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2025年7月1日火曜日

◆ドル弱い ◇円高方向.143円後半 原油.-◇nr下げ.65ドル台 令和7.7(文月).1.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年7月1日 6:01 JST
①. 「コメ」で日本に新たな関税示唆
トランプ米大統領は日本が米国産コメの輸入に消極的だとして、日本に新たな関税を賦課する構えを見せた。ソーシャルメディアへの投稿で「日本はわれわれからコメを買おうとしない。それなのに日本は深刻なコメ不足になっている」と主張。「だからわれわれは日本に書簡を送るつもりだ。米国はこれからも長い間、日本が貿易相手国であることを望んでいる」と述べた。国家経済会議(NEC)のハセット委員長は日米の貿易交渉について、「何も終わっていない。大統領が投稿した内容は知っているが、協議は最後まで続くだろう」と話した。

②. EUが一律関税受け入れか
欧州連合(EU)は米国との通商交渉で輸出品の多くに10%の一律関税を受け入れる用意があるが、医薬品、アルコール、半導体、商用航空機といった重要セクターでは関税引き下げを米国が確約するよう求めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。自動車および部品に対する25%の関税、および鉄鋼・アルミニウムに対する50%の関税についても、実質的に関税を引き下げるため割り当て枠や免除措置を引き続き求めているという。

③. ベッセント米財務長官発言
ベッセント米財務長官はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、現在の米国債利回り水準を踏まえると、政府が長期債の発行を増やすのは理にかなっていないとの見方を示唆した。一方でインフレの鈍化に伴い、イールドカーブ(利回り曲線)全体が低下するだろうとの期待を示した。金融政策については、「当局者はハンドルを握りながら凍り付いているようだ」と表現。「2022年に国民を失望させたことから、連邦準備制度理事会(FRB)は足元ばかりを見ており」、前を向いていないことが懸念されると述べた。

④. ボスティック総裁の見解
米アトランタ連銀のボスティック総裁は、関税は物価を一時的に押し上げるのではなく、徐々に影響を及ぼす可能性があるとし、その結果、インフレ圧力は一段と持続し得るとの見解を示した。MNIが主催してロンドンで行われたイベントで30日、こうした影響が「消費者や企業経営者の心理に浸透していくリスクがある」と述べた。

⑤. スイッチ2
任天堂は、同社製品を米アマゾン・ドット・コムの米国向け販売サイトから引き揚げた。第三者による無断販売に関する両社の対立がきっかけで、アマゾンは史上最大の盛り上がりとなった家庭用ゲーム機「スイッチ2」のデビュー時の販売機会を逃した。任天堂が販売を停止したのは、同社の小売価格を下回る額で第三者の販売業者が任天堂製品を売っていることに気付いた後だと、事情に詳しい関係者の1人は明らかにした。抜け目のない業者は、東南アジアで大量に購入し、米国に輸出していたという。関係者は機密情報だとして、匿名を条件に話した。
//◇◆▲◇◆◇//◆◆ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◆▽//◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲◇◇◆//_◆ 原油  65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル弱い ◇円高方向.143円後半 原油.-◇nr下げ.65ドル台 
7.1
米ドル/円 143.90 - 143.92
ユーロ/円 169.61 - 169.65
ユーロ/米ドル 1.1787 - 1.1788
英ポンド/円 197.62 - 197.70
豪ドル/円 94.71 - 94.79
スイスフラン/円 181.42 - 181.58
原油(WTIC原油先物) 65.08 -0.44 (-0.67%) ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ ⇒-◇nr下げ

◆ドルもみあい ◇円安一服.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台  
6.30
米ドル/円 144.46 - 144.56
ユーロ/円 169.41 - 169.57
ユーロ/米ドル 1.1727 - 1.1730
英ポンド/円 198.11 - 198.39
豪ドル/円 94.43 - 94.51
スイスフラン/円 180.82 - 180.97
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ

◇ドルもみあい ◆円安維持.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台  
6.28
米ドル/円 144.65 - 144.68
ユーロ/円 169.52 - 169.58
ユーロ/米ドル 1.1713 - 1.1723
英ポンド/円 198.37 - 198.46
豪ドル/円 94.46 - 94.49
スイスフラン/円 180.99 - 181.10
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ

StockCharts ⇒  

6.25
NYダウ   42,982.43 -106.59 -0.25%
S&P500   6,092.16 -0.02 0.00%
NASDAQ 19,973.55 +61.01 +0.30%
--------------------------------------------------------------
6.26
NYダウ   43,386.84 +404.41 +0.94%
S&P500   6,141.02 +48.86 +0.80%
NASDAQ 20,167.91 +194.36 +0.97%
--------------------------------------------------------------
6.27
NYダウ   43,819.27 +432.43 +1.00%
S&P500   6,173.07 +32.05 +0.52%
NASDAQ 20,273.45 +105.54 +0.52%
--------------------------------------------------------------
6.30
NYダウ   44,094.77 +275.50 +0.63%
S&P500   6,204.95 +31.88 +0.51%
NASDAQ 20,369.73 +96.27 +0.47%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏 
S&P500(SPX) ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏  
NASDAQ(COMPQ) ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽nr.Gap.高値圏 ⇒◇nr.高値圏
【 SOX指数 】
5,546.54 +1.56 +(0.03%) ⇒◇nr.High2 ⇒◇nr.High3 ⇒◇nr.High4 ⇒◇nr.高値圏

【 VIX恐怖指数 】
16.73 +0.41 (+2.51%) ⇒◆Low2 ⇒◆nr.Low3 ⇒◆nr下げ ⇒+◆nr上げ
⇒+2.51P (16台)
⇒-1.63P (16台)
⇒-1.01P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ続伸し275ドル高 出遅れ銘柄にも買い ナスダックとS&P500種は連日で最高値 
◇nr.高値圏
米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸
・米国とカナダの貿易交渉が進展するとの期待から、投資家心理が改善。景気敏感など出遅れ感のあった銘柄にも買いが広がり、相場上昇を支えた。

◇nr.高値圏
ナスダック総合株価指数は6日続伸
・人工知能(AI)関連銘柄への買いも続くなか、メタプラットフォームズやオラクル、ブロードコムが高値を更新。パランティア・テクノロジーズも買われた。

NYダウは275ドル高、通商交渉や税制案の進展を期待

・通商交渉に楽観的な見通しが強まったほか、トランプ政権の税制案の進展を好感し、寄り付き後、上昇。

・ナスダックは過去最高値水準での利益確定売りに一時伸び悩む局面もあったが早期利下げ期待を受けた買いも強まり、相場は終日底堅く推移した。

・終盤にかけて、上げ幅を拡大しS&P500種指数、ナスダックは連日で過去最高値を更新し、終了。
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1.
・カナダの財務省は29日、デジタルサービス税(DST)を撤回すると発表した。トランプ米大統領は前週末、カナダのDSTが米ハイテク企業に対する「直接的で露骨な攻撃」だと主張し、カナダとの貿易交渉を打ち切ると表明していた。撤回を受け、両国は7月21日までの合意を目指して交渉の再開で合意した。

・米政権による相互関税の上乗せ分の一時停止期限を7月9日に控える。市場では「米国と貿易相手双方で歩み寄りがみられるようになり、4月に強まった関税を巡る過度な懸念が後退している」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声が聞かれた。投資家心理が改善するなか、相対的にみて出遅れ感のあった金融や資本財の一角などにも物色の裾野が広がりやすくなった。

・米連邦議会ではトランプ減税延長を柱とした減税・歳出法案の審議が進み、上院が近く修正案を採決する見通しだと伝わる。米政権は7月4日までの法案成立を目指しており、法案成立を巡る懸念が薄れていることも米株相場を支えた。月末と四半期末とあって、運用成績をよく見せるための機関投資家による「お化粧買い」などが入りやすい面もあった。

・個別銘柄ではゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが買われた。米連邦準備理事会(FRB)が前週末に米大手銀行を対象にしたストレステスト(健全性審査)で「深刻な景気後退に耐えられる状態」との結果を公表し、配当余力が高まったとの見方から買いが入った。アップルやハネウェル・インターナショナル、ビザも上昇した。半面、ボーイングやアマゾン・ドット・コム、ナイキは下げた。

2.
・テクノロジー・ハード・機器、電気通信サービスが上昇。
・自動車・自動車部品が下落。

・ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースが買われた。--- 米連邦準備理事会(FRB)が前週末に米大手銀行を対象にしたストレステスト(健全性審査)で「深刻な景気後退に耐えられる状態」との結果を公表し、配当余力が高まったとの見方から買いが入った。
・アップルやハネウェル・インターナショナル、ビザも上昇。
・ソフトウエアメーカ―のオラクル(ORCL)は年間収入で300億ドル規模に達するクラウド契約の締結を明らかにし、上昇。
・携帯端末のアップル(AAPL)は最新版SIRIに自社製AIではなく、オープンAIなどの技術を用いることも検討していると報じられ、上昇。

・ボーイングやアマゾン・ドット・コム、ナイキは下げた。
・配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)やリフト(LYFT)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。

3.
・人工知能(AI)関連銘柄への買いも続くなか、メタプラットフォームズやオラクル、ブロードコムが高値を更新。パランティア・テクノロジーズも買われた。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 226.49 -0.91%
◇ エヌビディア 157.99 0.15%
◇ ASML 801.39 0.68%
◆ インテル 22.4 -1.28%
◇ QCOM クアルコム 159.26 0.45%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 -0.08%
◆ AMD 141.9 -1.33%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 123.25 -1.21%
◆ テラダイン 89.92 -0.48%
--------------------------------------------------------------
★ TSM 77.16 -3.51%
◆ エヌビディア 52.93 -1.34%
◆ ASML 183.21 -0.17%
◇ インテル 207.08 0.37%
◆ QCOM クアルコム 82.38 -1.52%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 736.03 0.12%
◆ AMD 142.05 -0.13%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 83.85 1.04%
★ テラダイン 87.23 -2.95%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 224.01 0.57%
◇ エヌビディア 155.02 0.46%
◆ ASML 798.09 -2.10%
◇ インテル 22.5 1.35%
◇ QCOM クアルコム 158.19 1.45%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.52 0.25%
◇ AMD 143.68 0.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 126 -0.98%
◇ テラダイン 91.05 0.94%
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【米国市況】⇒

【NY外為】 ◆ドル弱い ◇円高方向.143円後半
//◆▲◇◆◇//◆ 
・為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が低下。--トランプ大統領が7月4日までの成立を目指す大型減税・歳出法案に注目が集まる中、ドル売りが優勢となった。

・円は対ドルで上昇し、144円近辺。欧州時間には143円78銭まで買われる場面もあった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 43 分
⇒¥143.98 -¥0.67 -0.46%
⇒¥144.68 ¥0.26 +0.18%
⇒¥144.42 -¥0.82 -0.56%

6.30
アブソリュート・ストラテジー・リサーチの米金利戦略および調査部門責任者、エブラヒム・ラーバリ氏
「最も大きな懸念は公的部門のバランスシートの健全性だ」と指摘。その上で「ここ1週間ほどの議会の動きは、そうした懸念を軽減するどころか、むしろ強める内容だった」と。

【米国株】
◇上昇
//▽▽◇▽◇//◇

・30日の米国株式市場は続伸。
 ・米国が主要貿易相手国・地域との関税交渉で合意に近づいているとの期待を背景に、S&P500種株価指数は終値で最高値を更新。

・S&P500種はハイテク株が主導し、節目の6200を上抜けて終えた。4月の安値から25%近く上昇し、四半期では2023年12月以来の好調なパフォーマンス。

・大型株の中ではアップルの上げが目立った。オラクルも300億ドル(約4兆3300億円)規模の大型クラウド契約を好感し大幅高。
・米連邦準備制度理事会(FRB)の年次ストレステスト(健全性審査)を通過した銀行大手も高かった。

・上乗せ関税の一時適用停止の期限が7月9日に迫る中、トランプ米大統領は日本が米国産コメの輸入に消極的だとして、日本に新たな関税を賦課する構えを見せた。

6.30
シティー・インデックスのマーケットアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏
「今週も米経済指標、特に雇用関連のデータを市場は注視するだろう。ただ、中東情勢や貿易戦争で再び大きな緊張が生じない限り、マクロ経済データが悪くても株式市場はそこまで大きな打撃は受けないかもしれない」と分析。「それでも、サプライズが起きる余地は常にある」と。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのウルリケ・ホフマンブチャディ氏
「関税に関する材料で市場が時折、動揺する可能性はあるが、今のところ持続的な株売りの引き金になるとは予想していない」と指摘。その上で「株式全般への配分が低い投資家には2026年以降の高いリターンに備え、分散型のグローバル株やバランス型ポートフォリオへのエクスポージャーを段階的に増やすことを推奨する」と。

プリンシパル・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、シーマ・シャー氏
「健全な経済のファンダメンタルズはマイナスの材料に対する究極の緩衝材だ」として、「個人消費や企業利益を抑制するほど重大な事態が発生しない限り、株式市場は堅調を維持するだろう」と。
一方で、不透明な政策環境を踏まえると、市場のセンチメントが広範な打撃を受ける可能性を完全に排除することはできないとも指摘。「こうした環境では、不確実性の高い局面を乗り切るよう設計された分散型ポートフォリオを維持することが投資家にとっては不可欠だ」と。

【米国債】
▽上昇
//▽▽◇◇◆//▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストが、米利下げの時期が従来予想より早まる可能性があるとの見方を示したことが、国債相場を支えた。

・米10年債利回り
⇒4.23% -4.5 -1.05%
⇒4.27% 3.3   +0.78%
⇒4.24% -4.7 -1.10%
  
・米30年債利回り
⇒4.78% -5.5 -1.13%
⇒4.83% 3.4 +0.71%
⇒4.80% -2.9 -0.60%
  
6.30
DWSアメリカズの債券責任者ジョージ・カトランボーン氏
「市場は米利下げ再開に傾きつつあり、実際に利下げ局面に入った際に乗り遅れることへの警戒感がやや見られる」と。
米国債入札で外国勢による需要の強さが依然示されていることもあり、同氏はここ数週間に30年債を含め金利へのエクスポージャーを増やしているという。

【原油】
◆反落
//▲▲◇◇◇//◆ 
・原油先物相場は反落。--石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの生産引き上げ規模を巡る思惑が広がる中、中東情勢の緊張で世界の原油供給が混乱するとの警戒は和らいだ。

・OPECプラスの主要メンバー国は7月6日の会合で、8月分についても日量41万1000バレルの生産拡大を検討する用意があると、複数の参加国代表が明らかにした。実際に決まれば、こうした大幅な供給引き上げは4カ月連続で、当初計画されていた規模の3倍に相当する。

⇒WTI先物8月限は前営業日比41セント(◆0.6%)安の1バレル=65.11ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比28セント(◇0.4%)高の1バレル=65.52ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比32セント(◇0.5%)高の1バレル=65.24ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は、◆0.2%安の67.61ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は4セント(◇0.1%)上昇の67.77ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限はほぼ変わらずの67.73ドル。

6.30
BOKファイナンシャル・セキュリティーズのシニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏
「原油先物は値固めのパターンが続いており、1バレル=65ドル近辺で均衡点を見いだしているようだ」と指摘。「OPECプラスの追加供給分を夏の旅行需要が吸収できるかどうかが本当の試練になる。不確定要素としては今回もイランと産油国の順守状況が焦点になっている」と。

【NY金】
◇反発
//◇▲◇◇▲//◇
・金相場は反発。
・トランプ大統領が推進する大型税制法案を巡って、米上院で交渉が続いていることが背景にある。
・米財政赤字をさらに拡大させるとの懸念が広がる中、共和党は慎重姿勢を示す議員の説得を図っている。

⇒金先物8月限は20.10ドル(◇0.6%)上げて3307.70ドル。
⇒金先物8月限はこの日60.40ドル(▲1.8%)下げて3287.60ドル。
⇒金先物8月限は4.90ドル(◇0.15%)高の3348ドル。

6.30
シティグループのアナリスト
トランプ大統領の税制法案や貿易協定が成立すれば、米成長への懸念が和らぎ、金需要は最終的に冷え込む可能性があると指摘。金は2026年後半までに1オンス=2700ドルを割り込む見通しだとし、「金価格の下落リスクに備え、ヘッジをかけるよう金生産者に強く勧める」と。

【欧州株】 通商交渉楽観視広がり、債券は下落-株は週次で大幅上昇 ⇒

6.25
英FTSETM100指数 8,718.75 -40.24 -0.46%
独DAX指数 23,498.33 -143.25 -0.61%
仏CAC指数 7,558.16 -57.83 -0.76%
--------------------------------------------------------------
6.26
英FTSETM100指数 8,735.60 +16.85 +0.19%
独DAX指数 23,649.30 +150.97 +0.64%
仏CAC指数 7,557.31 -0.85 -0.01%
--------------------------------------------------------------
6.27
英FTSETM100指数 8,798.91 +63.31 +0.72%
独DAX指数 24,033.22 +383.92 +1.62%
仏CAC指数 7,691.55 +134.24 +1.78%
--------------------------------------------------------------
6.30
英FTSETM100指数 8,760.96 -37.95 -0.43%
独DAX指数 23,909.61 -123.61 -0.51%
仏CAC指数 7,665.91 -25.64 -0.33%
--------------------------------------------------------------

⇒▲クアトロ.Low ⇒◇nr差し込み ⇒▽Cog反発 ⇒▲かぶせ.調整
⇒▲吞込み.Reg20MA調整へ ⇒◇nrはらみ ⇒▽High.20MA突破 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▲wr切下げ.窓埋め ⇒◆nrもみあい ⇒▽Cog反発 ⇒▲押さえ.調整

▲下落
//◆▽▲◇▽//▲
・30日の欧州株は下落。 ---投資家は通商協議の動向を注視している。
・ストックス欧州600指数は0.4%下落。
・自動車、化学関連株が下落。

