*かぶとうし塾


アーカイブ

2025年11月21日金曜日

◇ドル強含み ◆円安維持.157円台 原油.▲吞込み.調整大.58ドル台 令和7.11.21.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年11月21日 6:07

①. 米労働市場の不安定さ映す
9月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を上回る伸びとなった。ただ8月分は減少へと下方修正された。失業率も前月に比べて上昇し、さまざまな要因が交錯する不安定な労働市場の姿が浮き彫りとなった。雇用者数は前月比11万9000人増、市場予想は5万1000人増だった。前月は4000人減(速報値2万2000人増)に修正。9月の失業率は4.4%と、およそ4年ぶりの高水準となった。先週の米新規失業保険申請件数は22万件に減少。市場予想は22万7000件だった。

②. レアアースの武器
台湾有事を巡る高市早苗首相の発言に対し、中国は観光客への渡航自粛呼びかけや水産物輸入停止など、おなじみの対応を踏襲している。だがレアアースという「武器」はまだ使っていない。トランプ米大統領は先月、中国の習近平国家主席と会談し、「世界のために」レアアース輸出規制を解決したと発言。中国が日本に対して強硬な対応すれば、高市氏に「何でも」望むものを提供すると約束したトランプ氏の厳しい監視を招きかねない。中国はこれまで国際的な協調対応を引き起こす領域には踏み込まず、日本に痛みをもたらすように計算しているようだ。

③. インフレ警戒根強く
米クリーブランド連銀のハマック総裁は、労働市場の下支えのために利下げを行えば、目標を上回るインフレの期間が長引き、金融安定へのリスクが高まる恐れがあるとの見解を示した。米連邦準備制度理事会(FRB)のバー理事は、インフレ率が依然として当局目標を1ポイント上回る状況にあり、追加利下げを検討する際には慎重な対応が必要になるとの見解を表明。シカゴ連銀のグールズビー総裁も12月会合での「前倒し」利下げには慎重な姿勢を示した。一方、クック理事はプライベートクレジット市場で想定外の損失が発生した場合、それが米金融システム全体に波及する可能性があるとし、注視する必要があるとの考えを示した。

④. ウォルマートはテクノロジー重視
米ウォルマートは、通期の売上高および利益見通しを引き上げた。コスト上昇を吸収しつつ、価格に敏感な消費者の支持を獲得していることが示唆された。通期の純売上高は前年比4.8-5.1%増になると見込んでおり、8月時点の予想を上回る水準となった。業績見通し引き上げはこれで今年度2度目。このほか、上場先をニューヨーク証券取引所(NYSE)からナスダックに変更すると発表。ナスダックへの移行は「テクノロジー重視の姿勢」を反映したものだとしている。

⑤. ハイテク株空売りの時ではない
米著名空売り投資家カーソン・ブロック氏によると、今は米国の主要テクノロジー株を空売りすべき時ではない。人工知能(AI)バブル懸念が高まっているが、「今の市場ではショートよりロングの方がはるかにいい」とし、「エヌビディアや他の大手テクノロジー銘柄を空売りしようとする投資家は、長くは生き残れないだろう」と語った。空売りの対象としてAIに関わりのある中小企業を注視しているという。一方、好調な決算を受けて買い優勢で始まったエヌビディア株価は下げに転じた。市場ではバリュエーションの割高感や巨額のAI投資への懸念がなおくすぶっている。
21日 【日本株】 ⇒
日経平均 48,625.88 -1,198.06 -2.40%
TOPIX 3,297.73 -1.84 -0.06%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▲クアトロ.20MA割れ ⇒◆nr.様子見 ⇒▽反発.買戻し ⇒▲Bear.窓埋め
TOPIX ⇒▲Zone.20MA割れ ⇒◆nr.様子見 ⇒▽反発.買戻し ⇒-△もみあい.様子見
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 37.25 +7.42 +24.87% ⇒+▼大幅上げ ( 37台 )
日経平均VI 29.83 -6.73 -18.41% ⇒▲下げ大 ( 29台 )
日経平均VI 36.56 +1.28 +3.63% ⇒▽上がる ( 36台 )
--------------------------------------------------------------
21日、日経平均1200円近く下落、AI関連に売り集中-債券上昇 ⇒

