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2025年7月7日月曜日

◆ドルもみあい ◇円高ぎみ.144円前半 原油.◆nrはらみ.67ドル台 令和7.7.7.Mon

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年7月7日 6:00 JST
①. 3週間の交渉延長をベッセント氏示唆
ベッセント米財務長官は上乗せ関税の一時停止期限である9日までに合意がまとまらない一部の国について、3週間の交渉期間延長の選択肢が与えられる可能性を示した。CNNなど複数のテレビ出演で、書簡を受け取った国・地域にとって、そこに書かれている関税率が直ちに最終決定になるわけではないと示唆。関税率の適用は8月1日からなので、合意に近づいていない国が譲歩案を提示する時間はなおあると述べた。一方CNNでは、8月1日を新たな期限と位置付けることは否定した。

②. 石破首相は安易な妥協を否定
石破茂首相は対米関税交渉について、安易な妥協はしない姿勢を改めて示した。自動車関税は引き続き税率ゼロを求めていく方針。NHKとフジテレビの党首討論番組で、石破首相は「国益をかけて、ものすごくギリギリの交渉を精力的にやっている」とした上で、「安易な妥協はしない。だから時間もかかるし、厳しいものになる」と述べた。書簡が日本に届いた際の対応を用意しているか問われ、「あらゆる場合に備えている」と返答。25%の税率が適用されている自動車について、引き続き税率ゼロを求めていくのかとの質問に、「そうしなければ交渉にならない。最初からここは妥協しますと言っていては交渉にならない」と述べた。

③. マスク氏が新党旗揚げ
米実業家のイーロン・マスク氏は新政党「アメリカ党」の設立を発表した。政党の詳細については明らかにしていない。電気自動車(EV)メーカー、テスラの最高経営責任者(CEO)を務めるマスク氏は、議会での審議中から大型減税・歳出法を支持した議員らを名指しで非難。新党の立ち上げを示唆するとともに、賛成票を投じた議員を中間選挙で落選させるため、政治献金を強化すると宣言していた。同法は4日、トランプ米大統領の署名を経て成立した。

④. アジア向け原油値上げ
サウジアラビアは代表油種のアジア向け8月価格を引き上げた。堅調な石油・燃料需要が背景にある。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」は、5日に4会合連続となる大型供給引き上げを決定したばかり。ブルームバーグが確認した価格表によれば、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは「アラビアンライト」のアジア向け価格を1バレル当たり1ドル引き上げ、アジア顧客向け指標価格より2.20ドル高く設定した。トレーダーおよび製油業者の調査では、アラムコはアラビアンライト価格をバレル当たり65セント引き上げると予想されていた。

⑤. 中・EUで制裁応酬
中国は欧州連合(EU)に本社を置く医療機器メーカーを標的に、報復的な制限措置を導入する。中国財政省によれば、EU資本の企業は制限対象の医療機器について4500万元(約9億1000万円)を超える金額の政府調達案件に参加できなくなる。同措置は6日に発効。中国国内で生産された製品は対象外になると、商務省が別の声明で説明した。EUはこれより先、中国の医療機器メーカーを対象に500万ユーロ(約8億5000万円)を超える公共調達案件へのアクセスを制限すると発表していた。
7日 【日本株】
日経平均 39,587.68 -223.20 -0.56%
TOPIX 2,811.72 -16.23 -0.57%
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日経平均 ⇒-△nr窓埋め.様子見 ⇒+nr.様子見 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲Gap.nr調整
TOPIX ⇒-△nr.様子見 ⇒◇nr.様子見 ⇒+▼押さえ.様子見 ⇒▲Gap.窓埋め調整
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【日経平均VI】
日経平均VI 27.37 +0.70 +2.62% ⇒+▼nr上げ ( 27台 )
日経平均VI 26.67 +0.84 +3.25% ⇒▽上げ ( 26台 )
日経平均VI 25.83 +0.42 +1.65% ⇒▽nr上げ ( 25台 )
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7日、超長期債が大幅安、財政悪化を警戒-円は下落し株も安い