【欧州債】
◆下落
//◇◆◆◇◆//◆ 
・欧州債市場ではイタリア債が下落したものの、パフォーマンスはユーロ圏の他国債を上回った。
・米通商協議に進展の兆しが示され、リスク志向が高まった。
・ドイツ債は利回り曲線がベアスティープ化。--ドイツのインフレ率は今月、予想外に鈍化し、ほぼ1年ぶりに欧州中央銀行(ECB)の目標水準に一致した。


・独国債10年物
⇒2.61% +0.02
⇒2.59% +0.02
⇒2.57% +0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.49% -0.02
⇒4.50% +0.03
⇒4.47% -0.01
---------------------------

30日 【日本株】
日経平均 40,487.39 +336.60 +0.84%
TOPIX 2,852.84 +12.30 +0.43%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽nr.High ⇒▽wr.High ⇒▽High3 ⇒+▼nr.調整
TOPIX ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽wr.逆立 ⇒▽High ⇒+▼nr.調整
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 24.59 +1.30 +5.58% ⇒+▼nr上げ ( 24台 )
日経平均VI 23.29 +0.17 +0.74% ⇒▽nr ( 23台 )
日経平均VI 23.12 -0.17 -0.73% ⇒-△nr下げ ( 23台 )
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30日、株連騰、米関税懸念後退の追い風-円高、超長期金利上昇

30日の東京株式相場は5営業日続伸。
・円相場の上昇とともに上げ幅を縮小したが、主要株価指数は連日で年初来高値を更新した。
・米国が関税交渉の合意国を順調に増やしているとの期待に加え、個人消費支出(PCE)統計後も米利下げ観測が維持されたことを好感した。

・情報・通信や精密機器、機械株などが上昇。
・米国株の最高値更新による投資家心理の改善も後押しし、電気・ガスや小売り、建設株など内需関連も幅広く買われてた。
・ソフトバンクG株が大幅高、AI期待で野村証は目標株価引き上げ。
・中国が一部の日本産水産物について輸入の再開を認めると発表したことで極洋は続伸。

りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト
リスクオンの動きはしばらく続く可能性があると述べた。足元の上昇は「バリュエーションの修正」が背景との見方を示し、相場をけん引するハイテク株の過熱感は限定的と。
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日経平均は5日続伸、大引けにかけて上げ幅縮小

・米株市場を横目に、本日の日経平均は大幅に5営業日続伸で開始。

・買い一巡後は本日高値付近でもみ合っていたが、後場途中からじりじりと上げ幅を縮小する展開となった。

・米株高の流れから値がさの半導体関連中心に上昇基調を維持、1月高値の40288.80円、昨年12月高値40398.23円を突破して引き続き投資家心理も改善した。
・また、7月9日の関税交渉期限を巡って、ベッセント米財務長官が期限を延長する可能性を示唆したことも、ひとまずの安心材料となった。

・ただ、為替市場でドル円相場が円高基調となっていることは国内輸出関連株の重石に。また、前週の日経平均の上昇幅は年初来で最大となっており、目先的には短期的な過熱警戒感が生じて、値がさ株中心に利食い売りや月末とあって持ち高整理の売りも出やすかった。
・大引けの日経平均は前日比566.21円高の40150.79円。

・電気・ガス業、情報・通信業、鉱業などが値上が上昇。
・輸送用機器、非鉄金属、電気機器などが下落。

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【個別銘柄】オリンパス など 


▽オリンパス 1715 +91大幅反発。
米FDAが24日に出した同社の一部医療機器に対する輸入警告について、同社では「FDAの指摘事項に迅速に対応する」と声明を出している。差し止め措置の早期解除に向けて、FDAと協議する方針のようだ。
また、同社では対象製品の米国売上高は連結売上高の約1%と説明しているもよう。ここ3営業日での株価下落率は14%強となっていたが、声明を受けて買い戻しの動きなども強まる形とみられる。

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6.30 動いた株・出来た株
◇オリンパス<7733> 1727 +103 ⇒ FDAの指摘事項に迅速に対応と声明。
◇東京電力HD<9501> 478.1 +25.7 ⇒ 政府の「緊急時対応」了承などを引き続き材料視。
◇フジHD<4676> 3274 +151 ⇒ CM放送再開の動きも強まり始める。
◇ゼンショーHD<7550> 8690 +391 ⇒ 3年間に海外で3000店を新規出店計画と伝わる。
◇ダイキン工業<6367> 17110 +765 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◆マツダ<7261> 873.5 -20.4 ⇒ 自動車関税長期化への警戒感が強まって戻り売り。
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2025年6月30日月曜日

◆ドルもみあい ◇円安一服.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台 令和7.6.30.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
千葉 茂 2025年6月30日 6:00 JST
①. 通商交渉者が米滞在延長
訪米中の赤沢亮正経済再生担当相は現地時間28日、2度にわたり米国の関税措置を巡りラトニック商務長官と電話会談した。同氏は滞在期間を延長する予定だと、NHKが報じた。当初は29日に帰国する予定だった。インドの通商交渉団もワシントンでの滞在を延長したと、複数の関係者が明らかにした。7月9日の期限までの合意を目指すという。この期限を過ぎると、米国は関税を引き上げる予定。トランプ米大統領は期限を延長する必要はないとの考えを示した。日本との自動車貿易についても不満を表明した。

②. 米税制法案が前進
米上院本会議は28日深夜、トランプ大統領が推進する4兆5000億ドル(約650兆円)規模の減税を盛り込んだ税制・歳出法案の審議を開始する動議を賛成多数で可決した。トランプ氏が設定した7月4日の可決期限に向けて前進していることを示す結果となった。共和党のスーン上院院内総務とその側近は、トランプ氏の目玉の経済法案を可決させるために必要な50票の確保に向け、法案の一部をさらに調整する必要もありそうだ。

③. ティリス議員の進退
米共和党のティリス上院議員は再選を目指さない意向を明らかにした。トランプ大統領は共和党予備選で同氏の議席に挑む候補を擁立すると脅しをかけていた。今回の決定は、民主党が2026年の中間選挙で上院多数派を奪還するのを後押しする可能性がある。上院で審議中の税制・歳出法案にも影響を及ぼしかねない。共和党が同法案を可決させるには、党内の造反を最大で3人に抑える必要がある。

④. 中国が日本産水産物の一部輸入再開へ
中国は一部の日本産水産物について輸入の再開を認めると発表した。中国は東京電力福島第1原発の処理水放出を理由に2023年から輸入を停止してきた。中国税関総署の29日の声明によれば、今回の輸入再開措置の対象には福島や東京など10都県は含まれない。

⑤. 石破首相の物価高対策
石破茂首相は参院選(7月3日公示・20日投開票)の争点となる当面の物価高対策に関して即効性が重要だとし、自民党が公約した給付政策の意義を強調した。都内で行われた令和国民会議(令和臨調)の会合で、「当面の物価高に必要なのは即効性だ」とし、子育て中や本当に困っている人に「行き渡るようにしたい」と述べた。消費税に関しては「医療、介護、年金、そのような財源はきちんと確保していかなければならない」と述べ、減税には否定的な考えを改めて示した。自民は国民1人当たり一律2万円、子どもや住民税非課税世帯の大人に2万円を加算する給付政策を公約に盛り込んだ。
30日 【日本株】
日経平均 40,487.39 +336.60 +0.84%
TOPIX 2,852.84 +12.30 +0.43%
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日経平均 ⇒▽nr.High ⇒▽wr.High ⇒▽High3 ⇒+▼nr.調整
TOPIX ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽wr.逆立 ⇒▽High ⇒+▼nr.調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.59 +1.30 +5.58% ⇒+▼nr上げ ( 24台 )
日経平均VI 23.29 +0.17 +0.74% ⇒▽nr ( 23台 )
日経平均VI 23.12 -0.17 -0.73% ⇒-△nr下げ ( 23台 )
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30日、株連騰、米関税懸念後退の追い風-円高、超長期金利上昇

30日の東京株式相場は5営業日続伸。
・円相場の上昇とともに上げ幅を縮小したが、主要株価指数は連日で年初来高値を更新した。
・米国が関税交渉の合意国を順調に増やしているとの期待に加え、個人消費支出(PCE)統計後も米利下げ観測が維持されたことを好感した。

・情報・通信や精密機器、機械株などが上昇。
・米国株の最高値更新による投資家心理の改善も後押しし、電気・ガスや小売り、建設株など内需関連も幅広く買われてた。
・ソフトバンクG株が大幅高、AI期待で野村証は目標株価引き上げ。
・中国が一部の日本産水産物について輸入の再開を認めると発表したことで極洋は続伸。

りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト
リスクオンの動きはしばらく続く可能性があると述べた。足元の上昇は「バリュエーションの修正」が背景との見方を示し、相場をけん引するハイテク株の過熱感は限定的と。
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日経平均は5日続伸、大引けにかけて上げ幅縮小

・米株市場を横目に、本日の日経平均は大幅に5営業日続伸で開始。

・買い一巡後は本日高値付近でもみ合っていたが、後場途中からじりじりと上げ幅を縮小する展開となった。

・米株高の流れから値がさの半導体関連中心に上昇基調を維持、1月高値の40288.80円、昨年12月高値40398.23円を突破して引き続き投資家心理も改善した。
・また、7月9日の関税交渉期限を巡って、ベッセント米財務長官が期限を延長する可能性を示唆したことも、ひとまずの安心材料となった。

・ただ、為替市場でドル円相場が円高基調となっていることは国内輸出関連株の重石に。また、前週の日経平均の上昇幅は年初来で最大となっており、目先的には短期的な過熱警戒感が生じて、値がさ株中心に利食い売りや月末とあって持ち高整理の売りも出やすかった。
・大引けの日経平均は前日比566.21円高の40150.79円。

・電気・ガス業、情報・通信業、鉱業などが値上が上昇。
・輸送用機器、非鉄金属、電気機器などが下落。

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【個別銘柄】オリンパス など 


▽オリンパス 1715 +91大幅反発。
米FDAが24日に出した同社の一部医療機器に対する輸入警告について、同社では「FDAの指摘事項に迅速に対応する」と声明を出している。差し止め措置の早期解除に向けて、FDAと協議する方針のようだ。
また、同社では対象製品の米国売上高は連結売上高の約1%と説明しているもよう。ここ3営業日での株価下落率は14%強となっていたが、声明を受けて買い戻しの動きなども強まる形とみられる。

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6.30 動いた株・出来た株
◇オリンパス<7733> 1727 +103 ⇒ FDAの指摘事項に迅速に対応と声明。
◇東京電力HD<9501> 478.1 +25.7 ⇒ 政府の「緊急時対応」了承などを引き続き材料視。
◇フジHD<4676> 3274 +151 ⇒ CM放送再開の動きも強まり始める。
◇ゼンショーHD<7550> 8690 +391 ⇒ 3年間に海外で3000店を新規出店計画と伝わる。
◇ダイキン工業<6367> 17110 +765 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◆マツダ<7261> 873.5 -20.4 ⇒ 自動車関税長期化への警戒感が強まって戻り売り。
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//◇◆▲◇◆◇//◆ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◇◇◇▽◆▽//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲▲◇◇◆//_ 原油  65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい ◇円安一服.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台  
6.30
米ドル/円 144.46 - 144.56
ユーロ/円 169.41 - 169.57
ユーロ/米ドル 1.1727 - 1.1730
英ポンド/円 198.11 - 198.39
豪ドル/円 94.43 - 94.51
スイスフラン/円 180.82 - 180.97
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ

◇ドルもみあい ◆円安維持.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台  
6.28
米ドル/円 144.65 - 144.68
ユーロ/円 169.52 - 169.58
ユーロ/米ドル 1.1713 - 1.1723
英ポンド/円 198.37 - 198.46
豪ドル/円 94.46 - 94.49
スイスフラン/円 180.99 - 181.10
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ

◆ドル弱い ◇円安一服.144円半ば 原油.◇nr反発.65ドル台 
6.27
米ドル/円 144.42 - 144.43
ユーロ/円 168.90 - 168.98
ユーロ/米ドル 1.1697 - 1.1699
英ポンド/円 198.21 - 198.34
豪ドル/円 94.51 - 94.58
スイスフラン/円 180.36 - 180.53
原油(WTIC原油先物) 65.37 +0.45 (+0.69%) ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発

StockCharts ⇒  

6.24
NYダウ   43,089.02 +507.24 +1.19%
S&P500   6,092.18 +67.01 +1.11%
NASDAQ 19,912.53 +281.55 +1.43%
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6.25
NYダウ   42,982.43 -106.59 -0.25%
S&P500   6,092.16 -0.02 0.00%
NASDAQ 19,973.55 +61.01 +0.30%
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6.26
NYダウ   43,386.84 +404.41 +0.94%
S&P500   6,141.02 +48.86 +0.80%
NASDAQ 20,167.91 +194.36 +0.97%
--------------------------------------------------------------
6.27
NYダウ   43,819.27 +432.43 +1.00%
S&P500   6,173.07 +32.05 +0.52%
NASDAQ 20,273.45 +105.54 +0.52%
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NYダウ(INDU) ⇒▽High ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 
S&P500(SPX) ⇒◇High ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇High ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽nr.Gap.高値圏
【 SOX指数 】
5,544.99 +3.53 +(0.06%) ⇒▽High ⇒◇nr.High2 ⇒◇nr.High3 ⇒◇nr.High4

【 VIX恐怖指数 】
16.32 -0.27 (-1.63%) ⇒▲Low ⇒◆Low2 ⇒◆nr.Low3 ⇒◆nr下げ
⇒-1.63P (16台)
⇒-1.01P (16台)
⇒-4.12P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ続伸し432ドル高 年内利下げ観測の維持で S&P500は最高値更新 
▽Gap.高値圏
ダウ工業株30種平均は続伸
・この日発表の米経済指標がインフレ圧力の鈍化を示す内容だった。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げするとの見方が改めて意識され、相場を押し上げた。貿易交渉の進展を期待した買いも入り、ダウ平均の上げ幅は500ドルを超える場面があった。

▽nr.Gap.高値圏
ナスダック総合株価指数は5日続伸
・アルファベットやネットフリックス、メタプラットフォームズが上昇。

NYダウは432ドル高、通商交渉の進展を好感

・政府が通商交渉の合意に向けた進展に楽観的見解を示し、寄り付き後、上昇。

・終日買いが先行し、S&P500種指数やナスダックは日中過去最高値を更新した。
・その後、トランプ大統領がカナダとの通商交渉を速やかに終了すると発表すると警戒感に相場は伸び悩み。

・ナスダックは一時下落に転じが、終盤にかけて持ち直し終値でも過去最高値を更新し終了。
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1.
・27日発表の5月の米個人消費支出(PCE)では物価指数が前月比0.1%上昇と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想通りだった。食品とエネルギーを除くコアの前月比上昇率は0.2%と、市場予想の0.1%を上回った。

・米ミシガン大が発表した6月の消費者態度指数(確報値)では、短期的な物価見通しを示す1年先の予想インフレ率は5.0%と、前月から1.6ポイント下がった。より長期的な5年先の予想は前月から0.2ポイント低い4.0%だった。市場では「インフレ圧力が高まっている兆候は見られなかった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があった。FRBが年内に利下げするという見方を後押しする内容で、株式相場を支えた。

・米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは27日、中国商務省が国営メディアを通じて発表した声明で、米国へのレアアース(希土類)輸出を承認する内容が含まれていたと報じた。米政権は相互関税の上乗せ部分の猶予期間を7月上旬から延長する可能性もにじませている。ベッセント米財務長官は交渉が先行する国以外でも「レーバーデー(9月1日)までに終わらせる」との方針を示した。

・午後にダウ平均は伸び悩む場面があった。トランプ米大統領は27日午後、カナダとのすべての貿易交渉を打ち切ると自身のSNSに投稿した。カナダのデジタルサービス税(DST)を巡り、米ハイテク企業に対する「直接的で露骨な攻撃」だと主張。今後7日以内にカナダに向けて新たな関税を発表するという。貿易交渉の進展への期待が高まっている中、市場では「トランプ氏のカナダに対する不満が、他国に飛び火することが懸念された」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との指摘があった。

・個別銘柄ではナイキやボーイング、マクドナルド、ユナイテッドヘルス・グループが買われた。アメリカン・エキスプレスやホーム・デポも高い。半面、IBMやJPモルガン・チェース、アムジェンは売られた。

2.
・耐久消費財・アパレルが上昇。
・エネルギーが下落。

・ナイキやボーイング、マクドナルド、ユナイテッドヘルス・グループが買われた。
・アメリカン・エキスプレスやホーム・デポも高い。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は好決算を受け、業績転換点とアナリストが投資判断を引き上げ上昇。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は航空機製造を加速していることを理由にアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。

・IBMやJPモルガン・チェース、アムジェンは売られた。
・配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)やリフト(LYFT)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。

3.
・アルファベットやネットフリックス、メタプラットフォームズが上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
★ TSM 77.16 -3.51%
◆ エヌビディア 52.93 -1.34%
◆ ASML 183.21 -0.17%
◇ インテル 207.08 0.37%
◆ QCOM クアルコム 82.38 -1.52%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 736.03 0.12%
◆ AMD 142.05 -0.13%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 83.85 1.04%
★ テラダイン 87.23 -2.95%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 224.01 0.57%
◇ エヌビディア 155.02 0.46%
◆ ASML 798.09 -2.10%
◇ インテル 22.5 1.35%
◇ QCOM クアルコム 158.19 1.45%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.52 0.25%
◇ AMD 143.68 0.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 126 -0.98%
◇ テラダイン 91.05 0.94%
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◇ TSM 222.74 1.20%
☆ エヌビディア 154.31 4.33%
◇ ASML 815.24 0.23%
◆ インテル 22.2 -1.55%
◇ QCOM クアルコム 155.93 0.14%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 1.60%
☆ AMD 143.4 3.59%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 127.25 -0.52%
◆ テラダイン 90.2 -0.21%
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【米国市況】⇒

