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Bloomberg News 2025年7月1日 6:01 JST
①. 「コメ」で日本に新たな関税示唆
トランプ米大統領は日本が米国産コメの輸入に消極的だとして、日本に新たな関税を賦課する構えを見せた。ソーシャルメディアへの投稿で「日本はわれわれからコメを買おうとしない。それなのに日本は深刻なコメ不足になっている」と主張。「だからわれわれは日本に書簡を送るつもりだ。米国はこれからも長い間、日本が貿易相手国であることを望んでいる」と述べた。国家経済会議(NEC)のハセット委員長は日米の貿易交渉について、「何も終わっていない。大統領が投稿した内容は知っているが、協議は最後まで続くだろう」と話した。
②. EUが一律関税受け入れか
欧州連合(EU)は米国との通商交渉で輸出品の多くに10%の一律関税を受け入れる用意があるが、医薬品、アルコール、半導体、商用航空機といった重要セクターでは関税引き下げを米国が確約するよう求めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。自動車および部品に対する25%の関税、および鉄鋼・アルミニウムに対する50%の関税についても、実質的に関税を引き下げるため割り当て枠や免除措置を引き続き求めているという。
③. ベッセント米財務長官発言
ベッセント米財務長官はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、現在の米国債利回り水準を踏まえると、政府が長期債の発行を増やすのは理にかなっていないとの見方を示唆した。一方でインフレの鈍化に伴い、イールドカーブ(利回り曲線)全体が低下するだろうとの期待を示した。金融政策については、「当局者はハンドルを握りながら凍り付いているようだ」と表現。「2022年に国民を失望させたことから、連邦準備制度理事会(FRB)は足元ばかりを見ており」、前を向いていないことが懸念されると述べた。
④. ボスティック総裁の見解
米アトランタ連銀のボスティック総裁は、関税は物価を一時的に押し上げるのではなく、徐々に影響を及ぼす可能性があるとし、その結果、インフレ圧力は一段と持続し得るとの見解を示した。MNIが主催してロンドンで行われたイベントで30日、こうした影響が「消費者や企業経営者の心理に浸透していくリスクがある」と述べた。
⑤. スイッチ2
任天堂は、同社製品を米アマゾン・ドット・コムの米国向け販売サイトから引き揚げた。第三者による無断販売に関する両社の対立がきっかけで、アマゾンは史上最大の盛り上がりとなった家庭用ゲーム機「スイッチ2」のデビュー時の販売機会を逃した。任天堂が販売を停止したのは、同社の小売価格を下回る額で第三者の販売業者が任天堂製品を売っていることに気付いた後だと、事情に詳しい関係者の1人は明らかにした。抜け目のない業者は、東南アジアで大量に購入し、米国に輸出していたという。関係者は機密情報だとして、匿名を条件に話した。
Bloomberg News 2025年7月1日 6:01 JST
①. 「コメ」で日本に新たな関税示唆
トランプ米大統領は日本が米国産コメの輸入に消極的だとして、日本に新たな関税を賦課する構えを見せた。ソーシャルメディアへの投稿で「日本はわれわれからコメを買おうとしない。それなのに日本は深刻なコメ不足になっている」と主張。「だからわれわれは日本に書簡を送るつもりだ。米国はこれからも長い間、日本が貿易相手国であることを望んでいる」と述べた。国家経済会議(NEC)のハセット委員長は日米の貿易交渉について、「何も終わっていない。大統領が投稿した内容は知っているが、協議は最後まで続くだろう」と話した。
②. EUが一律関税受け入れか
欧州連合(EU)は米国との通商交渉で輸出品の多くに10%の一律関税を受け入れる用意があるが、医薬品、アルコール、半導体、商用航空機といった重要セクターでは関税引き下げを米国が確約するよう求めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。自動車および部品に対する25%の関税、および鉄鋼・アルミニウムに対する50%の関税についても、実質的に関税を引き下げるため割り当て枠や免除措置を引き続き求めているという。
③. ベッセント米財務長官発言
ベッセント米財務長官はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、現在の米国債利回り水準を踏まえると、政府が長期債の発行を増やすのは理にかなっていないとの見方を示唆した。一方でインフレの鈍化に伴い、イールドカーブ(利回り曲線)全体が低下するだろうとの期待を示した。金融政策については、「当局者はハンドルを握りながら凍り付いているようだ」と表現。「2022年に国民を失望させたことから、連邦準備制度理事会(FRB)は足元ばかりを見ており」、前を向いていないことが懸念されると述べた。
④. ボスティック総裁の見解
米アトランタ連銀のボスティック総裁は、関税は物価を一時的に押し上げるのではなく、徐々に影響を及ぼす可能性があるとし、その結果、インフレ圧力は一段と持続し得るとの見解を示した。MNIが主催してロンドンで行われたイベントで30日、こうした影響が「消費者や企業経営者の心理に浸透していくリスクがある」と述べた。
⑤. スイッチ2
任天堂は、同社製品を米アマゾン・ドット・コムの米国向け販売サイトから引き揚げた。第三者による無断販売に関する両社の対立がきっかけで、アマゾンは史上最大の盛り上がりとなった家庭用ゲーム機「スイッチ2」のデビュー時の販売機会を逃した。任天堂が販売を停止したのは、同社の小売価格を下回る額で第三者の販売業者が任天堂製品を売っていることに気付いた後だと、事情に詳しい関係者の1人は明らかにした。抜け目のない業者は、東南アジアで大量に購入し、米国に輸出していたという。関係者は機密情報だとして、匿名を条件に話した。
//◇◆▲◇◆◇//◆◆ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◆▽//◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲◇◇◆//_◆ 原油 65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
