*かぶとうし塾


アーカイブ

2025年9月2日火曜日

◇ドル反発 ◆円高一服.147円前半 原油.▲Gap-nr.Sup20MA 令和7.9.2.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年9月2日 6:02

①. 主要公約の行方が不透明
トランプ米大統領の野心的な2つの公約、関税による米経済再構築とウクライナでの戦争終結は行き詰まりを見せている。トランプ氏が目指したロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領による会談は、交渉の見通しさえ立っていない。 米連邦高裁はトランプ氏が世界各国・地域に発動した関税について、そのほとんどが大統領の権限を越えた違法行為だと判断した。来年の中間選挙をにらんで党内の基盤固めに動き始めたトランプ氏にとって、主要公約の行方が不透明なまま秋を迎えている。

②. 今さら遅い
トランプ米大統領は、インドが関税率の引き下げを申し出たと明らかにした。米国は先週、ロシア産原油の購入を理由に対インド関税を50%に引き上げていた。「インドが関税をゼロにすると申し出てきたが、今さら遅い。彼らは何年も前にそうするべきだった」とトランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿。インドがこれをいつ提案したのかは不明。ホワイトハウスがインドとの協議を再開する計画なのかも明らかになっていない。

③. 11兆円
ソフトバンクグループのビジョン・ファンドなどが出資する英フィンテック企業レボリュートは、一部従業員の持ち株を売却する手続きを開始した。この取引では、同社の企業価値を約750億ドル(約11兆円)と評価している。ブルームバーグが確認した社内文書によると、売却価格は1株当たり1381.06ドル。同社は既に、新規や既存の投資家の需要を探っている。この取引でレボリュートは、世界で最も価値の高いフィンテック企業の1社としての地位を固める。

④. アジア最大へ
みずほフィナンシャルグループ(FG)傘下のみずほ証券は、グループ内銀行との連携を一層深めることで、2030年度にもアジア最大の投資銀行を目指す考えだ。グローバル投資銀行部門長を務める南條豊常務執行役員がブルームバーグとのインタビューで明らかにした。同部門は米国事業からの収益が大きな柱を占め、アジアや欧州での事業強化が課題となっている。稼ぎ頭である米国事業で成功した銀行・証券の連携モデルを活用しつつ、アジアや欧州での強化につなげる。

⑤. わずか1年
食品大手ネスレは、就任からわずか1年のローラン・フレイシェCEOを解任した。公にされていない恋愛関係が理由だとしている。後任にはフィリップ・ナブラティル氏を指名した。発表によると、調査の結果、フレイシェ氏が直属の部下と関係を持っていたことが判明した。今回の突然のCEO交代は、同社の経営トップの混乱に拍車をかけるものとなった。フレイシェ氏は約1年前、業績低迷を理由に電撃的に解任されたマーク・シュナイダー氏の後任として就任していた。
2日 【日本株】 ⇒
日経平均 42,310.49 +121.70 +0.29%
TOPIX 3,081.88 +18.69 +0.61%
--------------------------------------------------------------
日経平均 ⇒▽wr吞込み ⇒◆nr.はらみ.様子見 ⇒▲逆立.20MA割れ ⇒◇nrはらみ.様子見
TOPIX ⇒▽wr吞込み ⇒◆nr.はらみ.様子見 ⇒-◇nr.Sup20MA ⇒◇窓埋め反発.+test10MA
--------------------------------------------------------------
【日経平均VI】
日経平均VI 23.70 -0.52 -2.15% ⇒◆nr下げ ( 23台 )
日経平均VI 24.22 +1.95 +8.76% ⇒▽下げ大 ( 24台 )
日経平均VI 22.27 -0.51 -2.24% ⇒▲下げ ( 22台 )
--------------------------------------------------------------
2日、円下落、日銀副総裁講演で売り-入札強く中長期債上昇 ⇒

