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2025年5月29日木曜日

◇ドル強い ◆円安維持.144円後半 原油.▽反発.61ドル台 令和7.5.29.Thus

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年5月29日 6:00
①. エヌビディア決算は売上高が予想以上
人工知能(AI)用半導体大手の米エヌビディアは、5-7月期の売上高が約450億ドルになるとの見通しを示した。輸出規制で中国売上高は約80億ドル落ち込む見込みだという。2-4月売上高は441億ドルと、市場予想の432億9000万ドルを上回った。データセンター売上高は391億ドル。予想は392億2000万ドルだった。同社の株価は時間外取引で上昇。

②. FOMC議事要旨
5月6-7日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、当局者らは経済を巡る不確実性が高まっていることから、政策金利の調整を行う上では慎重なアプローチが正当化されるとの認識で一致した。関税が及ぼし得る影響を主因として、3月会合以降に失業増加とインフレ加速のリスクがいずれも高まったと判断した。議事要旨によると、連邦準備制度理事会(FRB)スタッフは発表された通商政策を反映し、2025年および26年の経済成長見通しを下方修正した。

③. トランプ大統領が反論
トランプ米大統領は、同らの強硬な関税の脅しを結局は実行に移さないとウォール街がみているとの指摘に反論。これまでの度重なる姿勢軟化は貿易面で譲歩を引き出すための戦略的な動きだったと主張した。「これは交渉というものだ」と発言。「ばかげたほど高い数字」をわざと提示し、「それから少し下げる」というやり方は交渉の一環だと付け加えた。「Trump Always Chickens Out(トランプはいつも尻込みする)」の頭文字を取った「TACO」と呼ばれる取引に関する報道について、大統領執務室でのイベントで質問された。

④. 米EU交渉
欧州連合(EU)のシェフチョビッチ欧州委員(貿易・経済安全保障担当)は、ラトニック米商務長官およびグリア通商代表部(USTR)代表と29日に協議を行う予定だと述べた。EUは、米国による上乗せ関税発動期限である7月9日より前に交渉をまとめようと、取り組みを加速させている。シェフチョビッチ氏はラトニック、グリア両氏と1日おきに協議することで合意したと説明した。また、ドイツのBMWとメルセデス、フォルクスワーゲン(VW)が関税問題でラトニック商務長官と集中協議を行っており、合意成立に近づいていると独紙ハンデルスブラットは報じた。

⑤. ラガルド氏の去就
ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が任期を満了する前に退任し、世界経済フォーラム(WEF)のトップに就任することを検討したと、WEF創設者で前会長のクラウス・シュワブ氏が英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に語った。WEF入りに向けた準備として、ジュネーブ近郊にあるWEF所有の「ビラ・ムンディ」に住居を確保するなどの手続きが進められていたという。ECB報道官は「ラガルド総裁は常に自らの使命に強くコミットしており、任期を全うする決意でいる」とコメントした。ラガルド氏のECB総裁としての任期は2027年まで。
29日 【日本株】
日経平均 38,432.98 +710.58 +1.88%
TOPIX 2,812.02 +42.51 +1.53%
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日経平均 ⇒▽nrトリプル.10MA突破 ⇒◆押さえ.出来増 ⇒▽wrクアトロ
TOPIX ⇒▽トリプル.Sup10MA ⇒◆押さえ.出来増 ⇒▽wrクアトロ
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【日経平均VI】
日経平均VI 23.35 +0.15 +0.65% ⇒◇nr ( 23台 )
日経平均VI 23.20 -0.95 -3.93% ⇒-△nr ( 23台 )
日経平均VI 24.15 -0.26 -1.07% ⇒▲nr ( 24台 )
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29日、円が下落、米関税措置の違法判断でリスク選好-株は上昇

・29日 の日本株相場は上昇。
・米関税措置の違法判断や為替の円安を背景に自動車など輸出関連株が買われている。

 ・人工知能(AI)用半導体大手の米エヌビディア決算を受けて半導体関連株も高い。
 ・エヌビディアが強気の売上高見通しを示し、半導体関連株や電線などAI関連株が上昇。


