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2025年5月27日火曜日

◇ドルもみあい  ◆円高一服.142円後半 原油.▲nrはらみ.61ドル台 令和7.5.27.Tue

仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース ⇒
Bloomberg News 2025年5月27日 6:02 JST
①. 第一生命HD社長インタビュー
第一生命ホールディングス(HD)の菊田徹也社長はインタビューで、国内の超長期金利が需給の緩みにより、過剰に上昇しており、日本経済の実態から見て年末までには落ち着くとの見解を示した。超長期国債の利回り急上昇で、生保などでは含み損が拡大しているが、第一生命の場合、減損にはまだ距離があると述べた。今期は高利回り債への入れ替えで収益向上を図り、アセマネ分野では今月発表した英ヘッジファンドへの追加出資や、将来的なM&A(合併・買収)を通じて非保険事業の拡大を目指す方針を示した。

②. トランプ氏は「感情的」
ロシア大統領府はウクライナ全土への大規模攻撃を正当化し、これに対するトランプ米大統領の非難を「感情的になっている」と一蹴した。トランプ氏はこれに先立ち、対ロシア追加制裁を「当然検討している」と述べ、ドローンとミサイルで「多数の人命を奪った」プーチン氏を「正気を失っている」と批判していた。一方、ドイツのメルツ首相は 「ウクライナに供与された兵器の射程距離について、もはや一切の制限はないというのが英国とフランス、ドイツ、さらには米国の認識だ」と指摘。ウクライナは供与された兵器でロシア本土の奥深くへ攻撃を行う許可を得たと、メルツ首相は述べた。

③. 「絶好の機会」とECB総裁
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は二転三転するトランプ米大統領の政策を巡る混乱について、ユーロの国際的な役割を強化する「絶好の機会」であり、これまで米国のみに許されていた特権をユーロ圏も享受できる可能性があるとの認識を示した。また防衛政策など、欧州レベルでより多くの共同債発行が行われるべきだとの考えを重ねて表明。これは政治的には議論を呼ぶが、ラガルド氏は進展すれば投資家にとって証券の選択肢が広がることにつながると述べた。

④. 元の利用促進
中国の大手銀行は越境取引を進める際に人民元の使用比率を引き上げるよう、中国人民銀行から要請を受けた。事情に詳しい関係者が明らかにした。人民銀はいわゆるマクロプルーデンシャル評価調整の一環として、人民元建て貿易取引の最低比率を25%から40%に引き上げたという。この比率は強制ではないものの、基準を満たさない銀行は規制当局の審査で低い評価を受けることが多く、将来の業務拡大に影響を及ぼす可能性がある。

⑤. 通商交渉加速で合意
欧州連合(EU)は米国との貿易戦争を回避するため、交渉を加速させることで合意したと明らかにした。欧州委員会のピーニョ報道官は「交渉に新たな弾みがついた」と記者団に話した。これまでの交渉は難航しており、EU側は「米国の要求が不明確で、誰が代表なのかも分かりにくい」と不満を示し、米国側は「EUが米企業を訴訟や規制の標的にしている」と批判してきた。シェフチョビッチ欧州委員(貿易・経済安全保障担当)は26日にラトニック米商務長官と電話会談を予定している。
27日 【日本株】
日経平均 37,724.11 +192.58 +0.51%
TOPIX 2,769.49 +17.58 +0.64%
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日経平均 ⇒+▼nrもみあい.様子見 ⇒▽2GapBull.+test10MA ⇒▽nrトリプル.10MA突破
TOPIX ⇒▽nr.+test10MA ⇒▽Bull.10MA突破 ⇒▽トリプル.Sup10MA
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【日経平均VI】
日経平均VI 24.15 -0.26 -1.07% ⇒▲nr ( 24台 )
日経平均VI 24.41 -0.07 -0.29% ⇒◆nr ( 24台 )
日経平均VI 24.48 -0.92 -3.62% ⇒-△nr ( 24台 )
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27日、超長期金利の低下加速、発行減額観測-円相場は下落転換

