*かぶとうし塾


アーカイブ

2025年12月15日月曜日

週明け ◆ドルもみあい ◇円もみあい.155円後半 原油.◆nr下げ.57ドル台 令和7.12.15.Mon

15日 【日本市況】 ⇒
日経平均 50,168.11 -668.44 -1.31%
TOPIX 3,431.47 +7.64 +0.22%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒◆nr吞込.様子見 ⇒▲切下げ.調整 ⇒◇nr.よこばい ⇒▲2Gap/10MA割れ.調整
TOPIX ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Wr吞込み.調整大 ⇒▽切上げ.高値更新 ⇒◇nr切上げ.高値更新
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 28.77 +2.08 +7.79% ⇒+▼急騰 ( 28台 )
日経平均VI 26.69 -0.57 -2.09% ⇒◆nr下げ ( 26台 )
日経平均VI 27.26 -0.76 -2.71% ⇒-△下がる ( 27台 )
--------------------------------------------------------------
15日、日経平均反落、半導体関連に売り-円上昇、債券もみ合い ⇒

・15日の日経平均の下げ幅は一時800円を超えた。
・TOPIXは続伸。日本銀行の今週の利上げがほぼ確実視される中、三井住友フィナンシャルグループが連日で上場来高値を更新するなど銀行株が上昇。

・アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連は下げた。---米半導体大手ブロードコムが日本時間早朝に示した人工知能(AI)関連収入の見通しが投資家の高い期待に届かず、株価が時間外取引で下落したことが重しになった。

東京海上アセットマネジメントの若山哲志シニアファンドマネジャー
オラクルの決算が今一つで、同社のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)が2022年のピークを超えて上昇してきていることから、人工知能(AI)関連株には少し不安が高まりやすい状況だと指摘。現段階では個別の懸念に限られているものの、CDSが落ち着くまでAI関連株への懸念は続くとの見方。

アシンメトリック・アドバイザーズの日本株ストラテジスト、アミール・アンバーザデ氏
前週末の米AI株安は「AI関連の巨額投資計画や収益失望への許容度が低下していることを示すこれまでで最も強いシグナルだった」と解説。年末にかけて投資家のリスク選好が回復する可能性は低く、ソフトバンクGやフジクラなど日本の関連株には「まだ利益確定売りの余地が残っている」と。

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー
インフレが定着してきていることや為替の円安を考えれば日銀がタカ派的になる可能性があり、「金融株に対する追い風はしばらく続く」との見方を示した。不動産株にはインフレヘッジの買いが入っている可能性があるとも。

------------------------------------------------------
日経平均は大幅反落、半導体関連株安が指数の重石に ⇒

・15日の日経平均は反落して取引を開始。
・朝方に下げ幅を広げた後は、50200円付近で横ばい推移となった。
・値がさハイテク株を中心に売られるなか、日経平均株価は12月のSQ値(50536.54円)を寄り付きから下回ったほか、引き続き日銀の利上げ観測も投資家心理を慎重にさせた。

・アドバンテ<6857>、ソフトバンクG<9984>の2銘柄で570円程度の押し下げと指数の重石となっており、日経平均は一時5万円の節目を割る場面も見られた。
・ただ、TOPIX(東証株価指数)は続伸して終了しており、陸運業・銀行業筆頭に幅広い銘柄に物色が継続した。

・大引けの日経平均は前営業日比668.44円安の50168.11円。

・陸運業、銀行業、輸送用機器などが上昇。
・非鉄金属、鉄鋼、電気機器などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】ソフトバンクG、神戸物産 など  ⇒


▲ソフトバンクG 16830 -1065大幅反落。
米オラクルの決算発表後の株価下落を受けて、先週後半もさえない動きであったが、先週末には好決算を発表したブロードコムも急落となっており、本日の株安材料につながる形のようだ。
米国ではAI関連株に幅広く売りが波及しており、SOX指数も5%超の下げとなっている。AI関連株に対する過熱警戒感があらためて強まる状況にあり、国内市場でもAI・半導体に売りが集まっている。

▽神戸物産 3964 +309大幅続伸。
前日に25年10月期決算を発表。営業利益は399億円で前期比16.1%増、8日に発表した上方修正水準で着地した。一方、26年10月期は430億円で同7.8%増の見通しとしており、ほぼコンセンサス並みの水準に。
保守的な傾向が強いとみられている中、期初のガイダンスとしてはポジティブに捉えられたようだ。中計目標数値は410億円であった。また、年間配当金も前期比2円増の32円を計画している。

--------------------------------------------------------------
12.15 動いた株・出来た株
◇神戸物産<3038> 3973 +318 ⇒ コンセンサス並みのガイダンス発表をポジティブ視。

◇JMDC<4483> 4010 +255 ⇒ 日本生命のMDV買収で連想買いも。

◇イオン<8267> 2409.5 +120.5 ⇒ 大和証券では目標株価を引き上げ。

◇ギフティ<4449> 1203 +60 ⇒ 25日線接近で打診買いが優勢か。

◇ソニーフィナンシャルグループ<8729> 167.7 +6.7 ⇒ SBI新生銀行のIPO接近も思惑視。

◇東日本旅客鉄道<9020> 4160 +154 ⇒ ディフェンシブ資金シフトも。

◇コスモス薬品<3349> 7914 +271 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では買い推奨に格上げ。


◆キオクシアHD<285A> 9175 -715 ⇒ 先週末の米サンディスクは15%安。

◆ソフトバンクグループ<9984> 16605 -1290 ⇒ ロードコム急落で米AI関連株が下落し。

◆日本製鋼所<5631> 8300 -640 ⇒ 日経平均大幅安で防衛関連株にも売り。

◆イビデン<4062> 11900 -855 ⇒ 半導体関連株安の流れに押される。

◆アドバンテスト<6857> 19580 -1205 ⇒ 米国ではエヌビディアなど半導体関連が大幅安。

◆ソシオネクスト<6526> 2164 -126 ⇒ 他の半導体関連同様に米関連株安の影響受ける。

◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4555 -263 ⇒ 半導体製造装置株は総じて安い。

◆日本マイクロニクス<6871> 6080 -320 ⇒ 半導体関連は中小型株にも売りが優勢。

◆日東紡績<3110> 11040 -570 ⇒ 半導体関連の中小型株の一角で。

◆TDK<6762> 2225 -114.5 ⇒ 全般的なハイテク株安の流れに押される。

◆日本製鉄<5401> 603 -29 ⇒ 大規模投資計画による財務負担なども警戒視。

◆三井E&S<7003> 5642 -255 ⇒ 半導体株安から他の株価上昇銘柄にも売り圧力。

◆村田製作所<6981> 3263 -137 ⇒ 半導体株安の流れが電子部品株にも波及。

◆フジクラ<5803> 17755 -745 ⇒ AI関連株には過熱警戒感再燃も。

◆住友金属鉱山<5713> 5714 -238 ⇒ 先週末にかけての一段高で利食い売り優勢。

◆デクセリアルズ<4980> 2992.5 -124.5 ⇒ 半導体関連が幅広く売られる流れで。

◆古河電気工業<5801> 9440 -375 ⇒ AI関連として電線株にも売りが優勢。

◆荏原製作所<6361> 3788 -150 ⇒ 半導体関連の一角として売られる。

チャート照合へ ⇒

--------------------------------------------------------------
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年12月15日 at 6:00

①. シドニーでユダヤ人標的テロ
シドニーのボンダイビーチで14日夕、武装した複数の人物が発砲し、銃撃犯1人を含む16人が死亡した。ユダヤ教の祝祭「ハヌカ」の初日を祝うために集まっていた人々を狙った、オーストラリアで最悪級のテロリスト攻撃となった。アルバニージー首相は深夜の記者会見で、『国家を揺るがす邪悪な反ユダヤ主義によるテロ行為』と非難し、反ユダヤ主義を徹底的に取り締まる方針を示した。オーストラリアのユダヤ人人口は世界で10番目に多い。2023年10月7日にイスラム組織ハマスがイスラエルを急襲し、パレスチナ自治区ガザでの戦争が始まって以来、オーストラリアでは複数のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)やユダヤ系ビジネスの拠点、住宅が攻撃の標的とされてきた。

②. AIバブル破裂に備え市場は神経質
ChatGPTの登場で世界が人工知能(AI)への高揚感に包まれてから3年、投資マネーはAIに流入し続けているが、良い時代がいつまで続くのか懐疑的な声も増えている。最近の株式市場ではエヌビディアの下落や、AI関連の支出増大を発表したオラクルの急落などがあった。投資家はバブルがはじける前にAI関連投資を抑えるか、それとも技術革新に賭けるかを議論している。キャロダイン・キャピタル・マネジメントのジム・モロー最高経営責任者(CEO)は「今が見極めの時期だ」と語る。AI開発のコストや、消費者がそのサービスに本当に金を払うかは、市場の将来に大きな影響を与える。

③. NATO加盟に固執せず
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアによる将来的な侵攻を防ぐ手段として、北大西洋条約機構(NATO)加盟という長期目標に代わる形で、米欧による安全保障を受け入れる可能性を示唆した。米国や欧州の一部の国がNATO加盟に慎重姿勢を示しているほか、米国が戦争終結に向けた取り組みを進めていることを受け、ゼレンスキー大統領は米国との安全保障に関する合意がNATO第5条のように機能し得るとの認識を記者団に表明。欧州やカナダ、日本などによる保証も「ロシアによる今後の侵略」を防ぐ可能性があると述べた。「これは既にわれわれの側からの譲歩だ」と語った。

④. ハセット氏
米国家経済会議(NEC)のハセット委員長は、次期連邦準備制度理事会(FRB)議長に自身が選ばれた場合は、トランプ大統領の政策的見解を考慮するだろうと述べた。同時に、政策金利に関するFRBの判断においては独立性が保たれるとの見解を示した。同氏は米CBSの番組で、トランプ大統領には「われわれが取るべき対応に関して非常に強く、しっかりとした考えがある」と発言。「しかし最終的には、FRBの仕事は独立性を維持した上で、理事会や連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーと協力し、金利水準について合意形成を図ることだ」と述べた。

⑤. 「イスラム国」がシリアで米兵殺害
シリアで米軍兵士2人と通訳1人が武装組織「イスラム国(IS)」に攻撃されて死亡した事件について、トランプ米大統領は「厳しい報復」を予告した。報復の内容については具体的に説明していない。この攻撃では米国人3人も負傷した。米中央軍によると、待ち伏せ攻撃を仕掛けた単独犯のIS戦闘員は殺害された。攻撃はシャラア暫定大統領の支配地域外にあるパルミラ市で発生し、兵士らは対テロ作戦に従事していたと国防総省報道官は説明した。
//◆▽▽▲◆◇//◆ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆▽▽◆◇◇//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▲◆◇▲◆//_ 原油  57ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
週明け ◆ドルもみあい ◇円もみあい.155円後半 原油.◆nr下げ.57ドル台
12.15
米ドル/円 155.77 - 155.85
ユーロ/円 182.82 - 183.09
ユーロ/米ドル 1.1737 - 1.1742
英ポンド/円 208.25 - 208.76
豪ドル/円 103.41 - 103.64
スイスフラン/円 195.56 - 196.08
原油(WTIC原油先物) 57.53 -0.07 (-0.12%)
⇒◆bear ⇒◇反発 ⇒▲吞込み ⇒◆nr下げ

◇ドル強含み ◆円安ぎみ.155円後半 原油.◆nr下げ.57ドル台 
12.13
米ドル/円 155.81 - 155.84
ユーロ/円 182.92 - 182.97
ユーロ/米ドル 1.1740 - 1.1741
英ポンド/円 208.29 - 208.45
豪ドル/円 103.64 - 103.68
スイスフラン/円 195.74 - 195.80
原油(WTIC原油先物) 57.53 -0.07 (-0.12%)
⇒◆bear ⇒◇反発 ⇒▲吞込み ⇒◆nr下げ

◆ドル弱い ◇円もみあい.155円半ば 原油.▲吞込み.57ドル台  
12.12
米ドル/円 155.57 - 155.61
ユーロ/円 182.61 - 182.67
ユーロ/米ドル 1.1738 - 1.1739
英ポンド/円 208.25 - 208.36
豪ドル/円 103.64 - 103.75
スイスフラン/円 195.51 - 195.71
原油(WTIC原油先物) 57.90 -0.56 (-0.96%)
⇒▲Cog.Wr下落 ⇒◆bear ⇒◇反発 ⇒▲吞込み

▲ドル下落 ▽円反発.155円後半 原油.◇反発.58ドル台
12.11
米ドル/円 155.94 - 155.97
ユーロ/円 182.19 - 182.46
ユーロ/米ドル 1.1688 - 1.1694
英ポンド/円 208.52 - 208.86
豪ドル/円 104.02 - 104.17
スイスフラン/円 194.87 - 195.09
原油(WTIC原油先物) 58.96 +0.71 (+1.22%)
⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒◆bear ⇒◇反発

StockCharts ⇒  

12.12
NYダウ   48,458.05 -245.96 -0.51%
S&P500   6,827.41 -73.59 -1.06%
NASDAQ 23,195.16 -398.68 -1.69%
--------------------------------------------------------------
12.11
NYダウ   8,704.01 +646.26 +1.34%
S&P500   6,901.00 +14.32 +0.20%
NASDAQ 23,593.85 -60.30 -0.25%
--------------------------------------------------------------
12.10
NYダウ   48,057.75 +497.46 +1.05%
S&P500   6,886.68 +46.17 +0.67%
NASDAQ 23,654.15 +77.66 +0.32%
--------------------------------------------------------------
12.9
NYダウ   47,560.29 -179.03 -0.38%
S&P500   6,840.51 -6.00 -0.08%
NASDAQ 23,576.48 +30.58 +0.13%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲切下げ.調整 ⇒▽wr逆立 ⇒▽High.高値圏 ⇒▲押さえ.調整へ

S&P500(SPX) ⇒◆nr.様子見 ⇒▽wr逆立 ⇒▽切返し.高値圏 ⇒▲切り落し.調整  

NASDAQ(COMPQ) ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽切り返し.Sup10MA ⇒-◇もみあい.様子見 ⇒▲クアトロ.10MA割れ  


【 SOX指数 】
7,033.56 -377.92 (-5.10%)
⇒-◇nr.様子見 ⇒▽wr逆立.高値更 ⇒-◇もみあい.様子見新⇒▲Wrクアトロ

【 VIX恐怖指数 】
15.74 +0.89 (+5.99%)
⇒◇上げ ⇒▲下げ大 ⇒▲切下げ ⇒▽反発
⇒+5.99P (15台)
⇒-5.83P (14台)
⇒-6.85P (15台)
⇒+1.62P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ反落し245ドル安 ブロードコムとオラクルが下げ主導 ナスダックは続落
▲押さえ.調整へ
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落
・人工知能(AI)投資を巡る不透明感が投資家心理の重荷となった。ハイテク株を中心に売りが出て、ダウ平均の下げ幅は一時360ドルを超えた。

▲クアトロ.10MA割れ 
ナスダック総合株価指数は続落
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やマイクロン・テクノロジーといった半導体株の下落が目立った。

NYダウは245ドル安 ブロードコム急落でAI・半導体関連に売り波及

・ダウ平均株価は、FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始。
・しかし、ハイテク株の売りが重しとなり失速、下落に転じた。

・ナスダックは終日軟調な展開。

・前日決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。
--------------------------------------------------------------

1.
・ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のブロードコムが11.4%下落した。11日夕に発表した2025年8〜10月期決算で売上高と特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った。AI半導体の受注が増えている一方、売上高総利益率が悪化する見通しを示し、売りが膨らんだ。

・オラクルは4.4%安だった。オープンAI向けに開発を進めている一部のデータセンターの完成が2027年から28年にずれ込むと米ブルームバーグ通信が12日午前に伝えた。労働力や資材の不足が原因だという。データセンターの稼働が遅れると収益拡大のペースが鈍化するとの見方が強まった。

・ブロードコムとオラクルの下落は、ほかのハイテク株にも売りが波及した。ダウ平均の構成銘柄では、エヌビディアやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが下落した。

・午前にダウ平均は上昇する場面があった。米連邦準備理事会(FRB)は10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続で利下げを決めた。利下げが米景気や企業収益の追い風になるとの見方が支えとなった。ダウ平均は週間では503ドル高となり、3週連続で上昇した。

・そのほかのダウ平均の構成銘柄ではキャタピラーやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスが下落した。一方、ウォルマートとマクドナルドが上昇した。

--------------------------------------------------------------

2.セクター別では
・自動車・自動車部品が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・ウォルマートとマクドナルドが上昇。
・ヨガウエアブランドのルルレモン・アスレティカ(LULU)は大幅高。---第3四半期の業績が市場予想を上回った他、通期1株当たり利益見通しの上方修正が好感された。
・医薬用大麻の栽培・販売を手掛けるティルレイ・ブランズ(TLRY )カノピ・グロース(CGC)など大麻関連株が急騰。---トランプ大統領がマリファナに関する連邦政府の規制を緩和するだろうとの報道。


・エヌビディアやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが下落。
・キャタピラーやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスが下落。
・オラクル(ORCL)はOpenAI向けのデータセンタープロジェクトの一部延期報道を受け下落。。データセンターの稼働が遅れると収益拡大のペースが鈍化するとの見方が強まった。


3.
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やマイクロン・テクノロジーといった半導体株の下落が目立った。
・半導体・ソフトウェアのブロードコム(AVGO)は前日市場予想を上回る好決算を発表も大幅安。 ホック・タンCEOがアナリスト向け電話会議で売上高総利益率が悪化する見通しを示したことから一部投資家から失望売りが出た。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
★ TSM 292.04 -4.20%
★ エヌビディア 175.02 -3.27%
★ ASML 1080.85 -3.74%
★ インテル 37.81 -4.30%
◆ QCOM クアルコム 88.07 -1.50%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 259.21 -4.04%
★ AMD 210.78 -4.81%
★ MU ミクロン・テクノロジー 241.14 -6.70%
★ テラダイン 193.37 -5.20%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 304.85 -1.45%
◆ エヌビディア 180.93 -1.55%
◇ ASML 1122.84 0.31%
★ インテル 39.51 -3.11%
◆ QCOM クアルコム 89.41 -0.26%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 270.11 -1.83%
◇ AMD 221.43 0.00%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 258.46 -1.99%
◆ テラダイン 203.97 -0.02%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 310.14 2.22%
◆ エヌビディア 183.78 -0.64%
◇ ASML 1119.32 0.71%
◇ インテル 40.78 0.69%
◇ QCOM クアルコム 89.64 0.61%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 275.15 3.00%
◆ AMD 221.42 -0.09%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 263.71 4.47%
◇ テラダイン 204.01 2.02%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 株下落、AI関連銘柄に利益確定の売り-長期金利上昇 ⇒