※◆ドル弱い ◇円高方向.143円後半 原油.-◇nr下げ.65ドル台
7.1
米ドル/円 143.90 - 143.92
ユーロ/円 169.61 - 169.65
ユーロ/米ドル 1.1787 - 1.1788
英ポンド/円 197.62 - 197.70
豪ドル/円 94.71 - 94.79
スイスフラン/円 181.42 - 181.58
原油(WTIC原油先物) 65.08 -0.44 (-0.67%) ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ ⇒-◇nr下げ
※◆ドルもみあい ◇円安一服.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台
6.30
米ドル/円 144.46 - 144.56
ユーロ/円 169.41 - 169.57
ユーロ/米ドル 1.1727 - 1.1730
英ポンド/円 198.11 - 198.39
豪ドル/円 94.43 - 94.51
スイスフラン/円 180.82 - 180.97
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ
※◇ドルもみあい ◆円安維持.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台
6.28
米ドル/円 144.65 - 144.68
ユーロ/円 169.52 - 169.58
ユーロ/米ドル 1.1713 - 1.1723
英ポンド/円 198.37 - 198.46
豪ドル/円 94.46 - 94.49
スイスフラン/円 180.99 - 181.10
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ
//◇◇◇▽◆▽//◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲◇◇◆//_◆ 原油 65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
※◆ドル弱い ◇円高方向.143円後半 原油.-◇nr下げ.65ドル台
7.1
米ドル/円 143.90 - 143.92
ユーロ/円 169.61 - 169.65
ユーロ/米ドル 1.1787 - 1.1788
英ポンド/円 197.62 - 197.70
豪ドル/円 94.71 - 94.79
スイスフラン/円 181.42 - 181.58
原油(WTIC原油先物) 65.08 -0.44 (-0.67%) ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ ⇒-◇nr下げ
※◆ドルもみあい ◇円安一服.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台
6.30
米ドル/円 144.46 - 144.56
ユーロ/円 169.41 - 169.57
ユーロ/米ドル 1.1727 - 1.1730
英ポンド/円 198.11 - 198.39
豪ドル/円 94.43 - 94.51
スイスフラン/円 180.82 - 180.97
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ
※◇ドルもみあい ◆円安維持.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台
6.28
米ドル/円 144.65 - 144.68
ユーロ/円 169.52 - 169.58
ユーロ/米ドル 1.1713 - 1.1723
英ポンド/円 198.37 - 198.46
豪ドル/円 94.46 - 94.49
スイスフラン/円 180.99 - 181.10
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ
StockCharts ⇒
6.25
NYダウ 42,982.43 -106.59 -0.25%
S&P500 6,092.16 -0.02 0.00%
NASDAQ 19,973.55 +61.01 +0.30%
--------------------------------------------------------------
6.26
NYダウ 43,386.84 +404.41 +0.94%
S&P500 6,141.02 +48.86 +0.80%
NASDAQ 20,167.91 +194.36 +0.97%
--------------------------------------------------------------
6.27
NYダウ 43,819.27 +432.43 +1.00%
S&P500 6,173.07 +32.05 +0.52%
NASDAQ 20,273.45 +105.54 +0.52%
--------------------------------------------------------------
6.30
NYダウ 44,094.77 +275.50 +0.63%
S&P500 6,204.95 +31.88 +0.51%
NASDAQ 20,369.73 +96.27 +0.47%
--------------------------------------------------------------
NYダウ(INDU) ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏
S&P500(SPX) ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏
NASDAQ(COMPQ) ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽nr.Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏
【 SOX指数 】
5,546.54 +1.56 +(0.03%) ⇒◇nr.High2 ⇒◇nr.High3 ⇒◇nr.High4 ⇒◇nr.高値圏
【 VIX恐怖指数 】