・27日 の東京株式相場は上昇。
・長期金利低下を受けて銀行株が持ち直して、日経平均株価とTOPIXともに午後に日中高値を付けた。

 ・円下落で電機や機械、自動車株も上げた。
 ・サンリオが一時6%超上昇。--SMBC日興証券アナリストはセルサイド向け説明会で中長期成長に対する感触が高まったと。
・キユーピーも一時4.8%値上。-- マヨネーズ類やドレッシング類といった家庭用の調味料を9月1日出荷分から値上げすると発表。
・牧野フライス製作所も一時5.8%上昇。-- 株主総会招集通知を手掛かりにアクティビスト投資家による株式保有の思惑が出ている。


T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト
「長期金利の上昇は株式市場にとって一つの懸念だったが、無秩序に上昇していくリスクをこういう形で抑えたというところは、安心感につながっているだろう」と。
円安も自動車や機械などグローバルに展開する業種にとって追い風となり、債券利回りの低下は保険関連銘柄周辺のセンチメントを改善する可能性が高いと。

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日経平均は3日続伸、商い閑散継続も後場しっかり

・米国市場休場を受けて、東京市場は高安まちまちで取引を開始。

・日経平均は前日終値水準でスタートした後は、為替の円高推移を受けて、やや下に振れる展開に。
・9時から行われた植田和男日銀総裁の講演で目立った発言は観測されなかったが、改めて利上げスタンスを示したことが円高材料視されたようだ。

・後場に入ると、為替は1ドル143円台まで円安ドル高に推移。日経平均は切り返して取引を終えた。
・大引けの日経平均は前日比192.58円高(+0.51%)の37724.11円。

・その他製品、非鉄金属、保険、機械、繊維などが上昇。
・建設、鉄鋼、陸運、石油・石炭、精密機器などが下落。

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【個別銘柄】川崎重 など 


▽川崎重 9949 +438大幅続伸。
防衛関連の主力銘柄の一角として、引き続き関心が向かう展開になっているとみられる。三菱重工やIHIなどが3月高値水準を大きく上回っているのに対して、同社はまだ未更新と、短期的な株価の出遅れ感も意識のようだ。
本日も、中国がハイテク技術を駆使した「新質戦闘力」を増強、「日米比+韓」が初の共同訓練など、防衛に関連した報道が多く散見されてきている。

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5.27 動いた株・出来た株
◇サンリオ<8136> 6647 +278 ⇒ 海外投資家の関心高まっているとの見方も。
◇川崎重工業<7012> 9939 +428 ⇒ 主力防衛関連の中では短期的な出遅れ感も意識。
◇マネックスグループ<8698> 730 +31 ⇒ 暗号資産関連の強い動きが波及。
◆楽天グループ<4755> 799.1 -14.5 ⇒ 野村證券では目標株価を引き下げ。
◆リコー<7752> 1406 -26.5 ⇒ 決算発表後は下値模索の動きが続く。
◆東京エレクトロン<8035> 22960 -395 ⇒ 半導体関連株には本日資金が向かわずで。
◆アンリツ<6754> 1602.5 -27.5 ⇒ 高値圏での利食い売り圧力強まる格好に。
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//◆◆◆▲◇▲//◆◇ ドル円 142円台( 金融政策意識 )
//◆◇◇◆◆◆//◆◇ ユーロ ( 金融政策に注目 )
//_◇◇◆▲▽//_◆ 原油 61ドル台 (社会システムの正常化待ち )
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外国為替 ⇒
WTI原油先物 ⇒
◇ドルもみあい  ◆円高一服.142円後半 原油.▲nrはらみ.61ドル台 
5.27
米ドル/円 142.75 - 142.76
ユーロ/円 162.51 - 162.58
ユーロ/米ドル 1.1384 - 1.1388
英ポンド/円 193.55 - 193.64
豪ドル/円 92.54 - 92.68
スイスフラン/円 174.04 - 174.12
原油(WTIC原油先物) 61.49 -0.01 (-0.02%) ⇒-◇nr.sup10MA ⇒▽吞込み ⇒▲nrはらみ