【NY外為】 ◇ドル強含み ◆円安ぎみ.155円後半
//▽▽▲◆◇// 
・ニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が小幅高。
・インフレ指標と雇用統計の発表という来週の重要イベントを控え、季節要因とポジション調整が相場を主導。
・円は対ドルで3営業日ぶりに反落。155円台後半から156円台前半で推移。

ドル円相場は 米東部時間 16時 32 分
⇒¥155.82 ¥0.23 +0.15%
⇒¥155.58 -¥0.44 -0.28%
⇒¥156.07 -¥0.81     -0.52%
⇒¥156.93 ¥1.01 +0.65%

12.12
スコシアバンクのチーフ為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏
「ドルはきょう全般的に上昇しているものの、今後のFRBの利下げや政策の乖離(かいり)が意識されており、ドルに対するセンチメントは依然として弱い」と。

【米国株】
▲下落
//▲◆◇▽▲//

・12日の米国株式市場では、主要3株価指数がそろって下落。
・今年の人工知能(AI)ブームで値上がりしてきた銘柄に利益確定の売りが膨らんだ。

・前日引け後に決算を発表したブロードコムの売上高見通しが市場予想に届かず、さえないオラクル決算で再燃したAI関連投資への懸念がさらに強まった。
・オラクルを巡っては、OpenAI向けに進めているデータセンター計画の一部について、完成時期を2027年から2028年に延期したとブルームバーグが報道。これを受けて、発電や電力インフラなどAI関連銘柄が売り込まれた。

12.12
ナベリア・アンド・アソシエーツのルイス・ナベリア最高投資責任者
「市場はAI関連投資にかなり神経質になっており、投資拡大の兆しが熱狂を巻き起こしていた2025年半ばとは対照的だ」と。また「オラクルはこの流れの中で最も脆弱(ぜいじゃく)な存在となっている。投資の大部分を借り入れで賄っているためだ」と。

チャールズ・シュワブのトレーディング兼デリバティブ戦略責任者、ジョー・マッツォーラ氏
「今後の日程を踏まえると、ウォール街は最近の過熱気味のペースから小休止する一日となるだろう」と指摘。「決算も経済指標も少なく、週末が近づいており、投資家の関心は16日発表の雇用統計に向かっている」と。

ゴールドマン・サックスのマーク・ウィルソン氏
「現在の市場環境を踏まえると、株式への全面的な投資を維持するためには、分散こそが支払う価値のあるコストだ」と。韓国や日本、中国、さらには新興国市場など、魅力的な投資テーマが存在すると。

ベン・スナイダー氏が率いるチーム
S&P500種が2026年に7600ポイント前後に達するとの目標を据え置いた。現在の水準から約10%の値上がりを見込む格好。モルガン・スタンレーやドイツ銀行、RBCキャピタル・マーケッツなどのストラテジストも、米株が10%余り値上がりするとの強気な見通しを示している。

【米国債】
◆もみあい
//▲◆▽◇◆//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・今週のFRBの利下げ決定と政策スタンスが市場に与える影響について消化する動きが続いた。

・米10年債利回り
⇒4.19% 2.9   +0.71%
⇒4.15% 0.0     0.00%
⇒4.15% -3.5 -0.84%
⇒4.19% 2.2 +0.52%
  
12.12
シュローダー・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ニール・サザーランド氏
今回のFOMC会合について「全方位でハト派的」だと受け止めていると。「FRBが依然として来年の利下げに言及
「FRBは経済がかなり堅調な中で利下げしている」と指摘。来年下期にインフレ再燃への懸念が生じる可能性があり、長期資産には打撃になると。
【原油】
◆続落
//▲◆▽▲◆// 
・原油先物相場は続落。
・供給過剰懸念による弱気ムードが広がるなか、米株の下げが一段の圧迫材料となった。
・クリスマスや年末年始を控えて商いが薄いことに加え、投資家がリスク資産に慎重になっていることも不安定な値動きにつながった。

⇒WTIWTI先物1月限は、前日比16セント(◆0.3%)安の1バレル=57.44ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比86セント(▲1.5%)安の1バレル=57.60ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比21セント(◇0.36%)高の1バレル=58.46ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比63セント(◆1.1%)安の1バレル=58.25ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.3%安の61.12ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は▲1.5%安の61.28ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.44%高の62.21ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.9%下げて61.94ドル。

12.12
BOKファイナンシャルのデニス・キスラー氏
「和平交渉が進む一方で、ウクライナはロシアの石油関連資産への攻撃を続けているように見える。これが原油価格の心理的な下値を支えているようだ」と。

【NY金】
◇続伸
//◆◇◇▽◇//
・金スポット相場は上げを削る展開。
・FRB当局者が来年の追加利下げをめぐり対立する見解を示したのを受け、投資家は慎重姿勢を強めた。

・ハイテク株の売りが主因となった米株式相場の下落により、他の損失を補うために貴金属関連のポジションを手仕舞う投資家が出た可能性もある。

⇒金先物2月限は15.30ドル(◇0.35%)高の4328.30ドル。
⇒金先物2月限は88.30ドル(▽2.1%)高の4313ドル。
⇒金先物2月限は、FOMC決定前に11.50ドル(◇0.3%)安の4224.70ドル。
⇒金先物2月限は18.50ドル(◇0.4%)高の4236.20ドル。

>>12.11
TDセキュリティーズのバート・メレク氏
米金融政策について、パウエルFRB議長が将来の利下げを巡って多くの曖昧さを残しているものの、来年5月には新たな議長が就任する予定であり、その人物はハト派である可能性が高いと。

フィッチ・ソリューションズ傘下BMIのアナリスト
FRBが利下げ方針を停止するとの見方が広がれば、金価格の重荷になり得るとリポートで指摘。「2024年に始まった金融緩和サイクルの勢いが鈍り始めれば、1オンス=4000ドルを下回る可能性がある」と。

【欧州市況】 英国債下落、GDPが縮小-米テック売りで株も安い ⇒

12.12
英FTSETM100 9,649.03 -54.13 -0.56%
独DAX 24,186.49 -108.12 -0.45%
仏CAC40 8,068.62 -17.14 -0.21%
--------------------------------------------------------------
12.11
英FTSETM100 9,703.16 +47.63 +0.49%
独DAX 24,294.61 +164.47 +0.68%
仏CAC40 8,085.76 +63.07 +0.79%
--------------------------------------------------------------
12.10
英FTSETM100 9,655.53 +13.52 +0.14%
独DAX 24,130.14 -32.51 -0.13%
仏CAC40 8,022.69 -29.82 -0.37%
--------------------------------------------------------------
12.9
英FTSETM100 9,642.01 -3.08 -0.03%
独DAX 24,162.65 +116.64 +0.49%
仏CAC40 8,052.51 -55.92 -0.69%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◆nr.様子見 ⇒◇nr反発.様子見 ⇒▽Bull.10MA突破 ⇒▲拍子木.調整

独DAX ⇒▽bull.4up ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒▽Wr吞込.Sup50MA ⇒▲かぶせ.

仏CAC40 ⇒▲吞込み.調整大 ⇒◆nr.調整 ⇒▽Cog反発 ⇒▲nrかぶせ.調整


▲下落
//◆◇◇▽◇//◆◆◆▽▲
・欧州株は下落。---朝方は上昇し、一時は過去最高値の更新に近づいたが、米テック関連株の売りによる下押し圧力を受けた。
・ストックス欧州600種指数は前日比0.5%安。
・オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが1.7%下落。---オラクルやブロードコムなど米テック株の下落に伴い。
・旅行やレジャー、公益事業株が上昇。

【欧州債】
◆下落
//▲◇◆◇◆ 
・12日の欧州債券市場は売りが先。
・ドイツ10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.86%。
・英10年債利回り利回りは3bp上昇し、4.52%。---英国の10月の国内総生産(GDP)が0.1%と9月に続き縮小したことを受け、金融市場はイングランド銀行(英中央銀行)の追加利下げ観測を強めた。

・独国債10年物
⇒2.86% +0.01
⇒2.84% -0.01
⇒2.85% +0.00
⇒2.85% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.52% +0.03
⇒4.48% -0.02
⇒4.51% +0.00
⇒4.51% -0.02
---------------------------

2025年12月13日土曜日

◇ドル強含み ◆円安ぎみ.155円後半 原油.◆nr下げ.57ドル台 令和7.12.13.Sat

//◆▲◇◆◆◇//◆▽▽▲◆◇// ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◆◆◇//◆▽▽◆◇◇// ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◇◇//_▲◆◇▲◆// 原油  57ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強含み ◆円安ぎみ.155円後半 原油.◆nr下げ.57ドル台 
12.13
米ドル/円 155.81 - 155.84
ユーロ/円 182.92 - 182.97
ユーロ/米ドル 1.1740 - 1.1741
英ポンド/円 208.29 - 208.45
豪ドル/円 103.64 - 103.68
スイスフラン/円 195.74 - 195.80
原油(WTIC原油先物) 57.53 -0.07 (-0.12%) ⇒◆bear ⇒◇反発 ⇒▲吞込み ⇒◆nr下げ

◆ドル弱い ◇円もみあい.155円半ば 原油.▲吞込み.57ドル台  
12.12
米ドル/円 155.57 - 155.61
ユーロ/円 182.61 - 182.67
ユーロ/米ドル 1.1738 - 1.1739
英ポンド/円 208.25 - 208.36
豪ドル/円 103.64 - 103.75
スイスフラン/円 195.51 - 195.71
原油(WTIC原油先物) 57.90 -0.56 (-0.96%) ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒◆bear ⇒◇反発 ⇒▲吞込み

▲ドル下落 ▽円反発.155円後半 原油.◇反発.58ドル台
12.11
米ドル/円 155.94 - 155.97
ユーロ/円 182.19 - 182.46
ユーロ/米ドル 1.1688 - 1.1694
英ポンド/円 208.52 - 208.86
豪ドル/円 104.02 - 104.17
スイスフラン/円 194.87 - 195.09
原油(WTIC原油先物) 58.96 +0.71 (+1.22%) ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒◆bear ⇒◇反発

▽ドル強い ▲円全面安に.156円後半 原油.◆bear.58ドル台
12.10
米ドル/円 156.82 - 156.89
ユーロ/円 182.29 - 182.45
ユーロ/米ドル 1.1624 - 1.1629
英ポンド/円 208.48 - 208.71
豪ドル/円 104.13 - 104.24
スイスフラン/円 194.45 - 194.70
原油(WTIC原油先物) 58.34 -0.54 (-0.92%) ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒▲bear

StockCharts ⇒  

12.12
NYダウ   48,458.05 -245.96 -0.51%
S&P500   6,827.41 -73.59 -1.06%
NASDAQ 23,195.16 -398.68 -1.69%
--------------------------------------------------------------
12.11
NYダウ   8,704.01 +646.26 +1.34%
S&P500   6,901.00 +14.32 +0.20%
NASDAQ 23,593.85 -60.30 -0.25%
--------------------------------------------------------------
12.10
NYダウ   48,057.75 +497.46 +1.05%
S&P500   6,886.68 +46.17 +0.67%
NASDAQ 23,654.15 +77.66 +0.32%
--------------------------------------------------------------
12.9
NYダウ   47,560.29 -179.03 -0.38%
S&P500   6,840.51 -6.00 -0.08%
NASDAQ 23,576.48 +30.58 +0.13%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲切下げ.調整 ⇒▽wr逆立 ⇒▽High.高値圏 ⇒▲押さえ.調整へ
S&P500(SPX) ⇒◆nr.様子見 ⇒▽wr逆立 ⇒▽切返し.高値圏 ⇒▲切り落し.調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽切り返し.Sup10MA ⇒-◇もみあい.様子見 ⇒▲クアトロ.10MA割れ  

【 SOX指数 】
7,033.56 -377.92 (-5.10%) ⇒-◇nr.様子見 ⇒▽wr逆立.高値更 ⇒-◇もみあい.様子見新⇒▲Wrクアトロ

【 VIX恐怖指数 】
15.74 +0.89 (+5.99%) ⇒◇上げ ⇒▲下げ大 ⇒▲切下げ ⇒▽反発
⇒+5.99P (15台)
⇒-5.83P (14台)
⇒-6.85P (15台)
⇒+1.62P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ反落し245ドル安 ブロードコムとオラクルが下げ主導 ナスダックは続落
▲押さえ.調整へ
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落
・人工知能(AI)投資を巡る不透明感が投資家心理の重荷となった。ハイテク株を中心に売りが出て、ダウ平均の下げ幅は一時360ドルを超えた。

▲クアトロ.10MA割れ 
ナスダック総合株価指数は続落
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やマイクロン・テクノロジーといった半導体株の下落が目立った。

NYダウは245ドル安 ブロードコム急落でAI・半導体関連に売り波及

・ダウ平均株価は、FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始。
・しかし、ハイテク株の売りが重しとなり失速、下落に転じた。

・ナスダックは終日軟調な展開。

・前日決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。
--------------------------------------------------------------

1.
・ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のブロードコムが11.4%下落した。11日夕に発表した2025年8〜10月期決算で売上高と特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った。AI半導体の受注が増えている一方、売上高総利益率が悪化する見通しを示し、売りが膨らんだ。

・オラクルは4.4%安だった。オープンAI向けに開発を進めている一部のデータセンターの完成が2027年から28年にずれ込むと米ブルームバーグ通信が12日午前に伝えた。労働力や資材の不足が原因だという。データセンターの稼働が遅れると収益拡大のペースが鈍化するとの見方が強まった。

・ブロードコムとオラクルの下落は、ほかのハイテク株にも売りが波及した。ダウ平均の構成銘柄では、エヌビディアやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが下落した。

・午前にダウ平均は上昇する場面があった。米連邦準備理事会(FRB)は10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続で利下げを決めた。利下げが米景気や企業収益の追い風になるとの見方が支えとなった。ダウ平均は週間では503ドル高となり、3週連続で上昇した。

・そのほかのダウ平均の構成銘柄ではキャタピラーやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスが下落した。一方、ウォルマートとマクドナルドが上昇した。

--------------------------------------------------------------

2.セクター別では
・自動車・自動車部品が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・ウォルマートとマクドナルドが上昇。
・ヨガウエアブランドのルルレモン・アスレティカ(LULU)は大幅高。---第3四半期の業績が市場予想を上回った他、通期1株当たり利益見通しの上方修正が好感された。
・医薬用大麻の栽培・販売を手掛けるティルレイ・ブランズ(TLRY )カノピ・グロース(CGC)など大麻関連株が急騰。---トランプ大統領がマリファナに関する連邦政府の規制を緩和するだろうとの報道。


・エヌビディアやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが下落。
・キャタピラーやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスが下落。
・オラクル(ORCL)はOpenAI向けのデータセンタープロジェクトの一部延期報道を受け下落。。データセンターの稼働が遅れると収益拡大のペースが鈍化するとの見方が強まった。


3.
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やマイクロン・テクノロジーといった半導体株の下落が目立った。
・半導体・ソフトウェアのブロードコム(AVGO)は前日市場予想を上回る好決算を発表も大幅安。 ホック・タンCEOがアナリスト向け電話会議で売上高総利益率が悪化する見通しを示したことから一部投資家から失望売りが出た。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
★ TSM 292.04 -4.20%
★ エヌビディア 175.02 -3.27%
★ ASML 1080.85 -3.74%
★ インテル 37.81 -4.30%
◆ QCOM クアルコム 88.07 -1.50%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 259.21 -4.04%
★ AMD 210.78 -4.81%
★ MU ミクロン・テクノロジー 241.14 -6.70%
★ テラダイン 193.37 -5.20%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 304.85 -1.45%
◆ エヌビディア 180.93 -1.55%
◇ ASML 1122.84 0.31%
★ インテル 39.51 -3.11%
◆ QCOM クアルコム 89.41 -0.26%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 270.11 -1.83%
◇ AMD 221.43 0.00%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 258.46 -1.99%
◆ テラダイン 203.97 -0.02%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 310.14 2.22%
◆ エヌビディア 183.78 -0.64%
◇ ASML 1119.32 0.71%
◇ インテル 40.78 0.69%
◇ QCOM クアルコム 89.64 0.61%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 275.15 3.00%
◆ AMD 221.42 -0.09%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 263.71 4.47%
◇ テラダイン 204.01 2.02%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 株下落、AI関連銘柄に利益確定の売り-長期金利上昇 ⇒

【NY外為】 ◇ドル強含み ◆円安ぎみ.155円後半
//▲◇◆◆◇//▽▽▲◆◇// 
・ニューヨーク外国為替市場では、ドル指数が小幅高。
・インフレ指標と雇用統計の発表という来週の重要イベントを控え、季節要因とポジション調整が相場を主導。
・円は対ドルで3営業日ぶりに反落。155円台後半から156円台前半で推移。

ドル円相場は 米東部時間 16時 32 分
⇒¥155.82 ¥0.23 +0.15%
⇒¥155.58 -¥0.44 -0.28%
⇒¥156.07 -¥0.81     -0.52%
⇒¥156.93 ¥1.01 +0.65%

12.12
スコシアバンクのチーフ為替ストラテジスト、ショーン・オズボーン氏
「ドルはきょう全般的に上昇しているものの、今後のFRBの利下げや政策の乖離(かいり)が意識されており、ドルに対するセンチメントは依然として弱い」と。

【米国株】
▲下落
//▲◇▽◇◇//▲◆◇▽▲//

・12日の米国株式市場では、主要3株価指数がそろって下落。
・今年の人工知能(AI)ブームで値上がりしてきた銘柄に利益確定の売りが膨らんだ。

・前日引け後に決算を発表したブロードコムの売上高見通しが市場予想に届かず、さえないオラクル決算で再燃したAI関連投資への懸念がさらに強まった。
・オラクルを巡っては、OpenAI向けに進めているデータセンター計画の一部について、完成時期を2027年から2028年に延期したとブルームバーグが報道。これを受けて、発電や電力インフラなどAI関連銘柄が売り込まれた。

12.12
ナベリア・アンド・アソシエーツのルイス・ナベリア最高投資責任者
「市場はAI関連投資にかなり神経質になっており、投資拡大の兆しが熱狂を巻き起こしていた2025年半ばとは対照的だ」と。また「オラクルはこの流れの中で最も脆弱(ぜいじゃく)な存在となっている。投資の大部分を借り入れで賄っているためだ」と。

チャールズ・シュワブのトレーディング兼デリバティブ戦略責任者、ジョー・マッツォーラ氏
「今後の日程を踏まえると、ウォール街は最近の過熱気味のペースから小休止する一日となるだろう」と指摘。「決算も経済指標も少なく、週末が近づいており、投資家の関心は16日発表の雇用統計に向かっている」と。

ゴールドマン・サックスのマーク・ウィルソン氏
「現在の市場環境を踏まえると、株式への全面的な投資を維持するためには、分散こそが支払う価値のあるコストだ」と。韓国や日本、中国、さらには新興国市場など、魅力的な投資テーマが存在すると。

