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2025年9月12日金曜日

◆ドル弱い ◇円もみあい.147円前半 原油.▲下落.62ドル台 令和7.9.12.Fri

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年9月12日 6:01

①. 米コアCPIの伸び市場予想と一致
米コア消費者物価指数(CPI)は8月に前月比0.3%上昇、前年同月比は3.1%上昇と、いずれも市場予想通りの伸びとなった。来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が維持された。コアの財価格は上昇ペースが加速。サービス分野では航空運賃が約3年ぶりの大幅上昇となったほか、ホテル宿泊費は昨年11月以来の大きさで伸びた。ブルームバーグ・エコノミクスは「景気の軟化に対する連邦準備制度理事会(FRB)の懸念は行き過ぎている可能性が、CPIで示唆された。経済が低迷している状況では通常、航空運賃やホテル宿泊費は加速しない」と指摘した。

②. 失業保険申請ほぼ4年ぶり高水準
先週分の米新規失業保険申請件数は大幅に増加し、2021年10月以来、ほぼ4年ぶりの高水準。レイオフの動きが強まっている可能性があるが、テキサス州での大幅な申請増が全体の押し上げ要因となった。週間の同件数は祝日を挟む時期に変動しやすく、今回はレーバーデーの週末が含まれていた。週ごとの変動をならした新規申請件数の4週移動平均は6月以来の高水準。

③. ECBは政策維持
欧州中央銀行(ECB)は中銀預金金利を2会合連続で2%に据え置いた。インフレ圧力が抑制され、景気が堅調に推移しているとの認識が背景で、据え置きは市場予想通り。政策委員会は今後の金融政策の方向性について明言を避け、引き続き経済指標を踏まえて会合ごとに判断する姿勢を示した。だが、ラガルド総裁の記者会見での発言を受け、市場では追加利下げの見込みが後退し、欧州国債利回りは上昇。総裁は「経済成長に対するリスクは、より均衡した」と述べた。

④. アップル投資判断下げ
米アップルの投資判断が、2社により引き下げられた。人工知能(AI)分野など、同社に対する慎重姿勢が強まっていることを示す最新の兆候だ。ブルームバーグがまとめたデータによれば、アップルのコンセンサスレーティング(買い、ホールド、売りの投資評価の比率を示す指標)は3.9(最高は5)に下がり、2020年初め以来の低水準となった。ブルームバーグが追跡するアナリストのうち「買い」を推奨する比率は55%にとどまり、大型株の中では極めて低い。エヌビディア、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムはいずれも90%超となっている。

⑤. カーク氏殺害で重要参考人
米保守系活動家チャーリー・カーク氏がユタ州の大学で開かれたイベント中に射殺された事件で、米連邦捜査局(FBI)は犯行に使われたとみられるライフル銃を押収した。さらに事件に関連する重要参考人の写真を公開。サングラスと帽子を着用したこの人物の身元特定に向けて市民の協力を呼びかけた。関係者によれば、ライフルはタオルに包まれた状態で見つかり、薬きょう1発と未使用の実弾3発が残されていた。薬きょうにはトランスジェンダーや反ファシズムの思想を示す文言が刻まれていたという。
12日 【日本株】 ⇒
日経平均 44,768.12 +395.62 +0.89%
TOPIX 3,160.49 +12.73 +0.40%
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日経平均 ⇒▲かぶせ.調整 ⇒▽差し込み反発 ⇒▽逆立 ⇒+◆nr.高値圏
TOPIX ⇒▲吞込み.調整 ⇒▽差し込み反発 ⇒◇nr.切上げ ⇒+◆nr.高値圏
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.44 -0.10 -0.41% ⇒▲かぶせ ( 24台 )
日経平均VI 24.54 +0.19 +0.78% ⇒▽吞込み ( 24台 )
日経平均VI 24.35 -0.25 -1.02% ⇒-◇下げ ( 24台 )
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12日、株3連騰、米利下げ観測やハイテク株選好-円と債券安い ⇒

・12日の日本市場では株式が3日続伸し、日経平均株価は連日で最高値を更新。
・東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株が上昇をけん引。
・銀行などの金融や商社、不動産や建設といった内需関連銘柄も堅調だった。

・TOPIX業種別指数では精密機器指数が上昇率トップ。11日の米国市場でテクノロジー株が上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が最高値を更新したことを受け、国内でも人工知能(AI)関連株に買いが先行した。

