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2024年11月21日木曜日

◇ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▲nr.もみあい.68ドル台 令和6.11.21.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. ウクライナが英ミサイルでロシア攻撃
ウクライナ軍はロシア領内の軍事目標に対し、英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めて発射した。ロシアがウクライナとの戦争に北朝鮮兵を投入したことへの対応として英国が認めたと、当局者が明らかにした。~ 北朝鮮兵の戦線投入は戦争をエスカレートさせる行為だと、英国は見なしているという。これより先、ロシアはトランプ次期米大統領とウクライナでの停戦の可能性を話し合う用意があると表明。これに対し、西側当局者は即座に懐疑的な反応を示した。

②. 仮想通貨特化の役職新設か
トランプ次期米大統領の政権移行チームは、ホワイトハウス内に暗号資産(仮想通貨)政策に特化した役職を新設するかどうかについて、業界関係者と協議を行っている。~ 米政権内でポストが新設されれば、仮想通貨に特化した役職としては史上初で、同業界がトランプ次期政権に与える影響力の大きさを浮き彫りにしそう。

③. FRB理事は慎重
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は利下げについて、「インフレ目標をなお達成できていない点を認識しつつ、労働市場の動向を注意深く見守りながら、最終地点までどの程度離れているのか正確に判断できるよう慎重に進めたい」と述べた。~ クック理事は、時間をかけて政策金利をもっと中立的なスタンスに近づけていくのが適切になりそうだと指摘。またFRBが担う雇用とインフレの両責務について、リスクは「おおむね均衡している」と述べた。

④. 米インフレ2%目標は達成不可か
米国は2%のインフレ目標を達成できない可能性が高い。ブリッジウォーター・アソシエーツのボブ・プリンス共同最高投資責任者(CIO)がそうした見方を示した。トランプ次期米大統領の関税、財政刺激策、移民に関する政策が影響するという。~ インフレ率がおよそ1年半後に3%に近づくようであれば、トランプ氏はより高いインフレ目標を受け入れるようなFRB議長を指名し、その人物に自由に利下げをさせる可能性があると、同氏は指摘。

⑤. ケーブル破損
バルト海で海底ケーブルの破損が相次いでいる問題で、デンマーク軍は関連があるとみられる中国船の周辺にとどまり、監視を続けている。ブルームバーグのデータによると、ケーブル損傷時に、中国のばら積み貨物船「Yi Peng3」が現場周辺にいたことが分かった。~ 船は15日にロシアのウスチ・ルーガ港を出て、19日からデンマーク海峡北部に停泊している。デンマーク海域は燃料補給のために船舶が停泊する上では典型的な場所でない。
//◇▽▽▽▽▲//◇◇◇◇ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◇▲//◆▽◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆◇◇▲//_▽◇◆ 原油 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▲nr.もみあい.68ドル台 
11.21
米ドル/円 155.39 155.4
ユーロ/円 163.83 163.85
ユーロ/米ドル 1.054 1.0547
英ポンド/円 196.54 196.67
豪ドル/円 101.1 101.12
スイスフラン/円 175.7 175.73
原油(WTIC原油先物) 68.99 -0.27 -0.38% ⇒▽WR.大幅上げ ⇒△nr.もみあい ⇒▲nr.もみあい

◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.△nr.もみあい.69ドル台  
11.20
米ドル/円 154.66 154.68
ユーロ/円 163.82 163.87
ユーロ/米ドル 1.0592 1.0594
英ポンド/円 196.05 196.21
豪ドル/円 101.01 101.04
スイスフラン/円 175.25 175.33
原油(WTIC原油先物) 69.25 +0.20 +0.29% ⇒▲逆立下落 ⇒▽WR.大幅上げ ⇒△nr.もみあい

◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.▽nr.BigUp.69ドル台  
11.19
米ドル/円 154.62 154.7
ユーロ/円 163.89 163.92
ユーロ/米ドル 1.0597 1.0598
英ポンド/円 196.05 196.14
豪ドル/円 100.64 100.66
スイスフラン/円 175.01 175.1
原油(WTIC原油先物) 69.05 +2.16 +3.22% ⇒△反発 ⇒▲逆立下落 ⇒▽nr.BigUp

StockCharts ⇒  
11.20
NYダウ   43,408.47 +139.53 +0.32%
NASDAQ 18,966.14 -21.32 -0.11%
S&P500   5,917.11 +0.13 0.00%

NYダウ(INDU) ⇒▼nr.もみあい ⇒▼nr.様子見 ⇒▽nr.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nrはらみ反発 ⇒▽吞込み.買戻し ⇒▼nrはらみ.様子見
S&P500(SPX) ⇒▽はらみ反発 ⇒▽吞込み.買戻し ⇒nr.様子見 
【 SOX指数 】
4884.25  -34.91 (-0.71%) ⇒▽はらみ反発 ⇒▽nr買戻し ⇒▼nrはらみ.調整

【 VIX恐怖指数 】
17.16 +0.81 (+4.96%) ⇒▲かぶせ ⇒△上げる ⇒△wr上げる
⇒+4.96P (17台)
⇒+4.94P (16台)
⇒-3.47P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反発し139ドル高 ディフェンシブ株に買い ナスダックは反落   
▽nr.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発。
・ディフェンシブ株の一角に買いが入り、指数を押し上げた。半面、ウクライナとロシアを巡る地政学リスクが引き続き投資家心理の重荷となり、ダウ平均は下げる場面があった。


▼nrはらみ.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落。
・エヌビディア(NVDA)は取引終了後に第3四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り配当計画も維持、第4四半期の利益率見通しがほぼ市場通りとなったが、市場の期待に満たず時間外取引で売りが先行している。
NYダウは139ドル高、地政学的リスクが重し
1.
・ウクライナがロシア領内に英国製の長距離ミサイルを発射したとの報道で地政学的リスクの存続が警戒され、寄り付き後、下落。
・連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事がインフレの進展が停滞しているとタカ派姿勢を示し、長期金利の上昇を嫌気した売りに続落。
・動向が注目される半導体のエヌビディア(NVDA)の決算発表を取引終了後に控えダウは終盤にかけて買い戻され、上昇に転じた。

・ナスダックも下げ幅を縮小したがプラス圏を回復できず、まちまちで、終了。
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・前日までの4営業日で700ドル近く下げた後で、値ごろ感を意識した買いが入りやすかった。個別では、ユナイテッドヘルス・グループやアムジェンへの買いが目立ち、ダウ平均は取引終盤にかけて上げ幅を広げた。エヌビディアが取引終了後に四半期決算を発表する前で、「内容を見極めたいと様子見の投資家が多く、値動きがやや大きくなりやすかった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との指摘があった。

・エヌビディアは下落した。市場では「ハイテク株の持ち高を整理したい投資家が多い」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声があり、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトも下げた。

・ダウ平均は安く推移する時間帯が長く、下げ幅は190ドルを超える場面があった。20日午前にウクライナ軍が英国製の巡航ミサイルをロシア領内に向け発射したと伝わった。19日には米国が供与した長距離射程のミサイルでロシアの軍事施設を攻撃した。ウクライナとロシアを巡る緊張が高まっており、市場心理に影響した。

2.
・ヘルスケア機器・サービスが上昇。
・食・生活必需品が下落。


・ウォルト・ディズニーやシェブロンが上昇。
・家庭用品小売りのウィリアムズ・ソノマ(WSM)は第3四半期決算で調整後1株当たり利益が予想を上回ったほか、追加自社株買いプログラム計画を発表し、上昇。



・アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトが下げた。
・ホーム・デポとビザが下げた。
・ディスカウント小売のターゲット(TGT)は第3四半期の既存店売上高が予想を下回ったほか、売り上げの伸び悩みと在庫の積み増しが利益圧迫要因となると通期見通しを下方修正し、大幅安。
・自動車メーカーのフォード・モーター(F)は電気自動車(EV)部門の売り上げが冴えず、欧州で4000人の雇用削減を発表し、下落。


3.
・半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)は取引終了後に第3四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回り配当計画も維持、第4四半期の利益率見通しがほぼ市場通りとなったが、市場の期待に満たず時間外取引で売りが先行している。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 188.36 -0.69%
◆ エヌビディア 145.89 -0.76%
◆ ASML 658.43 -0.56%
◆ インテル 24.01 -0.79%
★ QCOM クアルコム 154.27 -6.34%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 170.49 +0.70%
◆ AMD 137.6 -1.28%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 98.37 +0.65%
◇ テラダイン 103.58 +0.76%
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◇ TSM 189.03 +0.83%
☆ エヌビディア 144.48 +3.09%
◆ ASML 657.91 -1.10%
★ インテル 24.18 -2.66%
◇ QCOM クアルコム 164.75 +0.15%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 167.75 -1.75%
◆ AMD 138.35 -0.42%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 97.74 +0.24%
◆ テラダイン 102.7 -1.40%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 187.48 +0.79%
◆ エヌビディア 140.15 -1.29%
◇ ASML 665.23 +1.00%
◇ インテル 24.84 +2.01%
◇ QCOM クアルコム 164.5 +2.49%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 170.73 +1.10%
☆ AMD 138.93 +2.99%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 97.51 +1.21%
◇ テラダイン 104.15 +1.53%
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【NY外為】
◇ドル強い 円安進む.155円半ば
//▽▽▽▽▲//◇◇◇ 
・ドルが4営業日ぶりに上昇。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時0.6%高となった。
・円は下げ、1ドル=155円台前半で推移。早い時間帯には一時155円89銭まで売られる場面もあったが、地政学リスクの高まりを受けた逃避需要でやや下げ渋った。

ドル円相場は *米東部時間 16時 05 分
⇒¥155.50 ¥0.84 +0.54%
⇒¥154.67 ¥0.01 0.01%
⇒¥154.61 ¥0.31 +0.20%

>>11.19
マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏 

「米政府がロシアの核ドクトリン改定に公式に反応しない方針を示唆したことから、トレーダーはこれを全面的なエスカレーションというよりも、むしろ戦争の新たな段階と見なし始めた」と。
「プーチン氏は核兵器使用の可能性をかなり以前からちらつかせている。そうした行動が取られる可能性はかなり低い」と。

【米国株】
◇もみあい
//◇◆◇◆▲//◇◇◇ 
・20日の米株式市場でS&P500種株価指数はほぼ横ばい。
・半導体大手エヌビディアの決算発表を控えて投資家が神経質になる中、市場ではウクライナとロシアを巡る緊張の高まりも意識された。
・ウクライナが英国製ミサイルをロシア領内に発射したと伝わると、株式市場では売りが強まり、S&P500種株価指数は一時1%下げた。ただ、その後は下げを埋めた。

・通期業績見通しを下方修正したターゲットが大幅安。同社の経営陣は、米消費者が必需品以外への支出を減らしていると述べた。



11.20
サラシン・アンド・パートナーズのチーフエコノミスト、スビタ・サブラマニアム氏

「個別企業の決算で市場全体が動かされていること自体、ある種の脆弱(ぜいじゃく)性を示している」と。
「予想を上回れば十分なのか。大幅に上回ることが必要なのか。最高経営責任者(CEO)のあらゆるコメントが注目されている」と。

レイモンド・ジェームズの政策アナリスト、エド・ミルズ氏  

「財務長官の座を巡るレースについては、実際に誰になるのかを正確に知りたい。税制や債務上限問題など全てに関係しているからだ」と。
「その人物が米金融当局とどんな関係にあるのかも正確に知る必要がある。なぜなら、金融政策はこれら全てにすぐに影響を及ぼすからだ」と語った。

  【米国債】
◆下落
//_◆◆◇◆//◇◇
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・ウクライナがロシアに英国製ミサイルを発射したと伝わると安全資産である米国債を買う動きが優勢となる場面もあったが、午後に行われた20年債入札で低調な需要が示されると再び売りが優勢となった。

・米10年債利回り
⇒4.41% 1.8 +0.40%
⇒4.39% -2.0 -0.44%
⇒4.41% -2.6 -0.58%
  
  
11.20
カーバチャー・セキュリティーズの債券部門責任者、トム・ディ・ガロマ氏

「信じられないほどの弱さだ。需要は極めて弱かった」と。

クレジットサイツの米投資適格債・マクロ戦略責任者、ザッカリー・グリフィス氏

「次期米政権下での財政赤字拡大とインフレ高止まりの可能性が意識され、こうした利回り水準でも長期債の保有が敬遠されているのだろう」と。

【原油】
◆下落
//▲◇◇◇▲//▽◇◆ 
・一段と激化したウクライナでの戦争を背景に前日までの2営業日は上昇したが、強気派を失望させた米在庫統計で帳消しになった。
・原油価格はこれまで、世界市場を脅かす2つの戦争と来年の需給が供給超過になる可能性が発信する強弱混在のシグナルに揺さぶられている。

⇒WTI先物1月限は、前日比◆0.7%安の1バレル=68.75ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比23セント(◇0.3%)高の1バレル=69.39ドル。
⇒WTI先物12月限は、前営業日比2.14ドル(▽3.2%)高い1バレル=69.16ドル。


⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は◆0.7%下げて72.81ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は◇1セント上昇の73.31ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は▽3.2%上昇の73.30ドル。

>>11.18
みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏 

「先物相場が3%近く急伸しながら、同時にスプレッドが圧迫されコンタンゴに転じる状況はめずらしい」と。
「しかし先物の最終取引を前に投機勢が期近売りと期先買いを急ぎ、スプレッドをならそうとする場合、こうしたことは比較的起こりやすい」と。

CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏 

ウクライナが強気な行動に出ることでロシアのエネルギー資産がリスクにさらされ、米国と北朝鮮の関与がより直接的になる可能性が高まることも、原油売りの緊急性を弱めている。

【NY金】
◇3日続伸
//▲◆◆◆◆//▽◇◇
・トレーダーらはウクライナでの戦争について最新の情報を消化しながら、安全な逃避先としての金に買いを入れた。

・西側政府当局者によれば、ウクライナ初めて英国製長距離ミサイルをロシア領内に向けて発射。ロシアの侵攻から約1000日が経過し、戦争は新たな段階に入った。
・今週に入り堅調に推移していた金は、地政学的な緊張でさらに値上がりした。

⇒金先物12月限は20.70ドル(◇0.8%)高い2651.70ドル。
⇒金先物12月限は16.40ドル(◇0.6%)高の2631.00ドル。
⇒金先物12月限は44.50ドル(▽1.7%)高い2614.60ドル。

11.20
スタンダードチャータード銀行の貴金属アナリスト、スキ・クーパー氏

「地政学リスクの上昇に、市場全体の不透明感とパンデミック以来となる未知のリスクが加わり、逃避先資産としての金への関心が再び高まっている」とリポート。
「しかし目先のトーンは、ドル相場や米利下げ期待といったマクロ要素に左右される可能性が高い」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,085.07 -13.95 -0.17%
独DAX指数 19,004.78 -55.53 -0.29%
仏CAC指数 7,198.45 -31.19 -0.43%
⇒▽トリプル浮上.test10MA ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▼nr.調整  
⇒▼nrかぶせ.様子見 ⇒▼nrひげ.調整 ⇒▲切下げ大.調整3
⇒▽nr.様子見 ⇒▼吞込み.調整 ⇒▲切下げ大.調整2

◆もみあい 
//▽▲▼▽◆//◆◆◆
・20日の欧州株はストックス欧州600指数が上げを消し、ほぼ変わらずで取引を終えた。--ウクライナ軍がロシア領内の軍事目標に対し、英国製の長距離ミサイルを初めて発射したことに反応し、戦況がエスカレートするとの懸念が広がった。
・投資家は、米株式市場の引け後に発表される米エヌビディアの決算にも注目。テクノロジー株が堅調を維持できるのか、また人工知能(AI)を巡る熱狂はまだ続くのか手掛かりを求めている。
・鉱業株、ヘルスケア関連銘柄が上昇。
・自動車や不動産株は下落。

【欧州債】
◆下落
//◇▲◆◆◇//◆◇◆ 
・欧州債市場では英国債が下落。--英インフレ統計が材料視された。同国の物価上昇は10月に予想を上回るペースで加速した。
・ドイツ債の利回り曲線はツイストスティープ化。短期金融市場で織り込まれている欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しは12月が29ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、これまでとほぼ変わらずだった。

・独国債10年物
⇒2.35% +0.01
⇒2.34% -0.04
⇒2.37% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.47% +0.03
⇒4.44% -0.02
⇒4.47% -0.01
---------------------------

20日 【日本株】
日経平均 38,352.34 -62.09 -0.16%
TOPIX 2,698.29 -11.74 -0.43%
日経平均 ⇒▲nr.Low.窓埋め ⇒▽nr上げ.様子見 ⇒▼nr.様子見
TOPIX ⇒▲nr.Low ⇒▽反発.+test10MA ⇒▼はらみ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.42 -1.23 -4.99% ⇒▲下げ ( 23台 )
日経平均VI 24.65 -1.47 -5.63% ⇒▼nr下げ ( 24台 )
日経平均VI 26.12 +2.90 +12.49% ⇒▽BigUp ( 26台 )
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20日、株反落、エヌビディア決算警戒-円は155円台に下落

・20日、株式は下落。--ウクライナ情勢や米エヌビディアの決算発表に対する警戒感がくすぶり、朝高後失速した。
・銀行や保険など金融株が売られたほか、自動車や商社も安い。
・米ヘッジファンド運営会社エリオット・インベストメント・マネジメントの5%超の株式保有が明らかとなった東京ガス株が急騰。
・カドカワの買収に向けて協議していることが前日に判明したソニーグループとカドカワの株価も上昇した。

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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト

・米大統領選後のトランプトレード急増後、市場は正常化し始め、投資家は企業業績により注目していると。
・投資家はエヌビディアの決算発表を待っており、様子見ムードだと。
・近年の買収やアクティビスト活動の増加は日本市場にとって新しい特徴だとし、「円高などに弱い大手輸出企業よりも、個別銘柄の動きを注目している投資家が増えている」と。