ベン・スナイダー氏が率いるチーム
S&P500種が2026年に7600ポイント前後に達するとの目標を据え置いた。現在の水準から約10%の値上がりを見込む格好。モルガン・スタンレーやドイツ銀行、RBCキャピタル・マーケッツなどのストラテジストも、米株が10%余り値上がりするとの強気な見通しを示している。

【米国債】
◆もみあい
//◆◆▽▲▲//▲◆▽◇◆//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・今週のFRBの利下げ決定と政策スタンスが市場に与える影響について消化する動きが続いた。

・米10年債利回り
⇒4.19% 2.9   +0.71%
⇒4.15% 0.0     0.00%
⇒4.15% -3.5 -0.84%
⇒4.19% 2.2 +0.52%
  
12.12
シュローダー・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ニール・サザーランド氏
今回のFOMC会合について「全方位でハト派的」だと受け止めていると。「FRBが依然として来年の利下げに言及
「FRBは経済がかなり堅調な中で利下げしている」と指摘。来年下期にインフレ再燃への懸念が生じる可能性があり、長期資産には打撃になると。
【原油】
◆続落
//▽◆◇▽◇//▲◆▽▲◆// 
・原油先物相場は続落。
・供給過剰懸念による弱気ムードが広がるなか、米株の下げが一段の圧迫材料となった。
・クリスマスや年末年始を控えて商いが薄いことに加え、投資家がリスク資産に慎重になっていることも不安定な値動きにつながった。

⇒WTIWTI先物1月限は、前日比16セント(◆0.3%)安の1バレル=57.44ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比86セント(▲1.5%)安の1バレル=57.60ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比21セント(◇0.36%)高の1バレル=58.46ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比63セント(◆1.1%)安の1バレル=58.25ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.3%安の61.12ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は▲1.5%安の61.28ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.44%高の62.21ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.9%下げて61.94ドル。

12.12
BOKファイナンシャルのデニス・キスラー氏
「和平交渉が進む一方で、ウクライナはロシアの石油関連資産への攻撃を続けているように見える。これが原油価格の心理的な下値を支えているようだ」と。

【NY金】
◇続伸
//◇▲◇◇◇//◆◇◇▽◇//
・金スポット相場は上げを削る展開。
・FRB当局者が来年の追加利下げをめぐり対立する見解を示したのを受け、投資家は慎重姿勢を強めた。

・ハイテク株の売りが主因となった米株式相場の下落により、他の損失を補うために貴金属関連のポジションを手仕舞う投資家が出た可能性もある。

⇒金先物2月限は15.30ドル(◇0.35%)高の4328.30ドル。
⇒金先物2月限は88.30ドル(▽2.1%)高の4313ドル。
⇒金先物2月限は、FOMC決定前に11.50ドル(◇0.3%)安の4224.70ドル。
⇒金先物2月限は18.50ドル(◇0.4%)高の4236.20ドル。

>>12.11
TDセキュリティーズのバート・メレク氏
米金融政策について、パウエルFRB議長が将来の利下げを巡って多くの曖昧さを残しているものの、来年5月には新たな議長が就任する予定であり、その人物はハト派である可能性が高いと。

フィッチ・ソリューションズ傘下BMIのアナリスト
FRBが利下げ方針を停止するとの見方が広がれば、金価格の重荷になり得るとリポートで指摘。「2024年に始まった金融緩和サイクルの勢いが鈍り始めれば、1オンス=4000ドルを下回る可能性がある」と。

【欧州市況】 英国債下落、GDPが縮小-米テック売りで株も安い ⇒

12.12
英FTSETM100 9,649.03 -54.13 -0.56%
独DAX 24,186.49 -108.12 -0.45%
仏CAC40 8,068.62 -17.14 -0.21%
--------------------------------------------------------------
12.11
英FTSETM100 9,703.16 +47.63 +0.49%
独DAX 24,294.61 +164.47 +0.68%
仏CAC40 8,085.76 +63.07 +0.79%
--------------------------------------------------------------
12.10
英FTSETM100 9,655.53 +13.52 +0.14%
独DAX 24,130.14 -32.51 -0.13%
仏CAC40 8,022.69 -29.82 -0.37%
--------------------------------------------------------------
12.9
英FTSETM100 9,642.01 -3.08 -0.03%
独DAX 24,162.65 +116.64 +0.49%
仏CAC40 8,052.51 -55.92 -0.69%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◆nr.様子見 ⇒◇nr反発.様子見 ⇒▽Bull.10MA突破 ⇒▲拍子木.調整
独DAX ⇒▽bull.4up ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒▽Wr吞込.Sup50MA ⇒▲かぶせ.
仏CAC40 ⇒▲吞込み.調整大 ⇒◆nr.調整 ⇒▽Cog反発 ⇒▲nrかぶせ.調整

▲下落
//◆◇◇▽◇//◆◆◆▽▲
・欧州株は下落。---朝方は上昇し、一時は過去最高値の更新に近づいたが、米テック関連株の売りによる下押し圧力を受けた。
・ストックス欧州600種指数は前日比0.5%安。
・オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングが1.7%下落。---オラクルやブロードコムなど米テック株の下落に伴い。
・旅行やレジャー、公益事業株が上昇。

【欧州債】
◆下落
//◆◇◇◆◆//▲◇◆◇◆ 
・12日の欧州債券市場は売りが先。
・ドイツ10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.86%。
・英10年債利回り利回りは3bp上昇し、4.52%。---英国の10月の国内総生産(GDP)が0.1%と9月に続き縮小したことを受け、金融市場はイングランド銀行(英中央銀行)の追加利下げ観測を強めた。

・独国債10年物
⇒2.86% +0.01
⇒2.84% -0.01
⇒2.85% +0.00
⇒2.85% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.52% +0.03
⇒4.48% -0.02
⇒4.51% +0.00
⇒4.51% -0.02
---------------------------
12日 【日本市況】 ⇒
日経平均 50,148.82 -453.98 -0.90%
TOPIX 3,423.83 +66.59   +1.98%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒+◆nr.様子見 ⇒◆nr吞込.様子見 ⇒▲切下げ.調整 ⇒◇nr.よこばい
TOPIX ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Wr吞込み.調整大 ⇒▽切上げ.高値更新
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 26.69 -0.57 -2.09% ⇒◆nr下げ ( 26台 )
日経平均VI 27.26 -0.76 -2.71% ⇒-△下がる ( 27台 )
日経平均VI 28.02 -0.02 -0.07% ⇒◆nr下げ ( 28台 )
--------------------------------------------------------------
12日、株が全面高、米株最高値で見直し買い-金利は小幅上昇 ⇒

・12日の東京株式相場は大幅に反発。
・TOPIXへの上昇寄与度は電機や自動車、銀行など金融が大きかった。

・アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連は下げた。---米半導体大手ブロードコムが日本時間早朝に示した人工知能(AI)関連収入の見通しが投資家の高い期待に届かず、株価が時間外取引で下落したことが重しになった。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネジャー
米国株が最高値を更新したことが日本株の追い風になっており、「前日に下げすぎた面もあったので買いの勢いが強まっている」と。
製造業では米景気の持ち直しも好感されており、「銀行株は日銀の利上げ期待が支えになっている」と。
円安傾向が進んでいることなどから、「ややタカ派な姿勢を見せる可能性はあると思っている」といい、仮にそうなれば「若干円高が進んで日本株は調整する局面があるかもしれない」との見方。

------------------------------------------------------
日経平均は大幅反発、幅広い銘柄に物色向かい堅調推移 ⇒

・12日の日経平均は3日ぶり反発して取引を開始。
・朝方に上げ幅を広げた後は、買い一巡感が台頭。
・やや上げ幅を縮小して、後場半ばごろまで50600円付近で推移した。

・終盤にかけて再度買いが集まり上げ幅を広げて取引を終了した。
・昨日の米株式市場でダウ平均が大幅高で最高値を更新したことが国内投資家心理の支えとなった。
・また、25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。
・そのほか、TOPIX(東証株価指数)も大幅高となっており、来週に注目イベントを控えるなか、引き続き幅広い銘柄に物色が向かった。

・大引けの日経平均は前営業日比687.73円高の50836.55円。

・輸送用機器、保険業、繊維製品などが上昇。
・鉱業、水産・農林業の2業種のみが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】三井ハイテク など  ⇒


▲三井ハイテク 782 -40大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表している。累計営業利益は92.3億円で前年同期比19.5%減となり、8-10月期も28.8億円で同20.3%減となっている。
通期予想は110億円、前期比31.3%減を据え置き、電機部品は上振れるが、電子部品は半導体市況回復の遅れで当初計画を下振れる見通しのようだ。翌期以降の見通しに関しても、顧客の生産計画後ろ倒しなどが懸念されるとしている。

--------------------------------------------------------------
12.12 動いた株・出来た株
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1922 +141 ⇒ 突っ込み警戒感からの自律反発か。

◇東邦チタニウム<5727> 1326 +70 ⇒ 大阪チタの上昇に連れ高も。

◇住友金属鉱山<5713> 5818 +364 ⇒ 金や銅の市況上昇は支援材料に。

◇Sansan<4443> 1688 +97 ⇒ 米利下げなども中小型グロースの見直し材料か。

◇東レ<3402> 1046.5 +58.5 ⇒ モルガン・スタンレーMUFG証券では目標株価を引き上げ。

◇東京電力HD<9501> 655.8 +29.5 ⇒ 下げ止まり感も意識でリバウンド目指す動きに。



◆レノバ<9519> 656 -23 ⇒ 株価下落続き信用買い方の手仕舞い売り優勢。

◆ディスコ<6146> 47920 -1410 ⇒ ブロードコム時間外下落で半導体大手が軟調。

◆アドバンテスト<6857> 20615 -425 ⇒ ブロードコムの時間外下落で大手半導体の一角が軟化。

◆東京エレクトロン<8035> 31860 -740 ⇒ 米ブロードコムが決算発表後に時間外で伸び悩み。

チャート照合へ  ⇒

--------------------------------------------------------------
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年12月12日 at 6:03

①. ウクライナ東部の帰属
ウクライナのゼレンスキー大統領は、東部領土の帰属問題を国民投票にかける可能性に言及した。「ロシアはドンバス地方全体を欲しがっている。われわれはそれを受け入れない」とゼレンスキー氏は主張。「この問題に答えを出すのは、ウクライナ国民だと確信している。選挙または国民投票の形で、ウクライナ国民に発言権が与えられなければならない」と述べた。ロシアとの戦争終結に向けた和平案の条件を受け入れるよう、ウクライナには圧力が強まっている。

②. ディズニーのキャラクター提供
ウォルト・ディズニーはOpenAIに10億ドルを投資するとともに、ミッキーマウスなどの代表的キャラクターをOpenAIの動画生成ツール「Sora」にライセンス提供することで合意した。契約期間は3年。ディズニー、マーベル、ピクサー、スター・ウォーズのアニメやキャラクターのライブラリーを使い、Sora上で動画を生成できるようになる。同時に、ディズニーはOpenAIの主要顧客にもなり、同社のツールを使って新たな製品や体験を構築し、社内向けには「ChatGPT」を導入する。

③. オラクルのAI投資拡大
オラクルが急落。1月以来最大の下げを記録した。前日の引け後に公表した決算で、人工知能(AI)データセンターや関連設備への投資が膨らむ一方、それがクラウド部門の売上高に結び付くまでに時間を要していることが示された。データセンター投資の指標とされる設備投資は120億ドルに増加した。アナリスト予想平均は82億5000万ドルだった。一方、クラウド部門とインフラ部門の売上高はいずれもアナリスト予想をわずかに下回った。

④. 米経済統計
米新規失業保険申請件数は先週、新型コロナ禍以来の大幅増を記録した。感謝祭の休暇を挟んだその前の週は大きく減少し、約3年ぶりの低水準となっていた。休暇シーズンの前後に振れが大きくなる傾向があり、年末まで大幅な変動が続く可能性があるが、今回のデータは今年のレンジ上限に近い水準となった。一方、9月の貿易赤字は予想外に縮小し、2020年半ば以来の低水準となった。輸出の増加が寄与した。

⑤. 史上最強の肥満症治療薬
イーライリリーが開発中の次世代肥満症治療薬は、患者の体重を4分の1近く減少させる効果を示した。史上最も強力な減量薬となる可能性が出てきた。同社は治験薬「レタトルチド」について、体重減少と肥満に伴う膝関節炎の痛みに対する効果を測定するため、後期臨床試験を実施。この試験で投与量が最も多かった患者は、68週間で体重が23%余り減少したと発表した。ウォール街では約20-23%の体重減少が予想されていた。

2025年12月12日金曜日

◆ドル弱い ◇円もみあい.155円半ば 原油.▲吞込み.57ドル台 令和7.12.12.Fri

12日 【日本市況】 ⇒
日経平均 50,148.82 -453.98 -0.90%
TOPIX 3,423.83 +66.59   +1.98%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒+◆nr.様子見 ⇒◆nr吞込.様子見 ⇒▲切下げ.調整 ⇒◇nr.よこばい
TOPIX ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Wr吞込み.調整大 ⇒▽切上げ.高値更新
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 26.69 -0.57 -2.09% ⇒◆nr下げ ( 26台 )
日経平均VI 27.26 -0.76 -2.71% ⇒-△下がる ( 27台 )
日経平均VI 28.02 -0.02 -0.07% ⇒◆nr下げ ( 28台 )
--------------------------------------------------------------
12日、株が全面高、米株最高値で見直し買い-金利は小幅上昇 ⇒

・12日の東京株式相場は大幅に反発。
・TOPIXへの上昇寄与度は電機や自動車、銀行など金融が大きかった。

・アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体関連は下げた。---米半導体大手ブロードコムが日本時間早朝に示した人工知能(AI)関連収入の見通しが投資家の高い期待に届かず、株価が時間外取引で下落したことが重しになった。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネジャー
米国株が最高値を更新したことが日本株の追い風になっており、「前日に下げすぎた面もあったので買いの勢いが強まっている」と。
製造業では米景気の持ち直しも好感されており、「銀行株は日銀の利上げ期待が支えになっている」と。
円安傾向が進んでいることなどから、「ややタカ派な姿勢を見せる可能性はあると思っている」といい、仮にそうなれば「若干円高が進んで日本株は調整する局面があるかもしれない」との見方。

------------------------------------------------------
日経平均は大幅反発、幅広い銘柄に物色向かい堅調推移 ⇒

・12日の日経平均は3日ぶり反発して取引を開始。
・朝方に上げ幅を広げた後は、買い一巡感が台頭。
・やや上げ幅を縮小して、後場半ばごろまで50600円付近で推移した。

・終盤にかけて再度買いが集まり上げ幅を広げて取引を終了した。
・昨日の米株式市場でダウ平均が大幅高で最高値を更新したことが国内投資家心理の支えとなった。
・また、25日移動平均線が下値支持線として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。
・そのほか、TOPIX(東証株価指数)も大幅高となっており、来週に注目イベントを控えるなか、引き続き幅広い銘柄に物色が向かった。

・大引けの日経平均は前営業日比687.73円高の50836.55円。

・輸送用機器、保険業、繊維製品などが上昇。
・鉱業、水産・農林業の2業種のみが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】三井ハイテク など  ⇒


▲三井ハイテク 782 -40大幅続落。
前日に第3四半期決算を発表している。累計営業利益は92.3億円で前年同期比19.5%減となり、8-10月期も28.8億円で同20.3%減となっている。
通期予想は110億円、前期比31.3%減を据え置き、電機部品は上振れるが、電子部品は半導体市況回復の遅れで当初計画を下振れる見通しのようだ。翌期以降の見通しに関しても、顧客の生産計画後ろ倒しなどが懸念されるとしている。

--------------------------------------------------------------
12.12 動いた株・出来た株
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1922 +141 ⇒ 突っ込み警戒感からの自律反発か。

◇東邦チタニウム<5727> 1326 +70 ⇒ 大阪チタの上昇に連れ高も。

◇住友金属鉱山<5713> 5818 +364 ⇒ 金や銅の市況上昇は支援材料に。

◇Sansan<4443> 1688 +97 ⇒ 米利下げなども中小型グロースの見直し材料か。

◇東レ<3402> 1046.5 +58.5 ⇒ モルガン・スタンレーMUFG証券では目標株価を引き上げ。

◇東京電力HD<9501> 655.8 +29.5 ⇒ 下げ止まり感も意識でリバウンド目指す動きに。



◆レノバ<9519> 656 -23 ⇒ 株価下落続き信用買い方の手仕舞い売り優勢。

◆ディスコ<6146> 47920 -1410 ⇒ ブロードコム時間外下落で半導体大手が軟調。

◆アドバンテスト<6857> 20615 -425 ⇒ ブロードコムの時間外下落で大手半導体の一角が軟化。

◆東京エレクトロン<8035> 31860 -740 ⇒ 米ブロードコムが決算発表後に時間外で伸び悩み。

--------------------------------------------------------------
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年12月12日 at 6:03

①. ウクライナ東部の帰属
ウクライナのゼレンスキー大統領は、東部領土の帰属問題を国民投票にかける可能性に言及した。「ロシアはドンバス地方全体を欲しがっている。われわれはそれを受け入れない」とゼレンスキー氏は主張。「この問題に答えを出すのは、ウクライナ国民だと確信している。選挙または国民投票の形で、ウクライナ国民に発言権が与えられなければならない」と述べた。ロシアとの戦争終結に向けた和平案の条件を受け入れるよう、ウクライナには圧力が強まっている。

②. ディズニーのキャラクター提供
ウォルト・ディズニーはOpenAIに10億ドルを投資するとともに、ミッキーマウスなどの代表的キャラクターをOpenAIの動画生成ツール「Sora」にライセンス提供することで合意した。契約期間は3年。ディズニー、マーベル、ピクサー、スター・ウォーズのアニメやキャラクターのライブラリーを使い、Sora上で動画を生成できるようになる。同時に、ディズニーはOpenAIの主要顧客にもなり、同社のツールを使って新たな製品や体験を構築し、社内向けには「ChatGPT」を導入する。

③. オラクルのAI投資拡大
オラクルが急落。1月以来最大の下げを記録した。前日の引け後に公表した決算で、人工知能(AI)データセンターや関連設備への投資が膨らむ一方、それがクラウド部門の売上高に結び付くまでに時間を要していることが示された。データセンター投資の指標とされる設備投資は120億ドルに増加した。アナリスト予想平均は82億5000万ドルだった。一方、クラウド部門とインフラ部門の売上高はいずれもアナリスト予想をわずかに下回った。

④. 米経済統計
米新規失業保険申請件数は先週、新型コロナ禍以来の大幅増を記録した。感謝祭の休暇を挟んだその前の週は大きく減少し、約3年ぶりの低水準となっていた。休暇シーズンの前後に振れが大きくなる傾向があり、年末まで大幅な変動が続く可能性があるが、今回のデータは今年のレンジ上限に近い水準となった。一方、9月の貿易赤字は予想外に縮小し、2020年半ば以来の低水準となった。輸出の増加が寄与した。