◆ドル弱い ◇円高維持.142円台 原油.▽吞込み.61ドル台  
5.26
米ドル/円 142.44 - 142.52
ユーロ/円 161.87 - 162.00
ユーロ/米ドル 1.1364 - 1.1367
英ポンド/円 192.62 - 192.83
豪ドル/円 92.44 - 92.51
スイスフラン/円 173.47 - 173.59
原油(WTIC原油先物) 61.69 +0.49 (+0.80%) ⇒▲吞込み ⇒-◇nr.sup10MA ⇒▽吞込み

▲ドル下落  ▽円高すすむ.142円半ば 原油.▽吞込み.61ドル台  
5.24
米ドル/円 142.54 - 142.59
ユーロ/円 161.98 - 162.07
ユーロ/米ドル 1.1364 - 1.1366
英ポンド/円 192.94 - 193.05
豪ドル/円 92.57 - 92.61
スイスフラン/円 173.51 - 173.64
原油(WTIC原油先物) 61.69 +0.49 (+0.80%) ⇒▲吞込み ⇒-◇nr.sup10MA ⇒▽吞込み

StockCharts ⇒  

米株休場
5.21
NYダウ   41,860.44 -816.80 -1.91%
S&P500   5,844.61 -95.85 -1.61%
NASDAQ 18,872.64 -270.07 -1.41%
--------------------------------------------------------------
5.22
NYダウ   41,859.09 -1.35 0.00%
S&P500   5,842.01 -2.60 -0.04%
NASDAQ 18,925.73 +53.09 +0.28%
--------------------------------------------------------------
5.23
NYダウ   41,603.07 -256.02 -0.61%
S&P500   5,802.82 -39.19 -0.67%
NASDAQ 18,737.20 -188.52 -0.99%
--------------------------------------------------------------

NYダウ(INDU) ⇒▲wr逆立.10MA割れ ⇒-◇nr.様子見 ⇒-◇nr下げ.Sup20MA 
S&P500(SPX) ⇒▲wr逆立.10MA割れ ⇒-nr.様子見 ⇒-◇下げ.Sup20MA  
NASDAQ(COMPQ) ⇒▲wr逆立.10MA割れ ⇒◇nr.様子見 ⇒-◇下げ.様子見
【 SOX指数 】
4,702.38 -73.09 (-1.53%) ⇒▲2Gap落ち.Sup10MA ⇒◆nr ⇒-◇nr.-Low

【 VIX恐怖指数 】
22.29 +2.01 (+9.91%) ⇒▽反発大 ⇒◆nrはらみ下げ ⇒▽上げ大
⇒+9.91P (22台)
⇒-2.83P (20台)
⇒+15.37P (20台)

>20を超えると不安心理が高まった状態

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米国株、ダウ続落し256ドル安 関税を巡る先行き不透明感 アップルは8日続落 
-◇nr下げ.Sup20MA
ダウ工業株30種平均は4日続落
・トランプ米大統領が23日、欧州連合(EU)に対して50%の関税をかけると表明した。関税を巡る先行き不透明感が再び意識され、主力株を中心に売りが出た。
・ダウ平均は下げ渋る場面があった。来週28日にはエヌビディアが2025年2〜4月期決算を発表する。26日がメモリアルデーの祝日で米株式市場が休場となる。連休を控えていることもあって、売り一巡後は買いを入れる動きもあった。

-◇下げ.様子見
ナスダック総合株価指数は反落
・メタプラットフォームズやアルファベットが売られた。

NYダウは256ドル安、トランプ関税懸念が再燃

・朝方トランプ大統領がEU(欧州連合)からの輸入品に対しに6月1日から関税50%を課すことを提案すると自身のSNSに投稿し、ダウ、ナスダックともに寄り付き後下落。

・トランプ大統領が同日、アップルに対しても高関税を課す姿勢を示したことを受け、アップル株下落が相場の重しとなった。
・ホワイトハウスは大統領発言を正式な声明だとは解釈していないと一部メディアが報じたことやベッセント財務長官が数週間以内にいくつかの大規模な貿易合意を発表する予定と発言したことが伝わると下げ渋った。

・ダウ、ナスダックともに下げて終了。
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1.
・トランプ大統領は23日朝、自身のSNSに「6月1日から、EUに対して50%の関税を課すことを提案する」と投稿した。EU側の貿易障壁や米企業に対する訴訟などにより米国が多額の貿易赤字を抱えており「容認できない」と主張した。米国とEUの貿易交渉が難航し、譲歩を引き出す狙いがあるとみられる。