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日経平均は反落、エヌビディア決算待ちで指数は小動き

・米国市場が高安まちまちだったことから、東京市場は小動きで取引を開始。

・日経平均は前日終値水準でスタートした後は、下げ幅をやや広げる場面も見られたが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。
・引き続き今晩のエヌビディア決算発表を前に様子見姿勢は強まっており、積極的な売買は手控えられ、プライム市場の売買代金は4兆円台に届かなかった。

・大引けの日経平均は前日比62.09円安(-0.16%)の38352.34円。

・繊維、小売、その他製品、サービス、非鉄金属などが上昇。
・保険、陸運、鉱業、その他金融、銀行などが下落。

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【個別銘柄】カドカワ、東京海上、7&iHD、東瓦斯 など 


▽カドカワ 4346 +601急騰、一時ストップ高。
ソニーグループが同社の買収に向けて協議と前日の取引時間中に伝わり、その後ストップ高水準まで上昇しているが、本日も上値追いの動きが優勢となっている。
豊富な有力コンテンツなどを背景に、従来から買収候補とされてきていたもようで、実現した場合は高い買収プレミアムが期待できるとの見方が優勢のもよう。ソニー、同社ともに明確なコメントはここまで控えられているようだ。

▲東京海上 5631 -423大幅反落。
前日に上半期決算を発表、純利益は6885億円で前年同期比3.4倍となり、通期予想は従来の8700億円から8800億円に上方修正した。
ただ、政策株式売却益を除いたベースでの利益は、CREローンに係るCECL引当等の増加を踏まえ、期初予想から820億円減額の5280億円になるとしており、売り材料とされたようだ。7500万株、1200億円上限の自社株買い発表も、サプライズは乏しいと。

▽7&iHD 2597 +159大幅反発。
創業家が今年度中にMBOの完了を目指すなどと報じられた。カナダのクシュタールからの買収提案に対抗するべく、13日に創業家からの買収提案を受けたと発表していたが、MBO実現の可能性が高まったとする見方が優勢になったようだ。
ちなみに、買収規模は8兆円を超えるともみられており、こうした巨額資金の確保が焦点とされている。なお、これが実現した場合、日本企業のMBOでは過去最大規模となるようだ。

▽東瓦斯 4315 +495急伸。
アクティビストとして知られる米ヘッジファンドのエリオットが大量保有と伝わった。前日に提出された大量保有報告書によると、5.03%の大株主に新たに浮上した。保有目的は、投資としているほか、状況等に応じて議論を行い、重要提案行為等を行うことともしている。
同社が保有する不動産や有価証券の削減を巡って協議しているなどとも伝わっており、資産の有効活用進展につながるとの期待が先行。

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11.20 動いた株・出来た株
◇東京瓦斯<9531> 4272 +452 ⇒ エリオットの大量保有が明らかとなり。
◇三井E&S<7003> 1561 +121 ⇒ 買い戻し優勢にもみ合い上放れも。
◇東邦チタニウム<5727> 1033 +69 ⇒ 底値到達感も広がり自律反発狙いに。
◇小林製薬<4967> 5695 +317 ⇒ オアシスマネジメントの買い増しが伝わっている。
◇三浦工業<6005> 3749 +172 ⇒ 前日に決算説明会開催のもよう。
◆東京海上<8766> 5640 -414 ⇒ 政策株式売却益除きの利益予想は下方修正。
◆MS&AD<8725> 3512 -188 ⇒ 決算内容や自社株買いにはサプライズも少なく。
◆円谷フィHD<2767> 2097 -65 ⇒ 決算発表後の上昇にも一巡感で。
◆東北電力<9506> 1281 -39 ⇒ 電力株は本日全面安となっており。

2024年11月20日水曜日

◇ドルやや強い 円安維持.154円半ば 原油.△nr.もみあい.69ドル台 令和6.11.20.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. ロシアが核使用の基準緩和
ウクライナ軍は西側が供給した兵器で初めてロシア領を攻撃した。インタファクス通信によると、ウクライナは米国が供給した長射程の戦術弾道ミサイルシステム「ATACMS」で、国境を接するロシア西部ブリャンスク州の軍事施設を攻撃。~ 一方、ロシアのプーチン大統領は核ドクトリンの改定を承認し、核兵器の使用基準を緩和した。米国家安全保障会議(NSC)の報道官は、ロシアの核ドクトリン改定に対応して米国が核指針を調整する理由はなく、ロシアの決定に意外性はないと述べた。

②. 米次期商務長官
トランプ次期米大統領は、キャンターフィッツジェラルドのハワード・ルトニック最高経営責任者(CEO)を商務長官に指名した。一方で、選挙公約である経済再建の陣頭指揮を執る財務長官をまだ指名できていない。2025年1月に発足する新政権には大きな穴が空いたままとなっている。~ トランプ氏は候補の一人とされるケビン・ウォーシュ元連邦準備制度理事会(FRB)理事と一両日中に面接する予定。

③. ウラン生産を停止
イランは、核兵器に必要な濃度に近い高濃縮ウランの生産を停止することに同意した。国際原子力機関(IAEA)の査察官が明らかにした。イランの技術者はすでに生産量を制限するための措置に着手しているという。~ 核活動を巡る欧米諸国との対立で、イランに解決を図る用意があることが示唆される。イランに対する「最大限の圧力」政策を進めていたトランプ氏の返り咲きで、米国とイランとの関係がどうなるのか、さまざまな臆測が飛び交っている。

④. 米ペンシルベニア州知事と面会へ
日本製鉄の森高弘副会長兼副社長は、米ペンシルベニア州のシャピロ知事と会談する見通しだ。同社がUSスチールに提示した141億ドル(現在のレートで約2兆1800億円)規模の買収案が、いかに同州に利益をもたらすかについてアピールする。~ 事情に詳しい複数の関係者によれば、森氏は19日午後にシャピロ知事と面会し、ピッツバーグの工場買収の中長期的な影響、および労働組合への波及効果に関する内部評価について説明する予定。シャピロ氏は公の場で、買収計画に対する賛成も反対も示していない。

⑤. 三井物産が最高額で入札
三井物産が、カナダの鉱山会社ファースト・クァンタム・ミネラルズ(FQM)がザンビアに所有する2つの銅鉱山の権益獲得に向け、最高額で入札したことが、関係者への取材で分かった。~ 三井物はセンチネル鉱山とカンサンシ鉱山の約20%の権益を20億ドル(約3000億円)近くで取得することを検討しているという。~ 銅は新規の鉱山開発が進んでいない一方で、電気自動車(EV)や太陽光発電など再生可能エネルギーの設備に欠かせないため需要が増加している。
20日 【日本株】
日経平均 38,352.34 -62.09 -0.16%
TOPIX 2,698.29 -11.74 -0.43%
日経平均 ⇒▲nr.Low.窓埋め ⇒▽nr上げ.様子見 ⇒▼nr.様子見
TOPIX ⇒▲nr.Low ⇒▽反発.+test10MA ⇒▼はらみ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.42 -1.23 -4.99% ⇒▲下げ ( 23台 )
日経平均VI 24.65 -1.47 -5.63% ⇒▼nr下げ ( 24台 )
日経平均VI 26.12 +2.90 +12.49% ⇒▽BigUp ( 26台 )
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20日、株反落、エヌビディア決算警戒-円は155円台に下落

・20日、株式は下落。--ウクライナ情勢や米エヌビディアの決算発表に対する警戒感がくすぶり、朝高後失速した。
・銀行や保険など金融株が売られたほか、自動車や商社も安い。
・米ヘッジファンド運営会社エリオット・インベストメント・マネジメントの5%超の株式保有が明らかとなった東京ガス株が急騰。
・カドカワの買収に向けて協議していることが前日に判明したソニーグループとカドカワの株価も上昇した。

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インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト

・米大統領選後のトランプトレード急増後、市場は正常化し始め、投資家は企業業績により注目していると。
・投資家はエヌビディアの決算発表を待っており、様子見ムードだと。
・近年の買収やアクティビスト活動の増加は日本市場にとって新しい特徴だとし、「円高などに弱い大手輸出企業よりも、個別銘柄の動きを注目している投資家が増えている」と。

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日経平均は反落、エヌビディア決算待ちで指数は小動き

・米国市場が高安まちまちだったことから、東京市場は小動きで取引を開始。

・日経平均は前日終値水準でスタートした後は、下げ幅をやや広げる場面も見られたが、売り一巡後は下げ渋る展開となった。
・引き続き今晩のエヌビディア決算発表を前に様子見姿勢は強まっており、積極的な売買は手控えられ、プライム市場の売買代金は4兆円台に届かなかった。

・大引けの日経平均は前日比62.09円安(-0.16%)の38352.34円。

・繊維、小売、その他製品、サービス、非鉄金属などが上昇。
・保険、陸運、鉱業、その他金融、銀行などが下落。

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【個別銘柄】カドカワ、東京海上、7&iHD、東瓦斯 など 


▽カドカワ 4346 +601急騰、一時ストップ高。
ソニーグループが同社の買収に向けて協議と前日の取引時間中に伝わり、その後ストップ高水準まで上昇しているが、本日も上値追いの動きが優勢となっている。
豊富な有力コンテンツなどを背景に、従来から買収候補とされてきていたもようで、実現した場合は高い買収プレミアムが期待できるとの見方が優勢のもよう。ソニー、同社ともに明確なコメントはここまで控えられているようだ。

▲東京海上 5631 -423大幅反落。
前日に上半期決算を発表、純利益は6885億円で前年同期比3.4倍となり、通期予想は従来の8700億円から8800億円に上方修正した。
ただ、政策株式売却益を除いたベースでの利益は、CREローンに係るCECL引当等の増加を踏まえ、期初予想から820億円減額の5280億円になるとしており、売り材料とされたようだ。7500万株、1200億円上限の自社株買い発表も、サプライズは乏しいと。

▽7&iHD 2597 +159大幅反発。
創業家が今年度中にMBOの完了を目指すなどと報じられた。カナダのクシュタールからの買収提案に対抗するべく、13日に創業家からの買収提案を受けたと発表していたが、MBO実現の可能性が高まったとする見方が優勢になったようだ。
ちなみに、買収規模は8兆円を超えるともみられており、こうした巨額資金の確保が焦点とされている。なお、これが実現した場合、日本企業のMBOでは過去最大規模となるようだ。

▽東瓦斯 4315 +495急伸。
アクティビストとして知られる米ヘッジファンドのエリオットが大量保有と伝わった。前日に提出された大量保有報告書によると、5.03%の大株主に新たに浮上した。保有目的は、投資としているほか、状況等に応じて議論を行い、重要提案行為等を行うことともしている。
同社が保有する不動産や有価証券の削減を巡って協議しているなどとも伝わっており、資産の有効活用進展につながるとの期待が先行。

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11.20 動いた株・出来た株
◇東京瓦斯<9531> 4272 +452 ⇒ エリオットの大量保有が明らかとなり。
◇三井E&S<7003> 1561 +121 ⇒ 買い戻し優勢にもみ合い上放れも。
◇東邦チタニウム<5727> 1033 +69 ⇒ 底値到達感も広がり自律反発狙いに。
◇小林製薬<4967> 5695 +317 ⇒ オアシスマネジメントの買い増しが伝わっている。
◇三浦工業<6005> 3749 +172 ⇒ 前日に決算説明会開催のもよう。
◆東京海上<8766> 5640 -414 ⇒ 政策株式売却益除きの利益予想は下方修正。
◆MS&AD<8725> 3512 -188 ⇒ 決算内容や自社株買いにはサプライズも少なく。
◆円谷フィHD<2767> 2097 -65 ⇒ 決算発表後の上昇にも一巡感で。
◆東北電力<9506> 1281 -39 ⇒ 電力株は本日全面安となっており。
//◇▽▽▽▽▲//◇◇◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◇▲//◆▽◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆◇◇▲//_▽◇ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.△nr.もみあい.69ドル台  
11.20
米ドル/円 154.66 154.68
ユーロ/円 163.82 163.87
ユーロ/米ドル 1.0592 1.0594
英ポンド/円 196.05 196.21
豪ドル/円 101.01 101.04
スイスフラン/円 175.25 175.33
原油(WTIC原油先物) 69.25 +0.20 +0.29% ⇒▲逆立下落 ⇒▽WR.大幅上げ ⇒△nr.もみあい

◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.▽nr.BigUp.69ドル台  
11.19
米ドル/円 154.62 154.7
ユーロ/円 163.89 163.92
ユーロ/米ドル 1.0597 1.0598
英ポンド/円 196.05 196.14
豪ドル/円 100.64 100.66
スイスフラン/円 175.01 175.1
原油(WTIC原油先物) 69.05 +2.16 +3.22% ⇒△反発 ⇒▲逆立下落 ⇒▽nr.BigUp

◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.▲逆立下落.66ドル台 
11.18
米ドル/円 154.43 154.48
ユーロ/円 162.65 162.73
ユーロ/米ドル 1.0532 1.0534
英ポンド/円 194.84 195
豪ドル/円 99.73 99.82
スイスフラン/円 173.89 173.96
原油(WTIC原油先物) 66.89 −1.67 −2.43% ⇒▽nrもみあい ⇒△反発 ⇒▲逆立下落

StockCharts ⇒  
11.19
NYダウ   43,268.94 -120.66 -0.28%
NASDAQ 18,987.46 +195.66 +1.04%
S&P500   5,916.98 +23.36 +0.39%

NYダウ(INDU) ⇒▲Low.Sup10MA ⇒▼nr.もみあい ⇒▼nr.様子見
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲Low.10MA割れ ⇒▽nrはらみ反発 ⇒▽吞込み.買戻し
S&P500(SPX) ⇒▲Low.10MA割れ ⇒▽はらみ反発 ⇒▽吞込み.買戻し 
【 SOX指数 】
4919.15  +30.38 (+0.62%) ⇒▲Low.200MA割れ ⇒▽はらみ反発 ⇒▽nr買戻し

【 VIX恐怖指数 】
16.35 +0.77 (+4.94%) ⇒▽wr大幅上昇 ⇒▲かぶせ ⇒△上げる
⇒+4.94P (16台)
⇒-3.47P (15台)
⇒+12.79P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し120ドル安 ウクライナとロシア巡るリスクで ナスダックは続伸   
▼nr.様子見 ⇒ ダウ工業株30種平均は4日続落。
・ウクライナとロシアを巡る地政学リスクの高まりがダウ平均の重荷となった。


▽吞込み.買戻し ⇒ ナスダック総合株価指数は続伸。
・テスラやアルファベット、ネットフリックスが上昇。
・エヌビディア(NVDA)は決算を期待した買いで、上昇。
・ネットフリックス(NFLX)は元ボクシング世界ヘビー級王者タイソン氏とジェーク・ポール氏の試合の生配信で世界の視聴者総数が1.08億人に達したと発表し、上昇。
NYダウは120ドル安、ハイテク企業決算への期待が下支え
1.
・ウクライナ・ロシア戦争の深刻化懸念に売りが加速し、寄り付き後、大幅安。

・低調な住宅着工件数を受けて成長懸念も浮上しダウは続落し終日軟調に推移。

・ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)の決算への期待や長期金利の低下で上昇に転じ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、まちまちで終了。
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・ウクライナは19日、米国から供与された長距離地対地ミサイルでロシア西部の軍事施設を攻撃した。米政府は17日に長距離射程兵器を使ったロシア領内への攻撃を許可していた。ロシアはこれを受けて核兵器の使用条件を示した「核抑止力の国家政策指針(核ドクトリン)」を改定し、核兵器による反撃の可能性を示唆した。

・投資家のリスク回避姿勢が強まり、ダウ平均は午前に450ドル下げる場面があった。「ロシアが報復に出た場合に相場にどのような影響を与えるのか、市場の関心は次の展開に集まっている」(フリーダム・キャピタル・マーケッツのジェイ・ウッズ氏)との声が聞かれた。

・ロシアとウクライナに関しては特に目立った続報がなく、売り一巡後は下げ渋る展開となった。20日に四半期決算の発表を控えるエヌビディアが5%近く上昇し、他のハイテク大手などへの物色も続いた。「足元の相場上昇に乗り遅れた機関投資家などから、年末に向けて買いが入りやすい」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との声があった。

2.
・半導体・同製造装置や不動産管理・開発が上昇。
・保険が下落。


・ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)は第3四半期の既存店売上高や調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、年末商戦に向けた需要が強く通期の売上高見通しを上方修正し、上昇。
・アマゾン・ドット・コムやボーイングも高い。
・サーバ―ソリューションのスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は新たな監査法人を起用したほか、ナスダック市場の上場要件を順守するための計画を提出したため上場廃止の警戒感が後退し、大きく上昇。


・ユナイテッドヘルス・グループやスリーエム、トラベラーズなどが下げた。
・ホームセンター運営のロウズ(LOW)は第3四半期決算で、ハリケーンの影響で既存店売上高が予想を上回り、通期見通しを上方修正したが、利益率が弱く、売られた。


3.
・テスラやアルファベット、ネットフリックスが上昇。
・エヌビディア(NVDA)は決算を期待した買いで、上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 189.03 +0.83%
☆ エヌビディア 144.48 +3.09%
◆ ASML 657.91 -1.10%
★ インテル 24.18 -2.66%
◇ QCOM クアルコム 164.75 +0.15%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 167.75 -1.75%
◆ AMD 138.35 -0.42%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 97.74 +0.24%
◆ テラダイン 102.7 -1.40%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 187.48 +0.79%
◆ エヌビディア 140.15 -1.29%
◇ ASML 665.23 +1.00%
◇ インテル 24.84 +2.01%
◇ QCOM クアルコム 164.5 +2.49%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 170.73 +1.10%
☆ AMD 138.93 +2.99%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 97.51 +1.21%
◇ テラダイン 104.15 +1.53%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 186.01 -1.32%
★ エヌビディア 141.98 -3.26%
★ ASML 658.63 -4.95%
★ インテル 24.35 -2.72%
◆ QCOM クアルコム 160.5 -2.12%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 168.88 -9.20%
★ AMD 134.9 -2.84%
★ MU ミクロン・テクノロジー 96.34 -2.86%
★ テラダイン 102.58 -3.70%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
◇ドルやや強い 円安維持.154円半ば
//▽▽▽▽▲//◇◇ 