・21日の東京株式相場は急反発。
・AI関連株の過熱感警戒でソフトバンクGやアドバンテストなどが相場を押し下げ、キオクシアホールディングスも急落した。
・一方、為替の円安によるファンダメンタルズ改善の期待から自動車株などが買われ、TOPIXを構成する1670銘柄のうち上昇銘柄が1376と下落の271を大きく上回った。

東洋証券の大塚竜太ストラテジスト
日経平均の下げ幅のほぼ全てをアドバンテストとソフトバンクG、東京エレクトロンの3銘柄が占めていると指摘し、相場の雰囲気はそれほど悪いわけではないと述べた。一方、AI関連株のバリュエーションなどを巡る議論は続き、日本株は「来週も上下に振れる落ち着かない展開が続きそうだ」と。

りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト
過熱感のあったAI関連株などが売られているが、「株式市場に悲観があるわけではない」と指摘。足元で相場全体の上げ下げが続き、決算など「ファンダメンタルズが評価される機会が少なかった」ことから、出遅れていた銘柄に買いが入っていると。

パラソル総研の倉持靖彦副社長
年末が近くなり年金などの機関投資家が株式の配分比率を見直す中で、グロース株を利益確定売りしてバリュー株を買う動きが出ている可能性を指摘。

------------------------------------------------------
日経平均は大幅反落、半導体やAI関連株軟調で指数押し下げ ⇒

・21日の日経平均は反落して取引を開始。

・寄付き直後は下げ幅を広げる展開となったが、早々に下げ渋る動きを見せた。
・ただ、下げ幅を縮小する動きは限定的で、終日マイナス圏でもみ合う展開となった。

・日経平均は昨日1300円近く上昇し、一昨日までの4日続落による下げ幅の3分の2戻しをクリアしたことから、短期調整は完了したとの見方もあったが、半導体やAI(人工知能)関連株は手掛けにくかった。
・また、国内長期金利上昇や日中関係悪化も引き続き警戒材料となった。
・そのほか、TOPIX(東証株価指数)は売り先行も前日終値付近でもみ合う展開となり、一時プラス圏にも浮上していた。

・プライム市場では幅広い銘柄が上昇しており、割安感のある大型株や内需関連株に資金流入が継続した。

・大引けの日経平均は前営業日比1198.06円安の48625.88円。

・、不動産業、陸運業、建設業などが上昇。
・非鉄金属、機械、電気機器などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】 三菱地所、 キオクシアHD、アドバンテス など  ⇒


▽三菱地所 3489 +134大幅続伸で年初来高値を更新。
SMBC日興証券では投資判断「1」を継続して、目標株価を3700円から4100円に引き上げている。丸の内を中心とするオフィス賃料増額が加速、欧米豪を中心に優良アセットの積み上げも好調に進捗と評価。
今期利益計画は上振れ、来期以降も高水準の利益成長が続く確度は高まっているとみている。資産の質やROE取り組みへの前向きな姿勢を考慮すれば株価アップサイド余地は大きいと判断。

▲キオクシアHD 10030 -1305大幅反落で下落率トップ。
工場を共同運営し、株価の連動性が強まっている米サンディスクが、前日の米国市場で20%を超える大幅な下落となっており、連れ安する展開になっているもよう。
サンディスク下落に関しては、市場予想を上回る決算を発表したエヌビディアの株価が失速したことで、AI関連株に対する株価の過熱警戒感があらためて強く意識されているほか、米利下げ期待が後退しつつあることなどが背景。

▲アドバンテス 18315 -2520大幅反落。
前日は、米エヌビディアが決算発表後に時間外取引で上昇したことから安心感が強まり、大幅上昇する展開になっていたが、本日は一転して前日の上昇幅を消す動きとなっている。
エヌビディアは前日の米国市場で買い先行となったが、その後は伸び悩んで3%超の下落となっている。AI関連株に対する過熱警戒感があらためて意識される状況となっているもよう。なお、米利下げ期待の後退などもハイテク株には逆風となっている。

