*かぶとうし塾


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2021年5月4日火曜日

◆ドル下落_109円前半 +▽原油_反発 令和3.5.4.(みどりの日)Tue

NYダウ   ⇒+◇'反発 ⇒-◆,Nrはらみ ⇒+□'逆立_出来少
NASDAQ  ⇒+▼陰線_高値圏 ⇒-▲nr_下落もみあい ⇒-■bear_値幅調整  
5.3
NYダウ 34,113.23 +238.38 +0.70%
NASDAQ 13,895.12 -67.56 -0.48%
S&P500指数 4,192.66 +11.49 +0.27%
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+□'逆立_出来少 ⇒世界的な景気回復期待を背景にエネルギーや素材、資本財など景気敏感株を中心に買いが入った。良好な米経済指標も買いを誘った。

-■bear_値幅調整 ⇒独ベルリン工場の稼働が遅れると伝わった電気自動車(EV)のテスラが安い。ネット通販のアマゾン・ドット・コムも下げた。
SOX指数
SOX指数 3,073.38 −35.62 (-1.15%)( ⇒+▼ながひげ ⇒-◆bear_調整4 ⇒-■bear_調整5  
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VIX指数
VIX恐怖指数 18.31 −0.30 (-1.61%) ( ⇒+△呑込 ⇒+△'Bull2 ⇒-◆nr_高値よこばい
-1.61P 下落。( 自国のコロナ対応評価へ )

>20を超えると不安心理が高まった状態
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//◇▽▽◆▽▽//◆◆ ドル円 109円台( 金融政策意識 )
//◆◇▽◇◇◆//◇◆ ユーロ ( 政局と金融政策に注目 )
//◆◇▽◇◇◆//◇◇ 豪ドル ( 資源リンク )
//_◆◇△□■//_▽ 63ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替
◆ドル下落_109円前半 +▽原油_反発
5.4
米ドル/円 109.042 109.045 - 109.098 -0.01 (-0.01%)
ユーロ/円 131.524 131.531 - 131.595 -0.06 (-0.04%)
ユーロ/米ドル 1.206  1.2061 - 1.2064 -0.00 (-0.01%)
豪ドル/円 84.635 84.637 - 84.674 -0.01 (-0.01%)
NZドル/円 78.540 78.53 - 78.575 +0.04 (+0.05%)
英ボンド/円 151.653 151.61 - 151.755 +0.68 (+0.45%)
スイスフラン/円 119.646 119.693 - 119.78 -0.07 (-0.06%)
原油(WTI原油先物) 64.5 +0.92 +1.45%( ⇒+□Bull3 ⇒-■Bear _調整1 ⇒+▽反発_上げる

週明け◆ドルもみあい_109円前半  
5.3
米ドル/円 109.28 109.31 +0.02 +0.02%
ユーロ/円 131.42 131.50 +0.15 +0.11%
豪ドル/円 84.32 84.38 +0.15 +0.18%
NZドル/円 78.35 78.40 -0.04 -0.05%
英ポンド/円 150.97 151.06 -0.05 -0.03%
スイスフラン/円 119.68 119.82 +0.13 +0.11%
(4/30)原油(WTI原油先物) 63.49 -1.52 -2.34%( ⇒+△bull2_上げる ⇒+□Bull3 ⇒-■Bear _調整1

▽ドル上げる_109円台 ■原油__下げる 
5.1
米ドル/円 109.336 108.714 - 109.34 +0.43 (+0.39%)
ユーロ/円 131.415 131.385 - 132.187 -0.60 (-0.45%)
ユーロ/米ドル 1.202 1.2017 - 1.2126 -0.01 (-0.82%)
豪ドル/円 84.282 84.147 - 84.847 -0.29 (-0.35%)
NZドル/円 78.246 78.193 - 79.025 -0.61 (-0.77%)
英ボンド/円 151.087 150.84 - 152.114 -0.72 (-0.47%)
スイスフラン/円 119.715 119.609 - 119.966 -0.12 (-0.10%)
原油(WTI原油先物) 63.49 -1.52 -2.34%( ⇒+△bull2_上げる ⇒+□Bull3 ⇒-■Bear _調整1

