルは買い直され、小幅高。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや動画配信のネットフリックスの下げが目立った。
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【NY外為】
◆ドルほぼ変わらず、対円109円前半-資源国通貨が堅調
//◇▽◆▽▽//◆◇◆
・ドルはほぼ変わらず。
・ニュージーランド・ドルとオーストラリア・ドルが他の主要10通貨に対して堅調。銅相場が急伸し、主要な商品指数が2015年以来の高水準となったことが背景。
・ドルは対円で0.1%安の1ドル=109円21銭。
・ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.2005ドル。
【米国株】
▲米国株はS&P500が小反発、ダウ最高値-ナスダック続落
//▽◆◆▽▲//◇▲▲
・5日の米株式相場は、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が小幅上昇。
・堅調な企業決算や経済指標を巡る楽観で日中は買いが優勢だったが、テクノロジー株の下落で取引終盤に上げ幅を縮小。
・商品市場では銅と材木が上昇し、インフレ懸念が強まった。
・
5.5
◆キャリアの大半をデフレ傾向の中で過ごしてきたファンドマネジャーらは、直ちに頭を切り替える必要があると指摘。さもなければ、ポートフォリオが「インフレショック」のリスクにさらされるとの見方を示した
「失業率がまだ高い水準にあることや、約10年にわたってインフレがアンダーシュートしていることを踏まえれば、中央銀行はインフレ上昇を容認し、それを一時的と考える可能性が高い」と
【米国債】
◆米国債は上昇、10年債利回り1.57%
//▲▲◇▲◇//▽◇◆
・米国債は上昇。( 利回り下げる )
・
・米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.57%。
【原油】
◆NY原油は小反落、米ガソリン在庫増で-ブレント70ドル超えず
//◆◇▽▽▲//▽▽◆
・原油先物相場は小反落。
・米エネルギー情報局(EIA)の週間統計では、ガソリン在庫が5週連続で増加した。ここ数営業日で原油価格がボリンジャーバンド上限を試していることも、相場が調整局面に向かう兆候を示している。
・WTI先物6月限は6セント(0.1%)安の1バレル=65.63ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は8セント高の68.96ドル。
【NY金】
▽NY金は反発、インフレリスク重く見ない米当局者見解で
//◇◇▽▲◆//▽▲▽
・金先物相場は反発。
・新型コロナ危機への対応策として承認された政府支出は大規模だが、米国のインフレ状況が制御不能に陥る可能性は低いとの米金融当局者発言を受け、低金利環境が持続するとの観測が広がった。
・金先物6月限は0.5%高の1784.30ドル。
【欧州株】
▽反発して取引を終えた
//◇_◇_◆//▲▽
・反発。資源株が10年ぶりの高値を付けた。好調な指標も買い材料だった。
・欧州欧州600種資源株指数は4.74%上昇し、10年ぶりの高値。
・世界経済が素早く回復するとの期待から銅価格が10年ぶりの高値を付け、ロンドン株式市場の鉱業株を中心に値上がりした。
石油・ガス株指数は3.23%上昇し、伸びは2月中旬以来の大きさとなった。需要が回復するとの見通しから原油価格が上がったのが押し上げ要因となった。
【欧州債】
◆域内国債利回りが上昇
//◆_◆_◇//◇◆
・株式市場の回復を受けた。前日は株価急落により、安全資産である国債が買われ、利回り が急低下していた。
30日 【日本株】
日経225 28,812.63 -241.34 -0.83%
TOPIX 1,898.24 -10.82 -0.57%
日経平均 ⇒-■呑込_出来増 ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear
TOPIX ⇒-■Bear2_出来増 ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.83 +0.22 (+1.12%)⇒+▲陰線(上げる
日経平均VI 19.61 -0.35 (-1.75%)⇒-■呑込(下げる
日経平均VI 19.96 +0.07 (+0.35%)⇒+◆nr(上げる
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◆中国製造業PMIが4月は低下-回復鈍化か、サービス業も軟化
◇バイデン大統領「米国は再び動き出した」と宣言-
◆半導体不足、アップルやホンダにも波及-自動車、ハイテクに影響拡大
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30日 日本株は反落、中国の回復鈍化や半導体不足を懸念-電機や自動車安い
・30日 東京株式相場は反落。
・中国経済の回復鈍化や半導体不足が懸念され、電機や自動車、機械などが売られた。
・決算発表の終わったソニーグループや日本電産、午後に発表したHOYA、取引終了時に発表する東京エレクトロンなどの下げが目立った。