--------------------------------------------------------------
11.21 動いた株・出来た株
◇エムスリー<2413> 2609 +144 ⇒ 半導体・AI関連大幅安で資金シフト。
◇ニトリHD<9843> 2691.5 +106.5 ⇒ 為替の動き限定的もハイテクから資金シフト。

◆キオクシアHD<285A> 9540 -1795 ⇒  米サンディスクが20%超の株価下落に。
◆三井金属<5706> 18305 -2545 ⇒ 米ハイテク安でAI関連は全般売られる。
◆アドバンテスト<6857> 18535 -2300 ⇒ 米国市場ではエヌビディアが失速の動きに。
◆住友電気工業<5802> 5744 -644 ⇒ AI関連として非鉄金属株が軟調。
◆ソフトバンクグループ<9984> 17250 -1930 ⇒ 米ナスダック安を反映の動き。
◆日本マイクロニクス<6871> 5820 -590 ⇒ 大手半導体株安に連れ安。
◆古河電気工業<5801> 9001 -894 ⇒ AI関連株安で大手電線株も全面安。
◆フジクラ<5803> 17205 -1685 ⇒ AI関連の主力株として売り圧力強まる。
◆日本製鋼所<5631> 9030 -749 ⇒ 米国が原子炉最大10基購入などと伝わってはいるが。
◆レゾナック<4004> 5710 -419 ⇒ 半導体関連の一角として売りが集まる。
--------------------------------------------------------------
//◇◇◇◇◆◇//◆▽◇▽◇ ドル円 157円台( 金融政策意識 )
//◇▽◇▽◇◆//◆◇◇▽◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇▽▲◇▽//_◆▽◆▲ 原油  58ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強含み ◆円安維持.157円台 原油.▲吞込み.調整大.58ドル台
11.21
米ドル/円 157.46 - 157.50
ユーロ/円 181.50 - 181.60
ユーロ/米ドル 1.1527 - 1.1530
英ポンド/円 205.80 - 205.95
豪ドル/円 101.36 - 101.48
スイスフラン/円 195.31 - 195.51
原油(WTIC原油先物) 58.75 -0.50 (-0.84%) ⇒◆nr ⇒▽吞込み ⇒◆下げ ⇒▲吞込み.調整大.Reg20MA

▽ドル強い ◆円全面安.157円台 原油.◆下げ.59ドル台 
11.20
米ドル/円 157.04 - 157.07
ユーロ/円 181.26 - 181.31
ユーロ/米ドル 1.1535 - 1.1543
英ポンド/円 205.11 - 205.31
豪ドル/円 101.72 - 101.80
スイスフラン/円 195.06 - 195.12
原油(WTIC原油先物) 59.58 -1.16 (-1.91%) ⇒▽Bull.20MAもみあい⇒◆nr ⇒▽吞込み ⇒◆下げ

◇ドル強い ◆円安維持.155円台半ば 原油.▽吞込み.60ドル台  
11.19
米ドル/円 155.47 - 155.55
ユーロ/円 180.05 - 180.15
ユーロ/米ドル 1.1579 - 1.1583
英ポンド/円 204.39 - 204.49
豪ドル/円 101.17 - 101.23
スイスフラン/円 194.42 - 194.56
原油(WTIC原油先物) 60.57 +0.71 (+1.19%) ⇒◇はらみ反発 ⇒▽Bull.20MAもみあい⇒◆nr ⇒▽吞込み

▽ドル反発 ▲円全面安.155円台 原油.◆nr.59ドル台
11.18
米ドル/円 155.24 - 155.25
ユーロ/円 179.91 - 179.97
ユーロ/米ドル 1.1589 - 1.1592
英ポンド/円 204.20 - 204.31
豪ドル/円 100.77 - 100.83
スイスフラン/円 194.93 - 195.06
原油(WTIC原油先物) 59.65 -0.30 (-0.50%) ⇒▲wr.20MA割れ ⇒◇はらみ反発 ⇒▽Bull.20MAもみあい⇒◆nr

StockCharts ⇒  

NYダウ(INDU) ⇒▲クアトロ.調整大 ⇒▲Gap.調整大 ⇒◇nrはらみ.様子見 ⇒▲吞込み.調整大.Reg50MA
S&P500(SPX) ⇒◆切り落し.調整 ⇒▲Low.調整大 ⇒◇はらみ.様子見 ⇒▲wr吞込み.調整大.Reg50MA  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◆はらみ.様子見 ⇒▲Gap.調整大 ⇒▽拍子木.様子見 ⇒▲wr吞込み.調整大.Reg50MA  

