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2025年7月14日月曜日

◆ドルもみあい ◇円安一服.147円前半 原油.▽wr反発.68ドル台 令和7.7.14.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
千葉 茂 2025年7月14日 5:59 JST  
①. トランプ関税へのEUの反応
トランプ米大統領は12日、メキシコと欧州連合(EU)に対し30%の関税を課すと表明した。EUの執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は13日、さらなる交渉を可能にするため、米国に対する報復措置の停止期間を 8 月 1 日まで延長すると発表した。この対抗措置は当初、トランプ氏が鉄鋼とアルミニウムに課した関税措置を受けてEUが採用したものだが、交渉を可能にするため一時停止されており、15日深夜に自動的に再発動される予定だった。同委員長は「同時に、さらなる対抗措置の準備も続けていく。あらゆる事態に備える」と述べ、EUは「交渉による解決」を望んでいると改めて強調した。

②. メキシコは回避に自信
メキシコは今回の新たな30%関税措置を回避できると自信を示した。同国のシェインバウム大統領は演説で、トランプ氏が世界的な保護主義政策を進める中であらゆる国や地域が書簡を受け取っていると指摘。自身のチームは11日に既に米国との協議を開始したと明らかにした。「こうした問題に関しては、ここ数カ月にある程度の経験を積んできた」とし、「米政府とは合意に達すると思う」と語った。

③. FRB本部改修問題
トランプ大統領が側近らと共に、連邦準備制度理事会(FRB)本部の高額な改修工事をパウエルFRB議長を非難する新たな切り口として利用している。ドイツ銀行で外国為替戦略グローバル責任者ジョージ・サラベロス氏は、パウエル氏解任はドルや米国債の売りを引き起しかねないと警告した。元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏は「必要なのはFRBの体制変更だと思う。それは議長だけにとどまらず、さまざまな人物に及ぶものだ」と述べた。ハセット国家経済会議(NEC)委員長は、議長の将来は改修費用に関する質問にどのように答えるかによって決まると述べた。

④. エヌビディアCEOの見解
米人工知能(AI)向け半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、中国軍がエヌビディア製品を用いて軍事能力を向上させる可能性について、米政府が懸念する必要はないとの考えを示した。フアン氏は、米政府が対中技術輸出規制を強化するにあたって最も大きな懸念としてきた問題に言及。中国軍は米国のテクノロジー使用に伴うリスクを考慮し、そうした技術の利用を避けるだろうと同氏はCNNとのインタビューで語った。

⑤. 内部の株式売却
米アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏は6月、自身が結婚式を挙げた時期にアマゾンの株式を売却したが、この注目を集めた取引は4-6月(第2四半期)最大の内部関係者による株式売却ではなかった。オラクルのサフラ・カッツCEOは同四半期に、株式オプションを行使し、18億ドル(約2650億円)を超える価値で売却。ベゾス氏の売却額7億3700万ドルを上回った。
14日 【日本株】
日経平均 39,459.62 -110.06 -0.28%
TOPIX 2,822.81 -0.43 -0.02%
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日経平均 ⇒+▼押さえ.様子見 ⇒▲Gap.nr調整 ⇒▲吞込み.調整 ⇒-◇nr.様子見
TOPIX ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲Gap.窓埋め調整 ⇒+▼nr.様子見 ⇒-◇nr.様子見
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.96 +1.08 +4.72% ⇒+▼上げ大 ( 23台 )
日経平均VI 22.82 +0.13 +0.57% ⇒△上げ ( 22台 )
日経平均VI 22.69 -0.91 -3.86% ⇒▲下げ ( 22台 )
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14日、金利が急上昇、与党が参院選苦戦で財政懸念-株下げ渋り

・14日の東京株式は下げ渋って日経平均は続落、TOPIXはほぼ変わらずで取引を終えた。
・トランプ米大統領が欧州連合(EU)とメキシコに8月1日から30%の関税を課すと表明したことで、業績先行き不透明感から電気機器や情報・通信に売りが先行した。
・トランプ氏が「14日にロシアについて重要な声明を出すつもりだ」と語ったことで、三菱重工業といった防衛関連株が売買を伴って値上がりした。