⑤. 史上最強の肥満症治療薬
イーライリリーが開発中の次世代肥満症治療薬は、患者の体重を4分の1近く減少させる効果を示した。史上最も強力な減量薬となる可能性が出てきた。同社は治験薬「レタトルチド」について、体重減少と肥満に伴う膝関節炎の痛みに対する効果を測定するため、後期臨床試験を実施。この試験で投与量が最も多かった患者は、68週間で体重が23%余り減少したと発表した。ウォール街では約20-23%の体重減少が予想されていた。
//◆▲◇◆◆◇//◆▽▽▲◆ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◆◆◇//◆▽▽◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◇◇//_▲◆◇▲ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル弱い ◇円もみあい.155円半ば 原油.▲吞込み.57ドル台  
12.12
米ドル/円 155.57 - 155.61
ユーロ/円 182.61 - 182.67
ユーロ/米ドル 1.1738 - 1.1739
英ポンド/円 208.25 - 208.36
豪ドル/円 103.64 - 103.75
スイスフラン/円 195.51 - 195.71
原油(WTIC原油先物) 57.90 -0.56 (-0.96%) ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒◆bear ⇒◇反発 ⇒▲吞込み

▲ドル下落 ▽円反発.155円後半 原油.◇反発.58ドル台
12.11
米ドル/円 155.94 - 155.97
ユーロ/円 182.19 - 182.46
ユーロ/米ドル 1.1688 - 1.1694
英ポンド/円 208.52 - 208.86
豪ドル/円 104.02 - 104.17
スイスフラン/円 194.87 - 195.09
原油(WTIC原油先物) 58.96 +0.71 (+1.22%) ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒◆bear ⇒◇反発

▽ドル強い ▲円全面安に.156円後半 原油.◆bear.58ドル台
12.10
米ドル/円 156.82 - 156.89
ユーロ/円 182.29 - 182.45
ユーロ/米ドル 1.1624 - 1.1629
英ポンド/円 208.48 - 208.71
豪ドル/円 104.13 - 104.24
スイスフラン/円 194.45 - 194.70
原油(WTIC原油先物) 58.34 -0.54 (-0.92%) ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒▲bear

▽ドル反発 ▲円安へ.155円後半 原油.▲Cog.Wr下落.58ドル台 
12.9
米ドル/円 155.92 - 155.93
ユーロ/円 181.43 - 181.49
ユーロ/米ドル 1.1636 - 1.1639
英ポンド/円 207.64 - 207.79
豪ドル/円 103.25 - 103.32
スイスフラン/円 193.19 - 193.34
原油(WTIC原油先物) 58.87 -1.21 (-2.01%) ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落

StockCharts ⇒  

12.11
NYダウ   8,704.01 +646.26 +1.34%
S&P500   6,901.00 +14.32 +0.20%
NASDAQ 23,593.85 -60.30 -0.25%
--------------------------------------------------------------
12.10
NYダウ   48,057.75 +497.46 +1.05%
S&P500   6,886.68 +46.17 +0.67%
NASDAQ 23,654.15 +77.66 +0.32%
--------------------------------------------------------------
12.9
NYダウ   47,560.29 -179.03 -0.38%
S&P500   6,840.51 -6.00 -0.08%
NASDAQ 23,576.48 +30.58 +0.13%
--------------------------------------------------------------
12.8
NYダウ   47,739.32 -215.67 -0.45%
S&P500   6,846.51 -23.89 -0.34%
NASDAQ 23,545.90 -32.22 -0.13%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲Cog.調整へ ⇒▲切下げ.調整 ⇒▽wr逆立 ⇒▽High.高値圏
S&P500(SPX) ⇒▲Cog.調整へ ⇒◆nr.様子見 ⇒▽wr逆立 ⇒▽切返し.高値圏  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆nr吞込み.様子見 ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽切り返し.Sup10MA ⇒-◇もみあい.様子見  

【 SOX指数 】
7,411.48 -56.00 (-0.75%) ⇒◇nr.bull.高値圏 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▽wr逆立.高値更 ⇒-◇もみあい.様子見新

【 VIX恐怖指数 】
14.85 -0.92 (-5.83%) ⇒◆下げ ⇒▽上げ大 ⇒◇上げ ⇒▲下げ大 ⇒▲切下げ
⇒-5.83P (14台)
⇒-6.85P (15台)
⇒+1.62P (16台)
⇒+8.11P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ続伸し646ドル高 最高値更新 米利下げが支え S&P500種も最高値
▽High.高値圏
ダウ工業株30種平均は続伸
・11月12日に付けた最高値(4万8254ドル)を1カ月ぶりに更新した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが景気を支えるとの見方が株買いを促した。

-◇もみあい.様子見 
ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落
・マイクロン・テクノロジーなど半導体株が売られた。

NYダウは646ドル高 利下げ好感とAIバブル懸念再燃が交錯

・ダウは終日プラス圏でしっかりとした展開、前日の追加利下げを素直に好感する買いが相場を支え最高値を更新。

・ナスダックは終日軟調。

・前日に発表されたオラクルの第2四半期決算の内容がAIバブル懸念を再燃させ、AI関連株へ売りが波及した。
--------------------------------------------------------------

1.
・FRBは10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めた。パウエル議長は記者会見で雇用や物価について景気に配慮する姿勢を示した。併せて必要な準備預金残高を維持するため、米財務省証券(TB)の購入を始める方針も示した。金融市場の流動性を支えると受け止められた。

・市場では、「経済見通しが引き上がりインフレ予想が引き下がったことは株と債券市場にとってとてもうれしい知らせとなった」(インタラクティブ・ブローカーズのホセ・トーレス氏)との声が聞かれた。景気敏感株や消費関連株を中心に買いが入った。

・一方、ダウ平均の構成銘柄ではないが、オラクルが10%安となった。10日夕発表の2025年9〜11月期決算で売上高が市場予想を下回ったうえ、26年5月期通期の設備投資額を従来見通しより増やす方針を示した。投資拡大への警戒から売りが広がり、ほかのハイテク株に売りが波及した面があった。

・11日発表の週間の米新規失業保険申請件数は23万6000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(22万3000件)を上回った。前の週に大幅に減った後で、市場では「季節要因が週ごとの変動に大きく影響している」(サンタンデールのスティーブン・スタンレー氏)との受け止めがあり、相場への影響は限られた。

・ダウ平均の構成銘柄では、ゴールドマン・サックスやホーム・デポ、ナイキが高かった。アナリストが投資判断を引き上げたビザも買われた。オープンAIと大型契約を結んだと11日に発表したことが買い材料視され、ウォルト・ディズニーも上げた。半面、エヌビディアやアマゾン・ドット・コム、セールスフォースは下落した。

--------------------------------------------------------------

2.セクター別では
・保険が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・ゴールドマン・サックスやホーム・デポ、ナイキが高かった。
・アナリストが投資判断を引き上げたビザも買われた。
・ウォルト・ディズニーも上げた。---オープンAIと大型契約を結んだと11日に発表したことが買い材料視された。
・医薬品開発・製造のイーライリリー(LLY)は開発中の次世代肥満症治療薬が既存薬より大幅な減量効果を見込める可能性が出てきたと伝わり上昇。
・ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は目標株価が引き上げられ上昇。
・ネットワークテクノロジー企業のシエナ(CIEN)は2026年度第1四半期について市場予想を上回る売上高見通しを示し大幅高。


・エヌビディアやアマゾン・ドット・コム、セールスフォースは下落。
・法人向けソフト開発のオラクル(ORCL)が急落。AI関連の投資拡大の一方、売上高が市場予想に届かなかったことから積極的なAI投資への懸念が浮上。


3.
・マイクロン・テクノロジーなど半導体株が売られた。
・半導体・ソフトウェアのブロードコム(AVGO)が決算を発表、第1四半期の売上高見通しなどが市場予想を上回り、時間外で買われている。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 304.85 -1.45%
◆ エヌビディア 180.93 -1.55%
◇ ASML 1122.84 0.31%
★ インテル 39.51 -3.11%
◆ QCOM クアルコム 89.41 -0.26%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 270.11 -1.83%
◇ AMD 221.43 0.00%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 258.46 -1.99%
◆ テラダイン 203.97 -0.02%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 310.14 2.22%
◆ エヌビディア 183.78 -0.64%
◇ ASML 1119.32 0.71%
◇ インテル 40.78 0.69%
◇ QCOM クアルコム 89.64 0.61%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 275.15 3.00%
◆ AMD 221.42 -0.09%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 263.71 4.47%
◇ テラダイン 204.01 2.02%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 303.41 0.51%
◆ エヌビディア 184.97 -0.33%
◆ ASML 1111.44 -0.74%
◇ インテル 40.5 0.50%
◆ QCOM クアルコム 89.1 -0.34%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 267.14 -0.38%
◇ AMD 221.62 0.23%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 252.42 2.23%
◆ テラダイン 199.97 -1.49%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 S&Pとダウ平均最高値、FOMC後のドル売り続き一時154円台 ⇒

【NY外為】 ◆ドル弱い ◇円もみあい.155円半ば
//▲◇◆◆◇//▽▽▲◆ 
・ニューヨーク外国為替市場では、前日のFOMC会合後のドル売りの流れが続いた。
・ドル売りが優勢となる中、円は対ドルで上昇。一時は0.7%高の154円95銭まで買われた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 46 分
⇒¥155.58 -¥0.44 -0.28%
⇒¥156.07 -¥0.81     -0.52%
⇒¥156.93 ¥1.01 +0.65%
⇒¥155.94 ¥0.61 +0.39%

12.10
ノムラ・インターナショナルのストラテジスト
円安が日本政府の政策にとって「アキレス腱(けん)」になる場合、日本当局が長期的な円安を容認しない可能性があるとして、2026年にかけて円買いを推奨した。26年6月までに1ドル=142円50銭をターゲットにしており、これは155円02銭から約9%の円高水準となると。

【米国株】
▽続伸
//▲◇▽◇◇//▲◆◇▽

・11日の米国株式市場では、S&P500種株価指数が続伸し、最高値を更新。
・人工知能(AI)投資拡大への懸念からオラクル株が大幅に売られ、当初はリスク資産からの資金引き揚げが加速したが、その後安値拾いの買いが入った。
・米経済の見通しが底堅い中で、AI投資への警戒から他分野に資金を移す動きも出ている。

・オラクルの株価は約11%急落し、1月以来の大幅安。前日発表した決算は、クラウド売上高が予想を下回ったほか、2026年の設備投資見通しを150億ドル増の500億ドルに引き上げたことが嫌気された。
・オラクルの決算を受けてハイテク株のバリュエーションや、AIインフラへの巨額投資が本当に収益押し上げにつながるのかといった懸念が再燃した。

12.11
パンミュール・リベラムのストラテジスト、スザナ・クルス氏
「市場はAI関連投資にかなり神経質になっており、投資拡大の兆しが熱狂を巻き起こしていた2025年半ばとは対照的だ」と。また「オラクルはこの流れの中で最も脆弱(ぜいじゃく)な存在となっている。投資の大部分を借り入れで賄っているためだ」と。

カイロス・パートナーズのポートフォリオマネジャー、アルベルト・トッキオ氏
「オラクルの影響はFRBより大きかった。これはAIという単一のテーマに極度に集中していること、それが市場を主導している現状を如実に物語っている」と指摘。その上で「だからといってAIが終わった、あるいはバブルだという意味ではない。ただ、より広い視野で見る必要がある」と。

ロンバー・オディエ・インベストメント・マネジャーズのマクロ責任者、フロリアン・イエルポ氏
「FRBによる『タカ派的だが強気な』利下げが、2026年に成長は力強さを増し、より速いペースでインフレが鈍化するとの見方を後押しした」と話す。その上で「利下げは続くが、もはや自動的ではない。これは通常、株式にとって望ましい環境だ」と。

【米国債】
◇もみあい
//◆◆▽▲▲//▲◆▽◇
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・FOMC会合後の上昇基調が総じてこの日も続いた。

・米10年債利回り
⇒4.15% 0.0     0.00%
⇒4.15% -3.5 -0.84%
⇒4.19% 2.2 +0.52%
⇒4.17% 3.3 +0.80%
  
12.11
ウェリントン・マネジメント・カンパニーのポートフォリオマネジャー、ブリジ・クラナ氏
今回のFOMC会合について「全方位でハト派的」だと受け止めていると。「FRBが依然として来年の利下げに言及
” 一方、FRBは12日から資金調達市場の逼迫緩和に向け、月400億ドルのTビル購入を開始する。Tビル購入について、ウォール街は来年初め以降に始まると予想していたが、パウエル議長は年末に向けて短期金利が予想以上のペースで上昇していると説明。”

ジェフリーズの欧州担当チーフエコノミスト兼ストラテジストのモヒト・クマール氏
「バランスシートの拡大は重要だ」と指摘。「財務省がTビルや短期債中心の発行に傾いていることを踏まえると、FRBの購入は景気刺激的な効果を持つだろう」と。
【原油】
▲反落
//▽◆◇▽◇//▲◆▽▲ 
・原油先物相場は反落。
・米軍によるベネズエラ沖での石油タンカー拿捕など地政学的緊張でアジア時間の取引では上昇していたが、米株市場で一時強まったリスク回避の流れに押された。
・市場ではウクライナ和平案の動向も意識されている。紛争が終結すれば、ロシア産原油がより多く市場に流入する可能性がある。

⇒WTI先物1月限は、前日比86セント(▲1.5%)安の1バレル=57.60ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比21セント(◇0.36%)高の1バレル=58.46ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比63セント(◆1.1%)安の1バレル=58.25ドル。
⇒WTI先物1月限は、前営業日比1.20ドル(▲2%)安の1バレル=58.88ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は▲1.5%安の61.28ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.44%高の62.21ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.9%下げて61.94ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限も▲2%下げて62.49ドル。

12.11
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニアエネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏
「株式相場の軟化やウクライナとロシアに関する報道が原油市場のセンチメントを弱含ませており、ベネズエラ関連のニュースによるショートカバーは限定的だ」と。

エリック・リー氏らシティグループのアナリスト
「総じて、2026年の在庫積み増しは2025年より増える見通しだ。ただ、中国の強い需要と地政学リスクの継続により、中国を除いた地域での余剰は比較的抑えられるだろう」と。

【NY金】
▽続伸
//◇▲◇◇◇//◆◇◇▽
・金相場は上昇。
・米国債利回り低下とドル下落が金の支援材料となった。トレーダーは米政策金利の先行きを意識している。

・スポット価格はFOMC決定が伝わった後も前日終値を挟んで上下に振れる場面があったが、パウエル議長の会見中に上げ幅を拡大した。ドルの下落と米国債利回りの低下が支えとなった。

⇒金先物2月限は88.30ドル(▽2.1%)高の4313ドル。
⇒金先物2月限は、FOMC決定前に11.50ドル(◇0.3%)安の4224.70ドル。
⇒金先物2月限は18.50ドル(◇0.4%)高の4236.20ドル。
⇒金先物2月限は25.30ドル(◆0.6%)安の4217.70ドル。

12.11
TDセキュリティーズのバート・メレク氏
米金融政策について、パウエルFRB議長が将来の利下げを巡って多くの曖昧さを残しているものの、来年5月には新たな議長が就任する予定であり、その人物はハト派である可能性が高いと。

フィッチ・ソリューションズ傘下BMIのアナリスト
FRBが利下げ方針を停止するとの見方が広がれば、金価格の重荷になり得るとリポートで指摘。「2024年に始まった金融緩和サイクルの勢いが鈍り始めれば、1オンス=4000ドルを下回る可能性がある」と。

【欧州市況】 米利下げで成長期待広がり、株買われる-債券は小幅高 ⇒

12.11
英FTSETM100 9,703.16 +47.63 +0.49%
独DAX 24,294.61 +164.47 +0.68%
仏CAC40 8,085.76 +63.07 +0.79%
--------------------------------------------------------------
12.10
英FTSETM100 9,655.53 +13.52 +0.14%
独DAX 24,130.14 -32.51 -0.13%
仏CAC40 8,022.69 -29.82 -0.37%
--------------------------------------------------------------
12.9
英FTSETM100 9,642.01 -3.08 -0.03%
独DAX 24,162.65 +116.64 +0.49%
仏CAC40 8,052.51 -55.92 -0.69%
--------------------------------------------------------------
12.8
英FTSETM100 9,645.09 -21.92 -0.23%
独DAX 24,046.01 +17.87 +0.07%
仏CAC40 8,108.43 -6.31 -0.08%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◆nr.調整.10MA割れ ⇒◆nr.様子見 ⇒◇nr反発.様子見 ⇒▽Bull.10MA突破
独DAX ⇒◇nr切返し.3up ⇒▽bull.4up ⇒▲nrはらみ.様子見 ⇒▽Wr吞込.Sup50MA
仏CAC40 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▲吞込み.調整大 ⇒◆nr.調整 ⇒▽Cog反発

▽上昇
//◆◇◇▽◇//◆◆◆▽
・欧州株は上昇。---世界的な成長への自信の広がりを背景に、建材や銀行など、景気循環に連動する部門へ資金が移る動きが見られた。
・ストックス欧州600指数は0.5%上昇。
・旅行・レジャーや鉱業株が上昇。
・公益事業や不動産といったディフェンシブ銘柄は下落。
・SAPを含むソフトウエア株は軟調だった。米テクノロジー大手オラクルの9-11月(第2四半期)決算で、予想を下回るクラウド事業の売り上げや、AI関連支出の急増が示されたことが影響。

【欧州債】
◇小幅高
//◆◇◇◆◆//▲◇◆◇ 
・11日の欧州債券市場は小幅高。
ドイツ10年債利回りは、1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下落し2.84%。
・英10年債利回りは2bp下落し4.48%。---10日の米連邦市場公開委員会(FOMC)を経て、市場の注目は来週18日のイングランド銀行(英中央銀行)の政策金利発表に移りつつある。現時点では、利下げが発表されるとの見方が大勢を占めている。

・独国債10年物
⇒2.84% -0.01
⇒2.85% +0.00
⇒2.85% -0.01
⇒2.86% +0.06
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.48% -0.02
⇒4.51% +0.00
⇒4.51% -0.02
⇒4.53% +0.05
---------------------------

2025年12月11日木曜日

▲ドル下落 ▽円反発.155円後半 原油.◇反発.58ドル台 令和7.12.11.Thus

11日 【日本市況】 ⇒
日経平均 50,148.82 -453.98 -0.90%
TOPIX 3,357.24 -31.78 -0.94%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒◆nr吞込.様子見 ⇒▲切下げ.調整
TOPIX ⇒◇nr.2Gap ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲Wr吞込み.調整大
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 27.26 -0.76 -2.71% ⇒-△下がる ( 27台 )
日経平均VI 28.02 -0.02 -0.07% ⇒◆nr下げ ( 28台 )
日経平均VI 28.04 -0.31 -1.09% ⇒-△下がる ( 28台 )
--------------------------------------------------------------
11日、債券上昇、20年債入札が強い結果-円横ばい圏、株式下落 ⇒