・ロシア関連のニュースを受けて、早い時間帯には一時0.9%高の1ドル=153円29銭まで買われる場面もあった。

ドル円相場は *米東部時間 16時 34 分
⇒¥154.67 ¥0.01 0.01%
⇒¥154.61 ¥0.31 +0.20%
⇒¥154.45 -¥1.82 -1.16%

11.19
マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏 

「米政府がロシアの核ドクトリン改定に公式に反応しない方針を示唆したことから、トレーダーはこれを全面的なエスカレーションというよりも、むしろ戦争の新たな段階と見なし始めた」と。
「プーチン氏は核兵器使用の可能性をかなり以前からちらつかせている。そうした行動が取られる可能性はかなり低い」と。

【米国株】
◇上昇
//◇◆◇◆▲//◇◇ 
・19日の米株式市場でS&P500種株価指数は続伸。
・地政学的ニュースに反応して、売り先行で始まったものの、ボラティリティーが高い中で持ち直した。

・20日に決算を発表するエヌビディアが上昇。
・ビットコインは選挙後の上げを拡大した。
・ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.7%高。大手ハイテク7社「マグニフィセント・セブン」の指数は1.7%上げた。
・ウォルマートは通期の業績見通しを上方修正した。価値を求める消費者からの旺盛な需要が続いているというのが理由。

11.19
パラス・キャピタル・アドバイザーズのガウラブ・マリク氏

地政学的な不確実性は確かにボラティリティーを高める要因だと指摘。
エヌビディアの決算については、強い数字を予想しているとし、大手ハイテク各社によるAI関連の設備投資や、同社のチップに置き換わる「明確な代替品がない」という点を理由に挙げた。

ラッファー・テングラー・インベストメンツのナンシー・テングラー氏  

「足元の市場は気まぐれだ」と指摘。
「株式は最終的に決算を材料に取引される。決算はこれまでのところ好調だ。決算前の株買いは勧めないが、エヌビディアが売られたら、買うべきだ」と。

  【米国債】
◇上昇
//_◆◆◇◆//◇◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・ロシアとウクライナを巡る地政学的リスクの高まりが意識される中、安全資産とされる米国債が買われた。

・米10年債利回り
⇒4.39% -2.0 -0.44%
⇒4.41% -2.6 -0.58%
⇒4.44% 0.6 +0.14%
  
  
11.19
ストラテガス・セキュリティーズの債券調査責任者、トーマス・ツィツォリス氏

「かなり典型的なリスク回避の動き。これに先立ち、バリュエーションが伸長し」、米国債は売られ過ぎの水準になっていたと指摘。
「地政学的リスクは弱まっても、債券の上昇は続く余地がある」と述べた。

22Vリサーチの共同創業者でチーフ市場ストラテジストのデニス・デブシェール氏

「ボラティリティーが予想されるのは、米金融政策を巡る不透明感が主な理由だが、戦争の激化はそれを助長する」とリポート。

【原油】
◇続伸
//▲◇◇◇▲//▽◇ 
・ウクライナとロシアの緊張激化をきっかけに相場は上昇したが、イランの高濃縮ウラン生産停止について伝わると失速した。
・国際原子力機関(IAEA)はイランが核兵器級に近い高濃縮ウランの生産停止に同意したと明らかにした。最大圧力の制裁を回避したいイランの姿勢がうかがわれると、複数のトレーダーが指摘した。

⇒WTI先物12月限は、前日比23セント(◇0.3%)高の1バレル=69.39ドル。
⇒WTI先物12月限は、前営業日比2.14ドル(▽3.2%)高い1バレル=69.16ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比1.68ドル(▲2.4%)安の1バレル=67.02ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は◇1セント上昇の73.31ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は▽3.2%上昇の73.30ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は1.52ドル(▲2.1%)下げ、71.04ドル。

>>11.18
みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏 

「先物相場が3%近く急伸しながら、同時にスプレッドが圧迫されコンタンゴに転じる状況はめずらしい」と。
「しかし先物の最終取引を前に投機勢が期近売りと期先買いを急ぎ、スプレッドをならそうとする場合、こうしたことは比較的起こりやすい」と。

CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏 

ウクライナが強気な行動に出ることでロシアのエネルギー資産がリスクにさらされ、米国と北朝鮮の関与がより直接的になる可能性が高まることも、原油売りの緊急性を弱めている。

【NY金】
◇続伸
//▲◆◆◆◆//▽◇
・米国はロシアの核ドクトリン改定に対応して核指針を調整する理由はないと、政府報道官は発言。投資家は地政学的および経済的先行きが不透明になると、金の安全性に逃避する傾向がある。

・12月の次回FOMC会合を控えた当局者発言にも注目が集まる。金利の低下は通常、金にはプラスに作用する。

⇒金先物12月限は16.40ドル(◇0.6%)高の2631.00ドル。
⇒金先物12月限は44.50ドル(▽1.7%)高い2614.60ドル。
⇒金先物12月限は2.80ドル(◆0.1%)下落し、2570.10ドル。

11.19
TDセキュリティーズのシニア・コモディティー・ストラテジスト、ダニエル・ガリ氏

米利下げサイクルの見通しが「一変した」ため、マクロファンドの強気なポジションがかつての極端な水準に戻る可能性は低いという。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,099.02 -10.30 -0.13%
独DAX指数 19,060.31 -128.88 -0.67%
仏CAC指数 7,229.64 -48.59 -0.67%
⇒▼nrはらみ.様子見 ⇒▽トリプル浮上.test10MA ⇒▼nrもみあい.様子見  
⇒-▽はらみ下げ.様子見 ⇒▼nrかぶせ.様子見 ⇒▼nrひげ.調整
⇒-△はらみ下げ.様子見 ⇒▽nr.様子見 ⇒▼吞込み.調整

◆3日続落 
//▽▲▼▽◆//◆◆
・19日の欧州株は3日続落。--ロシアによるウクライナ侵攻がエスカレートするとの懸念が広がった。
・ストックス600は0.4%下落。
・自動車や銀行株が特に売られた。

【欧州債】
◇上昇
//◇▲◆◆◇//◆◇ 
・この日の欧州債は総じて上昇。
・ウクライナ軍がロシア領の国境地帯を西側が供給した兵器で初めて攻撃したことから、一時はリスク回避の動きが強り、買いが優勢だったが午後に入ると上げ幅を縮小した。
・ただ、ロシア側が核使用を巡る懸念を落ち着かせようとしたほか、米国もロシアの核ドクトリン改定について、自国の核指針を調整する根拠にならないとの考えを示すと、安全資産への逃避は緩和した。

・独国債10年物
⇒2.34% -0.04
⇒2.37% +0.02
⇒2.34% -0.05
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.44% -0.02
⇒4.47% -0.01
⇒4.48% -0.04
---------------------------

2024年11月19日火曜日

◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.▽nr.BigUp.69ドル台 令和6.11.19.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 元FRB理事が候補に浮上
トランプ次期米大統領の側近数名は、財務長官人事でケビン・ウォーシュ元連邦準備制度理事会(FRB)理事への支持を示唆している。~ ヘッジファンドのキー・スクエア・グループ創業者スコット・ベッセント氏もトランプ氏側近らの支持をまだ得ているが、代替候補としてウォーシュ氏起用にオープンだという。同氏は先週時点では名前が挙がっていなかったが、有力候補者らが自らを売り込むなど混乱が広がったことを受け、トランプ氏のチームが代替候補探しに動いたと関係者は話した。

②. 米国株の弱気派が強気見通し
ウォール街きっての弱気派として知られるモルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏が、2025年の米国株について全面的に強気な見通しを示した。~ 経済成長の改善とFRBのさらなる利下げを背景に、S&P500種株価指数が来年末までに15日終値から11%上昇の6500前後に達すると予想した。以前は25年半ばの同指数目標を5400としていた。米国のマクロ経済改善、関税政策、アニマルスピリットが米株高を支えているという。

③. USスチール組合員に書簡
日本製鉄の森高弘副会長兼副社長は、USスチール主要2拠点で働く全米鉄鋼労働組合(USW)の組合員に書簡を送付し、米国外で生産された鉄鋼は米国内に持ち込まないと約束している。労組指導部はこれまで、日鉄がいずれ米国内で鉄鋼を生産するよりも、米国外から持ち込んだ方がコストを抑制できると判断する恐れがあると指摘していた。~ 書簡の大部分は日鉄が昨年すでに表明した内容を繰り返したものだが、買収反対を唱えるデービッド・マッコールUSW国際会長ら組合幹部への反論にもなっている。森氏は今週、ピッツバーグの工場を訪問する予定。

④. 欧州もT+1に移行を
欧州証券市場監督機構(ESMA)は米国と足並みをそろえ、証券取引の決済期間を2日から1日に短縮し、決済日を約定日(トレードデート)の翌日とする「T+1」方式に移行するよう勧告した。2027年10月11日の移行を呼びかけている。~ 米国、カナダなどは5月下旬に移行済みで、英国も2027年10-12月(第4四半期)の移行を予定している。ESMAは「リスク低減や証拠金の節減、他国・地域との決済期間の違いに起因するコストの削減といったT+1の影響は、欧州連合(EU)の資本市場にとって重要な利益をもたらすだろう」と述べた。

⑤. 業況感改善
米住宅建設業者の業況感は11月に上昇し、7カ月ぶりの高水準となった。販売見通しが大きく改善したほか、トランプ次期米政権が規制負担を緩和するとの楽観も支えになった。指数を構成する3項目全てが上昇。~ 特に今後6カ月の販売見通し指数は7ポイント上昇して2022年4月以来の高水準となった。販売の現況指数は6カ月ぶりの水準に改善。購買見込み客足指数は4月以来の水準に達した。
19日 【日本株】
日経平均 38,414.43 +193.58 +0.51%
TOPIX 2,710.03 +18.27 +0.68%
日経平均 ⇒+▼nrはらみ上げ.様子見 ⇒▲nr.Low.窓埋め ⇒▽nr上げ.様子見
TOPIX ⇒+▼nr上げ.様子見 ⇒▲nr.Low ⇒▽反発.+test10MA
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 24.65 -1.47 -5.63% ⇒▼nr下げ ( 24台 )
日経平均VI 26.12 +2.90 +12.49% ⇒▽BigUp ( 26台 )
日経平均VI 23.22 -1.16 -4.76% ⇒-▽nrはらみ下げ ( 23台 )
--------------------------------------------------------------
19日、円高い、米金利上昇一服で日銀利上げ観測根強い-株反発

・19日、東京株式相場は反発。
・銀行のほか保険や証券も高く、金融株の上げが目立った。自動車も買われた。


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アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー

・これまで低迷していた自動車やFA機器メーカーに資金が向かっていると。
・株価指数がボックス圏で推移する展開が続く中、過熱感もないことから買いが入りやすい環境だったと。

野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジスト

・売買代金は低調で、米エヌビディアの決算を前に投資家は積極的な取引を手控えていると。
・エヌビディアの決算次第ではテクノロジー株にバリュエーション調整が入るリスクがあると指摘。

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日経平均は反発、エヌビディア決算待ちで小動き推移

・米国市場が高安まちまちだったことから、東京市場は小動きで取引を開始。

・日経平均は前日終値水準でスタートした後は、国内の決算発表が一巡化したことや、米半導体大手エヌビディアの決算発表待ちで様子見ムードが強まり、値幅の狭いレンジが継続。
・為替が1ドル154円台での小動きとなったことも影響して、積極的な売買は手控えられ、後場も小動き推移となった。

・大引けの日経平均は前日比193.58円高(+0.51%)の38414.43円。

・非鉄金属、銀行、保険、輸送用機器、証券・商品先物取引などが上昇。
・サービス、電気・ガス、パルプ・紙、空運、その他製品などが下落。

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【個別銘柄】ゼンショーHD など 


▽ゼンショーHD 9074 +759大幅続伸。
牛丼チェーンのすき家が、22日から牛丼の「並盛」や定食など約6割のメニューを値上げすると伝わっている。値上げ幅は10から60円になるもよう。牛丼の値上げは約7カ月ぶりとなるが、1年間に2度も牛丼を値上げするのは初めてとなるようだ。
すき家では国産米を100%使用しており、国産米の価格高騰に対応することが価格改定の背景としている。収益性の向上を織り込む動きが先行。

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11.19 動いた株・出来た株
◇ゼンショーHD<7550> 8897 +582 ⇒ 今年2度目の牛丼値上げ実施が伝わる。
◇日本製鋼所<5631> 6178 +352 ⇒ 防衛関連の中心格の一角として関心続く形に。
◇ニデック<6594> 2881.5 +141 ⇒ 米スーパーマイクロの株価急伸が刺激とも。
◆リクルートHD<6098> 9370 -322 ⇒ 決算評価の買い一巡後は出尽くし感優勢の流れが続く。
◆TOWA<6315> 1622 -39 ⇒ 戻りの鈍さを嫌気して見切り売りが優勢。
//◇▽▽▽▽▲//◇◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◇▲//◆▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆◇◇▲//_▽ 原油 69ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.▽nr.BigUp.69ドル台  
11.19
米ドル/円 154.62 154.7
ユーロ/円 163.89 163.92
ユーロ/米ドル 1.0597 1.0598
英ポンド/円 196.05 196.14
豪ドル/円 100.64 100.66
スイスフラン/円 175.01 175.1
原油(WTIC原油先物) 69.05 +2.16 +3.22% ⇒△反発 ⇒▲逆立下落 ⇒▽nr.BigUp

◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.▲逆立下落.66ドル台 
11.18
米ドル/円 154.43 154.48
ユーロ/円 162.65 162.73
ユーロ/米ドル 1.0532 1.0534
英ポンド/円 194.84 195
豪ドル/円 99.73 99.82
スイスフラン/円 173.89 173.96
原油(WTIC原油先物) 66.89 −1.67 −2.43% ⇒▽nrもみあい ⇒△反発 ⇒▲逆立下落

▲ドル急落 円安一服.154円台 原油.▲逆立下落.66ドル台  
11.16
米ドル/円 154.29 154.4
ユーロ/円 162.69 162.72
ユーロ/米ドル 1.0537 1.0545
英ポンド/円 194.73 194.84
豪ドル/円 99.72 99.76
スイスフラン/円 173.79 173.82
原油(WTIC原油先物) 66.89 −1.67 −2.43% ⇒▽nrもみあい ⇒△反発 ⇒▲逆立下落

StockCharts ⇒  
11.18
NYダウ   43,389.60 -55.39 -0.13%
NASDAQ 18,791.80 +111.68 +0.60%
S&P500   5,893.62 +23.00 +0.39%

NYダウ(INDU) ⇒▲吞込み.調整 ⇒▲Low.Sup10MA ⇒▼nr.もみあい
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲切下げ.調整 ⇒▲Low.10MA割れ ⇒▽nrはらみ反発
S&P500(SPX) ⇒▲切下げ.調整 ⇒▲Low.10MA割れ ⇒▽はらみ反発 
【 SOX指数 】
4888.77  +55.18 (+1.14%) ⇒▼もみあい.様子見⇒▲Low.200MA割れ ⇒▽はらみ反発

【 VIX恐怖指数 】
15.58 -0.56 (-3.47%) ⇒▽nrはらみ ⇒▽wr大幅上昇 ⇒▲かぶせ
⇒-3.47P (15台)
⇒+12.79P (16台)
⇒-4.69P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反落し207ドル安 利下げ観測の後退で ナスダック続落   
▼nr.もみあい ⇒ ダウ工業株30種平均は3日続落。
・米連邦準備理事会(FRB)の利下げが市場の想定よりも緩やかになるとの見方が指数の重荷だった。半面、トランプ次期米大統領が政策に掲げる規制緩和に対する期待は一部ハイテク株への買いを誘い、相場を下支えした。


▽nrはらみ反発 ⇒ ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発。
・アルファベットやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が上昇。
・テスラ(TSLA)はトランプ次期政権が自動運転を巡る規制緩和を検討しているとの報道で、上昇。
・エヌビディア(NVDA)は次世代人工知能(AI)半導体「ブラックウェル」を巡りサーバーラック接続時に過熱する問題が生じ一部デザインの変更が報じられ、下落。
NYダウは55ドル安、ハイテクが支援
1.
・材料乏しく寄り付き後、まちまち。

・11月NAHB住宅市場指数が予想外に改善したことや根強い成長期待が支えたが、ダウは利益確定売りに押され、終日軟調に推移。

・ナスダックは電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)の上昇や長期金利の低下、半導体エヌビディア(NVDA)の決算を期待した買いが支援し上昇。
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・前週発表の経済指標が米景気の底堅さを示し、インフレ圧力が根強いとの見方が改めて広がった。市場ではFRBが12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを見送るとの観測が浮上している。「株式市場が9月以降に織り込んできたほど緩和的ではない」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)といい、相場は調整を迫られた。

・ダウ平均は前週末までの2営業日で500ドルあまり下げたものの、15日時点では米大統領選があった5日の終値に比べてなお1200ドルほど高い水準にあった。短期的な過熱感が解消されておらず、主力株に利益確定の売りを出す投資家も多かった。

・ダウ平均の下値は堅かった。同指数の構成銘柄ではないが、テスラが6%近く上昇した。次期政権が自動運転車の規制緩和を検討していると伝わり、開発や普及に弾みが付くと期待された。テスラ株高は他のハイテク株にも追い風となり、ダウ平均の構成銘柄ではアップルやマイクロソフトに買いが入った。

2.
・自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器が上昇。
・不動産管理・開発が下落。


・テスラ株高は他のハイテク株にも追い風となり、ダウ平均の構成銘柄ではアップルやマイクロソフトに買いが入った。
・ボーイングやベライゾン・コミュニケーションズ、IBMは上昇。ビザも買われた。