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト兼ファンドマネジャー
ハイテク株の選好を中心に株式市場では「センチメントが強い」と指摘。その上で、来週のFOMCに向けて米利下げの織り込みが進む中、弱い米経済指標に対する市場の見方が利下げ期待から「景気悪化のサイン」に変わる可能性がある点には注意が必要と。

SBI証券の鈴木英之投資情報部長
アドバンテストは高値追いという感じだが、その他の半導体関連も「大きく下げた後なので、そこが戻るだけでも日経平均にはプラスに効く」と。

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日経平均は続伸、来週のFOMCにおける利下げ期待の高まりを好感 ⇒

・米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は続伸して取引を開始。

・国内でも、米国CPIの内容が予想通りであったことおよび新規失業保険申請件数の増加が利下げ期待を支えるとの見方が強まり、投資家心理を下支えした。
・半導体関連株を中心に買いが優勢となっており、東エレク<8035>やアドバンテス<6857>などが物色の中心となった。

・始値から大きな下落を見せることはなく、終日を通して堅調な展開となった。
・大引けの日経平均は前日比395.62円高の44768.12円。

・精密機器、電気機器、ゴム製品などが上昇。
・食料品、電気・ガス業、鉱業などが下落。

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【個別銘柄】神戸物産 など  ⇒


▽神戸物産 4249 +158大幅続伸。
前日に第3四半期の決算を発表、5-7月期営業利益は113億円で前年同期比26.2%増となり、上半期の同7.7%増から増益幅は拡大する形となっている。
市場予想も10億円程度上振れたとみられる。通期計画は据え置いているが、少なくても下振れ懸念は後退する状況とみられる。売上総利益率の改善が増益幅拡大につながっており、4月以降の為替の円高進行が追い風になったようだ。

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9.12 動いた株・出来た株
◇アンリツ<6754> 1955.5 +210.5 ⇒ ゴールドマン・サックス証券では新規に買い推奨。
◇大阪チタニウムテクノロジーズ<5726> 2515 +183 ⇒ 急ピッチの調整にも一巡感か。
◇東邦チタニウム<5727> 1697 +70 ⇒ 大阪チタの株価反発で買い安心感も。
◇JX金属<5016> 1662.5 +69 ⇒ 前日にはゴールドマン・サックス証券が新規に買い推奨。
◇ソシオネクスト<6526> 2904.5 +118.5 ⇒ シティグループ証券では目標株価を引き上げ。
◇ゼンショーHD<7550> 9541 +369 ⇒ 値下げによる客足の回復期待なども強まるか。
◇TOYO TIRE<5105> 4081 +156 ⇒ SMBC日興証券では投資判断を格上げ。
◆三井金属鉱業<5706> 10550 -250 ⇒ 高値圏での戻り売り圧力も優勢に。
◆アステリア<3853> 1431 -47 ⇒ 株価急騰の反動による見切り売りが継続。
◆マツキヨココカラ&カンパニー<3088> 3098 -59 ⇒ 前日に続き物色の圏外に置かれる格好で。
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//◆◇▽◆◇▲//◇◆◆◇◆ ドル円 147円台( 金融政策意識 )
//◆▽◇◇◇◆//◇◆▲◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//__▽▲◆▲//_◆◇▽▲ 原油  62ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドル弱い ◇円もみあい.147円前半 原油.▲下落.62ドル台
9.12
米ドル/円 147.19 - 147.21
ユーロ/円 172.70 - 172.75
ユーロ/米ドル 1.1729 - 1.1739
英ポンド/円 199.77 - 199.88
豪ドル/円 98.01 - 98.04
スイスフラン/円 184.84 - 184.98
原油(WTIC原油先物) 62.24 -0.13 (-0.21%) ⇒◇nrもみあい ⇒◇nr上げ ⇒▽上げ ⇒▲吞込み.調整

◇ドルもみあい ◆円もみあい.147円前半 原油.▽上げ.63ドル台 
9.11
米ドル/円 147.40 - 147.42
ユーロ/円 172.43 - 172.54
ユーロ/米ドル 1.1698 - 1.1704
英ポンド/円 199.43 - 199.53
豪ドル/円 97.48 - 97.53
スイスフラン/円 184.46 - 184.55
原油(WTIC原油先物) 63.70 +0.03 +(0.05%) ⇒▲Low.下げ大 ⇒◇nrもみあい ⇒◇nr上げ ⇒▽上げ