・2日の東京株式は反発。
・為替の円安傾向や米国の利下げ期待を背景に投資家心理が改善した。

・商社や石油、鉱業など資源セクター、ガラス・土石製品や鉄鋼など素材セクターが高く、食料品や百貨店株、銀行など金融株も堅調だった。
・8月の堅調な売り上げを受け、J.フロントリテイリングや三越伊勢丹ホールディングスなど百貨店株も軒並み上昇。

フィリップ証券の笹木和弘リサーチ部長
9月に入り「投資家は配当狙い戦略の一環としてバリュー株を買っている」と。
前日下落したハイテク株に買い戻しが入っている可能性もあるとし、米国の早期利下げ期待を背景に「お金がドルからグローバル市場にシフトしている」と。
商社株がTOPIXの上昇をけん引。
先週米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイによる三菱商事株の追加取得が明らかとなったことを受け、「バフェット効果が引き続き商社株を支えている」と。

--------------------------------------------------------------
日経平均は反発、一時マイナス圏に転落も持ち直す ⇒

・2日の日経平均は110.84円高の42299.63円と反発して取引を開始。

・寄付き直後は買いが先行し、主力株を中心に堅調な動きとなった。戻り待ちの売りに上値が重く、後場に入り下げ転換する場面もみられたが、売り一巡後は押し目買いも広がりプラス圏に再度浮上。
・米国の金融政策への期待のほか、商社や海運などのバリュー株が多く含まれる業種の上昇が目立った。

・また、氷見野良三副総裁が北海道釧路市で開かれた道東地域金融経済懇談会で早期利上げに慎重姿勢崩さず、円売り・ドル買いが増えて1ドル=148円台まで円安方向に振れたことが追い風となった。

・大引けの日経平均は前日比121.70円高の42310.49円。

・卸売業、海運業、証券・商品先物取引業などが上昇。
・機械、その他製品、サービス業などが下落。

--------------------------------------------------------------

【個別銘柄】北海電力、三越伊勢丹、エムスリー など  ⇒


▽北海電力 1186 +35大幅反発。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を870円から1450円にまで引き上げている。
泊原発3号機の再稼働による火力燃料コストの減少を想定し、28年3月期経常利益予想をこれまでの445億円から600億円に上方修正しているようだ。 同3号機の再稼働時期を2027年7月と想定しているもよう。中期的なファンダメンタルズ改善に関する株価への織り込みは十分でないとしている。

▽三越伊勢丹 2670 +149.5大幅続伸。
前日に8月の売上速報を発表している。国内百貨店売上高は合計で前年同月比0.7%増となっているもよう。ただ、伊勢丹新宿本店でのお得意様ご招待会「丹青会」の会期ズレによる影響を除いた実態ベースでは、同4.9%増となっているようだ。
酷暑による客足への影響など懸念されたものの、想定以上に底堅い推移との評価に。なお、免税客数も後半にかけて回復しているようだ。

▽エムスリー 2268 +14続伸。
大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も2000円から2500円に引き上げている。ここ1年間減収が続いていたメディカルプラットフォーム事業の製薬マーケティング支援が回復し、収益性が改善していることを評価しているもよう。
第1四半期の好調が維持されれば、通期営業利益は会社計画に対して約30億円上振れると予想。なお、一段の株価上昇には、サービス効果への製薬企業による再評価が必要としている。