16.73 +0.41 (+2.51%) ⇒◆Low2 ⇒◆nr.Low3 ⇒◆nr下げ ⇒+◆nr上げ
⇒+2.51P (16台)
⇒-1.63P (16台)
⇒-1.01P (16台)
>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ続伸し275ドル高 出遅れ銘柄にも買い ナスダックとS&P500種は連日で最高値 ⇒
◇nr.高値圏
⇒ 米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸
・米国とカナダの貿易交渉が進展するとの期待から、投資家心理が改善。景気敏感など出遅れ感のあった銘柄にも買いが広がり、相場上昇を支えた。
◇nr.高値圏
⇒ ナスダック総合株価指数は6日続伸
・人工知能(AI)関連銘柄への買いも続くなか、メタプラットフォームズやオラクル、ブロードコムが高値を更新。パランティア・テクノロジーズも買われた。
6.25
NYダウ 42,982.43 -106.59 -0.25%
S&P500 6,092.16 -0.02 0.00%
NASDAQ 19,973.55 +61.01 +0.30%
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6.26
NYダウ 43,386.84 +404.41 +0.94%
S&P500 6,141.02 +48.86 +0.80%
NASDAQ 20,167.91 +194.36 +0.97%
--------------------------------------------------------------
6.27
NYダウ 43,819.27 +432.43 +1.00%
S&P500 6,173.07 +32.05 +0.52%
NASDAQ 20,273.45 +105.54 +0.52%
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6.30
NYダウ 44,094.77 +275.50 +0.63%
S&P500 6,204.95 +31.88 +0.51%
NASDAQ 20,369.73 +96.27 +0.47%
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NYダウ(INDU) ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏
S&P500(SPX) ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏
NASDAQ(COMPQ) ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽nr.Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏
【 SOX指数 】
5,546.54 +1.56 +(0.03%) ⇒◇nr.High2 ⇒◇nr.High3 ⇒◇nr.High4 ⇒◇nr.高値圏
【 VIX恐怖指数 】
16.73 +0.41 (+2.51%) ⇒◆Low2 ⇒◆nr.Low3 ⇒◆nr下げ ⇒+◆nr上げ
⇒+2.51P (16台)
⇒-1.63P (16台)
⇒-1.01P (16台)
>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ続伸し275ドル高 出遅れ銘柄にも買い ナスダックとS&P500種は連日で最高値 ⇒
◇nr.高値圏
⇒ 米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸
・米国とカナダの貿易交渉が進展するとの期待から、投資家心理が改善。景気敏感など出遅れ感のあった銘柄にも買いが広がり、相場上昇を支えた。
◇nr.高値圏
⇒ ナスダック総合株価指数は6日続伸
・人工知能(AI)関連銘柄への買いも続くなか、メタプラットフォームズやオラクル、ブロードコムが高値を更新。パランティア・テクノロジーズも買われた。
NYダウは275ドル高、通商交渉や税制案の進展を期待 ⇒
・通商交渉に楽観的な見通しが強まったほか、トランプ政権の税制案の進展を好感し、寄り付き後、上昇。
・ナスダックは過去最高値水準での利益確定売りに一時伸び悩む局面もあったが早期利下げ期待を受けた買いも強まり、相場は終日底堅く推移した。
・終盤にかけて、上げ幅を拡大しS&P500種指数、ナスダックは連日で過去最高値を更新し、終了。
--------------------------------------------------------------
1.
・カナダの財務省は29日、デジタルサービス税(DST)を撤回すると発表した。トランプ米大統領は前週末、カナダのDSTが米ハイテク企業に対する「直接的で露骨な攻撃」だと主張し、カナダとの貿易交渉を打ち切ると表明していた。撤回を受け、両国は7月21日までの合意を目指して交渉の再開で合意した。
・米政権による相互関税の上乗せ分の一時停止期限を7月9日に控える。市場では「米国と貿易相手双方で歩み寄りがみられるようになり、4月に強まった関税を巡る過度な懸念が後退している」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。投資家心理が改善するなか、相対的にみて出遅れ感のあった金融や資本財の一角などにも物色の裾野が広がりやすくなった。
・米連邦議会ではトランプ減税延長を柱とした減税・歳出法案の審議が進み、上院が近く修正案を採決する見通しだと伝わる。米政権は7月4日までの法案成立を目指しており、法案成立を巡る懸念が薄れていることも米株相場を支えた。月末と四半期末とあって、運用成績をよく見せるための機関投資家による「お化粧買い」などが入りやすい面もあった。
・個別銘柄ではゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが買われた。米連邦準備理事会(FRB)が前週末に米大手銀行を対象にしたストレステスト(健全性審査)で「深刻な景気後退に耐えられる状態」との結果を公表し、配当余力が高まったとの見方から買いが入った。アップルやハネウェル・インターナショナル、ビザも上昇した。半面、ボーイングやアマゾン・ドット・コム、ナイキは下げた。
2.