1.世界的な景気回復期待を背景にエネルギーや素材、資本財など景気敏感株を中心に買いが入った。良好な米経済指標も買いを誘った。米サプライマネジメント協会(ISM)が3日に発表した4月の製造業景況感指数は60.7だった。3月(64.7)から低下したが好不況の境目とされる50を大幅に上回った。フロリダ州は3日にコロナ関連規制をすべて廃止した。米経済正常化が加速するとの見方が強まった。

2.商品市況の一段の強まりを期待し、化学のダウが上昇した。原油高を受け、シェブロンなど石油株も買われた。投資判断を引き上げた物流のフェデックスとUPSの上げが目立った。市場予想を大幅に上回る決算が相次ぎ、QUICK・ファクトセットがまとめた米主要500社の21年第1四半期(主に1~3月期)の予想増益率は46%に上昇した。「収益上振れで予想PER(株価収益率)が低下しており、株価の割高感が薄れてきた」。

3.独ベルリン工場の稼働が遅れると伝わった電気自動車(EV)のテスラが安い。ネット通販のアマゾン・ドット・コムも下げた。

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【NY外為】

◆ドル全面安、豪ドルやNZドル上昇

//◇▽◆▽▽//◆
・ドルが主要10通貨に対して全面安。
・米ISM製造業指数の低下を受け、米10年債利回りが下げたことがドル安につながった。
・ドルは対円で0.2%安の1ドル=109円07銭。
・ユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.2064ドル。


【米国株】

◇米国株はS&P500種が反発、ナスダック100指数は下落

//▽◆◆▽▲//◇
・3日の米株式市場では、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が反発。
・インフレ動向に引き続き注意を払いながら、経済データを見極める展開となっている。
・テスラやアマゾン・ドット・コムが売られ、ナスダック100指数は下げた。S&P500種構成企業のうち、テクノロジーや小売り銘柄が軟調。
・この日発表された米経済指標では、4月の米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数が前月比で低下。

5.3
「決算発表シーズン、景気回復、新型コロナ感染の傾向、これらは引き続き短期的な材料となる。その上で、米金融当局が方向性を変えるヒントを送るかどうかを探る状況だ」と


【米国債】

▽米国債は上昇、10年債利回り1.60% 

//▲▲◇▲◇//▽
・米国債は上昇。( 利回下げる )

・米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、1.60%。 


【原油】

▽NY原油は反発、経済再開の進展を好感-ドル下落も追い風

//◆◇▽▽▲//▽
・原油先物相場は反発。ドルが下げ、ドル建てで取引される原油の投資妙味が高まった。
・新型コロナの状況が悪化している国・地域への懸念が深まるものの、欧州連合(EU)が旅行制限の緩和を検討しているほか、米ニューヨーク州などで収容率制限の大半が解除される計画が明らかになり、楽観が広がった。
・WTI先物6月限は前日比では91セント(1.4%)高の1バレル=64.49ドル。
・ロンドンICEの北海ブレント7月限は、80セント高の67.56ドル。


【NY金】

▽NY金は反発、米財務長官がインフレリスク重大視せず 

//◇◇▽▲◆//▽
・金相場は反発。
・イエレン米財務長官は前日、バイデン大統領の経済計画がインフレ圧力を生じさせることはないだろうとの見通しを明らかにした。
・金先物6月限は1.4%高の1791.80ドル。


【欧州株】

▽株3日ぶり反発

//◇_◇_◆//
・3日の欧州株は3営業日ぶりに上昇。
・インフレ率上昇や供給網の障害、法人税の最低税率を世界的に導入する議論といったリスクはあるが、企業の堅調な業績発表や経済見通し改善といった好材料が相場を支えた。英国市場は祝日のため休場。
・欧州600指数は前週末比0.6%上昇。先月付けた過去最高値に迫った。
・半導体不足による生産への影響は続くとみられているが、この日は自動車株の上げが目立った。
・再生可能エネルギー関連銘柄が軟調。シーメンスガメサ・リニューアブル・エナジーが示した2021年通期の業績見通しについて、シティグループが失望を誘う内容だと指摘。
・マークイット・エコノミクスが3日発表した4月のユーロ圏製造業購買担当者指数(PMI)改定値は、62.9に上昇。

【欧州債】

◇堅調な業績発表が支え-イタリア債続伸 

//◆_◆_◇//
・欧州債市場ではイタリア債とドイツ債が続伸。
・4月の米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数が市場予想を下回った後に米国債が上げ幅を拡大。
・イタリアとドイツの国債もこれにつれて下げを埋めて上昇に転じた。