11.20
NYダウ   45,752.26 -386.51 -0.84%
S&P500   6,538.76 -103.40 -1.55%
NASDAQ 22,078.04 -486.18 -2.15%
--------------------------------------------------------------
11.19
NYダウ   46,138.77 +47.03 +0.10%
S&P500   6,642.16 +24.84 +0.37%
NASDAQ 22,564.22 +131.38 +0.58%
--------------------------------------------------------------
11.18
NYダウ   46,091.74 -498.50 -1.07%
S&P500   6,617.32 -55.09 -0.82%
NASDAQ 22,432.84 -275.22 -1.21%
--------------------------------------------------------------
11.17
NYダウ   46,590.24 -557.24 -1.18%
S&P500   6,672.41 -61.70 -0.91%
NASDAQ 22,708.07 -192.51 -0.84%
--------------------------------------------------------------
【 SOX指数 】
6,352.07 -317.96 (-4.77%) ⇒◆はらみ.様子見 ⇒▲Gap.調整大 ⇒▽反発.買戻し ⇒▲wr吞込み.調整大

【 VIX恐怖指数 】
26.42 +2.76 (+11.67%) ⇒▽吞込み ⇒▽Gap上げ大 ⇒▲はらみ下げ ⇒▽wr吞込み
⇒+11.67P (26台)
⇒-4.17P (23台)
⇒+10.32P (24台)
⇒+12.86P (23台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ反落し386ドル安 エヌビディア安が波及 ナスダックも反落
▲吞込み.調整大.Reg50MA
ダウ工業株30種平均は反落
・朝方に上昇していたエヌビディアが下げに転じ、重荷となった。代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの下落が投資家心理に影響したとの見方もあった。ダウ平均の下げ幅は400ドル超となる場面があった。

▲wr吞込み.調整大.Reg50MA
ナスダック総合株価指数は反落
・主力ハイテク株が次第に売りに押された。
・テスラやアルファベットが安かった。
NYダウは386ドル安、利下げ期待後退やバブル警戒感が重し

・半導体のエヌビディア(NVDA)の決算を好感し投資家心理の改善で買いが加速し、寄り付き後、大幅高。

・その後も9月雇用統計の強弱まちまちな結果を受け、堅調推移が続いた。

・しかし、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言で利下げ期待がさらに後退したほか、根強い人工知能(AI)バブル懸念を受けエヌビディアが下落に転じ相場を押し下げた。 ・終盤にかけ、暗号資産市場の下落をきっかけに損失確定売りにも拍車がかかったと見られ、下げ幅を拡大し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・朝方は主力株に買いが先行していた。エヌビディアが19日夕に発表した2025年8〜10月期決算では売上高と1株利益が市場予想を上回った。人工知能(AI)向け半導体の需要が強く、25年11月〜26年1月期の収益見通しも市場予想以上だった。ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)が説明会で市場のAIバブル論をなだめる発言をしたことも好材料と受け止められた。

・市場ではAIへの投資が過大に膨らんでいるとの懸念があり、11月に入ってから株式相場が下がる一因となっていた。エヌビディアは前日比で5%ほど高くなる場面があり、AI関連銘柄を中心に買いを後押しした。

・ダウ平均は一時700ドルあまり上昇したが、昼ごろに下げに転じた。エヌビディアは3.1%安となり、相場全体に売りが広がった。市場では、ビットコインが9万ドル台を下回り、7カ月ぶりの安値を付けたことが投資家心理に悪影響したとの指摘もあった。

・ダウ平均は一時700ドルあまり上昇したが、昼ごろに下げに転じた。エヌビディアは3.1%安となり、相場全体に売りが広がった。市場では、ビットコインが9万ドル台を下回り、7カ月ぶりの安値を付けたことが投資家心理に悪影響したとの指摘もあった。