・テクノロジー・ハード・機器、電気通信サービスが上昇。
・自動車・自動車部品が下落。
・ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが買われた。--- 米連邦準備理事会(FRB)が前週末に米大手銀行を対象にしたストレステスト(健全性審査)で「深刻な景気後退に耐えられる状態」との結果を公表し、配当余力が高まったとの見方から買いが入った。
・アップルやハネウェル・インターナショナル、ビザも上昇。
・ソフトウエアメーカ―のオラクル(ORCL)は年間収入で300億ドル規模に達するクラウド契約の締結を明らかにし、上昇。
・携帯端末のアップル(AAPL)は最新版SIRIに自社製AIではなく、オープンAIなどの技術を用いることも検討していると報じられ、上昇。
・ボーイングやアマゾン・ドット・コム、ナイキは下げた。
・配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)やリフト(LYFT)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。
3.
・人工知能(AI)関連銘柄への買いも続くなか、メタプラットフォームズやオラクル、ブロードコムが高値を更新。パランティア・テクノロジーズも買われた。
・通商交渉に楽観的な見通しが強まったほか、トランプ政権の税制案の進展を好感し、寄り付き後、上昇。
・ナスダックは過去最高値水準での利益確定売りに一時伸び悩む局面もあったが早期利下げ期待を受けた買いも強まり、相場は終日底堅く推移した。
・終盤にかけて、上げ幅を拡大しS&P500種指数、ナスダックは連日で過去最高値を更新し、終了。
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1.
・カナダの財務省は29日、デジタルサービス税(DST)を撤回すると発表した。トランプ米大統領は前週末、カナダのDSTが米ハイテク企業に対する「直接的で露骨な攻撃」だと主張し、カナダとの貿易交渉を打ち切ると表明していた。撤回を受け、両国は7月21日までの合意を目指して交渉の再開で合意した。
・米政権による相互関税の上乗せ分の一時停止期限を7月9日に控える。市場では「米国と貿易相手双方で歩み寄りがみられるようになり、4月に強まった関税を巡る過度な懸念が後退している」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。投資家心理が改善するなか、相対的にみて出遅れ感のあった金融や資本財の一角などにも物色の裾野が広がりやすくなった。
・米連邦議会ではトランプ減税延長を柱とした減税・歳出法案の審議が進み、上院が近く修正案を採決する見通しだと伝わる。米政権は7月4日までの法案成立を目指しており、法案成立を巡る懸念が薄れていることも米株相場を支えた。月末と四半期末とあって、運用成績をよく見せるための機関投資家による「お化粧買い」などが入りやすい面もあった。
・個別銘柄ではゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが買われた。米連邦準備理事会(FRB)が前週末に米大手銀行を対象にしたストレステスト(健全性審査)で「深刻な景気後退に耐えられる状態」との結果を公表し、配当余力が高まったとの見方から買いが入った。アップルやハネウェル・インターナショナル、ビザも上昇した。半面、ボーイングやアマゾン・ドット・コム、ナイキは下げた。
2.
・テクノロジー・ハード・機器、電気通信サービスが上昇。
・自動車・自動車部品が下落。
・ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが買われた。--- 米連邦準備理事会(FRB)が前週末に米大手銀行を対象にしたストレステスト(健全性審査)で「深刻な景気後退に耐えられる状態」との結果を公表し、配当余力が高まったとの見方から買いが入った。
・アップルやハネウェル・インターナショナル、ビザも上昇。
・ソフトウエアメーカ―のオラクル(ORCL)は年間収入で300億ドル規模に達するクラウド契約の締結を明らかにし、上昇。
・携帯端末のアップル(AAPL)は最新版SIRIに自社製AIではなく、オープンAIなどの技術を用いることも検討していると報じられ、上昇。
・ボーイングやアマゾン・ドット・コム、ナイキは下げた。
・配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)やリフト(LYFT)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。
3.