30日 【日本株】
日経225 28,812.63 -241.34 -0.83%
TOPIX 1,898.24 -10.82 -0.57%
日経平均 ⇒-■呑込_出来増 ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear
TOPIX ⇒-■Bear2_出来増 ⇒+◇Nr_出来増 ⇒-■逆立Bear
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.83 +0.22 (+1.12%)⇒+▲陰線(上げる
日経平均VI 19.61 -0.35 (-1.75%)⇒-■呑込(下げる
日経平均VI 19.96 +0.07 (+0.35%)⇒+◆nr(上げる
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◆中国製造業PMIが4月は低下-回復鈍化か、サービス業も軟化
◇バイデン大統領「米国は再び動き出した」と宣言-
◆半導体不足、アップルやホンダにも波及-自動車、ハイテクに影響拡大
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30日 日本株は反落、中国の回復鈍化や半導体不足を懸念-電機や自動車安い


・30日 東京株式相場は反落。
・中国経済の回復鈍化や半導体不足が懸念され、電機や自動車、機械などが売られた。
・決算発表の終わったソニーグループや日本電産、午後に発表したHOYA、取引終了時に発表する東京エレクトロンなどの下げが目立った。

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◆中国国家統計局の製造業購買者担当者指数(PMI)が市場予想に届かず勢いに欠け、バイデン米大統領の演説で中国に立ち向かう姿勢を示し中国関連株は選好されにくく下げている。
◆日本株は4月に入ってからは積極的に売られるというよりは買い手不在で軟調で、大型連休に入り昨年の緊急事態宣言下と比べると人出は多く、国内の感染拡大が進むと経済には重しになる。
◆ソニーグループ株は、昨年は鬼滅の刃や巣ごもり消費を取りこみ追い風が吹いていた一方で、ゲーム機に影響が出る半導体不足が指摘されやや慎重な見方が強まっている。
◆東京エレクトロン株は本来需要が半導体不足で増え上がってもいいはずだが、連休の谷間での決算を控えて慎重にならざるを得ない。
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◆決算発表は市場予想を上回っているところが多いが、足元のコロナの影響ももちろんあり見通しが慎重で反応がさえない銘柄が多い。
◇グローバル景気の回復が続くとみているので、日本株も景気回復を織り込むような相場がくれば、アウトパフォームすると思うが年後半になるだろう。

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【個別銘柄】資生堂、富士通、日立、村田製、ソニーGなど

◇資生堂 7928 +373大幅反発。
ドルチェ&ガッバーナとの間で締結していたフレグランスなどの商品開発、生産および販売・マーケティングに関するグローバルライセンス契約を解消することで合意。
契約解消に伴う21年12月期業績への影響として、商標権の減損など約350億円の特別損失計上を見込んでいるもよう。
これまでブランドホルダーコストが収益の悪影響につながっていたため、構造改革の進展としてプラスに受けとめられた。

◇富士通 17405 +1215大幅続伸。
昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は2663億円で前期比25.9%増となり、市場予想を200億円近く上回った。
22年3月期見通しは2750億円で同3.3%増を見込み、市場予想を100億円程度上振れ。
年間配当金も前期比20円増の220円と計画。さらに、発行済み株式数の2.01%に当たる400万株、500億円を上限とする自己株式取得実施も発表。

◇日立 5381 +271大幅続伸。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は4952億円で前期比25.2%減、従来計画の4200億円や市場コンセンサスを上振れた。
22年3月期は7400億円で同49.4%増を見込む。市場予想を500億円程度上振れる水準。
IT分野の拡大などがけん引する見込みのようだ。中期経営計画目標の調整後営業利益率10%は、1年後ろ倒しとはなるが、23年3月期には到達可能との見方。

◆村田製 8703 -320大幅反落。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は3132億円で前期比23.7%増益となり、従来予想の2900億円を上振れる着地。
22年3月期は3200億円で同2.2%増益の見通しとしており、コンセンサスを300億円弱下回っている。
在庫調整リスクなどを織り込んでおり、保守的な計画とはみられているものの、期待感の反動から増益率鈍化見通しをマイナス視する動きが先行。