香港のレイリアント・グローバル・アドバイザーズのポートフォリオ・マネジメント部長、フィリップ・ウール氏
米関税措置に対する判断は「リスク資産にとって非常に明確な好材料」とした上で、通商政策を巡る不確実性や相場の高いボラティリティーは継続するだろうと。

野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト
エヌビディアの決算について、米政府の規制で中国向けが厳しい中でもAI向け需要が旺盛なことは安心感をもたらすと。

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日経平均は大幅反発、エヌビディア効果に円安推移も好材料視

・米株式市場の動向を横目に、29日の日経平均は324.57円高の38046.97円と反発して取引を開始。

・昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、取引終了後に発表された米エヌビディアの決算を受け、同社株が時間外取引で上昇。ダウ平均先物も時間外取引で大幅高となっていることが東京市場の株価支援要因となった。

・また、米国の裁判所がトランプ米大統領の発動した関税を違法だとして差し止める判断を下したことが好感され外為市場で円安・ドル高方向に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。
・大引けの日経平均は前日比710.58円高(+1.88%)の38432.98円。

・非鉄金属、輸送用機器、保険、サービス、電気機器などが上昇。
・陸運、海運、パルプ・紙の3セクターが下落。

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【個別銘柄】フジクラ、アドバンテス、日ヒューム など 


▽フジクラ 6875 +361大幅続伸。
前日にはエヌビディアが決算を発表、2-4月期売上高はコンセンサスを上振れたが、生成AIや大規模言語モデル開発向け需要から、主力のデータセンター事業は73%増と好調だった。
半導体関連株同様に、同社など電線株もデータセンター関連として、エヌビディア好決算効果が波及する形のようだ。武蔵精密、住友電工なども上げが目立っている。

▽アドバンテス 7643 +388大幅続伸。
同社やディスコ、東京エレクなど大手半導体関連銘柄は総じて買い先行に。注目されていたエヌビディアの決算発表が前日に行われており、それを受けて時間外取引では5%前後の上昇となっていることから、国内関連銘柄への買い安心感につながった。
エヌビディア決算では、2-4月期売上高が輸出規制の影響も懸念されていた中で市場予想を上回り、5-7月期ガイダンスでも粗利益率の改善見通しが評価されている。

▽日ヒューム 1969 +339急騰。
政府は老朽化した大規模な下水道の更新工事を2030年度までに全国で完了させる方針と伝わっている。全長5000kmの安全性を確保するべく、6月に閣議決定する国土強靱化の中期計画で目標を設けるようだ。
復旧・更新需要への期待が同社など関連銘柄には高まる展開となっているもよう。NJS、栗本鉄工、日本鋳鉄管などが大きく上昇する展開になっている。

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5.29 動いた株・出来た株
◇日本ヒューム<5262> 1927 +297 ⇒ 政府では大規模下水道更新工事を30年度までに完了目標と。
◇楽天銀行<5838> 7435 +666 ⇒ ドコモの住信SBI子会社化報道でネット銀行として連想買い。
◇武蔵精密工業<7220> 2896 +198 ⇒ エヌビディア好決算効果がデータセンター関連にも波及。
◇フジクラ<5803> 6962 +448 ⇒ 決算発表後のエヌビディア上昇でデータセンター関連買い優勢。
◇住友電気工業<5802> 3040 +150.5 ⇒ エヌビディア決算受けた電線株高の流れで。
◇リクルートHD<6098> 8910 +465 ⇒ 米時間外上昇などでグロース代表株として見直しも。
◇ソニーグループ<6758> 4017 +196 ⇒ 「金融インベスターデー」を本日開催予定。
◇パナHD<6752> 1684 +77.5 ⇒ 野村證券でポジティブなレポートも。
◇東邦チタニウム<5727> 1158 +52 ⇒ 親子上場解消期待などは根強く。
◆バンナムHD<7832> 4543 -120 ⇒ 「エルデンリング ナイトレイン」発売接近だが。
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//◆◆◆▲◇▲//◆◇▽◇ ドル円 144円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◆◆//◆◇◇◆ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇◇◆▲▽//_◆▲▽ 原油 61ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドル強い ◆円安維持.144円後半 原油.▽反発.61ドル台  
5.29
米ドル/円 144.76 - 144.81
ユーロ/円 163.46 - 163.58
ユーロ/米ドル 1.1291 - 1.1299
英ポンド/円 194.89 - 195.16
豪ドル/円 92.95 - 93.07
スイスフラン/円 174.92 - 175.12
原油(WTIC原油先物) 61.84 +0.82 (+1.34%) ⇒▲nrはらみ ⇒▲nr切り下げ ⇒▽反発