・7日の東京株式相場は下落。
・トランプ大統領の関税に関する書簡の送付・発表を前に対日関税政策への警戒が強まった。
・電機や輸送用機器など輸出関連、非鉄金属や鉄鋼といった海外景気敏感業種が下落。
・日本経済の先行き不透明感から銀行や証券などの金融株も安い。
・個別では、米関税政策の影響で需要の先行きに不透明感が高まったとして業績予想を下方修正した安川電機が大幅安。
・第1四半期の単独売上高が前年同期を上回ったディスコは高い。

MCPアセット・マネジメントの大塚理恵子ストラテジスト
関税政策の材料待ちで投資家は「慎重な姿勢になりやすい」と述べた。日本は選挙を控え農業や自動車の分野で簡単に妥協ができず、楽観視できないと指摘。

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日経平均は反落、米関税政策の先行きに対する警戒感優勢

・前週末の欧米市場の動向を横目に、本日の日経平均は前営業日比81.32円安の39729.56円と反落で開始。

・前場中ごろにかけて下げ幅を広げた後は軟調もみ合い展開となったが、大引けにかけて一段安となり指数は39600円を下回って取引を終了。

・トランプ米大統領が7日に各国・地域への関税通知の送付を開始して通知先の具体的な相手を公表する予定となっており、米関税政策への警戒感が投資家心理の重石となった。
・また、手掛かり材料難となる中、前週末に第1四半期の決算を発表した安川電機<6506>が想定以上の業績下方修正で嫌気されると機械関連株にも売りが広がった。
・そのほか、台湾積体電路製造(TSMC)が米国への投資を優先させるため日本での熊本第2工場の建設を延期する方針といった報道もあり、全体としては様子見ムードが優勢となった。

・大引けの日経平均は前日比223.20円安の39587.68円。

・サービス業、小売業、陸運業が上昇。
・銀行業、非鉄金属、鉄鋼が下落。

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【個別銘柄】良品計画、安川電 など 


▽良品計画 7197 +277大幅続伸。
SMBC日興証券では投資判断「1」を継続し、目標株価を4400円から7700円に引き上げた。急ピッチの株価上昇による一時的な調整の可能性には留意としているが、同社のSSSは好調を維持し、前年水準が上昇してもプラスを維持、かつ、仕入れ改善などで粗利率改善の可能性もあり、減益懸念は限定的と。
25年8月期営業益は731億円まで増額しており、コンセンサスの700億円を上回ると。

▲安川電 2830.5 -324.5急落。
先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は105億円で前年同期比5.5%減となり、通期予想は従来の600億円から430億円、前期比14.3%減に下方修正している。
実績値は市場予想をやや下振れたとみられるほか、関税の影響を織り込んでいなかった従来予想の下振れ自体は想定線だが、それでも通期コンセンサスは500億円程度であったとみられ、想定以上の下方修正と受けとめられていうもよう。

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7.7 動いた株・出来た株
◇円谷フィHD<2767> 2149 +146 ⇒ キャピタル・リサーチの大量保有を材料視。
◇くら寿司<2695> 3625 +150 ⇒ 足元の既存店回復傾向を評価も。
◇良品計画<7453> 7210 +290 ⇒ SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。
◆安川電機<6506> 2877 -278 ⇒ 想定以上の業績下方修正を嫌気。
◆古河電気工業<5801> 6920 -278 ⇒ 三井住友トラストアセットの保有比率低下。
◆DMG森精機<6141> 3152 -118 ⇒ 安川電機の下方修正が設備投資関連の一角にも影響か。
◆ファナック<6954> 3773 -126 ⇒ 安川電機の下方修正を受けて連想感。
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//◆◆◆◇▽◆//◆ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◆◇◆◇▽◆//◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◆◇▽◆_//_ 原油  67ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◆ドルもみあい ◇円高ぎみ.144円前半 原油.◆nrはらみ.67ドル台  
7.7
米ドル/円 144.36 - 144.48
ユーロ/円 170.05 - 170.26
ユーロ/米ドル 1.1779 - 1.1783
英ポンド/円 197.07 - 197.53
豪ドル/円 94.58 - 94.78
スイスフラン/円 181.62 - 181.96
原油(WTIC原油先物) 67.13 -0.32 (-0.48%) ⇒◇呑込み ⇒▽wr逆立 ⇒◆nrはらみ