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◆中国国家統計局の製造業購買者担当者指数(PMI)が市場予想に届かず勢いに欠け、バイデン米大統領の演説で中国に立ち向かう姿勢を示し中国関連株は選好されにくく下げている。
◆日本株は4月に入ってからは積極的に売られるというよりは買い手不在で軟調で、大型連休に入り昨年の緊急事態宣言下と比べると人出は多く、国内の感染拡大が進むと経済には重しになる。
◆ソニーグループ株は、昨年は鬼滅の刃や巣ごもり消費を取りこみ追い風が吹いていた一方で、ゲーム機に影響が出る半導体不足が指摘されやや慎重な見方が強まっている。
◆東京エレクトロン株は本来需要が半導体不足で増え上がってもいいはずだが、連休の谷間での決算を控えて慎重にならざるを得ない。
----------------------------------------
◆決算発表は市場予想を上回っているところが多いが、足元のコロナの影響ももちろんあり見通しが慎重で反応がさえない銘柄が多い。
◇グローバル景気の回復が続くとみているので、日本株も景気回復を織り込むような相場がくれば、アウトパフォームすると思うが年後半になるだろう。
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【個別銘柄】資生堂、富士通、日立、村田製、ソニーGなど
◇資生堂 7928 +373大幅反発。
ドルチェ&ガッバーナとの間で締結していたフレグランスなどの商品開発、生産および販売・マーケティングに関するグローバルライセンス契約を解消することで合意。
契約解消に伴う21年12月期業績への影響として、商標権の減損など約350億円の特別損失計上を見込んでいるもよう。
これまでブランドホルダーコストが収益の悪影響につながっていたため、構造改革の進展としてプラスに受けとめられた。
◇富士通 17405 +1215大幅続伸。
昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は2663億円で前期比25.9%増となり、市場予想を200億円近く上回った。
22年3月期見通しは2750億円で同3.3%増を見込み、市場予想を100億円程度上振れ。
年間配当金も前期比20円増の220円と計画。さらに、発行済み株式数の2.01%に当たる400万株、500億円を上限とする自己株式取得実施も発表。
◇日立 5381 +271大幅続伸。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は4952億円で前期比25.2%減、従来計画の4200億円や市場コンセンサスを上振れた。
22年3月期は7400億円で同49.4%増を見込む。市場予想を500億円程度上振れる水準。
IT分野の拡大などがけん引する見込みのようだ。中期経営計画目標の調整後営業利益率10%は、1年後ろ倒しとはなるが、23年3月期には到達可能との見方。
◆村田製 8703 -320大幅反落。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は3132億円で前期比23.7%増益となり、従来予想の2900億円を上振れる着地。
22年3月期は3200億円で同2.2%増益の見通しとしており、コンセンサスを300億円弱下回っている。
在庫調整リスクなどを織り込んでおり、保守的な計画とはみられているものの、期待感の反動から増益率鈍化見通しをマイナス視する動きが先行。
◆ソニーG 10900 -910大幅反落。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は9719億円で前期比15.0%増、会社計画の9400億円を上回り、市場コンセンサスもやや上振れた。
22年3月期は9300億円で前期比4.3%減を見通す。音楽やゲームなどでの減益を見込み、9700億円程度の市場予想を下回るもよう。
発行済み株式数の2.02%、2000億円を上限とする自社株買いも発表したが、減益ガイダンスがマイナス視。
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28日 【日本株】
日経225 29,053.97 +62.08 +0.21%
TOPIX 1,909.06 +5.51 +0.29%
日経平均 ⇒+◇Bull_Reg75MA ⇒-■呑込_出来増 ⇒+◇Nr_出来増
TOPIX ⇒+▼陰線_Sup75MA ⇒-■Bear2_出来増 ⇒+◇Nr_出来増
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.61 -0.35 (-1.75%)⇒-■呑込(下げる
日経平均VI 19.96 +0.07 (+0.35%)⇒+◆nr(上げる
日経平均VI 19.89 -0.11 (-0.55%)⇒-◆nr(下げる
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◇米消費者信頼感指数、パンデミック入り後最高-景気と雇用を楽観
◇ドル・円相場は1ドル=108円台後半で推移
前日の米国10年債利回りは1.62%と6ベーシスポイント(bp)上昇
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28日 日本株は反発、FOMC控え円安と米長期金利上昇-輸出や金融高い