・人工知能(AI)関連銘柄への買いも続くなか、メタプラットフォームズやオラクル、ブロードコムが高値を更新。パランティア・テクノロジーズも買われた。
SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 226.49 -0.91%
◇ エヌビディア 157.99 0.15%
◇ ASML 801.39 0.68%
◆ インテル 22.4 -1.28%
◇ QCOM クアルコム 159.26 0.45%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 -0.08%
◆ AMD 141.9 -1.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 123.25 -1.21%
◆ テラダイン 89.92 -0.48%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 77.16 -3.51%
◆ エヌビディア 52.93 -1.34%
◆ ASML 183.21 -0.17%
◇ インテル 207.08 0.37%
◆ QCOM クアルコム 82.38 -1.52%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 736.03 0.12%
◆ AMD 142.05 -0.13%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 83.85 1.04%
★ テラダイン 87.23 -2.95%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 224.01 0.57%
◇ エヌビディア 155.02 0.46%
◆ ASML 798.09 -2.10%
◇ インテル 22.5 1.35%
◇ QCOM クアルコム 158.19 1.45%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.52 0.25%
◇ AMD 143.68 0.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 126 -0.98%
◇ テラダイン 91.05 0.94%
--------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 226.49 -0.91%
◇ エヌビディア 157.99 0.15%
◇ ASML 801.39 0.68%
◆ インテル 22.4 -1.28%
◇ QCOM クアルコム 159.26 0.45%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 -0.08%
◆ AMD 141.9 -1.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 123.25 -1.21%
◆ テラダイン 89.92 -0.48%
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★ TSM 77.16 -3.51%
◆ エヌビディア 52.93 -1.34%
◆ ASML 183.21 -0.17%
◇ インテル 207.08 0.37%
◆ QCOM クアルコム 82.38 -1.52%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 736.03 0.12%
◆ AMD 142.05 -0.13%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 83.85 1.04%
★ テラダイン 87.23 -2.95%
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◇ TSM 224.01 0.57%
◇ エヌビディア 155.02 0.46%
◆ ASML 798.09 -2.10%
◇ インテル 22.5 1.35%
◇ QCOM クアルコム 158.19 1.45%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.52 0.25%
◇ AMD 143.68 0.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 126 -0.98%
◇ テラダイン 91.05 0.94%
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【米国市況】⇒
【NY外為】 ◆ドル弱い ◇円高方向.143円後半
//◆▲◇◆◇//◆
・為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が低下。--トランプ大統領が7月4日までの成立を目指す大型減税・歳出法案に注目が集まる中、ドル売りが優勢となった。
・円は対ドルで上昇し、144円近辺。欧州時間には143円78銭まで買われる場面もあった。
ドル円相場は 米東部時間 16時 43 分
⇒¥143.98 -¥0.67 -0.46%
⇒¥144.68 ¥0.26 +0.18%
⇒¥144.42 -¥0.82 -0.56%
6.30
アブソリュート・ストラテジー・リサーチの米金利戦略および調査部門責任者、エブラヒム・ラーバリ氏
「最も大きな懸念は公的部門のバランスシートの健全性だ」と指摘。その上で「ここ1週間ほどの議会の動きは、そうした懸念を軽減するどころか、むしろ強める内容だった」と。
【米国株】
◇上昇
//▽▽◇▽◇//◇
・30日の米国株式市場は続伸。
・米国が主要貿易相手国・地域との関税交渉で合意に近づいているとの期待を背景に、S&P500種株価指数は終値で最高値を更新。
・S&P500種はハイテク株が主導し、節目の6200を上抜けて終えた。4月の安値から25%近く上昇し、四半期では2023年12月以来の好調なパフォーマンス。
・大型株の中ではアップルの上げが目立った。オラクルも300億ドル(約4兆3300億円)規模の大型クラウド契約を好感し大幅高。
・米連邦準備制度理事会(FRB)の年次ストレステスト(健全性審査)を通過した銀行大手も高かった。
・上乗せ関税の一時適用停止の期限が7月9日に迫る中、トランプ米大統領は日本が米国産コメの輸入に消極的だとして、日本に新たな関税を賦課する構えを見せた。
6.30
シティー・インデックスのマーケットアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏
「今週も米経済指標、特に雇用関連のデータを市場は注視するだろう。ただ、中東情勢や貿易戦争で再び大きな緊張が生じない限り、マクロ経済データが悪くても株式市場はそこまで大きな打撃は受けないかもしれない」と分析。「それでも、サプライズが起きる余地は常にある」と。