【NY外為】 ◇ドルもみあい ◆円安維持.144円半ば
//◆▲◇◆◇// 
・為替市場ではブルームバーグ・ドル・スポット指数が上昇。--トランプ氏がカナダとの貿易協議を全て打ち切ると表明したことを受けて、カナダ・ドルは下落。
・午前の取引では米PCE統計が強弱まちまちの内容となり、ドルはもみ合いの動きとなっていた。

・円は対ドルで小幅下落。一時0.4%下げて1ドル=145円に接近した。米国債利回りの上昇が円の重しとなった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 54 分
⇒¥144.68 ¥0.26 +0.18%
⇒¥144.42 -¥0.82 -0.56%
⇒¥145.27 ¥0.33 +0.23%

6.27
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのグローバル市場戦略責任者ウィン・シン氏
「来週には関税を巡るノイズが相次ぐと見込まれる。ドルが堅調を維持できるかどうかが注目だ。私の直感では、短期的には米国指標の軟化がドル安の大きな要因になるだろう」と。
同氏は「5月のインフレ指標上振れで、FRBは7月も政策を据え置くだろうが、実体経済がさらに軟化すれば9月の利下げに向けた地ならしが進むはずだ」とも話した。

バークレイズの通貨ストラテジスト、スカイラー・モンゴメリー・コーニング氏
「米国とカナダの貿易協議の決裂は、カナダ・ドルにとって明確なマイナス材料だ」と指摘。「交渉は明らかに後退した。楽観論の織り込みを見直す必要性を意味する」と。

【米国株】
◇上昇
//▽▽◇▽◇//

・27日の米株式相場は続伸。
 ・関税に関するニュースが意識される中、S&P500種株価指数は終値で最高値を更新。
・今週は中東情勢のリスクが和らいだほか、米経済が持ちこたえていることが示唆された。

・S&P500種の最高値更新は2月以来となる。大型テクノロジー株が上昇をけん引し、エヌビディアは時価総額が4兆ドルに近づいた。アルファベットは約3%高。

・トランプ米大統領がカナダとの貿易協議を全て打ち切ると表明したことを受けて、相場は一時下落する場面もあった。同氏はこれより先、米国が「おそらく4-5カ国」と通商合意を結んだと述べた。これには中国および英国との合意も含まれる。

・この日米ミシガン大学が発表した6月の消費者マインド指数(確報値)は、速報値から上方修正され、4カ月ぶりの高水準となった。別に発表された米個人消費支出(PCE)統計では、食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数の伸びが市場予想をやや上回った。

6.27
UBSのデービッド・レフコウィッツ氏
「米国株は関税のために3月と4月に急落したが、そこから回復してきた」と指摘。「大半の大企業は関税の影響を比較的うまく乗り切るとみられるため、こうした相場回復は理にかなう」と。

シティー・インデックスのマーケットアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏
「上乗せ関税の一時停止措置が終了する期限が迫っている。これが延長されるか、あるいはもっと具体的な合意に置き換えられない限り、新たな貿易摩擦の波が訪れる可能性がある」と。

ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートのゲーリー・シュロスバーグ氏
5月のPCE統計について「所得と支出の伸び悩みに加え、インフレ指標は連邦準備制度理事会(FRB)が目指す2%に十分近いことから、早期利下げへの期待は維持された」と指摘。「政策変更の機会は今年の最終3会合(9月、10月、12月)の一つで訪れる可能性が高い。その頃には関税引き上げがインフレに及ぼす影響が一段と明確になる」と。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のマイケル・ハートネット氏
米国の利下げ観測を背景に株式市場へ大規模な資金流入が続いており、投機的な株式バブルのリスクが高まっていると指摘。EPFRグローバルのデータによれば、今年に入り既に1640億ドル(約23兆7200億円)が米国株に流入しており、年間ベースで過去3番目の規模となる勢い。

【米国債】
◆下落
//▽▽◇◇◆//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・先週末から続いた相場上昇が失速した。この日発表されたインフレ指標を受けて、年内の利下げ観測がやや後退した。

・米10年債利回り
⇒4.27% 3.3   +0.78%
⇒4.24% -4.7 -1.10%
⇒4.29% -0.8 -0.18%
  
・米30年債利回り
⇒4.83% 3.4 +0.71%
⇒4.80% -2.9 -0.60%
⇒4.83% -0.5 -0.10%
  
6.27
コロンビア・スレッドニードルの金利ストラテジスト、エド・アルフセイニ氏
「市場はFRBのウォラー理事とボウマン副議長の発言を受けてややオーバーシュートした。週末にかけてリスクを一部削減している」と。

TDセキュリティーズの米金利戦略責任者、ジェナディー・ゴールドバーグ氏 
「利下げは近いというかすかな楽観ムードがある。ウォラー、ボウマン両氏が7月会合も選択肢だと示唆したことが大きい」と指摘。連邦公開市場委員会(FOMC)内では、年内2回の利下げを見込む派と利下げなしを予想する派の2陣営にわかれていると述べた。TDでは次回利下げは10月になると予想。それまでにはインフレや雇用市場に関する十分なデータがそろうとしている。

【原油】
◇小幅
//▲▲◇◇◇// 
・原油相場は小幅ながら3日続伸。--米国とイランによる核協議を巡る不透明感や、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが、大幅な供給引き上げの継続を検討するとの報道が意識された。

・OPECプラスの主力8カ国は、過去3カ月連続で当初予定の3倍となる日量41万1000バレルの生産拡大に合意している。複数の参加国代表によると、7月6日の会合では8月についても同じ規模の供給増を検討する用意がある。代表らは匿名を条件に語った。

⇒WTI先物8月限は前日比28セント(◇0.4%)高の1バレル=65.52ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比32セント(◇0.5%)高の1バレル=65.24ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比55セント(◇0.9%)高の1バレル=64.92ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は4セント(◇0.1%)上昇の67.77ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限はほぼ変わらずの67.73ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は◇0.8%上昇の67.68ドル。

>>6.27
アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏
この生産拡大はほぼ予想通りだとしつつ、「OPECプラスが日量41万1000万バレルを上回る生産拡大に踏み切る可能性も示唆されている」と指摘。「次の注目は自主減産の目標未達状況に関する報告だ。最終的な決定は、価格にとって弱気材料となる可能性が高い」と。

【NY金】
▲下落
//◇▲◇◇▲//
・金スポット相場は続落。
・世界的な貿易協議の進展や米消費者心理の改善を受け、安全資産としての金の魅力が薄れた。
・貿易協議の進展で、株式などリスク資産に対する投資家のセンチメントが改善する一方、金の逃避需要は後退している。金スポットは27日、一時2.2%安の1オンス=3255.94ドルと、日中ベースで5月29日以来の安値を付けた。

⇒金先物8月限はこの日60.40ドル(▲1.8%)下げて3287.60ドル。
⇒金先物8月限は4.90ドル(◇0.15%)高の3348ドル。
⇒金先物8月限は9.20ドル(◇0.3%)上昇の3343.10ドル。

>>6.24
RJOフューチャーズのボブ・ハーバーコーン氏
「現在のところ相場を動かす主な要素は中東での緊張だ」と述べた。地政学的緊張の高まりに伴う安全資産需要などで、金は今年に入り27%上昇していると。
「現在FOMCには強い利下げ圧力がかかっている。もし利下げが実施されれば、金には追い風になるだろう」と。

【欧州株】 通商交渉楽観視広がり、債券は下落-株は週次で大幅上昇 ⇒

6.24
英FTSETM100指数 8,758.99 +0.95 +0.01%
独DAX指数 23,641.58 +372.57 +1.60%
仏CAC指数 7,615.99 +78.42 +1.04%
--------------------------------------------------------------
6.25
英FTSETM100指数 8,718.75 -40.24 -0.46%
独DAX指数 23,498.33 -143.25 -0.61%
仏CAC指数 7,558.16 -57.83 -0.76%
--------------------------------------------------------------
6.26
英FTSETM100指数 8,735.60 +16.85 +0.19%
独DAX指数 23,649.30 +150.97 +0.64%
仏CAC指数 7,557.31 -0.85 -0.01%
--------------------------------------------------------------
6.27
英FTSETM100指数 8,798.91 +63.31 +0.72%
独DAX指数 24,033.22 +383.92 +1.62%
仏CAC指数 7,691.55 +134.24 +1.78%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nrもみあい ⇒▲クアトロ.Low ⇒◇nr差し込み ⇒▽Cog反発
⇒+◆nr.10MA突破 ⇒▲吞込み.Reg20MA調整へ ⇒◇nrはらみ ⇒▽High.20MA突破 ⇒+2Gap◆nr.様子見 ⇒▲wr切下げ.窓埋め ⇒◆nrもみあい ⇒▽Cog反発

▽上昇
//▽▲◆▲◇//◆▽▲◇▽
・欧州株は、5月中旬以来最大の週間上昇。
・ストックス欧州600指数は、1.1%上昇。
・自動車株や消費財株が上昇。
 ・米ナイキが3-5月期(第4四半期)の売上高で市場予想を上回り、1年間続いた売上高の減少がようやく緩和され始めたと発表したことを受け、スポーツ用品大手のアディダスとプーマの株価も上昇。

【欧州債】
◆下落
//▽◆▽▲◇//◇◆◆◇◆ 
・27日の欧州債券市場は、リスク資産の上昇に加え、米国と欧州連合(EU)、中国との各通商交渉の進展について楽観的な見方が広がったことで、トレーダーが金融当局の利下げ観測を後退させたため、欧州債は下落。
・ドイツ2年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して1.87%となり、下げを主導した。
・英国債も、米国債と連動し下落した。米国債利回りはイールドカーブ全体で一時4bp上昇した。6月の消費者信頼感指数が急上昇し、インフレ期待が大きく改善したことを受けた。


・独国債10年物
⇒2.59% +0.02
⇒2.57% +0.00
⇒2.57% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.50% +0.03
⇒4.47% -0.01
⇒4.48% +0.01
---------------------------

2025年6月28日土曜日

◇ドルもみあい ◆円安維持.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台 令和7.6.28.Sat

//◇◇◆◇◇//◇◆▲◇◆◇ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◇▽//◇◇◇▽◆▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲▽◇_◆//_▲▲◇◇◆ 原油  65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい ◆円安維持.144円半ば 原油.◆nr下げ.65ドル台  
6.28
米ドル/円 144.65 - 144.68
ユーロ/円 169.52 - 169.58
ユーロ/米ドル 1.1713 - 1.1723
英ポンド/円 198.37 - 198.46
豪ドル/円 94.46 - 94.49
スイスフラン/円 180.99 - 181.10
原油(WTIC原油先物) 65.07 -0.17 (-0.26%) ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発 ⇒◆nr下げ

◆ドル弱い ◇円安一服.144円半ば 原油.◇nr反発.65ドル台 
6.27
米ドル/円 144.42 - 144.43
ユーロ/円 168.90 - 168.98
ユーロ/米ドル 1.1697 - 1.1699
英ポンド/円 198.21 - 198.34
豪ドル/円 94.51 - 94.58
スイスフラン/円 180.36 - 180.53
原油(WTIC原油先物) 65.37 +0.45 (+0.69%) ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発

◇ドルもみあい ◆円安維持.145円台 原油.◇nrはらみ.64ドル台  
6.26
米ドル/円 145.20 - 145.25
ユーロ/円 169.26 - 169.33
ユーロ/米ドル 1.1657 - 1.1658
英ポンド/円 198.26 - 198.44
豪ドル/円 94.45 - 94.62
スイスフラン/円 180.28 - 180.50
原油(WTIC原油先物) 64.94 +0.57 (+0.89%) ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ

StockCharts ⇒  

6.24
NYダウ   43,089.02 +507.24 +1.19%
S&P500   6,092.18 +67.01 +1.11%
NASDAQ 19,912.53 +281.55 +1.43%
--------------------------------------------------------------
6.25
NYダウ   42,982.43 -106.59 -0.25%
S&P500   6,092.16 -0.02 0.00%
NASDAQ 19,973.55 +61.01 +0.30%
--------------------------------------------------------------
6.26
NYダウ   43,386.84 +404.41 +0.94%
S&P500   6,141.02 +48.86 +0.80%
NASDAQ 20,167.91 +194.36 +0.97%
--------------------------------------------------------------
6.27
NYダウ   43,819.27 +432.43 +1.00%
S&P500   6,173.07 +32.05 +0.52%
NASDAQ 20,273.45 +105.54 +0.52%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽High ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏 
S&P500(SPX) ⇒◇High ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇High ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▽nr.Gap.高値圏
【 SOX指数 】
5,544.99 +3.53 +(0.06%) ⇒▽High ⇒◇nr.High2 ⇒◇nr.High3 ⇒◇nr.High4

【 VIX恐怖指数 】
16.32 -0.27 (-1.63%) ⇒▲Low ⇒◆Low2 ⇒◆nr.Low3 ⇒◆nr下げ
⇒-1.63P (16台)
⇒-1.01P (16台)
⇒-4.12P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ続伸し432ドル高 年内利下げ観測の維持で S&P500は最高値更新 
▽Gap.高値圏
ダウ工業株30種平均は続伸
・この日発表の米経済指標がインフレ圧力の鈍化を示す内容だった。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げするとの見方が改めて意識され、相場を押し上げた。貿易交渉の進展を期待した買いも入り、ダウ平均の上げ幅は500ドルを超える場面があった。

▽nr.Gap.高値圏
ナスダック総合株価指数は5日続伸
・アルファベットやネットフリックス、メタプラットフォームズが上昇。

NYダウは432ドル高、通商交渉の進展を好感

・政府が通商交渉の合意に向けた進展に楽観的見解を示し、寄り付き後、上昇。

・終日買いが先行し、S&P500種指数やナスダックは日中過去最高値を更新した。
・その後、トランプ大統領がカナダとの通商交渉を速やかに終了すると発表すると警戒感に相場は伸び悩み。

・ナスダックは一時下落に転じが、終盤にかけて持ち直し終値でも過去最高値を更新し終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・27日発表の5月の米個人消費支出(PCE)では物価指数が前月比0.1%上昇と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想通りだった。食品とエネルギーを除くコアの前月比上昇率は0.2%と、市場予想の0.1%を上回った。

・米ミシガン大が発表した6月の消費者態度指数(確報値)では、短期的な物価見通しを示す1年先の予想インフレ率は5.0%と、前月から1.6ポイント下がった。より長期的な5年先の予想は前月から0.2ポイント低い4.0%だった。市場では「インフレ圧力が高まっている兆候は見られなかった」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声があった。FRBが年内に利下げするという見方を後押しする内容で、株式相場を支えた。

・米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは27日、中国商務省が国営メディアを通じて発表した声明で、米国へのレアアース(希土類)輸出を承認する内容が含まれていたと報じた。米政権は相互関税の上乗せ部分の猶予期間を7月上旬から延長する可能性もにじませている。ベッセント米財務長官は交渉が先行する国以外でも「レーバーデー(9月1日)までに終わらせる」との方針を示した。

・午後にダウ平均は伸び悩む場面があった。トランプ米大統領は27日午後、カナダとのすべての貿易交渉を打ち切ると自身のSNSに投稿した。カナダのデジタルサービス税(DST)を巡り、米ハイテク企業に対する「直接的で露骨な攻撃」だと主張。今後7日以内にカナダに向けて新たな関税を発表するという。貿易交渉の進展への期待が高まっている中、市場では「トランプ氏のカナダに対する不満が、他国に飛び火することが懸念された」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との指摘があった。

・個別銘柄ではナイキやボーイング、マクドナルド、ユナイテッドヘルス・グループが買われた。アメリカン・エキスプレスやホーム・デポも高い。半面、IBMやJPモルガン・チェース、アムジェンは売られた。

2.
・耐久消費財・アパレルが上昇。
・エネルギーが下落。

・ナイキやボーイング、マクドナルド、ユナイテッドヘルス・グループが買われた。
・アメリカン・エキスプレスやホーム・デポも高い。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は好決算を受け、業績転換点とアナリストが投資判断を引き上げ上昇。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は航空機製造を加速していることを理由にアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。

・IBMやJPモルガン・チェース、アムジェンは売られた。
・配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)やリフト(LYFT)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。

3.
・アルファベットやネットフリックス、メタプラットフォームズが上昇。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
★ TSM 77.16 -3.51%
◆ エヌビディア 52.93 -1.34%
◆ ASML 183.21 -0.17%
◇ インテル 207.08 0.37%
◆ QCOM クアルコム 82.38 -1.52%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 736.03 0.12%
◆ AMD 142.05 -0.13%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 83.85 1.04%
★ テラダイン 87.23 -2.95%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 224.01 0.57%
◇ エヌビディア 155.02 0.46%
◆ ASML 798.09 -2.10%
◇ インテル 22.5 1.35%
◇ QCOM クアルコム 158.19 1.45%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.52 0.25%
◇ AMD 143.68 0.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 126 -0.98%
◇ テラダイン 91.05 0.94%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 222.74 1.20%
☆ エヌビディア 154.31 4.33%
◇ ASML 815.24 0.23%
◆ インテル 22.2 -1.55%
◇ QCOM クアルコム 155.93 0.14%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 1.60%
☆ AMD 143.4 3.59%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 127.25 -0.52%
◆ テラダイン 90.2 -0.21%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】⇒

【NY外為】 ◇ドルもみあい ◆円安維持.144円半ば
//◇◇◆_◇//◆▲◇◆◇ 
・為替市場ではブルームバーグ・ドル・スポット指数が上昇。--トランプ氏がカナダとの貿易協議を全て打ち切ると表明したことを受けて、カナダ・ドルは下落。
・午前の取引では米PCE統計が強弱まちまちの内容となり、ドルはもみ合いの動きとなっていた。