◆ドルもみあい ◇円高ぎみ.147円前半 原油.◇nr上げ.62ドル台  
9.10
米ドル/円 147.35 - 147.43
ユーロ/円 172.59 - 172.63
ユーロ/米ドル 1.1711 - 1.1712
英ポンド/円 199.29 - 199.46
豪ドル/円 97.01 - 97.06
スイスフラン/円 184.86 - 184.94
原油(WTIC原油先物) 62.77 +0.14 +(0.22%) ⇒◆Gap下げ ⇒▲Low.下げ大 ⇒◇nrもみあい ⇒◇nr上げ

◆ドル下落 ◇円高ぎみ.147円半ば 原油.◇nrもみあい.62ドル半ば
9.9
米ドル/円 147.46 - 147.56
ユーロ/円 173.49 - 173.56
ユーロ/米ドル 1.1762 - 1.1764
英ポンド/円 199.77 - 199.90
豪ドル/円 97.21 - 97.26
スイスフラン/円 185.90 - 186.02
原油(WTIC原油先物) 62.46 +0.20 (+0.32%) ⇒▲2Gap下げ ⇒◆Gap下げ ⇒▲Low.下げ大 ⇒◇nrもみあい

StockCharts ⇒  

9.8
NYダウ   5,514.95 +114.09 +0.25%
S&P500   6,495.15 +13.65 +0.21%
NASDAQ 21,798.69 +98.31 +0.45%
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9.9
NYダウ   45,711.34 +196.39 +0.43%
S&P500   6,512.61 +17.46 +0.26%
NASDAQ 21,879.48 +80.79 +0.37%
--------------------------------------------------------------
9.10
NYダウ   45,490.92 -220.42 -0.48%
S&P500   6,532.04 +19.43 +0.29%
NASDAQ 21,886.06 +6.57 +0.03%
--------------------------------------------------------------
9.11
NYダウ   46,108.00 +617.08 +1.36%
S&P500   6,587.47 +55.43 +0.84%
NASDAQ 22,043.07 +157.01 +0.71%
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NYダウ(INDU) ⇒◇nrはらみ.様子見 ⇒▽トリプル.Sup10MA ⇒▲切り落し.調整 ⇒▽wr逆立  
S&P500(SPX) ⇒+◆nrはらみ.様子見 ⇒◇nrトリプル ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新  
NASDAQ(COMPQ) ⇒+◆nrはらみ.様子見 ⇒◇nrトリプル ⇒+◆nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値更新  
【 SOX指数 】
5,995.39 +37.30 +(0.63%) ⇒◇トリプル浮上 ⇒◇nrもみあい ⇒▽nr.High ⇒◇nr.High2

【 VIX恐怖指数 】
14.71 -0.64 (-4.17%) ⇒◆nr吞込み ⇒◆nr下げ ⇒▽上げ ⇒▲切り落し
⇒-4.17P (14台)
⇒+2.06P (15台)
⇒-0.46P (15台)
⇒-0.46P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態
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 米国株、ダウ617ドル高で最高値 利下げ観測で ナスダックも高値
▽wr逆立
ダウ工業株30種平均は大幅に反発
・11日発表の物価・雇用指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)が利下げに動くとの見方が強まった。金融緩和が米経済を支えるとの観測が広がり、主力株に買いが入った。

▽クアトロ.高値更新
ナスダック総合株価指数は4日続伸
・マイクロン・テクノロジーが大幅に上昇。---人工知能(AI)向け製品の堅調な需要が収益拡大に寄与するとして、アナリストが目標株価を引き上げた。
・ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。

NYダウは617ドル高、CPIで利下げ確信

・消費者物価指数(CPI)は伸びが加速したが雇用関連指標が労働市場の減速を証明し利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。

・インフレの上昇も想定内で利下げ確率は変わらず、長期金利の低下に連れ、相場は続伸した。

・終盤にかけて上げ幅を拡大し、相場は過去最高値を更新し、終了。
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1.
・11日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が2.9%と、ダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想に一致した。市場では「高いインフレ率が継続している」(INGのジェームズ・ナイトリー氏)との見方が根強いが、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを妨げるほどの内容ではないと受け止められた。