・28日 東京株式相場は反発。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて外国為替市場で円安が進み、電機や自動車などの輸出関連が上昇。
・米長期金利の上昇を受けて、銀行や証券などの金融株も買われた。個別では午前に決算を発表したデンソーや、取引終了後に業績開示するソニーグループの上げが目立った。
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今年の企業決算では慎重な業績予想が出やすいと思うが、きょうは好業績見通しの銘柄が一部上昇して少し空気が変わっている。
◆ただ今後は悪材料も出る可能性があり、一進一退の展開が続くかもしれない。
緊急事態宣言と株価の関係を考えると、宣言が出てからのほうが悪材料出尽くしで上がりやすい傾向はもともとあり、そういう意味ではしっかりしてきたところではないか。 ----------------------------------------
◇為替はドル高でもなく円安で、きのうのドル・円の上昇で底入れ感が鮮明になった点はプラスとして株式市場でも捉えられている。
◇米長期金利の上昇は、きのうの米国では若干嫌気される動きが一部のハイテク銘柄では見られたが、3月末あたりのピークからすれば低下し続けてきた状態。
◆今晩のFOMCとバイデン米大統領の演説に加えて日本市場は休場で、FOMCでテーパリングに向けて地ならし的な示唆があれば金利上昇で株式市場にとっては少しネガティブな材料になる可能性はゼロではない。
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【個別銘柄】富士電機、イビデン、京セラ、ファナック、アンリツ など
◇富士電機 5260 +590大幅反発。
前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は486億円で前期比14.3%増益、コンセンサスを60億円程度上振れる着地。
22年3月期は600億円で同23.5%増益の見通し、期初から市場予想を30億円程度上振れている。1-3月期のパワー半導体受注なども好調であった。
今期の為替前提は1ドル=102円と保守的な想定であり、一段の上振れの可能性なども意識されている。
◇イビデン 5440 +390大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は386億円で前期比96.3%増、従来計画の355億円を上回った。
22年3月期は450億円で同16.5%増を見込む。コンセンサスを40億円程度下回るが、FCパッケージの需給動向からは保守的との見方が多い。
FCパッケージの新工場建設を発表、総投資額は1800億円。今後の需要拡大を睨んだ動きとみられ、先行きへの期待感につながった。
◆京セラ 6772 -393大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は706億円で前期比29.5%減となり、従来計画の750億円を下回る着地。
22年3月期は1170億円で同65.6%増益の見通し、市場予想を80億円程度下回る。
新規事業や研究開発投資の増加、増産投資に伴う減価償却費の増加などが市場想定比下振れの要因とみられる。
実績や見通しの想定比下振れがストレートにマイナス視されているもよう。
◇ファナック 25930 +515大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1125億円で前期比27.4%増。
22年3月期は1484億円で同31.9%増を見込み、コンセンサスを500億円強下回るもよう。ただ、1-3月期受注高は中国を中心に想定を上回る大幅増となるなど、計画は保守的過ぎると捉えられたよう。
250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表していることも下支えに。
◆アンリツ 2207 -179大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は197億円で前期比12.9%増、市場予想通りの着地。
22年3月期は205億円で同4.3%増益の見通しで、市場予想を20億円程度下回っている。
24年3月期までの中期計画を発表しているが、最終年度の営業利益は270億円を見込んでいる。市場の想定水準は300億円程度であったとみられ、先行きの高い成長期待はやや後退する状況。
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日経225 28,812.63 -241.34 -0.83%
TOPIX 1,898.24 -10.82 -0.57%
日経平均 ⇒-■呑込_出来増 ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear
TOPIX ⇒-■Bear2_出来増 ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.83 +0.22 (+1.12%)⇒+▲陰線(上げる
日経平均VI 19.61 -0.35 (-1.75%)⇒-■呑込(下げる
日経平均VI 19.96 +0.07 (+0.35%)⇒+◆nr(上げる
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◆中国製造業PMIが4月は低下-回復鈍化か、サービス業も軟化