▽ドル反発  ▲円安方向へ.144円台 原油.▲nr切り下げ.60ドル後半  
5.28
米ドル/円 144.24 - 144.31
ユーロ/円 163.45 - 163.54
ユーロ/米ドル 1.1329 - 1.1335
英ポンド/円 194.84 - 194.99
豪ドル/円 92.96 - 92.99
スイスフラン/円 174.14 - 174.62
原油(WTIC原油先物) 60.89 -0.64 (-1.00%) ⇒▽吞込み ⇒▲nrはらみ ⇒▲nr切り下げ

◇ドルもみあい  ◆円高一服.142円後半 原油.▲nrはらみ.61ドル台 
5.27
米ドル/円 142.75 - 142.76
ユーロ/円 162.51 - 162.58
ユーロ/米ドル 1.1384 - 1.1388
英ポンド/円 193.55 - 193.64
豪ドル/円 92.54 - 92.68
スイスフラン/円 174.04 - 174.12
原油(WTIC原油先物) 61.49 -0.01 (-0.02%) ⇒-◇nr.sup10MA ⇒▽吞込み ⇒▲nrはらみ

StockCharts ⇒  

5.23
NYダウ   41,603.07 -256.02 -0.61%
S&P500   5,802.82 -39.19 -0.67%
NASDAQ 18,737.20 -188.52 -0.99%
--------------------------------------------------------------
5.27
NYダウ   42,343.65 +740.58 +1.78%
S&P500   5,921.54 +118.72 +2.04%
NASDAQ 19,199.16 +461.95 +2.46%
--------------------------------------------------------------

5.28
NYダウ   42,098.70 -244.95 -0.58%
S&P500   5,888.55 -32.99 -0.55%
NASDAQ 19,100.93 -98.22 -0.51%
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NYダウ(INDU) ⇒-◇nr下げ.Sup20MA ⇒▽COG.10MA突破 ⇒▲nrかぶせ.様子見 
S&P500(SPX) ⇒-◇下げ.Sup20MA ⇒▽COG.10MA突破 ⇒▲nrかぶせ.様子見  
NASDAQ(COMPQ) ⇒-◇下げ.様子見 ⇒▽COG.10MA突破 ⇒▲nrかぶせ.様子見
【 SOX指数 】
4,834.42 -26.67 (-0.55%) ⇒-◇nr.-Low ⇒▽COG.+test200MA ⇒▲nrかぶせ.様子見

【 VIX恐怖指数 】
19.31 +0.35 (+1.85%) ⇒▽上げ大 ⇒▲下げ大.200MA割れ ⇒▽nr上げ
⇒-7.83P (18台)
⇒+9.91P (22台)
⇒-2.83P (20台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ反落し244ドル安 エヌビディア決算控え様子見 ナスダック反落 
▲nrかぶせ.様子見
ダウ工業株30種平均は反落
・28日の取引終了後にエヌビディアが2025年2〜4月期決算を発表するのを控えて持ち高調整の売りが主力株に出た。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが目先は見込みにくいとの観測も株価の重荷だった。

▲nrかぶせ.様子見
ナスダック総合株価指数は反落
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株が下落。
・テスラは下落。

NYダウは244ドル安、引け後のエヌビディア決算控え様子見強まる

・ダウ、ナスダックは寄り付き後揃って小幅に上昇。

・前日の大幅高の反動に加え、引け後のエヌビディアの決算発表を控え様子見姿勢が強まり、ダウはじり安、ナスダックは前日の終値近辺でのもみ合いが続いた。
・取引時間中に公表された5月開催分のFOMC議事要旨では、関税の影響を見極めるまで政策金利変更には慎重な姿勢が改めて示されたが相場の反応は限定的だった。