・11日の東京株式相場は下落。
・米IT大手オラクルの決算でAI投資への懸念が強まり投資家心理の重しになった。
・ソフトバンクグループが大幅安となり、業種では情報・通信や非鉄金属、機械などが下げた。
・半面、朝方は買われていたソフトバンクグループやアドバンテストなどAI関連銘柄が売られた。
・野村証券が格上げをしたホンダが上昇。
・SBI証券が目標株価を引き下げたサンリオは下落。

リード・キャピタルの副最高投資責任者(CIO)、ジェラルド・ガン氏
「オラクルのガイダンスは世界のテック市場心理に動揺をもたらしており、その影響がアジアにも及んでいる」と指摘。少なくとも年内の残り数週間は「株式が現在の水準から上昇する強い材料はあまり見当たらない」と。

楽天証券の窪田真之チーフストラテジスト
「FOMCを通過して好材料の出尽くし感があることに加え、最近の長期金利の上昇も相場の重しになっている」と。

------------------------------------------------------
日経平均は続落、米株高も材料出尽くしで売り優勢 ⇒

・11日の日経平均は反発して取引を開始。
・寄り付き後は前日の米株高や円安・ドル高の動きを背景に買いが先行し、一時上昇幅を広げる場面もあった。

・ただ、前日の米国株の上昇や利益確定売りが出やすい局面もあり、取引には方向感に欠ける値動きとなった。
・為替市場は円安基調で推移し、輸出関連株への買いが意識される一方、景気敏感株を中心に戻り待ちの売りが進み、後場には下げ幅を広げる形で大引けを迎えた。

・大引けの日経平均は前日453.98円安の50,148.82円。

・卸売業、証券・商品先物取引業、海運業などが上昇。
・情報・通信業、非鉄金属、電気・ガス業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】TOPPAN、良品計画、MRO、ソフトバンクG、くら寿司、ANYCOLOR など  ⇒


▽TOPPAN 4989 +154大幅続伸。
前日にエレクトロニクスをテーマとした事業戦略説明会が開催されたもよう。注目度の高いFC-BGAを含め、半導体パッケージ事業の市場見通しや技術ロードマップなどが説明されたようだ。
半導体関連事業については、26年3月期の売上高850億円から、31年3月期には約2700億円まで拡大との中期見通しが示されている。FC-BGA、次世代半導体パッケージ関連などが牽引するとみているようだ。

▽良品計画 3041 +52.5大幅続伸。
前日に11月の海外売上動向を発表している。東アジア、東南アジア・オセアニア、欧米事業ともに2ケタの高い増収率を記録しているが、東アジア事業における中国大陸も既存店売上高は前年同月比16.3%増となり、2ケタ成長が続く状態になっている。
日中対立激化の中で売上への影響も懸念されたが、こうした警戒感が払拭される形にも。

▽ MRO 2265 +87大幅反発。
前日には11月の月次動向を発表している。11月売上高は28724百万円となり、前年同期比19.9%増となっている。6月以来の高い増収率となったことをポジティブ視する動きが優勢のようだ。
11月の営業日数は18日、前年同月が20日であったことから、実態はより好調とも捉えられる。なお、新規顧客獲得数も116.9千アカウントとなっており、25年12月期に入ってから最大となっている。

▲ソフトバンクG 17225 -1435大幅続落。
米FOMCを受けて前日のナスダック指数は上昇、0.25%の利下げ決定は想定線だが、FRB議長会見は想定よりタカ派に傾いておらず、安心感が強まったもよう。決算発表を行った米オラクルが時間外取引で10%超の急落となっており、ネガティブ材料視されているもよう。
売上高や将来のクラウド契約数などが市場想定を下回っており、データセンターへの巨額投資に対する懸念の高まりにつながっているようだ。

▲くら寿司 3150 -215大幅続落。
前日に25年10月期の決算を発表、営業利益は54.6億円で前期比4.2%減となり、従来予想の50億円を上回る着地となっている。一方、26年10月期は50億円で同8.4%減と連続減益見通しに。
コメ価格の一段の上昇などを見込んでいるもよう。保守的な要素も強いとみられるが、コンセンサスを20億円程度下回るガイダンスにネガティブな反応が優勢となっている。

▲ANYCOLOR 4770 -1000急落。
前日に上半期決算を発表、営業益は111億円で前年同期比63.8%増となり、通期予想レンジは従来の205-215億円から210-220億円に、第1四半期決算時に続く上方修正となる。
コマースおよびイベントを中心に売上高が計画を上回って推移したようだ。年間配当金も従来計画の70円から75円に増額。ただ、営業益は第1四半期の同2.6倍に対して8-10月期は同横ばいにとどまり、出尽くし感に。

--------------------------------------------------------------
12.11 動いた株・出来た株
◇三井物産<8031> 4505 +172 ⇒ 地熱発電技術開発の米新興企業と資本提携。

MonotaRO<3064> 2259 +81 ⇒ 11月の月次売上好調を評価。

◇パナHD<6752> 2017 +71 ⇒ 特に材料ないが高値更新で上値妙味。

◇アドバンテスト<6857> 20880 +730 ⇒ AIデバイス向け次世代メモリハンドラ発表も材料視。

◇キオクシアHD<285A> 9785 +315 ⇒ 米サンディスク上昇に連れ高も。

◇中外製薬<4519> 8399 +249 ⇒ シティグループ証券では目標株価を引き上げ。

◇良品計画<7453> 3079 +90.5 ⇒ 中国大陸での順調な売上成長確認で安心感。

◇資生堂<4911> 2332 +63.5 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では投資判断を格上げ。

◇荏原製作所<6361> 4041 +99 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では新規に買い推奨。

◇住友商事<8053> 5264 +115 ⇒ 連日の高値更新でショートカバーなど優勢か。


◆ANYCOLOR<5032> 4770 -1000 ⇒ 8-10月期増益率鈍化で出尽くし感優勢に。

◆ソフトバンクグループ<9984> 17380 -1280 ⇒ 米オラクルの時間外急落をネガティブ視。

◆くら寿司<2695> 3180 -185 ⇒ 今期の減益ガイダンスを嫌気。

◆北海道電力<9509> 1020 -44 ⇒ 泊原発の再稼働同意も出尽くし感。

◆住友ファーマ<4506> 2372 -92 ⇒ 25日線レベルが重しとなる形にも。

◆楽天銀行<5838> 7107 -267 ⇒ 日銀の利上げ期待は十分反映との見方にも。

◆IHI<7013> 2893.5 -108.5 ⇒ 本日は重工大手が揃って軟化。

◆川崎重工業<7012> 11300 -420 ⇒ リバウンド一巡感で戻り売り優勢。

◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 1834 -67 ⇒ 直近では大和証券が投資判断2段階格下げ。
--------------------------------------------------------------
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年12月11日 at 6:02

①. FOMCが利下げ
米連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.25ポイント引き下げ、3.5-3.75%に設定することを決定した。利下げは3会合連続。2026年については、利下げ1回との見通しを維持した。利下げは賛成9、反対3で決定された。3人の反対票が出たのは2019年以来。シカゴ連銀のグールズビー総裁とカンザスシティー連銀のシュミッド総裁は、金利据え置きを主張した一方、マイラン理事は0.5ポイントの利下げを主張した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で「政策スタンスの一段の正常化は、関税の影響が一巡した後、労働市場の安定化に寄与するとともに、インフレ率が2%に向けて再び低下基調をたどることを可能にするだろう」と述べた。

②. メタの戦略見直し
メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は同社の軸足を収益化可能な人工知能(AI)モデルの開発に移しつつある。関係者によると、コードネーム「Avocado」と呼ばれる新たなAIモデルは来春公開される見通しで、クローズドモデルとなる可能性がある。この動きは競合のグーグルやOpenAIが採用している手法と同じで、メタが長年掲げてきたオープンソース戦略から大きな転換となる。同氏はこれまで、新たなツールや技術を一般に開放することがメタの製品を強化し、普及を促すと主張してきた。

③. DeepSeekが密輸半導体で開発
中国のAIスタートアップ、DeepSeek(ディープシーク)は米国が対中輸出を禁止しているエヌビディアの次世代AI半導体「ブラックウェル」を使い、次期主力モデルの開発を進めているという。米メディアのジ・インフォメーションが報じた。同報道によれば、輸出が許可された国のデータセンター向けに送られたブラックウェル搭載のサーバーが検査終了後に分解され、中国に輸出されている。密輸に利用されている具体的な国の名前は挙げられていない。

④. ベネズエラ沖で石油タンカー拿捕
米軍はベネズエラ沖で制裁対象の石油タンカーを拿捕したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。今回の拿捕により、海運会社が同国の原油積み込みに一段と慎重になるとみられ、ベネズエラの原油輸出は一段と困難になる恐れがある。ベネズエラ産原油の大半は中国向けで、通常は仲介業者を介し、制裁リスクを背景に大幅な割引価格で輸出されている。

⑤. マイアミ市長選
9日に投開票された米フロリダ州マイアミ市長選で、民主党候補アイリーン・ヒギンズ氏の当選が確実になった。民主党の市長誕生は約30年ぶり。全ての開票所の開票が終了した時点で、ヒギンズ氏は共和党のエミリオ・ゴンザレス候補を18ポイント以上リード。AP通信や選挙情報サイトのディシジョン・デスクが当確を出した。民主党はニュージャージー州やバージニア州の知事選など、最近相次ぎ勝利を収めており、今回のヒギンズ氏の当選で勢いが増した格好だ。2026年の中間選挙を控え、共和党にとっては警戒シグナルだと広く受け止められている。
//◆▲◇◆◆◇//◆▽▽▲ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◆◆◇//◆▽▽◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◇◇//_▲◆◇ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▲ドル下落 ▽円反発.155円後半 原油.◇反発.58ドル台
12.11
米ドル/円 155.94 - 155.97
ユーロ/円 182.19 - 182.46
ユーロ/米ドル 1.1688 - 1.1694
英ポンド/円 208.52 - 208.86
豪ドル/円 104.02 - 104.17
スイスフラン/円 194.87 - 195.09
原油(WTIC原油先物) 58.96 +0.71 (+1.22%) ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒◆bear ⇒◇反発

▽ドル強い ▲円全面安に.156円後半 原油.◆bear.58ドル台
12.10
米ドル/円 156.82 - 156.89
ユーロ/円 182.29 - 182.45
ユーロ/米ドル 1.1624 - 1.1629
英ポンド/円 208.48 - 208.71
豪ドル/円 104.13 - 104.24
スイスフラン/円 194.45 - 194.70
原油(WTIC原油先物) 58.34 -0.54 (-0.92%) ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒▲bear

▽ドル反発 ▲円安へ.155円後半 原油.▲Cog.Wr下落.58ドル台 
12.9
米ドル/円 155.92 - 155.93
ユーロ/円 181.43 - 181.49
ユーロ/米ドル 1.1636 - 1.1639
英ポンド/円 207.64 - 207.79
豪ドル/円 103.25 - 103.32
スイスフラン/円 193.19 - 193.34
原油(WTIC原油先物) 58.87 -1.21 (-2.01%) ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落

週明け ◆ドル弱含み ◇円高ぎみ.155円前半 原油.◇bull.50MA突破.60ドル台  
12.8
米ドル/円 155.18 - 155.27
ユーロ/円 180.58 - 180.80
ユーロ/米ドル 1.1637 - 1.1644
英ポンド/円 206.65 - 207.01
豪ドル/円 102.93 - 103.11
スイスフラン/円 192.77 - 193.29
原油(WTIC原油先物) 60.12 +0.45 (+0.75%) ⇒◆bear ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破

StockCharts ⇒  

12.10
NYダウ   48,057.75 +497.46 +1.05%
S&P500   6,886.68 +46.17 +0.67%
NASDAQ 23,654.15 +77.66 +0.32%
--------------------------------------------------------------
12.9
NYダウ   47,560.29 -179.03 -0.38%
S&P500   6,840.51 -6.00 -0.08%
NASDAQ 23,576.48 +30.58 +0.13%
--------------------------------------------------------------
12.8
NYダウ   47,739.32 -215.67 -0.45%
S&P500   6,846.51 -23.89 -0.34%
NASDAQ 23,545.90 -32.22 -0.13%
--------------------------------------------------------------
12.5
NYダウ   47,954.99 +104.05 +0.22%
S&P500   6,870.40 +13.28 +0.19%
NASDAQ 23,578.12 +72.99 +0.31%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ ⇒▲切下げ.調整 ⇒▽wr逆立
S&P500(SPX) ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ ⇒◆nr.様子見 ⇒▽wr逆立  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇nr.高値圏 ⇒◆nr吞込み.様子見 ⇒◇nr入首.様子見 ⇒▽切り返し.Sup10MA  

【 SOX指数 】
7,467.49 +94.98 (+1.29%) ⇒△nr.様子見 ⇒◇nr.bull.高値圏 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▽wr逆立.高値更新

【 VIX恐怖指数 】
15.77 -1.16 (-6.85%) ⇒◆下げ ⇒◆下げ ⇒▽上げ大 ⇒◇上げ ⇒▲下げ大
⇒-6.85P (15台)
⇒+1.62P (16台)
⇒+8.11P (16台)
⇒-2.34P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ反発し497ドル高 FRBの短期国債購入を好感、4万8000ドル台回復
▽wr逆立
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発
・米連邦準備理事会(FRB)がバランスシートの水準を維持するために短期国債を購入する方針を示したことが好感された。

▽切り返し.Sup10MA 
ナスダック総合株価指数は続伸
・アナリストが目標株価を引き上げた半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが買われた。

NYダウは497ドル高 FOMC通過で買い安心感広がる

・FOMC(連邦公開市場委員会)でFRBが市場予想通り3会合連続で0.25%の利下げを決定後、ダウは上げ幅拡大、またナスダックはプラスに転じた。

・FOMCメンバーによる政策金利の見通しは、前回同様2026年に1回(0.25%)の利下げが行われるとの見通しが示された。
・パウエル議長は会見で「雇用の下振れリスクは最近上昇した模様」とし、「インフレリスクは上方向に傾いている」と述べ、「金融政策の道筋は前もって決めず会合ごとに決定を下す」との姿勢を示した。

・市場では思ったほどタカ派寄りではないとの見方から買い安心が広がり、ダウ、ナスダックともに上げ幅を拡大する展開となった。
--------------------------------------------------------------

1.
・FRBは10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り3会合連続で0.25%の利下げを決め、政策金利は3.50〜3.75%となった。パウエルFRB議長は記者会見で昨年からの断続的な利下げを経て政策金利が景気を冷やしもふかしもしない中立金利水準に近づいてきたとの認識を示した。「経済動向を見極めるのに良い立ち位置にいる」と話し、次回会合での政策の方向性には踏み込まなかった。

・FOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では来年の0.25%の利下げ予想回数が1回と前回9月と変わらなかった。2025年の3回からは減った。ただ、市場では「想定通りだった」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との声が多かった。

・FOMC結果とあわせて、FRBは市場に必要な資金を供給するために米財務省証券(TB)の購入を始める方針を示した。量的緩和(QE)とは異なるが、金融市場に流動性を供給することで株などのリスク資産に資金が流入しやすくなるとの思惑につながった面があった。

・米長期金利はFOMC後に一時前日比0.06%低い(債券価格は高い)4.13%に水準を切り下げた。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りの低下も目立った。株式の相対的な割高感が薄れたことも買いを後押しした。

・利下げの恩恵を受けるとの期待で消費関連や景気敏感株、金融株の上昇が目立った。ダウ平均の構成銘柄ではアナリストが「買い」で投資判断を開始したナイキが高い。キャタピラーやアメリカン・エキスプレス(アメックス)、JPモルガン・チェースなどにも買いが入った。一方、マイクロソフトやウォルマート、ボーイングが売られた。

--------------------------------------------------------------

2.セクター別では
・耐久消費財・アパレルが上昇。
・食・生活必需品小売が下落。

・利下げの恩恵を受けるとの期待で消費関連や景気敏感株、金融株の上昇が目立った。
・アナリストが「買い」で投資判断を開始したナイキが高い。
・キャタピラーやアメリカン・エキスプレス(アメックス)、JPモルガン・チェースなどにも買いが入った。
・医薬品開発・製造のイーライリリー(LLY)はアラバマ州に60億ドルかけ、肥満治療薬関連の製造施設を建設すると発表し、上昇。
・医薬品メーカーファイザー(PFE)は上昇。---中国のヤオファーマと肥満治療薬の製造に関するライセンス契約を締結したと発表。


・マイクロソフトやウォルマート、ボーイングが売られた。
・オラクル(ORCL)は2026年度第2四半期の業績を発表し、売上高が市場予想に届かず株価は時間外で下落している。


3.
・テスラやアルファベットが上昇。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 310.14 2.22%
◆ エヌビディア 183.78 -0.64%
◇ ASML 1119.32 0.71%
◇ インテル 40.78 0.69%
◇ QCOM クアルコム 89.64 0.61%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 275.15 3.00%
◆ AMD 221.42 -0.09%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 263.71 4.47%
◇ テラダイン 204.01 2.02%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 303.41 0.51%
◆ エヌビディア 184.97 -0.33%
◆ ASML 1111.44 -0.74%
◇ インテル 40.5 0.50%
◆ QCOM クアルコム 89.1 -0.34%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 267.14 -0.38%
◇ AMD 221.62 0.23%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 252.42 2.23%
◆ テラダイン 199.97 -1.49%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 301.87 2.43%
◇ エヌビディア 185.55 1.72%
◇ ASML 1119.69 1.84%
★ インテル 40.3 -2.68%
◆ QCOM クアルコム 89.4 -0.62%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 268.16 0.06%
◇ AMD 221.11 1.44%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 246.92 4.09%
◇ テラダイン 202.99 1.11%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 株・国債ともに上昇、パウエル氏の発言追い風-ドル下落 ⇒

【NY外為】 ▲ドル下落 ▽円反発.155円後半
//▲◇◆◆◇//▽▽▲ 
・ニューヨーク外国為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が国債利回りと並んで低下した。
・円は対ドルで上昇。パウエル議長の会見中に0.7%高の155円80銭まで買われる場面があった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 51 分
⇒¥156.07 -¥0.81     -0.52%
⇒¥156.93 ¥1.01 +0.65%
⇒¥155.94 ¥0.61 +0.39%
⇒¥155.34 ¥0.24 +0.15%

>>12.8
コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はタカ派なメッセージを浸透させるのに苦労するかもしれないとリポートで指摘。「市場はすでにタカ派な発言を重視しない傾向を強めており、楽観的な投資家はごくわずかなハト派的ニュアンスでも、来年の積極的な利下げサイクルへとリスクバランスが傾斜している証拠として飛びつく可能性がある」と。