◆ドルもみあい ◇円安一服.144円半ば 原油.◆nrはらみ.67ドル台  
7.5
米ドル/円 144.45 - 144.48
ユーロ/円 170.25 - 170.30
ユーロ/米ドル 1.1778 - 1.1780
英ポンド/円 197.34 - 197.41
豪ドル/円 94.68 - 94.78
スイスフラン/円 182.01 - 182.10
原油(WTIC原油先物) 67.13 -0.32 (-0.48%) ⇒◇呑込み ⇒▽wr逆立 ⇒◆nrはらみ

▽ドル強い ▲円全面安に.144円後半 原油.◆nrはらみ.67ドル台 
7.4
米ドル/円 144.92 - 144.97
ユーロ/円 170.41 - 170.43
ユーロ/米ドル 1.1757 - 1.1759
英ポンド/円 197.86 - 197.90
豪ドル/円 95.24 - 95.26
スイスフラン/円 182.27 - 182.30
原油(WTIC原油先物) 67.13 -0.32 (-0.48%) ⇒◆nr下げ ⇒◇呑込み ⇒▽wr逆立 ⇒◆nrはらみ

StockCharts ⇒  

NY市場 休場
6.30
NYダウ   44,094.77 +275.50 +0.63%
S&P500   6,204.95 +31.88 +0.51%
NASDAQ 20,369.73 +96.27 +0.47%
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7.1
NYダウ   44,494.94 +400.17 +0.91%
S&P500   6,198.01 -6.94 -0.11%
NASDAQ 20,202.88 -166.84 -0.81%
--------------------------------------------------------------
7.2
NYダウ   44,484.42 -10.52 -0.02%
S&P500   6,227.42 +29.41 +0.47%
NASDAQ 20,393.13 +190.24 +0.94%
--------------------------------------------------------------
7.3
NYダウ   44,828.53 +344.11 +0.77%
S&P500   6,279.35 +51.93 +0.83%
NASDAQ 20,601.10 +207.97 +1.02%
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NYダウ(INDU) ⇒◇nr.高値圏 ⇒▽切り上げ.高値圏 ⇒-◇nr.様子見 ⇒▽クアトロ.高値圏 
S&P500(SPX) ⇒◇nr.高値圏 ⇒-◇もみあい.高値圏 ⇒▽逆立.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏  
NASDAQ(COMPQ) ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Gap.調整 ⇒▽吞込.高値圏 ⇒▽Gap.高値圏
【 SOX指数 】
5,647.12 +36.07 +(0.64%) ⇒◇nr.高値圏 ⇒▲Gap.調整 ⇒▽2Gap.高値圏 ⇒▽gap.nr高値

【 VIX恐怖指数 】
16.38 -0.26 (-1.56%) ⇒+◆nr上げ ⇒◇nrはらみ ⇒-△nr下げ ⇒▲nr下げ
⇒-1.56P (16台)
⇒-1.13P (16台)
⇒+0.60P (16台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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 米国株、ダウ反発し344ドル高 雇用統計改善 ナスダック最高値 
▽クアトロ.高値圏
ダウ工業株30種平均は反発
・3日発表の6月の米雇用統計で雇用者数が市場予想以上に増え、失業率は低下した。米景気懸念が後退し、主力株の買いを誘った。

▽Gap.高値圏
ナスダック総合株価指数は続伸
・S&P500種株価指数への採用が決まったクラウド監視・分析のデータドッグが大幅高。
・米政府の対中輸出規制緩和を受けて半導体設計ソフトのシノプシスやケイデンス・デザイン・システムズも買われた。