丸三証券の高橋侑也アナリスト
「詳細がまだ分からないが、 重大なことを発表するようで、防衛関連にポジティブに効いている可能性がある。中期的に防衛費増額の話もあり、買いやすい」と。

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー
選挙での与党苦戦で利上げが難しいとの見方から銀行株は下げていたが、報道を受けて買い戻されたと。
日本銀行が物価見通しの上方修正を検討する見込みと報じられ、銀行株が下げを縮小する場面があり、TOPIXを支えた。

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日経平均は続落、円安進行も買い材料に乏しい

・米株市場を横目に、本日の日経平均は3営業日続落で開始。

・その後、下げ幅を広げる動きは限定的だったが、前場は軟調推移を継続。

・後場からは下げ幅を縮小してプラス圏に浮上するも、買いは続かず大引けにかけて再度マイナス圏に転落、39500円を下回って取引を終了。
・米関税政策の強化を背景に世界景気が悪化するとの懸念がひろがるなか手掛かり材料に乏しかったが、米長期金利の上昇を通じて日米金利差の拡大が意識されて円安が進行、輸出関連株の下支え要因。
・そのほか、国内では7月20日に参議院選挙の投開票が予定されており、先行きの政局不透明感を見据えた警戒感が広がっている可能性も指摘されている。
・そのほか、週末要因も相まって積極的に買い進む動きは限定的だった。

・大引けの日経平均は前日比110.06円安の39459.62円。

・電気・ガス業、機械、不動産業などが上昇。
・その他製品、情報・通信業、空運業などが下落。

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【個別銘柄】良品計画 など 


◆良品計画 6920 -59続落。
先週末に第3四半期決算を発表、累計営業益は594億円で前年同期比39.9%増、3-5月期は233億円で同26.8%増となり、市場予想を25億円ほど上回った。海外市場が想定を上振れたとみられる。
通期予想は従来の670億円から700億円に上方修正。新通期計画はコンセンサスやや未達だが、第3四半期までの状況から一段の上振れが期待できるとの見方が広がったものの、次第に利食い売りが優勢に。

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7.14 動いた株・出来た株
◇GMOインターネット<4784> 2308 +378 ⇒ リバウンド狙いの値幅取りの動きが一段と活発化。
◇三菱瓦斯化学<4182> 2571 +146.5 ⇒ 半導体関連の出遅れとして見直しの動きか。
◆サンリオ<8136> 6463 -236 ⇒ 特に材料もなく需給要因主導。
◆フジHD<4676> 3527 -103 ⇒ レノの保有比率上昇を受けて先週末は大幅高。
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//◆◇◆◆▽//◆ ドル円 147円台( 金融政策意識 )
//◆▽◆◆▽//◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇◇▲▽//_ 原油  68ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい ◇円安一服.147円前半 原油.▽wr反発.68ドル台  
7.14
米ドル/円 147.21 - 147.24
ユーロ/円 171.62 - 171.80
ユーロ/米ドル 1.1689 - 1.1699
英ポンド/円 198.53 - 198.72
豪ドル/円 96.61 - 96.65
スイスフラン/円 184.57 - 184.65
原油(WTIC原油先物) 68.78 +2.21 (+3.32%) ⇒◇切り上げ ⇒◇nr.test200MA ⇒▲Cog.下げ大 ⇒▽wr反発

▽ドル強い ▲円安転換に.147円半ば 原油.▽wr反発.68ドル台  
7.12
米ドル/円 147.41 - 147.43
ユーロ/円 172.25 - 172.32
ユーロ/米ドル 1.1685 - 1.1688
英ポンド/円 198.81 - 198.87
豪ドル/円 96.89 - 96.98
スイスフラン/円 184.91 - 185.10
原油(WTIC原油先物) 68.78 +2.21 (+3.32%) ⇒◇切り上げ ⇒◇nr.test200MA ⇒▲Cog.下げ大 ⇒▽wr反発

◆ドルもみあい ◇円もみあい.146円前半 原油.▲Cog.下げ大 
7.11
米ドル/円 146.20 - 146.21
ユーロ/円 171.01 - 171.07
ユーロ/米ドル 1.1697 - 1.1700
英ポンド/円 198.55 - 198.61
豪ドル/円 96.32 - 96.38
スイスフラン/円 183.44 - 183.59
原油(WTIC原油先物) 66.86 -1.52 (-2.23%) ⇒◇呑込み ⇒◇切り上げ ⇒◇nr.test200MA ⇒▲Cog.下げ大