・加えて、週間の米新規失業保険申請件数が26万3000件と2021年10月以来の高水準になった。労働市場の減速に対する懸念が年末にかけての利下げ観測を強めた。米短期金利先物の値動きから市場が織り込む政策金利予想を算出する「フェドウオッチ」によると、年内残り3回の会合で合計の利下げ幅が0.75%になる確率は8割ほどに上昇した。0.25%の利下げ3回分に相当する。

・ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが大幅に上昇した。人工知能(AI)向け製品の堅調な需要が収益拡大に寄与するとして、アナリストが目標株価を引き上げた。AI関連株に対する楽観も米株相場を押し上げた。

・ダウ平均の構成銘柄ではスリーエムやシャーウィン・ウィリアムズ、ホーム・デポが上昇した。トラベラーズも買われた。半面、ボーイングとシスコシステムズは下落。


2.セクター別では
・自動車・自動車部品、素材が上昇。
・半導体・同製造装置が下落。

・スリーエムやシャーウィン・ウィリアムズ、ホーム・デポが上昇。
・トラベラーズも買われた。


・ボーイングとシスコシステムズは下落。
・航空機メーカーのボーイング(BA)は777X型機の連邦航空局(FAA)承認ペースが遅いことを警告し、下落。

3.
・マイクロン・テクノロジーが大幅に上昇。---人工知能(AI)向け製品の堅調な需要が収益拡大に寄与するとして、アナリストが目標株価を引き上げた。
・ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)は取引終了後に四半期決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。

SOX指数 ⇒  
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◆ TSM 258.91 -0.59%
◆ エヌビディア 177.17 -0.08%
◇ ASML 804.16 1.39%
◆ インテル 24.61 -0.65%
◇ QCOM クアルコム 161.51 1.61%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 170.15 4.12%
◆ AMD 155.67 -2.43%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 150.57 7.55%
◆ テラダイン 115.56 -1.92%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 260.44 3.79%
☆ エヌビディア 177.33 3.85%
◆ ASML 793.14 -1.49%
◇ インテル 24.77 1.35%
◇ QCOM クアルコム 158.95 0.17%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 163.42 -0.05%
◇ AMD 159.54 2.39%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 140 3.52%
◇ テラダイン 117.82 2.39%
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◇ TSM 250.92 1.51%
◇ エヌビディア 170.76 1.46%
◇ ASML 805.13 1.12%
◆ インテル 24.44 -0.16%
◆ QCOM クアルコム 158.66 -0.99%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 163.5 0.89%
☆ AMD 155.82 2.91%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 135.24 2.88%
★ テラダイン 115.07 -3.22%
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【米国市況】 主要株価指数が最高値、CPIで利下げへの環境整う ⇒

【NY外為】 ◆ドル弱い ◇円もみあい.147円前半
//_▽◆◇▲//◆◆◇◆ 
・為替市場では、ブルームバーグ・ドル指数が下落。---CPIがおおむね予想通りの内容となったほか、失業保険申請件数が急増したことを受け、来週の利下げ観測が一段と強まり、ドル売りが優勢になった。

・対ドルでの円相場はCPI発表直後に一時1ドル=148円17銭まで下げ幅を広げたが、すぐに買いが入り、上げに転じた。一時は146円99銭まで上昇。

ドル円相場は 米東部時間 16時 51 分
⇒¥147.20 -¥0.26 -0.18%
⇒¥147.44 ¥0.03 +0.02%
⇒¥147.45 -¥0.05 -0.03%
⇒¥147.52 ¥0.09 +0.06%
⇒¥147.47 -¥1.02 -0.69%

9.11
TDセキュリティーズの通貨ストラテジスト、ジャヤティ・バラドワジ氏
「CPIが上振れせず、失業保険申請件数が増加したため、強含んでいたドルは反転した」と。

【米国株】
▽上昇
//_▲◇▽◆//◇◇◇▽

・11日の米国株市場では主要指数がいずれも史上最高値を更新。
 ・比較的穏やかなインフレ指標と、雇用の冷え込みを示す統計が重なったことで、米連邦公開市場委員会(FOMC)が今年初めて利下げに踏み切るとの思惑が高まり、買いが膨らんだ。

・消費者物価指数(CPI)は、インフレ率が依然としてFOMCの2%目標を上回っているものの、制御不能な水準には至っていないことを示した。
・同時に発表された新規失業保険申請件数はほぼ4年ぶりの高水準となり、労働市場の急速な減速に対応する形で、FOMCが来週利下げに踏み切るとの見方を一段と強めた。