【米国株】
◆下落
//▲◇▽◇◇//▲◆

・10日の米国株式市場は主要3株価指数がそろって上昇。
・注目の連邦公開市場委員会(FOMC)会合は予想通り3会合連続の利下げを決定。
・今回の会合では0.25ポイントの利下げに加え、銀行準備を供給するための短期国債の新規購入を決定。

12.10
エバーコアISIのクリシュナ・グハ氏
「全体として適度なタカ派的利下げで、最大限のタカ派的利下げではない」と指摘。生産性と成長に関するパウエル議長の見解は「非常にリスクフレンドリー」だ。

ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズのポートフォリオマネジャー、ダニエル・シルク氏
「FRBは今後の動きはデータ次第だと強調し、会合ごとに判断する姿勢へ明確に移行した」と指摘。「パウエル議長は記者会見でこの姿勢を改めて強調した。今回の利下げを新たなサイクルの開始ではなく『慎重な調整』と捉えていると述べた」と。

クリアブリッジ・インベストメンツの経済・市場戦略責任者ジェフ・シュルツ氏
FRBの指導部交代が目前に迫る中で、トレーダーがパウエル議長やFOMCの慎重な見通しを軽視している可能性があると。

【米国債】
▽上昇
//◆◆▽▲▲//▲◆▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・国債利回りは短期ゾーンを中心に下がり、金融政策見通しに敏感な2年債は約7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下。

・米10年債利回り
⇒4.15% -3.5 -0.84%
⇒4.19% 2.2 +0.52%
⇒4.17% 3.3 +0.80%
⇒4.14% 3.9 +0.95%
  
12.10
JPモルガン・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プリヤ・ミスラ氏
「声明は懸念されていたほどタカ派的ではなかった」と指摘。「タカ派の反対票は2人、ハト派の反対票は1人にとどまった。インフレおよび失業率に関するリスク評価を巡ってFRB内で大きな意見の相違があることを踏まえると、これは大きな問題ではない」と。

ハートル・キャラハンのブラッド・コンガー最高投資責任者
長めのデュレーションを維持すべきだと。
「パウエル議長の発言もドットチャート(金利見通し)も、市場にとって重要ではないはずだ。当社での見解では、雇用市場は減速している」と指摘。「労働市場の弱さはインフレを(ゆっくりと)押し下げ、追加利下げを正当化するだろう。 ハセット国家経済会議(NEC)委員長が就任する頃には、フェデラル・ファンド金利(FF金利)は3%になっている可能性が高い」と。

【原油】
▽反発
//▽◆◇▽◇//▲◆▽ 
・ニューヨーク原油先物相場は反発。
・米軍がベネズエラ沖で制裁対象の石油タンカーを拿捕(だほ)したとの報道が材料となった。
・今回の拿捕により、海運会社が同国の原油積み込みに一段と慎重になるとみられるため、ベネズエラの原油輸出は大幅に困難になる恐れがある。ベネズエラ産原油の大半は中国向けで、通常は仲介業者を介し、制裁リスクを背景に大幅な割引価格で輸出されている。

⇒WTI先物1月限は、前日比21セント(◇0.36%)高の1バレル=58.46ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比63セント(◆1.1%)安の1バレル=58.25ドル。
⇒WTI先物1月限は、前営業日比1.20ドル(▲2%)安の1バレル=58.88ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比0.41ドル(◇0.7%)高の1バレル=60.08ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.44%高の62.21ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.9%下げて61.94ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限も▲2%下げて62.49ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.8%上げて63.75ドル。

12.10
CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「緊張はエスカレートし続けており、短期的な供給リスクを一定程度もたらしている」と。
その上で、トランプ米政権が「石油とガソリンの価格を抑え込みたいという明確な意図を示していることを踏まえ、市場が織り込むリスクプレミアムは小幅にとどまっている。いかなる混乱も短期的なものと依然見なされている」と。<>
br 【NY金】
◇続伸
//◇▲◇◇◇//◆◇◇
・金スポット相場は続伸。
・FOMCで市場予想通り0.25ポイントの利下げが決まった後、上昇に転じた。

・スポット価格はFOMC決定が伝わった後も前日終値を挟んで上下に振れる場面があったが、パウエル議長の会見中に上げ幅を拡大した。ドルの下落と米国債利回りの低下が支えとなった。

⇒金先物2月限は、FOMC決定前に11.50ドル(◇0.3%)安の4224.70ドル。
⇒金先物2月限は18.50ドル(◇0.4%)高の4236.20ドル。
⇒金先物2月限は25.30ドル(◆0.6%)安の4217.70ドル。
⇒金先物2月限は前日比◇変わらずの4243ドル。

>>12.9
ストーンXファイナンシャルの市場分析責任者ローナ・オコネル氏
トレーダーは「確実に利下げを見込んでいる」と述べた。利息を生まない金などの貴金属にとって、金利低下は相対的な投資妙味を高めると。

フィッチ・ソリューションズ傘下BMIのアナリスト
FRBが利下げ方針を停止するとの見方が広がれば、金価格の重荷になり得るとリポートで指摘。「2024年に始まった金融緩和サイクルの勢いが鈍り始めれば、1オンス=4000ドルを下回る可能性がある」と。

【欧州市況】 米FOMC前に様子見ムード-株、債券とも小動き ⇒

12.10
英FTSETM100 9,655.53 +13.52 +0.14%
独DAX 24,130.14 -32.51 -0.13%
仏CAC40 8,022.69 -29.82 -0.37%
--------------------------------------------------------------
12.9
英FTSETM100 9,642.01 -3.08 -0.03%
独DAX 24,162.65 +116.64 +0.49%
仏CAC40 8,052.51 -55.92 -0.69%
--------------------------------------------------------------
12.8
英FTSETM100 9,645.09 -21.92 -0.23%
独DAX 24,046.01 +17.87 +0.07%
仏CAC40 8,108.43 -6.31 -0.08%
--------------------------------------------------------------
12.5
英FTSETM100 9,667.01 -43.86 -0.45%
独DAX 24,028.14 +146.11 +0.61%
仏CAC40 8,114.74 -7.29 -0.09%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒▲nr.調整⇒◆nr.調整.10MA割れ ⇒◆nr.様子見 ⇒◇nr反発.様子見
独DAX ⇒▽Bull.50MA突破 ⇒◇nr切返し.3up ⇒▽bull.4up ⇒▲nrはらみ.様子見
仏CAC40 ⇒▲押さえ.調整 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▲吞込み.調整大 ⇒◆nr.調整

◆もみあい
//◆◇◇▽◇//◆◆◆
・欧州株はほぼ横ばいで推移。---FOMCで利下げが広く予想される中、世界的な金融緩和サイクルが終わりに近づいているとの懸念。
・ストックス欧州600種指数は、終値でほぼ横ばいだった。
・銀行株と鉱業株が上昇。
・自動車株と公益事業株は下落。

【欧州債】
◆もみあい
//◆◇◇◆◆//▲◇◆ 
・10日の欧州債券市場は、方向感を欠いた動きとなった。
・ドイツ10年債利回りは横ばいの2.85%で取引を終えた。
・ECBのラガルド総裁が「域内の成長予測は上方修正される可能性が高い」と発言したことを受け、フランス10年債利回りは一時6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、3.61%と3月以来の高水準に上昇。

・独国債10年物
⇒2.85% +0.00
⇒2.85% -0.01
⇒2.86% +0.06
⇒2.80% +0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.51% +0.00
⇒4.51% -0.02
⇒4.53% +0.05
⇒4.48% +0.04
---------------------------

2025年12月10日水曜日

▽ドル強い ▲円全面安に.156円後半 原油.◆bear.58ドル台 令和7.12.10.Wed

10日 【日本市況】 ⇒
日経平均 50,602.80 -52.30 -0.10%
TOPIX 3,389.02 +4.10 +0.12%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒◆nr吞込.様子見
TOPIX ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒◇nr.2Gap ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 28.02 -0.02 -0.07% ⇒◆nr下げ ( 28台 )
日経平均VI 28.04 -0.31 -1.09% ⇒-△下がる ( 28台 )
日経平均VI 28.12 +0.42 +1.52% ⇒◇上げる ( 28台 )
--------------------------------------------------------------
10日、日経平均反落、AI関連に売り-FOMC見極めで円安進行一服 ⇒

・10日の東京株式相場は日経平均が小幅に下落。
・海外市場での円安進行を好感し、約1週間ぶりに5万1000円台を回復した後、FOMCへの警戒感もあり下げに転じた。
・業績面で円安の恩恵を受けやすい自動車などの輸出関連株が高い。
・半面、朝方は買われていたソフトバンクグループやアドバンテストなどAI関連銘柄が売られた。
・野村証券が格上げをしたホンダが上昇。
・SBI証券が目標株価を引き下げたサンリオは下落。

三井住友DSアセットマネジメントの武内荘平シニアファンドマネジャー
FOMCを前に「利下げ打ち止め」のリスクが警戒されていると指摘。イベントを控えたポジションの調整で、AI関連株などが売られた可能性があると。

大和証券の坪井裕豪チーフストラテジスト
米利下げ後も為替が円高方向に落ち着かない場合、日本銀行は来週の金融政策決定会合でよりタカ派的な発信をせざるを得なくなる可能性があると指摘。株式市場は将来の政策金利が1%を若干超える程度と想定しているが、それ以上の利上げが示唆されれば「年末にかけて上値が抑えられる可能性がある」と。

------------------------------------------------------
日経平均は反落、米FOMC結果発表前に様子見ムード広がる ⇒

・本日の日経平均は3日続伸して取引を開始。
・ただ、朝方の買い一巡後は上げ幅を縮小し、前場中ごろにマイナス圏に転落。

・その後は下げ幅を縮小する動きを見せつつも、終日マイナス圏で軟調もみ合い展開となった。
・海外市場で米長期金利が強含みで推移していることが投資家心理を慎重にさせた。
・また、日銀の利上げ観測が引き続き株価の重しとなったことに加え、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとして様子見ムードが広がった。
・一方、日経平均はここ3営業日は節目として意識される50000円を下回ることなく推移していたことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。
・TOPIX(東証株価指数)はプラス圏で推移しており、引き続き出遅れ感のある銘柄への物色は続いた。

・大引けの日経平均は前営業日比52.30円安の50602.80円。

・証券・商品先物取引業、電気・ガス業、ゴム製品などが上昇。
・その他製品、電気機器、機械などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】ホンダ、三井金属 など  ⇒


▽ホンダ 1575.5 +50.5大幅反発。
野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価も1750円から1900円に引き上げた。
EV販売の不振、ベトナム・ハノイでのガソリン車全面乗り入れ規制導入への懸念から、株価は低迷が続いていたが、GMから調達の2モデルの事業終息に目途がつきつつあるほか、二輪車乗り入れ禁止案も現実的な判断が下されたことなどで懸念は後退としている。株価のボトムアウトは近いと判断している。。

▽三井金属 18415 +415大幅反発。
SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も11400円から22500円に引き上げた。
エヌビディアのAIサーバーに使用される高周波対応電解銅箔VSPは、強い需要、値上げ効果、ハイグレード品のシェア上昇、追加能力増強などから成長期待が高まっているとし、GPU、DIMM、SSD周りではプリント配線板上の銅配線数が急増と分析。業績拡大基調は27年3月期以降も続くとみている。

--------------------------------------------------------------
12.10 動いた株・出来た株
◇アイシン<7259> 2982 +139 ⇒ 円安で自動車関連に物色向かう。

◇DOWA<5714> 6530 +414 ⇒ SMBC日興証券では投資判断を格上げ。

◇三井金属<5706> 18860 +860 ⇒ DOWAと同様にSMBC日興証券が格上げ。

◇東邦チタニウム<5727> 1296 +56 ⇒ 非鉄株上昇の中でリバウンドの動き。

◇TOTO<5332> 4295 +184 ⇒ ウォシュレットの累計販売台数7000万台突破と伝わり。

◇三菱マテリアル<5711> 3352 +136 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。

◇塩野義製薬<4507> 2691.5 -117 ⇒ 前日はSBI証券の新規買い推奨で上昇。


◆任天堂<7974> 11375 -525 ⇒ 10月安値も割り込んで下値不安強まる。

◆サンリオ<8136> 5080 -223 ⇒ SBI証券では目標株価を引き下げ。

◆三井E&S<7003> 5945 -260 ⇒ 25日線割れで短期資金の見切り売り優勢か。

◆野村マイクロ・サイエンス<6254> 2783 -103 ⇒ 半導体関連株安に追随売り。

◆味の素<2802> 3405 -125 ⇒ 安値もみ合い下放れに追随売り。

◆キオクシアHD<285A> 9524 -350 ⇒ 米FOMC控えて半導体関連には手仕舞い売り。

◆KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4708 -167 ⇒ 半導体関連株は本日総じて軟調推移。

◆レーザーテック<6920> 31940 -970 ⇒ 半導体関連の軟調地合いに押される。

◆セガサミーHD<6460> 2575.5 -90.5 ⇒ 本日はゲーム関連の一角が軟調に。
--------------------------------------------------------------
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年12月10日 at 6:00

①. 日銀総裁発言
日銀の植田和男総裁は物価目標の達成に近づきつつあるとの認識を示し、来週の金融政策決定会合で利上げに踏み切るとの観測を一段と強めた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とのインタビューで植田総裁は「持続的な2%のインフレに近づいている」と発言。「持続的に2%のインフレを達成」するまで、日銀は緩和の度合いを緩やかに調整し続けると述べた。「政策金利が自然利子率(中立金利)の水準に戻るまで」と続け、「その水準がどこであるにしてもだ」と付け加えた。翌日物金利スワップ市場では、来週の会合で利上げが実施される確率は約88%と織り込まれている。

②. ハセット氏見解
米国家経済会議(NEC)のハセット委員長は、連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利には大幅な引き下げ余地があるとの認識を示した。ハセット氏は次期FRB議長人事で最有力候補とされている。同氏はFRB議長に就任した場合、トランプ大統領が求める「大幅利下げ」を推進するかどうか問われ、「データがそれを示しているのであれば、例えば今なら、そうした利下げには十分な余地があると思う」と述べた。それは25bpを超える引き下げを意味するのかとの質問には、「その通りだ」と答えた。

③. スペースXが来年IPOへ
イーロン・マスク氏の宇宙開発企業、スペースXは300億ドル(約4兆7100億円)を大きく上回る資金の調達を目指し、新規株式公開(IPO)計画を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、史上最大規模のIPOとなる。IPOでは企業価値1兆5000億ドルの評価を見込んでおり、サウジアラムコが2019年の株式公開で記録した規模を上回る。アラムコは当時、290億ドルを調達した。

④. マイクロソフトのインド投資
マイクロソフトは、向こう4年間でインドの人工知能(AI)およびクラウドコンピューティング分野に175億ドル(約2兆7500億円)を投じると表明した。同社としてはアジアで過去最大の投資となる。サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)がモディ首相との会談後に発表した。この投資は規模、スキル、主権の3本柱に重点を置いており、インド国内にAIイノベーションの幅広いエコシステムを構築するというモディ首相の目標と合致する。インドは市場としてだけでなく、AIの人材とデータの供給源としても存在感を高めている。

⑤. 米求人件数が増加
10月の米求人件数は767万件と前月比で増加し、5カ月ぶりの高水準となった。一方、採用ペースが鈍化したほか、レイオフ件数は拡大し、労働市場が引き続き減速している状況も示された。こうした状況は、一部セクターで労働需要が一段と抑制的になっていることと整合する。政府閉鎖の影響で9、10月分の発表は遅れていたが、今回まとめて公表された。9月の求人件数は765万8000件への増加だった。求人件数は増加したものの、全体を押し上げたのは小売りや卸売り、ヘルスケアといった一部の業種に限られた。
//◆▲◇◆◆◇//◆▽▽ ドル円 156円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◆◆◇//◆▽▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◇◇//_▲◆ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル強い ▲円全面安に.156円後半 原油.◆bear.58ドル台
12.10
米ドル/円 156.82 - 156.89
ユーロ/円 182.29 - 182.45
ユーロ/米ドル 1.1624 - 1.1629
英ポンド/円 208.48 - 208.71
豪ドル/円 104.13 - 104.24
スイスフラン/円 194.45 - 194.70
原油(WTIC原油先物) 58.34 -0.54 (-0.92%) ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落 ⇒▲bear

▽ドル反発 ▲円安へ.155円後半 原油.▲Cog.Wr下落.58ドル台 
12.9
米ドル/円 155.92 - 155.93
ユーロ/円 181.43 - 181.49
ユーロ/米ドル 1.1636 - 1.1639
英ポンド/円 207.64 - 207.79
豪ドル/円 103.25 - 103.32
スイスフラン/円 193.19 - 193.34
原油(WTIC原油先物) 58.87 -1.21 (-2.01%) ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落

週明け ◆ドル弱含み ◇円高ぎみ.155円前半 原油.◇bull.50MA突破.60ドル台  
12.8
米ドル/円 155.18 - 155.27
ユーロ/円 180.58 - 180.80
ユーロ/米ドル 1.1637 - 1.1644
英ポンド/円 206.65 - 207.01
豪ドル/円 102.93 - 103.11
スイスフラン/円 192.77 - 193.29
原油(WTIC原油先物) 60.12 +0.45 (+0.75%) ⇒◆bear ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破

◇ドル反発 ◆円安ぎみ.155円半ば 原油.◇bull.50MA突破.60ドル台
12.6
米ドル/円 155.29 - 155.40
ユーロ/円 180.85 - 180.87
ユーロ/米ドル 1.1636 - 1.1646
英ポンド/円 207.05 - 207.11
豪ドル/円 103.10 - 103.20
スイスフラン/円 193.02 - 193.13
原油(WTIC原油先物) 60.12 +0.45 (+0.75%) ⇒◆bear ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒◇bull.50MA突破

StockCharts ⇒  

12.9
NYダウ   47,560.29 -179.03 -0.38%
S&P500   6,840.51 -6.00 -0.08%
NASDAQ 23,576.48 +30.58 +0.13%
--------------------------------------------------------------
12.8
NYダウ   47,739.32 -215.67 -0.45%
S&P500   6,846.51 -23.89 -0.34%
NASDAQ 23,545.90 -32.22 -0.13%
--------------------------------------------------------------
12.5
NYダウ   47,954.99 +104.05 +0.22%
S&P500   6,870.40 +13.28 +0.19%
NASDAQ 23,578.12 +72.99 +0.31%
--------------------------------------------------------------
12.4
NYダウ   47,850.94 -31.96 -0.07%
S&P500   6,857.12 +7.40 +0.10%
NASDAQ 23,505.13 +51.04 +0.21%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒◆nr押さえ.様子見 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ ⇒▲切下げ.調整
S&P500(SPX) ⇒+◆nr押さえ.様子見 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ ⇒◆nr.様子見  
NASDAQ(COMPQ) ⇒+◆nr押さえ.様子見 ⇒◇nr.高値圏 ⇒◆nr吞込み.様子見 ⇒◇nr入首.様子見  