・4月に導入した相互関税の上乗せ分の一時停止措置は7月上旬に期限を迎える。今月に入り英国と貿易協定の締結で合意したほか、中国とは互いに課した高関税を引き下げると発表した。市場では「(関税を巡る)緊張状態が緩和しつつあったが、再び事態が悪化している」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との受け止めがあった。主要な貿易国の関税交渉に向けた進展への兆しがないとの見方から、売りが出た。

・ダウ平均では、アップルが8日続落した。トランプ氏は同日朝、アップルに対して米国内でスマートフォンを製造しなければ、「少なくとも25%の関税を払わなければならない」との考えを示した。米国内の販売価格の上昇や需要減への懸念が重荷となった。

・トランプ氏は23日午後の記者会見にて「EUと貿易協定を結ぶつもりはない。関税は50%と設定した」と主張した。ただ、EUが米国内で工場を建設するつもりがあれば、関税率の変更や発動時期をずらす可能性があるとも示唆した。アップルと韓国のサムスン電子に対しては、スマートフォンを米国内で生産しない場合、関税を課す方針だと強調した。


2.
・公益事業が上昇。
・耐久消費財・アパレルが下落。


・コカ・コーラやシェブロン、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が上昇。
・トランプ大統領が日本製鉄による鉄鋼大手USスチール(X)買収を承認したことを受けUSスチール(X)が大幅高。
・トランプ大統領が23日、米国の原子力発電を増強する大統領令に署名したことを受け関連株が上昇。--核燃料リサイクルを手掛けるオクロ(OKLO) 、カーボンフリーエネルギー会社のコンステレーション・エナジー(CEG )、小型モジュール式原子炉開発・設計を手掛けるニュースケール・パワー (SMR)がそろって上昇。


・ナイキやセールスフォース、ウォルト・ディズニーが売られた。
・ホーム・デポとビザも下げた。
・アップルはトランプ大統領が米国内で販売されるiPhoneを米国以外で生産した場合、少なくとも25%の関税を課すとSNSに投稿したことを受け、下落。


3.
・メタプラットフォームズやアルファベットが売られた。

SOX指数 銘柄 ⇒
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 191.98 -2.15%
◆ エヌビディア 131.29 -1.16%
◆ ASML 732.49 -1.11%
◆ インテル 20.05 -2.43%
◆ QCOM クアルコム 145.38 -1.35%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 157.51 -1.88%
◆ AMD 110.31 -0.36%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 93.37 -1.54%
◆ テラダイン 76.98 -1.92%
--------------------------------------------------------------
◇ TSM 196.19 2.31%
◇ エヌビディア 132.83 0.78%
◇ ASML 740.7 0.48%
◆ インテル 20.55 -0.68%
★ QCOM クアルコム 147.37 -2.60%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 160.52 -0.77%
◆ AMD 110.71 -1.20%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 94.83 -1.05%
◆ テラダイン 78.49 -0.47%
--------------------------------------------------------------
◆ TSM 191.76 -0.87%
◆ エヌビディア 131.8 -1.92%
◆ ASML 737.17 -1.55%
★ インテル 20.69 -2.73%
◆ QCOM クアルコム 151.31 -1.63%
◆ AMAT アプライドマテリアルズ 162.23 -2.11%
◆ AMD 112.06 -1.28%
◆ MU ミクロン・テクノロジー 95.84 -2.30%
★ テラダイン 78.98 -3.00%
--------------------------------------------------------------

【米国市況】⇒

【NY外為】 ▲ドル下落  ▽円高すすむ.142円半ば
//▲▲▲◇▲// 
・為替市場ではドルが下落。--トランプ米大統領による関税の脅威が再燃したほか、財政赤字の拡大リスクを背景にドルの妙味が低下した。
・円はドルに対し、一時1.1%高の1ドル=142円42銭となった。

ドル円相場は 米東部時間 16時 50 分
⇒¥142.53 -¥1.48 -1.03%
⇒¥143.96 ¥0.28 +0.19%
⇒¥143.66 -¥0.85 -0.59%