・ダウ、ナスダックともに下げて終了。
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1.
・エヌビディアの決算では、人工知能(AI)向け半導体の需要や中国への輸出規制の影響に市場の関心が集まっている。決算発表後の値動きが相場全体に影響する可能性があり、投資家が様子見の姿勢を強めた。市場では「企業によるAI投資が今後も勢いを保つかどうかを見極める材料になる」(シーミス・トレーディングのジョセフ・サルッジ氏)との声が聞かれた。

・FRBが28日に公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6〜7日開催分)によると、参加者らは「経済見通しを巡る不確実性はさらに高まっている」との見解で一致した。金融政策の判断にあたっては、トランプ米大統領による関税政策の影響が明らかになるまでは「注意深く取り組むのが適切だ」とした。利下げに慎重な姿勢が改めて示され、ダウ平均は下げ幅を300ドルあまりに広げる場面があった。

・米長期金利は4.4%台後半と前日終値(4.44%)を上回っている。金利と比べた相対的な割高感が意識されたことも主力株への売りを促した。


2.
・不動産管理・開発が上昇。
・耐久消費財・アパレルが下落。


・ユナイテッドヘルス・グループとボーイングは上昇。
・「空飛ぶタクシー」を開発するジョビー・アビエーション (JOBY)は大幅高。トヨタからの戦略的投資として、最初の2億5000万ドルの支払いを受けたと発表した。
・アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF )は関税コストを織り込んだ上で売上高成長率の見通しを引き上げたことが好感され大幅高。
・取引終了後に発表されたエヌビディア(NVDA)の第1四半期決算は売上高、調整後1株利益ともに市場予想を上回った。時間外取引で株価は上昇している。


・メルクやナイキ、シェブロンが下落。
・ゴールドマン・サックスも売り。
・百貨店メーシーズ(M)は下落。2-4月期の業績が市場予想を上回ったが、関税や個人消費の若干の鈍化を背景に、通期見通しの一部を引き下げた。
・半導体ソフトウエア会社ケイデンス・デザイン・システムズ(CDNS )シノプシス(SNPS)は大幅安。半導体設計支援ソフトを中国へ提供する企業に対し、トランプ政権が中国向けサービス提供停止を指示したとFTが報じた。


3.
・アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株が下落。
・テスラは下落。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 196.14 -0.78%
◆ エヌビディア 134.81 -0.51%
◆ ASML 746.51 -1.36%
◆ インテル 20.37 -0.88%
◆ QCOM クアルコム 147.6 -0.69%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 161.59 -0.15%
◆ AMD 112.86 -1.48%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 96.18 -0.21%
◆ テラダイン 80.25 -1.82%
--------------------------------------------------------------
☆ TSM 197.68 2.97%
☆ エヌビディア 135.5 3.21%
☆ ASML 756.79 3.32%
◇ インテル 20.55 2.49%
◇ QCOM クアルコム 148.63 2.24%
☆ AMAT アプライドマテリアルズ 161.83 2.74%
☆ AMD 114.56 3.85%
☆ MU ミクロン・テクノロジー 96.38 3.22%
☆ テラダイン 81.74 6.18%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 191.98 -2.15%
◆ エヌビディア 131.29 -1.16%
◆ ASML 732.49 -1.11%
◆ インテル 20.05 -2.43%
◆ QCOM クアルコム 145.38 -1.35%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 157.51 -1.88%
◆ AMD 110.31 -0.36%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 93.37 -1.54%
◆ テラダイン 76.98 -1.92%
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【米国市況】⇒

【NY外為】 ◇ドル強い ◆円安維持.144円後半
//▲▲▲◇▲//_▽◇ 
・為替市場では、ブルームバーグ・ドル・スポット指数が上昇。--月末の資金フローがドルを支援。
・円は対ドルで下落。一時は0.5%安の145円08銭まで売られた。

ドル円相場は 米東部時間 16時 53 分
⇒¥144.90 ¥0.57 +0.39%
⇒¥144.34 ¥1.49 +1.04%
⇒¥142.53 -¥1.48 -1.03%