・20日朝発表の9月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比で11万9000人増え、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(5万人増)を上回った。一方、7月分と8月分は下方修正した。失業率は4.4%と市場予想(4.3%)より高く、21年10月以来の高水準となった。同日発表の週間の米新規失業保険申請件数は22万件と、市場予想(22万7000件)より少なかった。

・9月の米雇用統計を受け、市場では「米連邦準備理事会(FRB)が12月に政策金利を据え置く可能性を強めた」(サンタンデールのスティーブン・スタンレー氏)との見方があった。半面、「失業率の高さや過去分の下方修正は雇用の底堅さを打ち消した」(コメリカ・バンクのビル・アダムズ氏)との声も聞かれた。

・米短期金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利水準を算出する「フェドウオッチ」によると、12月会合で追加利下げがあるとする予想確率は20日夕時点で40%と、前日(30%)から上昇した。雇用統計の発表直後には米長期金利が低下(債券価格は上昇)した。ただ、「相反した内容となり、12月利下げの可能性は依然として五分五分だろう」(エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏)との見方もあり、積極的な株買いにはつながりにくかった。

・個別銘柄ではアマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、セールスフォースが売られた。シスコシステムズやボーイングも安かった。半面、トラベラーズやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ユナイテッドヘルス・グループが買われた。

--------------------------------------------------------------

2.セクター別では
・食・生活必需品小売が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・ウォルマートは6.4%高。---第3四半期決算でイーコマースの売り上げが強く調整後1株当たり利益が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げが好感され、上昇。
・トラベラーズやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、ユナイテッドヘルス・グループが買われた。
・コストコホールセール(COST)も期待感に買われた。
・カジュアル衣料小売りのギャップ(GAP)も四半期決算で1株当たり利益が予想を上回り、買われている。


・アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、セールスフォースが売られた。
・シスコシステムズやボーイングも安かった。
・エヌビディア(NVDA)は第3四半期決算で売上高が過去最高を記録したほか、売上高見通しが予想を上回り大きく上昇して寄り付いたが、同時にAIバブル懸念も払しょくできず、売りに転じた。


3.
・主力ハイテク株が次第に売りに押された。
・テスラやアルファベットが安かった。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 277.5 -1.72%
★ エヌビディア 180.64 -3.15%
★ ASML 981.04 -5.61%
★ インテル 33.62 -4.24%
★ QCOM クアルコム 79.25 -2.89%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 220.23 -6.15%
★ AMD 206.02 -7.84%
★ MU ミクロン・テクノロジー 201.37 -10.87%
★ テラダイン 155.9 -7.33%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 282.37 1.60%
☆ エヌビディア 186.52 2.85%
☆ ASML 1039.33 3.51%
◇ インテル 35.11 2.27%
◇ QCOM クアルコム 81.61 0.58%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 235.13 4.45%
★ AMD 223.55 -2.93%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 225.92 -1.13%
☆ テラダイン 168.23 2.75%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 277.91 -1.45%
★ エヌビディア 181.36 -2.81%
◆ ASML 1004.06 -1.56%
◆ インテル 34.33 -1.09%
◆ QCOM クアルコム 81.14 -0.60%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 225.12 -1.57%
★ AMD 230.29 -4.25%
★ MU ミクロン・テクノロジー 228.5 -5.56%
◆ テラダイン 163.72 -2.22%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 エヌビディア震源に株乱高下-雇用統計は決め手に欠く ⇒

【NY外為】 ◇ドル強含み ◆円安維持.157円台
//◇◇◇◆◇//▽◇▽◇ 
・外国為替市場ではドルが小幅高。---雇用統計発表直後にはドルを売る動きが強まったが、その後に急速に買い戻されるなど日中は不安定な値動きとなった。
・この日は円相場も不安定な値動きとなり、ニューヨーク時間午前の取引では一時、1ドル=157円89銭まで下げる場面もあった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 34 分
⇒¥157.57 ¥0.41    +0.26%
⇒¥157.06 ¥1.55    +1.00%
⇒¥155.51 ¥0.25 +0.16%
⇒¥155.24 ¥0.69    +0.45%