◇バイデン大統領「米国は再び動き出した」と宣言-
◆半導体不足、アップルやホンダにも波及-自動車、ハイテクに影響拡大
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30日 日本株は反落、中国の回復鈍化や半導体不足を懸念-電機や自動車安い
・30日 東京株式相場は反落。
・中国経済の回復鈍化や半導体不足が懸念され、電機や自動車、機械などが売られた。
・決算発表の終わったソニーグループや日本電産、午後に発表したHOYA、取引終了時に発表する東京エレクトロンなどの下げが目立った。
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◆中国国家統計局の製造業購買者担当者指数(PMI)が市場予想に届かず勢いに欠け、バイデン米大統領の演説で中国に立ち向かう姿勢を示し中国関連株は選好されにくく下げている。
◆日本株は4月に入ってからは積極的に売られるというよりは買い手不在で軟調で、大型連休に入り昨年の緊急事態宣言下と比べると人出は多く、国内の感染拡大が進むと経済には重しになる。
◆ソニーグループ株は、昨年は鬼滅の刃や巣ごもり消費を取りこみ追い風が吹いていた一方で、ゲーム機に影響が出る半導体不足が指摘されやや慎重な見方が強まっている。
◆東京エレクトロン株は本来需要が半導体不足で増え上がってもいいはずだが、連休の谷間での決算を控えて慎重にならざるを得ない。
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◆決算発表は市場予想を上回っているところが多いが、足元のコロナの影響ももちろんあり見通しが慎重で反応がさえない銘柄が多い。
◇グローバル景気の回復が続くとみているので、日本株も景気回復を織り込むような相場がくれば、アウトパフォームすると思うが年後半になるだろう。
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【個別銘柄】資生堂、富士通、日立、村田製、ソニーGなど
◇資生堂 7928 +373大幅反発。
ドルチェ&ガッバーナとの間で締結していたフレグランスなどの商品開発、生産および販売・マーケティングに関するグローバルライセンス契約を解消することで合意。
契約解消に伴う21年12月期業績への影響として、商標権の減損など約350億円の特別損失計上を見込んでいるもよう。
これまでブランドホルダーコストが収益の悪影響につながっていたため、構造改革の進展としてプラスに受けとめられた。
◇富士通 17405 +1215大幅続伸。
昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は2663億円で前期比25.9%増となり、市場予想を200億円近く上回った。
22年3月期見通しは2750億円で同3.3%増を見込み、市場予想を100億円程度上振れ。
年間配当金も前期比20円増の220円と計画。さらに、発行済み株式数の2.01%に当たる400万株、500億円を上限とする自己株式取得実施も発表。
◇日立 5381 +271大幅続伸。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は4952億円で前期比25.2%減、従来計画の4200億円や市場コンセンサスを上振れた。
22年3月期は7400億円で同49.4%増を見込む。市場予想を500億円程度上振れる水準。
IT分野の拡大などがけん引する見込みのようだ。中期経営計画目標の調整後営業利益率10%は、1年後ろ倒しとはなるが、23年3月期には到達可能との見方。
◆村田製 8703 -320大幅反落。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は3132億円で前期比23.7%増益となり、従来予想の2900億円を上振れる着地。
22年3月期は3200億円で同2.2%増益の見通しとしており、コンセンサスを300億円弱下回っている。
在庫調整リスクなどを織り込んでおり、保守的な計画とはみられているものの、期待感の反動から増益率鈍化見通しをマイナス視する動きが先行。
◆ソニーG 10900 -910大幅反落。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は9719億円で前期比15.0%増、会社計画の9400億円を上回り、市場コンセンサスもやや上振れた。
22年3月期は9300億円で前期比4.3%減を見通す。音楽やゲームなどでの減益を見込み、9700億円程度の市場予想を下回るもよう。
発行済み株式数の2.02%、2000億円を上限とする自社株買いも発表したが、減益ガイダンスがマイナス視。
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28日 【日本株】
日経225 29,053.97 +62.08 +0.21%
TOPIX 1,909.06 +5.51 +0.29%
日経平均 ⇒+◇Bull_Reg75MA ⇒-■呑込_出来増 ⇒+◇Nr_出来増
TOPIX ⇒+▼陰線_Sup75MA ⇒-■Bear2_出来増 ⇒+◇Nr_出来増
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.61 -0.35 (-1.75%)⇒-■呑込(下げる