--------------------------------------------------------------
9.2 動いた株・出来た株
◇松屋<8237> 1325 +78 ⇒ 8月の売上高8.0%増。7月の25.7%減から増加に転じる。
◇エムスリー<2413> 2268 +14 ⇒ 国内証券が投資判断と目標株価を引き上げ。上昇して始まるが買い続かず。
◇日東紡績<3110> 6450 +420 ⇒ ガラスクロスの生産設備増設を引き続き材料視。
◇三井金属鉱業<5706> 10790 +575 ⇒ 7月の銅箔輸出額なども堅調で。
◇キリンHD<2503> 2278 +114.5 ⇒ メリルリンチ日本証券では投資判断格上げ観測。
◇住友ファーマ<4506> 1645 +80 ⇒ 売り方の買い戻し主導の展開か。
◇円谷フィHD<2767> 2245 +76 ⇒ 「エヴァンゲリオン」リバイバル上映なども手掛かりか。
◇三越伊勢丹<3099> 2607.5 +87 ⇒ 8月の月次速報を好材料視へ。
◆電算システムHD<4072> 3690 -170 ⇒ 前日の急伸を受けて戻り売りが優勢。
◆アステリア<3853> 1723 -59 ⇒ 目先の需給懸念強まる中で急騰の反動が続く。
◆F&LC<3563> 8243 -248 ⇒ 前日の上ヒゲで上値の重さも意識。
◆良品計画<7453> 3119 -77 ⇒ 下値の節も見出しにくく。
◆大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 2734 -66 ⇒ 連日の急騰を受けて過熱警戒感も。
--------------------------------------------------------------
//◆▽◆◆◆◇//◆◇ ドル円 147円台( 金融政策意識 )
//◆◆◆◆◇◇//◆▽ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_▽▲◇▽◆//__ 原油  64ドル台 (社会システムの正常化待ち )
--------------------------------------------------------------
外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル反発 ◆円高一服.147円前半 原油.▲Gap-nr.Sup20MA 
9.2
米ドル/円 147.17 - 147.21
ユーロ/円 172.31 - 172.38
ユーロ/米ドル 1.1708 - 1.1710
英ポンド/円 199.27 - 199.43
豪ドル/円 96.44 - 96.50
スイスフラン/円 183.76 - 183.90
原油(WTIC原油先物) 64.01 -0.59 (-0.91%) ⇒▲Wr⇒◇反発 ⇒▽切上げ ⇒▲Gap-nr.Sup20MA

◆ドルもみあい ◇円もみあい.147円前半 原油.▲Gap-nr.Sup20MA  
9.1
米ドル/円 147.00 - 147.04
ユーロ/円 171.77 - 171.94
ユーロ/米ドル 1.1688 - 1.1690
英ポンド/円 198.37 - 198.65
豪ドル/円 96.07 - 96.20
スイスフラン/円 183.59 - 183.91
原油(WTIC原油先物) 64.01 -0.59 (-0.91%) ⇒◇BigUp ⇒▲Wr⇒◇反発 ⇒▽切上げ ⇒▲Gap-nr.Sup20MA

◇ドル反発 ◆円安ぎみ.147円前半 原油.▲Gap-◆nr.64ドル前半
8.30
米ドル/円 147.02 - 147.07
ユーロ/円 171.78 - 171.90
ユーロ/米ドル 1.1684 - 1.1688
英ポンド/円 198.52 - 198.63
豪ドル/円 96.14 - 96.21
スイスフラン/円 183.57 - 183.79
原油(WTIC原油先物) 64.01 -0.59 (-0.91%) ⇒◇BigUp ⇒▲Wr⇒◇反発 ⇒▽切上げ ⇒▲Gap-nr.Sup20MA

◆ドル弱い ◇円高ぎみ.146円後半 原油.▽切上げ.64ドル前半 
8.29
米ドル/円 146.92 - 146.94
ユーロ/円 171.64 - 171.67
ユーロ/米ドル 1.1682 - 1.1683
英ポンド/円 198.53 - 198.57
豪ドル/円 95.95 - 96.01
スイスフラン/円 183.23 - 183.40
原油(WTIC原油先物) 64.30 +0.15 (+0.23%) ⇒◇nr ⇒◇BigUp ⇒▲Wr⇒◇反発r⇒▽切上げ