StockCharts ⇒  

7.8
NYダウ   44,240.76 -165.60 -0.37%
S&P500   6,225.52 -4.46 -0.07%
NASDAQ 20,418.46 +5.94 +0.02%
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7.9
NYダウ   44,458.30 +217.54 +0.49%
S&P500   6,263.26 +37.74 +0.60%
NASDAQ 20,611.33 +192.87 +0.94%
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7.10
NYダウ   44,650.64 +192.34 +0.43%
S&P500   6,280.46 +17.20 +0.27%
NASDAQ 20,630.66 +19.32 +0.09%
--------------------------------------------------------------
7.11
NYダウ   44,371.51 -279.13 -0.63%
S&P500   6,259.75 -20.71 -0.32%
NASDAQ 20,585.52 -45.13 -0.21%
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NYダウ(INDU) ⇒▲nr.調整 ⇒◇nr.もみあい ⇒▽切上げ⇒▲nr.調整  
S&P500(SPX) ⇒▲nr.調整 ⇒◇nr.もみあい ⇒▽nr切上げ ⇒-nr.調整  
NASDAQ(COMPQ) ⇒+nr.調整 ⇒▽QURD ⇒▽nr.高値圏 ⇒-nr.調整
【 SOX指数 】
5,696.29 -11.98 (-0.21%) ⇒▽反発.窓埋め ⇒◇nr.様子見 ⇒+nr.様子見 ⇒-△nr.様子見

【 VIX恐怖指数 】
16.40 +0.62 (+3.93%) ⇒▲反落下げ ⇒▲切下げ ⇒▲nr切下げ ⇒▽nr反発
⇒+3.93P (16台)
⇒-1.00P (15台)
⇒-5.18P (15台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ反落し279ドル安 関税懸念が重荷 ナスダックも反落 
▲nr.調整
ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落
・米政権がカナダに8月1日から35%の関税を課すと表明。米国の高関税が世界景気を押し下げるとの懸念が広がり、高値圏にある主力株に利益確定売りが出た。

-nr.調整
ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落
・メタプラットフォームズやブロードコムなどが下げた。
・アルファベットも買われた。

NYダウは279ドル安、トランプ政権の関税策で早期利下げ期待後退

・トランプ政権がカナダに35%関税率を通知、関税策による経済やインフレへの影響が懸念され、寄り付き後、下落。



・シカゴ連銀のグールズビー総裁が新たな関税の脅威が利下げを遅らせかねないと言及、インフレ長期化で連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待も後退し、終日軟調に推移し、終了。
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1.
・トランプ米大統領は10日、自身のSNSでカナダに関税率を通知する書簡を公表した。カナダ側が対抗措置をとれば関税率を引き上げる方針という。トランプ氏は米NBCテレビのインタビューで、欧州連合(EU)にも11日までに新税率を通知する考えを示した。通知を受け取っていない国には一律で15%か20%の関税を課すことを検討しているとも明かした。

・関税引き上げが米国の物価を押し上げるとの懸念から、長期金利は4.4%台前半と前日終値(4.35%)から水準を切り上げた。相対的にみた株式の割高感が意識されやすかった。

・多くの機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数とハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は10日に最高値を更新した。市場では「投資家は関税率の引き上げは交渉術と受け止めているが、年初来安値から相場が大幅に上昇してきたなかで利益確定売りが出やすい」(ベンセニョア・インベストメント・ストラテジーズのリック・ベンセニョア氏)との見方があった。

・来週には大手銀行を皮切りに主要企業による決算発表が本格的に始まる。6月の米消費者物価指数(CPI)を含む物価指標や6月の米小売売上高の発表も予定されており、内容を見極めたい雰囲気も株式の買い手控えにつながった。

・もっとも、人工知能(AI)関連の収益成長が期待されるハイテク大手の一角には買いが入り、相場を下支えした。前日に終値ベースで時価総額が4兆ドル台に達したエヌビディアに買いが続いた。アナリストが目標株価を引き上げたアマゾン・ドット・コムも上昇した。ダウ平均の構成銘柄ではないがアルファベットも買われた。