・円は対ドルで小幅下落。一時0.4%下げて1ドル=145円に接近した。米国債利回りの上昇が円の重しとなった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 54 分
⇒¥144.68 ¥0.26 +0.18%
⇒¥144.42 -¥0.82 -0.56%
⇒¥145.27 ¥0.33 +0.23%

6.27
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのグローバル市場戦略責任者ウィン・シン氏
「来週には関税を巡るノイズが相次ぐと見込まれる。ドルが堅調を維持できるかどうかが注目だ。私の直感では、短期的には米国指標の軟化がドル安の大きな要因になるだろう」と。
同氏は「5月のインフレ指標上振れで、FRBは7月も政策を据え置くだろうが、実体経済がさらに軟化すれば9月の利下げに向けた地ならしが進むはずだ」とも話した。

バークレイズの通貨ストラテジスト、スカイラー・モンゴメリー・コーニング氏
「米国とカナダの貿易協議の決裂は、カナダ・ドルにとって明確なマイナス材料だ」と指摘。「交渉は明らかに後退した。楽観論の織り込みを見直す必要性を意味する」と。

【米国株】
◇上昇
//▽▲◆_◆//▽▽◇▽◇

・27日の米株式相場は続伸。
 ・関税に関するニュースが意識される中、S&P500種株価指数は終値で最高値を更新。
・今週は中東情勢のリスクが和らいだほか、米経済が持ちこたえていることが示唆された。

・S&P500種の最高値更新は2月以来となる。大型テクノロジー株が上昇をけん引し、エヌビディアは時価総額が4兆ドルに近づいた。アルファベットは約3%高。

・トランプ米大統領がカナダとの貿易協議を全て打ち切ると表明したことを受けて、相場は一時下落する場面もあった。同氏はこれより先、米国が「おそらく4-5カ国」と通商合意を結んだと述べた。これには中国および英国との合意も含まれる。

・この日米ミシガン大学が発表した6月の消費者マインド指数(確報値)は、速報値から上方修正され、4カ月ぶりの高水準となった。別に発表された米個人消費支出(PCE)統計では、食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数の伸びが市場予想をやや上回った。

6.27
UBSのデービッド・レフコウィッツ氏
「米国株は関税のために3月と4月に急落したが、そこから回復してきた」と指摘。「大半の大企業は関税の影響を比較的うまく乗り切るとみられるため、こうした相場回復は理にかなう」と。

シティー・インデックスのマーケットアナリスト、ファワド・ラザクザダ氏
「上乗せ関税の一時停止措置が終了する期限が迫っている。これが延長されるか、あるいはもっと具体的な合意に置き換えられない限り、新たな貿易摩擦の波が訪れる可能性がある」と。

ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートのゲーリー・シュロスバーグ氏
5月のPCE統計について「所得と支出の伸び悩みに加え、インフレ指標は連邦準備制度理事会(FRB)が目指す2%に十分近いことから、早期利下げへの期待は維持された」と指摘。「政策変更の機会は今年の最終3会合(9月、10月、12月)の一つで訪れる可能性が高い。その頃には関税引き上げがインフレに及ぼす影響が一段と明確になる」と。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のマイケル・ハートネット氏
米国の利下げ観測を背景に株式市場へ大規模な資金流入が続いており、投機的な株式バブルのリスクが高まっていると指摘。EPFRグローバルのデータによれば、今年に入り既に1640億ドル(約23兆7200億円)が米国株に流入しており、年間ベースで過去3番目の規模となる勢い。

【米国債】
◆下落
//▲▽◆_◇//▽▽◇◇◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・先週末から続いた相場上昇が失速した。この日発表されたインフレ指標を受けて、年内の利下げ観測がやや後退した。

・米10年債利回り
⇒4.27% 3.3   +0.78%
⇒4.24% -4.7 -1.10%
⇒4.29% -0.8 -0.18%
  
・米30年債利回り
⇒4.83% 3.4 +0.71%
⇒4.80% -2.9 -0.60%
⇒4.83% -0.5 -0.10%
  
6.27
コロンビア・スレッドニードルの金利ストラテジスト、エド・アルフセイニ氏
「市場はFRBのウォラー理事とボウマン副議長の発言を受けてややオーバーシュートした。週末にかけてリスクを一部削減している」と。

TDセキュリティーズの米金利戦略責任者、ジェナディー・ゴールドバーグ氏 
「利下げは近いというかすかな楽観ムードがある。ウォラー、ボウマン両氏が7月会合も選択肢だと示唆したことが大きい」と指摘。連邦公開市場委員会(FOMC)内では、年内2回の利下げを見込む派と利下げなしを予想する派の2陣営にわかれていると述べた。TDでは次回利下げは10月になると予想。それまでにはインフレや雇用市場に関する十分なデータがそろうとしている。

【原油】
◇小幅
//▲▽◇_◆//▲▲◇◇◇ 
・原油相場は小幅ながら3日続伸。--米国とイランによる核協議を巡る不透明感や、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが、大幅な供給引き上げの継続を検討するとの報道が意識された。

・OPECプラスの主力8カ国は、過去3カ月連続で当初予定の3倍となる日量41万1000バレルの生産拡大に合意している。複数の参加国代表によると、7月6日の会合では8月についても同じ規模の供給増を検討する用意がある。代表らは匿名を条件に語った。

⇒WTI先物8月限は前日比28セント(◇0.4%)高の1バレル=65.52ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比32セント(◇0.5%)高の1バレル=65.24ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比55セント(◇0.9%)高の1バレル=64.92ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は4セント(◇0.1%)上昇の67.77ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限はほぼ変わらずの67.73ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は◇0.8%上昇の67.68ドル。

>>6.27
アゲイン・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏
この生産拡大はほぼ予想通りだとしつつ、「OPECプラスが日量41万1000万バレルを上回る生産拡大に踏み切る可能性も示唆されている」と指摘。「次の注目は自主減産の目標未達状況に関する報告だ。最終的な決定は、価格にとって弱気材料となる可能性が高い」と。

【NY金】
▲下落
//▲◆◆_◆//◇▲◇◇▲
・金スポット相場は続落。
・世界的な貿易協議の進展や米消費者心理の改善を受け、安全資産としての金の魅力が薄れた。
・貿易協議の進展で、株式などリスク資産に対する投資家のセンチメントが改善する一方、金の逃避需要は後退している。金スポットは27日、一時2.2%安の1オンス=3255.94ドルと、日中ベースで5月29日以来の安値を付けた。

⇒金先物8月限はこの日60.40ドル(▲1.8%)下げて3287.60ドル。
⇒金先物8月限は4.90ドル(◇0.15%)高の3348ドル。
⇒金先物8月限は9.20ドル(◇0.3%)上昇の3343.10ドル。

>>6.24
RJOフューチャーズのボブ・ハーバーコーン氏
「現在のところ相場を動かす主な要素は中東での緊張だ」と述べた。地政学的緊張の高まりに伴う安全資産需要などで、金は今年に入り27%上昇していると。
「現在FOMCには強い利下げ圧力がかかっている。もし利下げが実施されれば、金には追い風になるだろう」と。

【欧州株】 通商交渉楽観視広がり、債券は下落-株は週次で大幅上昇 ⇒

6.24
英FTSETM100指数 8,758.99 +0.95 +0.01%
独DAX指数 23,641.58 +372.57 +1.60%
仏CAC指数 7,615.99 +78.42 +1.04%
--------------------------------------------------------------
6.25
英FTSETM100指数 8,718.75 -40.24 -0.46%
独DAX指数 23,498.33 -143.25 -0.61%
仏CAC指数 7,558.16 -57.83 -0.76%
--------------------------------------------------------------
6.26
英FTSETM100指数 8,735.60 +16.85 +0.19%
独DAX指数 23,649.30 +150.97 +0.64%
仏CAC指数 7,557.31 -0.85 -0.01%
--------------------------------------------------------------
6.27
英FTSETM100指数 8,798.91 +63.31 +0.72%
独DAX指数 24,033.22 +383.92 +1.62%
仏CAC指数 7,691.55 +134.24 +1.78%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nrもみあい ⇒▲クアトロ.Low ⇒◇nr差し込み ⇒▽Cog反発
⇒+◆nr.10MA突破 ⇒▲吞込み.Reg20MA調整へ ⇒◇nrはらみ ⇒▽High.20MA突破 ⇒+2Gap◆nr.様子見 ⇒▲wr切下げ.窓埋め ⇒◆nrもみあい ⇒▽Cog反発

▽上昇
//▽▲◆▲◇//◆▽▲◇▽
・欧州株は、5月中旬以来最大の週間上昇。
・ストックス欧州600指数は、1.1%上昇。
・自動車株や消費財株が上昇。
 ・米ナイキが3-5月期(第4四半期)の売上高で市場予想を上回り、1年間続いた売上高の減少がようやく緩和され始めたと発表したことを受け、スポーツ用品大手のアディダスとプーマの株価も上昇。

【欧州債】
◆下落
//▽◆▽▲◇//◇◆◆◇◆ 
・27日の欧州債券市場は、リスク資産の上昇に加え、米国と欧州連合(EU)、中国との各通商交渉の進展について楽観的な見方が広がったことで、トレーダーが金融当局の利下げ観測を後退させたため、欧州債は下落。
・ドイツ2年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して1.87%となり、下げを主導した。
・英国債も、米国債と連動し下落した。米国債利回りはイールドカーブ全体で一時4bp上昇した。6月の消費者信頼感指数が急上昇し、インフレ期待が大きく改善したことを受けた。


・独国債10年物
⇒2.59% +0.02
⇒2.57% +0.00
⇒2.57% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.50% +0.03
⇒4.47% -0.01
⇒4.48% +0.01
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仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年6月27日 5:50 JST
①. 7月米利下げに当局者は慎重姿勢
米金融政策当局者からは7月利下げに慎重な姿勢が相次いで示された。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、関税が大幅かつ持続的なインフレ圧力につながるとは限らないとの証拠が増えていると指摘。「秋ごろから金利の調整を開始できるという考えは特に変わっていない」と語った。リッチモンド連銀のバーキン総裁は、関税に伴う不確実性は依然として「顕著」だとし、金利を調整する前に見通しが一段と明確になるのを待つべきだとの見解を示した。

②. 米経済指標
1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)確報値は前期比年率0.5%減と、改定値の0.2%減から下方修正された。個人消費が0.5%増と、コロナ禍初期以来の弱い伸びとなったことが響いた。財の貿易赤字は5月に予想外に拡大。輸出がコロナ禍以来の大幅減少となった。輸入はほぼ変わらず。新規失業保険統計では、継続受給者数が2021年11月以来の高水準。失業状態が長期間続いている人の増加が示唆される。

③. セブン買収計画
セブン&アイ・ホールディングスとの買収交渉について、カナダのアリマンタシォン・クシュタールは、近く決着がつくとの見方を示した。クシュタールのアレックス・ミラー最高経営責任者(CEO)は前日発表した決算後の電話会見で、交渉では買収が実現するかどうか「明確にするためのタイムラインが策定されている」と説明。「このタイムラインは長引くことはなく、短期間だと考えている」と語った。

④. イランのハメネイ師が演説
イランの最高指導者ハメネイ師は、イスラエルとの停戦合意後に初めて国営テレビで演説し、イスラエルとの戦争に勝利したと主張。米国の介入は何の成果も生まなかったと述べた。この発言は、米軍によるイラン空爆の効果を巡る評価が割れる中で出された。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、欧州当局者は、イランが備蓄していた高濃縮ウランの大部分は残ったままだとみている。

⑤. テスラで上級幹部の流出続く
テスラで上級幹部の流出が止まらない。イーロン・マスク氏の最側近と目される幹部のオミード・アフシャー氏が退社したと、事情を知る複数の関係者が明らかにした。数週間前には、人型ロボット「オプティマス」プログラムの責任者、ミラン・コバック氏の退社が明らかになっていた。北米人事担当ディレクター、ジェナ・フェルーア氏の名前も社内ディレクトリーに記載されていないと、関係者らは述べた。
27日 【日本株】
日経平均 40,150.79 +566.21 +1.43%
TOPIX 2,840.54 +35.85 +1.28%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽nr逆立 ⇒▽nr.High ⇒▽wr.High ⇒▽High3
TOPIX ⇒+▼2Gapもみあい ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽wr.逆立 ⇒▽High
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 23.29 +0.17 +0.74% ⇒▽nr ( 23台 )
日経平均VI 23.12 -0.17 -0.73% ⇒-△nr下げ ( 23台 )
日経平均VI 23.29 -0.63 -2.63% ⇒▲nr下げ ( 23台 )
--------------------------------------------------------------
27日、日経平均4万円回復、関税懸念後退-心理改善で債券安

27日の東京株式相場は4日続伸。
・トヨタ自動車やホンダなど輸送用機器が相場上昇をけん引し、東京エレクトロンやディスコなど半導体関連株も買われた。

ATグローバル・マーケッツのチーフ市場アナリスト、ニック・トウィデール氏
中東情勢が落ち着いた上、貿易交渉が進展、米利下げ期待も高まっており、こうした要因が世界の株式相場を押し上げていると。

--------------------------------------------------------------
日経平均は大幅続伸、買い優勢で節目の4万円を回復

・米株市場を横目に、本日の日経平均は4日続伸して取引を開始。

・その後も買い優勢の展開が続いて、1月27日以来5カ月ぶりに4万円台を回復。後場からは上値の重い展開となったものの、上げ幅を縮小する動きは限定的で高値圏で横ばい推移となった。

・中東情勢や米関税政策を巡る懸念の後退が国内の投資家心理にポジティブに働く中、米主要株価指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなったほか、米長期金利が低下したことも安心感となった。
・ただ、週末要因に加えて、今晩には米国で5月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表されることを受けて、やや上値の重い展開となった可能性がある。
・大引けの日経平均は前日比566.21円高の40150.79円。

・非鉄金属、輸送用機器、証券・商品先物取引業などが上昇。
・鉱業、食料品、倉庫・運輸関連業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】ニデック、マツダ、浜ゴム など 


▲ニデック 2778 -109大幅続落。
25年3月期有価証券報告書の提出期限延長に関する承認申請書を提出することを決定と発表している。6月30日の提出期限を9月26日まで延長することを申請する。
連結子会社であるイタリアのFIR社に関して、貿易取引上の問題及び関税問題に関し、社内の更なる調査・検討を行って対処を進めており、その完了に至るまで時間を要するもよう。売り材料と捉えられる形になっている。

▽マツダ 893.9 +41.1大幅続伸。
本日は同社のほか、日産、三菱自、SUBARUなど自動車株で上昇が目立った。ここまで米関税の影響が警戒されてきたが、日経平均が4万円台回復、TOPIXが年初来高値を更新する中、出遅れ感が台頭する状況にもなった。
また、各社が米国で値上げを進めていること、「25%の自動車関税はわれわれの受け入れられるものでない」との経済再生相発言など日本政府の自動車関税交渉に対する強い姿勢なども材料視。

▽浜ゴム 3897 +235大幅続伸。
野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も4100円から4800円に引き上げた。既存タイヤの収益性向上、農機用タイヤ需要の回復と構造改革効果による利益回復、G-OTR買収による利益寄与などを評価。
業績予想も上方修正し、26年12月期営業利益は従来予想の1465億円から1545億円に増額した。米国関税の影響は値上げによって大部分をカバーできるとみている。

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6.27 動いた株・出来た株
◇川崎重工業<7012> 11410 +835 ⇒ メリルリンチ日本証券では新規に買い推奨観測。
◇住友金属鉱山<5713> 3590 +212 ⇒ 銅価格のスプレッドが4年ぶり高水準とも伝わる。
◇リクルートHD<6098> 8602 +502 ⇒ 米国の利下げ期待上昇などを映す形にも。
◇TDK<6762> 1676 +85 ⇒ 業界最大静電容量の積層セラミックコンデンサを開発とも。
◇東京エレクトロン<8035> 27840 +1460 ⇒ 米半導体株高の流れを引き続き好感し。
◇三井金属鉱業<5706> 5033 +255 ⇒ 銅価格の先高観などを反映の動きにも。
◇日立製作所<6501> 4306 +211 ⇒ 特に材料ないが前日には株主総会開催。
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2025年6月27日金曜日

◆ドル弱い ◇円安一服.144円半ば 原油.◇nr反発.65ドル台 令和7.6.27.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年6月27日 5:50 JST
①. 7月米利下げに当局者は慎重姿勢
米金融政策当局者からは7月利下げに慎重な姿勢が相次いで示された。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、関税が大幅かつ持続的なインフレ圧力につながるとは限らないとの証拠が増えていると指摘。「秋ごろから金利の調整を開始できるという考えは特に変わっていない」と語った。リッチモンド連銀のバーキン総裁は、関税に伴う不確実性は依然として「顕著」だとし、金利を調整する前に見通しが一段と明確になるのを待つべきだとの見解を示した。

②. 米経済指標
1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)確報値は前期比年率0.5%減と、改定値の0.2%減から下方修正された。個人消費が0.5%増と、コロナ禍初期以来の弱い伸びとなったことが響いた。財の貿易赤字は5月に予想外に拡大。輸出がコロナ禍以来の大幅減少となった。輸入はほぼ変わらず。新規失業保険統計では、継続受給者数が2021年11月以来の高水準。失業状態が長期間続いている人の増加が示唆される。

③. セブン買収計画
セブン&アイ・ホールディングスとの買収交渉について、カナダのアリマンタシォン・クシュタールは、近く決着がつくとの見方を示した。クシュタールのアレックス・ミラー最高経営責任者(CEO)は前日発表した決算後の電話会見で、交渉では買収が実現するかどうか「明確にするためのタイムラインが策定されている」と説明。「このタイムラインは長引くことはなく、短期間だと考えている」と語った。