【 SOX指数 】
7,372.51 -2.70 (-0.04%) ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒△nr.様子見 ⇒◇nr.bull.高値圏 ⇒-◇nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
16.93 +0.27 (+1.62%) ⇒◆下げ ⇒◆下げ ⇒◆下げ ⇒▽上げ大 ⇒◇上げ
⇒+1.62P (16台)
⇒+8.11P (16台)
⇒-2.34P (15台)
⇒-3.07P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ続落し179ドル安 FOMC結果控え様子見 ナスダックは反発
▲切下げ.調整
ダウ工業株30種平均は続落
・米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を10日に控えて様子見の雰囲気が強かった。利下げを織り込んで上昇してきた後で、積極的な買いは手控えられた。

◇nr入首.様子見 
ナスダック総合株価指数は反発
・テスラやアルファベットが上昇。

NYダウは179ドル安 FOMCの結果待ち

・ダウは前日比プラス、ナスダックはマイナスで寄り付き後は小幅な値動きが続いた。

・市場はFOMC(連邦公開市場委員会)の追加利下げをほぼ織り込んでいるが、10日のFRBパウエル議長の会見やFOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)の発表を見極めたいと様子見ムードが一段と強まった。

・動意薄の中、ダウはマイナスに転じ、ナスダックはプラス圏に浮上し、取引を終えた。
--------------------------------------------------------------

1.
・米連邦準備理事会(FRB)は9〜10日に開くFOMCで0.25%の追加利下げを決める公算が大きい。ただ、インフレ高止まりへの警戒は根強い。11月中旬まで続いた米政府機関の一部閉鎖の影響で経済指標の発表に遅れが出ており、今後の政策運営は見通しにくい。

・市場では「FRB内でも意見が割れるなか、今後の政策見通しに対してどういうトーンを示すのか注目している」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声が聞かれた。パウエル議長の記者会見やFOMC参加者の政策金利見通しを見極めたい投資家が多かった。

・12月会合での利下げ観測を背景に米株式相場は過去2週間ほどで水準を切り上げ、ダウ平均は11月12日に付けた最高値(4万8254ドル)に近づいた。高値警戒感もくすぶり、主力株の一角には利益確定や持ち高調整の売りが出やすかった。

・JPモルガン・チェースが4%あまり下げ、ダウ平均の重荷となった。9日にゴールドマン・サックスが主催した会合で2026年の費用が市場予想を上回る水準に膨らむとの見通しを示し、嫌気した売りが出た。

・ダウ平均は午前中に上げ幅が200ドルを超える場面もあった。相対的にみて出遅れ感があったディフェンシブ株や消費関連株などの一角に買いが入り、指数を下支えした。

・9日に発表された10月の米雇用動態調査(JOLTS)では、求人件数(非農業部門)が767万件と市場予想を上回った。一方、レイオフ(一時解雇)は9月と比べ増えた。「FRBが10日に利下げするとの判断を変えるものではない」(コメリカ・バンクのビル・アダムズ氏)と受け止められ、相場の反応は限られた。

・個別銘柄ではエヌビディアも安かった。米政府が対中輸出を認めた人工知能(AI)半導体「H200」を巡り、中国が一定の制限を検討していると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が9日報じた。9日示した27年1月期通期の収益見通しが市場予想に届かなかったホーム・デポも下げた。

・ボーイングやベライゾン・コミュニケーションズも売られた。半面、ゴールドマン・サックスやウォルマート、シスコシステムズ、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は上昇。

--------------------------------------------------------------

2.セクター別では
・自動車・自動車部品が上昇。
・不動産管理・開発が下落。

・出遅れ感があったディフェンシブ株や消費関連株などの一角に買いが入る。
・ゴールドマン・サックスやウォルマート、シスコシステムズ、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は上昇。
・ドラッグストアのCVSヘルス( CVS )は 投資家向け説明会で明らかにした2025年、2026年通期の利益見通しが好感され上昇。
・エクソン・モービル(XOM)は2030年までの成長率見通しを引き上げ、上昇。


・エヌビディアは下落。---米政府が対中輸出を認めた人工知能(AI)半導体「H200」を巡り、中国が一定の制限を検討していると。
・ボーイングやベライゾン・コミュニケーションズも売られた。
・高級住宅の設計・建設・販売を手がけるトール・ブラザーズ(TOL)は第4四半期決算で1株利益が市場予想に届かず下落。
・ホームセンター最大手のホーム・デポ(HD)は来年度の暫定見通しが慎重だったことから下落。
・JPモルガン・チェース(JPM)は下落。---経営幹部がAI導入拡大や支店増設など戦略的投資を理由に来年の支出額が市場予想を上回る規模となるとの予想を示したと伝わった。


3.
・テスラやアルファベットが上昇。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 303.41 0.51%
◆ エヌビディア 184.97 -0.33%
◆ ASML 1111.44 -0.74%
◇ インテル 40.5 0.50%
◆ QCOM クアルコム 89.1 -0.34%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 267.14 -0.38%
◇ AMD 221.62 0.23%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 252.42 2.23%
◆ テラダイン 199.97 -1.49%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 301.87 2.43%
◇ エヌビディア 185.55 1.72%
◇ ASML 1119.69 1.84%
★ インテル 40.3 -2.68%
◆ QCOM クアルコム 89.4 -0.62%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 268.16 0.06%
◇ AMD 221.11 1.44%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 246.92 4.09%
◇ テラダイン 202.99 1.11%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 294.72 0.61%
◆ エヌビディア 182.41 -0.53%
◆ ASML 1099.47 -0.96%
◇ インテル 41.41 2.25%
◇ QCOM クアルコム 89.96 1.11%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 268 -0.53%
◇ AMD 217.97 0.92%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 237.22 4.66%
◇ テラダイン 200.77 1.08%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 国債下落、予想上回る求人件数で-円売られ157円に接近 ⇒

【NY外為】 ▽ドル強い ▲円全面安に.156円後半
//▲◇◆◆◇//▽▽ 
・ニューヨーク外国為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が小幅高。
・JOLTS統計で、求人件数が5カ月ぶりの高水準となる一方、レイオフが引き続き増えたことが材料視された。
・市場が日本銀行の利上げ見通しを引き続き探るなか、円は主要通貨の中で下げが目立った。円は対ドルでじりじりと水準を切り下げる展開。一時は0.7%安の156円95銭と、11月25日以来の安値をつけた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 32 分
⇒¥156.93 ¥1.01 +0.65%
⇒¥155.94 ¥0.61 +0.39%
⇒¥155.34 ¥0.24 +0.15%
⇒¥155.12 -¥0.13 -0.08%

>>12.8
コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はタカ派なメッセージを浸透させるのに苦労するかもしれないとリポートで指摘。「市場はすでにタカ派な発言を重視しない傾向を強めており、楽観的な投資家はごくわずかなハト派的ニュアンスでも、来年の積極的な利下げサイクルへとリスクバランスが傾斜している証拠として飛びつく可能性がある」と。

【米国株】
◆下落
//▲◇▽◇◇//▲◆

・ダウ工業株30種平均とS&P500種が下落。
・年内最後となる連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を翌日に控え、積極的な売買は控えられた。
・S&P500種は0.1%安。当初は予想を上回る求人件数を受けて上昇していたが、その後は失速した。

12.9
バイタル・ナレッジのアダム・クリサフリ氏
「JOLTS統計を過度に解釈するのは難しい。求人件数の上振れは表向きタカ派的で、発表直後の利回り上昇はそれで説明できる。一方で、人員削減のペースも上がっている」と。

ニュースレター「ザ・セブンズ・リポート」の創業者トム・エッセイ氏
10日のFOMCについて、FRBが利下げを決定する一方で、当面の引き下げ休止を示唆する「タカ派的な利下げ」となるリスクを指摘。
「今回の会合で実際の利下げ決定そのものは、最重要の要素ではないと言っても過言ではない」とエッセイ氏。市場は「FRBが利下げサイクルの一時停止を示唆せず、利下げ継続の姿勢を示すことをはるかに重視している」と。
「FRBがタカ派的過ぎれば、ホワイトハウスが近くパウエル議長の後任を発表するだろう」と述べるのは、ファンドストラットのトム・リー氏だ。そうなれば「市場の流れが一変するイベント」になると。

【米国債】
◆下落
//◆◆▽▲▲//▲◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・米求人件数が予想を上回り、景気が底堅さを示す中で米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げの是非を判断するという課題が改めて浮き彫りになった。

・米10年債利回り
⇒4.19% 2.2 +0.52%
⇒4.17% 3.3 +0.80%
⇒4.14% 3.9 +0.95%
⇒4.10% 3.5   +0.86%
  
12.9
DWSアメリカの債券部門責任者ジョージ・カトランボーン氏
8日の売りは買い場だったと指摘。失業率の動向がFRBを引き続き利下げ方向に傾かせる可能性が高いと述べた。10年債利回りが4.3%を超える水準は「足元の経済環境では持続可能な領域ではない」と。

【原油】
◆下落
//▽◆◇▽◇//▲◆ 
・原油先物は続落。
・前日に続き、石油製品の下落が相場の重しとなった。
・供給過剰懸念が根強いなか、トレーダーは今週発表される各報告書を注視している。

⇒WTI先物1月限は、前日比63セント(◆1.1%)安の1バレル=58.25ドル。
⇒WTI先物1月限は、前営業日比1.20ドル(▲2%)安の1バレル=58.88ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比0.41ドル(◇0.7%)高の1バレル=60.08ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比72セント(▽1.2%)高の1バレル=59.67ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◆0.9%下げて61.94ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限も▲2%下げて62.49ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.8%上げて63.75ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は▽59セント高の63.26ドル。

12.9
SEBのチーフ商品アナリスト、ビャルネ・シールドロップ氏
「現在海上に滞留している大量の原油がいずれ陸揚げされ、原油在庫の増加がより実感として伝わるようになるだろう」と指摘。「ブレント原油がそこまで急速かつ大幅に下落しなかった唯一の理由は、ロスネフチとルクオイルを巡る米国の制裁だ」と。

【NY金】
◇反発
//◇▲◇◇◇//◆◇
・金相場は反発。
・投資家は翌日に控える今年最後のFOMC政策決定発表に身構えている。

・金相場は今年、地政学的リスクの高まりを受けた逃避需要や、各国・地域中銀による積極的な金購入など複数の要因を背景に大きく上昇してきた。中国人民銀行は11月も金保有を増やし、13カ月連続の金準備積み増しとなったことが7日公表のデータで明らかになった。

⇒金先物2月限は18.50ドル(◇0.4%)高の4236.20ドル。
⇒金先物2月限は25.30ドル(◆0.6%)安の4217.70ドル。
⇒金先物2月限は前日比◇変わらずの4243ドル。
⇒金先物2月限は10.50ドル(◇0.3%)上げて4243ドル。

12.9
ストーンXファイナンシャルの市場分析責任者ローナ・オコネル氏
トレーダーは「確実に利下げを見込んでいる」と述べた。利息を生まない金などの貴金属にとって、金利低下は相対的な投資妙味を高めると。

フィッチ・ソリューションズ傘下BMIのアナリスト
FRBが利下げ方針を停止するとの見方が広がれば、金価格の重荷になり得るとリポートで指摘。「2024年に始まった金融緩和サイクルの勢いが鈍り始めれば、1オンス=4000ドルを下回る可能性がある」と。

【欧州株】 債券、ECBの利上げ意識され急落-株はFOMC前に様子見 ⇒

12.9
英FTSETM100 9,642.01 -3.08 -0.03%
独DAX 24,162.65 +116.64 +0.49%
仏CAC40 8,052.51 -55.92 -0.69%
--------------------------------------------------------------
12.8
英FTSETM100 9,645.09 -21.92 -0.23%
独DAX 24,046.01 +17.87 +0.07%
仏CAC40 8,108.43 -6.31 -0.08%
--------------------------------------------------------------
12.5
英FTSETM100 9,667.01 -43.86 -0.45%
独DAX 24,028.14 +146.11 +0.61%
仏CAC40 8,114.74 -7.29 -0.09%
--------------------------------------------------------------
12.4
英FTSETM100 9,710.87 +18.80 +0.19%
独DAX 23,882.03 +188.32 +0.79%
仏CAC40 8,122.03 +34.61 +0.43%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◇nr反発.様子見⇒▲nr.調整⇒◆nr.調整.10MA割れ⇒◆nr.様子見
独DAX ⇒▽クアトロ.test50MA ⇒▽Bull.50MA突破 ⇒◇nr切返し.3up ⇒▽bull.4up
仏CAC40 ⇒◇nr逆立.様子見 ⇒▲押さえ.調整 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▲吞込み.調整大

◆もみあい
//◆◇◇▽◇//◆◆
・欧州株は小幅な動きだった。---ドイツ議会が過去最高額となる総額520億ユーロ(9兆4800億円)規模の軍事調達契約を承認する見通しとなり、防衛関連株が上昇した。
・ストックス欧州600種指数は0.1%安。
・ブルームバーグの防衛株指数は1.5%上昇。

【欧州債】
◇反発
//◆◇◇◆◆//▲◇ 
・9日の欧州債券市場は、イングランド銀行(英中央銀行)の政策担当者の発言が利下げ観測を後押しし、英国債がわずかにアウトパフォーム。
・英30年債利回りが3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し5.2%となり、イールドカーブ全体で2-3bp低下した。
・イングランド銀行金融政策委員会(MPC)のマン委員は9日、雇用見通しの弱さが根強いインフレへの懸念を和らげる可能性があると述べた。

・独国債10年物
⇒2.85% -0.01
⇒2.86% +0.06
⇒2.80% +0.03
⇒2.77% +0.02
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.51% -0.02
⇒4.53% +0.05
⇒4.48% +0.04
⇒4.44% -0.01
---------------------------

2025年12月9日火曜日

▽ドル反発 ▲円安へ.155円後半 原油.▲Cog.Wr下落.58ドル台 令和7.12.9.Tue

9日 【日本市況】 ⇒
日経平均 50,655.10 +73.16 +0.14%
TOPIX 3,384.92 +0.61 +0.02%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽Bull.20MA突破 ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒+◆nr.様子見 ⇒+◆nr.様子見
TOPIX ⇒▽Cog反発大.高値更新 ⇒◆nrはらみ.調整 ⇒◇nr.2Gap ⇒+◆nr.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 28.04 -0.31 -1.09% ⇒-△下がる ( 28台 )
日経平均VI 28.12 +0.42 +1.52% ⇒◇上げる ( 28台 )
日経平均VI 28.35 +0.03 +0.11% ⇒◇上がる ( 28台 )
--------------------------------------------------------------
9日、株上昇、トランプ氏が対中輸出緩和-長期金利は小幅低下 ⇒

・9日の東京株式相場はハイテク株中心に上昇。
・ファナックやディスコが上げて、日経平均株価は午後に一時上げ幅を拡大した。
・フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が最高値を更新したことや、トランプ米大統領が米エヌビディアの人工知能(AI)用GPU(画像処理半導体)「H200」の中国販売を許可したことを好感し、半導体関連株の一角が買われた。
・東京エレクトロン、レーザーテック、KOKUSAI ELECTRICといった銘柄が値上がりした。

りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト
米国市場でハイテク株や人工知能(AI)関連株が買われたことが、日本株の指数を押し上げている要因と話した。足元の空売り比率も大きく増加はしておらず、投資家センチメントは過度に悲観的な状況ではないと。

野村アセットマネジメントの石黒英之チーフ・ストラテジスト
半導体関連は買われやすく株価指数を支えるだろうと。

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー
人工知能(AI)関連株の過熱感が少し緩和された状況では、再び物色が入りやすいと話した。来年の利下げ見通しに注目が集まる米連邦公開市場委員会(FOMC)控え、FOMC結果を前に投資家は動きにくいと。

------------------------------------------------------
日経平均は続伸、ハイテク関連が牽引 ⇒

・9日の日経平均は続伸して取引を開始。
・寄付き直後は前日の米国安と若干の警戒感があったものの、国内では輸出関連やハイテクなど一部を中心に買いが先行し、終日安定した値動きとなった。

・為替も大きな変動は見られず、需給では持ち高整理後の買い戻しの動きが意識されたようだ。
・市場関係者の間では、年末に向けたポジション調整とする見方もあった。

・大引けの日経平均は前日比73.16円高の50,655.10円。

・ゴム製品、海運業、医薬品などが上昇。
・その他製品、不動産業、パルプ・紙などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】神戸物産、ディスコ など  ⇒


▽神戸物産 3764 +44大幅続伸。
前日に25年10月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の377億円から398億円、前期比15.9%増に引き上げ。コンセンサス水準までの上方修正であり、サプライズは限定的であるものの、年間配当金も従来計画の26円から30円に引き上げており、ポジティブな反応が優勢となっている。
なお、決算発表は12月12日を予定しているが、保守的ガイダンスなどは想定線とみられる。

▽ディスコ 49670 +2210大幅続伸。
トランプ大統領が、米エヌビディアのAI半導体「H200」の中国輸出を認めると発表している。バイデン政権以降、米政府はH200の対中輸出は認めてこなかったが、対中輸出規制を緩和したことになる。
エヌビディア株は上昇し、同社など国内半導体関連株の一角にとってもポジティブに受け止められている。なお、「ブラックウェル」に関しては対象外となっているもよう。

--------------------------------------------------------------
12.9 動いた株・出来た株
◇KOKUSAI ELECTRIC<6525> 4947 +347 ⇒ エヌビディア効果で半導体関連の一角がしっかり。

◇ディスコ<6146> 50030 +2570 ⇒ トランプ大統領がエヌビディア製「H200」の中国輸出承認。

◇川崎重工業<7012> 11490 +530 ⇒ ロボット事業などにも関心が向かうか。

⇒  ◇安川電機<6506> 5025 +214 ⇒ フィジカルAI関連として関心が続く。


◇ファナック<6954> 6128 +221 ⇒ 産業用ロボット関連銘柄の上値追いが続く。


◇住友ゴム工業<5110> 2333 +80 ⇒ みずほ証券では投資判断を格上げ。

◇ソニーフィナンシャルグループ<8729> 155.9 +4.8 ⇒ 今後の配当利回り上昇などに期待感とも。

◇神戸物産<3038> 3831 +111 ⇒ 業績予想・配当予想を上方修正。

◇住友電気工業<5802> 7135 +194 ⇒ 電線株の中でのリバランスが継続か。


◆日東紡績<3110> 11270 -590 ⇒ みずほ証券の投資判断格下げ以降は上値重い。

◆JX金属<5016> 1733.5 -69 ⇒ 25日線レベルが戻り抑える形にも。
--------------------------------------------------------------
仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年12月9日 at 6:02

①. 青森県で震度6強の地震
気象庁によると8日午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生。青森県八戸市では震度6強が観測された。震源の深さは約50キロメートル。北海道や青森県、岩手県の太平洋沿岸には一時、津波警報が発令された。同庁は新たな大規模地震が発生する可能性が相対的に高まっていると考えられるとして、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表した。原子力規制委員会によると、運転中の東北電力女川原発2号機に異常はない。東北電の東通原発や東京電力の福島第一原発にも異常はない。