5.28
INGのストラテジスト、フランチェスコ・ペソレ氏
「米経済成長に対する信頼を再構築するには、さらなる経済指標の上振れが必要だ。財政赤字を巡る懸念は当面解消されそうにない」と。
その上で「脱ドル化の動きやトランプ大統領が長期的にドル安志向であることを踏まえると、現在のドル高局面はここから失速する可能性が高いとみている」と。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)のストラテジスト、ウィン・シン、エリアス・ハダッド両氏
「日本では足元の長期債利回りの上昇に伴い、債務返済コストが押し上げられており、日本銀行の金融引き締め余地を制限する要因となっている。これは円にとって逆風だ」と。
「短期的には円買い持ちの積み上がりが、急激なショートカバーに伴うドル・円相場の上昇リスクを高めている」と。

【米国株】
◆反落
//◇◆▲◆▲//_▽◆

・28日の米金融市場ではS&P500種株価指数が反落。
・注目のエヌビディア決算を引け後に控え、積極的な売買が控えられた。

・トランプ米政権は半導体設計支援ソフトウエアを提供する米企業に対して、中国へのサービス提供を停止するよう指示した。これを受けて電子設計自動化(EDA)を手がけるケイデンスやシノプシスの株価はそれぞれ一時12%以上急落。
・通常取引終了後に決算を発表したエヌビディアは、5-7月期の売上高が約450億ドルになるとの見通しを示した。時間外で同社株価は上昇。
5.28
メイン・ストリート・リサーチの最高投資責任者(CIO)、ジェームズ・デマート氏
エヌビディア決算について「同社のみならず株式市場全体にとって極めて重要だ。市場全般に楽観ムードを呼び覚ます可能性があり、関税や税制などワシントン発の材料ではなく、人工知能(AI)の潜在力に一段の注目が集まる契機となり得る」と。

UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのウルリケ・ホフマンブチャディ氏
「足元の通商交渉を巡る動向は、最終的には対立よりも現実的な対応が優先されるという当社の基本シナリオに整合している」と。
「トランプ政権はこれまでのところ、市場動揺の兆候を受けて、一段と強硬な関税政策を抑制しているようだ」と。
同氏は貿易摩擦が今後も緩和に向かうとの前提で、株高基調が2026年にかけて再加速すると予測。

ネーションワイドのマーク・ハケット氏
「市場が敏感に反応する傾向は続いている。関税発動の延期を受けて相場は急騰したが、株式市場は一定のレンジに落ち着いており、4月のパニックはすでに過去のものとなったことを示唆している」と。
「ただ、強気相場の次の段階への移行には新たな材料が必要だ」と。

【米国債】
◆下落
//◇◆▲▽◇//_▽◆
・米国債は、下落。( 利回り、上昇 )

・5年債入札(発行額:700億ドル)が堅調な需要を集めたことを受けて、当初の下げから持ち直した。

・米10年債利回り
⇒4.48% 3.6 +0.80%
⇒4.44% -6.7 -1.49%
⇒4.51% -1.8 -0.39%
  
  
5.28
クレジットサイツで投資適格級およびマクロ経済の戦略責任者を務めるザカリー・ グリフィス氏
「堅調な入札となったようだ」と指摘。米国債に対する外国人投資家の需要減退が懸念されていたが、「大量の資金引き揚げがあるようにはみえない」と。

マールボロ・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジェームズ・アセイ氏
「財政政策を巡る懸念はもっともで、反論し難い」と。
「不確実性の大きさに加え、依然としてインフレリスクがくすぶっている点を踏まえると、相場は今後も上下に大きく振れる可能性がある」と。

【原油】
▽反発
//◇◆◆◆▽//_▲▽ 
・米国がロシアに新たな制裁を科すとの観測と、イランとの核協議が物別れに終わる可能性が意識された。
・トランプ米大統領は前日、ロシアによる大規模なウクライナ攻撃をプーチン大統領の「火遊び」だと非難した。米国は対ロ追加制裁を検討している。