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのウルリケ・ホフマンブチャディ氏
「関税に関する材料で市場が時折、動揺する可能性はあるが、今のところ持続的な株売りの引き金になるとは予想していない」と指摘。その上で「株式全般への配分が低い投資家には2026年以降の高いリターンに備え、分散型のグローバル株やバランス型ポートフォリオへのエクスポージャーを段階的に増やすことを推奨する」と。
プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー氏
「健全な経済のファンダメンタルズはマイナスの材料に対する究極の緩衝材だ」として、「個人消費や企業利益を抑制するほど重大な事態が発生しない限り、株式市場は堅調を維持するだろう」と。
一方で、不透明な政策環境を踏まえると、市場のセンチメントが広範な打撃を受ける可能性を完全に排除することはできないとも指摘。「こうした環境では、不確実性の高い局面を乗り切るよう設計された分散型ポートフォリオを維持することが投資家にとっては不可欠だ」と。
【米国債】
▽上昇
//▽▽◇◇◆//▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )
・ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストが、米利下げの時期が従来予想より早まる可能性があるとの見方を示したことが、国債相場を支えた。
・米10年債利回り
⇒4.23% -4.5 -1.05%
⇒4.27% 3.3 +0.78%
⇒4.24% -4.7 -1.10%
・米30年債利回り
⇒4.78% -5.5 -1.13%
⇒4.83% 3.4 +0.71%
⇒4.80% -2.9 -0.60%
6.30
DWSアメリカズの債券責任者ジョージ・カトランボーン氏
「市場は米利下げ再開に傾きつつあり、実際に利下げ局面に入った際に乗り遅れることへの警戒感がやや見られる」と。
米国債入札で外国勢による需要の強さが依然示されていることもあり、同氏はここ数週間に30年債を含め金利へのエクスポージャーを増やしているという。
【原油】
◆反落
//▲▲◇◇◇//◆
・原油先物相場は反落。--石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの生産引き上げ規模を巡る思惑が広がる中、中東情勢の緊張で世界の原油供給が混乱するとの警戒は和らいだ。
・OPECプラスの主要メンバー国は7月6日の会合で、8月分についても日量41万1000バレルの生産拡大を検討する用意があると、複数の参加国代表が明らかにした。実際に決まれば、こうした大幅な供給引き上げは4カ月連続で、当初計画されていた規模の3倍に相当する。
⇒WTI先物8月限は前営業日比41セント(◆0.6%)安の1バレル=65.11ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比28セント(◇0.4%)高の1バレル=65.52ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比32セント(◇0.5%)高の1バレル=65.24ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は、◆0.2%安の67.61ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は4セント(◇0.1%)上昇の67.77ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限はほぼ変わらずの67.73ドル。
6.30
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
「原油先物は値固めのパターンが続いており、1バレル=65ドル近辺で均衡点を見いだしているようだ」と指摘。「OPECプラスの追加供給分を夏の旅行需要が吸収できるかどうかが本当の試練になる。不確定要素としては今回もイランと産油国の順守状況が焦点になっている」と。
【NY金】
◇反発
//◇▲◇◇▲//◇
・金相場は反発。
・トランプ大統領が推進する大型税制法案を巡って、米上院で交渉が続いていることが背景にある。
・米財政赤字をさらに拡大させるとの懸念が広がる中、共和党は慎重姿勢を示す議員の説得を図っている。
⇒金先物8月限は20.10ドル(◇0.6%)上げて3307.70ドル。
⇒金先物8月限はこの日60.40ドル(▲1.8%)下げて3287.60ドル。
⇒金先物8月限は4.90ドル(◇0.15%)高の3348ドル。
6.30
シティグループのアナリスト
トランプ大統領の税制法案や貿易協定が成立すれば、米成長への懸念が和らぎ、金需要は最終的に冷え込む可能性があると指摘。金は2026年後半までに1オンス=2700ドルを割り込む見通しだとし、「金価格の下落リスクに備え、ヘッジをかけるよう金生産者に強く勧める」と。
【欧州株】 通商交渉楽観視広がり、債券は下落-株は週次で大幅上昇 ⇒
6.25
英FTSETM100指数 8,718.75 -40.24 -0.46%
独DAX指数 23,498.33 -143.25 -0.61%
仏CAC指数 7,558.16 -57.83 -0.76%
--------------------------------------------------------------
6.26
英FTSETM100指数 8,735.60 +16.85 +0.19%
独DAX指数 23,649.30 +150.97 +0.64%
仏CAC指数 7,557.31 -0.85 -0.01%
--------------------------------------------------------------
6.27
英FTSETM100指数 8,798.91 +63.31 +0.72%
独DAX指数 24,033.22 +383.92 +1.62%
仏CAC指数 7,691.55 +134.24 +1.78%
--------------------------------------------------------------
6.30
英FTSETM100指数 8,760.96 -37.95 -0.43%
独DAX指数 23,909.61 -123.61 -0.51%
仏CAC指数 7,665.91 -25.64 -0.33%
--------------------------------------------------------------
⇒▲クアトロ.Low ⇒◇nr差し込み ⇒▽Cog反発 ⇒▲かぶせ.調整