2.
・不動産管理・開発や自動車・自動車部品が上昇。
・耐久消費財・アパレルが下落。

・前日に終値ベースで時価総額が4兆ドル台に達したエヌビディアに買いが続いた。
・アナリストが目標株価を引き上げたアマゾン・ドット・コムも上昇。
・ユナイテッドヘルス・グループやシェブロンは上昇。
・ジーンズなどの衣料品メーカーのリーバイ・ストラウス(LEVI)は通期売上高見通し引き上げが好感され、上昇。

・ナイキやセールスフォース、ビザ、アメリカン・エキスプレスが下げた。
・アムジェンやシャーウィン・ウィリアムズも安い。
・消費財メーカーのヘレン・オブ・トロイ(HELE)は第1四半期の売上見通しが弱く、アナリストが投資判断を引下げ、下落。
・自動車メーカーのフォード(F)は上半期のリコール数が他社の1年分を上回る結果と報じられ、下落。

3.
・メタプラットフォームズやブロードコムなどが下げた。
・時価総額が4兆ドル台に達したエヌビディアに買いが続いた。
・アルファベットも買われた。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 230.4 0.28%
◇ エヌビディア 164.92 0.50%
◆ ASML 801.93 -0.02%
◆ インテル 23.43 -1.64%
◆ QCOM クアルコム 157.46 -1.02%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 197.93 -0.05%
◇ AMD 146.42 1.57%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 124.53 1.15%
◆ テラダイン 97.05 -1.59%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 229.76 -0.90%
◇ エヌビディア 164.1 0.75%
◇ ASML 802.09 0.28%
◇ インテル 23.82 1.62%
◆ QCOM クアルコム 159.09 -0.16%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 198.03 1.35%
☆ AMD 144.16 4.15%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 123.11 0.71%
☆ テラダイン 98.62 6.29%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 231.84 1.75%
◇ エヌビディア 162.88 1.80%
◇ ASML 799.83 0.72%
◆ インテル 23.44 -0.64%
◆ QCOM クアルコム 159.35 -0.06%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 195.39 0.21%
◇ AMD 138.41 0.43%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 122.24 -1.75%
◇ テラダイン 92.78 0.61%
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【米国市況】 ⇒ Bloomberg

【NY外為】 ▽ドル強い ▲円安転換に.147円半ば
//▽◇◆◆▽// 
・ドル指数は上昇。--- 大多数の貿易相手国・地域に対し、15%ないし20%の関税を一律に課すとしたトランプ氏の発言が影響。

・週間ベースでのドル・円は2%余り上昇し、今年最良のパフォーマンス。この日は147円52銭まで上昇。

ドル円相場は 米東部時間 16時 55 分
⇒¥147.42 ¥1.16 +0.79%
⇒¥146.27 ¥0.01 +0.01%
⇒¥146.31 -¥0.27 -0.18%

7.11
ジェフリーズの為替グローバル責任者、ブラッド・ ベクテル氏
今月20日の参院選について「市場の関心度は少し高まり始めた」と指摘。「選挙結果はドル・円相場をほんの少し動かしそうだが、いずれの方向でも1%を超えるような値動きは誰も予想していない」と。
「日本銀行は当面、追加利上げは不可能な状況にあり、それはしばらく続く可能性が高い」とベクテル氏。「日本の財政と経済を巡る状況はやや不安定で、これもしばらく続く可能性が高い」と。

ミハリス・ルサキス、クラウディオ・パイロン両氏を含むバンク・オブ・アメリカ(BofA)のチーム
「貿易政策の不確実性が高まっている」とし、選択的な措置や、見通せない結末、高いリスクプレミアムを指摘。「経済の不確実性に変わりはなく、いずれ起きる米利下げも重しとなり、ドルの大幅上昇は難しいだろう」と。

【米国株】
◆反落
//▲◆▽▽◆//

・11日の米株式相場は反落。
 ・S&P500種株価指数は前日に終値ベースで過去最高値を更新したが、この日は上昇一服となった。

 ・エヌビディアをはじめとする大型ハイテク株は好調。
 ・大手銀行6行は来週発表予定の4-6月期(第2四半期)決算で、トレーディング収入の増加が明らかになるとアナリストは予想している。