NYダウは344ドル高、雇用統計を好感

・雇用統計が予想外に強まったことを好感し、寄り付き後、上昇。

・通商交渉の進展やトランプ政権の大型減税成立期待を受けた買いが引き続き支援し、相場は終日堅調に推移した。

・独立記念日祭日の前日で短縮取引となる中、終盤にかけて上げ幅を拡大、ナスダックやS&P500種指数は連日で過去最高値を更新し、終了。
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1.
・雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比14万7000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(11万人増)を上回った。失業率は4.1%と5月(4.2%)を下回り、4.3%に上昇するとの予想に反して低下した。前日発表の6月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が減少した後で、雇用統計が市場予想を上回る内容だったことから安心感が広がった。

・米政府が5月に導入した半導体設計ソフトの対中輸出規制を撤回したことが2日に明らかになった。米中関係の改善や通商交渉の進展への期待が高まり、半導体関連株の一角に買いが波及した。

・トランプ減税の延長を柱とする減税・歳出法案の審議の進展も株式相場を支えたとの見方があった。法案が成立すれば、現行の所得税減税の2025年末の失効を回避できる。法案に含まれるチップ収入や残業代の免税措置、設備投資の減価償却要件の緩和などが景気浮揚につながるとの見方もある。米連邦議会下院では与党・共和党が上院を1日に通過した法案をめぐる意見の調整を終え、3日中に採決が実施されるとみられている。

・独立記念日の前日で3日の米株式市場は午後1時までの短縮取引だった。市場参加者が少なく、薄商いのなかで、値動きが大きくなったとの声があった。

・ダウ平均ではトラベラーズやJPモルガン・チェース、ボーイングが上げた。シスコシステムズやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトも高い。一方、メルクやスリーエム、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は下げた。

2.
・ソフトウエア・サービスが上昇。
・耐久消費財が下落。

・トラベラーズやJPモルガン・チェース、ボーイングが上げた。
・シスコシステムズやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトも高い。

・メルクやスリーエム、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は下げた。
・トラベラーズやIBMが安かった。

3.
・S&P500種株価指数への採用が決まったクラウド監視・分析のデータドッグが大幅高。
・米政府の対中輸出規制緩和を受けて半導体設計ソフトのシノプシスやケイデンス・デザイン・システムズも買われた。

SOX指数 銘柄 ⇒
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◇ TSM 234.8 0.51%
◇ エヌビディア 159.34 1.33%
◆ ASML 794.5 -0.64%
☆ インテル 22.49 2.79%
◆ QCOM クアルコム 162.21 -0.07%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 191.05 0.55%
◆ AMD 137.91 -0.44%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 122.29 0.45%
◆ テラダイン 93.06 -1.19%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 233.6 3.97%
☆ エヌビディア 157.25 2.58%
◇ ASML 799.59 1.15%
★ インテル 21.88 -4.25%
◇ QCOM クアルコム 162.32 1.83%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 190.01 3.40%
◇ AMD 138.52 1.77%
◇ MU ミクロン・テクノロジー 121.74 0.70%
◇ テラダイン 94.18 2.46%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 224.68 -0.80%
★ エヌビディア 153.3 -2.97%
◆ ASML 790.47 -1.36%
◇ インテル 22.85 2.01%
◇ QCOM クアルコム 159.4 0.09%
◇ AMAT アプライドマテリアルズ 183.76 0.38%
★ AMD 136.11 -4.08%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 120.89 -1.91%
◇ テラダイン 91.92 2.22%
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【米国市況】 ⇒ Bloomberg

【NY外為】 ◆ドルもみあい ◇円安一服.144円半ば
//◆◆◇▽◆// 
・為替市場では、ドルが主要通貨の大半に対して値上がり。--- 雇用統計の上振れで国債利回りが上昇し、利下げ観測が後退したことが背景。

・円は対ドルで下げを拡大。一時は1.1%高の145円23銭まで売られた。データ発表前は143円台後半で推移していた。円は主要通貨の中で最も下げが目立った。

ドル円相場は 米東部時間 16時 33 分
⇒¥145.00 ¥1.34 +0.93%
⇒¥143.66 ¥0.24 +0.17%
⇒¥143.42 -¥0.61 -0.42%