・ナイキやウォルト・ディズニー、シャーウィン・ウィリアムズが下げた。
・エヌビディアにも売りが出た。
・格安航空会社のスピリット(SAVE)はニューヨーク州の裁判所に連邦破産法第11条の適用を申請したと発表し、下落。


3.
・アルファベットやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が上昇。
・テスラが6%近く上昇した。次期政権が自動運転車の規制緩和を検討していると伝わり、開発や普及に弾みが付くと期待された。


SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 187.48 +0.79%
◆ エヌビディア 140.15 -1.29%
◇ ASML 665.23 +1.00%
◇ インテル 24.84 +2.01%
◇ QCOM クアルコム 164.5 +2.49%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 170.73 +1.10%
☆ AMD 138.93 +2.99%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 97.51 +1.21%
◇ テラダイン 104.15 +1.53%
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◆ TSM 186.01 -1.32%
★ エヌビディア 141.98 -3.26%
★ ASML 658.63 -4.95%
★ インテル 24.35 -2.72%
◆ QCOM クアルコム 160.5 -2.12%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 168.88 -9.20%
★ AMD 134.9 -2.84%
★ MU ミクロン・テクノロジー 96.34 -2.86%
★ テラダイン 102.58 -3.70%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 188.5 +0.99%
◇ エヌビディア 146.76 +0.33%
☆ ASML 692.96 +2.90%
◇ インテル 25.03 +0.44%
◇ QCOM クアルコム 163.97 +2.21%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 186 +1.76%
◆ AMD 138.84 -0.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 99.18 -0.74%
◇ テラダイン 106.52 +0.13%
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【NY外為】
◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば
//▽▽▽▽▲//◇ 

・日本銀行の植田和男総裁が追加利上げのタイミングについて、慎重な姿勢を示唆したとの見方から、一時は0.7%安の1ドル=155円36銭まで売られた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 37 分
⇒¥154.61 ¥0.31 +0.20%
⇒¥154.45 -¥1.82 -1.16%
⇒¥156.25 ¥0.79 +0.51%

11.18
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のストラテジスト、リー・ハードマン氏 

「日銀は現時点において、最近の円相場の動きにそれほど違和感を覚えていないようだ。植田総裁の発言は、年末にかけて円売りを続けるよう市場参加者に促すだろう」と。

ストーンXファイナンシャルの為替トレーダー、呉明賾氏 

「植田総裁の発言がある程度、円安を裏打ちしている」と。「日銀によるタカ派的な見解の欠如に投資家は反応している」と話した。

【米国株】
◇自立反発
//◇◆◇◆▲//◇ 
・S&P500種株価指数が反発。
・トランプ次期政権に関するニュースに引き続き注目が集まっている。
・ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.7%高。6営業日ぶりに上昇。

・テスラは5.6%値上がり。トランプ政権移行チームが完全自動運転車に関する連邦政府の枠組みを運輸省の優先事項の一つにする方針だと伝わったことが材料視された。
・週内に決算発表を予定するエヌビディアは下落。

11.18
モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのクリス・ラーキン氏

「トランプ次期政権の政策が経済に与え得る影響、および米金融当局が利下げキャンペーンを減速させる可能性を市場は意識しているようだ」と。
。「今週は経済指標の発表が比較的少ないため、企業決算、特にエヌビディアの業績に焦点は移る。市場の短期的なモメンタムを左右するのは決算かもしれない」と述べた。

モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏  

経済成長の改善と米金融当局のさらなる利下げを背景に、S&P500種が来年末までに6500前後に達すると予想。

  RBCキャピタル・マーケッツのロリ・カルバジーナ氏  

先週の株安について、最大10%に及ぶ大幅な下落の始まりかもしれないとの見方を示した。

  【米国債】
◇上昇
//_◆◆◇◆//◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・高い利回りが買いを誘ったこともあり、相場は上げに転じた。

・米10年債利回り
⇒4.41% -2.6 -0.58%
⇒4.44% 0.6 +0.14%
⇒4.45% -0.4 -0.09%
  
  
11.18
リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズの債券担当ディレクター、マイケル・コントプロス氏

「成長は力強い上、インフレは完全に抑制されておらず、財政赤字は拡大する可能性が高く、長期債利回りが低下する理由はほとんどないとの認識が一般的だ」と。

【原油】
▽大幅反発
//▲◇◇◇▲//▽ 
・くすぶり続ける地政学的な緊張とドルの軟調が、市場が発する弱気シグナルを打ち消した。--ドルの軟調はドル建てで取引される商品の投資妙味を高める効果がある。
・米国はウクライナにロシア領内への長距離ミサイル攻撃を許可し、当事国間の緊張をさらに高めた。原油相場は株式市場にもつれ高となった。
・イランへの制裁が強化される可能性が加わり、相場への追い風を強めた。

⇒WTI先物12月限は、前営業日比2.14ドル(▽3.2%)高い1バレル=69.16ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比1.68ドル(▲2.4%)安の1バレル=67.02ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比27セント(◇0.4%)高の1バレル=68.70ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は▽3.2%上昇の73.30ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は1.52ドル(▲2.1%)下げ、71.04ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は28セント(◇0.4%)高の72.56ドル。

11.18
みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏 

「先物相場が3%近く急伸しながら、同時にスプレッドが圧迫されコンタンゴに転じる状況はめずらしい」と。
「しかし先物の最終取引を前に投機勢が期近売りと期先買いを急ぎ、スプレッドをならそうとする場合、こうしたことは比較的起こりやすい」と。

CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏 

ウクライナが強気な行動に出ることでロシアのエネルギー資産がリスクにさらされ、米国と北朝鮮の関与がより直接的になる可能性が高まることも、原油売りの緊急性を弱めている。

【NY金】
▽大幅高
//▲◆◆◆◆//▽
・ゴールドマン・サックスのアナリストは2025年末までにオンス当たり3000ドルに到達するとの予測をあらためて示し、投資家に金投資を推奨した。
・18日の金スポット相場は2%上昇し、オンス当たり2600ドル台に乗せた。米大統領選挙をトランプ氏が制した後はドルが上昇し、金の重しとなっていた。


⇒金先物12月限は44.50ドル(▽1.7%)高い2614.60ドル。
⇒金先物12月限は2.80ドル(◆0.1%)下落し、2570.10ドル。
⇒金先物12月限は13.60ドル(◆0.5%)下落し2572.90ドル。

11.18
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の商品ストラテジスト、フランシスコ・ブランチ氏

金は来年末までに3000ドルに到達すると予想。米国のインフレ圧力が利下げ軌道を脅かす場合は、短期的に2500ドルに下げる可能性もあるとブルームバーグテレビジョンで警告。
「金相場はかなり大幅な利下げを織り込んでいる」とブランチ氏。「それが実現しないとすれば、やや荒れた展開になるだろう」と述べた。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,109.32 +45.71 +0.57%
独DAX指数 19,189.19 -21.62 -0.11%
仏CAC指数 7,278.23 +8.60 +0.12%
⇒▽買戻し反発 ⇒▼nrはらみ.様子見 ⇒▽トリプル浮上.test10MA  
⇒▽買戻し反発 ⇒-▽はらみ下げ.様子見 ⇒▼nrかぶせ.様子見
⇒▽買戻し反発 ⇒-△はらみ下げ.様子見 ⇒▽nr.様子見

◆下落 
//▽▲▼▽◆//◆
・ストックス欧州600指数が0.1%下落。
・トランプ次期米大統領の政策を巡る懸念や、短期金融市場でECBの利下げ見通しが後退したことに反応した。
・不動産や小売り、公益が売られた。

【欧州債】
◆下落
//◇▲◆◆◇//◆ 
・18日の欧州債市場は、ドイツ債が短期物を中心に下落。
・欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーの発言が相次ぐ中で、短期金融市場が織り込むECBの利下げ見通しは後退。
・ナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁は、世界貿易の緊張は金利を高止まりさせる恐れがあると発言。マクルーフ・アイルランド中銀総裁は利下げを急ぐ必要はないとの考えを示した。

・独国債10年物
⇒2.37% +0.02
⇒2.34% -0.05
⇒2.39% +0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.47% -0.01
⇒4.48% -0.04
⇒4.52% +0.02
---------------------------

2024年11月18日月曜日

◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.▲逆立下落.66ドル台 令和6.11.18.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 次期米財務長官の座を巡り内紛
次期米財務長官人事を巡り、資産家イーロン・マスク氏は、キャンターフィッツジェラルドのハワード・ルトニック最高経営責任者(CEO)への支持を表明した。財務長官の座を巡ってはルトニック氏と、キー・スクエア・グループ創業者のスコット・ベッセント氏が争っている。~ 両氏の側近はトランプ氏に訴えるべく電話攻勢を強めているが、そうした状況が緊張を生み、別の候補者が台頭する可能性を高めているという。マスク氏によるルトニック氏への支持表明後、ベッセント氏はマスク氏と電話で会談したと。

②. エヌビディアに投入遅延懸念
米エヌビディアは、次世代GPU(画像処理半導体)「ブラックウェル」を巡り、過熱の問題のためここ数カ月にサプライヤーに対してサーバーラックの設計変更を要請しており、投入遅延の懸念が生じている。~ テクノロジーニュースサイトのジ・インフォメーションが伝えた。報道によると、ブラックウェルのサーバーラックの設計変更要請は、生産工程の後期に入る中で行われた。エヌビディアは遅延について顧客に通知していない。

③. 最終決定に近づく、
米国は、ウクライナが西側諸国製の兵器を使用してロシア領土内の軍事標的を攻撃することに課している制限について、一部解除を巡り最終決定に近づいている。複数の関係者が明らかにした。北朝鮮によるロシア支援の強化が影響していると関係者らは指摘。またロシアによるウクライナへのミサイルや無人機による攻撃拡大も背景にあるという。~ 一方、北朝鮮はウクライナにおけるロシアの戦争を支援するため、最大10万人の兵士を派遣する可能性があると、20主要国・地域(G20)の一部は分析している。

④. トランプ氏と協力の用意
中国の習近平国家主席は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のため訪れているペルーのリマでバイデン米大統領と会談し、米中関係の改善に向けドナルド・トランプ氏と協力する用意があると伝えた。人類が困難を乗り越えるためには「連帯と協力」が必要で、「デカップリング(切り離し)もサプライチェーンの混乱も解決策ではない」と述べた。~ 米中はAIによる核兵器の管理を避けることでも合意した。石破茂首相も習氏とペルーで初めて会談。戦略的互恵関係の包括的推進と建設的で安定的な関係の構築という大きな方向性を改めて共有し、今後も会談を重ねることで一致したと語った。

⑤. USスチール巡り沈黙
トランプ次期米大統領は選挙戦最終日、ピッツバーグの集会で鉄鋼労働者に囲まれてステージに登壇し、米国の雇用と製造業を守ると約束した。だがスピーチでは、日本製鉄へのUSスチール売却を阻止するという、これまで何度も言及してきた公約には意外にも触れなかった。~ USスチール買収計画で一般労組組合員や政治家から支持を取り付けるため、日鉄の森高弘副社長がピッツバーグ訪問を予定しているが、次期大統領はこの取引について沈黙を守ったまま。
18日 【日本株】
日経平均 38,220.85 -422.06 -1.09%
TOPIX 2,691.76 -19.88 -0.73%
日経平均 ⇒▲切下げ.3dn ⇒+▼nrはらみ上げ.様子見 ⇒▲nr.Low.窓埋め
TOPIX ⇒▲切下げ.3dn ⇒+▼nr上げ.様子見 ⇒▲nr.Low
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 26.12 +2.90 +12.49% ⇒▽BigUp ( 26台 )
日経平均VI 23.22 -1.16 -4.76% ⇒-▽nrはらみ下げ ( 23台 )
日経平均VI 24.57 -0.22 -0.89% ⇒-▽はらみ下げ ( 24台 )
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18日、債券先物が小幅高、日銀総裁利上げ示唆せず-株式反落

・18日、東京株式相場は下落。
・主要企業の決算に失望感が広がったほか、利下げ観測の後退で米国株が下落したことも嫌気された。
・電機や自動車など輸出関連、医薬品などの売りが目立った。

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アセットマネジメントOneの荻原健チーフストラテジスト

・日本企業の業績はいまひとつだったと。
・上期決算での上方修正を期待していたが、実際には逆行するような形になっていると。

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日経平均は大幅反落、ハイテク株の下落が重し

・下落した米株市場と同様、本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形から売りが先行。

・その後もマイナス圏での軟調もみ合い推移で、前週からの上値の重い展開が続いた。
・トランプ次期政権の動向による米中関係の緊張を警戒するなか、ハイテク株が手掛けづらくなっており、東京市場でもこれらの銘柄が重しとなった。

・大引けの日経平均は前日比422.06円安(-1.09%)の38220.85円。

・海運、パルプ・紙、鉄鋼、証券・商品先物取引、倉庫・運輸関連などが上昇。
・医薬品、銀行、機械、電気機器、卸売などが下落。

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【個別銘柄】良品計画 など 


▽良品計画 2938 +153大幅続伸。
先週末に次期社長による経営方針説明会が開催されているもよう。評価の高まりにつながっているとみられる。
27年8月期までの3カ年ローリング計画によると、営業利益は25年8月期計画の550億円に対して、27年8月期営業利益は790億円を目標としており、年平均成長率10%以上を目指していくようだ。国内出店ペースを維持しながら、東南アジアでの出店を加速する計画。

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11.18 動いた株・出来た株
◇ギフティ<4449> 1196 +104 ⇒ 初配当の実施など引き続き材料視。
◇円谷フィHD<2767> 2185 +122 ⇒ 決算発表後はあく抜け感優勢の流れ続く。
◇エムスリー<2413> 1320.5 +71 ⇒ シティグループ証券では投資判断を格上げ。
◇良品計画<7453> 2931.5 +146.5 ⇒ 先週末に経営方針説明会を開催。
◇大成建設<1801> 6871 +295 ⇒ 25日線近辺までの株価下落で調整一巡感も強まる。
◇マネックスグループ<8698> 949 +41 ⇒ ビットコイン価格の先高期待が続く格好か。
◆電通グループ<4324> 3780 -317 ⇒ 7-9月期決算をマイナス視の動きが続く。
◆フジクラ<5803> 5293 -231 ⇒ 25日線も割り込んで見切り売り圧力が強まる形。
◆大塚HD<4578> 8767 -361 ⇒ 医薬品セクターが業種別下落率トップに。
◆日本マイクロニクス<6871> 3710 -130 ⇒ 先週末の米SOX指数は下落。
//◇▽▽▽▽▲//◇ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◇◇▲//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆◇◇▲//_ 原油 66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい 円安維持.154円半ば 原油.▲逆立下落.66ドル台 
11.18
米ドル/円 154.43 154.48
ユーロ/円 162.65 162.73
ユーロ/米ドル 1.0532 1.0534
英ポンド/円 194.84 195
豪ドル/円 99.73 99.82
スイスフラン/円 173.89 173.96
原油(WTIC原油先物) 66.89 −1.67 −2.43% ⇒▽nrもみあい ⇒△反発 ⇒▲逆立下落

▲ドル急落 円安一服.154円台 原油.▲逆立下落.66ドル台  
11.16
米ドル/円 154.29 154.4
ユーロ/円 162.69 162.72
ユーロ/米ドル 1.0537 1.0545
英ポンド/円 194.73 194.84
豪ドル/円 99.72 99.76
スイスフラン/円 173.79 173.82
原油(WTIC原油先物) 66.89 −1.67 −2.43% ⇒▽nrもみあい ⇒△反発 ⇒▲逆立下落

▽ドル強い 円安進む.156円台 原油.▽反発.68ドル台  
11.15
米ドル/円 156.23 156.27
ユーロ/円 164.48 164.58
ユーロ/米ドル 1.0528 1.0532
英ポンド/円 197.82 198.01
豪ドル/円 100.83 100.87
スイスフラン/円 175.44 175.62
原油(WTIC原油先物) 68.57 +0.56 +0.83% ⇒▲nr下げ ⇒▽nrもみあい ⇒△反発

StockCharts ⇒  
11.15
NYダウ   38,642.91 +107.21 +0.28%
NASDAQ 2,711.64 +10.42 +0.39%
S&P500   24,694.25 +93.86 +0.38%

NYダウ(INDU) ⇒△nr入首 ⇒▲吞込み.調整 ⇒▲Low.Sup10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▲切下げ.調整 ⇒▲Low.10MA割れ
S&P500(SPX) ⇒▽nrもみあい ⇒▲切下げ.調整 ⇒▲Low.10MA割れ 
【 SOX指数 】
4833.59  -171.00 (-3.42%) ⇒▼wr.窓埋め調整 ⇒▼もみあい.様子見⇒▲Low.200MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
16.14 +1.83 (+12.79%) ⇒▲wr下げ ⇒▽nrはらみ ⇒▽wr大幅上昇
⇒+12.79P (16台)
⇒-4.69P (14台)
⇒-1.74P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ反落し207ドル安 利下げ観測の後退で ナスダック続落   
▲Low.Sup10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・米国の物価上昇圧力が根強く残るなか、利下げを慎重に進める姿勢を示す米連邦準備理事会(FRB)高官が増えている。10月の小売売上高など市場予想を上回る米経済指標の発表が相次ぎ、米金利の先高観が強いことも株式相場の重荷となった。


▲Low.10MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は大幅に4日続落。
・メタプラットフォームズが約4%下げ、アルファベットも売られた。
・半導体製造装置のアプライドマテリアルズが9%安。同業のラムリサーチやKLAにも売りが波及した。
・エヌビディアやマイクロソフトの下げも目立った。
NYダウは305ドル安、利下げ期待後退で利益確定売り
1.
・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派発言を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。

・トランプ次期政権の規制緩和など企業の業績を支援する政策を期待した買いが一段落したほか、FRB高官発言を受け、12月の追加利下げ観測が後退したため、続落。

・相場は終日軟調に推移し戻りなく終了。
--------------------------------------------------------------