11.20
BMOグローバル・アセット・マネジメントのマネジングディレクター、ビパン・ライ氏
「当初の注目は失業率に集まっており、そのわずかな上昇は労働市場にやや弱さが出ていることと整合的だ」と指摘。「ただ今回のデータはやや古く、11月までの失業保険申請件数を見る限り、状況はそれほど悪化していない。貿易加重ドル指数の値動きは当面、狭いレンジ内にとどまるだろう」と。

ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、宮入祐輔氏
「全体のデータを見る限り、FOMC参加者の多数が12月の利下げを支持する根拠は乏しいことを踏まえると、現在のドル高の流れに逆らうのは依然として難しい」と。

クレディ・アグリコル証券の会田卓司チーフエコノミスト
1ドル=160円まで円安が進む前に為替介入が行われる可能性もあるとの見解を示した。会田氏は高市早苗首相が新設した日本成長戦略会議のメンバーの1人。

【米国株】
▲下落
//▽▽◇▲◆//▲▲◇▲

・20日の米株式相場は下落。
・市場ではボラティリティーが再び高まり、テクノロジー株が売られた。
・前日引け後に発表した好調な決算を受けて買い優勢で始まったエヌビディアが下げに転じたことなどが響いた。

・米政府閉鎖の影響で発表が遅れていた9月雇用統計は強弱まちまちで、不安定な労働市場の姿が浮き彫りとなった。
・12月連邦公開市場委員会(FOMC)会合での政策見通しには不透明感が広がった。
・市場のリスクセンチメントを映すビットコインは一時4%超下落し、4月以来初めて8万7000ドルを割り込んだ。

11.20
ペッパーストーン・グループのディリン・ウー氏
「エヌビディアは市場が求めていた結果を出したが、根本的な疑問は依然として残っている。つまり、巨大テック企業が多額の人工知能(AI)投資をどこまで収益化できるのか、そして借金に支えられた支出が本当に持続可能なのかといった問題だ」と。

シティ・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
「マクロ面の逆風は消えていない」と指摘。そのうえで「決算シーズンがほぼ終わり、エヌビディア以外のハイテク各社でも需要が同様に底堅いことを示す新たな材料は乏しい。これが株式相場全体の上値を抑えている」と。

FBBキャピタル・パートナーズのマイケル・ベイリー氏
「下落の明確なきっかけを特定するのは難しいが、今朝のエヌビディア株急伸への反動があったのかもしれない」と指摘。「もう一つの相場圧迫要因は、米利下げが後ずれするとの観測だ。こうした要因が重なり、きょうの相場反転につながった可能性がある」と。

著名空売り投資家カーソン・ブロック氏
AIバブルへの警戒が強まるなかでも、米国の主要テクノロジー株を空売りすべき時ではないと指摘。
「今の市場ではショートよりロングの方がはるかにいい」と述べ、「エヌビディアや他の大手テクノロジー銘柄を空売りしようとする投資家は、長くは生き残れないだろう」と。

【米国債】
▽上昇
//◆_▽▲◆//◇◇◆▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・強弱まちまちの内容となった9月雇用統計を受けて、12月利下げの可能性は残ったと受け止められた。

・米10年債利回り
⇒4.09% -4.5 -1.08%
⇒4.13% 1.7   +0.43%
⇒4.12% -2.1 -0.51%
⇒4.13% -1.8 -0.42%
  
11.20
DWSアメリカズの債券責任者ジョージ・カトラボーン氏
「失業率の方が重要で、労働需給の均衡論に疑問を投げかけている」と指摘。「それが国債上昇の理由だ」と。

アプタス・キャピタル・アドバイザーズの債券ポートフォリオマネジャー、ジョン・ルーク・タイナー氏
「複数のFRB当局者がすでに明確な一線を引いている」とし、パウエルFRB議長が12月会合で利下げに必要な支持を取りまとめるのは難しい状況にあるとの見方。

【原油】
◆続落
//◇▽▲◇▽//◆▽▲◆ 
・原油先物相場は続落。
・ウクライナでの戦闘終結に向けた米国とロシアの和平草案に関し、ウクライナのゼレンスキー大統領が同案を基に協議を進めることに合意したと述べ、原油の弱材料となった。
・和平案を受けてロシア産原油に対する制裁が解除される事態となれば、同国からの供給が拡大するとみられている。