⇒WTI先物7月限は、前日比95セント(▽1.6%)高い1バレル=61.84ドル。
⇒WTI先物7月限は、前営業日比64セント(▲1%)安い1バレル=60.89ドル。
⇒WTI先物7月限は、前日比33セント(◇0.5%)高の1バレル=61.53ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限は▽1.3%高の64.90ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限も▲1%下げ、64.09ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限は◇0.5%上昇し、64.78ドル。


5.28
みずほセキュリティーズUSAのエネルギー先物部門ディレクター、ロバート・ヨーガー氏
" OPECプラス、生産枠を維持-7月も大幅な生産回復継続か31日決定 " 早い段階で長期的な方針の方向性が出たと指摘。「市場は31日の決定次第だ」と。

【NY金】
◆続落
//▽▽◇◆▽//_▲◆
・経済データにはセンチメントの回復が示され、貿易交渉に関しては進展の兆しが見られるものの、市場では様子見姿勢が続いている。
・金スポット価格は欧州時間に約0.8%上昇した後、米国時間の午前には下げに転じた。ドルの堅調と米国債利回りの上昇が背景。

・金相場は年初から25%余り高騰し、先月に過去最高値を記録。現在はこの水準を約200ドル下回っている。くすぶり続けるリスクを背景に金融市場では神経質な展開が続き、安全な投資先としての金が改めて魅力を増している。トレーダーらは膨張する米財政赤字や貿易交渉を巡る不透明感、中東やウクライナの紛争激化といったリスクを見極めている。

⇒金先物8月限は、前日比5.90ドル(◆0.2%)安の3322.40ドル。
⇒金先物8月限は、前営業日比66.20ドル(▲2%)安の3328.30ドル。
⇒金先物8月限は、70.90ドル(▽2.1%)高の3394.50ドル。

>>5.21
エンベストネットの投資ソリューション戦略担当プリンシパルディレクター、ブルックス・フリードリッヒ氏
トランプ氏の関税政策から米財政の健全性に至るさまざまな不確実性を踏まえると、当面は「金への緩やかで着実な資金流入と配分が続くだろう」と。

【欧州株】

5.26
*英FTSETM100指数 8,717.97 -21.29 -0.24%
独DAX指数 24,027.65 +398.07 +1.68%
仏CAC指数 7,828.13 +93.73 +1.21%
--------------------------------------------------------------
5.27
英FTSETM100指数 8,778.05 +60.08 +0.69%
独DAX指数 24,226.49 +198.84 +0.83%
仏CAC指数 7,826.79 -1.34 -0.02%
--------------------------------------------------------------
5.28
英FTSETM100指数 8,726.01 -52.04 -0.59%
独DAX指数 24,038.19 -188.30 -0.78%
仏CAC指数 7,788.10 -38.69 -0.49%
--------------------------------------------------------------

⇒▲nr.調整2.Sup10MA ⇒▽Cog ⇒▲拍子木.調整
⇒+▼BigUpもみあい ⇒▽クアトロ.高値圏 ⇒▲拍子木.調整 ⇒+▼はらみ.様子見 ⇒-△nr.様子見 ⇒▲吞込み.調整

▲下落
//◇◇◇▲▲//◇◇▲
・欧州株も下落。--投資家らは米半導体大手エヌビディアの決算発表や、米国の財政赤字に関する議論の最新情報を前に様子見姿勢となり、前日までの2日連続の上昇に歯止めがかかった。
・ストックス欧州600指数は0.6%下落。
・不動産と自動車は数少ない上昇。
・鉱業や小売は下落。


【欧州債】
◇上昇
//◆◆▲◇▽//◇◇ 
・28日の欧州債券市場は、米国債の下落などに伴い、ドイツ国債、英国債とも売られた。
・ドイツ国債10年債利回りは前日まで4日連続で下落。
・英10年債利回りは7bp上昇して4.73%。


・独国債10年物
⇒2.55% +0.02
⇒2.53% -0.03
⇒2.56% -0.01
---------------------------
・英国債10年物
⇒4.73% +0.06
⇒4.67% -0.02
⇒4.68% -0.07
---------------------------

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