・今週発表の米物価指標は総じてインフレ圧力の根強さを示したなか、FRBのパウエル議長は14日の講演で利下げを急ぐ必要はないとの考えを述べた。シカゴ連銀のグールズビー総裁は15日朝の米CNBCの番組で、物価上昇率がかなり高いとの認識を語った。このところ複数のFRB高官が利下げを慎重に判断したい考えを示している。

・市場では12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見送りや、来年の利下げペースが想定よりも緩やかになる可能性が意識されている。「FRBが(金融緩和に積極的な)ハト派姿勢を和らげていることが、ハイテク株を中心に株式相場の逆風になった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。

・15日朝発表の10月の米小売売上高は前月比0.4%増えた。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%増)以上に伸びたうえ、9月分も上方修正した。ニューヨーク連銀が同日発表した11月の製造業景況指数は31.2と、市場予想を大幅に上回った。

・堅調な経済指標を受け、米長期金利は一時4.50%と6月上旬以来の高水準を付けた。米国の次期政権による関税引き上げなどの政策がインフレ圧力を高め、金利が高止まりするとの観測も根強かった。株式の相対的な割高感が意識され、高PER(株価収益率)銘柄を中心に売りが出た。5日投開票の大統領選後に米主要3株価指数は大きく上昇した後で、主力株に利益確定や持ち高調整の売りが広がった。

2.
・自動車・自動車部品や家庭・パーソナル用品が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。


・ウォルト・ディズニーは14日に発表した決算や見通しを好感した買いが続き、5%高。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は著名投資家のアックマン氏が運営のヘッジファンド、パーシング・スクエア・キャピタルによる同社株保有が当局への報告で明らかになり、上昇。



・製薬株の下げも目立った。トランプ次期米大統領が14日、厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニア氏を起用すると発表した。事業環境を巡る不透明感が意識された。
・アムジェンが4%安。
・モデルナやファイザー、イーライ・リリーなどが大幅に下げた。
・自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)はコスト削減の一環として従業員削減策を発表し、下落。


3.
・メタプラットフォームズが約4%下げ、アルファベットも売られた。
・半導体製造装置のアプライドマテリアルズが9%安となった。同業のラムリサーチやKLAにも売りが波及した。


SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 186.01 -1.32%
★ エヌビディア 141.98 -3.26%
★ ASML 658.63 -4.95%
★ インテル 24.35 -2.72%
◆ QCOM クアルコム 160.5 -2.12%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 168.88 -9.20%
★ AMD 134.9 -2.84%
★ MU ミクロン・テクノロジー 96.34 -2.86%
★ テラダイン 102.58 -3.70%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 188.5 +0.99%
◇ エヌビディア 146.76 +0.33%
☆ ASML 692.96 +2.90%
◇ インテル 25.03 +0.44%
◇ QCOM クアルコム 163.97 +2.21%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 186 +1.76%
◆ AMD 138.84 -0.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 99.18 -0.74%
◇ テラダイン 106.52 +0.13%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 187.24 -2.36%
◆ エヌビディア 147.22 -0.72%
◆ ASML 661.52 -1.15%
◇ インテル 24.45 +1.18%
◆ QCOM クアルコム 160.36 -1.87%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.34 -1.75%
◆ AMD 142.17 -1.02%
★ MU ミクロン・テクノロジー 101.38 -2.61%
◆ テラダイン 107.07 -1.16%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▲ドル急落 円安一服.154円台
//▽▽▽▽▲// 
・ドルは下落。週間ベースでは7週連続高。
・ドルは対円で一時1.5%下げ、153円86銭まで売られた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 55 分
⇒¥154.45 -¥1.82 -1.16%
⇒¥156.25 ¥0.79 +0.51%
⇒¥155.49 ¥0.88 +0.57%

11.15
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のストラテジスト 

「ドル上昇の勢いは週末にかけて一部そがれたものの、経済を揺さぶりかねないトランプ氏の政策アジェンダは実行されそうであることが、同氏の政権トップ人事に示唆されている」と。

【米国株】
▲下落
//◇◆◇◆▲// 
・15日の米金融市場では株式相場が下落。--トランプトレードは失速。
・S&P500種株価指数は週間ベースで約2カ月ぶりの大幅安となった。
・連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げペースの減速を余儀なくされるとの見方が市場で広がった。

・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げを急ぐ必要はないとの見方を示したほか、この日発表された10月の米小売売上高統計では、前月の数字が大きく上方修正された。
・トランプ氏当選の直後に広がった陶酔感は薄れ始め、同氏が進める財政計画やそれによるインフレ再加速の可能性が投資家の間で認識されるようになった。
・アマゾン・ドット・コムとエヌビディア、メタ・プラットフォームズの下げはいずれも3%を超えた。アプライド・マテリアルズは売上高見通しが失望を誘い、1カ月ぶりの大幅安。

11.15
バンクSYZのシャルルアンリ・モンシャウ最高投資責任者

「財政赤字と債務が拡大する可能性に加え、インフレ面で犠牲を強いるだろう」と。
「代償を支払うという認識が広がり始めた」と。

アストリア・ポートフォリオ・アドバイザーズの創業者ジョン・ダビ氏  

「市場は割高になっている。昨夜のパウエル氏によるスピーチは基本的に、FOMCが利下げを急ぐ必要性を感じていないと言いたいのだと思う。きょうの市場で売られているのはそれが最大の理由だろう」と。
「金利が上昇すれば、その分株式のリスクプレミアムは債券に有利な方向に傾く」と。

  【米国債】
◆下落
//_◆◆◇◆//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・一連の強い経済データを受けて12月の米利下げ見通しが後退し、米国債市場では朝方に利回りが上昇。

・米10年債利回り
⇒4.44% 0.6 +0.14%
⇒4.45% -0.4 -0.09%
⇒4.45% 2.2 +0.49%
  
  
11.15
ジョーンズトレーディングのチーフマーケットストラテジスト、マイケル・オルーク氏

「10年債利回りで4.5%というのは信じがたいほど魅力的だ」と。
「しかも株式相場が下げており、米国債には健全な逃避需要がみられる」と。

グローバル・マクロ&マーケッツのストラテジスト、ボブ・シンチ氏

「米金融緩和を後押しする材料はほとんどない」と。
「パウエル議長の発言で12月利下げの必要性に対する不透明感が広がった。この日のデータは目先の利下げを確信持って裏付けるものではない」と。

【原油】
▲4日ぶりに反落
//▲◇◇◇▲// 
・ロシアとウクライナの緊張が和らぐ兆候が示されたことをきっかけに、今後の供給過剰に備えたポジションを構築する動きが広がった。
・ロシアを和平に向かわせるための行動をウクライナが呼び掛けたとの報道が一部にあり、原油市場はそれに反応した。仮に和平交渉が進展して戦争が終結した場合、輸送コストが低下して原油価格が下落する可能性があると市場関係者はみている。特に欧州がロシア産原油の受け入れを再開した場合、そうした状況が予想されるという。

⇒WTI先物12月限は、前日比1.68ドル(▲2.4%)安の1バレル=67.02ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比27セント(◇0.4%)高の1バレル=68.70ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比31セント(◇0.5%)高の1バレル=68.43ドル。


⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は1.52ドル(▲2.1%)下げ、71.04ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は28セント(◇0.4%)高の72.56ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は39セント(◇0.5%)高の72.28ドル。

11.15
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏 

「売り、またはショートにするための口実を皆が探している」と。

【NY金】
◆ほぼ横ばい
//▲◆◆◆◆//
・金スポット相場は前日比ほぼ横ばいで、2カ月ぶり安値近辺での推移となった。
・週間ベースでは2021年6月以来の大きさで下落。来月の米利下げ観測の後退が影響した。


⇒金先物12月限は2.80ドル(◆0.1%)下落し、2570.10ドル。
⇒金先物12月限は13.60ドル(◆0.5%)下落し2572.90ドル。
⇒金先物12月限は19.80ドル(◆0.8%)下落し2586.50ドル。

>>11.12
ペッパーストーン・グループの調査部門責任者、クリス・ウェストン氏

金相場が50日移動平均を割り込んだことでファンド勢が買い持ち高の解消に動いたと指摘。売りは「テクニカルな面もある」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,063.61 -7.58 -0.09%
独DAX指数 19,210.81 -52.89 -0.27%
仏CAC指数 7,269.63 -42.17 -0.58%
⇒△nr自立反発 ⇒▽買戻し反発 ⇒▼nrはらみ.様子見  
⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▽買戻し反発 ⇒-▽はらみ下げ.様子見
⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▽買戻し反発 ⇒-△はらみ下げ.様子見

◆下落 
//▽▲▼▽◆//
・ストックス欧州600指数は0.8%下落。
・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が14日に利下げに慎重な発言をしたことを受け、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げに対する市場の期待が後退。
・メディア、ヘルスケア、テクノロジー株の下げ。
・アルミニウム価格の上昇により鉱業株が伸びた。

【欧州債】
◇上昇
//◇▲◆◆◇// 
・14日の欧州債市場は上昇。
・インフレ率が中期的な目標値である2%に早期に収束するとの楽観論が高まる中、欧州中央銀行(ECB)がより迅速かつ大幅な利下げを実施するとの見方が強まり、買いにつながった。
・英国債も上昇したが、上げ幅はドイツ債を下回った。

・独国債10年物
⇒2.34% -0.05
⇒2.39% +0.03
⇒2.36% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.48% -0.04
⇒4.52% +0.02
⇒4.50% +0.07
---------------------------

2024年11月16日土曜日

▲ドル急落 円安一服.154円台 原油.▲逆立下落.66ドル台 令和6.11.16.Sat

//◆◆◆▽▲◆//◇▽▽▽▽▲ ドル円 154円台( 金融政策意識 )
//+◆◇◇◆▲//◆◇◇◇◇▲ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇◆◇▲//_▲◆◇◇▲ 原油 66ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル急落 円安一服.154円台 原油.▲逆立下落.66ドル台  
11.16
米ドル/円 154.29 154.4
ユーロ/円 162.69 162.72
ユーロ/米ドル 1.0537 1.0545
英ポンド/円 194.73 194.84
豪ドル/円 99.72 99.76
スイスフラン/円 173.79 173.82
原油(WTIC原油先物) 66.89 −1.67 −2.43% ⇒▽nrもみあい ⇒△反発 ⇒▲逆立下落

▽ドル強い 円安進む.156円台 原油.▽反発.68ドル台  
11.15
米ドル/円 156.23 156.27
ユーロ/円 164.48 164.58
ユーロ/米ドル 1.0528 1.0532
英ポンド/円 197.82 198.01
豪ドル/円 100.83 100.87
スイスフラン/円 175.44 175.62
原油(WTIC原油先物) 68.57 +0.56 +0.83% ⇒▲nr下げ ⇒▽nrもみあい ⇒△反発

▽ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▽nrもみあい.68ドル台 
11.14
米ドル/円 155.41 155.5
ユーロ/円 164.19 164.25
ユーロ/米ドル 1.0562 1.0563
英ポンド/円 197.5 197.64
豪ドル/円 100.81 100.87
スイスフラン/円 175.47 175.55
原油(WTIC原油先物) 68.00 +0.09 +0.13% ⇒▲Low.大幅下げ ⇒▲nr下げ⇒▽nrもみあい

StockCharts ⇒  
11.15
NYダウ   43,444.99 -305.87 -0.70%
NASDAQ 18,680.12 -427.53 -2.24%
S&P500   5,870.62 -78.55 -1.32%

NYダウ(INDU) ⇒△nr入首 ⇒▲吞込み.調整 ⇒▲Low.Sup10MA
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▲切下げ.調整 ⇒▲Low.10MA割れ
S&P500(SPX) ⇒▽nrもみあい ⇒▲切下げ.調整 ⇒▲Low.10MA割れ 
【 SOX指数 】
4833.59  -171.00 (-3.42%) ⇒▼wr.窓埋め調整 ⇒▼もみあい.様子見⇒▲Low.200MA割れ

【 VIX恐怖指数 】
16.14 +1.83 (+12.79%) ⇒▲wr下げ ⇒▽nrはらみ ⇒▽wr大幅上昇
⇒+12.79P (16台)
⇒-4.69P (14台)
⇒-1.74P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反落し207ドル安 利下げ観測の後退で ナスダック続落   
▲Low.Sup10MA ⇒ ダウ工業株30種平均は続落。
・米国の物価上昇圧力が根強く残るなか、利下げを慎重に進める姿勢を示す米連邦準備理事会(FRB)高官が増えている。10月の小売売上高など市場予想を上回る米経済指標の発表が相次ぎ、米金利の先高観が強いことも株式相場の重荷となった。


▲Low.10MA割れ ⇒ ナスダック総合株価指数は大幅に4日続落。
・メタプラットフォームズが約4%下げ、アルファベットも売られた。
・半導体製造装置のアプライドマテリアルズが9%安。同業のラムリサーチやKLAにも売りが波及した。
・エヌビディアやマイクロソフトの下げも目立った。
NYダウは305ドル安、利下げ期待後退で利益確定売り
1.
・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派発言を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。

・トランプ次期政権の規制緩和など企業の業績を支援する政策を期待した買いが一段落したほか、FRB高官発言を受け、12月の追加利下げ観測が後退したため、続落。

・相場は終日軟調に推移し戻りなく終了。
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・今週発表の米物価指標は総じてインフレ圧力の根強さを示したなか、FRBのパウエル議長は14日の講演で利下げを急ぐ必要はないとの考えを述べた。シカゴ連銀のグールズビー総裁は15日朝の米CNBCの番組で、物価上昇率がかなり高いとの認識を語った。このところ複数のFRB高官が利下げを慎重に判断したい考えを示している。

・市場では12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ見送りや、来年の利下げペースが想定よりも緩やかになる可能性が意識されている。「FRBが(金融緩和に積極的な)ハト派姿勢を和らげていることが、ハイテク株を中心に株式相場の逆風になった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が聞かれた。

・15日朝発表の10月の米小売売上高は前月比0.4%増えた。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.3%増)以上に伸びたうえ、9月分も上方修正した。ニューヨーク連銀が同日発表した11月の製造業景況指数は31.2と、市場予想を大幅に上回った。

・堅調な経済指標を受け、米長期金利は一時4.50%と6月上旬以来の高水準を付けた。米国の次期政権による関税引き上げなどの政策がインフレ圧力を高め、金利が高止まりするとの観測も根強かった。株式の相対的な割高感が意識され、高PER(株価収益率)銘柄を中心に売りが出た。5日投開票の大統領選後に米主要3株価指数は大きく上昇した後で、主力株に利益確定や持ち高調整の売りが広がった。

2.
・自動車・自動車部品や家庭・パーソナル用品が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。


・ウォルト・ディズニーは14日に発表した決算や見通しを好感した買いが続き、5%高。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は著名投資家のアックマン氏が運営のヘッジファンド、パーシング・スクエア・キャピタルによる同社株保有が当局への報告で明らかになり、上昇。



・製薬株の下げも目立った。トランプ次期米大統領が14日、厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニア氏を起用すると発表した。事業環境を巡る不透明感が意識された。
・アムジェンが4%安。
・モデルナやファイザー、イーライ・リリーなどが大幅に下げた。
・自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)はコスト削減の一環として従業員削減策を発表し、下落。


3.
・メタプラットフォームズが約4%下げ、アルファベットも売られた。
・半導体製造装置のアプライドマテリアルズが9%安となった。同業のラムリサーチやKLAにも売りが波及した。


SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 186.01 -1.32%
★ エヌビディア 141.98 -3.26%
★ ASML 658.63 -4.95%
★ インテル 24.35 -2.72%
◆ QCOM クアルコム 160.5 -2.12%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 168.88 -9.20%
★ AMD 134.9 -2.84%
★ MU ミクロン・テクノロジー 96.34 -2.86%
★ テラダイン 102.58 -3.70%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 188.5 +0.99%
◇ エヌビディア 146.76 +0.33%
☆ ASML 692.96 +2.90%
◇ インテル 25.03 +0.44%
◇ QCOM クアルコム 163.97 +2.21%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 186 +1.76%
◆ AMD 138.84 -0.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 99.18 -0.74%
◇ テラダイン 106.52 +0.13%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 187.24 -2.36%
◆ エヌビディア 147.22 -0.72%
◆ ASML 661.52 -1.15%
◇ インテル 24.45 +1.18%
◆ QCOM クアルコム 160.36 -1.87%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.34 -1.75%
◆ AMD 142.17 -1.02%
★ MU ミクロン・テクノロジー 101.38 -2.61%
◆ テラダイン 107.07 -1.16%
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【NY外為】
▲ドル急落 円安一服.154円台
//◆◆▽▲◆//▽▽▽▽▲ 
・ドルは下落。週間ベースでは7週連続高。
・ドルは対円で一時1.5%下げ、153円86銭まで売られた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 55 分
⇒¥154.45 -¥1.82 -1.16%
⇒¥156.25 ¥0.79 +0.51%
⇒¥155.49 ¥0.88 +0.57%

11.15
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のストラテジスト 

「ドル上昇の勢いは週末にかけて一部そがれたものの、経済を揺さぶりかねないトランプ氏の政策アジェンダは実行されそうであることが、同氏の政権トップ人事に示唆されている」と。

【米国株】
◆下落
//◆▽▽◇◇//◇◆◇◆ 
・15日の米金融市場では株式相場が下落。--トランプトレードは失速。
・S&P500種株価指数は週間ベースで約2カ月ぶりの大幅安となった。
・連邦公開市場委員会(FOMC)は利下げペースの減速を余儀なくされるとの見方が市場で広がった。

・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げを急ぐ必要はないとの見方を示したほか、この日発表された10月の米小売売上高統計では、前月の数字が大きく上方修正された。
・トランプ氏当選の直後に広がった陶酔感は薄れ始め、同氏が進める財政計画やそれによるインフレ再加速の可能性が投資家の間で認識されるようになった。
・アマゾン・ドット・コムとエヌビディア、メタ・プラットフォームズの下げはいずれも3%を超えた。アプライド・マテリアルズは売上高見通しが失望を誘い、1カ月ぶりの大幅安。