◆ドルもみあい ◇円もみあい.147円前半 原油.◇反発.63ドル後半  
8.28
米ドル/円 147.29 - 147.30
ユーロ/円 171.39 - 171.41
ユーロ/米ドル 1.1636 - 1.1637
英ポンド/円 198.75 - 198.86
豪ドル/円 95.78 - 95.80
スイスフラン/円 183.56 - 183.62
原油(WTIC原油先物) 63.86 +0.61 (+0.96%) ⇒▽Bull ⇒◇nr ⇒◇BigUp ⇒▲Wr⇒◇反発

◆ドル弱い ◇円高ぎみ.147円前半 原油.▲Wr.63ドル前半
8.27
米ドル/円 147.35 - 147.45
ユーロ/円 171.59 - 171.74
ユーロ/米ドル 1.1645 - 1.1647
英ポンド/円 198.61 - 198.88
豪ドル/円 95.66 - 95.74
スイスフラン/円 183.27 - 183.56
原油(WTIC原油先物) 63.31 -1.49 (-2.30%) ⇒◇反発 ⇒▽Bull ⇒◇nr ⇒◇BigUp ⇒▲Wr

StockCharts ⇒  

8.25
NYダウ   45,282.47 -349.27 -0.77%
S&P500   6,439.32 -27.59 -0.42%
NASDAQ 21,449.29 -47.24 -0.22%
--------------------------------------------------------------
8.26
NYダウ   45,418.07 +135.60 +0.30%
S&P500   6,465.94 +26.62 +0.41%
NASDAQ 21,544.27 +94.97 +0.44%
--------------------------------------------------------------
8.27
NYダウ   45,565.23 +147.16 +0.32%
S&P500   6,481.40 +15.46 +0.23%
NASDAQ 21,590.14 +45.87 +0.21%
--------------------------------------------------------------
8.28
NYダウ   45,636.90 +71.67 +0.16%
S&P500   6,501.86 +20.46 +0.31%
NASDAQ 21,705.15 +115.01 +0.53%
--------------------------------------------------------------
8.29
NYダウ   45,544.88 -92.02 -0.20%
S&P500   6,460.26 -41.60 -0.63%
NASDAQ 21,455.55 -249.60 -1.15%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒◇nr反発.様子見 ⇒◇nr.トリプル ⇒◇nr.3up ⇒◆nr.調整  
S&P500(SPX) ⇒◇nr呑込み.様子見 ⇒◇nr.トリプル ⇒◇nr.3up ⇒▲2Gap-Cog.調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇nrクアトロ ⇒◇nr.トリプル ⇒◇nr.High ⇒▲2Gap-Cog.調整  
【 SOX指数 】
5,668.94 -184.11 (-3.15%) ⇒◇nrクアトロ.様子見 ⇒◇nr.トリプル ⇒◇nr.様子見 ⇒▲Zone-Cog.調整

【 VIX恐怖指数 】
15.36 +0.93 (+6.44%) ⇒▲吞込み ⇒◇nr上げ ⇒◆nr下げ ⇒▽上げ大
⇒+6.44P (15台)
⇒-2.83P (14台)
⇒+1.57P (14台)
⇒-1.15P (14台)
⇒+4.01P (14台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
-------------------------------------------------------------
 米国株、ダウ反落し92ドル安 AI需要に対する懸念が重荷 ナスダックも反落
◆nr.調整
ダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落
・人工知能(AI)需要を巡る先行きの不透明感が浮上し、ハイテク株を中心に売りが出た。半面、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げをするとの見方は根強く、相場の下値は限られた。

▲2Gap-Cog.調整
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落
・半導体のマーベル・テクノロジー(MRVL)はデータセンター部門の売上高が予想を下回ったほか、見通しも冴えず、下落。
・デル・テクノロジーズは、AI向けサーバーの受注伸び悩みを材料に売られた。
・ブロードコムやラムリサーチといった半導体関連株に売りが出た。
・半導体のエヌビディア(NVDA)は下落。

NYダウは92ドル安、インフレ懸念や半導体が重し

・PCEコア価格指数の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。

・その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)やミシガン大消費者マインドが予想以上に悪化したため、景気に悲観的な見方も強まり売りに拍車がかかった。