④. イランのハメネイ師が演説
イランの最高指導者ハメネイ師は、イスラエルとの停戦合意後に初めて国営テレビで演説し、イスラエルとの戦争に勝利したと主張。米国の介入は何の成果も生まなかったと述べた。この発言は、米軍によるイラン空爆の効果を巡る評価が割れる中で出された。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、欧州当局者は、イランが備蓄していた高濃縮ウランの大部分は残ったままだとみている。

⑤. テスラで上級幹部の流出続く
テスラで上級幹部の流出が止まらない。イーロン・マスク氏の最側近と目される幹部のオミード・アフシャー氏が退社したと、事情を知る複数の関係者が明らかにした。数週間前には、人型ロボット「オプティマス」プログラムの責任者、ミラン・コバック氏の退社が明らかになっていた。北米人事担当ディレクター、ジェナ・フェルーア氏の名前も社内ディレクトリーに記載されていないと、関係者らは述べた。
27日 【日本株】
日経平均 40,150.79 +566.21 +1.43%
TOPIX 2,840.54 +35.85 +1.28%
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日経平均 ⇒▽nr逆立 ⇒▽nr.High ⇒▽wr.High ⇒▽High3
TOPIX ⇒+▼2Gapもみあい ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽wr.逆立 ⇒▽High
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.29 +0.17 +0.74% ⇒▽nr ( 23台 )
日経平均VI 23.12 -0.17 -0.73% ⇒-△nr下げ ( 23台 )
日経平均VI 23.29 -0.63 -2.63% ⇒▲nr下げ ( 23台 )
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27日、日経平均4万円回復、関税懸念後退-心理改善で債券安

27日の東京株式相場は4日続伸。
・トヨタ自動車やホンダなど輸送用機器が相場上昇をけん引し、東京エレクトロンやディスコなど半導体関連株も買われた。

ATグローバル・マーケッツのチーフ市場アナリスト、ニック・トウィデール氏
中東情勢が落ち着いた上、貿易交渉が進展、米利下げ期待も高まっており、こうした要因が世界の株式相場を押し上げていると。

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日経平均は大幅続伸、買い優勢で節目の4万円を回復

・米株市場を横目に、本日の日経平均は4日続伸して取引を開始。

・その後も買い優勢の展開が続いて、1月27日以来5カ月ぶりに4万円台を回復。後場からは上値の重い展開となったものの、上げ幅を縮小する動きは限定的で高値圏で横ばい推移となった。

・中東情勢や米関税政策を巡る懸念の後退が国内の投資家心理にポジティブに働く中、米主要株価指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなったほか、米長期金利が低下したことも安心感となった。
・ただ、週末要因に加えて、今晩には米国で5月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表されることを受けて、やや上値の重い展開となった可能性がある。
・大引けの日経平均は前日比566.21円高の40150.79円。

・非鉄金属、輸送用機器、証券・商品先物取引業などが上昇。
・鉱業、食料品、倉庫・運輸関連業などが下落。

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【個別銘柄】ニデック、マツダ、浜ゴム など 


▲ニデック 2778 -109大幅続落。
25年3月期有価証券報告書の提出期限延長に関する承認申請書を提出することを決定と発表している。6月30日の提出期限を9月26日まで延長することを申請する。
連結子会社であるイタリアのFIR社に関して、貿易取引上の問題及び関税問題に関し、社内の更なる調査・検討を行って対処を進めており、その完了に至るまで時間を要するもよう。売り材料と捉えられる形になっている。

▽マツダ 893.9 +41.1大幅続伸。
本日は同社のほか、日産、三菱自、SUBARUなど自動車株で上昇が目立った。ここまで米関税の影響が警戒されてきたが、日経平均が4万円台回復、TOPIXが年初来高値を更新する中、出遅れ感が台頭する状況にもなった。
また、各社が米国で値上げを進めていること、「25%の自動車関税はわれわれの受け入れられるものでない」との経済再生相発言など日本政府の自動車関税交渉に対する強い姿勢なども材料視。

▽浜ゴム 3897 +235大幅続伸。
野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も4100円から4800円に引き上げた。既存タイヤの収益性向上、農機用タイヤ需要の回復と構造改革効果による利益回復、G-OTR買収による利益寄与などを評価。
業績予想も上方修正し、26年12月期営業利益は従来予想の1465億円から1545億円に増額した。米国関税の影響は値上げによって大部分をカバーできるとみている。

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6.27 動いた株・出来た株
◇川崎重工業<7012> 11410 +835 ⇒ メリルリンチ日本証券では新規に買い推奨観測。
◇住友金属鉱山<5713> 3590 +212 ⇒ 銅価格のスプレッドが4年ぶり高水準とも伝わる。
◇リクルートHD<6098> 8602 +502 ⇒ 米国の利下げ期待上昇などを映す形にも。
◇TDK<6762> 1676 +85 ⇒ 業界最大静電容量の積層セラミックコンデンサを開発とも。
◇東京エレクトロン<8035> 27840 +1460 ⇒ 米半導体株高の流れを引き続き好感し。
◇三井金属鉱業<5706> 5033 +255 ⇒ 銅価格の先高観などを反映の動きにも。
◇日立製作所<6501> 4306 +211 ⇒ 特に材料ないが前日には株主総会開催。
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//◇◇◆◇◇//◇◆▲◇◆ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◇▽//◇◇◇▽◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲▽◇_◆//_▲▲◇◇ 原油  65ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル弱い ◇円安一服.144円半ば 原油.◇nr反発.65ドル台 
6.27
米ドル/円 144.42 - 144.43
ユーロ/円 168.90 - 168.98
ユーロ/米ドル 1.1697 - 1.1699
英ポンド/円 198.21 - 198.34
豪ドル/円 94.51 - 94.58
スイスフラン/円 180.36 - 180.53
原油(WTIC原油先物) 65.37 +0.45 (+0.69%) ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ ⇒◇nr反発

◇ドルもみあい ◆円安維持.145円台 原油.◇nrはらみ.64ドル台  
6.26
米ドル/円 145.20 - 145.25
ユーロ/円 169.26 - 169.33
ユーロ/米ドル 1.1657 - 1.1658
英ポンド/円 198.26 - 198.44
豪ドル/円 94.45 - 94.62
スイスフラン/円 180.28 - 180.50
原油(WTIC原油先物) 64.94 +0.57 (+0.89%) ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ

▲ドル下落 ▽円高方向へ.144円後半 原油.▲wr切り下げ.64ドル台  
6.25
米ドル/円 144.85 - 144.93
ユーロ/円 168.14 - 168.28
ユーロ/米ドル 1.1609 - 1.1612
英ポンド/円 197.14 - 197.35
豪ドル/円 94.00 - 94.06
スイスフラン/円 179.88 - 179.99
原油(WTIC原油先物) 64.98 -3.53 (-5.16%) ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ

StockCharts ⇒  

6.23
NYダウ   42,581.78 +374.96 +0.89%
S&P500   6,025.17 +57.33 +0.96%
NASDAQ 19,630.97 +183.56 +0.94%
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6.24
NYダウ   43,089.02 +507.24 +1.19%
S&P500   6,092.18 +67.01 +1.11%
NASDAQ 19,912.53 +281.55 +1.43%
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6.25
NYダウ   42,982.43 -106.59 -0.25%
S&P500   6,092.16 -0.02 0.00%
NASDAQ 19,973.55 +61.01 +0.30%
--------------------------------------------------------------
6.26
NYダウ   43,386.84 +404.41 +0.94%
S&P500   6,141.02 +48.86 +0.80%
NASDAQ 20,167.91 +194.36 +0.97%
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NYダウ(INDU) ⇒▽吞込み反発.+test10MA ⇒▽High ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 
S&P500(SPX) ⇒▽吞込み反発.10MA突破 ⇒◇High ⇒▲nr押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽拍子木反発 ⇒◇High ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏
【 SOX指数 】
5,541.46 +48.16 (+0.88%) ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒▽High ⇒◇nr.High2 ⇒◇nr.High3

【 VIX恐怖指数 】
16.59 -0.17 (-1.01%) ⇒▲吞込み ⇒▲Low ⇒◆Low2 ⇒◆nr.Low3
⇒-11.85P (19台)
⇒-3.83P (19台)
⇒+2.38P (20台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ反発 中東懸念の後退で心理改善 ナスダック総合は年初来高値 
▽クアトロ.高値圏
ダウ工業株30種平均は反発
・中東情勢を巡る懸念が後退したことで投資家心理が改善し、主力株への買いを支えた。人工知能(AI)関連の銘柄の上昇が続いたうえ、出遅れ感のあった景気敏感株の一角にも買いが入り、相場を押し上げた。

▽クアトロ.高値圏
ナスダック総合株価指数は4日続伸
・AI関連の強い需要が業績の追い風になるとの見方から、半導体やハイテク株の一角への買いが続いた。

NYダウは404ドル高、利下げ期待が高まる

・トランプ大統領が次期連邦準備制度理事会(FRB)議長を早期指名するとの報道を受け、利下げ期待が再燃し、寄り付き後、上昇。

・金利低下が支援し、終日買いが先行した。

・金利安に加え、半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、ナスダックも続伸、相場を一段と押し上げ、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。
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1.
・イスラエルとイランの停戦が維持され、中東情勢の混乱に歯止めがかかっている。四半期末を控え、運用成績をよく見せるための機関投資家による「お化粧買い」などが入りやすかったとの指摘もあった。

・米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測が広がっていることも、株買いを支えた。トランプ米大統領が来年5月に任期を終えるパウエルFRB議長の後任を早期に指名するとの観測が浮上している。金融緩和に前向きなハト派の候補が選ばれるとの見方も意識された。

・AI関連の強い需要が業績の追い風になるとの見方から、半導体やハイテク株の一角への買いが続いた。前日夕に市場予想を上回る四半期決算と収益見通しを発表したマイクロン・テクノロジーは利益確定売りに押されたものの、AI向けの成長期待を高めた。エヌビディアとマイクロソフトは連日で上場来高値を更新した。

・FRBは25日、米銀大手の自己資本規制の一部を緩める案を公表した。規制緩和に向けた動きを好感した買いも誘った。7月9日には米国による相互関税の上乗せ措置の猶予期限を迎えるなか、ホワイトハウスのレビット報道官は26日の記者会見で「期限は重要ではない」と話した。市場では貿易相手との交渉進展への期待が強いことも、相場を支えた面があった。

・個別銘柄ではキャタピラーやゴールドマン・サックス、ナイキが買われた。アマゾン・ドット・コムも高い。半面、メルクやウォルマート、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は売られた。

2.
・メディア・娯楽が上昇。
・不動産管理・開発が下落。

・エヌビディアとマイクロソフトは連日で上場来高値を更新。
・キャタピラーやゴールドマン・サックス、ナイキが買われた。
・アマゾン・ドット・コムも高い。
・暗号資産取引プラットフォームを提供するコインベース(COIN)はステーブルコインを巡る規制ルールを定めたGENIUS法案の上院可決を好感した買いが続いた。
・スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)は取引終了後、四半期決算を発表。売上が予想を上回り、時間外取引で買われている。

・メルクやウォルマート、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は売られた。

3.
・AI関連の強い需要が業績の追い風になるとの見方から、半導体やハイテク株の一角への買いが続いた。
・エヌビディアとマイクロソフトは連日で上場来高値を更新。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 224.01 0.57%
◇ エヌビディア 155.02 0.46%
◆ ASML 798.09 -2.10%
◇ インテル 22.5 1.35%
◇ QCOM クアルコム 158.19 1.45%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.52 0.25%
◇ AMD 143.68 0.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 126 -0.98%
◇ テラダイン 91.05 0.94%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 222.74 1.20%
☆ エヌビディア 154.31 4.33%
◇ ASML 815.24 0.23%
◆ インテル 22.2 -1.55%
◇ QCOM クアルコム 155.93 0.14%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 1.60%
☆ AMD 143.4 3.59%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 127.25 -0.52%
◆ テラダイン 90.2 -0.21%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 220.09 4.65%
☆ エヌビディア 147.9 2.59%
☆ ASML 813.36 4.31%
☆ インテル 22.55 6.42%
◇ QCOM クアルコム 155.71 1.68%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 180.18 4.78%
☆ AMD 138.43 6.83%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.91 4.78%
☆ テラダイン 90.39 3.47%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】⇒

【NY外為】 ◆ドル弱い ◇円安一服.144円半ば
//◇◇◆_◇//◆▲◇◆ 
・為替市場ではブルームバーグ・ドル指数が低下。--米GDPで個人消費が弱い数字となり、年内の利下げ路線が改めて意識された。
・トランプ大統領が次期FRB議長の早期指名を検討しているとの報道も、ドル売りの要因になった。

・円は対ドルで上昇し、ニューヨーク時間早朝には一時1%高の143円75銭を付ける場面もあった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 55 分
⇒¥144.42 -¥0.82 -0.56%
⇒¥145.27 ¥0.33 +0.23%
⇒¥144.90 -¥1.25 -0.86%

6.26
ジゼラ・ヤング氏らシティグループのエコノミスト
「失業保険継続受給者数のさらなる増加は、失業率の上昇を示唆する。来週発表される6月の雇用統計では4.4%を見込んでいる」と。

サンフランシスコ連銀のデーリー総裁
「私の中心的な見方としては、秋ごろから金利の調整を開始できるというものであり、その考えは特に変わっていない」と。

リッチモンド連銀のバーキン総裁
関税が物価に上向きの圧力をかけると予想。不確実性がなお非常に大きいことから、FOMCは政策金利を調整する前に見通しが一段と明確になるのを待つべきだと。

ボストン連銀のコリンズ総裁
今年は少なくとも一度は利下げがあると見込みつつ、7月はまだ利下げには早過ぎるとの見方。

【米国株】
▽上昇
//▽▲◆_◆//▽▽◇▽

・26日の米株式相場は上昇。
 ・連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを再開し、米企業の業績見通しを後押しするとの期待が広がった。
・S&P500種株価指数は午後の市場で、終値ベースでの最高値を一時上回る場面があった。

・大型ハイテク銘柄が上げをけん引した。銀行株も高い。

・1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)確報値は前期比年率0.5%減少。個人消費が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)初期以来の弱い伸びとなった。米国の失業保険継続受給者数は2021年11月以来の高水準に増加した。一方、新規失業保険申請件数は減少した。

6.26
ウェルズ・ファーゴのアナリスト、マイク・メイヨー氏
「リセッション(景気後退)が起こらない限り、銀行株の勝負はこれからだ」と。

グラナイト・ベイ・ウェルス・マネジメントのポール・スタンリー氏
「さまざまな不確実性が薄れ始める中、株式相場は最高値に戻っている」と指摘。「貿易問題で進展が続くとの期待や中東情勢の緊張緩和が投資家に安心感を与えている」と。

モルガン・スタンレー傘下Eトレード・ファイナンシャルのマネジングディレクター、クリス・ラーキン氏
「景気は減速しつつも、依然として底堅い」と指摘。「全体の経済指標は強気派と弱気派いずれの決定打にもなっていないが、市場はハイテク株の強さとS&P500種が最高値に戻る可能性に注目しているようだ」と。

グラナイトのスタンリー氏
株価が最高値に近づいているのは非常に心強いが、相場をここからさらに押し上げる次の材料については多くの疑問が残るという。「7月中旬に決算発表シーズンが始まり、企業が関税を巡る不透明感が高い4-5月にどう対処したかを物語る、より具体的な指標となる」と指摘。「今最も大きなリスクは乗り遅れることではない。短期的なニュースに過剰反応することだ。それは投資判断の誤りにつながりかねない」と。

ブルーベイ・フィックスト・インカムのマーク・ダウディング最高投資責任者
「ウォラー、ボウマン両氏が早期利下げを推進していることから、短期債が上昇し、利回りカーブのスティープ化が進んでいる」と指摘。「トランプ氏が次期FRB議長を早期に指名すると報じられたことも、FRBへの政治的圧力を強め、利下げを促す可能性がある。これもスティープ化の一因だ」と。

【米国債】
◇上昇
//▲▽◆_◇//▽▽◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・一連の米経済指標が全体として、年内最多3回の利下げ観測を補強する内容となった。

・米10年債利回り
⇒4.24% -4.7 -1.10%
⇒4.29% -0.8 -0.18%
⇒4.29% -5.3 -1.22%
  
・米30年債利回り
⇒4.80% -2.9 -0.60%
⇒4.83% -0.5 -0.10%
⇒4.83% -4.1 -0.85%
  
6.26
BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略責任者、イアン・リンジェン氏
「全体的にデータは強弱まちまちだったため、短期ゾーンの緩やかな相場上昇は続くとみている」と指摘。「最大のサプライズは個人消費だった」と。

【原油】
◇小幅高
//▲▽◇_◆//▲▲◇◇ 
・原油相場は小幅高。--米軍によるイラン核施設への攻撃が同国の核開発計画にどの程度の打撃を与えたのか、また米国が今後もイランの石油輸出を標的にし続けるのかについて情報が交錯し、市場は反応に苦慮している。

・午後に入ると原油はこの日の高値を離れた。米国がイランとの協議再開に向けたインセンティブの提供を検討しており、その一環として制裁緩和の可能性もあるとのCNNの報道に反応した。
・ホワイトハウスのレビット報道官の発言も相場の重しとなった。レビット氏は記者団に対し、戦略石油備蓄(SPR)を早期に補充する計画はないと述べた。また米国とイランの間で核協議を行う予定もないとした上で、米国はイランの核開発能力を破壊したと改めて説明した。

⇒WTI先物8月限は前日比32セント(◇0.5%)高の1バレル=65.24ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比55セント(◇0.9%)高の1バレル=64.92ドル。
⇒WTI先物8月限は、前日比4.14ドル(▲6%)安の1バレル=64.37ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限はほぼ変わらずの67.73ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は◇0.8%上昇の67.68ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は▲6.1%下落し、67.14ドル。