5.23
ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)の市場戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏
財政問題や新たな関税の脅威、さらに米経済データの軟化が全てドルに重くのしかかっているとみる。「トランプ政権がドル安を強く望んでいるという事実も手伝って、パーフェクトストーム(悪いことが同時に起きる破滅的状況)の様相を呈している」と。
「ウォルマートは今月からの大幅値上げを警告した。ドル安の影響は近く消費や雇用市場に波及すると考えられる」と。

【米国株】
▲下落
//◇◆▲◆▲//

・23日の米国株は下落。
・トランプ米大統領が欧州連合(EU)とアップルに対して関税賦課を警告したことが嫌気された。
・為替市場ではドルが大きく下げ、2023年12月以来の安値を付けた。対円での下落率は1%を超えた。


・トランプ氏は、EUとの貿易協議に「まったく進展が見られない」として、EUからの輸入品に6月1日から50%の関税を課す考えを示した。
・ベッセント米財務長官が、「複数の大規模な」貿易合意が数週間内に発表される可能性はあると述べたことに反応し、相場は一時下げを縮める場面もあった。

・アップルが3%安。--アップルのみならず韓国のサムスン電子を含む全ての携帯電話メーカーに対し、米国内で製造されていない製品には25%の関税を賦課すると警告。
・USスチールは21%高と急伸。--トランプ氏が、日本製鉄とUSスチールの提携を支持すると表明したことが手掛かり。
5.23
ナベリアー&アソシエーツのルイス・ナベリアー最高投資責任者
「市場のテーマは依然としてボラティリティーだ」、「実質的な合意が成立するまでは関税が引き続き大きな不確実要素だということを、改めて強く示している」と。

ウィズダムツリーUKのマクロ経済調査責任者、アニーカ・グプタ氏
「市場は神経質な状態が続くだろう」と分析。
「市場は、少なくとも90日間の猶予期間が終わるまでは関税に関するニュースが落ち着くことを期待していたが、そうなっていないのは明白だ。不確実性は今後も続く。現在はボラティリティーの非常に高い時期にある」と。

シティー・インデックスのファワド・ラザクザダ氏
市場のムードは不安定なままだと。
利回りの高止まりはリスク資産に「とりわけ不利だ」との見方。
「ウォール街の最近の下げは比較的限定的だったが、今後さらなる波乱が起こり得るという不安感が強い。米国株に対する強気な見方に疑問が生じている」と。

キャピタル・エコノミクスによれば
トランプ氏がEUに対して課すとした50%の関税の脅しは「交渉戦術」である可能性が高く、関税率が長期的にその水準で落ち着くことは「極めて考えにくい」と。
「現時点では、対EU関税が最終的に10%程度に落ち着くという当社の前提を変更する意向はない。だが、この件はリスクの存在、そして合意に至る道のりが険しいものになり得ることを浮き彫りにしている」と同社は指摘。

【米国債】
▽上昇
//◇◆▲▽◇//
・米国債は、上昇。( 利回り、下落 )

・米国債市場では大半の年限で利回りが小幅に低下。--低下幅を縮めは、米国株が下げを縮小したことなどが背景にある。

・米10年債利回り
⇒4.51% -1.8 -0.39%
⇒4.53% -7.2 -1.56%
⇒4.59% 10.6 +2.35%
  
  
5.23
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのソリタ・マルチェリ氏
「向こう数週間にわたり、財政赤字への懸念から利回りが徐々に上昇するリスクはあるものの、利回りが大きく上昇した場合にはFRBないしトランプ政権が調整に動く可能性が高いとわれわれはみている」と。

【原油】
▽反発
//◇◆◆◆▽// 
・原油先物相場は4日ぶりに反発。
・米国とイランの核協議がまとまるとの見方が後退した。
・この日発表された米国の新築住宅販売が市場予想に反して増加したことやドル安も相場を支えた。
・トランプ米大統領がEUからの輸入品に50%の関税を課す考えを示したことを受け、原油相場は一時2%近く下落する場面もあった。