・トランプ米大統領はカナダからの輸入品の一部に8月1日から35%の関税を適用すると明らかにした。NBCニュースとのインタビューでは、新たな関税率を提示していない大多数の貿易相手国・地域に対し、15%ないし20%の関税を一律に課す予定であり、数字をこれから詰めると述べた。

7.11
ラー・タバクのマット・メイリー氏
「株式相場が軟調なのは、トランプ大統領が関税に関する姿勢を一段と硬化したからだ」と指摘。「市場は買われ過ぎになっており、極めて割高だ。調整の時期を迎えつつある」と。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのウルリケ・ホフマン・ブハーディ氏
今後数週間、貿易に関する悪いニュースや脅しのような発言が急増する可能性はあるが、米国の通商政策は今年後半にかけて安定性を増す方向だとみている。
「当社の基本シナリオは、米国の実効関税率が年末までに15%近辺で決着し、米経済は今後6カ月に成長ペースを落とすものの、リセッション(景気後退)にはならないというものだ」とブハーディ氏は説明。
「S&P500種でウエートの大きい銘柄の多くは、関税リスクに対してかなり耐性がある。同指数はボラティリティーの大きい期間を経て、来年6月までに6500に到達可能だと当社は考えている」と。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト
米株式相場は力強い決算シーズンに後押しされて上昇するが、年末にかけて勢いが弱まると、投資家はみていると。
同社ストラテジストのマイケル・ハートネット氏は、「誰も」経済や株式バリュエーションを心配していないとリポートで指摘。

ランズバーグ・ベネット・プライベート・ウェルス・マネジメントのマイケル・ランズバーグ氏
「第2四半期決算は良好だとみているが、第1四半期ほどではないだろう」と語る。「第2四半期のほとんどが関税と貿易問題にさいなまれた。一部の業界では顧客が様子見パターンに入っている可能性があり、業績に何らかのひずみが生じたかもしれない」と。
「ボラティリティーの高さや、関税による未知の状況があることは認識しているが、決算は全般として今の予想より良好になるだろう。この低いハードルをクリアすれば、市場は良好なパフォーマンスが期待できる」と。

【米国債】
▲下落
//▲◆▽◆▲//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・米国債市場ではインフレ懸念が再燃する中、利回りが軒並み上昇。

・米10年債利回り
⇒4.41% 6.1 +1.41%
⇒4.35% 1.6 +0.36%
⇒4.33% -6.7 -1.53%
  
・米30年債利回り
⇒4.95% 8.2 +1.68%
⇒4.87% 0.0 +0.00%
⇒4.87% -5.7 -1.16%
  
7.11
TDセキュリティーズの米金利ストラテジスト、モリー・ブルックス氏
「この日の売りは主にインフレ懸念によるもののようだ」と話す。「金利は年末までに下がるはずだと当社ではなお考えている。FOMCは成長不安に対応し、10月に利下げに踏み切るだろう」と。

ジェフリーズ・インターナショナルのチーフ欧州ストラテジスト、モヒト・クマール氏
今週の10・30年債入札が良好な結果となり、いくらか懸念が和らいだとリポートで指摘。ただし、財政不安を理由に米国と欧州、英国の「長期債は引き続き敬遠している」と。

【原油】
▽反発
//▽◇◇▲▽// 
・原油先物相場は反発。--- ロシアのエネルギー輸出抑制を目指す米国の新たな取り組みが意識された。
・トランプ米大統領は、ロシアを巡り「重要な声明」を14日に発表する考えを示した。また、ロシアによるウクライナへの攻撃が続いていることを巡り、プーチン大統領を改めて批判した。少なくとも85人の米上院議員が支持する対ロシア制裁法案は、中国とインドに対して、ロシア産エネルギーを購入した場合は500%の関税を課す内容となっている。

⇒WTI先物8月限は、前日比1.88ドル(▽2.8%)上昇し、1バレル=68.45ドル。
⇒WTI先物8月限は、前日比1.81ドル(▲2.6%)下落し、1バレル=66.57ドル。
⇒WTI先物8月限は、前日比5セント(◇0.1%)上昇し、1バレル=68.38ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は▽2.5%高の70.36ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は▲2.2%安の68.64ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は◇4セント高の70.19ドル。