11.15
バンクSYZのシャルルアンリ・モンシャウ最高投資責任者

「財政赤字と債務が拡大する可能性に加え、インフレ面で犠牲を強いるだろう」と。
「代償を支払うという認識が広がり始めた」と。

アストリア・ポートフォリオ・アドバイザーズの創業者ジョン・ダビ氏  

「市場は割高になっている。昨夜のパウエル氏によるスピーチは基本的に、FOMCが利下げを急ぐ必要性を感じていないと言いたいのだと思う。きょうの市場で売られているのはそれが最大の理由だろう」と。
「金利が上昇すれば、その分株式のリスクプレミアムは債券に有利な方向に傾く」と。

  【米国債】
◆下落
//▽◇▲▽◇//_◆◆◇◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・一連の強い経済データを受けて12月の米利下げ見通しが後退し、米国債市場では朝方に利回りが上昇。

・米10年債利回り
⇒4.44% 0.6 +0.14%
⇒4.45% -0.4 -0.09%
⇒4.45% 2.2 +0.49%
  
  
11.15
ジョーンズトレーディングのチーフマーケットストラテジスト、マイケル・オルーク氏

「10年債利回りで4.5%というのは信じがたいほど魅力的だ」と。
「しかも株式相場が下げており、米国債には健全な逃避需要がみられる」と。

グローバル・マクロ&マーケッツのストラテジスト、ボブ・シンチ氏

「米金融緩和を後押しする材料はほとんどない」と。
「パウエル議長の発言で12月利下げの必要性に対する不透明感が広がった。この日のデータは目先の利下げを確信持って裏付けるものではない」と。

【原油】
▲4日ぶりに反落
//▽◇◆◇▲//▲◇◇◇▲ 
・ロシアとウクライナの緊張が和らぐ兆候が示されたことをきっかけに、今後の供給過剰に備えたポジションを構築する動きが広がった。
・ロシアを和平に向かわせるための行動をウクライナが呼び掛けたとの報道が一部にあり、原油市場はそれに反応した。仮に和平交渉が進展して戦争が終結した場合、輸送コストが低下して原油価格が下落する可能性があると市場関係者はみている。特に欧州がロシア産原油の受け入れを再開した場合、そうした状況が予想されるという。

⇒WTI先物12月限は、前日比1.68ドル(▲2.4%)安の1バレル=67.02ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比27セント(◇0.4%)高の1バレル=68.70ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比31セント(◇0.5%)高の1バレル=68.43ドル。


⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は1.52ドル(▲2.1%)下げ、71.04ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は28セント(◇0.4%)高の72.56ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は39セント(◇0.5%)高の72.28ドル。

11.15
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏 

「売り、またはショートにするための口実を皆が探している」と。

【NY金】
◆ほぼ横ばい
//◆◇▲▽◆//▲◆◆◆◆
・金スポット相場は前日比ほぼ横ばいで、2カ月ぶり安値近辺での推移となった。
・週間ベースでは2021年6月以来の大きさで下落。来月の米利下げ観測の後退が影響した。


⇒金先物12月限は2.80ドル(◆0.1%)下落し、2570.10ドル。
⇒金先物12月限は13.60ドル(◆0.5%)下落し2572.90ドル。
⇒金先物12月限は19.80ドル(◆0.8%)下落し2586.50ドル。

>>11.12
ペッパーストーン・グループの調査部門責任者、クリス・ウェストン氏

金相場が50日移動平均を割り込んだことでファンド勢が買い持ち高の解消に動いたと指摘。売りは「テクニカルな面もある」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,063.61 -7.58 -0.09%
独DAX指数 19,210.81 -52.89 -0.27%
仏CAC指数 7,269.63 -42.17 -0.58%
⇒△nr自立反発 ⇒▽買戻し反発 ⇒▼nrはらみ.様子見  
⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▽買戻し反発 ⇒-▽はらみ下げ.様子見
⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▽買戻し反発 ⇒-△はらみ下げ.様子見

◆下落 
//▲◇◆▽▲//▽▲▼▽◆
・ストックス欧州600指数は0.8%下落。
・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が14日に利下げに慎重な発言をしたことを受け、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げに対する市場の期待が後退。
・メディア、ヘルスケア、テクノロジー株の下げ。
・アルミニウム価格の上昇により鉱業株が伸びた。

【欧州債】
◇上昇
//◇◇◇◆◇//◇▲◆ 
・14日の欧州債市場は上昇。
・インフレ率が中期的な目標値である2%に早期に収束するとの楽観論が高まる中、欧州中央銀行(ECB)がより迅速かつ大幅な利下げを実施するとの見方が強まり、買いにつながった。
・英国債も上昇したが、上げ幅はドイツ債を下回った。

・独国債10年物
⇒2.34% -0.05
⇒2.39% +0.03
⇒2.36% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.48% -0.04
⇒4.52% +0.02
⇒4.50% +0.07
---------------------------

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 利下げ急ぐ必要ないとパウエル議長
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、最近の米経済が「目覚ましく良好」に推移しているとし、慎重なペースで政策金利を引き下げる余地が生じていると述べた。~ クーグラー理事は「ディスインフレは続いているものの減速しており、それに労働市場の冷え込みが重なっている。この状況はFRBが責務の両側面に引き続き注意を払う必要性を意味する」と発言。~ リッチモンド連銀のバーキン総裁は、米金融当局が「大きな進展」を遂げたとした上で、勝利宣言をすることはできないと強調した。

②. 米PPI伸び加速
10月の米生産者物価指数(PPI)は前月から伸びが加速。インフレ抑制に向けた進展がまだら模様であることを浮き彫りにした。米金融当局がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数に反映される項目が押し上げ要因となった。~ 先週の米新規失業保険申請件数は減少し、5月以来の低水準となった。ここ最近はハリケーンやストライキの影響が見られたが、今回の統計で労働需要がなお健全なことが示唆された。

③. EV株下落
トランプ次期米大統領は電気自動車(EV)購入に対する7500ドル(約117万円)相当の税額控除を廃止する計画だと、ロイター通信が報じた。~ トランプ氏の政権移行チームが大規模な税制改革の一環としてEV税控除の廃止を協議していると報道。テスラも廃止を支持しているという。~ これを受けて14日の米株式市場でEVメーカーの株価が下落。リビアン・オートモーティブは一時15%を超える下落。テスラも6%超の下げとなった。

④. エーザイのアルツハイマー薬を欧州が承認勧告
エーザイは米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「レケンビ(一般名レカネマブ)」について、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)の承認勧告を得た。~ CHMPは脳出血などのリスクがあるとして、7月に承認に否定的な見解を示していたが、再検討した結果、一部の患者に対しては薬のメリットがリスクを上回ると判断した。勧告を受け、バイオジェン株は14日の市場で一時6%余り上昇。エーザイの米国預託証券(ADR)も一時急伸した。

⑤. 米MMF運用資産額
米国のマネー・マーケット・ファンド(MMF)運用資産総額が7兆ドル(約1100兆円)を突破した。信頼できる高い利回りが投資家の人気を呼んでいる。同総額は13日までの1週間に約910億ドル増加。MMFや投資信託業界を追跡する調査会社クレーン・データが明らかにした。米金融当局が9月に0.5ポイント、今月さらに0.25ポイントの利下げを実施した後も、投資家はMMFに資金を投入している。銀行預金といった他の金融商品より利回りが高いことが主な理由。
15日 【日本株】
日経平均 38,642.91 +107.21 +0.28%
TOPIX 2,711.64 +10.42 +0.39%
日経平均 ⇒▲wrトリプル下落.10MA割れ ⇒▲切下げ.3dn ⇒+▼nrはらみ上げ.様子見
TOPIX ⇒▲wr下落.窓埋め ⇒▲切下げ.3dn ⇒+▼nr上げ.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 23.22 -1.16 -4.76% ⇒-▽nrはらみ下げ ( 23台 )
日経平均VI 24.57 -0.22 -0.89% ⇒-▽はらみ下げ ( 24台 )
日経平均VI 24.79 +1.71 +7.41% ⇒▽wr上げ ( 24台 )
--------------------------------------------------------------
15日、株式は反発、4カ月ぶり円安や金融決算好感-債券は下落

15日、東京株式相場は反発し、日経平均株価は一時500円以上上げる場面があった。
・円安が業績に好影響を与えるとみられた自動車や機械など輸出関連株を中心に、みずほFGなど銀行株、かんぽ生など保険株が高い。
・自動車や電機など輸出関連株、非鉄金属など素材株が買われ、商社株や金融株も堅調。
・売買代金上位ではディスコやトヨタ自動車、日本郵船、キーエンスが上げる。
・香港のヘッジファンドであるオアシス・マネジメントの株式保有観測が広がった日産自動車も高い。

--------------------------------------------------------------
SMBC日興証券投資情報部の太田千尋部長

・円安は最終的に日本企業の業績にとってプラスで、上昇している銘柄は自動車産業が中心だと。

三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフ・マーケット・ストラテジスト

・156円台まで円安が進んだことや時価総額の大きいメガバンクの決算が好感されたとの見方。

--------------------------------------------------------------
日経平均は4日ぶりに反発、一時39000円台つけるも上値重く2日連続安値引け

・米国株安も為替の円安推移などが材料視されて、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・日経平均は一時39000円台を回復する場面が見られたものの、買いは続かず、上げ幅を縮小する展開となった。
・みずほFG<8411>など銀行株の上昇が目立っていることから、相対的にTOPIX優勢の地合いに。

・後場の日経平均は上げ幅をじりじりと縮め、2日連続で安値引けとなった。
・大引けの日経平均は前日比107.21円高(+0.28%)の38642.91円。

・海運、鉱業、電気・ガス、銀行、輸送用機器などが上昇。
・その他金融、非鉄金属、不動産、建設などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】日ペHD、みずほ、電通グループ など 


▽みずほ 3765 +234大幅続伸。
前日に上半期決算を発表、純利益は5661億円で前年同期比36.2%増となり、通期予想は従来の7500億円から8200億円に上方修正した。利上げ反映などによって資金利益が上振れのもよう。
年間配当金も115円から130円に引き上げ。また、発行済み株式数の1.9%に当たる5000万株、1000億円を上限とする自社株買いも発表。今回は実施が先送りされるとの見方が優勢であったもよう。

▲日ペHD 987.7 -48.8大幅続落。
前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は473億円で前年同期比1.3%減となり、市場予想を40億円程度下振れている。上半期実績は同12.8%の増益であった。市場想定比較では中国事業が下振れとなっているもよう。
通期予想はコンセンサス水準をやや下回る1840億円、前期比9.0%増を据え置き。中国の売上見通しなどは下方修正しているようだ。

▲電通グループ 4097 -700ストップ安。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は32億円で前年同期比88.2%減となり、4-6月期の112億円から大きく減少。市場予想も270億円程度であったもよう。通期予想は従来の1071億円から920億円に下方修正した。
4-6月期決算発表後の株価は上昇基調にあったため、下振れ決算にはネガティブなインパクト。米州、EMEA、APACなどにおけるCXM領域の回復が遅れているもよう。

--------------------------------------------------------------
11.15 動いた株・出来た株
◇円谷フィHD<2767> 2049 +177 ⇒ パチンコ・パチスロ新機種など発表。
◇みずほ<8411> 3755 +224 ⇒ 業績上方修正に加えて自社株買い発表もインパクトに。
◇日本製鋼所<5631> 5981 +366 ⇒ 決算説明会などポジティブ材料視も。
◇日揮HD<1963> 1318 +58 ⇒ 決算ネガティブ視の動きにも一巡感。
◇日産自動車<7201> 429.5 +19.3 ⇒ オアシスの株式保有も判明で。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 2498 +109 ⇒ 半導体製造装置株高で自律反発も。
◆電通グループ<4324> 4097 -700 ⇒ 7-9月期営業益は市場想定下振れで通期業績下方修正。
◆日ペHD<4612> 984.2 -52.3 ⇒ 7-9月期業績は中国低迷などで市場想定を下振れ。

2024年11月15日金曜日

▽ドル強い 円安進む.156円台 原油.▽反発.68ドル台 令和6.11.15.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. 利下げ急ぐ必要ないとパウエル議長
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、最近の米経済が「目覚ましく良好」に推移しているとし、慎重なペースで政策金利を引き下げる余地が生じていると述べた。~ クーグラー理事は「ディスインフレは続いているものの減速しており、それに労働市場の冷え込みが重なっている。この状況はFRBが責務の両側面に引き続き注意を払う必要性を意味する」と発言。~ リッチモンド連銀のバーキン総裁は、米金融当局が「大きな進展」を遂げたとした上で、勝利宣言をすることはできないと強調した。

②. 米PPI伸び加速
10月の米生産者物価指数(PPI)は前月から伸びが加速。インフレ抑制に向けた進展がまだら模様であることを浮き彫りにした。米金融当局がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数に反映される項目が押し上げ要因となった。~ 先週の米新規失業保険申請件数は減少し、5月以来の低水準となった。ここ最近はハリケーンやストライキの影響が見られたが、今回の統計で労働需要がなお健全なことが示唆された。

③. EV株下落
トランプ次期米大統領は電気自動車(EV)購入に対する7500ドル(約117万円)相当の税額控除を廃止する計画だと、ロイター通信が報じた。~ トランプ氏の政権移行チームが大規模な税制改革の一環としてEV税控除の廃止を協議していると報道。テスラも廃止を支持しているという。~ これを受けて14日の米株式市場でEVメーカーの株価が下落。リビアン・オートモーティブは一時15%を超える下落。テスラも6%超の下げとなった。

④. エーザイのアルツハイマー薬を欧州が承認勧告
エーザイは米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「レケンビ(一般名レカネマブ)」について、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)の承認勧告を得た。~ CHMPは脳出血などのリスクがあるとして、7月に承認に否定的な見解を示していたが、再検討した結果、一部の患者に対しては薬のメリットがリスクを上回ると判断した。勧告を受け、バイオジェン株は14日の市場で一時6%余り上昇。エーザイの米国預託証券(ADR)も一時急伸した。

⑤. 米MMF運用資産額
米国のマネー・マーケット・ファンド(MMF)運用資産総額が7兆ドル(約1100兆円)を突破した。信頼できる高い利回りが投資家の人気を呼んでいる。同総額は13日までの1週間に約910億ドル増加。MMFや投資信託業界を追跡する調査会社クレーン・データが明らかにした。米金融当局が9月に0.5ポイント、今月さらに0.25ポイントの利下げを実施した後も、投資家はMMFに資金を投入している。銀行預金といった他の金融商品より利回りが高いことが主な理由。
15日 【日本株】
日経平均 38,642.91 +107.21 +0.28%
TOPIX 2,711.64 +10.42 +0.39%
日経平均 ⇒▲wrトリプル下落.10MA割れ ⇒▲切下げ.3dn ⇒+▼nrはらみ上げ.様子見
TOPIX ⇒▲wr下落.窓埋め ⇒▲切下げ.3dn ⇒+▼nr上げ.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.22 -1.16 -4.76% ⇒-▽nrはらみ下げ ( 23台 )
日経平均VI 24.57 -0.22 -0.89% ⇒-▽はらみ下げ ( 24台 )
日経平均VI 24.79 +1.71 +7.41% ⇒▽wr上げ ( 24台 )
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15日、株式は反発、4カ月ぶり円安や金融決算好感-債券は下落

15日、東京株式相場は反発し、日経平均株価は一時500円以上上げる場面があった。
・円安が業績に好影響を与えるとみられた自動車や機械など輸出関連株を中心に、みずほFGなど銀行株、かんぽ生など保険株が高い。
・自動車や電機など輸出関連株、非鉄金属など素材株が買われ、商社株や金融株も堅調。
・売買代金上位ではディスコやトヨタ自動車、日本郵船、キーエンスが上げる。
・香港のヘッジファンドであるオアシス・マネジメントの株式保有観測が広がった日産自動車も高い。

--------------------------------------------------------------
SMBC日興証券投資情報部の太田千尋部長

・円安は最終的に日本企業の業績にとってプラスで、上昇している銘柄は自動車産業が中心だと。

三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフ・マーケット・ストラテジスト

・156円台まで円安が進んだことや時価総額の大きいメガバンクの決算が好感されたとの見方。

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日経平均は4日ぶりに反発、一時39000円台つけるも上値重く2日連続安値引け

・米国株安も為替の円安推移などが材料視されて、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・日経平均は一時39000円台を回復する場面が見られたものの、買いは続かず、上げ幅を縮小する展開となった。
・みずほFG<8411>など銀行株の上昇が目立っていることから、相対的にTOPIX優勢の地合いに。

・後場の日経平均は上げ幅をじりじりと縮め、2日連続で安値引けとなった。
・大引けの日経平均は前日比107.21円高(+0.28%)の38642.91円。

・海運、鉱業、電気・ガス、銀行、輸送用機器などが上昇。
・その他金融、非鉄金属、不動産、建設などが下落。

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【個別銘柄】日ペHD、みずほ、電通グループ など 


▽みずほ 3765 +234大幅続伸。
前日に上半期決算を発表、純利益は5661億円で前年同期比36.2%増となり、通期予想は従来の7500億円から8200億円に上方修正した。利上げ反映などによって資金利益が上振れのもよう。
年間配当金も115円から130円に引き上げ。また、発行済み株式数の1.9%に当たる5000万株、1000億円を上限とする自社株買いも発表。今回は実施が先送りされるとの見方が優勢であったもよう。

▲日ペHD 987.7 -48.8大幅続落。
前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は473億円で前年同期比1.3%減となり、市場予想を40億円程度下振れている。上半期実績は同12.8%の増益であった。市場想定比較では中国事業が下振れとなっているもよう。
通期予想はコンセンサス水準をやや下回る1840億円、前期比9.0%増を据え置き。中国の売上見通しなどは下方修正しているようだ。