◆ソニーG 10900 -910大幅反落。
一昨日に21年3月期決算を発表、営業利益は9719億円で前期比15.0%増、会社計画の9400億円を上回り、市場コンセンサスもやや上振れた。
22年3月期は9300億円で前期比4.3%減を見通す。音楽やゲームなどでの減益を見込み、9700億円程度の市場予想を下回るもよう。
発行済み株式数の2.02%、2000億円を上限とする自社株買いも発表したが、減益ガイダンスがマイナス視。

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28日 【日本株】
日経225 29,053.97 +62.08 +0.21%
TOPIX 1,909.06 +5.51 +0.29%
日経平均 ⇒+◇Bull_Reg75MA ⇒-■呑込_出来増 ⇒+◇Nr_出来増
TOPIX ⇒+▼陰線_Sup75MA ⇒-■Bear2_出来増 ⇒+◇Nr_出来増
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.61 -0.35 (-1.75%)⇒-■呑込(下げる
日経平均VI 19.96 +0.07 (+0.35%)⇒+◆nr(上げる
日経平均VI 19.89 -0.11 (-0.55%)⇒-◆nr(下げる
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◇米消費者信頼感指数、パンデミック入り後最高-景気と雇用を楽観
◇ドル・円相場は1ドル=108円台後半で推移
前日の米国10年債利回りは1.62%と6ベーシスポイント(bp)上昇
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28日 日本株は反発、FOMC控え円安と米長期金利上昇-輸出や金融高い


・28日 東京株式相場は反発。
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて外国為替市場で円安が進み、電機や自動車などの輸出関連が上昇。
・米長期金利の上昇を受けて、銀行や証券などの金融株も買われた。個別では午前に決算を発表したデンソーや、取引終了後に業績開示するソニーグループの上げが目立った。

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今年の企業決算では慎重な業績予想が出やすいと思うが、きょうは好業績見通しの銘柄が一部上昇して少し空気が変わっている。
◆ただ今後は悪材料も出る可能性があり、一進一退の展開が続くかもしれない。
緊急事態宣言と株価の関係を考えると、宣言が出てからのほうが悪材料出尽くしで上がりやすい傾向はもともとあり、そういう意味ではしっかりしてきたところではないか。 ----------------------------------------
◇為替はドル高でもなく円安で、きのうのドル・円の上昇で底入れ感が鮮明になった点はプラスとして株式市場でも捉えられている。
◇米長期金利の上昇は、きのうの米国では若干嫌気される動きが一部のハイテク銘柄では見られたが、3月末あたりのピークからすれば低下し続けてきた状態。
◆今晩のFOMCとバイデン米大統領の演説に加えて日本市場は休場で、FOMCでテーパリングに向けて地ならし的な示唆があれば金利上昇で株式市場にとっては少しネガティブな材料になる可能性はゼロではない。
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【個別銘柄】富士電機、イビデン、京セラ、ファナック、アンリツ など

◇富士電機 5260 +590大幅反発。
前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は486億円で前期比14.3%増益、コンセンサスを60億円程度上振れる着地。
22年3月期は600億円で同23.5%増益の見通し、期初から市場予想を30億円程度上振れている。1-3月期のパワー半導体受注なども好調であった。
今期の為替前提は1ドル=102円と保守的な想定であり、一段の上振れの可能性なども意識されている。

◇イビデン 5440 +390大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は386億円で前期比96.3%増、従来計画の355億円を上回った。
22年3月期は450億円で同16.5%増を見込む。コンセンサスを40億円程度下回るが、FCパッケージの需給動向からは保守的との見方が多い。
FCパッケージの新工場建設を発表、総投資額は1800億円。今後の需要拡大を睨んだ動きとみられ、先行きへの期待感につながった。

◆京セラ 6772 -393大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は706億円で前期比29.5%減となり、従来計画の750億円を下回る着地。
22年3月期は1170億円で同65.6%増益の見通し、市場予想を80億円程度下回る。
新規事業や研究開発投資の増加、増産投資に伴う減価償却費の増加などが市場想定比下振れの要因とみられる。
実績や見通しの想定比下振れがストレートにマイナス視されているもよう。

◇ファナック 25930 +515大幅反発。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1125億円で前期比27.4%増。
22年3月期は1484億円で同31.9%増を見込み、コンセンサスを500億円強下回るもよう。ただ、1-3月期受注高は中国を中心に想定を上回る大幅増となるなど、計画は保守的過ぎると捉えられたよう。
250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表していることも下支えに。