6.26
シティグループのアナリスト、フランチェスコ・マルトチャ氏
「市場は地政学的リスクが大幅に後退したと判断しているようだが、今後の展開は依然不安定となり得る」と分析した。「OPECプラスが8月の産油量を7月上旬の会合で決定するため、原油の需給ファンダメンタルズを巡る弱気な環境が再び注目されるかもしれない」と。

【NY金】
◇もみあい
//▲◆◆_◆//◇▲◇◇
・金スポット相場はほぼ変わらず。

⇒金先物8月限は4.90ドル(◇0.15%)高の3348ドル。
⇒金先物8月限は9.20ドル(◇0.3%)上昇の3343.10ドル。
⇒金先物8月限は61.10ドル(▲1.8%)下落し、3333.90ドル。

>>6.24
RJOフューチャーズのボブ・ハーバーコーン氏
「現在のところ相場を動かす主な要素は中東での緊張だ」と述べた。地政学的緊張の高まりに伴う安全資産需要などで、金は今年に入り27%上昇していると。
「現在FOMCには強い利下げ圧力がかかっている。もし利下げが実施されれば、金には追い風になるだろう」と。

【欧州株】 スペイン株下落、防衛費巡りトランプ氏が非難-独債続落 ⇒

6.23
英FTSETM100指数 8,758.04 -16.61 -0.19%
独DAX指数 23,269.01 -81.54 -0.35%
仏CAC指数 7,537.57 -52.09 -0.69%
--------------------------------------------------------------
6.24
英FTSETM100指数 8,758.99 +0.95 +0.01%
独DAX指数 23,641.58 +372.57 +1.60%
仏CAC指数 7,615.99 +78.42 +1.04%
--------------------------------------------------------------
6.25
英FTSETM100指数 8,718.75 -40.24 -0.46%
独DAX指数 23,498.33 -143.25 -0.61%
仏CAC指数 7,558.16 -57.83 -0.76%
--------------------------------------------------------------
6.26
英FTSETM100指数 8,735.60 +16.85 +0.19%
独DAX指数 23,649.30 +150.97 +0.64%
仏CAC指数 7,557.31 -0.85 -0.01%
--------------------------------------------------------------

⇒▲nrGap.調整 ⇒▽nrもみあい ⇒▲クアトロ.Low ⇒◇nr差し込み
⇒-△nrはらみ ⇒+◆nr.10MA突破 ⇒▲吞込み.Reg20MA調整へ ⇒◇nrはらみ ⇒▲nr.Low ⇒+2Gap◆nr.様子見 ⇒▲wr切下げ.窓埋め ⇒◆nrもみあい

◇もみあい
//▽▲◆▲◇//◆▽▲◇
・欧州株は足踏み。
・ストックス欧州600指数は、一時0.4%上昇。
・金属価格の上昇を受け、鉱業株が強い。
・消費財や日用品・化粧品関連株は下落。

【欧州債】
◇上昇
//▽◆▽▲◇//◇◆◆◇ 
・26日の欧州債券市場は、短期の欧州債は米国債の動きに連動し、上昇。
・まちまちの結果となった米経済指標を受けて、米金融当局による利下げ観測が強まり、国債に買いが入った。
・ドイツ2年債利回りは、2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し1.82%となった一方、10年債は横ばいだった。


・独国債10年物
⇒2.57% +0.00
⇒2.57% +0.02
⇒2.54% +0.04
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.47% -0.01
⇒4.48% +0.01
⇒4.47% -0.02
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2025年6月26日木曜日

◇ドルもみあい ◆円安維持.145円台 原油.◇nrはらみ.64ドル台 令和7.6.26.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年6月26日 6:00 JST
①. トランプ氏は戦争終結を強調
トランプ米大統領は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議後の記者会見で、米国が来週イランとの会談を行う予定だと明らかにした。ただ外交的合意の必要性については懐疑的な見方を示した。また、米軍によるナタンズ、イスファハン、フォルドゥ核施設への空爆について「完全に破壊した」と改めて主張。今回の攻撃はイランの核開発を数カ月後退させたに過ぎないとする米情報機関の分析を改めて否定した。その上で、この攻撃により、戦争は事実上「終わった」との認識を示した。

②. 米銀行資本規制緩和
米連邦準備制度理事会(FRB)は重要な銀行資本規制の緩和計画を発表。JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BofA)など米銀大手に適用される「補完的レバレッジ比率(SLR)」の変更案に関して、FRBは採決を行った。改定案では、同比率に基づく銀行持ち株会社の資本要件を現行の5%から3.5-4.5%の範囲に引き下げる。銀行子会社については、同比率の要件が6%から同じ範囲に引き下げられる。

③. NATO合意
NATO加盟国はオランダ・ハーグで開かれた首脳会議で、国防費支出を国内総生産(GDP)比5%に引き上げる目標に合意し、集団防衛へのコミットメントを再確認した。ロシアが攻撃的な姿勢を強める中で、歴史的な判断を下した。ただ、目標引き上げを巡るあつれきも生じた。スペインのサンチェス首相は目標を拒否し、「支出は2.1%まで引き上げるが、それ以上でも以下でもない」と発言。トランプ氏はスペインの態度を強く非難し、報復としてスペイン製品に対する関税を2倍に引き上げる可能性を示唆した。

④. パウエル議長が上院で証言
パウエルFRB議長は、関税が消費者物価に及ぼす影響を金融当局としていまだ見極めきれていないと述べた。上院銀行委員会での公聴会で、関税のうちの「どの程度がインフレとして表面化するのか。前もって予測するのは非常に困難だ」と語った。また、銀行の準備預金に対する付利を廃止するという共和党の一部議員らによる提案について、「これが費用削減になるというのは錯覚だ」と発言。「十分な準備預金を伴う高い流動性があること」の重要性を強調した。

⑤. エヌビディア時価総額6兆ドルへの道
エヌビディアの株価を大きく押し上げてきた人工知能(AI)ブームはなお衰える気配を見せておらず、同社の時価総額は最終的に6兆ドル(約875兆円)に達する可能性があると、ループ・キャピタルが指摘した。エヌビディアの時価総額は約3兆7000億ドルで、マイクロソフトと世界トップの座を争っている。6兆ドルは60%余り増加した水準となる。ループのアナリスト、アナンダ・バルア氏は「われわれは生成AI普及の次なる『黄金の波』に突入している」と述べた。
26日 【日本株】
日経平均 39,584.58 +642.51 +1.65%
TOPIX 2,804.69 +22.45 +0.81%
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日経平均 ⇒-△nr.様子見 ⇒▽nr逆立 ⇒▽nr.High ⇒▽wr.High
TOPIX ⇒▲nr.様子見 ⇒+▼2Gapもみあい ⇒+◆はらみ.様子見 ⇒▽wr.逆立
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.12 -0.17 -0.73% ⇒-△nr下げ ( 23台 )
日経平均VI 23.29 -0.63 -2.63% ⇒▲nr下げ ( 23台 )
日経平均VI 23.92 -2.68 -10.08% ⇒▲Low ( 23台 )
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26日、日経平均が600円超高、AI需要で半導体買い-円は上昇

26日の東京株式相場は日経平均が節目の3万9000円を上回り、終値で1月24日以来、約5カ月ぶりの高値を付けた。
・売買代金上位ではレーザーテックやソフトバンクグループ、東京エレクトロン、古河電気工業、荏原など半導体関連、AI関連銘柄が指数の上げを主導。
 ・北大西洋条約機構(NATO)加盟国が国防費を国内総生産(GDP)の5%に増やすことで合意し、三菱重工業も買われた。
・半面、為替の円高推移を嫌気し、ホンダやHOYA、三菱電機など輸出セクターの一角が下げ、投資家説明会で社長が時価総額目標の達成先延ばしに言及したルネサスエレクトロニクスは急落。業種別では医薬品、食料品などディフェンシブセクターが安い。


CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長
ファンダメンタルズでは説明しにくい上昇相場だが、「地政学リスクの後退や米利下げ観測の高まりで投資家心理の改善が続き、日本株にもプラスに働いている」と指摘。今後は4万円の回復も視野に入り、中東関連などでネガティブなニュースが出なければ、「上昇のモメンタム(勢い)は続きそうだ」と。

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日経平均は大幅続伸、買い手優位の状況続き3万9500円超えで終了

・米国市場を横目に、本日の日経平均は3日続伸して取引を開始。

・その後も買い手優位の状況が続いて、取引時間中として約4カ月ぶりに心理的節目の3万9000円を上回った後も、指数はじりじりと上げ幅を広げて高値圏で取引を終了した。

・米ハイテク株高が東京市場で引き続き半導体関連株の株価の支えとなり、イスラエルとイランの停戦合意後も事態が落ち着いていることが安心感となった。また、売り手が少ない良好な株式需給も意識され、3万9500円を超えて取引を終了。
・大引けの日経平均は前日比642.51円高の39584.58円。

・非鉄金属、電気・ガス業、保険業などが上昇。
・精密機器、医薬品、食料品などが下落。

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【個別銘柄】楽天銀行、アドバンテスト など 


▲楽天銀行 6603 -195大幅続落。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げし、目標株価は7340円とした。9、10月の利上げの可能性は低下したとし、銀行業界の投資判断を「インライン」へ引き下げた。
同社に関しては、戦略や本業の好調さは評価も、株価が大きく買い上げられるには、新規事業の収益顕在化など業績をさらに上振れさせる新材料が必要であると判断している。

▽アドバンテス 10700 +510大幅続伸。
1月10日の高値を更新している。前日の米国市場では、エヌビディアが4%超の上昇となったほか、市場予想を大きく上回る売上見通しを発表したマイクロンも、時間外取引で一時大きく買われる展開になっている。
本日の東京市場でも、半導体関連は全般買い優勢の流れに。また、モルガン・スタンレーMUFG証券では、持続的成長の道が見えたとして、目標株価を11600円に引き上げているもよう。

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6.26 動いた株・出来た株
◇武蔵精密工業<7220> 3220 +363 ⇒ エヌビディア上昇などでデータセンター関連として物色。
◇荏原製作所<6361> 2698 +269.5 ⇒ 丸三証券では目標株価を引き上げ。
◇TOWA<6315> 2030 +119 ⇒ 米半導体関連株の堅調推移などが追い風に。
◇ソフトバンクグループ<9984> 9700 +384 ⇒ エヌビディア上昇などでAIインフラ関連として買われる。
◆HOYA<7741> 16715 -450 ⇒ 特に材料は見当たらず需給要因が中心か。
◆楽天銀行<5838> 6577 -221 ⇒ モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を格下げ。
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//◇◇◆◇◇//◇◆▲◇ ドル円 145円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◇▽//◇◇◇▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲▽◇_◆//_▲▲◇ 原油  64ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい ◆円安維持.145円台 原油.◇nrはらみ.64ドル台  
6.26
米ドル/円 145.20 - 145.25
ユーロ/円 169.26 - 169.33
ユーロ/米ドル 1.1657 - 1.1658
英ポンド/円 198.26 - 198.44
豪ドル/円 94.45 - 94.62
スイスフラン/円 180.28 - 180.50
原油(WTIC原油先物) 64.94 +0.57 (+0.89%) ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ ⇒◇nrはらみ

▲ドル下落 ▽円高方向へ.144円後半 原油.▲wr切り下げ.64ドル台  
6.25
米ドル/円 144.85 - 144.93
ユーロ/円 168.14 - 168.28
ユーロ/米ドル 1.1609 - 1.1612
英ポンド/円 197.14 - 197.35
豪ドル/円 94.00 - 94.06
スイスフラン/円 179.88 - 179.99
原油(WTIC原油先物) 64.98 -3.53 (-5.16%) ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ

◆ドルもみあい ◇円安一服.146円前半 原油.▲WR逆立.67ドル台 
6.24
米ドル/円 146.09 - 146.16
ユーロ/円 169.09 - 169.35
ユーロ/米ドル 1.1577 - 1.1579
英ポンド/円 197.41 - 197.88
豪ドル/円 94.30 - 94.45
スイスフラン/円 179.70 - 180.15
原油(WTIC原油先物) 67.23 -1.28 (-1.87%) ⇒▽反発 ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立

StockCharts ⇒  

6.20
NYダウ   42,206.82 +35.16 +0.08%
S&P500   5,967.84 -13.03 -0.21%
NASDAQ 19,447.41 -98.86 -0.50%
--------------------------------------------------------------
6.23
NYダウ   42,581.78 +374.96 +0.89%
S&P500   6,025.17 +57.33 +0.96%
NASDAQ 19,630.97 +183.56 +0.94%
--------------------------------------------------------------
6.24
NYダウ   43,089.02 +507.24 +1.19%
S&P500   6,092.18 +67.01 +1.11%
NASDAQ 19,912.53 +281.55 +1.43%
--------------------------------------------------------------
6.25
NYダウ   42,982.43 -106.59 -0.25%
S&P500   6,092.16 -0.02 0.00%
NASDAQ 19,973.55 +61.01 +0.30%
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NYダウ(INDU) ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽吞込み反発.+test10MA ⇒▽High ⇒▲nr押さえ.様子見 
S&P500(SPX) ⇒▲切下げ.Sup20MA ⇒▽吞込み反発.10MA突破 ⇒◇High ⇒▲nr押さえ.様子見  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲吞込み調整.Sup20MA ⇒▽拍子木反発 ⇒◇High ⇒+▼nr.様子見
【 SOX指数 】
5,493.30 +51.43 +(0.95%) ⇒▲吞込み.様子見 ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒▽High ⇒◇nr.High2

【 VIX恐怖指数 】
16.76 -0.72 (-4.12%) ⇒▽nr上げ ⇒▲吞込み ⇒▲Low ⇒◆Low2
⇒-11.85P (19台)
⇒-3.83P (19台)
⇒+2.38P (20台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ反落し106ドル安 短期的な過熱感から売り ナスダックは続伸 
▲nr押さえ.様子見
ダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落
・イスラエルとイランの停戦合意を受けて投資家心理が改善し、前日に主要株価指数がそろって大幅高となった後で、短期的な持ち高調整の売りが優勢となった。半面、ハイテク株への買いは相場を支えた面もあった。

+▼nr.様子見
ナスダック総合株価指数は3日続伸
・エヌビディア(NVDA)はアナリストが人工知能(AI)を巡る強い需要が同社の業績拡大継続につながると目標株価を引き上げ、買われた。
・アルファベットは2.3%高、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は3.5%高となるなど、ハイテク株へ買いが波及。
・テスラは3.7%安で終えた。欧州での電気自動車(EV)販売の不振や自動運転サービスへの懸念が重荷。

NYダウは106ドル安、ハイテクが支える

・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の上院議会証言を控えて、寄り付き後、まちまち。

・中東情勢は安定も、新築住宅販売件数が予想以上に減少し成長減速が警戒されたほか、議長がインフレの上昇を示唆したことが嫌気され、ダウは売りが先行した。

・ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)の上昇が支援し、プラス圏を維持。
・ダウはまちまちで終了。
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1.
・前日にはイスラエルとイランの停戦が維持できるとの期待が広がっていた。中東からの原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖も回避できるとの観測から、中東情勢を巡る過度な警戒が薄れたことで、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が2月中旬につけた最高値に迫っていた。

・ただ、ダウ平均は前日までの3営業日で900ドルあまり上昇していた。25日には短期的な過熱感や高値警戒感が意識されやすかった。市場では「中東の地政学リスクの後退は織り込み済みで、次のカタリスト(相場上昇の材料)を待つ動きが広がった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。

・個別銘柄では、エヌビディアが最高値を更新し4.3%高で終えた。アナリストが人工知能(AI)の普及が進むなかでエヌビディアの独占的な立場を評価し、目標株価と投資判断を引き上げたことが好感された。ダウ平均の構成銘柄ではないが、アルファベットは2.3%高、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は3.5%高となるなど、ハイテク株へ買いが波及した。ダウ平均の構成銘柄では、マイクロソフトも最高値を更新した。

・米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は25日に米連邦議会上院銀行委員会での議会証言に臨んだ。関税の物価押し上げ効果を事前に予測するのは難しいとの見方を示し、物価の安定を損なうリスクに対して「注意深いアプローチを取りたい」と主張した。前日の下院金融サービス委員会での発言内容を繰り返す場面もあり、市場では新味に欠いたとの受け止めが広がった。

・そのほかのダウ平均の構成銘柄では、マクドナルドやトラベラーズ、ビザが売られた。半面、アムジェンやホーム・デポは買われた。FRBが25日、大手銀行に対する自己資本規制を緩和する案を発表し、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスといった大手金融株も高かった。

2.
・半導体・同製造装置、銀行が上昇。
・自動車・自動車部品が下落。

・エヌビディアが最高値を更新し4.3%高で終えた。マイクロソフトも最高値を更新。
・アムジェンやホーム・デポは買われた。
・銀行のJPモルガン(JPM)やシティ・グループ(C)、金融のゴールドマンサックス(GS)はFRBが銀行の資本規制緩和計画を発表し、上昇。
・レストランチェーンを運営するヤム・ブランズ(YUM)はアナリストが投資判断を引き上げ、上昇。


・マクドナルドやトラベラーズ、ビザが売られた。
・加工食品を製造するゼネラル・ミルズ(GIS)はアナリストの投資判断引き下げで、下落。

3.
・マイクロン・テクノロジーやブロードコム、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株が買われた。
・テスラが下げた。
・マイクロン・テクノロジー(MU)は取引終了後、第3四半期決算を発表。増収増益に加え、第4四半期の調整後1株当たり利益見通しが市場予想を上回り、時間外取引で上昇している。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 222.74 1.20%
☆ エヌビディア 154.31 4.33%
◇ ASML 815.24 0.23%
◆ インテル 22.2 -1.55%
◇ QCOM クアルコム 155.93 0.14%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.07 1.60%
☆ AMD 143.4 3.59%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 127.25 -0.52%
◆ テラダイン 90.2 -0.21%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 220.09 4.65%
☆ エヌビディア 147.9 2.59%
☆ ASML 813.36 4.31%
☆ インテル 22.55 6.42%
◇ QCOM クアルコム 155.71 1.68%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 180.18 4.78%
☆ AMD 138.43 6.83%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.91 4.78%
☆ テラダイン 90.39 3.47%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 210.32 0.39%
◇ エヌビディア 144.17 0.22%
☆ ASML 779.72 3.07%
◇ インテル 21.19 0.52%
◇ QCOM クアルコム 153.14 1.20%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 171.96 1.48%
◇ AMD 129.58 1.04%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.08 -1.23%
◇ テラダイン 87.36 1.24%
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【米国市況】⇒