▲電通グループ 4097 -700ストップ安。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は32億円で前年同期比88.2%減となり、4-6月期の112億円から大きく減少。市場予想も270億円程度であったもよう。通期予想は従来の1071億円から920億円に下方修正した。
4-6月期決算発表後の株価は上昇基調にあったため、下振れ決算にはネガティブなインパクト。米州、EMEA、APACなどにおけるCXM領域の回復が遅れているもよう。

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11.15 動いた株・出来た株
◇円谷フィHD<2767> 2049 +177 ⇒ パチンコ・パチスロ新機種など発表。
◇みずほ<8411> 3755 +224 ⇒ 業績上方修正に加えて自社株買い発表もインパクトに。
◇日本製鋼所<5631> 5981 +366 ⇒ 決算説明会などポジティブ材料視も。
◇日揮HD<1963> 1318 +58 ⇒ 決算ネガティブ視の動きにも一巡感。
◇日産自動車<7201> 429.5 +19.3 ⇒ オアシスの株式保有も判明で。
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 2498 +109 ⇒ 半導体製造装置株高で自律反発も。
◆電通グループ<4324> 4097 -700 ⇒ 7-9月期営業益は市場想定下振れで通期業績下方修正。
◆日ペHD<4612> 984.2 -52.3 ⇒ 7-9月期業績は中国低迷などで市場想定を下振れ。
//◆◆◆▽▲◆//◇▽▽▽▽ ドル円 156円台( 金融政策意識 )
//+◆◇◇◆▲//◆◇◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇◆◇▲//_▲◆◇◇ 原油 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い 円安進む.156円台 原油.▽反発.68ドル台  
11.15
米ドル/円 156.23 156.27
ユーロ/円 164.48 164.58
ユーロ/米ドル 1.0528 1.0532
英ポンド/円 197.82 198.01
豪ドル/円 100.83 100.87
スイスフラン/円 175.44 175.62
原油(WTIC原油先物) 68.57 +0.56 +0.83% ⇒▲nr下げ ⇒▽nrもみあい ⇒△反発

▽ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▽nrもみあい.68ドル台 
11.14
米ドル/円 155.41 155.5
ユーロ/円 164.19 164.25
ユーロ/米ドル 1.0562 1.0563
英ポンド/円 197.5 197.64
豪ドル/円 100.81 100.87
スイスフラン/円 175.47 175.55
原油(WTIC原油先物) 68.00 +0.09 +0.13% ⇒▲Low.大幅下げ ⇒▲nr下げ⇒▽nrもみあい

▽ドル強い 円安維持.154円半ば 原油.▲nr下げ.67ドル台  
11.13
米ドル/円 154.56 154.65
ユーロ/円 164.21 164.27
ユーロ/米ドル 1.0621 1.0624
英ポンド/円 197.11 197.19
豪ドル/円 101.01 101.03
スイスフラン/円 175.26 175.41
原油(WTIC原油先物) 67.91 -0.15 -0.23% ⇒▲wr吞込み ⇒▲Low.大幅下げ ⇒▲nr下げ

StockCharts ⇒  
11.14
NYダウ   43,750.86 -207.33 -0.47%
NASDAQ 19,107.65 -123.07 -0.64%
S&P500   5,949.17 -36.21 -0.60%

NYダウ(INDU) ⇒▲吞込み.調整へ ⇒△nr入首 ⇒▲吞込み.調整
NASDAQ(COMPQ) ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▲切下げ.調整
S&P500(SPX) ⇒▼nr切下げ.調整へ ⇒▽nrもみあい ⇒▲切下げ.調整 
【 SOX指数 】
5004.59  -1.70 (-0.03%) ⇒▼nr.窓埋め2 ⇒▼wr.窓埋め調整 ⇒▼もみあい.様子見

【 VIX恐怖指数 】
14.31 +0.29 (+2.07%) ⇒▲nr下げ ⇒▲wr下げ ⇒▽nrはらみ
⇒-4.69P (14台)
⇒-1.74P (14台)
⇒-0.20P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ反落し207ドル安 利下げ観測の後退で ナスダック続落   
▲吞込み.調整 ⇒ ダウ工業株30種平均は反落。
・週初に最高値を更新した後で、主力株の一部には利益確定の売りが出た。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が午後に利下げに慎重な見方を示したのを受けてやや売りが加速し、ダウ平均の下げ幅は一時250ドルあまりに達した。


▲切下げ.調整 ⇒ ナスダック総合株価指数は3日続落。
・テスラやアルファベットの下げが目立った。
・テスラ(TSLA)はサイバートラックの一部リコールやトランプ次期政権がEVに対する税優遇措置を撤廃するとの報道を受け下落。
・フェイスブック(FB)運営するメタ・プラットフォームズ(META)は欧州当局が同社を独禁法違反で制裁金を科したとの報道が嫌気され、下落。
・アプライド・マテリアルズ(AMAT)は取引終了後に四半期決算を発表。業績見通しが弱く、時間外取引で売られている。
NYダウは207ドル安、利下げ期待が後退
1.
・長期金利の低下を好感し、寄り付き後、小幅高。

・その後、10月生産者物価指数(PPI)で根強いインフレが確認されたほか、新規失業保険申請件数で労働市場の強さが示され長期金利が上昇に転じると相場は下落に転じた。

・連邦準備制度理事会(FRB)のクグラー理事が利下げ見送りの可能性に言及したほか、終盤にかけ、パウエル議長が、経済が強く、速やかな利下げの必要性がないとの考えを示すと、下げ幅を拡大し、終了。
--------------------------------------------------------------

・FRBのパウエル議長は14日午後に講演した。米経済は「驚くほど良好だ」と述べた上で「経済は利下げを急ぐ必要があるというシグナルを送っていない」と話した。利下げ観測が後退し、主力株に売りが出た。市場では「大きな驚きを誘う内容ではなかったものの、株式相場の逆風になった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との見方があった。

・米金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を算出する「フェドウオッチ」によれば、FRBが次回12月の会合で追加利下げを見送る確率は14日夕時点でおよそ4割と、前日の17.5%から高まった。ダウ平均は5日投開票の大統領選後から13日にかけて1700ドルあまり上昇。短期間で大幅に買われたことから主力株には利益確定売りが出やすかった面もある。

・もっとも、米株相場の下値は堅かった。ウォルト・ディズニーが14日に発表した2024年7〜9月期決算は動画配信事業の伸びを背景に売上高が市場予想を上回り、収益見通しも堅調だった。株価は6%高で終え、投資家心理の悪化に歯止めをかけた。

2.
・テクノロジー・ハード機器が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。


・シェブロンやアップル、スリーエムは上昇。
・ウォルト・ディズニー(DIS)は第3四半期決算の結果で、ストリーミングや新作映画興行が好調で、利益が予想を上回り、上昇。
・食品会社のキャンベルスープ(CPB)はアナリストが投資判断を引き上げ上昇。
・衣料品販売会社のアバクロンビー&フィッチ(ANF)はアナリストの目標株価引き上げで上昇。


・セールスフォースやユナイテッドヘルス・グループ、アムジェンが下落。
・前日夕に決算を発表したシスコシステムズも売られた。


3.
・テスラやアルファベットの下げが目立った。
・テスラ(TSLA)はサイバートラックの一部リコールやトランプ次期政権がEVに対する税優遇措置を撤廃するとの報道を受け下落。
・フェイスブック(FB)運営するメタ・プラットフォームズ(META)は欧州当局が同社を独禁法違反で制裁金を科したとの報道が嫌気され、下落。
・アプライド・マテリアルズ(AMAT)は取引終了後に四半期決算を発表。業績見通しが弱く、時間外取引で売られている。

SOX指数 銘柄 ⇒
◇ TSM 188.5 +0.99%
◇ エヌビディア 146.76 +0.33%
☆ ASML 692.96 +2.90%
◇ インテル 25.03 +0.44%
◇ QCOM クアルコム 163.97 +2.21%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 186 +1.76%
◆ AMD 138.84 -0.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 99.18 -0.74%
◇ テラダイン 106.52 +0.13%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 187.24 -2.36%
◆ エヌビディア 147.22 -0.72%
◆ ASML 661.52 -1.15%
◇ インテル 24.45 +1.18%
◆ QCOM クアルコム 160.36 -1.87%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.34 -1.75%
◆ AMD 142.17 -1.02%
★ MU ミクロン・テクノロジー 101.38 -2.61%
◆ テラダイン 107.07 -1.16%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 191.77 -1.17%
◇ エヌビディア 148.29 +2.09%
◆ ASML 669.18 -0.32%
★ インテル 24.16 -3.55%
★ QCOM クアルコム 163.41 -2.90%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 186.61 -1.03%
★ AMD 143.63 -2.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 104.1 -4.19%
◆ テラダイン 108.33 -0.44%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▽ドル強い 円安進む.156円台
//◆◆▽▲◆//▽▽▽▽ 
・ドル指数が上昇。短期債利回りにつれ高となった。パウエルFRB議長が利下げを急がない姿勢を示唆したため、市場では12月利下げの織り込み具合が後退した。
・ドルはパウエル氏の発言を受けて対円でこの日の高値156円42銭を付けた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 41 分
⇒¥156.25 ¥0.79 +0.51%
⇒¥155.49 ¥0.88 +0.57%
⇒¥154.63 ¥0.91 +0.59%

11.14
ノムラ・インターナショナルの宮入祐輔氏 

市場には1.05ドルを断定的に割り込む確信が足りなかったと指摘。

【米国株】
◆下落
//◆▽▽◇◇//◇◆◇◆ 
・14日の米金融市場では株式相場が下落。
・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は経済が好調に推移していると述べ、利下げを急ぐ必要がない考えを示唆し、株式相場は一段安となった。
・市場では12月利下げの織り込み具合が確率55%強に低下。前日は約80%だった。

・株式相場は選挙後、トランプ氏の政策アジェンダが企業利益の伸びを支えるとの楽観から力強く上昇していたが、その勢いは失われた。
・エーザイはバイオジェンと共同開発したアルツハイマー型認知症治療薬「レケンビ(一般名レカネマブ)」について、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)の承認勧告を得た。バイオジェン株は一時6%余り上昇、エーザイの米国預託証券(ADR)も一時急伸した。

11.14
ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏

「パウエル氏のスピーチはタカ派的だった」と。
「政策が依然として景気抑制的であるため、12月はやはり金利を下げるだろう。そして中立な環境に入るのを望んでいると思われる。一方で経済についてパウエル氏は不安に思っていないようだ(幅広いコンセンサスも同様)。目先のダウンサイドリスクは十分に認識されていない」と述べた。

LPLファイナンシャルのクインシー・クロスビー氏  

物価安定に向けた最後の1マイルが起伏の激しい道のりになることは予想されていたが、労働市場が悪化しない限り、市場が望む一連の利下げは実現しないことを、パウエル氏の発言は改めて思い起こさせたと。

  【米国債】
◇まちまち
//▽◇▲▽◇//_◆◆◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・取引終盤ではパウエル議長の発言を受けて12月利下げ観測が後退。短期債利回りが押し上げられた一方で、長期債利回りは下げたままだった。

・米10年債利回り
⇒4.45% -0.4 -0.09%
⇒4.45% 2.2 +0.49%
⇒4.43% 12.3 +2.86%
  
  
11.14
ナットアライアンス・セキュリティーズのアンドルー・ブレナー氏

「パウエル議長発言で利回り曲線の平たん化が進んだ」と。

22Vリサーチのデニス・デブシェール氏

12月利下げの確率が上昇すれば、すでに堅調な経済がさらに強くなる可能性を高める。10年債利回りが現行水準を維持するには経済データが約2.5%(もしくはそれ以下)の成長率と整合しなくてはならないと。

【原油】
◇3日続伸
//▽◇◆◇▲//▲◇◇◇ 
・国際エネルギー機関(IEA)が供給過剰の見通しを示す一方、米ガソリン在庫の大幅な減少が相場を支援した。

⇒WTI先物12月限は、前日比27セント(◇0.4%)高の1バレル=68.70ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比31セント(◇0.5%)高の1バレル=68.43ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比8セント(◇0.1%)高の1バレル=68.12ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は28セント(◇0.4%)高の72.56ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は39セント(◇0.5%)高の72.28ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限はほぼ変わらずの71.89ドル。

11.14
シティー・インデックスのマーケットアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏 

供給に支障が生じない限り、原油相場の見通しは弱いと話す。「こうした状況を踏まえると、ここ数週間弱含みの傾向にある原油相場が今後急落する可能性が高い」と。

【NY金】
◆続落
//◆◇▲▽◆//▲◆◆◆



⇒金先物12月限は13.60ドル(◆0.5%)下落し2572.90ドル。
⇒金先物12月限は19.80ドル(◆0.8%)下落し2586.50ドル。
⇒金先物12月限は11.40ドル(◆0.4%)下落し2606.30ドル。

>>11.12
ペッパーストーン・グループの調査部門責任者、クリス・ウェストン氏

金相場が50日移動平均を割り込んだことでファンド勢が買い持ち高の解消に動いたと指摘。売りは「テクニカルな面もある」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,071.19 +40.86 +0.51%
独DAX指数 19,263.70 +260.59 +1.37%
仏CAC指数 7,311.80 +94.97 +1.32%
⇒▲wr逆立.Low ⇒△nr自立反発 ⇒▽買戻し反発  
⇒▲wr逆立.調整 ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▽買戻し反発
⇒▲wr逆立.Low ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▽買戻し反発

▽反発 
//▲◇◆▽▲//▽▲▼▽
・ストックス欧州600指数は1.1%上昇。
・テクノロジー株が好調だった。--オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングが急伸。人工知能(AI)向けの半導体需要急増を背景に、強気な長期売上高予想を示したことが好感された。
・ドイツのエンジニアリング会社シーメンスも通期の増収見通しを受け、過去最高値を更新した。

【欧州債】
◇上昇
//◇◇◇◆◇//◇▲◆ 
・14日の欧州債市場は上昇。
・インフレ率が中期的な目標値である2%に早期に収束するとの楽観論が高まる中、欧州中央銀行(ECB)がより迅速かつ大幅な利下げを実施するとの見方が強まり、買いにつながった。
・英国債も上昇したが、上げ幅はドイツ債を下回った。

・独国債10年物
⇒2.34% -0.05
⇒2.39% +0.03
⇒2.36% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.48% -0.04
⇒4.52% +0.02
⇒4.50% +0.07
---------------------------

2024年11月14日木曜日

▽ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▽nrもみあい.68ドル台 令和6.11.14.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
①. トリプルレッド
米下院選挙で共和党が多数派を維持する見通しとなった。NBCとCNNが報じた。共和党は上院の支配も民主党から奪還している。ホワイトハウスに返り咲くトランプ氏と合わせ、いわゆる「トリプルレッド」が実現する。~ トランプ氏の権力行使に歯止めをかけるという民主党の望みは絶たれる格好となる。またトランプ氏は、次期国務長官にマルコ・ルビオ上院議員を指名する意向だと。

②. 10月米CPI統計
10月の米消費者物価指数(CPI)統計では、コア指数が前月比0.3%上昇と、3カ月連続で同率の伸びとなった。前年同月比では3.3%上昇。総合CPIは前月比0.2%上昇で、4カ月続けて同じ伸び。~ 前年同月比では2.6%上昇と、3月以降初めて加速した。インフレとの闘いが足踏み状態となっていることを今回の数字は浮き彫りにしている。強い消費や経済成長も踏まえると、今回のCPIを受けて当局は慎重姿勢を維持する見通しだ。

③. FRB当局者発言
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は10月CPI統計について、インフレ率が当局の2%目標に向かって低下しているのを裏付けていると指摘。インフレの軌道について自信を持っていると述べた。~ ダラス連銀のローガン総裁は、追加利下げの必要性は高いとした上で、「現時点でわれわれは慎重に進めるべきだと考えている」と述べた。~ セントルイス連銀のムサレム総裁は、インフレと雇用の目標達成は視野に入っているとしつつ、物価上昇率が2%を上回って推移する間は「やや景気抑制的」な政策を続けるべきだとの考えを強調した。

④. トランプ氏とバイデン氏が会談
トランプ次期米大統領がホワイトハウスを訪れ、バイデン大統領と会談した。トランプ氏のホワイトハウス訪問は約4年ぶり。バイデン氏は大統領執務室でトランプ氏を歓迎。「おめでとう」と声を掛け、「円滑な移行」を楽しみにしていると語った。~ 自身の前任者であり後任でもあるトランプ氏と握手を交わし、報道陣にも笑顔を見せた。トランプ氏は「政治は厳しく、多くの場合、あまり良い世界ではなが、きょうは良い日であり、スムーズな移行にとても感謝している」と応じた。

⑤. 史上最大バイアウト案件
セブン&アイ・ホールディングスの経営陣が同社を非公開化するために提示した約9兆円の買収提案額は、これまでのバイアウト案件の最大額を上回る。~ ブルームバーグのデータによると、KKRとTPGキャピタルがエナジー・フューチャー・ホールディングス(旧TXU)買収に支払った金額や、億万長者のイーロン・マスク氏がツイッターを買収した際の金額も上回る。~ アリマンタシォン・クシュタールのアプローチに対する抵抗の意思表示となるが、その規模を考えると、この取引を成立させるのは難しいかもしれない。
14日 【日本株】
日経平均 38,535.70 -185.96 -0.48%
TOPIX 2,701.22 -7.20 -0.27%
日経平均 ⇒▲nr吞込み.様子見 ⇒▲wrトリプル下落.10MA割れ ⇒▲切下げ.3dn
TOPIX ⇒+▲プラス.様子見 ⇒ ⇒▲wr下落.窓埋め ⇒▲切下げ.3dn
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 24.57 -0.22 -0.89% ⇒-▽はらみ下げ ( 24台 )
日経平均VI 24.79 +1.71 +7.41% ⇒▽wr上げ ( 24台 )
日経平均VI 23.08 -0.63 -2.66% ⇒-▽nr下げ ( 23台 )
--------------------------------------------------------------
14日、156円台に円下落、米トリプルレッドでドル高-債券下落