⇒WTI先物7月限は、前日比33セント(◇0.5%)高の1バレル=61.53ドル。
⇒WTI先物7月限は、前営業日比37セント(◆0.6%)安の1バレル=61.20ドル。
⇒WTI先物7月限は、前日比46セント(◆0.7%)安の1バレル=61.57ドル。


⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限は◇0.5%上昇し、64.78ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限は◆0.7%下落し64.44ドル。
⇒ロンドンICEの北海ブレント7月限は◆0.7%下落し64.91ドル。


5.23
ダンスケ銀行のストラテジスト、イェンス・ペデルセン氏
「今週は弱気センチメントが原油市場に戻った」と指摘。「石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成されるOPECプラスの新たな供給引き上げ方針が主な関心事だが、イラン核協議の進展や同国への制裁が解除される可能性、貿易交渉の停滞も市場の懸念材料となっている」と。

【NY金】
▽反発
//▽▽◇◆▽//
・トランプ関税を巡る懸念が再燃し、金への逃避需要が強まった。スポット価格は週間ベースでは約5%上昇。

・金価格は年初来では25%余り上昇。その背景には、米国主導の関税戦争による影響がある。貿易摩擦による混乱を懸念し、株式から資金を退避させる動きが広がる中、安全な逃避先とされる金への資金流入が加速している。
・米国の財政を巡る懸念も、安全資産への需要を支えている。投資家の間では、下院を通過したトランプ税制法案が、すでに膨らんでいる財政赤字をさらに拡大させるとの警戒感が強まっている。

⇒金先物8月限は、70.90ドル(▽2.1%)高の3394.50ドル。
⇒金先物8月限は、18.30ドル(◆0.55%)安の3323.60ドル。
⇒金先物8月限は、29.30ドル(◇0.9%)高の3341.90ドル。

>>5.21
エンベストネットの投資ソリューション戦略担当プリンシパルディレクター、ブルックス・フリードリッヒ氏
トランプ氏の関税政策から米財政の健全性に至るさまざまな不確実性を踏まえると、当面は「金への緩やかで着実な資金流入と配分が続くだろう」と。

【欧州株】

5.22
英FTSETM100指数 8,739.26 -47.20 -0.54%
独DAX指数 23,999.17 -123.23 -0.51%
仏CAC指数 7,864.44 -46.05 -0.58%
--------------------------------------------------------------
5.23
英FTSETM100指数 8,717.97 -21.29 -0.24%
独DAX指数 23,629.58 -369.59 -1.54%
仏CAC指数 7,734.40 -130.04 -1.65%
--------------------------------------------------------------
5.26
*英FTSETM100指数 8,717.97 -21.29 -0.24%
独DAX指数 24,027.65 +398.07 +1.68%
仏CAC指数 7,828.13 +93.73 +1.21%
--------------------------------------------------------------

⇒▲Cog.調整 ⇒▲nr.調整2.Sup10MA ⇒*英国はバンクホリデーで休場
⇒▲nrはらみ.調整 ⇒▲wr.調整大.10MA割れ ⇒+▼BigUpもみあい ⇒▲nr.調整 ⇒▲wr.調整大.Sup50MA ⇒+▼はらみ.様子見

◇反発
//◇◇◇▲▲//◇
・26日の欧州株式市場は上昇。--トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%の関税発動期限を7月9日まで延長すると表明したことが追い風となった。
・ストックス欧州600指数は1%上昇。
・自動車・部品、工業製品サービスが上げをけん引した。


【欧州債】
◇上昇
//◆◆▲◇▽//◇ 
・ユーロ圏債券市場では、イタリアおよびフランスの長期債がアウトパフォームした。
・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁がEU共同債への支持を改めて示したことが材料視された。


・独国債10年物
⇒2.56% -0.01
⇒2.57% -0.08
⇒2.64% 0.00
---------------------------
・英国債10年物
* ⇒4.68% -0.07
⇒4.75% -0.01
⇒4.76% +0.05
---------------------------

5.16
ECBの首席エコノミスト、フィリップ・レーン氏
現在の貿易混乱の潜在的な影響を把握する試みとして、ECBが来月の四半期経済見通し発表の際に、ユーロ圏経済に関する追加シナリオを公表すると述べた。

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