②. パラマウントがワーナーに敵対的買収案
パラマウント・スカイダンスは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)に対し、1株当たり現金30ドルの敵対的買収案を新たに提示した。WBDの企業価値を1084億ドル(約16兆8900億円)と評価している。WBDは数日前、Netflixへの売却で合意している。パラマウントによる買収案は、Netflixが提示した現金と株式を合わせた1株27.75ドルを上回る。Netflixは映画スタジオと配信事業だけに関心がある一方、パラマウントはワーナーの全事業を対象にしている。

③. データ次第の政策判断重要
ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は、向こう6カ月の金利誘導見通しを連邦準備制度理事(FRB)が示すとすれば、それは無責任だとの認識を示し、経済指標に沿って柔軟に判断する重要性を強調した。CNBCとのインタビューで、2026年を見据えどれだけの追加利下げが正当化されるかとの質問に答えた。「FRB議長の仕事は、データを注視し、それに応じて政策を調整し、なぜその行動を取るのか説明することだ」と発言。「従って、『今後6カ月にこうする』とあらかじめ言明するのは無責任だろう」と述べた。またパウエル議長について、今週の利下げに向けて「メンバーの意見をうまくまとめてきた」と評価した。

④. ホギメディカル
医療器具メーカー、ホギメディカルの買収で米カーライル・グループが最有力候補に浮上したことが分かった。複数の関係者が明らかにした。このほど実施された2次入札にカーライルのほか、複数のプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社が応札し、価格などの条件でカーライルが上回ったという。買収交渉は最終段階にあり、近く合意に至る可能性がある。買収額は明らかになっていないが、ホギメディカルの8日の時価総額は1285億円。カーライルと最終的に価格で合意できない可能性も残っているという。

⑤. バークシャーから起用
JPモルガン・チェースはジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)や幹部陣への助言役といった幅広い役割で、バークシャー・ハサウェイ幹部のトッド・コームズ氏を起用すると明らかにした。コームズ氏は、かねてダイモン氏の後継候補と目されてきたダグ・ペトノ氏やトロイ・ローボー氏などとも緊密に連携する。バークシャーにとってはウォーレン・バフェット氏がグレッグ・アベル氏にCEOの座を引き継ぐ準備を進める中で、投資マネジャーが1人不足することになる。コームズ氏はバフェット体制下のバークシャーで2人しかいない投資マネジャーの1人だった。
//◆▲◇◆◆◇//◆▽ ドル円 155円台( 金融政策意識 )
//◆◆◇◆◆◇//◆▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽◆▽◇◇//_▲ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
▽ドル反発 ▲円安へ.155円後半 原油.▲Cog.Wr下落.58ドル台 
12.9
米ドル/円 155.92 - 155.93
ユーロ/円 181.43 - 181.49
ユーロ/米ドル 1.1636 - 1.1639
英ポンド/円 207.64 - 207.79
豪ドル/円 103.25 - 103.32
スイスフラン/円 193.19 - 193.34
原油(WTIC原油先物) 58.87 -1.21 (-2.01%) ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破 ⇒▲Cog.Wr下落

週明け ◆ドル弱含み ◇円高ぎみ.155円前半 原油.◇bull.50MA突破.60ドル台  
12.8
米ドル/円 155.18 - 155.27
ユーロ/円 180.58 - 180.80
ユーロ/米ドル 1.1637 - 1.1644
英ポンド/円 206.65 - 207.01
豪ドル/円 102.93 - 103.11
スイスフラン/円 192.77 - 193.29
原油(WTIC原油先物) 60.12 +0.45 (+0.75%) ⇒◆bear ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒▽bull.50MA突破

◇ドル反発 ◆円安ぎみ.155円半ば 原油.◇bull.50MA突破.60ドル台
12.6
米ドル/円 155.29 - 155.40
ユーロ/円 180.85 - 180.87
ユーロ/米ドル 1.1636 - 1.1646
英ポンド/円 207.05 - 207.11
豪ドル/円 103.10 - 103.20
スイスフラン/円 193.02 - 193.13
原油(WTIC原油先物) 60.12 +0.45 (+0.75%) ⇒◆bear ⇒▽切り込み ⇒▽bull.20MA突破 ⇒◇bull.50MA突破

◆ドルもみあい ◇円もみあい.155円前半 原油.▽bull.59ドル台
12.5
米ドル/円 155.08 - 155.11
ユーロ/円 180.56 - 180.63
ユーロ/米ドル 1.1643 - 1.1645
英ポンド/円 206.64 - 206.73
豪ドル/円 102.49 - 102.54
スイスフラン/円 192.96 - 193.04
原油(WTIC原油先物) 59.68 +0.73 (+1.24%) ⇒▽Bull ⇒◆bear ⇒▽切り込み⇒▽bull.20MA突破

StockCharts ⇒  

12.8
NYダウ   47,739.32 -215.67 -0.45%
S&P500   6,846.51 -23.89 -0.34%
NASDAQ 23,545.90 -32.22 -0.13%
--------------------------------------------------------------
12.5
NYダウ   47,954.99 +104.05 +0.22%
S&P500   6,870.40 +13.28 +0.19%
NASDAQ 23,578.12 +72.99 +0.31%
--------------------------------------------------------------
12.4
NYダウ   47,850.94 -31.96 -0.07%
S&P500   6,857.12 +7.40 +0.10%
NASDAQ 23,505.13 +51.04 +0.21%
--------------------------------------------------------------
12.3
NYダウ   47,882.90 +408.44 +0.86%
S&P500   6,849.72 +20.35 +0.29%
NASDAQ 23,454.09 +40.41 +0.17%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▽Cog.反発 ⇒◆nr押さえ.様子見 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ
S&P500(SPX) ⇒▽吞込み.高値圏 ⇒+◆nr押さえ.様子見 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Cog.調整へ  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▽吞込み.様子見 ⇒+◆nr押さえ.様子見 ⇒◇nr.高値圏 ⇒◆nr吞込み.様子見  

【 SOX指数 】
7,375.22 +80.38 +(1.10%) ⇒▽Bull ⇒◆nrはらみ.様子見 ⇒△nr.様子見 ⇒◇nr.bull.高値圏

【 VIX恐怖指数 】
16.66 +1.25 (+8.11%) ⇒◆下げ ⇒◆下げ ⇒◆下げ ⇒▽上げ大
⇒+8.11P (16台)
⇒-2.34P (15台)
⇒-3.07P (16台)
⇒-3.77P (18台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ反落し215ドル安 FOMC前に持ち高調整売り ナスダックも反落
▲Cog.調整へ
ダウ工業株30種平均は反落
・最高値が近づくなか、9〜10日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を前に持ち高調整の売りが優勢となった。消費関連株の一角などが下げた。

◆nr吞込み.様子見 
ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反落
・アナリストが投資判断を引き下げたテスラが下落。
・ネットフリックスも安かった。---ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーの買収を巡る不透明感が重荷となった。

NYダウは215ドル安、FOMCを控え様子見ムード強まる

・ダウ ナスダックともに上昇して始まるも下落に転じ、その後マイナス圏でのもみ合いとなった。

・市場は9日から始まるFOMCでは追加利下げを織り込んでいるが、会合後に発表されるFOMCメンバーによる最新の経済見通しや金利予測分布図(ドットチャート)で来年以降の利下げシナリオを見極めたいとするムードが強まった。
--------------------------------------------------------------

1.
・米連邦準備理事会(FRB)が9〜10日開催のFOMCで0.25%の追加利下げを決めるとの観測を背景にダウ平均は前週まで2週連続で上昇し、11月12日に付けた最高値(4万8254ドル)が迫っていた。高値警戒感が意識され、ダウ平均の下げ幅は一時340ドルを超えた。

・市場では、パウエル議長の記者会見やFOMC参加者の政策金利見通し(ドットチャート)を見極めたい雰囲気があった。「重要イベントを前に利益確定の売りが出た」(インガルズ・アンド・スナイダーのティモシー・グリスキー氏)との指摘があった。

・8日の米債券市場では長期金利が一時4.19%と、9月下旬以来の高水準を付けた。金利の上昇で株式の相対的な割高感が強まるとの見方が投資家心理の重荷となった面もあった。

・ダウ平均の構成銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やナイキ、アムジェンが下落した。アナリストが投資判断を引き下げたスリーエム(3M)も安かった。半面、ウォルト・ディズニーやボーイングが上昇。

・エヌビディアも買われた。米商務省がエヌビディアの人工知能(AI)半導体「H200」の中国への出荷を近く許可すると米新興メディアのセマフォーが8日午後に伝え、材料視された。

--------------------------------------------------------------

2.セクター別では
・半導体・同製造装置が上昇。
・家庭・パーソナル用品が下落。

・エヌビディア(NVDA)は中国へ比較的高度なAIチップの販売をトランプ政権が容認すると伝わり上昇。
・ウォルト・ディズニーやボーイングが上昇。


・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やナイキ、アムジェンが下落。
・アナリストが投資判断を引き下げたスリーエム(3M)も安かった。


3.
・アナリストが投資判断を引き下げたテスラが下落。
・ネットフリックスも安かった。---ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーの買収を巡る不透明感が重荷となった。
・半導体のブロードコムが上昇。--- マイクロソフトが次世代のカスタム半導体の設計を巡って協議していると。---米ネットメディアのジ・インフォメーションが前週末に伝え、買いを促した。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 301.87 2.43%
◇ エヌビディア 185.55 1.72%
◇ ASML 1119.69 1.84%
★ インテル 40.3 -2.68%
◆ QCOM クアルコム 89.4 -0.62%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 268.16 0.06%
◇ AMD 221.11 1.44%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 246.92 4.09%
◇ テラダイン 202.99 1.11%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 294.72 0.61%
◆ エヌビディア 182.41 -0.53%
◆ ASML 1099.47 -0.96%
◇ インテル 41.41 2.25%
◇ QCOM クアルコム 89.96 1.11%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 268 -0.53%
◇ AMD 217.97 0.92%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 237.22 4.66%
◇ テラダイン 200.77 1.08%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 292.93 -0.85%
◇ エヌビディア 183.38 2.11%
★ ASML 1110.08 -2.70%
★ インテル 40.5 -7.45%
◆ QCOM クアルコム 88.97 -0.44%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 269.44 0.30%
◆ AMD 215.98 -0.74%
★ MU ミクロン・テクノロジー 226.65 -3.21%
◇ テラダイン 198.63 1.82%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 円売り進み一時156円目前、FOMC控え金利上昇-株は反落 ⇒

【NY外為】 ▽ドル反発 ▲円安へ.155円後半
//▲◇◆◆◇//▽ 
・8日のニューヨーク外国為替市場では、円が対ドルで下落。
・青森県東方沖を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生した後に、やや円安が進んだ。
・また日本の7-9月期の実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値から下方修正された。6四半期ぶりのマイナス成長で、高市早苗政権の積極財政を後押しする材料となり得る。

ドル円相場は 米東部時間 16時 43 分
⇒¥155.94 ¥0.61 +0.39%
⇒¥155.34 ¥0.24 +0.15%
⇒¥155.12 -¥0.13 -0.08%
⇒¥155.27 -¥0.61 -0.39%

12.8
コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はタカ派なメッセージを浸透させるのに苦労するかもしれないとリポートで指摘。「市場はすでにタカ派な発言を重視しない傾向を強めており、楽観的な投資家はごくわずかなハト派的ニュアンスでも、来年の積極的な利下げサイクルへとリスクバランスが傾斜している証拠として飛びつく可能性がある」と。

【米国株】
▲反落
//▲◇▽◇◇//▲

・米国株式相場は反落。
・M&A(合併・買収)関連のニュースが多かったが、相場を押し上げるには至らなかった。

12.8
BMOキャピタル・マーケッツのイアン・リンジェン氏
「雇用市場の弱さを示す兆候が続いているため、0.25ポイントの利下げ予想は固まったが、今回の会合は近年で異例の僅差での金利決定になるのは間違いない」と。

EFGアセット・マネジメントの副最高投資責任者兼リサーチ部門グローバル責任者、ダニエル・マレー氏
底堅い経済や季節要因、出遅れ修正の動きが株式を下支えしているものの、依然として大きなリスクが投資家の前に立ちはだかっていると。
具体的には「FRBが現在の想定よりハト派的でない可能性」に加え、「関税の影響が遅れて表れインフレの高止まりが長引く、労働市場の亀裂が広がり始める」といった点をリスクとして挙げた。

【米国債】
▲下落
//◆◆▽▲▲//▲
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・米国債市場では、世界的に債券が軟調な展開となる中、利回りが数カ月ぶりの高水準を付けた。

・米10年債利回り
⇒4.17% 3.3 +0.80%
⇒4.14% 3.9 +0.95%
⇒4.10% 3.5   +0.86%
⇒4.06% -2.9 -0.71%
  
12.8
オックスフォード・エコノミクスの主任アナリスト、ジョン・カナバン氏
「今週見込まれるFRBの利下げはタカ派的なトーンを伴い、来年の利下げ休止が長引く可能性があるとみている」と指摘。「FRBが長期的な休止を強く示唆すれば、投資家の失望を誘うだろう」と述べた。市場は来年4月までにもう1回の利下げが実施される確率を90%以上織り込んでいると。

バンガードのグローバル金利責任者、ロジャー・ハラム氏
「FRBは利下げを実施するが、利下げを継続的なリスク管理として位置付けるだろう」と指摘。利下げを終了する水準は3%よりも3.5%に近いとの見方。
また来年のマクロ環境について、成長が続く一方で「インフレは依然として目標を上回る」と予想。「そのため金利が3%に向けて下がり続ける状況にはならない」と。

【原油】
▲大幅安
//▽◆◇▽◇//▲ 
・原油先物相場は反落。
・市場では、インドによるロシア産原油の調達動向を見極める姿勢が広がっている。
・ロシアのプーチン大統領は先週、ロシアによるウクライナへの全面侵攻後、初めてインドを訪問。ウクライナ侵攻後に急増したインドのロシア産原油購入に歯止めをかけたいトランプ米大統領が圧力を強める中、プーチン氏は「急成長するインド経済に向け、途切れない燃料供給を継続する用意がある」と強調した。この問題は、通商協議で米国の交渉団がインドを訪れる際、主要な議題となる見通し。

⇒WTI先物1月限は、前営業日比1.20ドル(▲2%)安の1バレル=58.88ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比0.41ドル(◇0.7%)高の1バレル=60.08ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比72セント(▽1.2%)高の1バレル=59.67ドル。
⇒WTI先物1月限は、前日比31セント(◇0.5%)高の1バレル=58.95ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限も▲2%下げて62.49ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇0.8%上げて63.75ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は▽59セント高の63.26ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント2月限は◇22セント高の62.67ドル。

12.8
オーストラリア・コモンウェルス銀行の商品アナリスト、ビベク・ダール氏
「供給過剰への懸念はいずれ現実となる。とりわけロシア産原油や石油製品の供給が、既存の制裁を回避する動きを強めればなおさらだ」と指摘。同氏は、ブレント先物が2026年末にかけて1バレル60ドルの水準へ下落するとみていると。

【NY金】
◆下落
//◇▲◇◇◇//◆
・金相場は債券利回りが上昇する中で、下落。
・金利の上昇は利息を生まない金の投資妙味を相対的に下げる。今週のFOMC会合での利下げがほぼ確実視される中、市場参加者は来年の米金融政策の手がかりを探っている。

・金相場は今年、地政学的リスクの高まりを受けた逃避需要や、各国・地域中銀による積極的な金購入など複数の要因を背景に大きく上昇してきた。中国人民銀行は11月も金保有を増やし、13カ月連続の金準備積み増しとなったことが7日公表のデータで明らかになった。

⇒金先物2月限は25.30ドル(◆0.6%)安の4217.70ドル。
⇒金先物2月限は前日比◇変わらずの4243ドル。
⇒金先物2月限は10.50ドル(◇0.3%)上げて4243ドル。
⇒金先物2月限は11.70ドル(◇0.3%)上げて4232.50ドル。

>>12.4
国際調査機関のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると
金に連動する上場投資信託(ETF)の保有量は11月末時点で3932トンに増え、6カ月連続の増加となった。このうち700トン超が今年購入されており、年間の伸びとしては過去最大を記録する勢いだと。

【欧州株】 債券、ECBの利上げ意識され急落-株はFOMC前に様子見 ⇒

12.8
英FTSETM100 9,645.09 -21.92 -0.23%
独DAX 24,046.01 +17.87 +0.07%
仏CAC40 8,108.43 -6.31 -0.08%
--------------------------------------------------------------
12.5
英FTSETM100 9,667.01 -43.86 -0.45%
独DAX 24,028.14 +146.11 +0.61%
仏CAC40 8,114.74 -7.29 -0.09%
--------------------------------------------------------------
12.4
英FTSETM100 9,710.87 +18.80 +0.19%
独DAX 23,882.03 +188.32 +0.79%
仏CAC40 8,122.03 +34.61 +0.43%
--------------------------------------------------------------
12.3
英FTSETM100 9,692.07 -9.73 -0.10%
独DAX 23,693.71 -17.15 -0.07%
仏CAC40 8,087.42 +12.81 +0.16%
--------------------------------------------------------------

英FTSETM100 ⇒◆nr.調整 ⇒◇nr反発.様子見⇒▲nr.調整⇒◆nr.調整.10MA割れ
独DAX ⇒▲押さえ.様子見 ⇒▽クアトロ.test50MA ⇒▽Bull.50MA突破 ⇒◇nr切返し.3up
仏CAC40 ⇒◇nr.様子見 ⇒◇nr逆立.様子見 ⇒▲押さえ.調整 ⇒-◇nr.様子見

◆もみあい
//◆◇◇▽◇//◆
・欧州株は小動きだった。---10日の米連邦市場公開委員会(FOMC)で利下げが見込まれる中、投資家が様子見姿勢となった。
・ストックス欧州600指数は、0.1%下落。
・銀行と工業株が上昇。
・不動産株は下落。
・半導体製造装置メーカーのASMインターナショナルが6.9%上昇。---モルガン・スタンレーが同社をトップピック(最有望銘柄)として取り上げ、利益予想を引き上げたことが好感された。

【欧州債】
▲急落
//◆◇◇◆◆//▲ 
・8日の欧州債券市場は急落。---市場が2026年の欧州中央銀行(ECB)の利上げの可能性を織り込んだため。
・ドイツ5年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.49%と、3月18日以来の高値。
・英国の賃金上昇率が加速したことを示すデータが発表され、英国債も下落した。5年債利回りは7bp上昇して4%となった。

・独国債10年物
⇒2.86% +0.06
⇒2.80% +0.03
⇒2.77% +0.02
⇒2.75% 0.00
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.53% +0.05
⇒4.48% +0.04
⇒4.44% -0.01
⇒4.45% -0.02
---------------------------
Powered By Blogger