7.3
クレディ・アグリコルCIBのG10為替調査・戦略責任者、バレンティン・マリノフ氏
雇用統計について「ドルの強気派にとっては安心材料だ」と指摘。「全般的に、為替は米金利市場の動向に連動する」と。

マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏
「非農業部門雇用者数は予想以上に伸びたが、そこまで大幅に上回ったわけではない。民間部門や製造業の数字は決して強くない」と分析。

【米国株】
▽上昇
//◇◇◇▽_

・株式市場では経済の底堅さが改めて意識され、S&P500種株価指数が最高値を更新して終えた。
 ・6月の雇用者数は前月比14万7000人増と、市場予想の10万6000人増を上回る伸びとなった。また失業率は4.1%に低下した。

 ・半導体設計ソフトを手掛けるシノプシスとケイデンス・デザイン・システムズが4.9%、5.1%それぞれ値上がり。トランプ政権が中国向けの輸出許可要件を撤廃したことが材料視された。

7.3
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏
「経済にとっては朗報だが、7月の利下げを期待していた向きには悪いニュースだ」と。

ベッセント米財務長官は
連邦公開市場委員会(FOMC)が次回会合で政策金利を引き下げないのであれば、「9月にもっと大幅な利下げを実施することになるだろう」と。
またFOMCの金利判断に疑問を示し、2年物米国債利回りに鑑みれば政策金利は高過ぎると主張。「FOMCの判断は、ややずれているように思える」と。

CFRA、同社のチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏
「足元の19%近い調整からの持ち直しと、第2次世界大戦以降に調整局面後の上昇率が平均10%である点に後押しされている」と。

【米国債】
▲急落
//▽◆▲▲_//
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・予想を上回る雇用統計を受けて利下げ観測が後退し、7月利下げとの見方はほぼ消えた。

・米10年債利回り
⇒4.34% 6.7 +1.56%
⇒4.28% 3.7  +0.88%
⇒4.24% 1.6 +0.37%
  
・米30年債利回り
⇒4.86% 5.9 +1.23%
⇒4.76% -1.0 -0.21%
⇒4.78% -5.5 -1.13%
  
7.3
アメリベット・セキュリティーズの米金利トレーディング・ストラテジー責任者、グレゴリー・ファラネロ氏
7月の利下げの可能性はなくなったとし、「FRBは夏休みを取るだろう」と指摘。「FRBが動くかどうかは雇用次第」だが、今回の統計でパウエル議長は利下げに向けて様子見の姿勢を取るとの見方。

ブラックロックのポートフォリオ・マネジャー、ジェフリー・ローゼンバーグ氏
民間部門の雇用者数の伸び鈍化を踏まえると、統計発表後の債券売りは行き過ぎだった可能性があるとの見方。「直後の反応が必ずしも最終的な反応とは限らない典型例だ」と指摘。「民間雇用は下振れした。これは想定されてきた労働市場の減速を示すものだ」と。

【原油】
◆反落
//◆◇▽◆_// 
・原油先物相場は反落。--米国がイランとの核協議再開を計画しているとするアクシオスの報道を受けて、中東情勢が再び緊迫化するリスクは後退したとの見方が広がった。
 ・ウィトコフ米中東担当特使はイランのアラグチ外相と来週オスロで会談を計画していると、アクシオスは伝えた。これより先、アラグチ外相は国際原子力機関(IAEA)との対話を継続する意向を示していた。

・6日には石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが会合を開く。OPECプラスは日量41万1000バレルのさらなる生産引き上げについて協議を開始しており、大幅な供給拡大に合意する可能性が高いと見込まれている。
⇒WTI先物8月限は、前日比45セント(◆0.7%)下落し1バレル=67ドル。
⇒WTI先物8月限は、前日比2ドル(▽3.1%)上昇し1バレル=67.45ドル。
⇒WTI先物8月限は前日比34セント(◇0.5%)高の1バレル=65.45ドル。

⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は◆0.4%安の68.80ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は▽3%高の69.11ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント9月限は◇0.6%高の67.11ドル。