・一部決算を受けて人工知能(AI)需要への懸念も浮上し、半導体セクターの下落も重しとなり、相場は終日軟調に推移し、終了。
--------------------------------------------------------------

1.
・米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは29日、中国のアリババ集団が新しいAI向け半導体を開発したと伝えた。トランプ米政権が半導体の輸出を制限するなか、自国の技術向上に力を入れている。「AI関連分野の競争が激化することを示唆し、投資家心理の重荷となった」(インタラクティブ・ブローカーズのスティーブ・ソスニック氏)との指摘があった。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のマーベル・テクノロジーが急落し、18.6%安で終えた。28日夕に発表した2025年8〜10月期の売上高見通しが市場予想を下回り、嫌気された。28日に四半期決算を発表したデル・テクノロジーズは、AI向けサーバーの受注伸び悩みを材料に売られた。AI需要の先行きに対する不透明感が意識され、他のハイテク関連株に売りが波及した。

・エヌビディアは0.7%下落した。前日夕に発表した5〜7月期決算では売上高が前年同期比56%増の467億4300万ドルと、市場予想以上に伸びた。人工知能(AI)向け半導体の販売が引き続き成長を支えた。8〜10月期の収益見通しも市場予想を上回った一方、中国向け製品「H20」の出荷分は含めなかった。中国事業の不透明感に加え、利益確定目的の売りが出た。

・29日発表の7月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比0.2%上昇と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と同じだった。食品とエネルギーを除くコア指数も市場予想と一致した。「インフレ圧力が想定以上に高まっておらず、安心感につながった」(シーミス・トレーディングのジョセフ・サルッジ氏)との見方があった。

・9月1日はレーバーデーの祝日で、米株式市場が休場となる。3連休を控え、売りの勢いは限られた。月末とあって、運用成績をよく見せるための機関投資家による「お化粧買い」が入りやすい面もあった。

・ダウ平均の構成銘柄ではキャタピラーが下げた。25年12月期通期の関税による影響を8月上旬に公表した従来予想の13億〜15億ドルから、15億〜18億ドルになる見通しだと前日夕に発表した。米関税政策が収益を下押しするとの懸念から、売り材料視された。
・エヌビディアやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトが安かった。ナイキとホーム・デポも下落した。半面、ユナイテッドヘルス・グループやアメリカン・エキスプレスに買いが入った。

2.セクター別では
・食品・飲料・タバコが小幅高。
・半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落。

・ユナイテッドヘルス・グループやアメリカン・エキスプレスに買いが入った。
・後払いサービスを提供するアファーム・ホールディングス(AFRM)は4-6月期決算で1株損益が黒字に転換し、上昇。
・中国のオンライン小売、アリババ(BABA)は四半期決算でAIブームの恩恵を受けた関連事業の収入が大幅に増加を発表、さらに、旧型チップよりも汎用性が高く、より幅広いAI推論タスクに対応する新型チップを開発したと報じられ、上昇。

・キャタピラー(CAT)は関税コストが従来予想をさらに上回る可能性を警告し、大幅下落。
・ナイキとホーム・デポも下落。
・化粧品小売りのアルタ・ビューティ(ULTA)は5-7月期の既存店売上高が市場予想を上回ったが、暫定最高財務責任者(CFO)が個人消費を巡る不透明感に売り上げ鈍化を予想していると警告し、下落。

3.
・半導体のマーベル・テクノロジー(MRVL)はデータセンター部門の売上高が予想を下回ったほか、見通しも冴えず、下落。
・デル・テクノロジーズは、AI向けサーバーの受注伸び悩みを材料に売られた。
・ブロードコムやラムリサーチといった半導体関連株に売りが出た。
・半導体のエヌビディア(NVDA)は下落。