7.11
コメルツ銀行
「米国は早ければ来週初めにもロシアに対する新たな制裁を決定する可能性がある」とリポートで指摘。「石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの大幅な生産引き上げにもかかわらず、原油相場がそれを吸収してこれまで比較的安定を保ってきたのは、ロシアからの原油供給の減少が一因とみられる」と。

CIBCプライベート・ウェルス・グループのシニア・エネルギー・トレーダー、レベッカ・バビン氏
「市場はIEAのリポートを精査し、地政学リスクと同地域の需要が特に高まった局面に増産が実施されたと判断している」と指摘。「注目すべきは、サウジから中国への供給が8月に増加するとみられる点だ。価格が堅調を維持する中、これは6月の供給過剰よりも市場にとって重要なシグナルだ」と。

【NY金】
▽続伸
//◆◆◇◇▽//
・金相場は続伸。

⇒金先物8月限は38.30ドル(▽1.15%)高の3364ドル。
⇒金先物8月限は4.70ドル(◇0.1%)高の3325.70ドル。
⇒金先物8月限は4.10ドル(◇0.1%)高の3321ドル。

>>7.8
MKS・PAMPの金属戦略責任者、ニッキー・シールズ氏
「貴金属を含む商品市場に圧力をかけているのは為替市場と債券市場だ」と指摘。

INGグループのストラテジスト、エワ・マンティー氏
「経済環境の不確実性が依然として続く中、ドルから他の資産への分散を目指す動きから、中銀は金保有を引き続き増やす可能性が高い」と。

【欧州株】 ドイツ30年債利回り上昇続き3.22%-株3カ月ぶり下落幅 ⇒

7.8
英FTSETM100指数 8,854.18 +47.65 +0.54%
独DAX指数 24,206.91 +133.24 +0.55%
仏CAC指数 7,766.71 +43.24 +0.56%
--------------------------------------------------------------
7.9
英FTSETM100指数 8,867.02 +12.84 +0.15%
独DAX指数 24,549.56 +342.65 +1.42%
仏CAC指数 7,878.46 +111.75 +1.44%
--------------------------------------------------------------
7.10
英FTSETM100指数 8,975.66 +108.64 +1.23%
独DAX指数 24,456.81 -92.75 -0.38%
仏CAC指数 7,902.25 +23.79 +0.30%
--------------------------------------------------------------
7.11
英FTSETM100指数 8,941.12 -34.54 -0.38%
独DAX指数 24,255.31 -201.50 -0.82%
仏CAC指数 7,829.29 -72.96 -0.92%
--------------------------------------------------------------

⇒▽QUAD反発 ⇒◇nr.高値圏 ⇒▽wrクアトロ.高値圏 ⇒▲nr押さえ.調整
⇒▽nr.高値圏 ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▲押さえ調整.高値圏 ⇒▲nr.調整2  
⇒▽トリプル.50MA突破 ⇒▽High.高値圏 ⇒+▼nr.高値圏 ⇒▲wr.調整2

▲下落
//▽◇▽◇▲//
・州株は下落。--- 米国のトランプ大統領が通商を巡り、大多数の国に対して15-20%の一律関税を課すと発言したことを受け。
・ストックス欧州600指数は1%安。
・ヘルスケアおよび消費関連サービス・製品セクターが最も下落。

【欧州債】
◆下落
//◆◆◇◆◆// 
・11日の欧州債券市場は、根強い財政懸念でドイツ長期金利が上昇し、イールドカーブがベア・スティープ化した。
・欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事が「次の利下げのためには、インフレ率が大きく下振れる必要がある」と発言したことを受け、市場では利下げ観測が後退した。
・英国債もベア・スティープ化の動きとなり、5月の英国内総生産(GDP)縮小を受けて寄り付きに上昇した分を打ち消した。


・独国債10年物
⇒2.73% +0.02
⇒2.71% +0.03
⇒2.67% -0.01
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・英国債10年物
⇒4.62% +0.03
⇒4.60% -0.02
⇒4.61% -0.02
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