【NY外為】 ◇ドルもみあい ◆円安維持.145円台
//◇◇◆_◇//◆▲◇ 
・為替市場ではブルームバーグ・ドル・スポット指数が3営業日続落。--月末の投資資金フローや今後発表される米経済指標に市場の関心は移っている。

・円は対ドルで下げ幅を縮小。朝方には一時0.7%安の1ドル=145円95銭近辺まで売られる場面もあった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 56 分
⇒¥145.27 ¥0.33 +0.23%
⇒¥144.90 -¥1.25 -0.86%
⇒¥146.13 ¥0.04 +0.03%

6.25
バークレイズのストラテジスト
トレーダーはポートフォリオ調整に伴い、月末にかけてドルを売る必要があるだろうと指摘。米国株と債券が今月上昇したことを挙げ、米国資産が上昇すると、ポートフォリオ調整でドルが売られる傾向があると。

スコシアバンクのチーフ通貨ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏
「地政学リスクは後退したが、くすぶり続ける可能性がある」と指摘。「市場は状況が落ち着く中、米国データの比較的低調なトレンドや、パウエルFRB議長が年内の複数回の利下げに含みを持たせている点に再び注目するかもしれない」と。

UBSインベストメント・バンクのシャハブ・ジャリヌー、アルビス・マリーノ、バシーリ・セレブリアコフ3氏
FRBは今後数カ月に主要10カ国・地域の他の中央銀行よりも速いペースで利下げを実施する可能性があるとし、そうなればドルに下押し圧力がかかるとの見方。その上で、これは対ドルでユーロや円を押し上げ、円は140円を再び試す展開も想定していると。

【米国株】
◇もみあい
//▽▲◆_◆//▽▽◇

・25日の米株式市場ではS&P500種株価指数がほぼ変わらず。
 ・直近の底値からの急回復に疲弊の兆しが出てきた。経済および地政学的リスクがある中、株価上昇は行き過ぎたとの警戒が強まった。
・S&P500種は最高値まであと数ポイントの地点で失速。ナスダック100指数は0.2%高。エヌビディアは最高値を更新した。一方、小型株で構成するラッセル2000指数は1.2%下げた。

・議会証言2日目に臨んだパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、関税が消費者物価に及ぼす影響を、金融当局としていまだ見極めきれていないと述べた。また米国は世界で最も強い経済を有しているとし、不確実性の高い時期には慎重に行動することが理にかなっているとの考えを示した。

6.25
BMOプライベート・ウェルスのキャロル・シュレイフ氏
「貿易政策のシフトがもたらす不確実性がなければ、FRBは今夏に利下げを実施することができただろう」と指摘。「FRBの利下げ休止は関税に起因したもので、景気動向を必ずしも反映したものではない。当社では2025年に1-2回の利下げを予想している。9月に始まる可能性が高い」と。

ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏
「相場が一直線に動くことはない」と指摘。「短期的に一息つく必要があるかもしれないとの見方は、それ自体が市場に深刻な懸念をもたらすものではない」と。

BMOのシュレイフ氏
「イランとイスラエルの紛争の最悪期は過ぎたと市場は織り込んでいる」と指摘。「現時点では、関税や貿易、税制、インフレ、雇用、金利といった要因の方が株式相場に与える影響ははるかに大きい」と。

【米国債】
◇上昇
//▲▽◆_◇//▽▽◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・市場では短期債が長期債をアウトパフォームする、いわゆるイールドカーブのスティープ化を見込むポジションが人気となっている。FRBがいずれ利下げに踏み切る一方で、国債増発への懸念が長期債に下押し圧力をかけるという見方に基づいている。

・米10年債利回り
⇒4.29% -0.8 -0.18%
⇒4.29% -5.3 -1.22%
⇒4.34% -3.1 -0.72%
  
・米30年債利回り
⇒4.83% -0.5 -0.10%
⇒4.83% -4.1 -0.85%
⇒4.88% -1.4 -0.29%
  
6.25
フォート・ワシントン・インベストメント・アドバイザーズのポートフォリオマネジャー、ダン・カーター氏
「短期金利は低下し得るが、長期債利回りが同じように下がるとの確信はそれほど強くない」と指摘。「当社ではイールドカーブのスティープ化を選好している。それはいくつかのシナリオで奏功する可能性がある。FRBがより積極的に利下げを実施する、あるいは市場が財政見通しへの懸念を強めるといった場合だ」と。

【原油】
◇反発
//▲▽◇_◆//▲▲◇ 
・原油相場は反発。--トランプ大統領が近い将来における対イラン制裁の緩和に否定的な見方を示したほか、米政府の統計で原油在庫の大幅減が示されたことが手掛かり。

・米エネルギー情報局(EIA)のデータによれば、米国の原油在庫は約580万バレル減少。これで5週連続での減少となった。このデータはウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)のプロンプトスプレッドにも影響。期先2限月の価格差である同スプレッドは1.46ドルのバックワーデーション(逆ざや)となり、短期的な需給の引き締まりを示唆する強気のシグナルを発した。

⇒WTI先物8月限は前日比55セント(◇0.9%)高の1バレル=64.92ドル。
⇒WTI先物8月限は、前日比4.14ドル(▲6%)安の1バレル=64.37ドル。
⇒WTI先物8月限は、前営業日比5.33ドル(▲7.2%)安の1バレル=68.51ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は◇0.8%上昇の67.68ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は▲6.1%下落し、67.14ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は▲7.2%下落し71.48ドル。


6.25
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「きょうの原油の動きは売られ過ぎの調整によるテクニカルな反発、イラン制裁に関する前日の意外な発言の修正、原油在庫のデータが市場にプラスの内容となったことなど、複数の要因が影響したようだ」と分析。その上で、「年後半はなお供給過剰が見込まれ、弱気なセンチメントも続いているが、当面の需給バランスは市場全体の動向が示唆するよりも引き締まっているように見受けられる」と。

【NY金】
◇小幅高
//▲◆◆_◆//◇▲◇
・金スポット相場は小幅高。--中東での戦闘停止とパウエルFRB議長の議会証言が意識された。
・トランプ大統領の貿易政策や地政学的緊張、中央銀行による購入が相まって、金スポットは今年に入り27%上昇。ただここ数カ月は勢いが衰えており、1オンス=3300-3400ドルで推移している。

⇒金先物8月限は9.20ドル(◇0.3%)上昇の3343.10ドル。
⇒金先物8月限は61.10ドル(▲1.8%)下落し、3333.90ドル。
⇒金先物8月限は9.30ドル(◇0.3%)上昇の3395ドル。

>>6.24
RJOフューチャーズのボブ・ハーバーコーン氏
「現在のところ相場を動かす主な要素は中東での緊張だ」と述べた。地政学的緊張の高まりに伴う安全資産需要などで、金は今年に入り27%上昇していると。
「現在FOMCには強い利下げ圧力がかかっている。もし利下げが実施されれば、金には追い風になるだろう」と。

【欧州株】 スペイン株下落、防衛費巡りトランプ氏が非難-独債続落 ⇒

6.20
英FTSETM100指数 8,774.65 -17.15 -0.20%
独DAX指数 23,350.55 +293.17 +1.27%
仏CAC指数 7,589.66 +36.21 +0.48%
--------------------------------------------------------------
6.23
英FTSETM100指数 8,758.04 -16.61 -0.19%
独DAX指数 23,269.01 -81.54 -0.35%
仏CAC指数 7,537.57 -52.09 -0.69%
--------------------------------------------------------------
6.24
英FTSETM100指数 8,758.99 +0.95 +0.01%
独DAX指数 23,641.58 +372.57 +1.60%
仏CAC指数 7,615.99 +78.42 +1.04%
--------------------------------------------------------------
6.25
英FTSETM100指数 8,718.75 -40.24 -0.46%
独DAX指数 23,498.33 -143.25 -0.61%
仏CAC指数 7,558.16 -57.83 -0.76%
--------------------------------------------------------------

⇒▲nr切下げ.出来増 ⇒▲nrGap.調整 ⇒▽nrもみあい ⇒▲クアトロ.Low
⇒▽反発+test10MA ⇒-△nrはらみ ⇒+◆nr.10MA突破 ⇒▲吞込み.Reg20MA調整へ ⇒+◆nrはらみ反発 ⇒▲nr.Low ⇒+2Gap◆nr.様子見 ⇒▲wr切下げ.窓埋め

▲下落
//▽▲◆▲◇//◆▽▲
・25日の欧州株はスペイン株を中心に下落。
・トランプ米大統領はスペインに対し、米国が課す関税を2倍に引き上げる可能性を示唆した。
・ストックス欧州600指数は0.7%下落。
・スペインのIBEX35指数は1.6%下落。--北大西洋条約機構(NATO)加盟国首脳は25日、防衛支出の目標を国内総生産(GDP)比5%に引き上げることに合意した。ただし、スペインは目標を拒否した。

【欧州債】
◆下落
//▽◆▽▲◇//◇◆◆ 
・欧州債市場ではドイツ債が続落。--同国の国債発行計画がこの日も材料視された。
・ドイツは7-9月(第3四半期)の国債発行額を当初計画から約2割引き上げることから、長期債に対するタームプレミアが懸念されている。


・独国債10年物
⇒2.57% +0.02
⇒2.54% +0.04
⇒2.51% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.48% +0.01
⇒4.47% -0.02
⇒4.49% -0.05
---------------------------

2025年6月25日水曜日

▲ドル下落 ▽円高方向へ.144円後半 原油.▲wr切り下げ.64ドル台 令和7.6.25.Wed

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年6月25日 6:01 JST
①. イランとの停戦維持
スラエルとイランはいずれも停戦合意を順守しているもようだ。両国ともに合意を破ったとしてトランプ米大統領が非難したことが奏功したとみられる。トランプ氏は「両国はあまりに長く激しく戦ってきたせいで、何をしているのか自分たちでも分かっていない」と記者団に語り、不満を示していた。トランプ氏の発言は両国の停戦がいかに脆弱(ぜいじゃく)であるかを浮き彫りにする。イスラエルのネタニヤフ首相はトランプ氏と協議し、イランへの追加攻撃を見送ることに同意した。

②. FRB議長は利下げ急がず
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、利下げを急がない姿勢を改めて示した。下院金融委員会の公聴会で議長は「政策スタンスの調整を検討する前に、経済の進路についてより多くの情報が得られるのを待つ態勢が整っている」と述べた。冒頭証言後の質疑応答では、7月利下げの可能性について問われ、「インフレ圧力が本当に抑制されたままだということになれば、早めに利下げに踏み切ることになろう」と発言。その上で「特定の会合を指すことは避けたい。経済は依然として強く、急ぐ必要はないと考えている」と付け加えた。

③. NATOサミット
トランプ米大統領は、北大西洋条約機構(NATO)の集団防衛の原則を定めた第5条への米国の関与について疑問を呈する発言を行った。NATO首脳会議(サミット)が混乱に陥るのを防ごうと、ルッテ事務総長は対応に追われている。トランプ氏は大統領専用機上で第5条へのコミットメントを記者団に問われ、「定義による」と発言。「だが私は、彼らの友人であることに注力している。これら指導者の多くと友人になった。彼らを支援することに注力している」と述べた。

④. イラン産原油でトランプ氏が方針転換
中国はイランからの原油購入を継続できるとトランプ大統領が述べた。米国がイラン経済の生命線にこれまで適用してきた「最大限の圧力」を突然緩和した格好だ。トランプ氏は「中国は今やイラン産原油の購入を継続できる」と投稿。先月はイラン産の石油と石油化学製品の購入を全て「今すぐ停止すべきだ」と主張していた。トランプ氏の発言を受けて原油価格は下げ幅を広げ、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は一時6.6%下落し、1バレル=64ドルを付けた。

⑤. 自民政調会長インタビュー
自民党の小野寺五典政調会長(元防衛相)は、防衛費を増やしても、米国からの装備品納入の遅れが続けば十分な備えができないとし、日米が協力し軍事産業の生産能力を向上させることが必要だとの認識を示した。ブルームバーグとのインタビューで小野寺氏は、日本の防衛に必要な装備品について、米国の造船能力の低下などが原因で納品が間に合っていない例も多いと指摘。供給能力の向上が不可欠と強調した上で、日本の技術も生かし、造船や製鉄、ミサイルなどの生産で協力を模索すべきだと語った。
25日 【日本株】
日経平均 38,942.07 +151.51 +0.39%
TOPIX 2,782.24 +0.89 +0.03%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▲nr切下げ.Sup10MA ⇒-△nr.様子見 ⇒▽nr逆立 ⇒▽nr.High
TOPIX ⇒▲Gap.10MA割れ ⇒▲nr.様子見 ⇒+▼2Gapもみあい ⇒+◆はらみ.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 23.29 -0.63 -2.63% ⇒▲nr下げ ( 23台 )
日経平均VI 23.92 -2.68 -10.08% ⇒▲Low ( 23台 )
日経平均VI 24.91 +0.27 +1.10% ⇒+▼nr ( 26台 )
--------------------------------------------------------------
25日、債券上昇、日銀の利上げ慎重を確認-円は145円台に下落

25日の東京株式相場は小幅高。
・前日の米ハイテク株高を支えに半導体関連株が上昇。
 ・不動産や電気・ガスといった内需関連や銀行など金融株は下げた。


三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジスト
日経平均の上昇をけん引した半導体関連株について「去年の高値水準にはまだ達しておらず、いずれ半導体サイクルが上昇基調に戻ることも踏まえれば比較的買いやすいセクターだ」と。

オールスプリング・グローバル・インベストメンツのシニア・ポートフォリオ・マネジャー、マティアス・シャイバー氏
イスラエルとイランの緊張が「一時的に緩和」すれば、投資家の注目はファンダメンタルズに戻るとみる。中東紛争への懸念から「消費者心理が悪化しており、個人消費に敏感な株式は低調な動きとなる可能性が高い」と。

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日経平均は続伸、後場からじり高基調に

・米国市場を横目に、本日の日経平均は113.62円高の38904.18円と続伸して取引を開始。

・その後は前日終値付近でもみ合うと、前場はマイナス圏に転落する場面が見られた。ただ、後場に入るとプラス圏に再度浮上してじりじりと上げ幅を広げて本日高値付近で取引を終了した。

・昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなり、米長期金利が低下したことも安心感が台頭、半導体関連株中心に底堅く推移した。
・一方、中東情勢の緊張緩和への期待は東京市場では昨日すでに織り込まれており、改めて手掛かり材料にはなりにくく、節目の3万9000円を前に上値の重さがうかがえた。
・大引けの日経平均は前日比151.51円高の38942.07円。

・その他製品、電気機器、化学などが上昇。
・電気・ガス業、精密機器、パルプ・紙などが下落。

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【個別銘柄】オリンパス、川崎重、名村造船、商船三井、東エレク など 


▲オリンパス 1691.5 -200.5急落。
米FDAは前日、同社が日本で製造した医療機器の一部に対する輸入警告を発表している。尿路内視鏡など4つの製品が米国への輸入差し止めの対象となるもよう。
FDAでは「オリンパスはコンプライアンス問題への広範かつ継続的な取り組みにもかかわらず、未解決の品質システムの規制違反に関連して、FDAは引き続き懸念を持っている」と表明。販売減による業績への悪影響を警戒した売り圧力が強まっているようだ。

▽川崎重 10490 +40続伸。
ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価も7900円から12800円に引き上げている。関税リスクは十分に織り込み済み、8月中旬に会社計画が下方修正される可能性は高いとみるが、これによって、市場懸念が払拭される転機になると判断しているようだ。
一方、防衛関連の売上拡大、車両事業の収益性改善などから、27年3月期に過去最高益を更新する確度は高まったとしている。

▽名村造船 3210 +502ストップ高。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を3700円に設定した。グローバルにおける日本造船業界の重要性の高まりを背景に売上・収益性の持続的な改善を株式市場は十分織り込んでいないと判断。
今後、非中国建造船の相対的なコスト競争力が向上し、市場シェア上昇が見込めると分析。また、足元で米海軍向け需要が高まりつつあり、防衛関連需要が修繕事業を牽引する可能性にも注目。

◇商船三井 4762 +32反発。
前日に開催された株主総会で、27年3月期以降に年間配当の下限額の引き上げを検討していることを明らかにしているもよう。今期までの3年間の経営計画においては、年間配当の下限額を150円、連結配当性向を30%としている。
前日終値ベースでの配当利回りは3.2%程度で、将来的な利回りの向上が想定される形に。ただ、日本郵船や川崎汽船との比較で利回り妙味は乏しい現状から、強いインパクトにはつながらず。

▽東エレク 25370 +800大幅続伸。
同社をはじめ、本日も半導体関連株の強い動きが目立っている。米国市場ではSOX指数が3.8%高と大幅に続伸、5か月ぶりの高値更新となっているなど、米半導体株高の流れが波及する形となっている。
アナリストの目標株価引き上げが伝わったマイクロンが4.8%の大幅高、AI半導体に使うHBMの市場規模が大きく拡大するとの見方が示されたもよう。エヌビディアなども強い動きとなっている。