SOX指数 ⇒  
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 202.48 -0.79%
◆ エヌビディア 234.85 -1.77%
★ ASML 297.39 -3.65%
◆ インテル 872 -2.46%
◆ QCOM クアルコム 90.7 -0.86%
★ AMAT アプライドマテリアルズ 162.63 -3.53%
◆ AMD 24.19 -1.91%
★ MU ミクロン・テクノロジー 174.18 -3.30%
★ テラダイン 230.87 -3.11%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 238.27 -0.43%
◆ エヌビディア 180.17 -0.79%
◆ ASML 763.46 -0.85%
◇ インテル 24.93 0.32%
◇ QCOM クアルコム 160.8 0.64%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 165.27 0.54%
◇ AMD 168.58 0.87%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 122 3.61%
◇ テラダイン 117.89 0.77%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 239.29 0.24%
◆ エヌビディア 181.6 -0.09%
◇ ASML 770 0.89%
◇ インテル 24.85 2.05%
◇ QCOM クアルコム 159.77 0.38%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 164.39 -0.07%
◇ AMD 167.13 0.31%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 117.75 1.07%
◆ テラダイン 116.99 -1.36%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】 株が足踏み、ハイテクに売り-9月利下げ観測は崩れず ⇒

【NY外為】 ◇ドル反発 ◆円安ぎみ.147円前半
//▽◆◆◆◇// 
・為替市場ではドルが上げを消す展開。--主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は小幅安。

・円相場は米経済指標を消化しながら、1ドル=147円を挟んだ値動き。ニューヨーク時間午前の取引では1ドル=147円40銭台まで下げる場面もあった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 31 分
⇒¥147.01 ¥0.08  +0.05%
⇒¥146.95 -¥0.47 -0.32%
⇒¥147.44 ¥0.04  +0.03%
⇒¥147.75 ¥0.81 +0.55%
⇒¥146.94 -¥1.43 -0.96%

8.29
TDセキュリティーズの通貨ストラテジスト、ジャヤティ・バラドワジ氏
26日付のリポートで、「FRBや労働省労働統計局(BLS)といった機関の運営に米政権が継続的に干渉すれば、これらの機関の信頼性を損なう」と指摘。「こうした動きは安全資産としてのドルの地位を一段と弱め、リスクプレミアムがドルの重しとなるだろう」と。

モルガン・スタンレーのクロスアセット戦略調査グローバル責任者セリーナ・タン氏
" 「われわれは米国資産については前向きだが、ドルについては異なる」と語る "
「米国の金融市場は規模と流動性の点でなお比類ない存在だ。しかし、政策の不透明感が高まることで、外国投資家は為替ヘッジ比率を高める方向に動き、ドルには下押し圧力がかかるだろう」と。

【米国株】
▲下落
//▲◇◇◇▲//

・米株式相場は下落。
・S&P500種株価指数は0.6%下落。ハイテク銘柄の比重が高いナスダック100指数は1.2%下げた。

・半導体エヌビディアの下落が目立った。
・デル・テクノロジーズも大幅安。前日発表の決算で人工知能(AI)向けサーバーの販売が前期を下回り、この分野の利益率もアナリスト予想に届かなかったことが嫌気された。
・AIインフラ関連株も軟調。マーベル・テクノロジーの業績見通しがデータセンター機器需要への懸念を強めた。

・この日発表された7月の米個人消費支出(PCE)統計では、消費支出が4カ月で最大の伸びとなった。根強いインフレの中でも底堅い需要が続いていることが示唆された。
・来週には、年内の米利下げペースを見通す上で重要な手掛かりとなる雇用統計の発表が控えている。

8.29
ナベリアー&アソシエーツのルイス・ナベリアー氏
「8月も終わりを迎え、株式相場は歴史的に1年で最も厳しい月に入ろうとしている」と指摘。「慎重姿勢を取るのが賢明だろう。ただ、押し目買いが繰り返し奏功してきたことを踏まえれば、その状況も長くは続かないかもしれない」と。

ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティテュートのジェニファー・ティマーマン氏
「米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の間でハト派的な発言が強まっていることを踏まえると、9月5日発表の雇用統計が極めて強い内容とならない限り、9月連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げは有力だとみている」と。

サンフランシスコ連銀のデーリー総裁
政策当局者が近く利下げに踏み切る用意があることを示唆し、関税によるインフレは一時的なものにとどまる公算が大きいとの見解。

eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏
「良いニュースとしては、予想通りの数値だったことで現状維持が続く可能性が高く、9月利下げの可能性が残る点だ」と指摘。「一方で悪いニュースはインフレがじわじわと上昇を続けていることであり、これはFRBが本来望むような利下げ環境とは言えない」と。

モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのエレン・ゼントナー氏
「FRBは利下げに道を開いたが、その度合いは労働市場の弱さがインフレ上昇よりも大きなリスクと映り続けるかどうかに左右される。PCE価格指数が予想通りの結果となったことで、焦点は雇用市場に移った。現時点では9月の利下げが有力との見方がなお優勢だ」と。

【米国債】
◆下落
//▲◇◇◇◆//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・米国債相場はまちまち。短期債利回りは低下した一方、中長期債利回りは上昇。
・インフレ指標として米金融当局が重視するPCE価格指数の発表後も、年内2回の利下げが早ければ9月から実施されるとの見方は崩れていない。インフレ率は依然として当局目標の2%を上回っているが、労働市場の減速リスクを当局が懸念しているとの見方が背景。

・米10年債利回り
⇒4.23% 2.5 +0.60%
⇒4.20% -3.3 -0.78%
⇒4.23% -2.7 -0.64%
⇒4.26% -1.4 -0.32%
⇒4.28% 2.3    +0.55%
  
・米30年債利回り
⇒4.93% 5.1 +1.04%
⇒4.87% -4.7 -0.95%
⇒4.92% 0.1 +0.02%
⇒4.92% 3.1   +0.63%
⇒4.89% 1.5 +0.31%
  
8.29
シット・インベストメント・アソシエーツのブライス・ドティ氏
9月の「利下げを引き続き最有力シナリオとするのに十分なほどコアPCE価格は穏当な内容だった」と指摘。「2年債利回りは極めて低い水準にあり、市場はFRBの行動をほぼ確実に織り込んでいる」と。
ドティ氏は9月5日に発表される8月雇用統計が弱い内容となれば、9月に「0.5ポイントの利下げが議論される可能性もある」と。

TDセキュリティーズのモリー・ブルックス氏
短期債利回りは週間ベースでも低下については、その大半はトランプ氏によるクックFRB理事解任要求と今後のFRBの独立性を巡る懸念によって生じたものだと。

【原油】
◆反落
//▽▲▽◇◆// 
・原油先物相場は反落。
・月間ベースでは4月以来の下落となった。供給過剰の見通しに加え、ウクライナ戦争終結に向けた米国主導の取り組みなど、地政学問題が材料視された。

・原油は8月に入り、軟調地合いに転じた。今後数四半期に世界の供給が需要を上回り、在庫が積み上がるとの警戒が背景にある。
・市場はウクライナ情勢およびロシア産原油のフローに変化が生じる可能性にも注目している。米国は今週、インドがロシア産原油を購入していることを理由に、対インド関税を50%に引き上げた。

⇒WTI10月限は前日比59セント(◆0.9%)安の1バレル=64.01ドル。
⇒WTI10月限は前日比45セント(◇0.7%)高の1バレル=64.60ドル。
⇒WTI10月限は前日比90セント(▽1.4%)高の64.15ドル。
⇒WTI10月限は前日比1.55ドル(▲2.4%)安の63.25ドル。
⇒WTI先物10月限は前営業日比1.14ドル(▽1.8%)高の1バレル=64.80ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント11月限は◆0.7%下げて67.48ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント11月限は◇0.8%上げて67.98ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は▽1.2%上げて68.05ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は▲2.3%下げて67.22ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント10月限は▽1.6%上げて68.80ドル。