日経平均VI 19.96 +0.07 (+0.35%)⇒+◆nr(上げる
日経平均VI 19.89 -0.11 (-0.55%)⇒-◆nr(下げる
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◇米消費者信頼感指数、パンデミック入り後最高-景気と雇用を楽観
◇ドル・円相場は1ドル=108円台後半で推移
前日の米国10年債利回りは1.62%と6ベーシスポイント(bp)上昇
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28日 日本株は反発、FOMC控え円安と米長期金利上昇-輸出や金融高い
・28日 東京株式相場は反発。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて外国為替市場で円安が進み、電機や自動車などの輸出関連が上昇。
・米長期金利の上昇を受けて、銀行や証券などの金融株も買われた。個別では午前に決算を発表したデンソーや、取引終了後に業績開示するソニーグループの上げが目立った。
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今年の企業決算では慎重な業績予想が出やすいと思うが、きょうは好業績見通しの銘柄が一部上昇して少し空気が変わっている。
◆ただ今後は悪材料も出る可能性があり、一進一退の展開が続くかもしれない。
緊急事態宣言と株価の関係を考えると、宣言が出てからのほうが悪材料出尽くしで上がりやすい傾向はもともとあり、そういう意味ではしっかりしてきたところではないか。 ----------------------------------------
◇為替はドル高でもなく円安で、きのうのドル・円の上昇で底入れ感が鮮明になった点はプラスとして株式市場でも捉えられている。
◇米長期金利の上昇は、きのうの米国では若干嫌気される動きが一部のハイテク銘柄では見られたが、3月末あたりのピークからすれば低下し続けてきた状態。
◆今晩のFOMCとバイデン米大統領の演説に加えて日本市場は休場で、FOMCでテーパリングに向けて地ならし的な示唆があれば金利上昇で株式市場にとっては少しネガティブな材料になる可能性はゼロではない。
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【個別銘柄】富士電機、イビデン、京セラ、ファナック、アンリツ など
◇富士電機 5260 +590大幅反発。
前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は486億円で前期比14.3%増益、コンセンサスを60億円程度上振れる着地。
22年3月期は600億円で同23.5%増益の見通し、期初から市場予想を30億円程度上振れている。1-3月期のパワー半導体受注なども好調であった。
今期の為替前提は1ドル=102円と保守的な想定であり、一段の上振れの可能性なども意識されている。
◇イビデン 5440 +390大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は386億円で前期比96.3%増、従来計画の355億円を上回った。
22年3月期は450億円で同16.5%増を見込む。コンセンサスを40億円程度下回るが、FCパッケージの需給動向からは保守的との見方が多い。
FCパッケージの新工場建設を発表、総投資額は1800億円。今後の需要拡大を睨んだ動きとみられ、先行きへの期待感につながった。
◆京セラ 6772 -393大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は706億円で前期比29.5%減となり、従来計画の750億円を下回る着地。
22年3月期は1170億円で同65.6%増益の見通し、市場予想を80億円程度下回る。
新規事業や研究開発投資の増加、増産投資に伴う減価償却費の増加などが市場想定比下振れの要因とみられる。
実績や見通しの想定比下振れがストレートにマイナス視されているもよう。
◇ファナック 25930 +515大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1125億円で前期比27.4%増。
22年3月期は1484億円で同31.9%増を見込み、コンセンサスを500億円強下回るもよう。ただ、1-3月期受注高は中国を中心に想定を上回る大幅増となるなど、計画は保守的過ぎると捉えられたよう。
250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表していることも下支えに。
◆アンリツ 2207 -179大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は197億円で前期比12.9%増、市場予想通りの着地。
22年3月期は205億円で同4.3%増益の見通しで、市場予想を20億円程度下回っている。
24年3月期までの中期計画を発表しているが、最終年度の営業利益は270億円を見込んでいる。市場の想定水準は300億円程度であったとみられ、先行きの高い成長期待はやや後退する状況。
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