7.3
ノルウェーの銀行DNBのアナリスト、ヘルゲ・アンドレ・マルティンセン氏
「今後数か月に構造的な弱さが一段と増す局面に突入しそうだ」と指摘。季節的および構造的な原油需要の伸び鈍化や、OPECプラスによる大幅な増産継続を主因に。

【NY金】
◆反落
//◇▽◇◆_//
・金相場は反落。--6月の米雇用統計が堅調な結果となり、7月の米利下げ観測が後退したことが背景にある。
・金融市場ではドルと米国債利回りが上昇。金利上昇は通常、利子を生まない金には重しとなる。

・市場では米財政赤字を巡る懸念もくすぶっている。下院で3日に可決された大型税制・歳出法案は、今後10年で米国の債務を推計3兆4000億ドル拡大させると見込まれている。可決により、安全資産としての金の魅力が高まる可能性がある。

⇒金先物8月限は16.80ドル(◆0.5%)安の3342.90ドル。
⇒金先物8月限は9.90ドル(◇0.3%)高の3359.70ドル。
⇒金先物8月限は42.10ドル(▽1.3%)上げて3349.80ドル。

>>7.1
コメルツ銀行のアナリスト
米政府が歳出法案を推し進めていることで「財政リスクが顕在化する可能性が高い」とリポートで指摘。安全逃避先としての金の妙味が高まる可能性があるとの見方。

オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)のアナリスト、ビベク・ダール氏
「金はここ最近下落していたが、ドルの下げが続く場合は、短期的に上昇する余地が最も大きい」とリポート。

【欧州株】 関税交渉期限迫りリスクオフ、債券買われる-株は下落 ⇒

7.1
英FTSETM100指数 8,785.33 +24.37 +0.28%
独DAX指数 23,673.29 -236.32 -0.99%
仏CAC指数 7,662.59 -3.32 -0.04%
--------------------------------------------------------------
7.2
英FTSETM100指数 8,774.69 -10.64 -0.12%
独DAX指数 23,790.11 +116.82 +0.49%
仏CAC指数 7,738.42 +75.83 +0.99%
--------------------------------------------------------------
7.3
英FTSETM100指数 8,823.20 +48.51 +0.55%
独DAX指数 23,934.13 +144.02 +0.61%
仏CAC指数 7,754.55 +16.13 +0.21%
--------------------------------------------------------------
7.4
英FTSETM100指数 8,822.91 -0.29 0.00%
独DAX指数 23,787.45 -146.68 -0.61%
仏CAC指数 7,696.27 -58.28 -0.75%
--------------------------------------------------------------

⇒▽nr反発 ⇒◆nr調整 ⇒▽逆立 ⇒-nrはらみ.様子見
⇒▲切下げ.調整2 ⇒▽nr.様子見 ⇒▽Cog.Sup10MA ⇒▲nr窓埋め.調整 ⇒▲nr下げ.調整2⇒▽2Gap.10MA突破 ⇒+▼nr.様子見 ⇒▲窓埋め.調整

▲下落
//▲▲◇◇▲//
・欧州株は、9日の関税発動期限を前に、米国と欧州連合(EU)通商協議の先行き不透明感が続く中、週次ベースで下落。
・トックス欧州600指数は一時0.9%安となったが、0.5%安。--トランプ米大統領が、8月1日から発効する新たな関税について、貿易相手国への通告を近く開始すると述べたことが重しとなった。
・貿易の影響を受けやすい鉱業株や自動車株が下落。
・景気変動の影響を受けにくいヘルスケアや通信株が上昇。

【欧州債】
◇もみあい
//◆◇▲◆◇// 
・4日の欧州債券市場は、ドイツの短期債が相対的に堅調な動き。
・ドイツ2年債利回りは、一時3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して1.80%。---米国の関税への懸念がリスクセンチメントを圧迫する中、安全資産に資金が流入した。
・英国債は軟調で、イールドカーブ全体で利回りが約1bp上昇。


・独国債10年物
⇒2.61% -0.01
⇒2.62% -0.05
⇒2.66% +0.09
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.55% +0.01
⇒4.54% -0.07
⇒4.61% +0.16
---------------------------

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