8.29
ダンスケ銀行のストラテジスト、イェンス・ナービグ・ペデルセン氏
「米経済成長を巡る懸念がある中で、市場に流入するOPECプラス産原油は増えており、供給は潤沢な状態が続いている」と。

【NY金】
▽続伸
//◆◇◇◇▽//
・金相場は続伸。
・トランプ大統領によるクックFRB理事解任を巡る法廷闘争が繰り広げられる中、FRBの先行きなどが意識された。
・金は政治や経済の混乱時における逃避先資産とされ、金利低下の環境で恩恵を受ける傾向がある。

⇒金先物12月限は、41.80ドル(▽1.2%)高の3516.10ドル。
⇒金先物12月限は、25.70ドル(◇0.75%)高の3474.30ドル。
⇒金先物12月限は、前日比15.60ドル(◇0.5%)高の1オンス=3448.60ドル。
⇒金先物12月限は、15.50ドル(◇0.5%)高の3433ドル。
⇒金先物12月限は、◆1ドル安の3417.50ドル。

8.29
バファロー・バイユー・コモディティーズのマクロ取引責任者フランク・モンカム氏
「FRBや制度全般の独立性を巡るリスク関連という、もう一つの地政学的不確実性が、金への資金流入を促している」と指摘。9月に各国中銀による金購入が増えるとの期待も、相場を支えたと。

【欧州株】 株は小幅高、月内のFOMCなど控え様子見-米国は休場 ⇒

8.27
英FTSETM100 9,255.50 -10.30 -0.11%
独DAX 24,046.21 -106.66 -0.44%
仏CAC40 7,743.93 +34.12 +0.44%
--------------------------------------------------------------
8.28
英FTSETM100 9,216.82 -38.68 -0.42%
独DAX 24,039.92 -6.29 -0.03%
仏CAC40 7,762.60 +18.67 +0.24%
--------------------------------------------------------------
8.29
英FTSETM100 9,187.34 -29.48 -0.32%
独DAX 23,902.21 -137.71 -0.57%
仏CAC40 7,703.90 -58.70 -0.76%
--------------------------------------------------------------
9.1
英FTSETM100 9,196.34 +9.00 +0.10%
独DAX 24,037.33 +135.12 +0.57%
仏CAC40 7,707.90 +4.00 +0.05%
--------------------------------------------------------------

⇒◆nr.調整 ⇒▲トリプル.10MA割れ ⇒▲切下げ.調整4 ⇒◇nrはらみ.様子見  
⇒◆吞込み.調整 ⇒◆吞込み.調整2 ⇒▲Gap大-Low.50MA割れ ⇒▽nr反発.様子見  
⇒◇反発.様子見 ⇒+◆nr.様子見 ⇒▲2Gap-逆立 ⇒+◆nrはらみ.様子見

◇小幅高
//▲▲◆◆▲//◇
・1日の欧州株は小幅高。---向こう3週間に発表される米インフレ統計や連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利などを控え、投資家は様子見。
・ストックス欧州600指数は0.2%高。
・自動車、銀行、工業関連銘柄が上昇。
・保険株は下落。

【欧州債】
◆下落
//◆◆◇◇▲//◆ 
・欧州債市場では10年物フランス債、ドイツ債のスプレッドが79ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で変わらず。--フランスのバイル首相は1週間後に実施される内閣の信任投票に向けて、支持の取り付けを図っている。
・英国債は下落。---30年債利回りは4bp上昇して5.64%と、1998年以来の高水準に迫った。

・独国債10年物
⇒2.75% +0.02
⇒2.72% +0.03
⇒2.70% -0.01
⇒2.70% -0.02
⇒2.72% -0.03
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.75% +0.03
⇒4.72% +0.02
⇒4.70% -0.04
⇒4.74% 0.00
⇒4.74% +0.05
---------------------------
Powered By Blogger