⇒▲吞込み.Reg20MA調整へ ⇒◇nrはらみ ⇒▽High.20MA突破 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▲wr切下げ.窓埋め ⇒◆nrもみあい ⇒▽Cog反発 ⇒▲押さえ.調整
▲下落
//◆▽▲◇▽//▲
・30日の欧州株は下落。 ---投資家は通商協議の動向を注視している。
・ストックス欧州600指数は0.4%下落。
・自動車、化学関連株が下落。
【欧州債】
◆下落
//◇◆◆◇◆//◆
・欧州債市場ではイタリア債が下落したものの、パフォーマンスはユーロ圏の他国債を上回った。
・米通商協議に進展の兆しが示され、リスク志向が高まった。
・ドイツ債は利回り曲線がベアスティープ化。--ドイツのインフレ率は今月、予想外に鈍化し、ほぼ1年ぶりに欧州中央銀行(ECB)の目標水準に一致した。
・独国債10年物
⇒2.61% +0.02
⇒2.59% +0.02
⇒2.57% +0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.49% -0.02
⇒4.50% +0.03
⇒4.47% -0.01
---------------------------
6.25
英FTSETM100指数 8,718.75 -40.24 -0.46%
独DAX指数 23,498.33 -143.25 -0.61%
仏CAC指数 7,558.16 -57.83 -0.76%
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6.26
英FTSETM100指数 8,735.60 +16.85 +0.19%
独DAX指数 23,649.30 +150.97 +0.64%
仏CAC指数 7,557.31 -0.85 -0.01%
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6.27
英FTSETM100指数 8,798.91 +63.31 +0.72%
独DAX指数 24,033.22 +383.92 +1.62%
仏CAC指数 7,691.55 +134.24 +1.78%
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6.30
英FTSETM100指数 8,760.96 -37.95 -0.43%
独DAX指数 23,909.61 -123.61 -0.51%
仏CAC指数 7,665.91 -25.64 -0.33%
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⇒▲クアトロ.Low ⇒◇nr差し込み ⇒▽Cog反発 ⇒▲かぶせ.調整
⇒▲吞込み.Reg20MA調整へ ⇒◇nrはらみ ⇒▽High.20MA突破 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▲wr切下げ.窓埋め ⇒◆nrもみあい ⇒▽Cog反発 ⇒▲押さえ.調整
▲下落
//◆▽▲◇▽//▲
・30日の欧州株は下落。 ---投資家は通商協議の動向を注視している。
・ストックス欧州600指数は0.4%下落。
・自動車、化学関連株が下落。
【欧州債】
◆下落
//◇◆◆◇◆//◆
・欧州債市場ではイタリア債が下落したものの、パフォーマンスはユーロ圏の他国債を上回った。
・米通商協議に進展の兆しが示され、リスク志向が高まった。
・ドイツ債は利回り曲線がベアスティープ化。--ドイツのインフレ率は今月、予想外に鈍化し、ほぼ1年ぶりに欧州中央銀行(ECB)の目標水準に一致した。
・独国債10年物
⇒2.61% +0.02
⇒2.59% +0.02
⇒2.57% +0.00
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・英国債10年物
⇒4.49% -0.02
⇒4.50% +0.03
⇒4.47% -0.01
---------------------------
30日 【日本株】
日経平均 40,487.39 +336.60 +0.84%
TOPIX 2,852.84 +12.30 +0.43%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽nr.High ⇒▽wr.High ⇒▽High3 ⇒+▼nr.調整
TOPIX ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽wr.逆立 ⇒▽High ⇒+▼nr.調整
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 24.59 +1.30 +5.58% ⇒+▼nr上げ ( 24台 )
日経平均VI 23.29 +0.17 +0.74% ⇒▽nr ( 23台 )
日経平均VI 23.12 -0.17 -0.73% ⇒-△nr下げ ( 23台 )
--------------------------------------------------------------
30日、株連騰、米関税懸念後退の追い風-円高、超長期金利上昇
30日の東京株式相場は5営業日続伸。
・円相場の上昇とともに上げ幅を縮小したが、主要株価指数は連日で年初来高値を更新した。
・米国が関税交渉の合意国を順調に増やしているとの期待に加え、個人消費支出(PCE)統計後も米利下げ観測が維持されたことを好感した。
・情報・通信や精密機器、機械株などが上昇。
・米国株の最高値更新による投資家心理の改善も後押しし、電気・ガスや小売り、建設株など内需関連も幅広く買われてた。
・ソフトバンクG株が大幅高、AI期待で野村証は目標株価引き上げ。
・中国が一部の日本産水産物について輸入の再開を認めると発表したことで極洋は続伸。
りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト
リスクオンの動きはしばらく続く可能性があると述べた。足元の上昇は「バリュエーションの修正」が背景との見方を示し、相場をけん引するハイテク株の過熱感は限定的と。
--------------------------------------------------------------
日経平均は5日続伸、大引けにかけて上げ幅縮小
・米株市場を横目に、本日の日経平均は大幅に5営業日続伸で開始。
・買い一巡後は本日高値付近でもみ合っていたが、後場途中からじりじりと上げ幅を縮小する展開となった。
・米株高の流れから値がさの半導体関連中心に上昇基調を維持、1月高値の40288.80円、昨年12月高値40398.23円を突破して引き続き投資家心理も改善した。
・また、7月9日の関税交渉期限を巡って、ベッセント米財務長官が期限を延長する可能性を示唆したことも、ひとまずの安心材料となった。