9.11
リーガン・キャピタルのスカイラー・ウィナンド氏
「インフレが比較的落ち着いていることが明らかになった。これにより、連邦準備制度理事会(FRB)は労働市場の軟化を食い止めることに、より重点を置けるようになる。来週に0.25ポイントの利下げが行われ、その後さらに年内2回、0.25ポイントずつの利下げが実施されるだろう」と。

モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントのエレン・ゼントナー氏
「現時点でインフレは重要な副次的テーマではあるが、主役は依然として労働市場だ。この日発表されたCPIは、前日のPPIを相殺するように見えるかもしれないが、雇用情勢の軟化という状況からFRBの目をそらすほど強い数字ではなかった。これは来週の利下げにつながる。さらにその後も利下げは続く可能性が高い」と。

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のティファニー・ワイルディング氏
「失業保険統計の方が、むしろ大きなニュースだった」と指摘。「FOMCは来週、25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げを実施すると予想しているが、50bpの利下げも議論される可能性が高い。年内は合計75bpの利下げを引き続き見込んでいる」と。

プリンシパル・アセット・マネジメントのシーマ・シャー氏
「この日の米CPIは新規失業保険申請件数にかき消された。むしろ失業保険申請件数の急増がFRBの判断に一層の緊急性を与えるだろう。パウエル議長は連続利下げを示唆する公算が大きい」と。

トレードステーションのデービッド・ラッセル氏
「労働市場が弱くなればなるほど、インフレの重要性は低下する」と指摘。「これはバランスの問題であり、物価安定よりも完全雇用のほうに軸足が傾きつつある。今週発表された年間雇用統計の大幅な下方修正や、先週の非農業部門雇用者数の弱い結果を踏まえれば、なおさらその傾向は強まっている」と。

【米国債】
▽上昇
//_▲▽▽▽//▽▲▽▽
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・新規失業保険統計が労働市場の軟化を示し、今後数カ月間の利下げ観測が強まり、買いが続いた。

・米10年債利回り
⇒4.02% -2.3 -0.57%
⇒4.04% -4.6 -1.12%
⇒4.08% 4.2 +1.04%
⇒4.04% -3.6 -0.89%
⇒4.08% -7.9 -1.89%
  
・米30年債利回り
⇒4.66% -4.0 -0.84%
⇒3.54% -1.9 -0.53%
⇒4.72% 3.2 +0.68%
⇒4.69% -6.7 -1.42%
⇒4.77% -8.8 -1.81%
  
9.11
PGIMフィクスト・インカムのチーフ投資ストラテジスト兼グローバル債券責任者、ロバート・ティップ氏
「市場全体の見方としては、FRBが雇用面により注目するとの認識が強まっている」と述べた。たとえ慎重な利下げ姿勢だったとしても、「今後1年で100bpの利下げという見通しと、ほぼ整合的に見える」と。

BNPパリバの米国金利戦略責任者グニート・ディングラ氏
今回の失業保険統計に対する市場の反応が限定的だった要因として、レーバーデーの祝日に伴うゆがみの可能性や、全体の申請件数が安定している点を挙げた。それでも「最近では、労働市場の弱さを示すあらゆる兆候が、大幅利下げへの道筋を意識させ、市場参加者を警戒させるようになっている」と。

【原油】
▲下落
//_▽▲◆▲//◇◇▽▲ 
・原油相場は4日ぶりに下落。---市場見通しの悪化が、地政学的混乱に伴う供給リスクへの懸念を打ち消した。
・国際エネルギー機関(IEA)は、2026年に見込まれている記録的な供給過剰はさらに拡大するとの見通しを示した。
・石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが原油の供給拡大を続ける一方で、同グループ以外の産油国も生産を伸ばしていることが背景にある。この日はまた、米新規失業保険申請件数の増加を受け、米労働市場の減速懸念が強まった。