◆アンリツ 2207 -179大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は197億円で前期比12.9%増、市場予想通りの着地。
22年3月期は205億円で同4.3%増益の見通しで、市場予想を20億円程度下回っている。
24年3月期までの中期計画を発表しているが、最終年度の営業利益は270億円を見込んでいる。市場の想定水準は300億円程度であったとみられ、先行きの高い成長期待はやや後退する状況。

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27日 【日本株】
日経225 28,991.89 -134.34 -0.46%
TOPIX 1,903.55 -14.60 -0.76%
日経平均 ⇒-◇,陽線はらみ_様子見 ⇒+◇Bull_Reg75MA ⇒-■呑込_出来増
TOPIX ⇒-◇,陽線_様子見 ⇒+▼陰線_Sup75MA ⇒-■Bear2_出来増
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【日経平均VI】
日経平均VI 19.96 +0.07 (+0.35%)⇒+◆nr(上げる
日経平均VI 19.89 -0.11 (-0.55%)⇒-◆nr(下げる
日経平均VI 20.00 +0.52 (+2.67%)⇒+▲はらみ_もみあい
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◇日銀が21年度成長率予想を上方修正、海外けん引-金融政策は維持
◇大手町に大規模ワクチン接種センター、5月24日を目標に開設
◇S&P500が最高値、堅調な企業決算と成長期待で
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27日 日本株は反落、決算発表控え世界のコロナ感染警戒-電機や化学安い


・27日 東京株式相場は反落。
・決算発表本格化を前に世界での新型コロナ感染の拡大が警戒され、電機や化学、自動車などが安かった。
・決算を発表した第一三共やアステラス製薬など医薬品も下落。
・今晩からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手控えムードも広がった。

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日銀の政策決定会合は想定の範囲内、21年度の実質国内総生産(GDP)の見通しを上方修正、消費者物価見通しは下方修正。
◆今回の決算では業績改善は織り込み済みで、市場の期待に届かないと決算後はしばらく株価が低迷する可能性もあり引き続き警戒。ガイダンスリスクに備えて少し持ち高を落としておく動きから積極的な買い手が出てきてない。
上値は重いがいったん緊急事態宣言が出ると解除後の好材料を織り込むので、あまり心配する必要はない。 ----------------------------------------
◆新型コロナへの対応の遅れが1つの理由にはなるが、資源価格が一服、インフレ懸念も落ち着き米金利上昇も為替も一服しており、日本株のパフォーマンスが冴えなくなり海外投資家が関心を失っている。
◆日本株が失速して不満があるところに国内感染が増え、自民党が選挙で負け、オリンピックも不透明と売る理由がたくさん出てきた。
◆中国経済が失速気味で、自動車産業比率の高い日本がリスク視されている。
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【個別銘柄】住友化、キヤノン、日東電など

◇住友化 565 +11急反発。
前日に業績予想の上方修正を発表、通期営業利益は従来の1100億円から1370億円、前期比0.4%減にまで引き上げ。コンセンサスは1200億円程度であったとみられる。
石化市況の上昇や経費削減効果、想定された減損の未発生などが上振れ要因となったもよう。
年間配当金計画も12円から15円に引き上げている。想定以上の上方修正を好感、増配アナウンスもインパクトにつながっている。

◆キヤノン 2617 -35急反落。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は706億円で前年同期比2.1倍の水準となった。市場予想は370億円程度であったとみられ、大幅に上回った。
通期営業利益は従来の1585億円から1980億円に上方修正。年間配当金も前期の80円から90円に引き上げる計画で、好業績を評価する展開から朝方は買いが先行して始まった。
連騰警戒感や全般の弱地合いから次第に利益確定売りが膨らむ形に。

◆日東電 9060 -350大幅反落。
前日に21年3月期決算を発表、営業利益は938億円で前期比34.5%増、ロイヤリティ収入の後ろ倒しなどがあったものの、コンセンサスもやや上回った。
22年3月期は1050億円で同11.9%増益を見込む。TV用偏光板などは厳しい計画となっているが、ほぼ市場予想通りの水準。
年間配当金も前期比20円増の220円を計画。総じてポジティブだが、サプライズは限定的で出尽くし感が先行。

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