14日、東京株式相場は東証株価指数(TOPIX)が上昇。
・米国の物価指標が市場予想通りとなり、利下げ継続による米景気の堅調期待から業績不安が和らいでいる。
・自動車や電機など輸出関連株、非鉄金属など素材株が買われ、商社株や金融株も堅調。
・前日に公募増資などを発表した関西電力など電力株は下落。

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みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト

・為替が円安傾向にあるため、輸出関連銘柄が買われたり、国内の金利上昇で金融株が買われたりしている。

--------------------------------------------------------------
日経平均は3日続落、円安加速も株高にはつながらず

・米国株は高安まちまちだったが、前日の大幅安の反動などが先行して、東京市場は買い優勢で取引を開始。

・日経平均は39000円台を回復する場面も見られたが、引き続き方向感には乏しく、買い一巡後は前日終値水準でのもみあいとなった。
・ドルインデックスは23年11月1日以来の106.5水準まで上昇するなどドル独歩高の展開となり、為替は1ドル156円台まで円安ドル高が加速したが、株高の原動力とはならなかった。

・大引けの日経平均は前日比185.96円安(-0.48%)の38535.70円。

・非鉄金属、倉庫・運輸関連、卸売、銀行、証券・商品先物取引などが上昇。
・電気・ガス、石油・石炭、金属、海運、保険などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】関西電力、TOYO など 


▲関西電力 1954.5 -442.5急落。
約1億4828万株の公募増資、4570万株の自己株式処分、約2909万株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表。トータルの株式数約2億2309万株は、現在の自己株式を除いた発行済み株式数約8億9302万株の25.0%の水準となる。
調達額は最大で5049億円、南港発電所に導入するLNG火力発電設備の更新費用やデータセンター投資などに充当。同社の公募増資は1982円以来。

▽TOYO 2370 +187大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は287億円で前年同期比21.2%増となり、市場予想を100億円程度上回った。つれて、通期予想は従来の810億円から860億円に上方修正し、年間配当金も105円から110円に引き上げた。
通期予想はコンセンサス並みの水準だが、第4四半期の計画は保守的な印象。第2四半期で悪化してきていた米国市場が再度回復の方向となっているもよう。

--------------------------------------------------------------
11.14 動いた株・出来た株
◇三井E&S<7003> 1387 +153 ⇒ 上半期大幅増益決算をあらためて評価へ。
◇メルカリ<4385> 1933 +130 ⇒ オアシスマネジメントが大株主に登場。
◇クボタ<6326> 2082.5 +134.5 ⇒ 買い気配スタートだが目立った材料見当たらず。
◇住友電気工業<5802> 2874 +170.5 ⇒ 前日の説明会などをポジティブ視も。
◇ホシザキ<6465> 5919 +351 ⇒ 第3四半期好決算や再度の自社株買いを引き続き評価。
◇上組<9364> 3395 +171 ⇒ 業績上方修正や自社株買いを評価。
◆関西電力<9503> 1998.5 -398.5 ⇒ 公募増資など発表による希薄化懸念で。
◆東北電力<9506> 1236 -123.5 ⇒ 関西電力の公募増資発表などで電力株には連想売りも。
◆すかいらーく<3197> 2249.5 -132 ⇒ 第3四半期大幅増益もコンセンサス下振れ。
7&iHD<3382> 2431 -59 ⇒ MBO構想浮上と伝わり前日は大幅高。
//◆◆◆▽▲◆//◇▽▽▽ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//+◆◇◇◆▲//◆◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◇◆◇▲//_▲◆◇ 原油 68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い 円安進む.155円半ば 原油.▽nrもみあい.68ドル台 
11.14
米ドル/円 155.41 155.5
ユーロ/円 164.19 164.25
ユーロ/米ドル 1.0562 1.0563
英ポンド/円 197.5 197.64
豪ドル/円 100.81 100.87
スイスフラン/円 175.47 175.55
原油(WTIC原油先物) 68.00 +0.09 +0.13% ⇒▲Low.大幅下げ ⇒▲nr下げ⇒▽nrもみあい

▽ドル強い 円安維持.154円半ば 原油.▲nr下げ.67ドル台  
11.13
米ドル/円 154.56 154.65
ユーロ/円 164.21 164.27
ユーロ/米ドル 1.0621 1.0624
英ポンド/円 197.11 197.19
豪ドル/円 101.01 101.03
スイスフラン/円 175.26 175.41
原油(WTIC原油先物) 67.91 -0.15 -0.23% ⇒▲wr吞込み ⇒▲Low.大幅下げ ⇒▲nr下げ

▽ドル反発 円安モードへ.153円半ば 原油.▲Low.大幅下げ.68ドル台  
11.12
米ドル/円 153.69 153.72
ユーロ/円 163.74 163.82
ユーロ/米ドル 1.0654 1.0657
英ポンド/円 197.71 197.88
豪ドル/円 101.05 101.09
スイスフラン/円 174.49 174.6
原油(WTIC原油先物) 68.07 -2.31 -3.28% ⇒▽nrもみあい ⇒▲wr吞込み ⇒▲Low.大幅下げ

StockCharts ⇒  
11.13
NYダウ   43,958.19 +47.21 +0.11%
NASDAQ 19,230.72 -50.67 -0.26%
S&P500   5,985.38 +1.39 +0.02%

NYダウ(INDU) ⇒△上ひげ.高値更新 ⇒▲吞込み.調整へ ⇒△nr入首
NASDAQ(COMPQ) ⇒+▼もみあい.様子見 ⇒▼nrもみあい.様子見 ⇒▼nrもみあい.様子見
S&P500(SPX) ⇒+▼もみあい.様子見 ⇒▼nr切下げ.調整へ ⇒▽nrもみあい 
【 SOX指数 】
5006.29  -102.34 (-2.00%) ⇒▼wr.窓埋め調整 ⇒▼nr.窓埋め2 ⇒▼wr.窓埋め調整

【 VIX恐怖指数 】
14.02 -0.69 (-4.69%) ⇒▼nr下げ ⇒▲nr下げ ⇒▲wr下げ
⇒-4.69P (14台)
⇒-1.74P (14台)
⇒-0.20P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
米国株、ダウ反落し382ドル安 利益確定売り、テスラが下落   
△nr入首 ⇒ ダウ工業株30種平均は反発。
・同日朝発表の10月の米消費者物価指数(CPI)で伸び率が市場予想となった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ方針を変えるほどではないとの受け止めから、買いが入った。


▼nrもみあい.様子見 ⇒ ナスダック総合株価指数は続落。
・アルファベットやメタプラットフォームズが下げた。
・テスラは小幅高。

NYダウは47ドル高、追加利下げ期待が下値を支える
1.
・10月消費者物価指数(CPI)が予想に一致したため安心感に買いが先行し、堅調に寄り付いた。

・同時に、CPIを受け12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まったため相場は続伸。

・ダウは終日堅調に推移したが、ナスダックは終盤にかけ失速し下落に転じ、終了。
--------------------------------------------------------------

・10月のCPIは前月比0.2%上昇した。エネルギー・食品を除くコアは同0.3%上昇し、いずれもダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と同じだった。コア指数の前年同月比の上昇率は3.3%と、9月と市場予想に並んだ。物価上昇が再び加速することへの警戒が根強かっただけに、市場の想定通りの内容だったことは投資家心理の支えとなった。

・市場では「株式相場にとってよいニュースとなった」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。「長期的には粘着的なインフレ圧力が残るものの、FRBの12月会合での利下げ観測を高めた」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との見方もあった。

・米短期金利先物の値動きからFRBの金融政策を予想する「フェドウオッチ」では13日夕時点で12月に政策金利を0.25%引き下げる確率が8割と、前日の6割弱から上昇。ダラス連銀のローガン総裁は13日の講演で米経済が堅調ながらインフレも落ち着きつつあると述べ、「利下げは注意深く進めるのが最善だろう」と語った。FRBの段階的な米利下げが景気を下支えするとの見方が根強い。

2.
・小売やエネルギーが上昇。
・半導体・同製造装置が下落。


・アマゾン・ドット・コムやシェブロン、ベライゾン・コミュニケーションズが買われた。
・ホーム・デポやウォルト・ディズニーも高かった。
・地中海料理ファーストカジュアルレストラン運営のCAVA(CAVA)は3四半期連続で通期見通しを引き上げたことが好感され、上昇。
・ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ(CSCO)は取引終了後に四半期決算を発表。1株当たり利益が予想を上回ったほか、配当も維持したが、時間外取引で売り買いが交錯している。


・ボーイングやキャタピラー、エヌビディアなどは売られた。
・格安航空会社のスピリット(SAVE)は同業のフロンティア・グループ・ホールディングス(ULCC)との合併計画が失敗したのち、破産法申請の準備をしているとの報道受け、大幅安。
・サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は8月に年次報告書(フォーム10K)が提出できず、さらに9月30日までの四半期決算(フォーム10Q)の報告を延期するとの発表を受け、ナスダック上場廃止のリスクが警戒され、売られた。


3.
・アルファベットやメタプラットフォームズが下げた。
・テスラは小幅高。
・半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は人工知能(AI)半導体開発に資源集中を目指し世界従業員4%削減計画を発表し、下落。

SOX指数 銘柄 ⇒
◆ TSM 187.24 -2.36%
◆ エヌビディア 147.22 -0.72%
◆ ASML 661.52 -1.15%
◇ インテル 24.45 +1.18%
◆ QCOM クアルコム 160.36 -1.87%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.34 -1.75%
◆ AMD 142.17 -1.02%
★ MU ミクロン・テクノロジー 101.38 -2.61%
◆ テラダイン 107.07 -1.16%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 191.77 -1.17%
◇ エヌビディア 148.29 +2.09%
◆ ASML 669.18 -0.32%
★ インテル 24.16 -3.55%
★ QCOM クアルコム 163.41 -2.90%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 186.61 -1.03%
★ AMD 143.63 -2.52%
★ MU ミクロン・テクノロジー 104.1 -4.19%
◆ テラダイン 108.33 -0.44%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 194.05 -3.55%
◆ エヌビディア 145.26 -1.61%
◇ ASML 671.31 +0.27%
★ インテル 25.05 -4.39%
◆ QCOM クアルコム 168.29 -1.53%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 188.56 -1.81%
◆ AMD 147.35 -0.41%
★ MU ミクロン・テクノロジー 108.65 -2.90%
◆ テラダイン 108.81 -1.88%
--------------------------------------------------------------
【NY外為】
▽ドル強い 円安進む.155円半ば
//◆◆▽▲◆//▽▽ 
・予想通りだった米消費者物価指数(CPI)を受けてドルが上昇。
・円はニューヨーク時間午後に対ドル155円62銭まで下げた。

ドル円相場は *米東部時間 16時 33 分
⇒¥155.49 ¥0.88 +0.57%
⇒¥154.63 ¥0.91 +0.59%
⇒¥153.69 ¥1.05 +0.69%

11.13
ラボバンクの外国為替戦略責任者、ジェーン・フォーリー氏 

「すぐにも日本の財務省が口先介入に動き始め、市場を神経質にさせても驚きではない」と。
「夏に見られたようなボラティリティーの再現は誰も望んでいない」と。

ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は 

10月CPIについて、まだ詳細にデータを確認できていないと強調しつつ「インフレは正しい方向に進んでいると考える」と。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの市場戦略グローバル責任者ウィン・シン氏 

「ドル上昇が最も自然な流れのようだ」と。
「12月連邦公開市場委員会(FOMC)の結果がどうなろうと、政策金利は市場が予想していたほどには引き下げられないというのが話の本質だ」と。

【米国株】
◇ほぼ変わらず
//◆▽▽◇◇//◇◆◇ 
・米利下げが続くとの見方が広がったものの、選挙後の上昇が行き過ぎたとの見方に圧迫された。
・S&P500種株価指数は予想通りとなったCPIを好感したものの、取引終盤で失速し上昇分をほぼ失った。
・10月のCPIは予想通りの数字が発表され、上振れすれば金融緩和見通しが後退しかねないと危惧していたウォール街は一息つけた。

・CPIを受けて市場には安心感が広がった半面、インフレとの闘いが時間を要し困難を伴うものであることも浮き彫りになった。


11.13
BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏

「12月の利下げは極めて可能性が高くなった」と。

プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏  

CPIについて「予想を上回る内容となっていれば、FOMCが次回会合で金利据え置きを決める材料になっていたかもしれない」と。「12月の利下げは引き続き十分にあり得る」と。

クリアブリッジ・インベストメンツのジョシュ・ジャムナー氏  

「高インフレとの闘いにおいて著しい進展が見られる一方で『最後の1マイル』が困難を増していることを、予想通りの数字が浮き彫りにした」と。
「基調的なインフレ圧力は依然、金融当局が目指す2%を小幅に上回るペースだ。インフレ率は安定しているため、市場はこの日のデータを有意な変化と受け止めるべきではない」と。

  トレードステーションのデービッド・ラッセル氏  

「FOMCとインフレについて心配するのはもうやめるべきだ」と。
「選挙後の株式市場は自動運転モードに入っている。この日の数字はそのトレンドを何ら損なわない。12月の追加利下げ予測はまだ生きている」と。

  【米国債】
◆下落
//▽◇▲▽◇//_◆◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・CPIを受けて12月利下げ観測が復活。短期債利回りが下げ、5年債と30年債の利回り差は8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り拡大した。

・米10年債利回り
⇒4.45% 2.2 +0.49%
⇒4.43% 12.3 +2.86%
⇒4.30% -2.1 -0.49%
  
  
11.13
Fモルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのエレン・ゼントナー氏

「市場はすでに2025年の利下げ回数について従来想定よりも少なくなり、1月にも利下げが一時停止となる可能性を意識している」と。

LPLファイナンシャルのジェフリー・ローチ氏

「インフレで粘着性のある項目が引き続き緩和しており、12月会合での利下げ余地はあるが、来年1月は利下げ見送りとなる可能性が高い」と。
「個人消費はまだ減速しておらず、一部が力強さを保っていることで物価に持続的な上昇圧力がかかっている。経済成長が上振れなら、国債利回りは高止まりするだろう」と。

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのリンゼー・ロスナー氏

「ややホットなデータが続いた後だけに、今回の統計は利下げペース減速が迫っているとの懸念を和らげる」と。
「それでも財政と貿易の政策を巡る不透明感が強いため、FOMCが新年早々にも緩和ペースを落とすことを選択するリスクはある」と。

【原油】
◇続伸
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・中東諸国からの供給リスクと供給過剰の見通しという強弱まちまちの材料を吟味する中で、取引時間の大半は売り買いが交錯する展開となった。
・原油価格は今年の高値から20%余り下落している。中国需要の低迷に加え、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の枠組みに加わっていない産油国による増産や、OPECプラスによる減産縮小計画により、来年は供給過剰になるとの懸念が足かせとなっている。

⇒WTI先物12月限は、前日比31セント(◇0.5%)高の1バレル=68.43ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比8セント(◇0.1%)高の1バレル=68.12ドル。
⇒WTI先物12月限は、前営業日比2.34ドル(▲3.3%)安の1バレル=68.04ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は39セント(◇0.5%)高の72.28ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限はほぼ変わらずの71.89ドル。
⇒ロンドンICE北海ブレント1月限は2.04ドル(▲2.8%)下げて、71.83ドル。

11.13
TDセキュリティーズのコモディティー(商品)ストラテジスト、ダン・ガリ氏 

イランがイスラエルへの報復攻撃を先延ばしにするかもしれないとの未確認の報道を受けて、早い時間には売りが優勢となった。その後、イスラエルがレバノンから複数の飛翔体が発射されたと発表したことで、相場は持ち直した。

【NY金】
◆4日続落
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・12月の米利下げ観測を支えるCPI統計を受けて上昇する場面もあったが、その後は売りが優勢となった。金利低下は利息を生まない金にとって追い風となる。
・この日はドル高が進行する中で、一時0.8%下落した。トランプ前大統領の返り咲きで、市場ではトランプ次期政権の政策が経済成長と企業収益を押し上げるとの期待が高まっている。これにより株式とドルが買われ、金相場の重しとなっている。
・トランプ氏の政策はインフレ再燃を招く恐れがあるほか、財政赤字をさらに膨張させる可能性もあり、エコノミストは、来年の米利下げ回数見通しを下方修正している。


⇒金先物12月限は19.80ドル(◆0.8%)下落し2586.50ドル。
⇒金先物12月限は11.40ドル(◆0.4%)下落し2606.30ドル。
⇒金先物12月限は前営業日比77.10ドル(▲2.9%)下落し1オンス=2617.70ドル。

>>11.12
ペッパーストーン・グループの調査部門責任者、クリス・ウェストン氏

金相場が50日移動平均を割り込んだことでファンド勢が買い持ち高の解消に動いたと指摘。売りは「テクニカルな面もある」と。

【欧州株】
英FTSETM100指数 8,030.33 +4.56 +0.06%
独DAX指数 19,003.11 -30.53 -0.16%
仏CAC指数 7,216.83 -10.15 -0.14%
⇒▽反発.買戻し ⇒▲wr逆立.Low ⇒△nr自立反発  
⇒▽逆立.20MA突破 ⇒▲wr逆立.調整 ⇒▼nrもみあい.様子見
⇒▽反発はらみ.買戻し ⇒▲wr逆立.Low ⇒▼nrもみあい.様子見

▼変わらず 
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・13日の欧州株式市場は、ストックス欧州600指数が日中の下落分を縮小し、終値でほぼ変わらず。
・投資家はインフレと米国金利の見通しを吟味した。
・エネルギー、消費財、保険が上昇。
・自動車、テクノロジー、不動産が下落。

【欧州債】
◆下落
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・ドイツ債が中期債中心に下落。
・トランプトレードを巡る実質金利の上昇に反応した。
・米利下げ見通しの加速に対し、短期金融市場で欧州中央銀行(ECB)の利下げ見通しは変わらずだった。

・独国債10年物
⇒2.39% +0.03
⇒2.36% +0.04
⇒2.33% -0.04
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・英国債10年物
⇒4.52% +0.02
⇒4.50% +0.07
⇒4.43% -0.01
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