⇒WTI先物10月限は、前日比1.30ドル(▲2%)安の1バレル=62.37ドル。
⇒WTI先物10月限は1.04ドル(▽1.7%)高の1バレル=63.67ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比37セント(◇0.6%)高の1バレル=62.63ドル。
⇒WTI先物10月限は、前週末比39セント(◇0.6%)高い1バレル=62.26ドル。
⇒WTI先物10月限は、前日比1.61ドル(▲2.5%)安い1バレル=61.87ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント11月限は▲1.7%下げて66.37ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント11月限は▽1.7%上昇の67.49ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント11月限は◇0.6%上昇の66.39ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント11月限は◇0.8%上昇して66.02ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント11月限は▲2.2%下げて65.50ドル。

9.11
IEAの石油市場部門責任者、トリル・ボソニ氏
「市場には余剰が生じつつある一方、供給リスクも存在する」と。


【NY金】
◆もみあい
//_▽▽◆▽//◇◇◆◆
・金スポット相場は下げを縮める展開。
・CPIと失業保険申請のデータを受け、FOMCが来週利下げに動くとの見方が強まった。

⇒金先物12月限は、8.40ドル(◆0.2%)下げて3673.60ドル。
⇒金先物12月限は、◆20セント安の3682ドル。
⇒金先物12月限は、4.80ドル(◇0.1%)上昇の3682.20ドル。
⇒金先物12月限は、24.10ドル(◇0.7%)高い3677.40ドル。
⇒金先物12月限は、46.60ドル(▽1.3%)高い3653.30ドル。

>>9.10
ANZグループ・ホールディングスのアナリスト、ソニ・クマリ氏とダニエル・ハインズ氏
「労働市場へのリスクの高まりを受け、FOMCは2026年3月まで緩和スタンスを維持する公算が大きい」と分析。年末の金相場予想を200ドル引き上げ1オンス=3800ドルとした。
両氏はさらに、「中国やインドを含む主要市場で金保有の拡大が続くと見込んでいる。25年残りの期間に上場投資信託(ETF)を通じて200トンの追加投資があると予想される」と。

【欧州株】 ECB利下げ見通し後退し短期債売られる-株は高い ⇒

9.8
英FTSETM100 9,221.44 +13.23 +0.14%
独DAX 23,807.13 +210.15 +0.89%
仏CAC40 7,734.84 +60.06 +0.78%
--------------------------------------------------------------
9.9
英FTSETM100 9,242.53 +21.09 +0.23%
独DAX 23,718.45 -88.68 -0.37%
仏CAC40 7,749.39 +14.55 +0.19%
--------------------------------------------------------------
9.10
英FTSETM100 9,225.39 -17.14 -0.19%
独DAX 23,632.95 -85.50 -0.36%
仏CAC40 7,761.32 +11.93 +0.15%
--------------------------------------------------------------
9.11
英FTSETM100 9,297.58 +72.19 +0.78%
独DAX 23,703.65 +70.70 +0.30%
仏CAC40 7,823.52 +62.20 +0.80%
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英FTSETM100 ⇒◇nrもみあい.様子見 ⇒◇nr切り上げ.Sup10MA ⇒◆nr.様子見 ⇒▽逆立  
独DAX ⇒◇nrはらみ.様子見 ⇒▲切り落し.Reg10MA ⇒▲吞込み.調整 ⇒◇nrはらみ.様子見  
仏CAC40 ⇒▽逆立.10MA突破⇒+Gap.nrもみあい ⇒+◆nr.Reg50/20MA ⇒▽クアトロ.50/20MA突破

▽上昇
//◇▲◇◇▲//◇◇◆▽
・欧州株は上昇。
・米国の8月の消費者物価指数(CPI)がほぼ予想通りだったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が強まった。
・ストックス欧州600種指数は、0.6%高。
・建設株と小売株が上昇。
・エネルギー株とメディア株は下落。

【欧州債】
◆もみあい
//◆▲▽◇▽//◇◆◆ 
・11日の欧州債券市場は、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ見通しが後退し、短期債が売られた。
・ドイツ債利回りは短期債が軟調でフラット化した。2年債利回りは3bp上昇し1.99%となった。
・英国30年債利回りは4bp低下し5.44%と8月14日以来の低水準で、フランス30年債利回りも5bp低下し4.28%と8月22日以来の水準となった。米国債の動きに連動。

・独国債10年物
⇒2.66% +0.01
⇒2.65% -0.01
⇒2.66% +0.02
⇒2.64% -0.02
⇒2.66% -0.06
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・英国債10年物
⇒4.61% -0.03
⇒4.63% +0.01
⇒4.62% +0.02
⇒4.61% -0.04
⇒4.65% -0.07
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