・ただ、為替市場でドル円相場が円高基調となっていることは国内輸出関連株の重石に。また、前週の日経平均の上昇幅は年初来で最大となっており、目先的には短期的な過熱警戒感が生じて、値がさ株中心に利食い売りや月末とあって持ち高整理の売りも出やすかった。
・大引けの日経平均は前日比566.21円高の40150.79円。
・電気・ガス業、情報・通信業、鉱業などが値上が上昇。
・輸送用機器、非鉄金属、電気機器などが下落。
--------------------------------------------------------------
【個別銘柄】オリンパス など
▽オリンパス 1715 +91大幅反発。
米FDAが24日に出した同社の一部医療機器に対する輸入警告について、同社では「FDAの指摘事項に迅速に対応する」と声明を出している。差し止め措置の早期解除に向けて、FDAと協議する方針のようだ。
また、同社では対象製品の米国売上高は連結売上高の約1%と説明しているもよう。ここ3営業日での株価下落率は14%強となっていたが、声明を受けて買い戻しの動きなども強まる形とみられる。
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日経平均 40,487.39 +336.60 +0.84%
TOPIX 2,852.84 +12.30 +0.43%
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日経平均 ⇒▽nr.High ⇒▽wr.High ⇒▽High3 ⇒+▼nr.調整
TOPIX ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽wr.逆立 ⇒▽High ⇒+▼nr.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.59 +1.30 +5.58% ⇒+▼nr上げ ( 24台 )
日経平均VI 23.29 +0.17 +0.74% ⇒▽nr ( 23台 )
日経平均VI 23.12 -0.17 -0.73% ⇒-△nr下げ ( 23台 )
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30日、株連騰、米関税懸念後退の追い風-円高、超長期金利上昇
30日の東京株式相場は5営業日続伸。
・円相場の上昇とともに上げ幅を縮小したが、主要株価指数は連日で年初来高値を更新した。
・米国が関税交渉の合意国を順調に増やしているとの期待に加え、個人消費支出(PCE)統計後も米利下げ観測が維持されたことを好感した。
・情報・通信や精密機器、機械株などが上昇。
・米国株の最高値更新による投資家心理の改善も後押しし、電気・ガスや小売り、建設株など内需関連も幅広く買われてた。
・ソフトバンクG株が大幅高、AI期待で野村証は目標株価引き上げ。
・中国が一部の日本産水産物について輸入の再開を認めると発表したことで極洋は続伸。
りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト
リスクオンの動きはしばらく続く可能性があると述べた。足元の上昇は「バリュエーションの修正」が背景との見方を示し、相場をけん引するハイテク株の過熱感は限定的と。
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日経平均は5日続伸、大引けにかけて上げ幅縮小
・米株市場を横目に、本日の日経平均は大幅に5営業日続伸で開始。
・買い一巡後は本日高値付近でもみ合っていたが、後場途中からじりじりと上げ幅を縮小する展開となった。
・米株高の流れから値がさの半導体関連中心に上昇基調を維持、1月高値の40288.80円、昨年12月高値40398.23円を突破して引き続き投資家心理も改善した。
・また、7月9日の関税交渉期限を巡って、ベッセント米財務長官が期限を延長する可能性を示唆したことも、ひとまずの安心材料となった。
・ただ、為替市場でドル円相場が円高基調となっていることは国内輸出関連株の重石に。また、前週の日経平均の上昇幅は年初来で最大となっており、目先的には短期的な過熱警戒感が生じて、値がさ株中心に利食い売りや月末とあって持ち高整理の売りも出やすかった。
・大引けの日経平均は前日比566.21円高の40150.79円。
・電気・ガス業、情報・通信業、鉱業などが値上が上昇。
・輸送用機器、非鉄金属、電気機器などが下落。
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【個別銘柄】オリンパス など
▽オリンパス 1715 +91大幅反発。
米FDAが24日に出した同社の一部医療機器に対する輸入警告について、同社では「FDAの指摘事項に迅速に対応する」と声明を出している。差し止め措置の早期解除に向けて、FDAと協議する方針のようだ。
また、同社では対象製品の米国売上高は連結売上高の約1%と説明しているもよう。ここ3営業日での株価下落率は14%強となっていたが、声明を受けて買い戻しの動きなども強まる形とみられる。
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6.30 動いた株・出来た株
◇オリンパス<7733> 1727 +103 ⇒ FDAの指摘事項に迅速に対応と声明。
◇東京電力HD<9501> 478.1 +25.7 ⇒ 政府の「緊急時対応」了承などを引き続き材料視。
◇フジHD<4676> 3274 +151 ⇒ CM放送再開の動きも強まり始める。
◇ゼンショーHD<7550> 8690 +391 ⇒ 3年間に海外で3000店を新規出店計画と伝わる。
◇ダイキン工業<6367> 17110 +765 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◆マツダ<7261> 873.5 -20.4 ⇒ 自動車関税長期化への警戒感が強まって戻り売り。
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◇オリンパス<7733> 1727 +103 ⇒ FDAの指摘事項に迅速に対応と声明。
◇東京電力HD<9501> 478.1 +25.7 ⇒ 政府の「緊急時対応」了承などを引き続き材料視。
◇フジHD<4676> 3274 +151 ⇒ CM放送再開の動きも強まり始める。
◇ゼンショーHD<7550> 8690 +391 ⇒ 3年間に海外で3000店を新規出店計画と伝わる。
◇ダイキン工業<6367> 17110 +765 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◆マツダ<7261> 873.5 -20.4 ⇒ 自動車関税長期化への警戒感が強まって戻り売り。
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