⇒WTI先物12月限は、前日比30セント(◆0.5%)安の1バレル=59.14ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比1.30ドル(▲2.1%)安の1バレル=59.44ドル。
⇒WTI先物12月限は、前日比83セント(▽1.4%)高の1バレル=60.74ドル。
⇒WTI先物12月限は、前営業日比18セント(◆0.3%)安の1バレル=59.91ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は◆0.2%下落して63.38ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は▲2.1%下落して63.51ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は69セント(▽1.1%)上昇して64.89ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント1月限は◆0.3%下げて64.20ドル。

>>11.17
USBのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏
「ブレント原油は引き続き1バレル=60-70ドルのレンジで推移しており、市場の焦点は今後数カ月でロシアの原油輸出がどう展開するかに移っている」と指摘。「市場は、ロシアが原油輸出に苦戦するとの見方には懐疑的のようだ」と。

【NY金】
◆下落
//▽◆▽◆▲//◆◇◇◆
・金スポット相場は前日終値を挟んで上下に振れる展開。
・強弱入り交じる内容だった米雇用統計を受け、方向感の定まらない値動きとなった。


⇒金先物12月限は、22.80ドル(◆0.6%)安の4060ドドル。
⇒金先物12月限は、16.30ドル(◇0.4%)高の4082.80ドル。
⇒金先物12月限は、8ドル(◆0.2%)安の4066.50ドル。
⇒金先物12月限は、19.70ドル(◆0.5%)下落の4074.50ドル。

11.20
TDセキュリティーズの商品戦略グローバル責任者バート・メレク氏
雇用の伸びが市場予想を上回ったことを踏まえると「FRBが金融緩和策を一段と積極的に講じると考える理由はない」と指摘。 「既に市場は12月の米利下げを確実視していなかった。今回の雇用統計がそれを裏付けた」と。

【欧州株】 ストックス600が6営業日ぶり反発、エヌビディア好決算で ⇒

英FTSETM100 ⇒◆nr切下げ.様子見 ⇒▲wr切下げ.調整大 ⇒◆切下げ.Sup50MA ⇒◇はらみ.様子見
独DAX ⇒▲wr切下げ.調整大 ⇒▲BigDn.Gap大 ⇒◆切下げ.安値圏 ⇒+◆陰上げ.様子見
仏CAC40 ⇒▲Gap下げ.調整3 ⇒▲BigDn.Gap大 ⇒◆Gap.安値圏 ⇒+◆陰上げ.様子見

11.20
英FTSETM100 9,527.65 +20.24 +0.21%
独DAX 23,278.85 +115.93 +0.50%
仏CAC40 7,981.07 +27.30 +0.34%
--------------------------------------------------------------
11.19
英FTSETM100 9,507.41 -44.89 -0.47%
独DAX 23,162.92 -17.61 -0.08%
仏CAC40 7,953.77 -14.16 -0.18%
--------------------------------------------------------------
11.18
英FTSETM100 9,552.30 -123.13 -1.27%
独DAX 23,180.53 -409.99 -1.74%
仏CAC40 7,967.93 -151.09 -1.86%
--------------------------------------------------------------
11.17
英FTSETM100 9,675.43 -22.94 -0.24%
独DAX 23,590.52 -286.03 -1.20%
仏CAC40 8,119.02 -51.07 -0.63%
--------------------------------------------------------------

◇反発
//▽▽▽▲▲//▲▲◆◇
・20日の欧州株式市場は、ストックス欧州600指数が6営業日ぶりに反発。
・米半導体大手エヌビディアの決算が予想以上に好調で、人工知能(AI)バブルの懸念を鎮めた。
・ストックス欧州600指数は0.4%高。
・防衛株は反発。---前日の下落についてJPモルガンは「著しい過剰反応」だと指摘。

【欧州債】
◆もみあい
//◆▽◇▲▲//◇◇◇◆ 
・欧州国債は、フランス債がアンダーパフォーム。
・26日に予算案発表を控える英国は長期債を中心に上昇。

・独国債10年物
⇒2.72% +0.01
⇒2.71% +0.01
⇒2.71% -0.01
⇒2.71% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.59% -0.02
⇒4.60% +0.05
⇒4.55% +0.02
⇒4.53% -0.04
---------------------------
Powered By Blogger