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6.25 動いた株・出来た株
◇武蔵精密工業<7220> 2784 +139 ⇒ 半導体株高でデータセンター関連として関心。
◇中国塗料<4617> 2617 +129 ⇒ 造船株の強い動きが波及する形か。
◇太陽誘電<6976> 2452.5 +118.5 ⇒ ハイテク株高の地合いで買い優勢に。
◇三井化学<4183> 3271 +129 ⇒ 中国合弁会社の売却を発表で。
◇イビデン<4062> 6167 +225 ⇒ 半導体関連株高の地合いに乗る。
◇TOWA<6315> 1868 +46 ⇒ 生成AI関連の半導体株として買い優勢。
◆オリンパス<7733> 1684 -208 ⇒ FDAが特定製品の輸入を差し止め。
◆ソフトバンクグループ<9984> 9179 -301 ⇒ 1万円大台も意識される中で利食い売り優勢に。
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//◇◇◆◇◇//◇◆▲ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◇◆◆◇▽//◇◇◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//▲▽◇_◆//_▲▲ 原油  64ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 ▽円高方向へ.144円後半 原油.▲wr切り下げ.64ドル台  
6.25
米ドル/円 144.85 - 144.93
ユーロ/円 168.14 - 168.28
ユーロ/米ドル 1.1609 - 1.1612
英ポンド/円 197.14 - 197.35
豪ドル/円 94.00 - 94.06
スイスフラン/円 179.88 - 179.99
原油(WTIC原油先物) 64.98 -3.53 (-5.16%) ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立 ⇒▲wr切り下げ

◆ドルもみあい ◇円安一服.146円前半 原油.▲WR逆立.67ドル台 
6.24
米ドル/円 146.09 - 146.16
ユーロ/円 169.09 - 169.35
ユーロ/米ドル 1.1577 - 1.1579
英ポンド/円 197.41 - 197.88
豪ドル/円 94.30 - 94.45
スイスフラン/円 179.70 - 180.15
原油(WTIC原油先物) 67.23 -1.28 (-1.87%) ⇒▽反発 ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見 ⇒▲WR逆立

◇ドル強い ◆円安維持.146円台 原油.-◇様子見.75ドル台  
6.23
米ドル/円 146.62 - 146.70
ユーロ/円 168.13 - 168.26
ユーロ/米ドル 1.1522 - 1.1532
英ポンド/円 196.49 - 196.77
豪ドル/円 94.19 - 94.28
スイスフラン/円 179.29 - 179.56
原油(WTIC原油先物) 75.00 -0.14 (-0.19%) ⇒▲Gap調整 ⇒▽反発 ⇒+◆nr.様子見 ⇒-◇様子見

StockCharts ⇒  

6.18
NYダウ   42,171.66 -44.14 -0.10%
S&P500   5,980.87 -1.85 -0.03%
NASDAQ 19,546.27 +25.18 +0.12%
--------------------------------------------------------------
6.20
NYダウ   42,206.82 +35.16 +0.08%
S&P500   5,967.84 -13.03 -0.21%
NASDAQ 19,447.41 -98.86 -0.50%
--------------------------------------------------------------
6.23
NYダウ   42,581.78 +374.96 +0.89%
S&P500   6,025.17 +57.33 +0.96%
NASDAQ 19,630.97 +183.56 +0.94%
--------------------------------------------------------------
6.24
NYダウ   43,089.02 +507.24 +1.19%
S&P500   6,092.18 +67.01 +1.11%
NASDAQ 19,912.53 +281.55 +1.43%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲nr切下げ.調整 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▽吞込み反発.+test10MA ⇒▽High 
S&P500(SPX) ⇒▲nr.調整 ⇒▲切下げ.Sup20MA ⇒▽吞込み反発.10MA突破 ⇒◇High  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽nr差し込み.様子見 ⇒▲吞込み調整.Sup20MA ⇒▽拍子木反発 ⇒◇High
【 SOX指数 】
5,441.87 +197.56 +(3.77%) ⇒◆はらみ ⇒+nrもみあい ⇒▲吞込み.様子見 ⇒▽nrはらみ.様子見 ⇒▽High

【 VIX恐怖指数 】
17.48 -2.35 (-11.85%) ⇒▲Gap下げ ⇒▽nr上げ ⇒▲吞込み ⇒▲Low
⇒-11.85P (19台)
⇒-3.83P (19台)
⇒+2.38P (20台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ続伸し507ドル高 イスラエルとイランが停戦合意、原油安も支え 
▽High
ダウ工業株30種平均は3日続伸
・イスラエルとイランが停戦に合意したことを受け、中東情勢の緊張や混乱に歯止めがかかるとの期待が広がった。原油安も買い安心感につながった。

◇High
ナスダック総合株価指数は続伸
・マイクロン・テクノロジーやブロードコム、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株が買われた。
・テスラが下げた。

NYダウは507ドル高、中東リスク緩和で原油・金利安を好感

・イスラエル・イラン停戦合意で中東情勢の改善を期待した買いに、寄り付き後、上昇。

・トランプ政権によるイランの核開発施設攻撃で長期的な中東、世界の地政学的リスクが低下したとの楽観的見方が広がり、一段高となった。
・連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は下院金融委での証言で、利下げを急がない姿勢を再表明したが、インフレの鈍化が継続し、労働市場が減速したら早期利下げの可能性にも言及。

・中東情勢の改善に連れた原油安でインフレ懸念も後退、金利安を好感し、相場は終日堅調に推移した。
・終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・トランプ米大統領が23日夜、自身のSNSで停戦を明らかにした。その後もイスラエルはイランが停戦合意を破ったと主張していたがトランプ氏はSNSでイスラエルに「爆弾を落とすな」などと訴え、イスラエルのネタニヤフ首相に電話でイラン攻撃をやめるよう迫った。イスラエルも要請に従ったと伝わっており、停戦が維持できるとの期待につながった。

・中東からの原油輸送の要衝であるホルムズ海峡の封鎖を回避できるとの見通しからニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)では指標油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物が前日比約6%下落した。前日も7%あまり下げており、原油高が米景気を冷やすとの懸念も薄れた。

・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は同日の米連邦議会下院での議会証言で改めて当面は利下げを急がず、経済や物価の動向を見極める姿勢を示した。年内の利下げの可能性については否定しなかった一方、労働市場が底堅いとの認識は繰り返した。「FRBが現状の米景気を堅調とみていることはポジティブ」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との声があった。

・投資家が運用リスクを取りやすくなり、主力株に広く買いが入った。ダウ平均の構成銘柄ではセールスフォースやアメリカン・エキスプレス、エヌビディアが高い。ゴールドマン・サックスやビザ、アマゾン・ドット・コムも買われた。

・一方、原油安を受けてシェブロンが下げた。アップルが売られたほか、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などディフェンシブ株の一角も安い。ダウ平均の構成銘柄ではないがノースロップ・グラマンなど防衛関連株にも売りが優勢だった。


2.
・半導体・同製造装置が上昇。
・エネルギーが下落。


・セールスフォースやアメリカン・エキスプレス、エヌビディアが高い。
・ゴールドマン・サックスやビザ、アマゾン・ドット・コムも買われた。
・航空会社のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス(UAL)やアメリカン航空(AAL)は中東地域のリスク後退で、需要増期待にそれぞれ上昇。
・クルーズ船運営のカーニバル(CCL)は四半期決算で利益、売上高ともに予想を上回り、さらに通期業績見通しを上方修正したため、上昇。



・石油会社のエクソン(XOM)やエネルギー会社のシェブロン(CVX)は停戦の影響を受けた原油安に連れそれぞれ下落。
・アップルが売られたほか、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などディフェンシブ株の一角も安い。
・ノースロップ・グラマンなど防衛関連株にも売りが優勢だった。
・運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に第4四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益は予想を上回ったが、第1四半期見通しが予想を下振れ、世界需要が不透明で通期見通しの発表を見送り、時間外取引で売られている。


3.
・マイクロン・テクノロジーやブロードコム、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株が買われた。
・テスラが下げた。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 220.09 4.65%
☆ エヌビディア 147.9 2.59%
☆ ASML 813.36 4.31%
☆ インテル 22.55 6.42%
◇ QCOM クアルコム 155.71 1.68%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 180.18 4.78%
☆ AMD 138.43 6.83%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 127.91 4.78%
☆ テラダイン 90.39 3.47%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 210.32 0.39%
◇ エヌビディア 144.17 0.22%
☆ ASML 779.72 3.07%
◇ インテル 21.19 0.52%
◇ QCOM クアルコム 153.14 1.20%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 171.96 1.48%
◇ AMD 129.58 1.04%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.08 -1.23%
◇ テラダイン 87.36 1.24%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 209.51 -1.87%
◆ エヌビディア 143.85 -1.12%
◆ ASML 756.53 -0.67%
◆ インテル 21.08 -1.91%
◆ QCOM クアルコム 151.32 -1.50%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 169.46 -1.96%
◇ AMD 128.24 1.14%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 123.6 1.46%
◇ テラダイン 86.29 0.03%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】⇒

【NY外為】 ▲ドル下落 ▽円高方向へ.144円後半
//◇◇◆_◇//◆▲ 
・為替市場ではドルが下落。--米消費者信頼感が予想を下回ったことや、パウエルFRB議長の議会証言が影響した。イランとイスラエルの停戦合意が再開したこともドルが売られる要因になった。

・対ドルで円やスイス・フランの上げが目立った。円は対ドルで一時1.1%高の1ドル=144円51銭まで買われた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 46 分
⇒¥144.90 -¥1.25 -0.86%
⇒¥146.13 ¥0.04 +0.03%
⇒¥146.16 ¥0.71 +0.49%

>>6.20
カマクシャ・トリベディ氏らゴールドマン・サックス・グループのアナリスト
「足元では地政学的な緊張の高まりを背景に、ドル上昇の可能性があるとみている。弱気のポジショニングに加え、海外でショックが発生した場合、ドルが依然として安全資産と見なされるためだ」と。

デレク・ハルペニー氏ら三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のアナリスト
「中東情勢に関連した世界的なインフレリスクで円は下落しているが、ファンダメンタルズの点では反発するはずだ」と指摘。「中東の地政学的リスクが和らげば、ドル・円のリスクは下落方向に見える」と。

【米国株】
▽上昇
//▽▲◆_◆//▽▽

・24日の米株式相場は続伸。
 ・中東情勢の緊張緩和や、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が利下げの可能性についてバランスの取れた発言をしたことが好感された。
・S&P500種株価指数は2営業日続伸。ナスダック100指数は1.5%上げて、2月以来の最高値更新となった。

・パウエル氏は下院金融委員会の公聴会で7月利下げの可能性について問われ、「インフレ圧力が本当に抑制されたままだということになれば、早めに利下げに踏み切ることになろう」と回答。その上で、「特定の会合を指すことは避けたい。経済は依然として強く、急ぐ必要はないと考えている」と付け加えた。

・市場は中東情勢にも引き続き注目している。 トランプ米大統領はこの日、自身が前日発表した停戦合意をイスラエルとイランがいずれも破ったと非難し、合意を順守するよう両国に強く求めた。これを受けて、現時点でイスラエルとイランの双方が停戦合意を順守しているもようだ。

6.24
ナットアライアンス・セキュリティーズのアンドルー・ブレナー氏
パウエル議長は「市場にタカ派姿勢を確信させる」ことができなかったと指摘。「パウエル氏はこの日示したよりもずっと速いペースで利下げを実施することになると市場はみている」と指摘。「7月の利下げについてはまだ分からない。弱い雇用統計が必要になるだろう。インフレは今のところ無視してよさそうだ」と。

カロバール・キャピタル(シカゴ)のハリス・クルシッド最高投資責任者
「市場はようやく一息つけるようになってきた」と指摘。「中東情勢の緊張緩和と、パウエル議長がより柔軟な姿勢を示したことが相まって、株式市場に上昇の余地をもたらしている。ボラティリティーもどうにか落ち着いている」と。

エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏
「均衡姿勢のパウエル氏」が市場の注目を7月ではなく9月の利下げにとどめたと指摘。「当社とって最も興味深かったのは、パウエル氏が『2回あるいはそれ以上の利下げ』で政策金利が中立水準に戻るかもしれないと発言した点だ」とし、「金融政策は『やや』景気抑制的であるに過ぎないとの認識は、FRBが関税によるインフレと雇用両方への影響を見極めようとする中で、政策を維持することを正当化する」と。

【米国債】
▽上昇
//▲▽◆_◇//▽▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・6月の米消費者信頼感指数が予想外の低下となったことに加え、パウエルFRB議長が金融政策について「多くの道筋があり得る」と述べたことが追い風となった。
・金融政策に敏感な2年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近く下げて約3.81%。パウエル氏はインフレ減速と雇用の鈍化が見られれば、年内に利下げが前倒しで実施される可能性があると述べた。

・米10年債利回り
⇒4.29% -5.3 -1.22%
⇒4.34% -3.1 -0.72%
⇒4.38% -1.6 -0.36%
  
・米30年債利回り
⇒4.83% -4.1 -0.85%
⇒4.88% -1.4 -0.29%
⇒4.89% -0.1 -0.02%
  
6.24
BMOキャピタル・マーケッツの米金利ストラテジスト、ベイル・ハートマン氏
「米国債の上昇はまず、消費者信頼感の予想外の低下が引き金になった」と指摘。「パウエル氏は予想通り中立的だったが、利下げが早まるシナリオに柔軟な姿勢を見せたことで、利回りはじりじりと水準を切り下げた。それが7月の利下げに関する質問への回答だったにもかかわらずだ」と。

アポロ・マネジメントのチーフエコノミスト、トーステン・スロック氏
「9月、または7月に利下げを実施するべきかといった議論が公に行われているのは極めて異例だ。特に、前年比のインフレ率が上昇すると予想されている中ではなおさらだ」と。

【原油】
▲大幅続落
//▲▽◇_◆//▲▲ 
・イスラエルとイランの停戦を仲介したトランプ大統領が、イランによる原油輸出を容認する意向を示唆したことが手掛かり。

・ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は、ここ2日間の下落率が15%近くに達した。中東を揺るがした両国の衝突が著しく緩和する中で、原油相場は大きく下落している。

⇒WTI先物8月限は、前日比4.14ドル(▲6%)安の1バレル=64.37ドル。
⇒WTI先物8月限は、前営業日比5.33ドル(▲7.2%)安の1バレル=68.51ドル。
⇒WTI先物7月限は、前営業日比21セント(◆0.3%)安い1バレル=74.93ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は▲6.1%下落し、67.14ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は▲7.2%下落し71.48ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント8月限は▲2.3%安の77.01ドル。


6.24
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
中国がイラン産原油の購入を継続できるとのトランプ大統領の発言は、イランに圧力をかけるため原油輸出に制裁を科してきた米国の戦略から大きな転換だと指摘。こうした緩和措置は停戦の順守や核開発の意図に関する確約が前提だとみられていると。

【NY金】
▲反落
//▲◆◆_◆//◇▲
・金スポット相場は反落。--イスラエルとイランが停戦合意を順守しているとの見方から、安全資産としての金の需要が後退した。

⇒金先物8月限は61.10ドル(▲1.8%)下落し、3333.90ドル。
⇒金先物8月限は9.30ドル(◇0.3%)上昇の3395ドル。
⇒金先物8月限は前営業日比◆22.40ドル安の3385.70ドル。

6.24
RJOフューチャーズのボブ・ハーバーコーン氏
「現在のところ相場を動かす主な要素は中東での緊張だ」と述べた。地政学的緊張の高まりに伴う安全資産需要などで、金は今年に入り27%上昇していると。
「現在FOMCには強い利下げ圧力がかかっている。もし利下げが実施されれば、金には追い風になるだろう」と。

【欧州株】 株下落、中東情勢のリスクを意識-国債は上昇 ⇒

6.19
英FTSETM100指数 8,791.80 -51.67 -0.58%
独DAX指数 23,057.38 -260.43 -1.12%
仏CAC指数 7,553.45 -102.67 -1.34%
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6.20
英FTSETM100指数 8,774.65 -17.15 -0.20%
独DAX指数 23,350.55 +293.17 +1.27%
仏CAC指数 7,589.66 +36.21 +0.48%
--------------------------------------------------------------
6.23
英FTSETM100指数 8,758.04 -16.61 -0.19%
独DAX指数 23,269.01 -81.54 -0.35%
仏CAC指数 7,537.57 -52.09 -0.69%
--------------------------------------------------------------
6.24
英FTSETM100指数 8,758.99 +0.95 +0.01%
独DAX指数 23,641.58 +372.57 +1.60%
仏CAC指数 7,615.99 +78.42 +1.04%
--------------------------------------------------------------

⇒▲クアトロ ⇒▲nr切下げ.出来増 ⇒▲nrGap.調整 ⇒▽nrもみあい
⇒▲Low.Sup200MA ⇒▽反発+test10MA ⇒-△nrはらみ ⇒+◆nr.10MA突破 ⇒▲Low.200MA割れ ⇒+◆nrはらみ反発 ⇒▲nr.Low ⇒+2Gap◆nr.様子見

▽上昇
//▽▲◆▲◇//◆▽
・24日の欧州株は上昇。
・トランプ米大統領がイスラエルとイランに停戦合意を順守するよう強く求めたことに反応した。
・ストックス欧州600指数は1.1%上昇。
・航空株が買いを集めた。
・原油安に連れ、エネルギー株は下落。

【欧州債】
◆下落
//▽◆▽▲◇//◇◆ 
・欧州債市場ではドイツ債利回りが上昇、30年債利回りは1カ月ぶり高水準を付けた。--ドイツが国債発行額を当初計画から約2割引き上げる方針を示し、投資家の間に懸念が広がった。
・中東情勢を巡る懸念の緩和も安全資産の需要減につながった。


・独国債10年物
⇒2.54% +0.04
⇒2.51% -0.01
⇒2.52% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.47% -0.02
⇒4.49% -0.05
⇒4.54% +0.01
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